JP2006009739A - 内燃機関用マフラ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数が少なく組立も容易になる内燃機関用マフラを得る。
【解決手段】排気を内部に導く入口管8と、排気を外部に導く出口管10とを備え、外周をシェル部材6で形成した。シェル部材6を偏平に形成した。また、入口管を反対側の側壁に突き当たるまで挿入すると共に、入口管8の外周両側にシェル部材6を接触させ、シェル部材6の内部を入口管8により仕切って共鳴室12と拡張室14とを形成した。シェル部材6は上シェル部材2と下シェル部材4とを重ね合わせて形成し、シェル部材6はプレス成形した。出口管10をシェル部材6の内部の反対側の側壁の近傍に至るまで挿入すると共に、出口管10の外周両側にシェル部材6を接触させた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車の排気系に装着される内燃機関用マフラに関する。
従来より、自動車の排気系には、内燃機関用マフラが設けられている。内燃機関用マフラには、特許文献1,2にあるように、外周をシェル部材により覆い、シェル部材の内部を複数の隔壁板により仕切って、拡張室や共鳴室等を形成し、入口管から内部に排気を導くと共に、出口管により排気を外部に導いていた。
特開2003−3820号公報 特開2003−138935号公報
しかしながら、こうした従来のものでは、シェル部材の内部を仕切るために、複数の隔壁板を設け、更に排気を導くための入口管や出口管を設けなければならず、部品点数が多く、重量が重くなり、しかも、組立が煩雑になるという問題があった。
本発明の課題は、部品点数が少なく組立も容易になる内燃機関用マフラを提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
排気を内部に導く入口管と、排気を外部に導く出口管とを備え、外周をシェル部材で形成された内燃機関用マフラにおいて、
前記シェル部材を偏平に形成し、かつ、前記入口管と前記出口管との少なくとも一方を少なくとも前記シェル部材の内部の反対側の側壁の近傍に至るまで挿入すると共に、その外周両側に前記シェル部材を接触させたことを特徴とする内燃機関用マフラがそれである。
前記入口管と前記出口管との両方を少なくとも前記シェル部材の内部の反対側の側壁の近傍に至るまで挿入すると共に、前記入口管と前記出口管との外周両側に前記シェル部材を接触させた構成としてもよい。また、前記入口管を反対側の側壁に突き当たるまで挿入すると共に、前記入口管の外周両側に前記シェル部材を接触させ、前記シェル部材の内部を前記入口管により仕切って共鳴室と拡張室とを形成した構成としてもよい。前記シェル部材は上シェル部材と下シェル部材とを重ね合わせて形成した構成としてもよく、前記シェル部材はプレス成形してもよい。
本発明の内燃機関用マフラは、シェル部材を入口管と出口管との少なくとも一方の外周に接触させたので、部品点数が少なく、重量を低減でき、また、組立も容易になるという効果を奏する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、1は内燃機関用マフラで、この内燃機関用マフラ1は、上シェル部材2と下シェル部材4とを重ね合わせて、外周をシェル部材6により形成された、いわゆる最中構造のものである。
本実施形態では、上シェル部材2と下シェル部材4とは、絞り加工によるプレス成形により形成されている。上シェル部材2と下シェル部材4とは、プレス形成により、周囲に平坦な縁部2a,4aが残されて、窪まされ、両縁部2a,4aを突き合わせて重ね合わせることにより、シェル部材6の内部に室が形成されている。
また、シェル部材6は、偏平な直方体状に形成されており、この偏平なシェル部材6の上下面は波形曲面に形成されている。尚、本実施形態では、波形曲面の全面にわたって、小さなリブ2b,4bが多数形成されているが、リブ2b,4bは必要に応じて設けるとよい。
シェル部材6には、入口管8と出口管10とが一端側が外部に逆方向に開口して設けられている。図3、図4に示すように、入口管8には、その外周両側にそれぞれ上シェル部材2と下シェル部材4とが直接接触されて、入口管8がシェル部材6の内部に挿入されている。
入口管8は、シェル部材6の一方の側壁側に開口されると共に、反対側の側壁に突き当てられており、シェル部材6の内部は入口管8により、共鳴室12と拡張室14とに仕切られている。入口管8の外周と、上シェル部材2や下シェル部材4とは溶接等により接合されており、共鳴室12は密閉された状態となるように形成されている。
入口管8の外周の半分は共鳴室12に臨み、他の半分は拡張室14に臨んでいる。共鳴室12に臨んでいる入口管8の外周には、貫通孔16が穿設されており、貫通孔16を覆うようにして、入口管8の外周には、断面コ字状の通路部材18が取り付けられている。また、拡張室14に臨んでいる入口管8の外周には、多数の小孔20が穿設されている。
本実施形態では、入口管8を反対側の側壁に突き当てて、共鳴室12と拡張室14とに仕切っているが、これに限らず、入口管8を反対側の側壁の近傍に至るまで挿入して、共鳴室12を形成することなく、拡張室14のみを形成するようにしてもよい。
出口管10は、入口管8と平行に配置されており、出口管10には、その外周両側にそれぞれ上シェル部材2と下シェル部材4とが直接接触されている。出口管10は、入口管8とは逆方向からシェル部材6の内部に挿入されており、反対側の側壁の近傍に至るまで挿入されている。拡張室14内の出口管10の端と、シェル部材6の反対側の側壁との間には間隔が開けられて、拡張室14内の排気が出口管10に流入できるように構成されている。出口管10の外周と、上シェル部材2や下シェル部材4とは溶接等により接合されている。
尚、本実施形態では、入口管8と出口管10との両方の外周両側にシェル部材6を接触させたが、これに限らず、入口管8の外周、若しくは、出口管10の外周の一方のみにシェル部材6を接触させた構成でも実施可能である。また、必要に応じて、隔壁板をシェル部材6の内部に設けるようにしてもよい。
次に、前述した本実施形態の内燃機関用マフラの作動について説明する。
入口管8に図示しない内燃機関からの排気が導かれると、通路部材18と共鳴室12とにより形成されるヘルムホルツの共鳴器の共鳴効果により、特定周波数の排気騒音が低減される。また、排気は入口管8の多数の小孔20から拡張室14に導かれる際、拡張効果や干渉効果により、高周波数の排気騒音が低減される。そして、拡張室14内の排気は、出口管10から外部の下流側の排気管に導かれる。
このように、入口管8により、シェル部材6の内部は、共鳴室12と拡張室14とに仕切られるので、シェル部材6の内部を仕切るための隔壁板等を設けなくても、入口管8を用いて仕切ることができるので、部品点数を低減できる。また、入口管8と出口管10とが、シェル部材6に接触されて、接合されているので、扁平なシェル部材6の補強部材として働き、別途補強のための隔壁板等を設ける必要がなく、この点でも部品点数を低減できる。
また、隔壁板等を設ける必要がないので、組立作業が容易になる。更に、シェル部材6は、プレス成形された上シェル部材2と下シェル部材4とから形成できるので、シェル部材6を容易に形成できる。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施形態としての内燃機関用マフラの斜視図である。 本実施形態の内燃機関用マフラの拡大平面図である。 本実施形態の内燃機関用マフラの上シェル部材を取り除いた拡大平面図である。 図3のAA断面図である。
符号の説明
1…内燃機関用マフラ 2…上シェル部材
4…下シェル部材 6…シェル部材
8…入口管 10…出口管
12…共鳴室 14…拡張室
16…貫通孔 18…通路部材
20…小孔

Claims (5)

  1. 排気を内部に導く入口管と、排気を外部に導く出口管とを備え、外周をシェル部材で形成された内燃機関用マフラにおいて、
    前記シェル部材を偏平に形成し、かつ、前記入口管と前記出口管との少なくとも一方を少なくとも前記シェル部材の内部の反対側の側壁の近傍に至るまで挿入すると共に、その外周両側に前記シェル部材を接触させたことを特徴とする内燃機関用マフラ。
  2. 前記入口管と前記出口管との両方を少なくとも前記シェル部材の内部の反対側の側壁の近傍に至るまで挿入すると共に、前記入口管と前記出口管との外周両側に前記シェル部材を接触させたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用マフラ。
  3. 前記入口管を反対側の側壁に突き当たるまで挿入すると共に、前記入口管の外周両側に前記シェル部材を接触させ、前記シェル部材の内部を前記入口管により仕切って共鳴室と拡張室とを形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関用マフラ。
  4. 前記シェル部材は上シェル部材と下シェル部材とを重ね合わせて形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の内燃機関用マフラ。
  5. 前記シェル部材はプレス成形されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の内燃機関用マフラ。
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