JP2018146894A - 光コネクタ - Google Patents

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祥 矢加部
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【課題】スポットサイズ変換機能を有する部分を容易に交換することができる光コネクタを提供する。【解決手段】一実施形態に係る光コネクタは、光ファイバ3と、光ファイバ3が挿入及び保持される光ファイバ保持孔2f、及び光ファイバ3が露出する光学端面2gを有するフェルール2と、フェルール2の光学端面2gに取り付けられる導波路10とを備える。導波路10は、コア11と、クラッド12と、コア11が露出する第1端部10Aと、第1端部10Aの反対側において光学端面2gに接続する第2端部10Bとを有する。導波路10のモードフィールド形状は円形状であり、第1端部10Aにおける導波路10のモードフィールド径は第2端部10Bにおける導波路10のモードフィールド径よりも小さく、第2端部10Bにおける導波路10のモードフィールド径は光ファイバ3のモードフィールド径と略同一である。【選択図】図3

Description

本発明は、光コネクタに関する。
特許文献1には、互いに異なるモードフィールド径を有する光部品の接続に用いられるスポットサイズ変換器(SSC)が記載されている。このスポットサイズ変換器は、半導体レーザ(LD)と、シリコン基板上に石英系のガラスが堆積された石英系平面光導波路回路(PLC)との結合効率の向上を目的として、PLCの出入力部に設けられている。特許文献1に記載のスポットサイズ変換器は、シリコンフォトニクス素子(シリコン基板)と一体に構成されている。
特開2006−323210号公報
ところで、上述したスポットサイズ変換器には有機材料が用いられることがあり、この場合、長期間使用したときにスポットサイズ変換器の光学性能が低下する懸念がある。このため、スポットサイズ変換器の交換が必要となる場合がある。しかしながら、特許文献1に記載のように、スポットサイズ変換器がシリコンフォトニクス素子と一体に構成されている場合には、スポットサイズ変換器のみを交換することが困難である。従って、スポットサイズ変換機能を有する部分(スポットサイズ変換器)の交換を容易に行うことが求められている。
本発明は、スポットサイズ変換機能を有する部分を容易に交換することができる光コネクタを提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る光コネクタは、光ファイバと、光ファイバが挿入及び保持される光ファイバ保持孔、及び光ファイバが露出する光学端面を有するフェルールと、フェルールの光学端面に取り付けられる導波路と、を備え、導波路は、コアと、クラッドと、コアが露出する第1端部と、第1端部の反対側において光学端面に接続する第2端部と、を有し、導波路のモードフィールド形状は円形状であり、第1端部における導波路のモードフィールド径は、第2端部における導波路のモードフィールド径より小さく、第2端部における導波路のモードフィールド径は、光ファイバのモードフィールド径と略同一である。
本発明によれば、スポットサイズ変換機能を有する部分を容易に交換することができる。
図1は、第1実施形態に係る光コネクタを示す斜視図である。 図2は、図1の光コネクタの導波路及び複数の光ファイバを示す断面図である。 図3は、図1の光コネクタの導波路及び一本の光ファイバを示す断面図である。 図4は、光ファイバの正面から見たファイバ突き当て部の断面図である。 図5は、光ファイバ及びファイバ突き当て部を示す側断面図である。 図6は、導波路の製造工程を説明する図である。 図7は、導波路の製造工程を説明する図である。 図8は、図3の導波路部分のコア径とモードフィールド径の関係を示す模式図である。 図9は、第2実施形態に係る光コネクタの導波路及び光ファイバを示す断面図である。 図10は、図9の光コネクタのファイバ突き当て部を光ファイバの正面側から示す断面図である。 図11は、図10のファイバ突き当て部及び光ファイバを示す断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一形態に係る光コネクタは、光ファイバと、光ファイバが挿入及び保持される光ファイバ保持孔、及び光ファイバが露出する光学端面を有するフェルールと、フェルールの光学端面に取り付けられる導波路と、を備え、導波路は、コアと、クラッドと、コアが露出する第1端部と、第1端部の反対側において光学端面に接続する第2端部と、を有し、導波路のモードフィールド形状は円形状であり、第1端部における導波路のモードフィールド径は、第2端部における導波路のモードフィールド径より小さく、第2端部における導波路のモードフィールド径は、光ファイバのモードフィールド径と略同一である。
この光コネクタにおいて、導波路の第1端部におけるモードフィールド径は、導波路の第2端部におけるモードフィールド径より小さい。従って、第1端部における導波路のモードフィールド径と第2端部における導波路のモードフィールド径とは互いに異なるので、この導波路はスポットサイズ変換機能を有している。このように、光コネクタの一部にスポットサイズ変換機能を有する部分を設けることができる。従って、シリコンフォトニクス素子に対して光コネクタを着脱することにより、スポットサイズ変換機能を有する部分の交換を容易に行うことができる。
また、導波路は、複数の前記コアを有してもよい。この場合、導波路の複数のコアのそれぞれに光ファイバを光結合することができる。従って、導波路に複数の光ファイバを同時に光結合することができる。
また、光ファイバは、クラッドによって光ファイバ保持孔に固定されていてもよい。この場合、光ファイバ保持孔に光ファイバを挿入し、この状態で光ファイバ保持孔に導波路のクラッドを流し込むことによって、光ファイバを光ファイバ保持孔内で固定することができる。従って、導波路のクラッドを光ファイバの固定のために用いることができると共に、光ファイバを接着固定する接着剤の量を減らすことができる。よって、接着工程を短縮することができると共に、接着剤にかかるコストを抑えることができる。
また、フェルールは、光ファイバ保持孔に挿入された光ファイバが突き当たるファイバ突き当て部を有してもよい。この場合、ファイバ突き当て部に光ファイバを突き当てることにより、光ファイバ保持孔内における光ファイバの位置決めを容易に行うことができる。従って、光ファイバとフェルールとの位置精度を容易に高めることができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下では、実施形態に係る光コネクタの具体例を図面を参照しつつ説明する。なお、本発明は、以下の例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。以下では、図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る光コネクタ1を示す斜視図である。図2は、光コネクタ1をコア11が並ぶ方向A1及びコア11の光軸方向である方向A2に沿って切断したときの断面図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態に係る光コネクタ1は、フェルール2と、複数の光ファイバ3と、導波路10とを備えている。光コネクタ1は、シリコンフォトニクス素子に対して着脱されるコネクタであり、導波路10を介してシリコンフォトニクス素子に光結合する。
ところで、シリコンフォトニクスで形成されるSi導波路は、コア径(モードフィールド径)が小さく、光ファイバをSi導波路に直接接続するとモードフィールド径のミスマッチが生じ、これが接続損失の原因となる。そこで、光コネクタ1は、光ファイバ3とSi導波路間でモードフィールド径の変換を行うスポットサイズ変換機能を有しており、光ファイバ3のモードフィールド径とSi導波路のモードフィールド径とのミスマッチを抑制している。
フェルール2は、例えば、ポリフェルニンサルファイド(PPS)等の樹脂にガラスの粒子が含まれたものによって構成されている。フェルール2は、シリコンフォトニクス素子側に位置する平坦状の端面2aと、方向A1及び方向A2に延びる上面2bと、一対の側面2cと、端面2aの反対側に位置する拡張された後部2dと、上面2bの反対側に位置する底面とを有する。側面2cは方向A2及び方向A3に延びている。方向A3は、例えば、方向A1及び方向A2に延びる平面に直交する方向である。
フェルール2の端面2aには導波路10が露出している。導波路10は、複数のコア11と、コア11を包囲するクラッド12とを備えている。導波路10は、光ファイバ3を伝搬する光の通信波長帯において透明な樹脂によって構成されている。この通信波長帯は、例えば、1.31μm以上且つ1.55μm以下である。
導波路10は、例えば、ポリマーで構成されたポリマー導波路である。コア11及びクラッド12は、互いに屈折率が異なる2種類の透明樹脂によって構成されている。クラッド12は直方体状とされており、クラッド12の内部において複数のコア11が方向A2に延びている。導波路10は、コア11が露出する第1端部10Aと、第1端部10Aの反対側を向く第2端部10Bとを有する。
コア11のモードフィールド形状は円形状であり、第1端部10Aにおけるコア11のモードフィールド径は、第2端部10Bにおけるコア11のモードフィールド径よりも小さい。コア11のモードフィールド径は、第2端部10Bにおいて最も大きく、第1端部10Aにおいて最も小さい。ここで、「モードフィールド形状が円形状」である状態は、真円だけでなく、楕円状又は長円状等、円形を若干変更した形状も含む。このように、コア11のモードフィールド形状が円形状であることにより接続ロスを低減することができる。
また、コア11のモードフィールド径は、例えば、第2端部10Bから第1端部10Aに向かうに従って直線的に小さくなっている。このように、導波路10は、第1端部10Aと第2端部10Bとで互いに異なるモードフィールド径を備えており、スポットサイズ変換機能を有する。例えば、第1端部10Aにおけるコア11のモードフィールド径(直径)は3μm程度であり、第2端部10Bにおけるコア11のモードフィールド径(直径)は10μm程度である。なお、ここでは、説明を分かりやすくするために、光ファイバ3のコア3a及び導波路10のコア11を、コア径ではなくモードフィールド径で模式的に表している。
図3は、光コネクタ1の光ファイバ3を方向A2及び方向A3に延びる平面で切断したときの断面図である。図2及び図3に示されるように、コア11は、方向A1に沿って複数設けられており、コア11の数は光ファイバ3の数と一致している。フェルール2は、光ファイバ3が挿入及び保持される光ファイバ保持孔2fと、光ファイバ3が露出する光学端面2gを備える。光学端面2gでは光ファイバ3の先端面3cが露出している。光ファイバ3は、導波路10のクラッド12によって光ファイバ保持孔2fに固定されている。
各光ファイバ3は、コア3aとクラッド3bとを有する。光ファイバ3は例えばシングルモードファイバである。コア3aのモードフィールド形状は円形状とされており、コア3aのモードフィールド径は、導波路10の第2端部10Bにおけるコア11のモードフィールド径と略同一である。ここで、「モードフィールド径と略同一」とは、コア3aの径が第2端部10Bのコア11の径と光結合可能な値である状態を示しており、屈折率で定義されるコア3aの径と第2端部10Bのコア径が一致しなくても、コア上の光強度分布で定義されるモードフィールド径が実質的に一致している状態を含んでいる。
フェルール2は、光ファイバ保持孔2fの導波路10側の端部に、光ファイバ3の先端面3cが突き当たるファイバ突き当て部2hを更に備える。ファイバ突き当て部2hは、光学端面2gよりも第1端部10A側に位置している。好適には、ファイバ突き当て部2hは、光学端面2gよりも僅かに第1端部10A側に位置しており、光学端面2gに対するファイバ突き当て部2hの突出量は若干量とされている。このように、ファイバ突き当て部2hの突出量を僅かとすることにより、複数の光ファイバ3の光路のピッチ変換を容易に行うことが可能となる。
図4は、方向A1及び方向A3に延びる平面で切断したときのファイバ突き当て部2hの断面図を示している。図5は、方向A2及び方向A3に延びる平面で切断したときのファイバ突き当て部2hの断面図を示している。図4及び図5に示されるように、ファイバ突き当て部2hは、断面が光ファイバ3の外周に沿う円形とされた光ファイバ保持孔2fから方向A3に突出した段差である。光ファイバ3は、フェルール2の後部2dから光ファイバ保持孔2fに挿入されて、光ファイバ保持孔2fに方向A2に挿入された光ファイバ3の先端面3cがファイバ突き当て部2hに突き当たる。このように光ファイバ3の先端面3cがファイバ突き当て部2hに突き当たることにより、方向A2における光ファイバ3の位置決めがなされる。
次に、導波路10の製造方法について図6及び図7を参照しながら説明する。図6に示されるように、フェルール2と同一の材料によって構成される箱状体Bにクラッド12を構成する低屈折率のクラッド用樹脂P1を収容する。クラッド用樹脂P1はクラッド材膜とも称される。そして、クラッド用樹脂P1の内部に、コア11を構成する高屈折率のコア用樹脂P2を吐出するニードルNを挿入する。ニードルNを挿入した状態でニードルNからコア用樹脂P2を吐出しながらニードルNを直線的に移動させる。
図7に示されるように、コア用樹脂P2を吐出しながらニードルNを移動させるときに、ニードルNからのコア用樹脂P2の吐出量を増やすか、又は、ニードルNの移動速度を遅くすることにより、コア11を大きくすることができる。一方、ニードルNからのコア用樹脂P2の吐出量を減らすか、又は、ニードルNの移動速度を速くすることにより、コア11を小さくすることができる。本実施形態では、第1端部10Aから第2端部10Bに向かうにつれてコア11が小さくなるように、コア用樹脂P2の吐出量又はニードルNの移動速度が調整される。
以上のようにニードルNを移動させた後には、クラッド用樹脂P1及びコア用樹脂P2に対して紫外線露光及び熱処理を行うことにより、クラッド用樹脂P1及びコア用樹脂P2を硬化させる。そして、箱状体Bの壁部を成す切り落とし部B1を切り落とし、コア用樹脂P2の書き始め部分B2を切除することにより導波路10が完成する。このように、書き始め部分B2を切除することにより、コア11の径及び形状が不安定な部分を取り除くことができる。また、硬化後は、図8に示されるように、第2端部10Bから第1端部10Aに向かうにつれてモードフィールド径は小さくなる。なお、導波路10のコア11の屈折率分布は、ステップインデックス型ではなく、コア11からクラッド12に向かうに従って屈折率が徐々に小さくなる屈折率分布型である。すなわち、硬化後の状態では、硬化前のクラッド用樹脂P1とコア用樹脂P2が混在した領域が存在する。そのため、コア11は、材料による境界ではなく、屈折率で定義される。硬化後の状態(図1〜図3)では、説明を分かりやすくするために、コア11をコア径ではなく、モードフィールド径で模式的に表している。
続いて、図2及び図3を参照しながら光ファイバ3の固定方法について説明する。前述したように、フェルール2の後部2dに設けられた導入孔5から光ファイバ保持孔2fに光ファイバ3を挿入し、光ファイバ3の先端面3cをファイバ突き当て部2hに突き当てる。その後、クラッド12を成すクラッド用樹脂P1を光ファイバ3及び光ファイバ保持孔2fに流し込む。
また、必要に応じて窓4又は導入孔5から光ファイバ保持孔2fに接着剤を流し込んでもよい。但し、クラッド用樹脂P1を光ファイバ保持孔2fの全体に流し込める場合には上記の接着剤は不要である。そして、クラッド用樹脂P1を硬化させることにより、光ファイバ3がクラッド12によって光ファイバ保持孔2fに固定される。
次に、本実施形態に係る光コネクタ1から得られる作用効果について説明する。
光コネクタ1では、第1端部10Aにおける導波路10のモードフィールド径は、第2端部10Bにおける導波路10のモードフィールド径より小さい。従って、第1端部10Aにおける導波路10のモードフィールド径と第2端部10Bにおける導波路10のモードフィールド径とは互いに異なるので、導波路10はスポットサイズ変換機能を有している。このように、光コネクタ1の一部にスポットサイズ変換機能を有する部分を設けることができる。従って、シリコンフォトニクス素子に対して光コネクタ1を着脱することにより、スポットサイズ変換機能を有する部分の交換を容易に行うことができる。
また、導波路10は、複数のコア11を有する。よって、導波路10の複数のコア11のそれぞれに光ファイバ3を光結合することができる。従って、導波路10に複数の光ファイバ3を同時に光結合することができる。
また、光ファイバ3は、クラッド12(クラッド用樹脂P1)によって光ファイバ保持孔2fに固定されている。よって、光ファイバ保持孔2fに光ファイバ3を挿入し、この状態で光ファイバ保持孔2fに導波路10のクラッド12を流し込むことによって、光ファイバ3を光ファイバ保持孔2f内で固定することができる。従って、導波路10のクラッド12を光ファイバ3の固定のために用いることができると共に、光ファイバ3を接着固定する接着剤の量を減らすことができる。
よって、光ファイバ3の接着工程を短縮することができると共に、接着剤にかかるコストを抑えることができる。また、上記接着剤のみを使用して光ファイバを接着固定する場合、光ファイバ保持孔から端面に接着剤が溢れだすという問題が生じる可能性がある。しかしながら、本実施形態に係る光コネクタ1は、光学端面2g側から光ファイバ保持孔2fにクラッド用樹脂P1を流し込む構成とされているため、上記のように端面から接着剤が溢れる問題は発生しない。
また、フェルール2は、光ファイバ保持孔2fに挿入された光ファイバ3が突き当たるファイバ突き当て部2hを有する。よって、ファイバ突き当て部2hに光ファイバ3を突き当てることにより、光ファイバ保持孔2f内における光ファイバ3の位置決めを容易に行うことができる。従って、光ファイバ3とフェルール2との位置精度を容易に高めることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る光コネクタについて図9〜図11を参照しながら説明する。図9に示されるように、第2実施形態の光コネクタ21は、ファイバ突き当て部2hとは形状が異なるファイバ突き当て部22hが設けられたフェルール22を備える。以下では、第1実施形態と重複する説明を適宜省略する。
図10は、方向A1及び方向A3に延びる平面で切断したときのファイバ突き当て部22hの断面図を示している。図11は、方向A1及び方向A2に延びる平面で切断したときのフェルール22の断面図を示している。図10及び図11に示されるように、ファイバ突き当て部22hは、フェルール22の内壁から矩形状に突出した溝状とされている。光ファイバ保持孔2fに方向A2に挿入された光ファイバ3は、ファイバ突き当て部22hに突き当たる。従って、第1実施形態と同様、光ファイバ3の先端面3cがファイバ突き当て部22hに突き当たることにより、方向A2における光ファイバ3の位置決めがなされる。
第2実施形態に係る光コネクタ21では、第1実施形態と同様、ファイバ突き当て部22hに光ファイバ3を突き当てることにより、光ファイバ保持孔2f内における光ファイバ3の位置決めを容易に行うことができるので、光ファイバ3とフェルール22との位置精度を容易に高めることができる。このように、ファイバ突き当て部は、形状を適宜変更することが可能であり、形状を変更しても前述と同様の効果を得ることが可能である。
以上、実施形態に係る光コネクタについて説明したが、本発明に係る光コネクタは、前述の各実施形態のものに限定されず種々の変形が可能である。例えば、前述の実施形態では、平坦状の端面2aを有するフェルール2について説明したが、端面にガイドピンが挿入される1つ又は複数のガイド孔が形成されていてもよい。更に、当該ガイド孔にガイドピンが挿入されていてもよい。例えば、図1に示されるコア11の方向A1の両側に一対のガイド孔が形成されていてもよく、この場合、一対のガイド孔を測定又は評価の基準として用いることが可能となる。
また、前述の実施形態では、複数のコア11を備えた導波路10について説明したが、導波路のコアの数は、1つであってもよく特に限定されない。
1,21…光コネクタ、2,22…フェルール、2a…端面、2b…上面、2c…側面、2d…後部、2f…光ファイバ保持孔、2g…光学端面、2h,22h…ファイバ突き当て部、3…光ファイバ、3a…コア(モードフィールド径)、3b…クラッド、3c…先端面、4…窓、5…導入孔、10…導波路、10A…第1端部、10B…第2端部、11…コア(モードフィールド径)、12…クラッド、A1,A2,A3…方向、B…箱状体、B1…切り落とし部、B2…書き始め部分、N…ニードル、P1…クラッド用樹脂、P2…コア用樹脂。

Claims (4)

  1. 光ファイバと、
    前記光ファイバが挿入及び保持される光ファイバ保持孔、及び前記光ファイバが露出する光学端面を有するフェルールと、
    前記フェルールの前記光学端面に取り付けられる導波路と、
    を備え、
    前記導波路は、コアと、クラッドと、前記コアが露出する第1端部と、前記第1端部の反対側において前記光学端面に接続する第2端部と、を有し、
    前記導波路のモードフィールド形状は円形状であり、
    前記第1端部における前記導波路のモードフィールド径は、前記第2端部における前記導波路のモードフィールド径より小さく、
    前記第2端部における前記導波路のモードフィールド径は、前記光ファイバのモードフィールド径と略同一である、
    光コネクタ。
  2. 前記導波路は、複数の前記コアを有する、
    請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記光ファイバは、前記クラッドによって前記光ファイバ保持孔に固定されている、
    請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  4. 前記フェルールは、前記光ファイバ保持孔に挿入された前記光ファイバが突き当たるファイバ突き当て部を有する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の光コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113050223A (zh) * 2019-12-26 2021-06-29 中兴通讯股份有限公司 聚合物波导连接器及其制作方法、连接器组

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