JP2007099418A - エレベータードアの引き込まれ防止装置 - Google Patents

エレベータードアの引き込まれ防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータードアの戸開動作時に戸袋等に乗客の手指等が引き込まれるのを未然に且つ確実に防止するとともに、誤動作の防止によるエレベーターの運行効率の向上を図ったエレベータードアの引き込まれ防止装置を提供する。
【解決手段】スライドドア4の表側壁面4aと縦枠2の戸閉方向側垂直端面とがなす乗場側コーナー部5の上下方向に沿って直射光L1および反射光L2を通過させる光電スイッチ29を配置するとともに、直射光L1と反射光L2およびその周囲を覆うゴムチューブ8を縦枠2の上下方向に沿って配置する。戸開動作中に異物がゴムチューブ8の第2の自由壁面8cのうちスライドドア4に近接する部位に当接すると、その第2の自由壁面8cが撓み変形するのに伴って遮光リップ85が直射光L1または反射光L2を遮ることで光電スイッチが検出作動してスライドドア4の戸開動作を停止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は戸開時にエレベーターの出入口を開閉するスライドドアとこのスライドドアと重合関係にあって且つ戸開動作時に該スライドドアと相対移動する壁体との間に乗客の衣服や手指等の異物が引き込まれることを防止するエレベータードアの引き込まれ防止装置に関し、特に、光電スイッチの投光器から発せられた照射光が戸開動作中に遮られたことをもってスライドドアと上記壁体との間の隙間に接近する異物を検出するエレベータードアの引き込まれ防止装置に関する。
エレベータードアの戸開動作中において例えば戸袋内に異物が引き込まれるのを防止するために光電スイッチを利用した様々な引き込まれ防止装置が提案されている。
それら従来の引き込まれ防止装置では、光電スイッチの投光器から発せられた照射光を戸袋の入口付近にて上下方向に通過させ、この光電スイッチの照射光が遮られたことをもって戸袋の入口付近における異物の存在を検出しようとするもので、戸開動作中に光電スイッチが検出作動したことを条件にスライドドアの戸開動作を停止する等の制御を行って異物の戸袋への引き込まれを防止することになる。
具体的には、特許文献1には、出入口の三方を形成する門形の出入口枠のうち縦枠の下部と上枠に光電スイッチの投光器と受光器を正対するようにそれぞれ配置し、戸袋の入口に近接する異物を検出するようにした技術が開示されている。また、特許文献2には、上記縦枠のうちスライドドアと対向する面の戸閉方向側端部に上下方向に沿って窪みを設け、その窪みの上下端に光電スイッチの投光器と受光器を配置してその窪み内に侵入した異物を検出するようにした技術が開示されている。さらに、特許文献3には戸袋内の上下に投光器および受光器をそれぞれ配置して戸袋内に侵入した異物を検出する技術が開示されている。
特開2002−265175号公報 特開昭63−66084号公報 特開平11−310375号公報
上記従来の技術はいずれも光電スイッチの照射光が出入口の乗客がいる空間内を通過するため、太陽や外部照明等の投光器以外の光源からの光や塵埃等の外乱の影響による誤動作を起こしやすく、エレベーター自体の運行効率が低下する恐れがある。また、特に光電スイッチの照射光として可視光を用いる場合には、その照射光を乗客が目視することで乗客が違和感を感じる恐れがある。
その上、特許文献1に記載の技術は、実際には戸袋内に引き込まれる恐れがなくとも上記縦枠に近接する異物が検出されるため不要な動作を起こしやすく、好ましくない。また、特許文献2に記載の技術は、上記窪みの下端に配置された投光器または受光器の上にごみや埃が溜りやすく、それが誤検出を招来する恐れがある。さらに、特許文献3に記載の技術は戸袋内に引き込まれた異物を検出するものであって、戸袋内への異物の引き込まれを未然に防止することはできない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、特に異物の戸袋への引き込まれを未然に且つ確実に防止するとともに、誤検出等の不要な動作を防止してエレベーターの運行効率の向上を図ったエレベータードアの引き込まれ防止装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明はドア開閉装置により駆動されて出入口を左右方向に開閉するスライドドアの表側壁面とこのスライドドアと重合関係にあって且つ戸開動作時に該スライドドアと相対移動する壁体の戸閉方向側の垂直端面とのなすコーナー部に、光電スイッチの検出域となるビーム状の照射光を上下方向に沿って配置し、戸開動作中に照射光が遮られたことをもって光電スイッチが作動したことを条件に少なくとも戸開動作を停止または減速させるようにしたエレベータードアの引き込まれ防止装置であることを前提とした上で、光電スイッチの照射光およびその周囲を覆うことで光路として遮蔽する可撓性部材製で且つ筒状の光路カバーを上記壁体にその上下方向に沿って設け、光路カバー自体の撓み変形に応じて光路内の照射光を遮るシャッター部材を上記光路カバーの内壁面から光路側に向けて突出形成したことを特徴としている。
光電スイッチとしては、例えば請求項10、13に記載のように、投光器とこの投光器からの光を直接受光する受光器とを備えた透過式のものに加え、投光器および受光器のほか投光器からの光を受光器へ向けて反射させる反射器とを備えた反射式のものを用いることもできる。ここで、照射光とは投光器から発せられた光を指し、特に反射式の光電スイッチを用いる場合における照射光としては、投光器から発せられて反射器に向かって指向する直射光のほか、その直射光が反射器に反射されて受光器に向かって指向するようになった反射光も当然含まれる。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、光電スイッチの照射光は乗客がいる空間から遮蔽された光路カバー内を通過しており、戸開動作中に万が一異物がスライドドアと前記壁体との間に引き込まれる恐れが生じた場合には、その引き込まれが実際に発生する前に異物が光路カバーを押圧することで、光路カバーがその内部空間を狭めるように撓み変形し、その撓み変形に応じてシャッター部材が光電スイッチの照射光を遮ることになる。シャッター部材が照射光を遮るとこれを受光器が検知し、実質的に光電スイッチがON作動することによって例えばドア開閉装置の戸開動作を停止または減速させ、異物の戸袋への引き込まれを未然に防止する。
また、請求項2に記載のように光路カバーのうち上記スライドドアの表側壁面に近接する部位が撓み変形した時にはそれに連動してシャッター部材が照射光を遮る方向に変位する一方で、光路カバーのうち反スライドドア側の部位が撓み変形した時にはシャッター部材が照射光を遮る方向には変位しないように設定してあると、光路カバーが撓み変形した際に、実際には異物が戸袋へ引き込まれる恐れのない場合には光電スイッチは検出作動せず、スライドドアの表側壁面に沿って異物が戸袋内へ引き込まれる恐れがある場合にのみ光電スイッチが検出作動する。
例えば請求項3,4に記載のように、光路カバーは、上記壁体の戸閉方向側の垂直壁面に沿う第1の取付壁面と上記スライドドアの表側壁面と対向する第1の自由壁面とを隣り合う二辺として含む角筒状のものとし、シャッター部材は、光路カバーにおける第1の取付壁面とそれに対向する第2の自由壁面とを連結しつつ光路カバーの内部空間を上記スライドドアの面直角方向で二分する隔壁状のリブを有するものとするとともに、この光路カバーとシャッター部材とを一体的に形成し、その光路カバー内の反スライドドア側の内部空間に光電スイッチの照射光を配置すると、光路カバーのうち第二の自由壁面が光路カバーの内部空間を狭めるように撓み変形することに連動して、シャッター部材も光路カバー内の反スライドドア側の内部空間を狭めるように撓み変形して光電スイッチの照射光を遮ることになる。
その上で、請求項5,6に記載のように、光路カバーにおける第2の自由壁面とリブとの連結部よりも第1の取付壁面とリブとの連結部を反スライドドア寄りの位置に設定するとともに、光路カバーにおける第1の取付壁面とリブとの連結部もしくはその近傍を変形容易部として設定すると、シャッター部材がより容易に且つ確実に光電スイッチの照射光を遮る方向に撓み変形する。
より具体的には、請求項7に記載のように、シャッター部材を形成しているリブには光路カバー内における反スライドドア側の内部空間に臨む遮光リップを突出形成するとともに、光路カバーのうち上記スライドドアの表側壁面に近接する部位が撓み変形した時にはそれに連動して遮光リップが照射光を遮る方向に変位する一方で、光路カバーのうち反スライドドア側の部位が撓み変形した時には遮光リップが照射光を遮る方向には変位しないように設定すると、光路カバーのうち上記スライドドアの表側壁面に近接する部位が撓み変形することに連動して遮光リップが照射光を遮ることとなる。
また、請求項8に記載のように、コーナー部における壁体とスライドドアの隙間の幅を狭めるように光路カバーを配置する。こうすることにより、壁体とスライドドアとの間に乗客の手指等が引き込まれるのを防止する効果をより高める上で望ましい。
さらに、請求項9に記載のように、少なくとも光電スイッチと光路カバーとが異物検出ユニットとして予め一体化されていると、引き込まれ防止装置のエレベーターへの取付作業を容易とするうえでより望ましいものとなる。
ここで、光電スイッチとして反射式のものを用いた場合にあっては、請求項11に記載のように、光路カバーの上方に受光器および投光器を配置するとともに、光路カバーの下方に反射器を配置することが、精密機器である投光器および受光器の破損を防止するうえで望ましい。さらに、請求項12に記載のように、投光器と受光器および反射器を光路カバーの上下両端にそれぞれ設けられた保護カバー内に配置することが受光器と投光器および反射器の破損を防止する上でより望ましい。
また、光電スイッチとして透過式のものを用いた場合においても、請求項14に記載のように、受光器および投光器が光路カバーの上下両端にそれぞれ設けられた保護カバー内に配置されていることが受光器および投光器の破損を防止する上で望ましい。
なお、本発明が適用されることになる上記出入口は、請求項15,16に記載のように、エレベーター籠側および乗場に形成された出入口のうちいずれか一方でもよく、またその双方であってもよい。
さらに、上記壁体は、請求項17に記載のように、出入口を形成する縦枠とするか、または請求項18に記載のように、上記スライドドアを高速スライドドアとする場合には、上記壁体は出入口開閉時に高速スライドドアの変位に連動して高速スライドドアよりも低速で且つ高速スライドドアと同方向に変位する低速スライドドアとする。
請求項1に記載の発明によれば、光電スイッチの投光器から発せられた照射光は乗客がいる空間から遮蔽された光路カバー内を通過するため、投光器以外の光源からの光や塵埃等の外乱の影響による光電スイッチの誤検出を防止できる上に、光路カバー自体が撓み変形しない限り光電スイッチの照射光が遮られることがないので、不用意に照射光が遮られることによる戸開動作の遅延を防止してエレベーターの運行効率の向上が図れる。
また、戸開動作中にスライドドアと上記壁体との間に異物が引き込まれる恐れが生じると、実際に異物が引き込まれる前に異物は光路カバーを押圧し、光路カバー自体が撓み変形して光路カバーが緩衝材として機能して異物への負荷を軽減しながら、その押圧の方向に関わらず光路カバーの撓み変形に応じてシャッター部材が照射光を遮るので、異物に大きな負荷を与えることなくその引き込まれを未然に且つ確実に防止できる。さらに、照射光として可視光を用いたとしても、照射光は乗客がいる空間から遮蔽された空間内を通過するので、照射光自体を乗客が目視することはなく、乗客に違和感を与えることがない。
その上、請求項2に記載の発明によれば、スライドドアと壁体との間に異物が引込まれる恐れが生じ、光路カバーの表側壁面に近接する部位が押圧されて撓み変形した場合にはシャッター部材が照射光を遮る一方で、引き込まれの恐れがない場合には光路カバーが撓み変形しても照射光は遮られないため、不要な戸開動作の停止または減速をより効果的に防止してエレベーターの運行効率の向上が図れる利点がある。
さらに、請求項6に記載の発明によれば、光路カバーにおける第1の取付壁面とリブとの連結部もしくはその近傍を変形容易部として設定することで、光路カバー自体の撓み変形に伴ってシャッター部材が容易に変位するので、光路カバーとスライドドアの間に入り込んだ異物への負荷がより軽減されるメリットがある。
図1〜5は本発明における好ましい実施の形態を示す図である。そのうち図1はエレベーターにおける乗場側の出入口を示す図であって、図2は図1におけるX−X線断面矢視図である。また、図3は図2における要部拡大図である。さらに、図4の(A)は図1におけるA部の拡大図であり、図4の(B)は図1におけるB部の拡大図である。
図1に示すように、乗場側出入口1は左右方向に所定の間隔をあけて対向配置された左右の壁体たる縦枠2とそれらの縦枠2の上部を連結する上枠3とから形成されていて、二枚のスライドドア4により開閉される。戸開閉形式はいわゆる二枚両開きタイプで、乗場側出入口1の全閉時には乗場側出入口1の略中央位置にて左右のスライドドア4の先端面同士が突き合わされていて、戸開動作時に図示外のドア駆動装置により左右のスライドドア4が駆動され、それぞれが離間する方向にスライド移動することで乗場側出入口1が開放される。その開閉機構上、左右のスライドドア4と、このスライドドア4と重合関係にあって且つ戸開動作時に左右のスライドドア4と相対変位する左右の縦枠2との間には、図2に示すようにスライドドア4の厚さ方向で所定の隙間Gが設けられている。
図1のほか図2に示すように、スライドドア4の表側壁面4aと縦枠2の戸閉方向側の垂直端面とがなす左右の乗場側コーナー部5には後述するビーム状のレーザー光タイプでいわゆる反射式の光電スイッチ29を備えた異物検出ユニット6が上下方向に沿ってそれぞれ取り付けられていて、異物検出ユニット6が左右の乗場側コーナー部5における縦枠2とスライドドア4との隙間Gに接近する乗客の衣服や手指等の異物の存在を監視している。
図2に示すように、異物検出ユニット6のうち縦枠2の上下方向に沿って設けられた筒状の中間カバー7は、パネル材を略台形筒状に曲折成形したものである。中間カバー7のうちスライドドア4の表側壁面4aと対向する面には可撓性部材たるゴム製の角筒状をなす光路カバーとしてゴムチューブ8が中間カバー7のほぼ全長にわたって取り付けられていて、ゴムチューブ8は光電スイッチ29の照射光たる直射光L1と反射光L2およびその周囲を覆うことで直射光L1および反射光L2の光路として遮蔽している。また、ゴムチューブ8の内部にはそのほぼ全長にわたって取付プレート9が配置されているとともに、中間カバー7の内部にはそのほぼ全長にわたってベースプレート10が配置されていて、取付プレート9、ゴムチューブ8、中間カバー7およびベースプレート10は、取付プレート9に頭部が溶接されたボルト11およびナット12にていわゆる共締め状態で互いに圧締固定されている。
より詳細には、図3に示すように、ゴムチューブ8は縦枠2の戸閉方向側垂直壁面に沿う第1の取付壁面8aと、スライドドア4の表側壁面4aと対向するとともに第1の取付壁面8aと隣り合う第1の自由壁面8bと、第1の取付壁面8aと対向する第2の自由壁面8cと、取付プレート9に沿う第二の取付壁面8dと、からなる矩形状の断面形状を有していて、第1の自由壁面8bと第2の自由壁面8cとがなす角部にはスライドドア4に向かって突出した突起部8eが設けられている。ゴムチューブ8の内部空間は第1の取付壁面8aと第2の自由壁面8cとを連結する隔壁状のリブ83にてスライドドア4の面直角方向でスライドドア4側の第1空間80と取付プレート9側の第2空間81とに二分されており、第2空間81内を直射光L1および反射光L2が上下方向に通過している。リブ83は第2の自由壁面8cの面直角方向に対して第2空間81側に傾斜していて、第2の自由壁面8cとリブ83との連結部よりも第1の取付壁面8aとリブ83との連結部を反スライドドア4寄りの位置に設定してある。また、リブ83と第1の取付壁面8aとの連結部にはスライドドア4側に向かって円弧状となる変形容易部84が設けられているとともに、リブ83には変形容易部84から戸閉方向に向かって突出しつつ第2空間81に臨む遮光リップ85を突出形成してある。この遮光リップ85とリブ83とでシャッター部材82を形成していて、このシャッター部材82とゴムチューブ8とは一体的に形成してある。
なお、光電スイッチ29の直射光L1および反射光L2は可視光または不可視光のいずれかに限るものではなく、その光源としてはレーザーのほか白熱電球や放電管およびLED等を用いてもよい。
中間カバー7の上端には、図4の(A)に示すように保護カバーたる上部カバー15が中間カバー7およびゴムチューブ8の両者を覆うようにビス14にて取り付けられているとともに、図4の(B)に示すように中間カバー7の下端にも同様に保護カバーたる下部カバー13が取り付けられている。なお、中間カバー7と上部カバー15および下部カバー13の少なくとも乗客の目に触れる部位は周囲の雰囲気とよく調和するように仕上げられている。また、図2の仮想線にて示すように、上部カバー15および下部カバー13のスライドドア4と対向する面はゴムチューブ8の突起部8eの先端と段差なく連続している。
図5は図1における要部の詳細を示す説明図で、特に上部カバー15および下部カバー13を外した内部を示している。
ベースプレート10の上端には、光電スイッチ29のうち投光器と受光器が一体となったいわゆる投・受光器17が上部ブラケット16を介して取り付けられているとともに、ベースプレート10の下端には、投・受光器17の投光器から鉛直下方に向けて発せられた直射光L1を受光器へ向けて反射させる反射器たる反射板19がL字形の下部ブラケット18を介して取り付けられていて、ここでは反射板19も投・受光器一体型もしくは反射式の光電スイッチ29の一部を構成している。すなわち、上部カバー15の内部に光電スイッチ29のうち投・受光器17が配置されているとともに、下部カバー13の内部には光電スイッチ29のうち反射板19が配置されていて、投・受光器17の投光器はゴムチューブ8内における第2空間81の鉛直下方に向けて直射光L1を照射する一方、その直射光L1は反射板19で反射してゴムチューブ8内における第2空間81の内部を上方に向かって指向するようになり、その反射光L2は投・受光器17の受光器にて受光される。なお、投・受光器17および反射板19はそれぞれ取付位置および角度が三次元的に調整可能であり、直射光L1および反射光L2の光軸を調整することができるようになっている。
以上のように、光電スイッチ29とゴムチューブ8および中間カバー7がベースプレート10を基板として、取付プレート9と上部ブラケット16および下部ブラケット18にて一体化されて異物検出ユニット6を構成している。
また、図2に示すように、中間カバー7の内部にはそのほぼ全長にわたって補強プレート20が配置されていて、補強プレート20と中間カバー7および縦枠2を、補強プレート20に頭部が溶接固定されたボルト11およびナット12にていわゆる共締め状態で互いに圧締固定することで、異物検出ユニット6が縦枠2に取り付けられている。また、異物検出ユニット6はゴムチューブ8のうち第1の自由壁面8bとスライドドア4の表側壁面4aとがなるべく近接するように取り付けられている。すなわち、乗場側コーナー部5において、スライドドア4とゴムチューブ8とのなす隙間Fをスライドドア4と縦枠2とのなす隙間Gよりも小さく設定してあり、乗場側コーナー部5におけるスライドドア4と縦枠2との隙間を狭めるようにしてゴムチューブ8が配置してある。
なお、図1において乗場側出入口1に向かって右側の縦枠2にも同様に異物検出ユニット6が取り付けられている。
以上のように構成したエレベータードアの引き込まれ防止装置では、少なくとも戸開動作時に乗場側コーナー部5におけるスライドドア4と縦枠2の隙間Gに接近する異物の存在を異物検出ユニット6にて監視していて、万が一、乗場側コーナー部5におけるスライドドア4と縦枠2との隙間Gに異物が引き込まれる恐れが生じた場合には、その引き込まれの直前にゴムチューブ8の第2の自由壁面8cのうちゴムチューブ8内の第1空間80に対応する部位に異物が当接もしくは圧接することになる。この段階で違和感を感じた乗客が直ちに異物をゴムチューブ8から引き離すことができれば、戸開時の引き込まれは未然に防止できる。
その一方、ゴムチューブ8に対する異物の当接もしくは圧接の度合いがさらに大きくなると、ゴムチューブ8自体が変形することで緩衝材として機能して異物への負荷を軽減しつつ、異物がスライドドア4と縦枠2との隙間Gに引き込まれる前に、ゴムチューブ8内の変形部位によって直射光L1が遮られ、これを投・受光器17の受光器が検知することで光電スイッチ29が検出作動する。その検出作動をしたことを条件にスライドドア4の戸開動作を停止させて戸開時の引き込まれ事故を未然に防止する。または、光電スイッチ29が検出作動したことを条件に戸開速度を減速させて乗客が異物をゴムチューブ8から引き離すための時間を確保することでも対応できる。
より詳細には、図6に示すように、矢印Cにて示す位置および方向で異物がゴムチューブ8に当接もしくは圧接し、ゴムチューブ8の第2の自由壁面8cのうちゴムチューブ8内の第1空間80に対応する部位が撓み変形すると、その第2の自由壁面8cの撓み変形に応じ、第1の自由壁面8bが第1空間80を狭めるように撓み変形するとともに、リブ83は第2の自由壁面8cの面直角方向に対して第2空間81側に傾斜しているためにゴムチューブ8内の第2空間81を狭めるように変形容易部84を起点として撓み変形する。そのリブ83の撓み変形により遮光リップ85が変形容易部84を中心に回転するように取付プレート9側に向かって変位して直射光L1を遮る。また、直射光L1が遮光リップ85の可動範囲内を通過している限り遮光リップ85は直射光L1を遮ることができるので、直射光L1における多少の光軸調整誤差は許容できる。
一方、図7に示すように、矢印Dにて示す位置および方向で異物がゴムチューブ8に当接または圧接し、ゴムチューブ8の第2の自由壁面8cのうちゴムチューブ8内の第2空間81に対応する部位が撓み変形した場合には、リブ83および第1の自由壁面8bは撓み変形しないため遮光リップ85は変位せず、直射光L1は遮られない。その上、撓み変形したゴムチューブ8の内壁面に遮光リップ85の先端が当接していわゆるストッパーとして機能することで、ゴムチューブ8自体が直接的に直射光L1および反射光L2を遮ることもない。
すなわち、ゴムチューブ8の第1の自由壁面8bのうちスライドドア4の表側壁面4aに近接する部位が撓み変形した時にはそれに連動して遮光リップ85が直射光L1を遮る方向に変位する一方で、ゴムチューブ8の第1の自由壁面8bのうち反スライドドア4側の部位が撓み変形した時には遮光リップ85は変位しない。
また、戸開動作中以外の状態で光電スイッチ29が検出作動した場合にアナウンス等で乗客に対して注意を促がしたり、光電スイッチ29の直射光L1の照射を一旦停止し、その際の光電スイッチ29の動作を確認することで光電スイッチ29の故障を判別するセルフチェック機能を拡充する等の応用も考えられる。
したがって、以上のようなエレベータードアの戸開時引き込まれ防止装置によれば、光電スイッチ29の直射光L1および反射光L2は光路として遮蔽されたゴムチューブ8内を通過するため、光電スイッチ29が投・受光器17の投光器以外の光源からの光や塵埃等の外乱の影響による誤検出を起こしにくいメリットがある。その上、ゴムチューブ8の第1の自由壁面8bのうちスライドドア4に近接する部位が撓み変形しない限り光電スイッチ29は検出作動しないため、引き込まれの恐れがないのにも関わらず台車や乗客の荷物等によってゴムチューブ8が押し潰されても光電スイッチ29は検出作動せず、引き込まれる可能性がある場合にのみ選択的に検出作動することで、不要な戸開動作の遅延を防止してエレベーターの運行効率を高めることができる。さらに、異物検出ユニット6の外観は周囲の雰囲気とよく調和するように仕上げられているため、エレベーターの外観品質を損なわない上に、直射光L1および反射光L2は乗客がいる空間から遮蔽されているので直射光L1および反射光L2として可視光を用いたとしても乗客に違和感を与えることがない。
また、ゴムチューブ8における第1の取付壁面8aとリブ83との連結部を変形容易部84として設定することで、ゴムチューブ8自体の撓み変形に伴ってリブ83が容易に撓み変形するので、ゴムチューブ8とスライドドア4の間に入り込んだ異物への負荷がより軽減されるメリットがある上に、乗場側コーナー部5におけるスライドドア4とゴムチューブ8の隙間Fは縦枠2とスライドドア4との隙間Gよりも小さく、縦枠2とスライドドア4との隙間Gの出入口への開口幅がゴムチューブ8により狭められているため、より効果的に引き込まれの防止を図れる利点がある。
さらに、エレベータードアの引き込まれ防止装置における主要な構成要素が異物検出ユニット6として一体化されているので、特に既設のエレベーターに引き込まれ防止機能を付加する場合の現場での取り付け作業が容易となるメリットがある。
その上、光電スイッチ29のうち精密機器である投・受光器17を異物検出ユニット6の上部に配置することで、台車や乗客の衝突による投・受光器17の破損を防止することができる上に、一般的には光電スイッチからの検出信号を受けてスライドドア4の開閉を制御する戸開閉制御部はエレベーター籠の上に配置されているため投・受光器17の配線を短くすることができる利点がある。また、上部カバー8および下部カバー9により投・受光器17および反射板19が保護されているので、それらの破損および光電スイッチ29の光軸ずれを防止できるメリットがある。
図8は乗場側およびエレベーター籠側の出入口を示す水平断面図であって、図8の(A)は戸開閉形式がいわゆる二枚両開きタイプの出入口を示しており、図8の(B)は戸開閉形式がいわゆる二枚片開きタイプの出入口を示している。
異物検出ユニット6は乗場側出入口1における乗場側コーナー部5のみならず、図8の(A)に示すように籠側出入口21における籠側コーナー部22にも同様に取り付けることが可能である。また、図8の(B)に示すように、いわゆる高速スライドドア23とこの高速スライドドア23の戸開閉動作に連動して高速スライドドア23よりも低速で且つ高速スライドドア23と同方向に移動する壁体たる低速スライドドア24とを備えたいわゆる二枚片開きタイプの戸開閉形式の場合にあっては、高速スライドドア23の表側壁面23aと低速スライドドア24の戸閉方向側の垂直端面がなす引違いコーナー部25にも同様に異物検出ユニット6を取り付けることも勿論可能である。
図9は図5に示した投・受光器17および反射板19からなる光電スイッチ29の変形例を示す図であり、いわゆる反射式の光電スイッチ29に変えて投光器26および受光器28が別体式のいわゆる透過式の光電スイッチ30を用いている。図9に示すように、ベースプレート10の上部に上部ブラケット16を介して光電スイッチ30のうち投光器26が取り付けられているとともに、ベースプレート10の下部には下部ブラケット27を介して光電スイッチ30のうち受光器28が取り付けられていて、投光器26はゴムチューブ8内の鉛直下方へ向けて直射光L1を照射し、ゴムチューブ8の内部を通過させた直射光L1を受光器28にて受光する。また、反射式の光電スイッチ29を用いた場合と同様に、戸開動作中に直射光L1が遮られたことを受光器28が検知して光電スイッチ30が検出作動し、その検出作動をしたことを条件にスライドドア4の戸開動作を停止または減速させて戸開時の引き込まれ事故を未然に防止することとなる。この透過式の光電スイッチ30を用いた場合においては、直射光L1の光軸が短くなるため光軸の調整が容易となる利点がある。
なお、ベースプレート10の上部に受光器28を配置するとともにベースプレート10の下部に投光器26を配置することも勿論可能である。
本発明の好適な実施の形態を示す図であって、エレベーターにおける乗場側出入口を示す斜視図。 図1におけるX−X線断面矢視図。 図2における要部拡大図であって、ゴムチューブの断面形状を示す説明図。 同図(A)は図1におけるA部の拡大図であって、同図(B)は図1におけるB部の拡大図。 図1における要部の詳細を示す説明図で、特に上部カバーおよび下部カバーを外した内部を示す斜視図。 ゴムチューブの第2の自由壁面のうちスライドドアに近接する部位を押圧した際の挙動を示す説明図。 ゴムチューブの第2の自由壁面のうち反スライドドア側の部位を押圧した際の挙動を示す説明図。 エレベーターにおける乗場側およびエレベーター籠側の出入口の概略を示す断面図であって、同図(A)は戸開形式が二枚両開きタイプの出入口を示す図。同図(B)は戸開形式が二枚片開きタイプの出入口を示す図。 図4における光電スイッチの変形例を示す斜視図。
符号の説明
1…乗場側出入口
2…縦枠(壁体)
4…スライドドア
4a…スライドドアの表側壁面
5…乗場側コーナー部
6…異物検出ユニット
8…ゴムチューブ(光路カバー)
8a…第1の取付壁面
8b…第1の自由壁面
8c…第2の自由壁面
13…下部カバー(保護カバー)
15…上部カバー(保護カバー)
17…投・受光器
19…反射板(反射器)
21…籠側出入口
22…籠側コーナー部
23…高速スライドドア
23a…高速スライドドアの表側壁面
24…低速スライドドア(壁体)
25…引違いコーナー部
26…投光器
28…受光器
29…光電スイッチ
30…光電スイッチ
82…シャッター部材
83…リブ
84…変形容易部
85…遮光リップ
L1…直射光(照射光)
L2…反射光(照射光)

Claims (18)

  1. ドア開閉装置により駆動されて出入口を左右方向に開閉するスライドドアの表側壁面とこのスライドドアと重合関係にあって且つ戸開動作時に該スライドドアと相対移動する壁体の戸閉方向側の垂直端面とのなすコーナー部に、光電スイッチの検出域となるビーム状の照射光を上下方向に沿って配置し、
    戸開動作中に照射光が遮られたことをもって光電スイッチが作動したことを条件に少なくとも戸開動作を停止または減速させるようにしたエレベータードアの引き込まれ防止装置であって、
    光電スイッチの照射光およびその周囲を覆うことで光路として遮蔽する可撓性部材製で且つ筒状の光路カバーを上記壁体にその上下方向に沿って設け、
    光路カバー自体の撓み変形に応じて光路内の照射光を遮るシャッター部材を上記光路カバーの内壁面から光路側に向けて突出形成したことを特徴とするエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  2. 光路カバーのうち上記スライドドアの表側壁面に近接する部位が撓み変形した時にはそれに連動してシャッター部材が照射光を遮る方向に変位する一方で、光路カバーのうち反スライドドア側の部位が撓み変形した時にはシャッター部材が照射光を遮る方向には変位しないように設定してあることを特徴とする請求項1に記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  3. 光路カバーは、上記壁体の戸閉方向側の垂直壁面に沿う第1の取付壁面と上記スライドドアの表側壁面と対向する第1の自由壁面とを隣り合う二辺として含む角筒状のものであって、この光路カバーとシャッター部材とを一体的に形成してあることを特徴とする請求項2に記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  4. シャッター部材は、光路カバーにおける第1の取付壁面とそれに対向する第2の自由壁面とを連結しつつ光路カバーの内部空間を上記スライドドアの面直角方向で二分する隔壁状のリブを有していて、
    その光路カバー内の反スライドドア側の内部空間に光電スイッチの照射光を配置してあることを特徴とする請求項3に記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  5. 光路カバーにおける第2の自由壁面とリブとの連結部よりも第1の取付壁面とリブとの連結部を反スライドドア寄りの位置に設定してあることを特徴とする請求項4に記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  6. 光路カバーにおける第1の取付壁面とリブとの連結部もしくはその近傍を変形容易部として設定してあることを特徴とする請求項5に記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  7. シャッター部材を形成しているリブには光路カバー内における反スライドドア側の内部空間に臨む遮光リップを突出形成してあって、
    光路カバーのうち上記スライドドアの表側壁面に近接する部位が撓み変形した時にはそれに連動して遮光リップが照射光を遮る方向に変位する一方で、光路カバーのうち反スライドドア側の部位が撓み変形した時には遮光リップが照射光を遮る方向には変位しないように設定してあることを特徴とする請求項6に記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  8. コーナー部における壁体とスライドドアの隙間の幅を狭めるように光路カバーを配置することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  9. 少なくとも光電スイッチと光路カバーとが異物検出ユニットとして予め一体化されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  10. 光電スイッチは少なくとも投光器および受光器のほか投光器からの光を受光器へ反射する反射器とを備えた反射式のものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  11. 光路カバーの上方に受光器および投光器が配置されているとともに、光路カバーの下方に反射器が配置されていることを特徴とする請求項10に記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  12. 投光器と受光器および反射器が光路カバーの上下両端にそれぞれ設けられた保護カバー内に配置されていることを特徴とする請求項10または11に記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  13. 光電スイッチは投光器と受光器とを備えた透過式のものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  14. 受光器および投光器が光路カバーの上下両端にそれぞれ設けられた保護カバー内に配置されていることを特徴とする請求項13に記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  15. 出入口がエレベーター籠側に形成された出入口であることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  16. 出入口が乗場側に形成された出入口であることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  17. 上記壁体が出入口を形成する縦枠であることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
  18. 前記スライドドアは高速スライドドアであるとともに、上記壁体は出入口開閉時に高速スライドドアの変位に連動して高速スライドドアよりも低速で且つ高速スライドドアと同方向に変位する低速スライドドアであることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のエレベータードアの引き込まれ防止装置。
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