JPS62297809A - バンチフアイバ接続用光導波型接続部材およびそれを用いたコネクタ - Google Patents

バンチフアイバ接続用光導波型接続部材およびそれを用いたコネクタ

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JPS62297809A
JPS62297809A JP61141613A JP14161386A JPS62297809A JP S62297809 A JPS62297809 A JP S62297809A JP 61141613 A JP61141613 A JP 61141613A JP 14161386 A JP14161386 A JP 14161386A JP S62297809 A JPS62297809 A JP S62297809A
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bunch
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waveguides
fibers
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JP61141613A
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Hisao Go
久雄 郷
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/255Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding
    • G02B6/2551Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding using thermal methods, e.g. fusion welding by arc discharge, laser beam, plasma torch

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、一体のクラッド層と該クラッド層に埋設され
た複数のコアとを備えるバンチファイバと、複数の単芯
光ファイバとを、容易かつ確実に接続する新規な光導波
型接続部材に関する。
また、本発明は、この新規な接続部材を利用して作製さ
れた新規なバンチファイバのコネクタに関する。
従来技術 近年、新しい伝送媒体として光ファイバが開発され、そ
れに伴って伝送技術も新たな局面を迎えつつある。この
伝送媒体としての光ファイバは、通信の高密度化への要
求に応じて種々のものが開発され、また実用化されてき
ている。その中でも特に複数のコア材が一体のクラッド
層によって覆われている多芯コア光ファイバが、軽量、
細径という光ファイバの利点を更に進め、高密度な光通
信を有利に展開するものとして注目されている。
この多芯コア光ファイバは、テープ型ファイバともバン
チファイバも称され、本明細書では、以下バンチファイ
バと称する。
発明が解決すべき問題点 さて、前述のようなバンチファイバの端末では、接続さ
れた各種の端末機器においてバンチファイバの各コアを
伝播してきた情報を個別に処理するために、各コアから
光信号を別々に取り出す必要がある。通常これは、バン
チファイバの各コアを単芯光ファイバに接続することに
よって実施される。
しかしながら、バンチファイバの各コア間の物理的なピ
ッチは、情報伝達の高密度化の要求に対応して可能な限
り狭められており、通常の単芯光ファイバの外径よりも
かなり小さく作製されている。従って、コア中心間ピッ
チの小さいバンチファイバと通常の単芯光ファイバとを
接続するには、従来の単芯光フアイバ同士の接続とは異
なる特別な工夫が必要とされる。
その1つの接続方法は、バンチファイバのコア中心間ピ
ッチよりも細い外径を有する複数の単芯光ファイバを介
して接続する方法である。即ち、例えば、コア間のピッ
チが70μm1コア径が50μmの5芯パンチフアイバ
と、5本の外径125μm、コア径50μmの単芯光フ
ァイバとを接続する場合、コア径50μm1外径70μ
m以下の細径ファイバを介して両者を接続するというも
のである。
上述のような接続は、その接続作業に際して、細径ファ
イバとバンチファイバ、あるいは細径光ファイバと通常
の径を有する単芯光ファイバとの間で、その都度光軸合
わせを行なわねばならず、また、各ファイバの端面出し
、接合部の被覆層の除去等、光ファイバの接続に際して
必要となる作業を、複数本の細径ファイバについて各々
行なわなければならないので作業性が著しく悪い。
即ち、光ファイバの接続において、接続損失の要因とな
り得るものは、端面反射、位置あるいは角度の不整合、
端面の不整、寸法差等が挙げられるが、従来の方法では
、これらの要因に対する対応を、バンチファイバのコア
毎に、また接続作業の度に行わなければならなかった。
また更に、上述のように精密な接続は、例えば各種機器
とバンチファイバとの接続等に与かるコネクタのように
、頻繁に着脱を繰り返す部分で実施することは実質的に
不可能であり、バンチファイバを各種機器に直接接続す
るような着脱可能なコネクタは実現されていなかった。
また、多芯コア光ファイバの端面を光学手段、例えばレ
ンズ系等で適当な倍率に拡大し、コアの配置が相似とな
るように配列した複数の単芯コア光ファイバの端面に結
像させることにより、各コアを伝播してきた情報を複数
の単芯光ファイバに伝達する方法も考えられる。しかし
ながら、この場合も像の倍率がレンズとそれぞれの光フ
アイバ端面との間の距離に依存するばかりでなく、コア
間での光信号の漏洩をなくすためには光フアイバ端面を
正確に結像位置に配置することが必要であり、光ファイ
バの端面とレンズとの間隔を高精度で調整する必要があ
る。従って、この方式においても、着脱を繰り返すこと
のできるコネクタに適用することは実質的に不可能であ
る。
上述のように、バンチファイバは昨今の高密度情報伝送
の要求に対して、極めて有利な部材であるにもかかわら
ず、各コアからの信号の取り出しについては、依然とし
て精密な作業が要求されるために、実際の利用は太き(
制限されている。
このように、簡便かつ有利なバンチファイバの接続方法
を開発することは、当分野における極めて重要な課題で
ある。
即ち、本発明の第1の目的は、簡便かつ有利にバンチフ
ァイバの各コアを通常の単芯光ファイバに接続する手段
を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、このような接続部材を用
いてバンチファイバを単芯光ファイバに接続する着脱可
能なコネクタを実現することである。
問題点を解決するための手段 本発明者等は前述のような従来技術の現状に鑑み、簡便
かつ有利にバンチファイバの各コアの光信号を単芯光フ
ァイバに伝達する手段、方法を開発すべく種々検討、研
究した結果、基板上に化学気相反応(以下、CVDと記
す)等を利用して形成する光導波路を接続部材として使
用することが上記本発明の目的を実現する上で極めて有
効であることを見出した。
即ち、本発明に従い、一体のクラッド層と該クラッド層
に埋設された複数のコアとを備えるバンチファイバと、
複数の単芯光ファイバとを接続するための、次のような
接続部材が提供される。この接続部材は、平行な一対の
端面を有する基板と、該基板上に一体に形成された、前
記バンチファイバのコア数に対応する複数の光導波路と
を備えている。そして、複数の導波路の各々の一方の端
部は、前記基板の一方の端面に対して直角に、前記バン
チファイバのコア間のピッチと等しいピッチで互いに平
行に配列され、前記導波路の各々の他方の端部は、前記
基板の他方の端面に対して直角に、前記単芯光ファイバ
の外径と等しいかまたは大きいピッチで互いに平行に配
列されている。
なお、本発明に従う上記した接続部材において、基板は
、接続すべき光ファイバのコア材に対し相溶性の材料で
形成し、該基板上に形成される複数の導波路は、コア部
分と、該コア部分を覆い該コア部分の構成材料よりも低
屈折率材料からなるクラッドとから構成することが有利
である。このような材料としては、例えばSiO□、シ
リコン等を上げることができるが、これらに制限される
ものではない。
すなわち、石英あるいは表面を熱酸化したSiウェハを
基板として使用し、屈折率増加ドーパントとして例えば
Ge5Ti、 P、 Sbなどを含有するSiC2のコ
アとノンドープSiO□のクラッドとからなるチャンネ
ル光導波路を形成する。または、そのような基板上に、
ノンドープSi○2コアと、屈折率低下ドーパントとし
て例えばF、Bなどを含有するSiC2のクラッドとか
らなるチャンネル光導波路を形成する。
このような本発明に従う光導波型接続部材は、半導体製
造技術におけるCVD並びにエツチング技術を利用して
、容易に種々の形状のものを形成することができる。例
えば、放射状に同一寸法で基板上に伸びた多数の導波路
からなる形状も考えられるが、光フアイバ接続の際の接
続技術上の障害の要因、即ち、軸ずれ、折れ曲がり、端
面の傾斜などによる損失を考慮すると、少なくとも導波
路の両端部近傍において、各導波路が互いに平行である
ことが望ましい。従って、両端でコア中心間ピッチの変
化する各導波路は、その中間部において少なくとも2個
所で屈曲することになる。ただし、導波路の数が奇数の
場合は、中央の1本は直線状でも足りる。
かくして、本発明に従う接続部材は、この両端面に夫々
多芯コア光ファイバと単芯コア光ファイバとを密着接続
させることにより、多芯コア光ファイバの各コアを伝搬
する光信号を各々単芯光ファイバに接続することが可能
となる。なお、フレネル反射に基く接続損失は、車に該
接続端面間に屈折率整合液を注入することにより容易に
防止できる。
更に、上述のような新規な部材の特性を活かして、着脱
可能なバンチファイバのコネクタを実現することができ
る。
即ち、本発明によれば、上記した光導波型接続部材と、
該接続部材およびそれに接続されたバンチファイバの端
部近傍とを収納した第1のハウジングと、前記バンチフ
ァイバのコア数に対応する数の単芯光ファイバを結束し
、該単芯光ファイバの各端面が、前記接続部材の備える
導波路の間隔と等しくなるようにその端部を保持してい
る第2のハウジングと、前記第1および第2のハウジン
グを機械的に結合保持する手段とを備えることを特徴と
する光ファイバコネクタが提供される。
作用 本発明に従う接続部材を用いることにより、複数のコア
と複数の単芯光ファイバとを単一の光導波型部品を介し
て接続することになるので、バンチファイバと単芯光フ
ァイバとの接続における作業性は著しく向上する。
即ち、このような本発明に従う接続部材は、従来の各種
接続方法に比較して以下に示すような種々の機能を発揮
することができる。
まず本発明のガラス導波路は、既に著しい進歩をとげて
いる半導体製造技術が利用できるので製造が容易であり
、更に基板上に形成されているので破損しにくく、取扱
いが容易であり、また半導体製造技術を利用するので大
量生産が可能であり新たに設備を工夫する必要もないの
で極めて経済的である。
また、接続部材の端面は、接続部材として形成された時
点で既に仕上げられているので、従来のように複数本の
細径ファイバについて必要であった、端面出しの作業が
不要となる。
更に、光導波型部品の片端では、バンチファイバのコア
のピッチに応じて、チャネル導波路が配列されているの
で、バンチファイバと光導波型部品の光軸合わせは、2
芯について行えば、すべての光軸が合うため、光軸合わ
せは非常に短時間で行なえる上、単一の光導波型部品を
介して接続するため、接続部分の機械的強度・長期信頼
件も向上する。
また、チャネル導波路に、石英系の材料を用いることに
より、バンチファイバとの接続に、C○2レーザを用い
た融着接続の採用が可能となる。この場合、接続損失は
極めて低く抑えられる。
このように、本発明に従うバンチファイバの接続用部材
を用いるならば、端面反射、位置あるいは角度の不整合
、端面の不整、寸法差等従来の技術に従う接続作業にお
いて問題であった接続損失の要因について、容易かつ有
利な接続を実現することができる。
従って、上述のような本発明に従うバンチファイバ接続
用光導波型接続部材の特性を活かし、着脱自在なコネク
タをも実現することができる。即ち、上述のように、バ
ンチファイバの端部に前述のような光導波型接続部材を
接続しておけば、単芯光ファイバと突き合わせるだけで
、損失なく光信号の伝達が可能になる。従って、接続部
材とバンチファイバを、例えばCO□ レーザ等を利用
して融着し、これを適当なハウジングに収納する。
一方、複数の単芯光ファイバを束ねてその端面が接続部
材上の導波路の解放端の配列と同じになるように位置決
めして適当なノ1ウジングに収める。
かくして、両者を突き合わせた上で機械的な手段により
固定することにより、着脱自在なコネクタを実現するこ
とができる。
かくして、本発明に従い、高密度の信号伝送が可能であ
るにも係わらず、取り扱いが面倒であるために用途を制
限されていたバンチファイバの利用を拡大することがで
き、光通信のより一層の発展を促進することができる。
実施例 以下本発明の好ましい態様を挙げて、本発明についてよ
り具体的に詳述するが、以下に開示されるものは本発明
の一実施例にすぎず、本発明の技術的範囲を何ら制限す
るものではない。
第1図は、本発明に従う光導波型接続部材の形状を示す
ものである。同図に示された光導波型接続部材1は、5
芯のコア2a〜2eをクラッド層20によって一体に形
成したバンチファイバ2と、単一のコアを有する通常の
単芯光フアイバ5本の東3とを接続する機能を備えたも
のである。
この光導波型接続部材は、上記したように例えば石英に
より作製された基板11上にチャネル型導波路12a〜
12eを形成して構成されている。また、各導波路12
a〜12eは、屈折率増加ドーパントとして例えばGe
を含有するSi○2コア12と、ノンドープ5in2ク
ラブト16とからなるチャンネル光導波路を形成してい
る。
そして、基板11は、図示のように矩形であり、基板1
1上に形成された5本の導波路12a〜12eが、実際
に光信号を伝播する媒体である。バンチファイバ2に接
続される側の端部では、基板の一方の端面に対して直角
に、バンチファイバ2のコア2a〜2eのコア間ピッチ
と等しいピッチで互いに平行に配列されており、単芯光
ファイバに接続されるもう一方の端部では、基板の他方
の端面に対して直角に、各単芯光ファイバの外径と等し
いあるいはより大きなピッチで互いに平行に配列されて
いる。
尚、コア径50μm1コア中心間ピッチ70μmのバン
チファイバと、コア径50μm1外径125μmの単芯
光フアイバ5本とを接続する場合、図示の光導波型接続
部材の光導波路12a〜12eは、コア14の径が50
μmであり、バンチファイバ2に接続される側の端部で
のコア中心間ピッチは、70μmであり、単芯光ファイ
バに接続される側での端部でのコア中心間ピッチは、1
25 μmである。
第2図は、第1図に示された光導波型接続部材1を上方
から見た図であり、基板上に形成された導波路の配置を
示している。尚、第2図においては、第1図と同じ要素
には同じ参照番号を付している。
同図にみられる如く、光導波型接続部材1の基板11上
の導波路12a〜12eは、紙面に向かって右側がバン
チファイバのコアに接続され、紙面に向かって左側が各
々単芯光ファイバに接続される。
このとき、この導波路12a〜12eと、これに接続さ
れるバンチファイバおよび単芯光ファイバ各々のコアと
の光軸が一致する必要があるので、各導波路の端部近傍
では、上記したように導波路12a〜12eは互いに平
行である。
その一方で、各導波路12a〜12eは、その両端部で
互いの端面間のピッチを変更するために、その両端間に
屈曲部を有している。第2図に示すように、本実施例で
は、12a、12b、12dおよび12eの各導波路は
、各々2カ所に屈曲部を形成することにより、端部にお
ける導波路間のピッチを変更している。
また、導波路の屈曲による光信号の伝送損失を考慮しで
、屈曲部の屈曲角は2°とし、導波路12aおよ、び1
2eの屈曲位置を導波路12bおよび12dの屈曲位置
よりも端部寄りとすることによって、単芯光ファイバに
接続される側での導波路間のピッチを調整した。
また、光導波型接続部材1の各導波路12a〜12eと
バンチファイバ2の各コア2a〜2eとの接続は、CO
2レーデを用いて融着することにより接続損失を最小に
止めることができる。
更に、接続部材1と単芯光ファイバ3との接合部におい
ては、フレネル反射に基く接続損失を低滅するために、
接続部材1の各導波路12a〜12eと単芯光ファイバ
3との接続端面間に屈折率整合液を注入した。
以上のような、本発明に従う光導波型接続部材を用いて
接続したバンチファイバ2−接続部材1−単芯光ファイ
バ3の信号路においては、光信号の伝送損失は0.5d
B以下と極めて小さかった。
次に、上述のような本発明に従う接続部材を利用した着
脱自在なコネクタの構成について、具体的に述べる。
第3図は、第1図および第2図に示した接続部材と同様
の構造で、2芯のバンチファイバに対応した光導波型接
続部材を備え、2本の単芯光ファイバに接続することの
できるように作製した、着脱自在なコネクタの構造を示
す一部切り欠き斜視図である。
即ち、バンチファイバ31の端部は、コネクタ部材10
0に装着される。そのコネクタ部材100において、バ
ンチファイバ31の端部に、基板32上に2本の導波路
33を備えた接続部材34が接続されており、バンチフ
ァイバ31の各コアの端面と導波路33とはCO2レー
ザにより融着接続されている。このバンチファイバ31
の端部と接続部材34とは、これらを収納且つ保持する
第1のハウジング101内に固定されており、このハウ
ジング101の端面に接続部材の断面形状に合わせて穿
孔された穴を通じて導波路33の端面35が露出するよ
うに作製されている。尚、ハウジング101の端面には
導波路33の端面が露出してさえいれば光信号の伝達が
可能になるが、実際には基板と共に露出するように構成
することにより、機械的により安定した構成となる。
また、ハウジンク101 は、このハウジング101を
更に収納する第2のハウジング103内に、バンチファ
イバ31の光軸方向に摺動自在に収められる。
このとき、ハウジング103の後方の端面には、ハウジ
ング101の後方の小径部分102が内接する穴106
が穿たれており、該小径部分102は、この穴106に
挿通されている。更に、このハウジング101の小径部
分の外周にはコイルバネ104が装着されており、ハウ
ジング101の大径部分の後端とハウジング102の端
面内部との間で圧縮されるように構成されている。
尚、第2のハウジング103の外周面には、後述する単
芯ファイバ側のハウジングと螺合するネジ105が切ら
れている。
一方、単芯光ファイバ43の端部にも、上述のバンチフ
ァイバ31の端部と同様の構成を有するコネクタ部材2
00が取りつけられている。
即ち、単芯光ファイバ43の端部は、やはり円筒形の第
1のハウジング201に保持されると共に、各単芯光フ
ァイバの端部は、ハウジング201の端面を貫通してそ
の端面をハウジング201の端面上に露出している。
また、このハウジング201の後方がやはり小径に成形
されており、ここにコイルスプリング204が装着され
ている。また、この第1のハウジング201は、これを
摺動可能に収容する第2のハウジング203に収納され
ている。更に、この第1のハウジング201の後方小径
部分が第2のハウジング203の底部にあけられた穴2
02に挿通されることにより、前記コイルスプリング2
04が圧縮され得るように構成されている。尚、この第
2のハウジング203の内部には、前述したバンチファ
イバ側の第2のハウジング103の外周部のねじ105
と螺合するねじ205が切られている。
か(して、バンチファイバ31の端部にはバンチファイ
バ側のコネクタ部材100、単芯ファイバ43の端部に
は単芯ファイバ側のコネクタ部材200が形成される。
これらコネクタ部材100および200において、各々
の第1のハウジング101および201の端面に露出し
た接続部材34の導波路33の端面35と各単芯光ファ
イバのコアの端面44とは、各々光軸を一致して当接す
るように位置決めされており、実際の接続において、こ
れらの位置が狂わないように、各ハウジング101およ
び201の端面に穿孔された2対の穴106および20
6と、この両者の穴を同じ位置に位置決めする、前記穴
106および206に嵌合する2本のピン300を備え
ることが有利である。
上述のように形成された、本発明に従うコネクタを利用
したバンチファイバと単芯光ファイバとの接続は、まず
、一方の第1のハウジング、例えばハウジング101の
端面上の穴106に1対のピン300を挿入し、他方の
ハウジング201の端面上の穴206がこのピン300
に嵌合するように、両者を当接する。そして、ハウジン
グ103の外周上のネジ105 とハウジング203の
内周のネジ205 とを螺合させると、前記第1のハウ
ジング101および201はそれぞれバネ104および
204によって後方より押圧され、前記接続部材の端面
35と単芯光ファイバのコア44とが密着し、かくして
バンチファイバ31と単芯光ファイバ43との信号伝達
が可能となる。
このとき、接続端面間に屈折率整合液を注入することに
より、フレネル反射に起因する接続損失は容易に防止す
ることができる。
発明の効果 以上詳述のように、本発明に従う光導波型接続部材を用
いるバンチファイバと単芯光ファイバとの接続は、単一
の光導波型部品を介して接続するので、接続の作業性は
従来の接続方法に比較して著しく向上する。
即ち、本発明に従う接続部材は、公知の技術により、大
量一括生産が可能であり、接続に際して各光ファイバの
端面に当接される各導波路の端面ば製造と同時に仕上げ
られているので、従来のように複数本の細径ファイバ毎
に必要であった、端面出しの作業が不要となる。
また、光導波型部品の片端では、バンチファイバのコア
のピッチに応じて、チャネル導波路が配列されているの
で、バンチファイバと光導波型部品の光軸合わせは、非
常に短時間で行なうことができる。更に、単一の光導波
型部品を介して接続するため、接続部分の機械的強度お
よび長期信頼性も向上する。
また、チャネル導波路の形成にバンチファイバのコアと
相溶性の材料を用いることにより、バンチファイバとの
接続に、CO2レーザを用いた融着接続を採用すること
ができる。その結果、接続にかかわる損失は極めて低く
抑えることができる。
更に、この本発明に従う接続部材によって、従来の接続
方法ではなし得なかった、バンチファイバの着脱自在な
コネクタが実現される。
このように、本発明により、バンチファイバと単芯光フ
ァイバの接続を容易に行なうことが可能となり、更に、
接続部での信頼性、安定性をも向上する。従って、高密
度伝送が可能であるにも関わらず、端末での接続処理が
面倒であったバンチファイバをより広い範囲で利用する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うバンチファイバと単芯光ファイ
バとの光導波型接続部材を、この接続部材によって接続
されるバンチファイバと単芯光ファイバとの端部も併せ
て示す概略構成図、第2図は、第1図に示した本発明に
従う接続部材を上方より見て、その導波路の配列の一例
を示す概略平面図、 第3図は、本発明に従う光導波型接続部材を用いて作製
した着脱自在なコネクタの構造を示す一部切り欠き斜視
図である。 〔主な参照番号〕 1・・接続部材、 2・・バンチファイバ、 2a〜2e・・バンチファイバのコア、3・・単芯光フ
ァイバ東、 11・・基板、 12a〜12e・・チャネル型導波路、20・・バンチ
ファイバのり′ラッド層、31・・2芯パンチフアイバ
、 32・・基板、 33・・導波路、 34・・接続部材、 35・・導波路の露出した端面、 43・・単芯光ファイバ、 44・・単芯光ファイバのコアの露出した端面、100
.200  ・・コネクタ、 101.201  ・・第1のハウジング、102  
・・第1のハウジングの小径部分、103.203  
・・第2のハウジング、104.204  ・・コイル
スプリング、105.205  ・・ネジ、 106.206  ・・穴、 300  ・・ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一体のクラッド層と該クラッド層に埋設された複
    数のコアとを備えるバンチファイバと、複数の単芯光フ
    ァイバとを接続するための光導波型接続部材であって、 平行な一対の端面を有する基板と、該基板上に該基板に
    一体に形成された、前記バンチファイバのコア数に対応
    する複数の光導波路とを備え、該複数の導波路の各々の
    一方の端部は、前記基板の一方の端面に対して直角に、
    前記バンチファイバのコア間のピッチと等しいピッチで
    互いに平行に配列され、前記導波路の各々の他方の端部
    は、前記基板の他方の端面に対して直角に、前記単芯光
    ファイバの外径と等しいかまたは大きいピッチで互いに
    平行に配列されていることを特徴とするバンチファイバ
    接続用光導波型接続部材。
  2. (2)前記基板上に形成された各導波路は、1本を除い
    て、もしくは全てが、各々中間部で屈曲していることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のバンチファイバ
    接続用光導波型接続部材。
  3. (3)前記基板上に形成された導波路の中間部屈曲部の
    角度は約2°であることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載のバンチファイバ接続用光導波型接続部材。
  4. (4)一体のクラッド層と該クラッド層に埋設された複
    数のコアとを備えるバンチファイバと、複数の単芯光フ
    ァイバとを接続する光ファイバコネクタであって、 平行な一対の端面を有する基板と、該基板上に一体に形
    成された、前記バンチファイバのコア数に対応する複数
    の光導波路とを備え、該複数の導波路の各々の一方の端
    部は、前記基板の一方の端面に対して直角に、前記バン
    チファイバのコア間のピッチと等しいピッチで互いに平
    行に配列され、前記導波路の各々の他方の端部は、前記
    基板の他方の端面に対して直角に、前記単芯光ファイバ
    の外径と等しいかまたは大きいピッチで互いに平行に配
    列されている光導波型接続部材と、 該接続部材およびそれに接続されたバンチファイバの端
    部近傍とを収納した第1のハウジングと、前記バンチフ
    ァイバのコア数に対応する数の単芯光ファイバを結束し
    、該単芯光ファイバの各端面が、前記接続部材の備える
    導波路の間隔と等しくなるようにその端部を保持してい
    る第2のハウジングと、 前記第1および第2のハウジングを機械的に結合保持す
    る手段と を備えることを特徴とする光ファイバコネクタ。
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