JP2006017914A - 複合光ファイバおよび複合光ファイバアレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ファイバとレンズとの位置合わせを高精度かつ容易に行うことが可能であり、しかも容易に製造することが可能な複合光ファイバおよび複合光ファイバアレイを提供する。
【解決手段】 複合光ファイバアレイ10は、導波路コリメータをレンズ(コリメータ)として使用し、これと光ファイバアレイとを接続・固定するものであり、光ファイバアレイ部11と、導波路コリメータアレイ部21とを備えている。詳細は後述するが、光ファイバアレイ部11と接続されている導波路コリメータアレイ部21の一端側は通常の光導波路であるが、反対側はダブルコア構造の導波路コリメータによるレンズ機能を有している。光ファイバアレイ部11の端面と導波路コリメータアレイ部21の端面とは、正確な位置合わせがなされた上で接続され、UV接着剤などにより固定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複合光ファイバおよび複合光ファイバアレイに関し、より詳細には、光ファイバとレンズとの位置合わせを高精度かつ容易に行うことが可能であり、しかも容易に製造することが可能な複合光ファイバおよび複合光ファイバアレイに関するものである。
近年、情報伝送の高速化・大容量化を達成すべく光通信が広く利用されている。光通信においては、所望の波長の光を抽出したり波長の異なる光を合波したりするため、光ファイバの途中に光フィルタなどの光機能部品が設けられることが多い。
光ファイバ間に光機能部品を配置する場合には、光ファイバの端面から出射したビームの広がりによる損失(回折損失)を回避するため、光ファイバの端面近傍にレンズを設け、光ファイバより出射した拡散光を収束光や平行光にする方法が一般的に採用される。その際、シングルモード光ファイバから出射する光のサイズは10μm以下と小さいことから、収束光や平行光への変換を正確に行うためには、光ファイバとレンズとの位置合わせを高精度に行う必要がある。
光ファイバからの発散光が平行光を経ず一気に収束光に変換される場合には、さらに微細な光軸合わせが必要になる。そこで、光ファイバのコアの径を拡大することによってビームの広がりを抑え、これにより調芯精度の改善、ひいては焦点距離の長尺化を可能にする方法なども考えられている(特許文献1参照)。
特開平10−096831号公報
ところで、光ファイバはファイバアレイとして使用されることも多い。この場合、個々の光ファイバは数百μmのピッチで並んでおり、各光ファイバから出射されるすべての光を収束光または平行光にするには、非常に小さなレンズを用いる必要がある。一般に、レンズとしては、円筒ガラスのイオン交換により形成したもの、ガラス基板のエッチングやイオン交換により形成したもの、モールドにより形成したものなどがあるが、これらのレンズの径はいずれも光ファイバの外径(125μm)に比べてかなり大きく、しかも位置合わせおよび固定のためのホルダが必要となる。よって光ファイバアレイのピッチにあわせて複数のレンズを高密度に配列することは極めて困難である。
また、光ファイバアレイにおいて光ファイバ端面とレンズ主面との距離をある程度確保することができれば、マイクロレンズアレイを採用することによって、個々の光ファイバの端面近傍にレンズを配置することが可能となる。しかし、光ファイバアレイのピッチが127〜250μmくらいまで狭くなると、光ファイバの端面からわずかに離れただけで、隣接する光ファイバから出射した光が重なり合ってしまい、レンズの焦点距離を長くとることはできなかった。
その他にも、単一の大型レンズによってすべての光を一括して処理する方法も考えられるが、光ファイバの並列数が大きくなるとレンズが大きくなりすぎるという問題がある。
したがって、本発明の目的は、光ファイバとレンズとの位置合わせを高精度かつ容易に行うことが可能であり、しかも容易に製造することが可能な複合光ファイバおよび複合光ファイバアレイを提供することにある。
本発明の前記目的は、光ファイバと、導波路コリメータとを備え、前記導波路コリメータは、第1のコアおよび前記第1のコアの周囲を覆う第1のクラッドからなる第1の光導波路と、前記第1のクラッドの延長部分である第2のコアおよび前記第2のコアの周囲を覆う第2のクラッドからなる第2の光導波路と、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路との間に設けられ、前記第2の光導波路に向かうにつれて前記第1のコアの幅が徐々に細くなるテーパ形状を有する遷移導波路とを備え、前記導波路コリメータにおける前記第1の光導波路の端面または前記第2の光導波路の端面と、前記光ファイバの端面とが接続されていることを特徴とする複合光ファイバによって達成される。
本発明の前記目的はまた、所定のピッチで配列された複数の光ファイバを備えた光ファイバアレイ部と、前記光ファイバに対応して設けられた複数の導波路コリメータを備えた導波路コリメータアレイ部とを備え、前記導波路コリメータアレイ部における各導波路コリメータは、第1のコアおよび前記第1のコアの全面を実質的に覆う第1のクラッドからなる第1の光導波路と、前記第1のクラッドの延長部分である第2のコアおよび前記第2のコアを実質的に覆う第2のクラッドからなる第2の光導波路と、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路との間に設けられ、前記第2の光導波路に向かうにつれて前記第1のコアの幅が徐々に細くなるテーパ形状を有する遷移導波路とを備え、前記導波路コリメータアレイ部の各導波路コリメータにおける前記第1の光導波路の端面または前記第2の光導波路の端面と、前記光ファイバアレイ部における各光ファイバの端面とがそれぞれ接続されていることを特徴とする複合光ファイバアレイによっても達成される。
本発明の好ましい実施形態においては、前記複数の導波路コリメータにおける前記第1の光導波路のピッチと前記第2の光導波路のピッチが異なっている。好ましくは、前記複数の導波路コリメータにおける前記第1の光導波路のピッチが前記第2の光導波路のピッチよりも狭く設定されている。これによれば、光ファイバの外径による制限によらず光機能部品を高密度に配置することができ、光機能部品の小型化および低価格化にも寄与することができる。
本発明の好ましい実施形態においては、前記第1のコアの中心軸と前記第2のコアの中心軸とが同軸上に位置している。これによれば、第1の光導波路を伝搬する光のビームスポットの中心と第2の光導波路を伝搬する光のビームスポットの中心とがほぼ一致することから、より効率よくビーム変換を行うことができる。
本発明の好ましい実施形態において、前記第1のクラッドは、少なくとも、前記第1のコアから見て下方に位置する下部クラッドと、前記第1のコアから見て上方に位置する上部クラッドからなる。そして、前記第2のコアの底面は、前記下部クラッドと接しており、前記第1のコアの上面および両側面は前記上部クラッドと接している。
本発明の好ましい実施形態においては、前記第1のコアが徐々に細くなる部分の先端部がカットされた形状を有している。これによれば、製造条件による特性のばらつきを低減することができる。
本発明によれば、光ファイバの端面に導波路コリメータが接続されており、導波路コリメータは第2のコア中の多モード干渉によって出射端面での光位相振幅分布を集光状態とすることができる。したがって、光ファイバとレンズとの位置合わせを高精度かつ容易に行うことができ、しかも容易に製造することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態に係る複合光ファイバアレイの構成を概略的に示す斜視図である。
図1に示されるように、この複合光ファイバアレイ10は、導波路コリメータと光ファイバアレイとを接続・固定するものであり、光ファイバアレイ部11と、導波路コリメータアレイ部21とを備えている。詳細は後述するが、光ファイバアレイ部11と接続されている導波路コリメータアレイ部21の一端側は通常の光導波路であるが、反対側はダブルコア構造の導波路によるレンズ機能を有している。光ファイバアレイ部11の端面と導波路コリメータアレイ部21の端面とは、正確な位置合わせがなされた上で接続され、UV接着剤などにより固定されている。
まず、光ファイバアレイ部11の構成について詳細に説明する。
図2は、光ファイバアレイ部11の構成を概略的に示す斜視図である。
図2に示されるように、この光ファイバアレイ部11は、基板12と、基板12上に固定された複数の光ファイバ13と、基板12上の光ファイバを保護するブロック状のカバー14とを備えている。基板12は、複数の光ファイバ13を一つに束ねるとともに、光ファイバアレイ部11の機械的強度を確保する役割を果たし、その材料としては、機械的強度が確保される限りにおいて特に限定されないが、導波路コリメータアレイ部21と同一の材料を用いることが好ましい。
カバー14は、個々の光ファイバ13を保護するとともに、導波路コリメータアレイ部21との接続面積を確保し、複合光ファイバアレイ10全体をハンドリングしやすくする役割を果たす。カバー14の材料としては、そのような役割を果たすことができる限りにおいて特に限定されないが、基板12と同一の材料を用いることが好ましい。
図3は、図2のA−A線に沿った光ファイバアレイ部11の断面図である。また、図4は、図3のB−B線に沿った光ファイバアレイ部11の断面図であり、図5は、図4の矢印C方向から見た光ファイバ13の端面を示す図である。
図3乃至図5に示されるように、光ファイバアレイ部11は複数の光ファイバ13を有し、各光ファイバ13は、所定のピッチW0ごとに設けられている。なお、汎用品の光ファイバアレイでは127μmのピッチが採用されている。個々の光ファイバ13は一般的な構成であり、コア15と、コア15の周囲を覆うクラッド16を備えており、さらにクラッド16の周囲は、被覆部材であるファイバリボン17によって一体的に被覆されている。光ファイバ13としては、シングルモード光ファイバを用いることが好ましい。一般的なシングルモード光ファイバのコア径は7μm、クラッド径は125μmである。
基板12は段差を有しており、基板12の上段面12AにはピッチW0ごとにV溝18が形成されている。個々の光ファイバ13は、ファイバリボン17が剥がされた光ファイバ素線の状態でV溝18内にセットされる。光ファイバ13のファイバリボン17が残された部分は基板12の下段面12Bに配置されている。基板12の段差は、光ファイバ13の被覆17がある部分とない部分との落差を吸収するために設けられていることから、その役割を果たすことができる程度の高さに設定されることが好ましい。V溝18内にセットされた光ファイバ13は紫外線硬化性樹脂19によって固定される。
次に、導波路コリメータアレイ部21の構成について詳細に説明する。
図6は、導波路コリメータアレイ部21の構成を概略的に示す斜視図である。
図6に示されるように、導波路コリメータアレイ部21は、基板22と、基板22上に形成された複数の導波路コリメータ23と、これらの導波路コリメータ23が形成された基板22上に設けられた光学樹脂層24とを備えている。基板22は、導波路コリメータアレイ部21の機械的強度を確保する役割を果たし、その材料としては、機械的強度が確保される限りにおいて特に限定されないが、シリコンやガラスを用いることが好ましい。また、詳細は後述するが、光学樹脂層24は導波路コリメータ23の一部である「第2のクラッド」としての役割を果たす。
図7は、図6のD−D線に沿った導波路コリメータアレイ部21の断面図である。また、図8は、図7のE−E線に沿った導波路コリメータアレイ部21の断面図である。
図7に示されるように、導波路コリメータアレイ部21は複数の導波路コリメータ23を有し、各導波路コリメータ23は光ファイバアレイ部11の各光ファイバのピッチW0と同じピッチで設けられている。個々の導波路コリメータ23は、コア領域25と、コア領域25の周囲に設けられたクラッド層26と、クラッド層26の周囲に設けられた光学樹脂層24によって構成されている。
コア領域25は、以下に詳述する「第1のコア」としての役割を果たす。コア領域25の材料としては、クラッド層26とは異なる屈折率を有している限りにおいて特に限定されないが、石英系ガラスやポリマーが好ましく使用される。コア領域25は、一方の端面から一定の距離においてその幅が実質的に一定であるが、その後、反対側の端面に向かうにつれて先端部分が徐々に細くなるテーパ形状を有している。そのため、反対側の端面の近傍部分にはコア領域25が存在せず、クラッド層26のみが存在している。なお、コア領域25の幅は、第1のコアの軸方向と直交し、かつ、複数の導波路コリメータ23によって定められる平面と平行な方向における幅として定義される。
クラッド層26は、以下に詳述する「第1のクラッド」としての役割を果たすとともに「第2のコア」としての役割も果たす。図8に示されるように、クラッド層26は、下部クラッド層26aおよび上部クラッド層26bからなる積層体として構成されており、下部クラッド層26aおよび上部クラッド層26bには同じ材料が用いられる。これらの材料としては、基板22およびコア領域25と異なる屈折率を有している限りにおいて特に限定されないが、石英系ガラスやポリマーが好ましく使用される。
光学樹脂層24は、上述したように、「第2のクラッド」としての役割を果たし、その材料としては、クラッド層26と異なる屈折率を有している限りにおいて特に限定されないが、取り扱いの容易さから紫外線硬化性樹脂が好ましく用いられる。
本明細書においては、コア領域25の幅が実質的に一定に設定されている区間における光導波路を「第1の光導波路」27、コア領域25が設けられていない区間における光導波路を「第2の光導波路」28、コア領域25がテーパ形状を有する区間における光導波路を「遷移導波路」29と呼ぶものとする。そして、本明細書においては、第1の光導波路27、遷移導波路29および第2の光導波路28が「導波路コリメータ」を構成している。導波路コリメータは、第1の光導波路27が光ファイバアレイ部11側に位置し、第2の光導波路28が光ファイバアレイ部11とは反対側に位置している。
第1の光導波路27は、第1のコア30aおよび第1のクラッド30bによって構成されるチャネル型の光導波路であり、第2の光導波路28は、第2のコア30cおよび第2のクラッド30dによって構成されるチャネル型の光導波路である。上述のとおり、第1のクラッド30bおよび第2のコア30cはいずれもクラッド層26によって構成されている。また、遷移導波路29は、コアとなる部分が第1のコア30aから第2のコア30cへ遷移するとともに、クラッドとなる部分が第1のクラッド30bから第2のクラッド30dへ遷移する領域である。本実施形態に係る導波路コリメータは、マルチモード領域である第2の光導波路28における多モード干渉を利用して集光機能を実現するものであり、出射パターンは第2の光導波路の長さに対して周期的に変化するが、第2の光導波路29が長ければ長いほど干渉能は徐々に低下するので、第2の光導波路29の長さは300μm以上2mm以下であることが好ましい。また、遷移導波路29の長さは、徐々にモードを変化させるというその役割を考慮すれば、600μm程度以上であればよい。
図9は、コア領域25の先端部を拡大して示す平面図である。
図9に示されるように、コア領域25のテーパ形状については、より鋭利であるほうが原理的には過剰損失が抑制されるため好ましいが、実際の製造ばらつきを考慮すれば、先端部がカットされた形状とすることが好ましい。この場合、先端部の幅W1は製造条件によって大幅にばらつかない範囲においてできるだけ小さく設定されることが好ましく、具体的には、1μm以下に設定されることが好ましく、0.6μm以下に設定されることがより好ましい。先端部の幅W1を1μm以下に設定すれば、多くの場合において過剰損失を約0.8dB以下に抑えることが可能となり、先端部の幅W1を0.6μm以下に設定すれば、多くの場合において過剰損失を0.4dB以下に抑えることが可能となる。また、テーパ形状となっている部分の長さL1については、特に限定されるものではないが、コア領域25のうちテーパ形状ではない部分(第1の光導波路の第1のコア30aに対応する部分)の幅W2の100〜200倍程度に設定することが好ましい。このように設定すれば、導波路コリメータアレイ部21全体の大型化を抑制しつつ、遷移導波路において発生する過剰損失を効果的に抑制することが可能となる。
図10は、導波路コリメータアレイ部21の端面における下部クラッド層26a、上部クラッド層26b、およびコア領域25の関係を詳細に示す図である。
図10に示されるように、コア領域25の高さをH1とし、下部クラッド層26aおよび上部クラッド層26bの積層体からなるクラッド層26の高さをH2とした場合、コア領域25を高さ方向にH1/2分割する線と、クラッド層26を高さ方向にH2/2分割する線とは、ほぼ一致していることが好ましい。つまり、コア領域25の高さ方向における中心線と、クラッド層26の高さ方向における中心線とはほぼ一致している。同様に、コア領域25の幅をW2し、下部クラッド層26aおよび上部クラッド層26bの積層体からなるクラッド層26の幅をW3とした場合、コア領域25を高さ方向にW2/2分割する線と、クラッド層26を高さ方向にW3/2分割する線とは、ほぼ一致していることが好ましい。つまり、コア領域25の幅方向における中心線と、クラッド層26の幅方向における中心線とはほぼ一致している。このことは、コア領域25の中心軸とクラッド層26の中心軸とがほぼ一致していることを意味する。
特に限定されるものではないが、コア領域25の高さH1および幅W2としては、一般的な光ファイバのコア径とほぼ同じサイズ(7μm程度)に設定することが好ましい。このように設定すれば、第1の光導波路と光ファイバ13とを直接接続することが容易となる。
以上のような構成を有する導波路コリメータアレイ部21において、第1の光導波路27に入射した光は、第1のコアを伝搬した後、第1のコアが現れて徐々に細くなる領域である遷移導波路29において第1のクラッドへ徐々に滲み込む。このため、遷移導波路29では、光の進行方向へ進むにつれて徐々に第2のコアとしての機能へと変化し、第2の光導波路28に達すると、ほぼ完全に第2のコアとして機能する。したがって、第2の光導波路28から出射した光のビームスポットは、第1の光導波路へ入射したビームスポットよりも拡大される。逆に、第2の光導波路28に入射した光は、第2のコアを伝搬した後、第1のコアが現れて徐々に太くなる領域である遷移導波路29において第1のコアへ徐々に滲み込む。このため、遷移導波路29では、光の進行方向へ進むにつれて徐々に第1のクラッドとしての機能へと変化し、第1の光導波路27に達すると、ほぼ完全に第1のクラッドとして機能する。したがって、第1の光導波路27から出射した光のビームスポットは、第2の光導波路29へ入射したビームスポットよりも縮小される。
本実施形態においては、光ファイバ13が第1の光導波路27に接続されていることから、第2の光導波路28の端面から出射した光の振幅と位相は導波路コリメータの設計によって制御することができる。さらに図10に示したように、第1のコアの中心であるコア領域25の中心軸と、第2のコア(第1のクラッド)であるクラッド層26の中心軸とをほぼ一致させれば、出射光ビームをより真円状に近づけることができ、本実施形態のもの同士を対向配置したときの結合損失を最小限に抑えることができる。
以上のように構成されたと導波路コリメータアレイ部21と上述した光ファイバアレイ部11とは、端面どうしが正確に位置合わせされた上で、紫外線硬化性樹脂を用いて接着・固定される。このときの位置合わせは、次のように行う。
まず、光ファイバアレイ部11の個々の光ファイバにモニタリング用の光信号を入力する。次いで、CCDカメラやラインセンサなどを導波路コリメータアレイ部21の第2の光導波路側に配置して、第2の光導波路28から出射した光の出力をモニタリングしながら、光ファイバアレイ部11と導波路コリメータアレイ部21とを相対的に移動させて両者の位置合わせを行う。個々の光ファイバ13の中心軸と導波路コリメータ23との中心軸が一致したところでモニタリング出力が最大となるので、その時点で、紫外線の照射により紫外線硬化性樹脂を硬化させて両者を接着する。
図11は、導波路コリメータ23から出射したビームの状態を示す模式図である。
図11に示されるように、第1の光導波路27に光ファイバ13が接続されている場合には、第1コアからの入力光は遷移導波路29を経て損失なく第2のコアに結合する。ここで、第2コアが単一の伝搬モードの導波路である場合には、単純に、相対的に大きな光振幅分布(ビームスポットサイズ)をもつビームに変換されるが、第2コアが複数の伝搬モードの存在を許す場合には、多モード干渉によって光振幅分布のみならず光位相分布も変換されるので、適切な構造とすることで第2の光導波路28の端面からの出射光Pを収束光とすることができる。すなわち、導波路コリメータ23の第2の光導波路28から出射したビームPは収束光として直進し、ある程度の距離まではビームが広がりをもつことはないので、ある程度の距離までは近似的に平行光とみることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、光ファイバアレイにおける各光ファイバの先端部にコリメートレンズとしての役割を果たす導波路コリメータが接続されており、導波路コリメータと光ファイバとの位置合わせおよび固定では、レンズ機能が光導波路内に組み込まれていることから両者の相対的な位置ずれに対して出射光の角度の変移がなく、また出射光強度が位置ずれに対して適度に敏感であり、さらには面合わせ機構の利用が可能であり、従来のマイクロレンズと光ファイバとの位置合わせに比べて、光ファイバとの位置合わせを高精度かつ容易に行うことができる。
前記実施形態においては、第1の光導波路に光ファイバ13が接続されている場合について説明したが、第2の光導波路28に光ファイバ13を接続することも可能である。すなわち、図12に示されるように、第2の光導波路28に光ファイバ13が接続されている場合には、第2コアからの入力光は遷移導波路29を経て損失なく第1のコアに結合する。この場合、通常、第1のコアおよび2のコアは共に単一の伝搬モードの導波路であるため、第1のコアの出射端面では相対的に小さな光振幅分布(ビームスポットサイズ)をもつビームQに変換される。
図13は、本発明の他の好ましい実施形態に係る導波路コリメータアレイ部の構成を概略的に示す断面図である。
図13に示されるように、この導波路コリメータアレイ部31は、光導波路の途中に略S字状の屈曲区間を形成して第1の光導波路27のピッチと第2の光導波路28のピッチとを異ならせたものである。本実施形態においては特に、第2の光導波路28のピッチW4を第1の光導波路27のピッチ(すなわち、光ファイバアレイ部11のピッチ)W0よりも狭く設定している。ここで、屈曲区間は第1の光導波路27に形成されることが好ましい。第2の光導波路28や遷移導波路29は、第1の光導波路27の中心に対して対称に配置される必要があるが、隣接する光導波路の間隔を変化させる場合には、例えば3mm以上の屈曲区間が必要であり、この区間を第2の光導波路28や遷移導波路29とすると、その区間における光分布は導波路の中心に対して非対称となってしまうからである。その他の構成については図6乃至11に示した導波路コリメータアレイ部21と同様であることから、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態によれば、光ファイバの外径による制限によらず光機能部品を高密度に配置することができ、光機能部品の小型化および低価格化にも寄与することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、これらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、前記実施形態においては、光学樹脂層24の材料として紫外線硬化性樹脂を用いているが、これに限定されるものではなく、ラダーシリコーンなどを用いてもよい。一般に、シリコーンに含まれるシロキサン骨格を有する官能基では、振動モードの振動数に応じた光の吸収が行われ、導波路の光学特性を劣化させるという問題がある。しかし、ラダーシリコーンに含まれるシロキサン骨格を有する官能基は、ラダーシリコーンのペーストを過熱する際に生じる縮合により除去されるので、光の吸収による導波路の光学特性の劣化を防ぐことができる。
また、ラダーシリコーンと石英系ガラスはともに、主としてシロキサン骨格を有することから、ラダーシリコーンと石英系ガラスの熱膨張率およびこれらの屈折率の温度依存性はほぼ等しい。したがって、下部クラッド層および上部クラッド層が石英系ガラスを用いて形成されている場合には、クラッド層と光学樹脂層の熱膨張率および屈折率の温度依存性がほぼ等しくなる。その結果、クラッド層と光学樹脂層の接触面における熱膨張率の差により生ずる歪みを防ぐことができる。また、温度変化により生ずる光学樹脂層の屈折率の差の変化を防ぐことができる。
また、光学樹脂層24の材料としては、石英系ガラスを用いてもよい。クラッド層と同じ材料を用いた場合には、ラダーシリコーンの場合と同様に、クラッド層と光学樹脂層の接触面における熱膨張率の差により生ずる歪みを防ぐことができる。また、温度変化により生ずる光学樹脂層の屈折率の差の変化を防ぐことができる。
また、前記実施形態においては、複数の導波路コリメータと光ファイバアレイとを備えた複合光ファイバアレイについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つの導波路コリメータと1本の光ファイバとが接続された単一の複合光ファイバであっても構わない。すなわち、本発明の目的は、導波路コリメータと光ファイバとを備え、導波路コリメータが、第1のコアおよび第1のコアの全面を実質的に覆う第1のクラッドからなる第1の光導波路と、第1のクラッドの延長部分である第2のコアおよび第2のコアを実質的に覆う第2のクラッドからなる第2の光導波路と、第1の光導波路と前記第2の光導波路との間に設けられ、第2の光導波路に向かうにつれて前記第1のコアの幅が徐々に細くなるテーパ形状を有する遷移導波路とを備え、導波路コリメータにおける第2の光導波路の端面と光ファイバの端面とが接続されていることを特徴とする複合光ファイバによっても達成することができる。
図1は、本発明の好ましい実施形態に係る複合光ファイバアレイの構成を概略的に示す斜視図である。 図2は、光ファイバアレイ部11の構成を概略的に示す斜視図である。 図3は、図2のA−A線に沿った光ファイバアレイ部11の断面図である。 図4は、図3のB−B線に沿った光ファイバアレイ部11の断面図である。 図5は、図4の矢印C方向から見た光ファイバ13の端面を示す図である。 図6は、導波路コリメータアレイ部21の構成を概略的に示す斜視図である。 図7は、図6のD−D線に沿った導波路コリメータアレイ部21の断面図である。 図8は、図7のE−E線に沿った導波路コリメータアレイ部21の断面図である。 図9は、コア領域25の先端部を拡大して示す平面図である。 図10は、導波路コリメータアレイ部21の端面における下部クラッド層26a、上部クラッド層26b、およびコア領域25の関係を詳細に示す図である。 図11は、導波路コリメータと光ファイバとの接続状態および導波路コリメータから出射したビームの状態を示す模式図である。 図12は、導波路コリメータと光ファイバとの他の接続状態および導波路コリメータから出射したビームの状態を示す模式図である。 図13は、本発明の他の好ましい実施形態に係る導波路コリメータアレイ部の構成を概略的に示す断面図である。
符号の説明
10 複合光ファイバアレイ
11 光ファイバアレイ部
12 基板
12A 基板の上段面
12B 基板の下段面
13 光ファイバ
14 カバー
15 光ファイバのコア
16 光ファイバのクラッド
17 光ファイバの被覆(ファイバリボン)
18 V溝
19 紫外線硬化性樹脂
21 導波路コリメータアレイ部
22 基板
23 導波路コリメータ
24 光学樹脂層
25 コア領域
26 クラッド層
26a 下部クラッド層
26b 上部クラッド層
27 第1の光導波路
28 第2の光導波路
29 遷移導波路
30a 第1のコア
30b 第1のクラッド
30c 第2のコア
30d 第2のクラッド
31 導波路コリメータアレイ部

Claims (9)

  1. 光ファイバと、導波路コリメータとを備え、
    前記導波路コリメータは、
    第1のコアおよび前記第1のコアの周囲を覆う第1のクラッドからなる第1の光導波路と、
    前記第1のクラッドの延長部分である第2のコアおよび前記第2のコアの周囲を覆う第2のクラッドからなる第2の光導波路と、
    前記第1の光導波路と前記第2の光導波路との間に設けられ、前記第2の光導波路に向かうにつれて前記第1のコアの幅が徐々に細くなるテーパ形状を有する遷移導波路とを備え、
    前記導波路コリメータにおける前記第1の光導波路の端面と、前記光ファイバの端面とが接続されていることを特徴とする複合光ファイバ。
  2. 光ファイバと、導波路コリメータとを備え、
    前記導波路コリメータは、
    第1のコアおよび前記第1のコアの周囲を覆う第1のクラッドからなる第1の光導波路と、
    前記第1のクラッドの延長部分である第2のコアおよび前記第2のコアの周囲を覆う第2のクラッドからなる第2の光導波路と、
    前記第1の光導波路と前記第2の光導波路との間に設けられ、前記第2の光導波路に向かうにつれて前記第1のコアの幅が徐々に細くなるテーパ形状を有する遷移導波路とを備え、
    前記導波路コリメータにおける前記第2の光導波路の端面と、前記光ファイバの端面とが接続されていることを特徴とする複合光ファイバ。
  3. 所定のピッチで配列された複数の光ファイバを備えた光ファイバアレイ部と、
    前記光ファイバに対応して設けられた複数の導波路コリメータを備えた導波路コリメータアレイ部とを備え、
    前記導波路コリメータアレイ部における各導波路コリメータは、
    第1のコアおよび前記第1のコアの全面を実質的に覆う第1のクラッドからなる第1の光導波路と、
    前記第1のクラッドの延長部分である第2のコアおよび前記第2のコアを実質的に覆う第2のクラッドからなる第2の光導波路と、
    前記第1の光導波路と前記第2の光導波路との間に設けられ、前記第2の光導波路に向かうにつれて前記第1のコアの幅が徐々に細くなるテーパ形状を有する遷移導波路とを備え、
    前記導波路コリメータアレイ部の各導波路コリメータにおける前記第1の光導波路の端面と、前記光ファイバアレイ部における各光ファイバの端面とが接続されていることを特徴とする複合光ファイバアレイ。
  4. 前記複数の導波路コリメータにおける前記第1の光導波路のピッチと前記第2の光導波路のピッチが異なることを特徴とする請求項3に記載の複合光ファイバアレイ。
  5. 前記複数の導波路コリメータにおける前記第1の光導波路のピッチが前記第2の光導波路のピッチよりも狭いことを特徴とする請求項3または4に記載の複合光ファイバアレイ。
  6. 前記第1のコアの中心軸と前記第2のコアの中心軸とが同軸上に位置することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の複合光ファイバアレイ。
  7. 前記第1のクラッドは、少なくとも、前記第1のコアから見て下方に位置する下部クラッドと、前記第1のコアから見て上方に位置する上部クラッドからなることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の複合光ファイバアレイ。
  8. 前記第2のコアの底面は、前記下部クラッドと接しており、前記第1のコアの上面および両側面は前記上部クラッドと接していることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の複合光ファイバアレイ。
  9. 前記第1のコアが徐々に細くなる部分の先端部がカットされた形状を有していることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載の複合光ファイバアレイ。
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