JP2006014876A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 たとえ確率変動時であっても簡単に特別遊技が連続するほど確率を高めるわけではないので、「連チャン」の実現は実質的に不可能に近い。
【解決手段】 ぱちんこ遊技機10において、パターン記憶手段125は、図柄変動がその表示経過時間にかかわらず所定の終了信号に基づいて停止されるよう定められた特殊表示パターンを保持する。表示制御手段160は、特殊表示パターンが図柄決定手段130により選択された場合、終了信号を受け取るまで特殊表示パターンにしたがって図柄変動の表示を継続させる。変動調整手段150は、実行中の特別遊技が終了したときに終了信号を生成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に図柄変動表示を効率よく制御する技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、特に第1種ぱちんこ遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常より多くの賞球数が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーを持たせる演出を施したり、特別遊技への移行確率を変動させる等の制御によっても遊技者の期待感を高めている。また、第3種ぱちんこ遊技機や一般電役遊技機も第1種と同様に遊技盤の略中央に設けられた表示領域に図柄変動を表示させる。
特開2003−230714号公報
上記の各遊技機の場合、特別遊技の終了直後にいわゆる「連チャン」と呼ばれる連続的な特別遊技を獲得するためには、特別遊技の終了直後に行われる抽選で当たりとなる必要がある。しかしながら、たとえ確率変動時であっても簡単に特別遊技が連続するほど確率を高めるわけではないので、「連チャン」の実現は実質的に不可能に近い。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、連続的な特別遊技を実現することにより遊技性を高める技術の提供にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域における所定の位置に設けられ、遊技球の落入が抽選の実行契機となる図柄変動始動口と、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技への移行条件として抽選の結果が当たりであるか否かを判定する当たり判定手段と、図柄変動の表示パターンとして複数種のパターンを保持するパターン記憶手段と、特別遊技の実行中か否かにかかわらず、抽選の結果を複数種のパターンのいずれかにしたがって図柄変動の形で表示させる表示制御手段と、特別遊技の実行中に抽選の結果が当たりと判定された場合に、その抽選結果に対応する図柄変動の表示終了が特別遊技の終了まで時間的に先延ばしされるよう調整する変動調整手段と、を備える。
この態様における弾球遊技機としては、第1種ぱちんこ遊技機、第3種ぱちんこ遊技機、一般電役ぱちんこ遊技機を主に想定する。ただし、いずれの遊技機においても、特別遊技の実行中であるか否かにかかわらず、図柄変動の表示が可能であることを前提とする。「図柄変動始動口」は、例えば第1種ぱちんこ遊技機においては、第1種始動入賞口を示してもよい。例えば第3種ぱちんこ遊技機や一般電役ぱちんこ遊技機においては、第3種始動入賞口とは別に設けられた、抽選実行のための入球口を示してもよい。
この態様によると、特別遊技中でも図柄変動表示を実行し、特別遊技中に次の当たりが生じればその当たりを先延ばすので、いわゆる連チャンのように動作させることができ、遊技者における遊技性を高めることができる。また、特別遊技中に抽選が当たりとなった場合でも、実行中の特別遊技が終了するまで次の特別遊技の開始を先延ばしにするので、実行中の特別遊技が抽選の結果に基づいて途中終了することがなく、遊技者は特別遊技による利益が損なわれない。また、そのような途中終了を回避するために単位遊技の合間などに打球を停止させるいわゆる止め打ちをする必要もなく、遊技店にとっても稼働率低下を回避することができる。
変動調整手段は、抽選の結果が当たりと判定された場合、その保留球に対応する図柄変動の表示パターンとして、その図柄変動の表示終了が特別遊技の終了まで先延ばしされるようなパターンをパターン記憶手段から選択してもよい。この場合、当たりであった抽選結果に対応する図柄変動の表示パターンとして表示時間が比較的長いパターンが選択される。このように、パターン選択だけで特別遊技の開始タイミングを調整することができるので、比較的簡易な方法にて連チャンを実現することができる。
図柄変動の表示中に図柄変動始動口へ遊技球が落入した場合に、その遊技球に対応する抽選結果を所定数の限度で保留球として一時的に記憶する保留記憶手段をさらに備えてもよい。当たり判定手段は、保留球として記憶された抽選結果が当たりか否かについて、その保留球以前の保留球に対応する図柄変動の表示が終了したか否かを問わずあらかじめ判定し、変動調整手段は、あらかじめ判定された保留球の抽選結果が当たりであった場合、その保留球以前の保留球に対応する図柄変動の表示パターンとして、当たりであった保留球に対応する図柄変動の表示終了が特別遊技の終了まで先延ばしされるようなパターンをパターン記憶手段から選択してもよい。この場合、当たりであった保留球の一つ前に落入した遊技球に対応する表示パターンとして表示時間が比較的長いパターンを選択してもよいし、さらに前に落入した遊技球に対応する表示パターンとして表示時間が比較的長いパターンを選択してもよい。また、当たりであった保留球に対応する表示パターンについても表示時間が比較的長いパターンを選択するなど、複数球について表示時間を長くしてもよい。このように、パターン選択やその組合せだけで特別遊技の開始タイミングを調整することができるので、比較的簡易な方法にて連チャンを実現することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の弾球遊技機によれば、連続的な特別遊技を実現することにより遊技性を高めることができる。
(実施例1)
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。以下、弾球遊技機としていわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。本実施例におけるぱちんこ遊技機は、特別遊技の実行中であるか否かにかかわらず図柄変動の表示を可能とした第1種ぱちんこ遊技機を前提とする。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤面で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、遊技盤50の遊技領域52を透視可能な板である。扉14は、透明板13を支持する。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、図柄表示装置60、第1種始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66および一般入賞口72を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置74と、始動口を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本明細書において「落入」「入球」「入賞」は「通過」を含むものとする。
遊技盤50の略中央に設けられた図柄表示装置60は、その画面に第1種特別図柄と呼ばれる図柄(以下、「特別図柄」という)202と、特別図柄202に連動する装飾図柄200を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。ここで、特別図柄202は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に応じた図柄であり、大当たりを発生させるか否かを示す役割をもつ。装飾図柄200は、抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。図柄表示装置60は、この実施例では液晶ディスプレイで構成されるが、機械式のドラムやLEDなどの他の表示装置であってもよい。図柄表示装置60は、装飾図柄200としてスロットマシーンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。装飾図柄200を表示する形態を採用している場合は、特別図柄202は演出的な役割をもつ必要がないため、図柄表示装置60の右上隅の目立たない領域に表示される。なお、特別図柄は、図柄表示装置60中の他の箇所に表示されてもよく、また図柄表示装置60とは別に設けられる表示部に表示されてもよい。
始動口62は普通電動役物により形成され、その入口が拡開可能となっている。普通電動役物が拡開状態にあるときには、非拡開状態よりも始動口62に遊技球が落入しやすくなる。始動口62は、遊技領域52における所定位置に設けられる。以下、始動口62に関し、普通電動役物が拡開して遊技球が始動口62に落入しやすい状態を開放状態と呼ぶ。大入賞口66は、特別図柄202が所定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66はアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の内側は、特定領域(いわゆるVゾーン)と一般領域に区画されている。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の特定領域の通過を検出するセンサと、一般領域の通過を検出するセンサを備えて構成される。
遊技球が始動口62に落入すると、図柄表示装置60において特別図柄202および装飾図柄200が変動表示される。特別図柄202および装飾図柄200の変動表示は、原則として表示に先だって決定された表示時間の経過後に停止される。停止時の特別図柄202が大当たりを示す図柄である場合、大入賞口66の開閉動作が開始され、通常遊技よりも遊技者に有利な状態である特別遊技に移行する。このときスロットマシーンのゲームを模した装飾図柄200は、3つの図柄を一致させるような表示態様をとる。
大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。大入賞口66が開放中に遊技球が特定領域へ少なくとも1球落入した場合、大入賞口66は再度開放される。このように、大入賞口66が1回開放される間に遊技球が少なくとも1球以上特定領域へ落入することを条件に大入賞口66の開閉が所定回数、例えば15回繰り返される。
停止時の特別図柄202が、確率変動付き大当たりを示す図柄である場合、特別遊技の終了後、確率変動遊技が開始される。確率変動遊技においては、通常時より当たりの確率が高い抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生する。
図柄表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、図柄表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。センター飾り64の所定位置には、保留ランプ20が設けられている。保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって保留球数を表示する。保留球数は、図柄変動中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。また遊技効果ランプ90が遊技領域52に設けられ、点滅等することで演出の役割を果たす。
作動口68を遊技球が通過すると、所定時間、普通図柄204と呼ばれる図柄が変動表示される。普通図柄204は図柄表示装置60の右下隅にて変動表示される。所定時間の経過後に普通図柄204の変動表示が停止すると、通常、50%から80%程度の確率で始動口62が所定時間拡開する。変動短縮遊技の実行中においては、普通図柄204の変動表示時間が短縮されるとともに、始動口62が開放状態となる時間が相対的に長く設定される。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板41は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板49は、液晶ユニット42を備え、図柄表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板41による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板41およびサブ基板49は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、図柄表示装置60、スピーカ18、遊技効果ランプ90のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄の変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板41と、図柄の演出等を制御するサブ基板49とに機能を分担させた形態で構成されてもよい。
遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。本実施例の遊技制御装置100は、各入賞口への入球を判定する入球判定手段110、特別遊技への移行条件として抽選の結果が当たりであるか否かを判定する当たり判定手段120、抽選結果を示す図柄変動の表示パターンを保持するパターン記憶手段125、図柄変動の停止図柄および変動表示の表示パターンを決定する図柄決定手段130、図柄や電飾等の表示を制御する表示制御手段160、遊技状態に応じて図柄変動を調整する変動調整手段150、保留球の計数および表示を制御する保留制御手段170、大当たり中の特別遊技を制御する特別遊技制御手段180、確率変動状態における遊技を実行する特定遊技実行手段190、始動口62などの普通電動役物の開閉を制御する普通電動役物開閉制御手段192、および大入賞口66の開閉を制御する大入賞口開閉制御手段194を備える。
入賞検出装置74は始動口62に設けられたセンサであり、始動口62への遊技球の落入を検出し、落入を示す始動入賞情報を生成する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断する。
当たり判定手段120は、始動口62への入賞があったとき、その入賞タイミングにおける所定のカウンタの値を抽選乱数として取得する。ただし、図柄変動中に始動口62へ入賞した遊技球である保留球の数が上限に達している状態で始動口62へ入賞があった場合は抽選乱数を取得しない。抽選乱数が取得されたときにその抽選の結果に応じた図柄変動表示の開始が許可されない場合、抽選結果は保留制御手段170へ送られ、保留球として記憶される。本実施例における当たり判定手段120は、新たな図柄変動表示の開始が許可されるか否かにかかわらず、取得した抽選結果が当たりであるか否かを判定する。すなわち、保留球として記憶される抽選結果が当たりであるか否かについて、その保留球以前の入賞球または保留球に対応する図柄変動の表示が終了したか否かを問わず、あらかじめ判定する。判定結果は抽選結果とともに保留球として保留制御手段170に記憶されてもよい。
パターン記憶手段125は、特別図柄や装飾図柄を変動表示させるときの表示パターンとして複数種のパターンを保持する。表示パターンには、通常の外れ図柄を表示するときのパターンと、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなるリーチ状態を経て外れ図柄を表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たり図柄を表示するときのパターンが含まれる。また、リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な表示時間をもつパターンが含まれる。各表示パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに表示時間が定められており、その表示時間の経過時に図柄変動が停止される。
図柄決定手段130は、図柄表示装置60に表示させる図柄の内容とその表示パターンを決定する。図柄決定手段130は、装飾図柄を決定する装飾図柄決定手段132と、特別図柄を決定する特別図柄決定手段140と、普通図柄を決定する普通図柄決定手段148を含む。
特別図柄決定手段140は、当たり判定の結果に応じてパターン記憶手段125からいずれかのパターンを選択するパターン選択手段144と、当たり判定の結果に応じた特別図柄の停止図柄を決定する図柄選択手段146とを含む。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄であり、図柄決定乱数に基づいて決定される。抽選乱数が当たりであった場合、図柄決定乱数に基づいて確率変動付きの当たりであるか否かが決定される。
装飾図柄決定手段132は、特別図柄決定手段140による決定に応じてパターン記憶手段125からいずれかのパターンを選択するパターン選択手段136と、当たり判定の結果に応じた装飾図柄の停止図柄を決定する図柄選択手段138とを含む。図柄選択手段138は、特別図柄が当たり図柄であった場合、確率変動付きの当たりとなる図柄か否かに基づいて装飾図柄を決定する。
普通図柄決定手段148は、入球判定手段110が作動口68への遊技球の通過を判定した場合に、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に基づいて普通図柄を決定する。普通図柄決定手段148が特定の図柄であった場合、普通電動役物開閉制御手段192が始動口62を所定時間拡開する。
変動調整手段150は、特別遊技の実行中に抽選の結果が当たりと判定された場合に、その抽選結果に対応する図柄変動の表示終了が特別遊技の終了まで時間的に先延ばしされるようなパターンを図柄決定手段130に選択させることにより、変動表示を調整する。図柄決定手段130は、当たりであった抽選結果に対応する図柄変動の表示パターンとして、表示時間が比較的長いパターンを選択してもよい。保留球として記憶された抽選結果が当たりであった場合、図柄決定手段130は、その保留球より前の入賞球に対応する図柄変動の表示パターンとして表示時間が比較的長いパターンを選択してもよい。このように、特別遊技中に当たりとなった抽選結果に対応する図柄変動が、実行中の特別遊技が終了する前に停止しないよう先延ばしされる。これにより、新たな当たりを原因とした特別遊技の途中終了がなくなり、遊技者の利益を確保することができる。
表示制御手段160は、当たり判定手段120により取得された抽選結果を、図柄決定手段130により選択された表示パターンにしたがって図柄変動の形で図柄表示装置60に表示させる。本実施例における表示制御手段160は、図柄表示装置60に特別図柄、装飾図柄、普通図柄を表示させる。また、本実施例の表示制御手段160は、特別遊技の実行中か否かにかかわらず図柄表示装置60に図柄変動を表示させる。表示制御手段160は、遊技効果ランプ90や保留ランプ20の点灯と消灯をさらに制御する。
保留制御手段170は、保留球の計数および表示を制御し、図柄変動の表示中に当たり判定手段120によって取得された抽選乱数を保留球として一時的に記憶する保留記憶手段172を含む。保留球数の上限は4つである。
特別遊技制御手段180は、当たり判定手段120による判定結果が当たりであった場合に、特別遊技の実行処理を制御する。特別遊技移行判定手段182は、当たりであった抽選結果に対応する図柄変動が停止されたか否かに応じて特別遊技開始のタイミングを判定する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした複数回の単位遊技で構成される。単位遊技は例えば15回を上限として繰り返され、1回の単位遊技において大入賞口66を約30秒間開放させる。単位遊技実行手段184は、大入賞口開閉制御手段194を制御して、大入賞口66を開閉させることにより単位遊技を実行する。大入賞口開閉制御手段194は、単位遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。特別遊技終了手段186は、単位遊技の継続回数、大入賞口66の特定領域への通過検出の有無に基づいて、単位遊技を継続させるか否か、すなわち次回の単位遊技を開始するか否かを判定する。次回の単位遊技を開始するための継続条件が満足されない場合、または単位遊技の上限回数を消化した場合には、特別遊技終了手段186が特別遊技を終了させる。
普通電動役物開閉制御手段192は、普通図柄が特定の図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。これにより、始動口62は、遊技者にとって有利な状態に変化する。当たり判定手段120による抽選結果が確率変動付き大当たりであった場合、特定遊技実行手段190は、確率変動遊技を実行する。
ここで、本実施例におけるパターン記憶手段125は、図柄変動がその表示経過時間にかかわらず所定の終了信号を受け取ったときに停止されるよう定められた特殊表示パターンを保持する。ただし、特殊表示パターンの終了条件は、終了信号に基づく終了条件と表示経過時間に基づく終了条件とが定められており、いずれかの終了条件が変動調整手段150によって選択され、その選択された終了条件を満たしたときに図柄変動が停止される。特殊表示パターンは、最終的に当たりの図柄で停止させるパターンと、最終的に外れの図柄で停止させるパターンの双方を含み、抽選結果が当たりであるか否かにかかわらず選択され得る。また、特殊表示パターンは、特別図柄の表示を定めたパターンと装飾図柄の表示を定めたパターンの双方を含む。特に、装飾図柄のパターンとしては、擬似的な外れの図柄を停止図柄とする複数回の図柄変動の繰り返しを含む。これにより、遊技者は複数回の図柄変動が行われたかのように認識し、図柄変動の終了を先延ばすことによる時間的な不自然さを感じずに済む。また、特殊表示パターンには、その図柄変動を停止させることができる時間軸上のポイントが複数箇所定義されている。例えば、擬似的な外れの停止図柄を表示させる少し前のタイミングで停止ポイントが定められていてもよい。これにより、終了信号を受け取り次第、任意のタイミングで図柄変動を停止させることができる。
特別遊技の実行中において当たりの抽選結果に対応する図柄変動のパターンとして特殊表示パターンが図柄決定手段130により選択された場合、変動調整手段150は、図柄変動の終了条件として終了信号に基づく条件を選択する。この場合、表示制御手段160は、終了信号を受け取るまで特殊表示パターンにしたがって図柄変動の表示を継続させる。変動調整手段150は、実行中の特別遊技が終了するときに終了信号を生成して表示制御手段160へ送る。このように終了信号の生成を特別遊技終了まで先延ばすので、新たな当たりを原因として実行中の特別遊技を途中終了させることがない。表示制御手段160は、終了信号を受け取った後で直近に到来する停止のポイントにて特殊表示パターンによる図柄変動を停止させる。この場合の特殊表示パターンは、終了信号を受け取ったときに当たりの図柄にて停止させるよう定められている。
特別遊技の実行中において当たりであった保留球より前の入賞球に対応する図柄変動のパターンとして特殊表示パターンが図柄決定手段130により選択された場合、変動調整手段150は、図柄変動の終了条件として表示経過時間に基づく条件を選択する。また、変動調整手段150は、保留球の当たりが判定された時点で残されている単位遊技数に応じて、当たりであった保留球より前の入賞球に対応する図柄変動のパターンとして特殊表示パターンを選択させてもよい。例えば、単位遊技数が2回以上残っている場合に、当たりであった保留球だけでなくそれ以前の入賞球についても特殊表示パターンを選択させることにより、当たり図柄の表示タイミングをより遅いタイミングまで先延ばししてもよい。この場合の以前の入賞球についての特殊表示パターンは、終了条件である表示時間が経過したときに外れの図柄にて停止させるよう定められている。
なお、変形例として、終了信号を受け取ったときに停止させるとともに、終了信号を受け取らずに例えば5分など比較的長時間経過した場合は停止させるよう特殊表示パターンの終了条件が定められてもよい。
図4は、通常遊技および特別遊技の基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、始動口62に遊技球が入賞したときに抽選乱数の取得や当たり判定を処理し(S10)、当たりであった場合は図柄変動表示の終了後に開始される特別遊技の実行を制御し(S12)、入賞に応じた賞球払出を処理する(S14)。
図5は、図4におけるS10を詳細に示すフローチャートである。S10の当たり判定処理においては、まず始動口62への入賞に応じた抽選の乱数を取得し(S20)、抽選の結果に応じた図柄変動を処理し(S22)、抽選結果が当たりであった場合は図柄変動表示が終了したか否かに基づいて特別遊技への移行タイミングを判定する(S24)。
図6は、図5におけるS20を詳細に示すフローチャートである。S20の乱数取得処理においては、始動口62への入賞がなければ(S30のN)、S20のフローを終了し、始動口62への入賞があった場合に(S30のY)、賞球カウンタに賞球数である4を加算し(S32)、保留球がすでに上限数である4であればこれ以上保留球として記憶できないのでS20のフローを終了し(S34のN)、保留球が4未満であれば(S34のY)、抽選乱数としてカウンタ値を取得する(S36)。このとき、特別遊技が実行中であって(S38のY)、抽選結果が当たりであった場合(S40のY)、残りの単位遊技数を取得し(S42)、抽選結果が外れであった場合は(S40のN)、S42をスキップする。特別遊技の実行中でない場合は(S38のN)、当たり判定をして(S44)、S40およびS42をスキップする。
当たり判定の結果に応じて図柄を決定し(S46)、図柄変動中であれば(S48のY)、抽選結果と図柄の番号を保留球として記憶し(S50)、図柄変動中でなければ(S48のN)、図柄変動の開始許可を示す変動フラグをオンする(S52)。
図7は、図6におけるS46を詳細に示すフローチャートである。S46の図柄決定処理においては、図柄決定乱数を取得し(S100)、抽選乱数が当たりであった場合(S102のY)、確率変動付き大当たりか否かを決定するために図柄決定乱数に基づいて当たりの図柄を決定し(S104)、特別遊技中であれば(S108のY)、特殊表示パターンを選択し(S110)、特別遊技中でなければ(S108のN)、当たり図柄に応じて通常の表示パターンを選択する(S112)。S102において、抽選乱数が外れであった場合(S102のN)、リーチ付きの外れであるか否かを決定するために図柄決定乱数に基づいて外れの図柄を決定し(S106)、特別遊技中における残り単位遊技数が2以上である場合(S114のY)、特殊表示パターンを選択し(S110)、特別遊技中でない場合や残り単位遊技数が2未満の場合(S114のN)、外れ図柄に応じて通常の表示パターンを選択する(S116)。
図8は、図5におけるS22を詳細に示すフローチャートである。S22の図柄変動処理においては、変動フラグがオンになっている場合(S60のY)、変動フラグをオフして(S64)、抽選結果と図柄を読み出す(S66)。変動フラグがオンになっていない場合であって(S60のN)、保留球が記憶されている場合(S62のY)、抽選結果と図柄を読み出し(S66)、保留球が記憶されていない場合はS22のフローを終了する(S62のN)。
S46においてあらかじめ選択された表示パターンを読み出し(S68)、その表示パターンが特殊表示パターンであった場合であって(S70のY)、抽選結果が当たりであった場合は(S72のY)、終了信号に基づく終了条件を選択し(S74)、抽選結果が外れであった場合は(S72のN)、表示経過時間に基づく終了条件を選択する(S76)。S70において、表示パターンが特殊表示パターンでなかった場合もまた(S70のN)、表示経過時間に基づく終了条件を選択する(S76)。
読み出された表示パターンにしたがって図柄変動表示を開始し(S78)、図柄変動時間を示すタイマをセットする(S80)。終了条件として終了信号に基づく条件が選択されている場合(S82のY)、終了信号を受け取れば(S84のY)、図柄変動表示を停止させて(S90)、S22を終了する。終了信号を受け取っていなければ(S84のN)、S82に戻る。終了条件として表示経過時間に基づく条件が選択されている場合(S82のN)、表示タイマに示される表示経過時間が所定時間を経過していれば(S86のY)、表示タイマをリセットして(S88)、図柄変動表示を停止させて(S90)、S22を終了する。表示タイマに示される表示経過時間が所定時間を経過していなければ(S86のN)、S82に戻る。このようにして、終了条件を満たしたときに図柄変動表示が停止される。
(実施例2)
本実施例のぱちんこ遊技機10においては、パターン記憶手段125に保持される特殊表示パターンが実施例1における特殊表示パターンと異なる。すなわち、実施例1の特殊表示パターンにおいては終了信号により停止されない限り擬似的な外れの図柄変動が無限に続くよう定められているのに対し、本実施例の特殊表示パターンにおいては擬似的な外れの図柄変動を表示させるパターンを表示のたびに選択してこれを繰り返すことにより一つの表示パターンをリアルタイムに構築する点で異なる。以下、実施例1との相違点を中心に説明し、共通点の説明を省略する。
図3において、パターン記憶手段125は、図柄変動がその表示経過時間にかかわらず所定の終了条件に基づいて停止されるまで複数種のパターンからいずれかの選択を繰り返すよう定められた特殊表示パターンを保持する。図柄決定手段130は、特殊表示パターンを選択した場合、実際に表示すべき図柄変動のパターンを選択するとともに、終了条件に基づいて停止されるまで、擬似的に外れの図柄を停止図柄とするパターンの選択を繰り返すことにより、一つの抽選結果に対応する図柄変動をその表示中に順次構築する。ここでいう終了条件は、変動調整手段150から終了信号を受け取ることである。変動調整手段150は、実行中の特別遊技が終了するときに終了信号を生成して図柄決定手段130へ送る。表示制御手段160は、特殊表示パターンが図柄決定手段130により選択された場合、特殊表示パターンにしたがった図柄変動を停止させるときに、抽選の結果を示す停止図柄として当たりまたは外れの図柄を表示させる。本実施例においては、図柄変動中に表示パターンを構築するので、任意のタイミングで図柄変動を停止させることができ、図柄変動終了タイミングの調整を容易に実現することができる。また、変動調整手段150は、特別遊技の実行中に抽選の結果が当たりと判定された場合に、実行中の特別遊技が終了するまで終了信号の生成を先延ばすことができる。
図9は、実施例2における図5のS22を詳細に示すフローチャートである。本実施例におけるS22の図柄変動処理は、S120〜S128まで実施例1のS22におけるS60〜S68と同じ処理である。S128において読み出された表示パターンが特殊表示パターンであった場合(S130のY)、最初に表示すべき擬似的な外れの図柄変動のパターンを選択し(S132)、終了信号に基づく終了条件を選択する(S134)。読み出された表示パターンが特殊表示パターンでなかった場合(S130のN)、表示経過時間に基づく終了条件を選択する(S136)。
読み出された表示パターンにしたがって図柄変動表示を開始し(S138)、図柄変動時間を示すタイマをセットする(S140)。終了条件として終了信号に基づく条件が選択されている場合(S142のY)、終了信号を受け取れば(S144のY)、図柄変動表示を停止させて(S146)、S22を終了する。終了信号を受け取っていなければ(S144のN)、次に表示させる図柄変動の表示パターンを選択して(S148)、S142へ戻る。終了条件として表示経過時間に基づく条件が選択されている場合(S142のN)、表示タイマに示される表示経過時間が所定時間を経過していれば(S150のY)、表示タイマをリセットして(S152)、図柄変動表示を停止させて(S146)、S22を終了する。表示タイマに示される表示経過時間が所定時間を経過していなければ(S150のN)、S142へ戻る。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、変形例を挙げる。
各実施例においては、第1種ぱちんこ遊技機を例示して説明した。変形例においては、第3種ぱちんこ遊技機や一般電役ぱちんこ遊技機の形で本発明を実現してもよい。
各実施例においては、特別遊技の実行中に特殊表示パターンが選択される例を説明した。変形例においては特別遊技の実行中以外のタイミング、すなわち通常遊技中に特殊表示パターンが選択されてもよい。例えば、特別図柄と装飾図柄の間で、その変動表示の開始タイミングまたは終了タイミングにずれが生じたような場合に、特殊表示パターンを選択することによってタイミング調整を図ることができる。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 本実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 通常遊技および特別遊技の基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図4におけるS10を詳細に示すフローチャートである。 図5におけるS20を詳細に示すフローチャートである。 図6におけるS46を詳細に示すフローチャートである。 図5におけるS22を詳細に示すフローチャートである。 実施例2における図5のS22を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
10 ぱちんこ遊技機、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 60 図柄表示装置、 62 始動口、 66 大入賞口、 100 遊技制御装置、 110 入球判定手段、 120 当たり判定手段、 125 パターン記憶手段、 130 図柄決定手段、 150 変動調整手段、 160 表示制御手段、 172 保留記憶手段、 180 特別遊技制御手段。

Claims (3)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域における所定の位置に設けられ、遊技球の落入が抽選の実行契機となる図柄変動始動口と、
    通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技への移行条件として前記抽選の結果が当たりであるか否かを判定する当たり判定手段と、
    図柄変動の表示パターンとして複数種のパターンを保持するパターン記憶手段と、
    前記特別遊技の実行中か否かにかかわらず、前記抽選の結果を前記複数種のパターンのいずれかにしたがって図柄変動の形で表示させる表示制御手段と、
    前記特別遊技の実行中に前記抽選の結果が当たりと判定された場合に、その抽選結果に対応する図柄変動の表示終了が前記特別遊技の終了まで時間的に先延ばしされるよう調整する変動調整手段と、
    を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記変動調整手段は、前記抽選の結果が当たりと判定された場合、その保留球に対応する図柄変動の表示パターンとして、その図柄変動の表示終了が前記特別遊技の終了まで先延ばしされるようなパターンを前記パターン記憶手段から選択することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記図柄変動の表示中に前記図柄変動始動口へ遊技球が落入した場合に、その遊技球に対応する抽選結果を所定数の限度で保留球として一時的に記憶する保留記憶手段をさらに備え、
    前記当たり判定手段は、前記保留球として記憶された抽選結果が当たりか否かについて、その保留球以前の保留球に対応する図柄変動の表示が終了したか否かを問わずあらかじめ判定し、
    前記変動調整手段は、前記あらかじめ判定された保留球の抽選結果が当たりであった場合、その保留球以前の保留球に対応する図柄変動の表示パターンとして、前記当たりであった保留球に対応する図柄変動の表示終了が前記特別遊技の終了まで先延ばしされるようなパターンを前記パターン記憶手段から選択することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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