JP2006001662A - スライドドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、扉と戸袋との隙間への荷物などの侵入を未然に阻止できると共に、扉と戸袋との隙間への荷物などの侵入を検知するための発光器や受光器の損傷の発生を抑えることができるスライドドア装置を得る。
【解決手段】枠体6が床面3に垂直に立設され、枠体6と床面3とにより構成される出入り口4を開閉する扉5が枠体6の立面に沿って水平方向に移動するように配設されている。投光器10が、出射面を縦枠1と扉5との間の隙間に突出させて、縦枠1の扉5に面する縦枠扉側垂直面の下端側に設置されている。受光器9が、投光器10から出射された光L1を受光できるように、入射面を上枠2の下面2bと同一面位置にして上枠2に設置されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータ装置などに適用される自動開閉式のスライドドア装置に関するものである。
従来、戸開動作時に、扉と出入り口の左右端を定める縦枠との隙間(戸袋)への荷物などの侵入を防止する機能を有する種々のエレベータ装置が提案されている。
例えば、出入り口の上下方向に検出域を有する光電センサを戸袋内部に配置し、当該光電センサにより荷物などが戸袋内に侵入したことを光学的に検知したときに、扉の開動作を停止する従来の第1のエレベータ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、発光器が出入り口の左右端部を定める縦枠垂直面の下端近傍に嵌め込まれ、発光器の光出射面を縦枠垂直面と面位置になるように配置され、受光器が出入り口の上端部を定める横枠水平面の縦枠上端近傍に嵌め込まれ、発光器から出射された光を入射できるように配置され、発光器と受光器とにより扉と戸袋との隙間の近傍に存在する荷物などを光学的に検知するように構成された従来の第2のエレベータ装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−310375号公報 特開2002−265175号公報
しかしながら、従来の第1のエレベータ装置では、荷物などが扉と戸袋との隙間に侵入したことを光学的に検知するように構成されているので、扉と戸袋との隙間への荷物などの侵入を未然に防止できないという問題があった。
また、従来の第2のエレベータ装置では、発光器が出入り口の左右端部を定める縦枠垂直面の下端近傍に配置されているので、出入り口を出入りする荷物や人の足などが発光器の光出射面に触れてしまい、光出射面が損傷してしまうという問題があった。
この発明は、扉と戸袋との隙間近傍における荷物などの存在を検知できると共に、扉と戸袋との隙間への荷物などの侵入を検知するための発光器や受光器の損傷の発生を抑えることができるスライドドア装置を得ることを目的とする。
この発明によるスライドドア装置は、水平方向に所定の間隔をあけて対向する一対の縦枠および該一対の縦枠の上端を連結する上枠とからなり、床面に垂直に立設された枠体と、上記縦枠の立面に沿って水平方向に移動して上記枠体と上記床面とにより構成される出入り口を開閉する扉と、投光器として機能する第1光学機器と、受光器として機能する第2光学機器と、を備えたスライドドア装置において、上記第1および第2光学機器は、上記出入り口を上記縦枠の立面に沿って略垂直方向に横切る断面上で、上記第1光学機器から出射された光を第2光学機器で受光できるように配置され、上記第1および第2光学機器の一方の光学機器が、その光学面を上記一対の縦枠の少なくとも一方の縦枠と上記扉との隙間に向けて、該縦枠の上記扉に面する縦枠扉側垂直面の下端側に設置され、上記第1および第2光学機器の他方の光学機器が、上記上枠に設置されているものである。
この発明によれば、第1光学機器から出射され第2光学機器に受光される光路が出入り口内に構成されるので、荷物などが出入り口内で光路を遮ることで扉と縦枠との隙間近傍における荷物などの存在を検知できる。これにより、扉と縦枠との隙間への荷物などの侵入を未然に阻止することが可能となる。さらに、光学機器が、縦枠扉側垂直面に設置されているので、荷物や人の足が光学機器の光学面に触れることがなく、光学機器の損傷の発生を防止することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るスライドドア装置を模式的に示す構成図、図2はこの発明の実施の形態1に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図である。
図1において、一対の縦枠1が、水平方向に所定の間隔をあけて相対して、床面3に垂直に立設され、床面3と平行な上枠2が一対の縦枠1の上端同士を連結するように架設されている。そして、床面3、一対の縦枠1および上枠2により囲まれた空間が出入り口4を構成している。
一対の扉5が、一対の縦枠1および上枠2からなる枠体6の立面(縦枠1の立面)との間に隙間7を有して該枠体6に対面して設置され、該枠体6の立面に沿って水平方向に互いに反対方向に移動して、扉5の戸当たり側端面が互いに当接して出入り口4を完全に閉鎖する閉鎖位置と、扉5が離間して出入り口4を開放する開放位置とをとるように構成されている。なお、枠体6の立面とは、一対の縦枠1の扉5に相対する面を含む床面3に垂直な面である。
第1光学機器としての投光器10は、縦枠1の扉5に面し、かつ、扉5と平行な面である縦枠扉側垂直面1aから出射面を隙間7内に延出するように縦枠1の下端側に設置されている。また、第2光学機器としての受光器9は、上枠2の下面2bの扉側縁部に近接して、入射面を上枠2の下面2bと同一面位置として、縦枠1の上端に近接して設置されている。これにより、投光器10から出射された光L1は、隙間7内から出入り口4に抜け、出入り口4内を扉5とほぼ平行に進行し、受光器9に入射される。つまり、投光器10から出射された光L1は、枠体6の立面に沿って出入り口4を略垂直方向(床面3に対して略垂直な方向)に横切る平面上を進行し、受光器9に入射される。
制御手段としての扉駆動部制御装置20は、閉鎖位置と開放位置とをとるように扉5を移動させる扉駆動部の動作を制御する。また、扉駆動部制御装置20は、受光器9からの出力信号にモニタし、出入り口4の隙間7近傍に荷物などが存在すると判断したときに、扉5の開動作を停止するように扉駆動部21を制御する。
制御手段としての警報部制御装置22は、受光器9からの出力信号に基づいて、出入り口4の隙間7近傍に荷物など存在すると判断したときに、警報部23を介して通行者に警報を報知する。警報部23には、スピーカや警告灯などが用いられ、音声や視覚により、通行者に注意を喚起することになる。
ついで、投光器10の構成について図2を参照しつつ説明する。
投光器10は、光源11と、光源11から出射された光L1の光路を変換して受光器9に向けて出射する導光体12とを備えている。光源11には、発光ダイオード、レーザダイオード、ランプなどを用いることができる。また、導光体12は、光を透過させるものであればよく、例えばガラスや樹脂などにより作製される。なお、樹脂材料としては、例えば、メチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、スチロールなどを用いることができる。この導光体12は、光源11から出射された光L1を入射する入射面13と、入射面13から入射した光を反射する反射面14と、反射面14で反射された光を出射する光学面としての出射面15とを備えている。反射面14としては、アルミニウム等の金属を蒸着した鏡面を用いてもよいし、光の全反射を利用してもよい。
そして、投光器10は、光源11の出射光の光軸が入射面13と直交するように光源11と導光体12とを架台16に配設して構成されている。この投光器10は、光源11が縦枠1内に位置し、導光体12の入射面13が縦枠扉側垂直面1aと平行となり、さらに導光体12の出射面15が縦枠扉側垂直面1aから隙間7内に延出して出入り口4に臨むように縦枠1の下端側に取り付けられている。そして、投光器10は、光源11から出射された光が、導光体12の出射面15から、扉5とほぼ平行に、斜め上方に出射されて、受光器9に受光されるように、位置調節されている。
ここで、受光器9は、受光した光L1の強度を電気信号に変換できるものであればよく、例えばフォトダイオード、光電子倍増管、光電セルなどを用いることができる。なお、受光器9の入射面(光学面)にレンズを配置すれば、光源11からの光を効率よく受光でき、光源11での電力消費量を抑制できる。
また、出入り口4内の隙間7近傍、つまり縦枠1付近における荷物などの存在を検知するためには、投光器10は床面3から10cm〜30cmの高さ位置に設置し、受光器9は縦枠1の出入り口側端面の上端から5cm〜20cmの位置に設置することが望ましい。さらに、投光器10は、縦枠扉側垂直面1aの出入り口側縁部に近接して、かつ、出入り口4内に突出しないように設置することが望ましい。
つぎに、このように構成されたスライドドア装置の動作について説明する。
まず、扉駆動部制御装置20が、外部からの信号を受け、扉駆動部を駆動制御して、扉5の開閉動作が行われる。
また、光L1が投光器10の光源11から出射される。光源11から出射された光L1は、入射面13から導光体12内に入射し、導光体12内を伝播して反射面14に至り、反射面14で反射され、光路を床3に対してほぼ垂直な斜め上方に変えられる。そして、反射面14で反射された光L1は、導光体12内を伝播して出射面15に垂直に入射し、出射面15から隙間7内に出射される。この出射面15から出射された光L1は、隙間7から出入り口4内に抜け、出入り口4内を扉5とほぼ平行に斜め上方に進行し、受光器9に受光される。そして、出入り口4を通行する人が持っている荷物などが投光器10から受光器9への光L1の光路を遮ると、この受光器9に受光される光量が変化することになる。
そして、受光器9は、受光した光の強度を電気信号に変換し、扉駆動部制御装置20および警報部制御装置22に出力する。扉駆動部制御装置20および警報部制御装置22は、受光器9からの出力信号を入力し、この入力値が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する。この判定動作は、扉5の開動作中に行われる。そして、入力値が閾値以下であると判定されると、扉駆動部制御装置20は、荷物などが隙間7に接近したと判断し、扉駆動部を制御して、扉5の開動作を中断する。一方、警報部制御装置22は、警報部23を介して、通行者に注意を喚起する。
このように、この実施の形態1によれば、投光器10から出射された光L1が隙間7から出入り口4内に抜け、出入り口4内を縦枠1の近傍で、扉5に沿って下端側から上端に至る光路を形成しているので、荷物などが光路を遮ることで、荷物などの隙間7への接近が検知できる。そして、荷物などの隙間7への接近が、音声や視覚的に通行者に警告されると同時に、扉5の開動作が中断される。そこで、隙間7への荷物などの侵入が未然に阻止される。
また、投光器10が縦枠扉側垂直面1aに配設されているので、投光器10の出射面15の出入り口4内への突出がなく、通行者や荷物が投光器10の出射面15に衝突して投光器10を損傷させることもない。
また、光源11から出射された光が入射面13に垂直に入射するようになっているので、光を導光体12に効率よく入射させることができる。
ここで、このスライドドア装置は、エレベータ装置の乗り場ドア装置やかごドア装置に適用することができる。この場合、扉5は、かごの着床信号に基づいて開閉動作されることになる。そして、投光器10および受光器9からなる光学式センサは、出入り口4を構成する一対の縦枠1の各近傍で荷物などの隙間7への接近を検知できるように、出入り口4の両側に設置することが望ましい。
また、このスライドドア装置は、建物の自動ドア装置に適用することもできる。この場合、扉5が一対の枠体6間に配設され、通行者の接近を感知するセンサが扉5の両側の出入り口4にそれぞれ設置されることになる。そして、扉5は、通行者の接近を感知するセンサの検知信号に基づいて、開閉動作される。また、投光器10および受光器9からなる光学式センサは、両出入り口4の一対の縦枠1の各近傍で荷物などの隙間7への接近を検知できるように、両出入り口4の両側に設置することが望ましい。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図である。
図3において、導光体12Aは、出射面15Aが枠体6の立面に直交する軸を軸心とする円筒体の周面の一部で構成された曲面形状、即ち所定の曲率を持った曲面に形成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
光L1が進行方向に関して徐々に広がってゆく発光ダイオードを光源11に用いた場合、光源11から離れている受光器9に到達する光量が低下してしまう。
この実施の形態2では、出射面15Aが、光L1の広がり角を抑制する曲率に形成されている。そこで、光L1は広がり角を抑制されて出射面15Aから出射されるので、受光器9に入射される光量が増加され、荷物などの隙間7への接近を高精度に検知できる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3に係るスライドドア装置の要部を示す斜視図、図5はこの発明の実施の形態3に係るスライドドア装置の受光器周りを示す縦断面図である。
図4および図5において、受光器9は、光学面としての入射面17を床面3側に向けて、上枠2の扉5側に面し、かつ、扉5と平行な面である上枠扉側垂直面2aから入射面17を隙間7内に延出するように、縦枠1の出入り口側端面の上端に近接するように上枠2に設置されている。そして、受光器9は、上枠2の下面2bより出入り口4内に延出しないように設置されている。また、投光器10は、光源11から出射された光が、導光体12の出射面15から、扉5とほぼ平行に、斜め上方に出射されて、受光器9に受光されるように、位置調節されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態3では、投光器10の出射面15から出射された光L1は、隙間7から出入り口4内に抜け、出入り口4内を扉5とほぼ平行に斜め上方に進行し、受光器9の入射面17から入射し、受光素子18に受光される。
この実施の形態3においても、投光器10から出射された光L1が隙間7から出入り口4内に抜け、出入り口4内を縦枠1の近傍で、扉5に沿って下端側から上端に至る光路を形成している。また、投光器10が縦枠扉側垂直面1aに配設されており、投光器10の出射面15の出入り口4内への突出がない。従って、この実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態3によれば、投光器10の出射面15に加えて、受光器9の入射面17も出入り口4内に露出していないので、投光器10や受光器9が通行者の目に触れず、意匠性に優れたスライドドア装置を得ることができる。さらに、荷物などが受光器9に触れ、受光器9を損傷させることもない。
また、受光器9は、扉5の上方の空きスペースを利用して上枠2に設置することができるので、扉5が撓んだ場合でも、扉5が受光器9に接触して受光器9を損傷させることもない。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4に係るスライドドア装置を示す正面図である。
図6において、受光器9A,9Bが、上枠2の下面2bの扉側縁部に近接して、入射面を上枠2の下面2bと同一面位置として、縦枠1の出入り口側端面の上端から水平方向に異なる距離の位置に設置されている。そして、縦枠1に近い位置の受光器9Aからの出力信号は扉駆動部制御装置20に出力され、縦枠1から遠い位置の受光器9Bからの出力信号が警報部制御装置22に出力されるようになっている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態4では、投光器10から出射された光L1,L2は、隙間7から出入り口4に抜け、出入り口4内を扉5とほぼ平行に進行し、受光器9A,9Bに同時に入射される。そして、扉駆動部制御装置20が、受光器9Aからの入力値が閾値以下であると判定すると、荷物などが隙間7に接近したと判断し、扉駆動部を制御して、扉5の開動作を中断する。一方、警報部制御装置22は、受光器9Bからの入力値が閾値以下であると判定すると、荷物などが隙間7に接近したと判断し、警報部23を介して、通行者に注意を喚起する。
ここで、荷物を持った人が縦枠1に接近する場合、まず投光器10から受光器9Bに至る光L2の光路を遮り、その後投光器10から受光器9Aに至る光L1の光路を遮ることになる。そこで、警報部制御装置22が荷物などの隙間7近傍への接近を判断し、警報部23を介して、音声や視覚的に通行者に注意を喚起する。その後、扉駆動部制御装置20が荷物などの隙間7近傍への接近を判断し、扉駆動部を制御して、扉5の開動作を中断する。
この実施の形態4によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、投光器10から出射されて縦枠1の上端から近い位置に設置されている受光器9Aに至る光L1の光路と、投光器10から出射されて縦枠1の上端から遠い位置に設置されている受光器9Bに至る光L2の光路とが構成されているので、上記実施の形態1に比べて、荷物が隙間7の近傍にある場合を検知する際の死角を少なくできる。
また、受光器9A,9bを縦枠1の上端からの距離(投光器10からの水平方向の距離)を変えて設置し、光量が閾値以下となった受光器9A,9Bに応じて、扉5の開動作の停止もしくは警報の報知を行うようにしている。そこで、荷物などが隙間7近傍に接近した場合、まず受光器9Bからの入力値が閾値以下となるので、戸開動作の停止に先立って、縦枠1の上端から遠い位置の受光器9Bからの出力信号に基づいて警報部23から音声や視覚的に通行者に報知される。これにより、通行者が注意を喚起され、荷物などの隙間7近傍へのさらなる接近が未然に防止される。そこで、荷物などが投光器10から受光器9Aに至る光L1の光路を遮ることが回避され、戸開動作の停止による通行者の扉通過動作を煩わせる頻度を低減したスライドドア装置を実現できる。
また、荷物などが隙間7近傍にさらに接近すると、受光器9Aからの入力値が閾値以下となるので、受光器9Aからの出力信号に基づいて扉駆動部制御装置20が荷物などの隙間7近傍への接近を判断し、扉駆動部を制御して、扉5の開動作を中断する。そこで、隙間7への荷物などの侵入が未然に阻止される。
なお、上記実施の形態4では、縦枠1の上端からの距離(投光器10からの水平方向の距離)を変えて2つの受光器9A,9Bを設置するものとしているが、受光器の設置個数は2個に限定されるものではなく、3個以上の受光器を縦枠1の出入り口側端面の上端からの水平方向の距離を変えて設置してもよい。この場合、荷物が隙間7の近傍にある場合を検知する際の死角をより少なくすることができる。
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5に係るスライドドア装置における投光器の構成を説明する斜視図、図8はこの発明の実施の形態5に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図である。
図7において、導光体12Bは、光源11から出射された光L1を入射する入射面13と、入射面13から入射した光を反射する第1反射面14Aと、第1反射面14Aで反射された光を反射する第2反射面14Bと、第2反射面14Bで反射された光を出射する出射面15とを備えている。第1および第2反射面14A,Bとしては、アルミニウム等の金属を蒸着した鏡面を用いてもよいし、光の全反射を利用してもよい。
図8において、投光器10Aは、光源11からの出射光の光軸が入射面13に直交するように光源11と導光体12Bとを架台16に配設して構成されている。この投光器10Aは、光源11が縦枠1内に位置し、導光体12Bの入射面13が縦枠扉側垂直面1aと平行となり、さらに導光体12Bの出射面15が縦枠扉側垂直面1aから隙間7内に延出して出入り口4に臨むように、縦枠1の縦枠扉側垂直面1aの下端側に取り付けられている。そして、投光器10Aは、光源11から水平方向に出射された光が、導光体12Bの第1および第2反射面14A,14Bで反射されて出射面15から、扉5とほぼ平行に、斜め上方に出射されて、受光器9に受光されるように、位置調節されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態5では、光源11から水平方向に出射された光L1は、入射面13から垂直に導光体12B内に入射し、第1反射面14Aで床面3に対して垂直(鉛直)方向の上方に曲げられ、第2反射面14Bに至る。そこで、光L1は、第2反射面14Bで出射面15に向かうように曲げられる。そして、第2反射面14Bで反射された光L1は、出射面15から出射される。この時、第2反射面14Bで反射された光の光軸が出射面15と直交していないので、導光体12Bと空気との屈折率差に基づいて、光L1は、出射面15への入射角と異なる出射角(屈折角)で出射面15から出射される。この導光体10Aは、光L1が出射面15から受光器9に向かって出射されるように構成されている。そして、出射面15から出射された光L1は、隙間7内から出入り口4内に抜け、出入り口4内を扉5とほぼ平行に斜め上方に進行し、受光器9に受光される。
この実施の形態5では、出射面15から出射され、隙間7内から出入り口4内に抜け、出入り口4内を受光器9の方向に進行し、受光器9に受光される光L1の光路が構成されているので、荷物などが光L1の光路を遮ることで、荷物などの隙間7近傍への接近を検知することができる。また、導光体12Bの出射面15が出入り口4内に露出していない。従って、この実施の形態5においても、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
また、この実施の形態5では、入射面13から入射した光を第1および第2反射面14A,14Bを介して出射面15に導いているので、光源11からの光L1を、狭い隙間7から出入り口4を介して受光部9に導くことができる。
実施の形態6.
図9はこの発明の実施の形態6に係るスライドドア装置を模式的に示す構成図、図10はこの発明の実施の形態6に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図、図11はこの発明の実施の形態6に係るスライドドア装置における投光器の構成を説明する斜視図である。
図9乃至図11において、導光体12Cは、光源11から出射された光L1を入射する入射面13と、入射面13から入射した光を反射する反射面14と、反射面14で反射された光を出射する出射面15とを備えている。そして、導光体12Cは、出射面15への入射角が臨界角より僅かに小さくなるように、反射面14と出射面15との面角度の関係を設定し、出射角を大きくしている。ここで、入射角および出射角(屈折角)とは、入射点における出射面15の法線に対する入射光および出射光(屈折光)の角度である。
投光器10Bは、光源11からの出射光の光軸が入射面13に直交するように光源11と導光体12Cとを架台16に配設して構成されている。この投光器10Bは、光源11を縦枠1内に位置させ、導光体12Cの出射面15を隙間7に向けて、かつ、出射面15を縦枠扉側垂直面1aと同一面位置となるように、縦枠1の下端側に取り付けられている。
受光器9は、上記実施の形態3と同様に、上枠扉側垂直面2aに設置されている。つまり、図5に示されるように、受光器9は、扉5の上方の空きスペースを利用して、入射面17を床面3側に向けて、上枠2の扉5側に面し、かつ、扉5と平行な面である上枠扉側垂直面2aから入射面17を隙間7内に延出するように上枠2の縦枠1の出入り口端面の上端に近接して設置されている。そして、受光器9は、上枠2の下面2bより出入り口4内に延出しないように設置されている。
そして、投光器10Bは、光源11から水平方向に出射された光L1が、導光体12Cの入射面13から垂直に入射し、導光体12Cの反射面14で斜め上方に反射されて出射面15から、扉5とほぼ平行に、かつ、受光器9の方向に出射されて、受光器9に受光されるように、位置調節されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態6では、光源11から出射された光L1は、入射面13から直角に導光体12C内に入射し、反射面14で反射され、出射面15から受光器9の方向に出射される。そして、出射面15から出射された光L1は、隙間7内から出入り口4内に抜け、出入り口4内を斜め上方に進行し、受光器9に受光される。
この実施の形態6では、出射面15から出射され、隙間7内から出入り口4内に抜け、出入り口4内を斜め方向に進行し、受光器9に受光される光L1の光路が構成されているので、荷物などが光L1の光路を遮ることで、荷物などの隙間7近傍への接近を検知することができる。また、導光体12Cの出射面15が出入り口4内に露出していない。従って、この実施の形態6においても、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
また、この実施の形態6では、投光器10Bが出射面15を縦枠扉側垂直面1aと同一面位置とするように縦枠1に設置されている。そして、出射面15への入射角が臨界角より僅かに小さくなるように、反射面14と出射面15との面角度の関係を設定している。そこで、投光器10Bの隙間7内への突出がなく、かつ、出射面15からの出射光が縦枠扉側垂直面1aにほぼ沿って進行するので、隙間7を最小にすることができるとともに、扉5が撓んだ場合でも、扉5が投光器10Bに接触して投光器10Bを損傷させることもない。
実施の形態7.
図12はこの発明の実施の形態7に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図、図13はこの発明の実施の形態7に係るスライドドア装置における投光器の構成を説明する斜視図である。
図12および図13において、投光器10Cは、光源11と導光体12Dとを架台16に配設して構成され、導光体12Dの出射面15を隙間7に向けて、かつ、出射面15を縦枠扉側垂直面1aと同一面位置となるように、縦枠1の下端側に取り付けられている。
導光体12Dには、複数の入射面13Aが互いに平行に、かつ、上下方向に階段状に形成されている。また、各入射面13Aは、光入射側の面を下向きとする水平面に対して傾斜する傾斜面に形成されている。さらに、各入射面13Aは、入射面13Aの延長面の出射面15に交差する稜線が、出入り口4側から反出入り口側に向かって漸次高くなるように水平に対して傾斜するように形成されている。そして、複数の光源11が、それぞれ各入射面13Aに対して、出射光の光軸が入射面13Aに直交するように架台16に配設されている。さらに、投光器10Cは、光源11が反出入り口4側に位置するように縦枠1に取り付けられている。
なお、他の構成は、上記実施の形態6と同様に構成されている。
この実施の形態7では、各光源11から斜め上方に出射された光L1は、入射面13から垂直に導光体12D内に入射し、出射面15から受光器9の方向に出射される。ここで、出射面15への入射角が臨界角より僅かに小さくなるように、入射面13Aと出射面15との交差する角度が設定されている。そこで、光L1は、出射面15から扉5とほぼ平行に、かつ、受光器9の方向に出射され、隙間7内から出入り口4内に抜け、出入り口4内を斜め上方に進行し、受光器9に受光される。
この実施の形態7では、出射面15から出射され、隙間7内から出入り口4内に抜け、出入り口4内を斜め上方に進行し、受光器9に受光される光L1の光路が構成されているので、荷物などが光L1の光路を遮ることで、荷物などの隙間7近傍への接近を検知することができる。また、導光体12Cの出射面15が出入り口4内に露出していない。さらに、投光器10Cが出射面15を縦枠扉側垂直面1aと同一面位置とするように縦枠1に設置されている。従って、この実施の形態7においても、上記実施の形態6と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態7では、光源11を複数設けているので、受光器9で受光する光量が多くなり、荷物などの隙間7近傍への接近を安定して検知することができる。
実施の形態8.
図14はこの発明の実施の形態8に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図、図15はこの発明の実施の形態8に係るスライドドア装置における投光器の構成を説明する斜視図である。
図14および図15において、投光器10Dは、光源11と導光体12Eとを架台16に配設して構成され、導光体12Eの出射面15を隙間7に向けて、かつ、出射面15を縦枠扉側垂直面1aと同一面位置となるように、縦枠1の下端側に取り付けられている。
導光体12Eには、複数の入射面13Bが互いに平行に、かつ、上下方向に階段状に形成されている。また、各入射面13Bは、光入射側の面を下向きとする水平面に対して傾斜する傾斜面に形成されている。さらに、各入射面13Bは、入射面13Bの延長面の出射面15と交差する稜線が水平となるように形成されている。そして、複数の光源11が、それぞれ各入射面13Bに対して、入射面13Bと交差する稜線が水平となる入射面13Bと直交する平面上で、光源11からの出射光の入射角が鋭角となるように架台16に配設されている。さらに、投光器10Dは、光源11が入射点における入射面13の法線に対して反出入り口4側に位置するように縦枠1に取り付けられている。
なお、他の構成は、上記実施の形態7と同様に構成されている。
この実施の形態7では、各光源11から斜め上方に出射された光L1は、入射面13Bから導光体12E内に入射し、出射面15から受光器9の方向に出射される。ここで、出射面15への入射角が臨界角より僅かに小さくなるように、光源11から入射面13Bへの入射角が設定されている。そこで、光L1は、出射面15から扉5とほぼ平行に、かつ、受光器9の方向に出射され、隙間7内から出入り口4内に抜け、出入り口4内を斜め上方に進行し、受光器9に受光される。
この実施の形態8では、出射面15から出射され、隙間7内から出入り口4内に抜け、出入り口4内を斜め上方に進行し、受光器9に受光される光L1の光路が構成されているので、荷物などが光L1の光路を遮ることで、荷物などの隙間7近傍への接近を検知することができる。また、導光体12Eの出射面15が出入り口4内に露出していない。さらに、投光器10Dが出射面15を縦枠扉側垂直面1aと同一面位置とするように縦枠1に設置されている。さらにまた、光源11が複数設けている。従って、この実施の形態8においても、上記実施の形態7と同様の効果が得られる。
実施の形態9.
図16はこの発明の実施の形態9に係るスライドドア装置を模式的に示す構成図である。
図16において、受光器9Aが、上枠2の下面2bの扉側縁部に近接して、入射面を上枠2の下面2bと同一面位置として、一方の縦枠1の出入り口側端面の上端に近接した位置に設置されている。また、受光器9Bが、上枠2の下面2bの扉側縁部に近接して、入射面を上枠2の下面2bと同一面位置として、他方の縦枠1の出入り口側端面の上端に近接した位置に設置されている。そして、受光器9Aからの出力信号は扉駆動部制御装置20および警報部制御装置22に出力され、受光器9Bからの出力信号は扉駆動部制御装置20に出力されるようになっている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態9では、投光器10から出射された光L1は、隙間7から出入り口4に抜け、出入り口4内を扉5とほぼ平行に斜め上方に進行し、受光器9Aに入射される。同様に、投光器10から出射された光L2は、隙間7から出入り口4に抜け、出入り口4内を扉5とほぼ平行に斜め上方に進行し、受光器9Bに入射される。そして、扉駆動部制御装置20が、戸開動作時に、受光器9Aからの入力値が閾値以下であると判定すると、荷物などが隙間7に接近したと判断し、扉駆動部を制御して、扉5の開動作を中断する。同様に、警報部制御装置22が、戸開動作時に、受光器9Aからの入力値が閾値以下であると判定すると、荷物などが隙間7に接近したと判断し、警報部23を介して、通行者に注意を喚起する。
また、荷物などが投光器10から受光器9Bへの光L2の光路を遮ると、受光器9Bからの出力が低下する。そこで、扉駆動部制御装置20が、戸閉動作時に、受光器9Bからの入力値が閾値以下であると判定すると、荷物などが扉5の戸当たり部間の隙間に接近したと判断し、扉駆動部を制御して、扉5の閉動作を一旦停止、あるいは停止後開動作させる。
この実施の形態9によれば、投光器10から出射されて縦枠1の上端から近い位置に設置されている受光器9Aに至る光L1の光路が構成されているので、荷物などの隙間7への接近が検知できる。そして、荷物などの隙間7への接近が、音声や視覚的に通行者に警告されると同時に、扉5の開動作が中断される。そこで、隙間7への物の侵入が未然に阻止される。
また、投光器10が縦枠扉側垂直面1aに配設されているので、投光器10の出射面15の出入り口4内への突出がなく、通行者や荷物が投光器10の出射面15に衝突して投光器10を損傷させることもない。
また、投光器10から出射されて他方の縦枠1の上端に近い位置に設置されている受光器9Bに至る光L2の光路が構成されているので、扉駆動部制御装置20が、荷物などが扉5の戸当たり部間の隙間に接近したと判断したとき、扉5の閉動作を一旦停止、あるいは停止後開動作される。そこで、戸閉動作時に、荷物などの扉5の戸当たり部間の隙間への侵入や、荷物などの閉動作中の扉5との衝突が未然に防止される。
なお、上記実施の形態9では、受光器9Bからの出力信号の光量が閾値以下となったときに、扉5の閉動作を一旦停止、あるいは停止後開動作するようにしているが、さらに警報部23を介して通行者に注意を喚起するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、投光器を縦枠扉側垂直面に設置し、受光器を上枠に設置するものとして説明しているが、投光器を上枠に設置し、投光器から出射された光を受光できるように受光器を縦枠扉側垂直面に設置しても、同様の効果を奏する。
また、上記各実施の形態では、扉駆動部制御装置および警報部制御装置が受光器からの出力信号に基づいて荷物などが隙間近傍に接近したか否かを判定する機能を有するものとして説明しているが、受光器からの出力信号に基づいて荷物などが隙間近傍に接近したか否かを判定する制御手段を設け、当該制御手段が荷物などの隙間近傍への接近を判断したときに、扉駆動部制御装置に戸開動作の停止などの指令を出力し、かつ、警報部制御装置に警報出力指令を出力するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、両開き横引き戸に適用するものとして説明しているが、この発明は、片開き横引き戸に適用しても、同様の効果を奏する。この場合、投光器および受光器からなる光学式センサは、出入り口の戸開方向の縦枠の近傍で荷物などの隙間への接近を検知できるように設置すればよい。
この発明の実施の形態1に係るスライドドア装置を模式的に示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図である。 この発明の実施の形態2に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図である。 この発明の実施の形態3に係るスライドドア装置の要部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3に係るスライドドア装置の受光器周りを示す縦断面図である。 この発明の実施の形態4に係るスライドドア装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態5に係るスライドドア装置における投光器の構成を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態5に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図である。 この発明の実施の形態6に係るスライドドア装置を模式的に示す構成図である。 この発明の実施の形態6に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図である。 この発明の実施の形態6に係るスライドドア装置における投光器の構成を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態7に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図である。 この発明の実施の形態7に係るスライドドア装置における投光器の構成を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態8に係るスライドドア装置の投光器周りを示す水平断面図である。 この発明の実施の形態8に係るスライドドア装置における投光器の構成を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態9に係るスライドドア装置を模式的に示す構成図である。
符号の説明
1 縦枠、1a 縦枠扉側垂直面、2 上枠、2a 上枠扉側垂直面、2b 下面、3 床面、4 出入り口、5 扉、6 枠体、7 隙間、9 受光器(第2光学機器)、10 投光器(第1光学機器)、11 光源、12、12A、12B、12C、12D 導光体、13、13A、13B 入射面、14 反射面、14A 第1反射面、14B 第2反射面、15 出射面(光学面)、20 扉駆動部制御装置(制御手段)、21 扉駆動部、22 警報部駆動装置(制御手段)、23 警報部。

Claims (14)

  1. 水平方向に所定の間隔をあけて対向する一対の縦枠および該一対の縦枠の上端を連結する上枠とからなり、床面に垂直に立設された枠体と、上記縦枠の立面に沿って水平方向に移動して上記枠体と上記床面とにより構成される出入り口を開閉する扉と、投光器として機能する第1光学機器と、受光器として機能する第2光学機器と、を備えたスライドドア装置において、
    上記第1および第2光学機器は、上記出入り口を上記縦枠の立面に沿って略垂直方向に横切る断面上で、上記第1光学機器から出射された光を第2光学機器で受光できるように配置され、
    上記第1および第2光学機器の一方の光学機器が、その光学面を上記一対の縦枠の少なくとも一方の縦枠と上記扉との隙間に向けて、該縦枠の上記扉に面する縦枠扉側垂直面の下端側に設置され、
    上記第1および第2光学機器の他方の光学機器が、上記上枠に設置されていることを特徴とするスライドドア装置。
  2. 上記他方の光学機器は、その光学面を上記出入り口に向け、かつ、上記上枠の下面と同一面位置となるように上記上枠に設置されていることを特徴とする請求項1記載のスライドドア装置。
  3. 上記他方の光学機器は、その光学面を上記上枠と上記扉との隙間に向けて、上記上枠の上記扉に面する上枠扉側垂直面に設置されていることを特徴とする請求項1記載のスライドドア装置。
  4. 上記出入り口を閉鎖する閉鎖位置と上記出入り口を開放する開放位置との間を移動するように上記扉を駆動する扉駆動部と、上記第2光学機器で検出された光量が予め設定された閾値以下となった場合に、上記扉の駆動を禁止するように上記扉駆動部を制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスライドドア装置。
  5. 警報部と、上記出入り口を閉鎖する閉鎖位置と上記出入り口を開放する開放位置との間を移動するように上記扉を駆動する扉駆動部と、上記第2光学機器で検出された光量が閾値以下となった場合に、警報を発するように上記警報部を制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスライドドア装置。
  6. 上記第2光学機器が、上記第1光学機器からの水平方向の位置を変えて複数配設されていることを特徴とする請求項4又は請求項5記載のスライドドア装置。
  7. 上記制御手段が、光量が上記閾値以下となった上記第2光学機器に応じて、上記扉駆動部又は上記警報部に対する制御を変えることを特徴とする請求項6記載のスライドドア装置。
  8. 上記第1光学機器が、光源と、上記光源から出射された光を入射する入射面、該入射面から入射した光を反射する反射面および該反射面で反射された光を出射する出射面を有する導光体と、を備え、上記第1光学機器が、上記出射面を上記縦枠扉側垂直面又は上記上枠扉側垂直面から上記枠体と上記扉との隙間に突出させて、上記縦枠又は上記上枠に配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスライドドア装置。
  9. 上記第1光学機器が、光源と、上記光源から出射された光を入射する入射面、該入射面から入射した光を反射する第1反射面、該第1反射面で反射された光を反射する第2反射面および該第2反射面で反射された光を出射する出射面を有する導光体と、を備え、上記第1光学機器が、上記出射面を上記縦枠扉側垂直面又は上記上枠扉側垂直面から上記枠体と上記扉との隙間に突出させて、上記縦枠又は上記上枠に配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスライドドア装置。
  10. 上記導光体の出射面が、上記縦枠の立面に直交する軸を軸心とする円筒体の周面の一部で構成された曲面形状に形成されていることを特徴とする請求項8又は至請求項9に記載のスライドドア装置。
  11. 上記第1光学機器が、光源と、上記光源から出射された光を入射する入射面、該入射面から入射した光を反射する反射面および該反射面で反射された光を出射する出射面を有する導光体と、を備え、上記第1光学機器が、上記出射面を上記縦枠扉側垂直面又は上記上枠扉側垂直面と同一面位置として、上記縦枠又は上記上枠に配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のスライドドア装置。
  12. 上記第1光学機器が、光源と、上記光源から出射された光を入射する入射面および入射面から入射した光を出射する出射面を有する導光体と、を備え、上記第1光学機器が、上記出射面を上記縦枠扉側垂直面又は上記上枠扉側垂直面と同一面位置として、上記縦枠又は上記上枠に配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のスライドドア装置。
  13. 上記導光体の入射面が、水平面に対して傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項12記載のスライドドア装置。
  14. 上記導光体は、上記入射面が階段状に複数設けられ、上記光源が、上記複数の入射面のそれぞれに対して垂直に光を入射するように複数配設されていることを特徴とする請求項13記載のスライドドア装置。
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