JP2006000778A - 廃棄物処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クロム(VI)、セレン、砒素、アンチモン、モリブデン、バナジウム、スズ、タングステン、マンガン、水銀、リン、窒素、硫黄、ホウ素、塩素、臭素、ヨウ素等のオキソ陰イオン類を形成する有害元素類及び/又はフッ素を含む廃棄物を無害化するために、金属捕集剤と二価鉄塩や還元剤とを併用する方法が提案されているが、処理設備を腐食させたり、確実な無害化ができない等の問題があった。本発明は廃棄物中のオキソ陰イオン類形成元素を安全かつ確実に無害化することので
きる廃棄物処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の廃棄物処理方法は、希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種(A)と、鉄化合物(B)とを、オキソ陰イオン類形成元素及び/又はハロゲン元素を含む廃棄物に添加し、廃棄物中のオキソ陰イオン形成元素及び/又はハロゲン元素を無害化することを特徴とする。
【選択図】 なし。
きる廃棄物処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の廃棄物処理方法は、希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種(A)と、鉄化合物(B)とを、オキソ陰イオン類形成元素及び/又はハロゲン元素を含む廃棄物に添加し、廃棄物中のオキソ陰イオン形成元素及び/又はハロゲン元素を無害化することを特徴とする。
【選択図】 なし。
Description
本発明は、焼却灰、焼却飛灰、溶融飛灰、溶融スラグ、石炭灰、鉱滓、汚泥、汚染土壌、シュレッダーダスト等の固体状廃棄物や、工場から排出される廃水、埋立処分場の地下汚染水等の液状廃棄物、ゴミ焼却場から排出される排煙等のガス状廃棄物の廃棄物中に存在するクロム(VI)、セレン、ヒ素、アンチモン、モリブデン、バナジウム、スズ、タングステン、マンガン、水銀、リン、窒素、硫黄、ホウ素、塩素、臭素、ヨウ素等のオキソ陰イオン類形成元素及び/又はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン元素等の有害物質を捕集、不溶化して液状廃棄物中から分離除去したり、ガス状廃棄物中から吸着除去したり、或いは、固体状廃棄物中から溶出しないよう固定化して、廃棄物を安全に無害化することのできる廃棄物処理方法に関する。
工場や研究施設等から排出される液状廃棄物及びゴミ焼却場等で生じる焼却灰や溶融スラグ、ゴミ焼却場の集塵装置で回収された飛灰、溶融飛灰や溶融スラグ、鉱山から排出される鉱滓、廃水処理の際に用いられる活性汚泥、汚染された土壌等の固体状廃棄物、或いはゴミ焼却場から排出される排煙等のガス状廃棄物等の中には種々の有害物質が含有されており、人体に有害な重金属類が多量に含有されている場合がある。固体状廃棄物中に含有される有害物質が廃棄物中から溶出すると地下水、河川、海水の汚染を生じ、有害物質を含む排煙が大気中に放出されると大気汚染が生じ、これらの環境汚染が大きな社会問題となっている。
このため従来より、液状廃棄物、固体状廃棄物、ガス状廃棄物等の廃棄物を放出したり投棄する前に、ジチオカルバミン酸基、リン酸基、カルボン酸基、カルバミン酸基、ジチオ酸基、アミノ燐酸基、チオール基、ザンセート基等の官能基を有する金属捕集剤で無害化することが提案されている(特許文献1〜9等)。
従来、重金属類を含む廃棄物の処理に広く用いられている上記のような金属捕集剤は鉛、クロム(III)、カドミウム、銅等に対する捕集能は優れている。しかしながら、クロム(VI)、セレン、砒素、アンチモン、モリブデン、バナジウム、スズ、タングステン、マンガン、水銀、リン、窒素、硫黄、ホウ素、塩素、臭素、ヨウ素等は、オキソ陰イオンやその塩の形態となっていることがあり、従来の金属捕集剤はオキソ陰イオンやその塩(これらをまとめて、オキソ陰イオン類と呼ぶことがある。)やフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンイオンやその塩(これらをまとめて、ハロゲンイオン類と呼ぶことがある。)に対する捕集能力が低いと言う問題があった。このため廃棄物中の、クロム(VI)、セレン、砒素、アンチモン、モリブデン、バナジウム、スズ、タングステン、マンガン、水銀、リン、窒素、硫黄、ホウ素、塩素、臭素、ヨウ素等のオキソ陰イオン類形成元素及び/又はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン元素を無害化する場合、金属捕集剤と二価の鉄化合物とを併用して処理したり、金属捕集剤と還元剤とを併用して無害化する方法が提案されている。
しかしながら、金属捕集剤と二価の鉄化合物を併用して無害化する方法では、二価の鉄化合物と金属捕集剤とが反応してフロックを形成してしまうため、従来はフロック形成を避ける目的で金属捕集剤と二価の鉄化合物を別々に添加しており、処理作業が繁雑となるという問題があった。更に、固体状廃棄物を処理する場合、長期間に亘って処理後の固体状廃棄物中からオキソ陰イオン類やハロゲンイオン類等の有害物質が溶出しないように、確実に有害物質を固定化できることが要求されるが、金属捕集剤と二価の鉄化合物を併用する方法も、金属捕集剤と還元剤とを併用する方法も、処理後の固体状廃棄物が酸性雨等に晒された際に、固体状廃棄物中から有害物質が溶出するのを防止することは困難であった。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、希土類元素類や4族元素類と、鉄化合物とを併用することにより、廃棄物中のオキソ陰イオン形成元素やハロゲン元素を効率よく、かつ確実に無害化できることを見出し本発明を完成するに至った。
即ち本発明の廃棄物処理方法は、
(1)希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種(A)と、鉄化合物(B)とを、オキソ陰イオン類形成元素及び/又はハロゲン元素を含む廃棄物に添加し、廃棄物中のオキソ陰イオン形成元素及び/又はハロゲン元素を無害化することを特徴とする廃棄物処理方法、
(2)希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種(A)と、鉄化合物(B)とともに、更に、アルカリ剤(C)を添加する上記(1)記載の廃棄物処理方法、
を要旨とする。
(1)希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種(A)と、鉄化合物(B)とを、オキソ陰イオン類形成元素及び/又はハロゲン元素を含む廃棄物に添加し、廃棄物中のオキソ陰イオン形成元素及び/又はハロゲン元素を無害化することを特徴とする廃棄物処理方法、
(2)希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種(A)と、鉄化合物(B)とともに、更に、アルカリ剤(C)を添加する上記(1)記載の廃棄物処理方法、
を要旨とする。
本発明方法では、従来確実に無害化することが困難であったクロム(VI)、セレン、砒素、アンチモン、モリブデン、バナジウム、スズ、タングステン、マンガン、水銀、リン、窒素、硫黄、ホウ素、塩素、臭素、ヨウ素等のオキソ陰イオン類形成元素及び/又はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン元素を確実に無害化することができ、これらのオキソ陰イオン、その塩等のオキソ陰イオン類、ハロゲンイオンやその塩等のハロゲンイオン類を含む廃棄物を効果的かつ安全に無害化することができる。
本発明において用いる(A)群の希土類元素としては、スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム等が挙げられる。また希土類元素の化合物としては、上記希土類元素の塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫化物、フッ化物、硝酸塩、炭酸塩、硫酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、酸化物、窒化物、オキシ塩化物、アルコキシド、水酸化物、アンモニウム塩、それらの複合塩等が挙げられ、代表的なものとしては、塩化スカンジウム、水酸化スカンジウム、硫酸スカンジウム、硝酸スカンジウム、酸化スカンジウム、シュウ酸スカンジウム、ヨウ化イットリウム、フッ化イットリウム、塩化イットリウム、炭酸イットリウム、硝酸イットリウム、シュウ酸イットリウム、水酸化イットリウム、硫酸イットリウム、酸化イットリウム、塩化プロメチウム、水酸化プロメチウム、硫酸プロメチウム、硝酸プロメチウム、酸化プロメチウム、フッ化ランタン、硫化ランタン、塩化ランタン、臭化ランタン、ヨウ化ランタン、水素化ランタン、窒化ランタン、シュウ酸ランタン、炭酸ランタン、水酸化ランタン、硫酸ランタン、硝酸ランタン、酸化ランタン、酢酸ランタン、塩化セリウム、炭酸セリウム、水酸化セリウム、硫酸セリウム、硝酸セリウム、酸化セリウム、酢酸セリウム、塩化プラセオジム、硝酸プラセオジム、酸化プラセオジム、水酸化プラセオジム、塩化ネオジム、硝酸ネオジム、炭酸ネオジム、酸化ネオジム、水酸化ネオジム、塩化プロメチウム、硝酸プロメチウム、硫酸プロメチウム、水酸化プロメチウム、塩化サマリウム、硝酸サマリウム、塩化ユーロピウム、硫酸ユーロピウム、塩化ガドリニウム、硝酸ガドリニウム、水酸化ガドリニウム、塩化テルビウム、炭酸テルビウム、水酸化テルビウム、塩化ジスプロシウム、硝酸ジスプロシウム、酸化ジスプロシウム、塩化ホルミウム、硝酸ホルミウム、水酸化ホルミウム、酸化ホルミウム、塩化エルビウム、硝酸エルビウム、硫酸エルビウム、水酸化エルビウム、酸化ツリウム、水酸化ツリウム、塩化イッテルビウム、硝酸イッテルビウム、塩化ルテチウム、酸化ルテチウム又はそれらの複合化合物、セリウム、ランタンを主成分とする精鉱を化学処理した塩化希土等が挙げられる。また、4族元素としては、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、上記4族元素の化合物としては塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫化物、フッ化物、硝酸塩、炭酸塩、硫酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、酸化物、窒化物、オキシ塩化物、アルコキシド、水酸化物、アンモニウム塩、それらの複合塩等が挙げられ、代表的なものとしては、塩化ジルコニウム、炭酸ジルコニウム、水酸化ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、酸化ジルコニウム、酢酸ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニウム、塩化チタン、水酸化チタン、酸化チタン、塩化ハフニウム、オキシ塩化ハフニウム、シュウ酸ハフニウム、水酸化ハフニウム、又はそれらの複合化合物等が挙げられる。上記希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物は、1種又は2種以上を混合して用いることができるが、中でもランタン、セリウム、イットリウム、ネオジウム、プラセオジウム、サマリウム、ジルコニウムの元素又はその化合物が好ましい。特に、上記元素の塩化物、硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩が好ましく、代表的なものとしては、塩化ランタン、硝酸ランタン、酢酸ランタン、シュウ酸ランタン、塩化セリウム、硝酸セリウム、塩化イットリウム、硝酸イットリウム、硫酸イットリウム、塩化ネオジウム、硝酸ネオジウム、硫酸ネオジウム、硝酸プラセオジウム、塩化プラセオジウム、硫酸プラセオジウム、塩化サマリウム、硝酸サマリウム、塩化ジルコニウム等が挙げられる。尚、(A)群の化合物としては、上記した化合物を含む市販品を用いても良い。(A)群の化合物は2種以上を併用することができる。
(B)群の鉄化合物としては、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、ポリ鉄、硝酸第一鉄、硝酸第二鉄等が挙げられる。これらのうち、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、ポリ鉄が好ましい。鉄化合物は2種以上を併用することができる。
本発明において、上記(A)群の希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物、(B)群の鉄化合物とともに、更にアルカリ剤(C)を併用すると、オキソ陰イオン類形成元素やハロゲン元素との反応効率が良くなる効果がある。(C)群のアルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化バリウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素カリウム、炭酸水酸化マグネシウム、アンモニア、セメント等が挙げられる。これらは1種又は2種以上を混合して用いることができる。上記アルカリ剤の中でも水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウムが好ましい。
本発明方法は、オキソ陰イオン類形成元素及び/又はハロゲン元素を含む廃棄物の処理に適用される。オキソ陰イオン類形成元素としては、クロム(VI)、セレン、ヒ素、アンチモン、モリブデン、バナジウム、スズ、タングステン、マンガン、水銀、リン、窒素、硫黄、ホウ素、塩素、臭素、ヨウ素等のオキソ陰イオンやその塩を形成する元素が挙げられ、これらの元素は廃棄物中においてオキソ陰イオンやその塩等のオキソ陰イオン類の形態となっていても、オキソ陰イオン類以外のイオンや塩の形態となっていても良い。又、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン元素も廃棄物中においてハロゲンイオンの形態となっていても、塩類等の他の形態となっていても良い。
本発明方法が処理対象とする廃棄物としては、工場や研究所等から排出される廃水、埋立て処分場の地下汚染水、洗煙排水等の液状廃棄物、ゴミ焼却場において生成する焼却灰や焼却飛灰、溶融飛灰、溶融スラグ、火力発電所等において燃料の石炭を燃焼させた際に発生する石炭灰、鉱滓、汚泥、汚染土壌、シュレッダーダスト等の固体状廃棄物、ゴミ焼却場等で発生する廃煙等のガス状廃棄物が挙げられる。
廃棄物を処理する方法としては、廃棄物に、(A)群の希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物より選ばれた少なくとも1種と、(B)群の鉄化合物、及び必要に応じて更に(C)群のアルカリ剤との混合物を添加する方法、(A)群の物質と(B)群の鉄化合物、及び必要に応じて更に(C)群のアルカリ剤を別々に添加する方法等が挙げられ、(A)群、(B)群、及び必要により(C)群を別々に添加する場合、(A)群、(B)群、(C)群のどれを先に添加しても良い。
上記(A)群の物質、(B)群の鉄化合物、(C)群のアルカリ剤は、粉末等の固体状で添加しても、水溶液やスラリーとして添加しても良い。液状廃棄物中に含まれるオキソ陰イオン類形成元素やハロゲン元素は、廃棄物に(A)群の物質と(B)群の鉄化合物及び必要により更に(C)群のアルカリ剤を添加すると不溶化して沈殿し、液状廃棄物中から分離除去することができる。固体状廃棄物を処理する場合には、(A)群の物質、(B)群の鉄化合物、及び更に必要により(C)群のアルカリ剤を粉末等の固体状で添加した後、水を添加したり、水溶液やスラリーとして添加する方法が採用される。固体状廃棄物中に含まれるオキソ陰イオン類やオキソ陰イオン類形成元素を含むイオンやハロゲンイオン類やハロゲン元素を含むイオンは、(A)群の物質と(B)群の鉄化合物とを添加すると不溶化して固定されるため、処理後の固体状廃棄物は埋設処理等の方法で最終処分することができる。更にガス状廃棄物を処理する場合には、(A)群の物質と(B)群の鉄化合物及び更に必要に応じて(C)群のアルカリ剤の混合物を粉末状、水溶液或いはスラリー状としてガス状廃棄物に噴霧するか、或いはこれら(A)群の物質、(B)群の鉄化合物、(C)群のアルカリ剤を別々に粉末状、水溶液、スラリー状としてガス状廃棄物に噴霧する方法が挙げられる。ガス状廃棄物中に含まれるオキソ陰イオン類やオキソ陰イオン類形成元素を含むイオンやハロゲンイオン類やハロゲン元素を含むイオンは、(A)群の物質と(B)群の鉄化合物及び更に必要に応じて(C)群のアルカリ剤を添加することにより、ガス状廃棄物中から容易に分離除去することができる。
廃棄物に対する上記(A)群の希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物の添加量は0.01wt%〜30wt%が好ましく、特に0.1wt%〜10wt%が好ましく、(B)群の鉄化合物の添加量は0.01wt%〜30wt%が好ましく、特に0.1wt%〜10wt%が好ましく、(C)群のアルカリ剤の廃棄物中の添加量は、50wt%以下が好ましく、特に10wt%以下が好ましい。
尚、廃棄物中にアルカリを含む場合でも、更に(C)群のアルカリ剤を添加して処理することにより、オキソ陰イオン類形成元素やハロゲン元素を無害化できるが、アルカリを含む廃棄物の場合、あえてアルカリ剤を添加しなくてもアルカリ剤を添加したと同様の効果を得ることができる。
尚、廃棄物中にアルカリを含む場合でも、更に(C)群のアルカリ剤を添加して処理することにより、オキソ陰イオン類形成元素やハロゲン元素を無害化できるが、アルカリを含む廃棄物の場合、あえてアルカリ剤を添加しなくてもアルカリ剤を添加したと同様の効果を得ることができる。
本発明方法によれば、通常のクロム(III)、カドミウム、鉛等の重金属類はもとより、クロム(VI)、セレン、砒素、アンチモン、モリブデン、バナジウム、スズ、タングステン、マンガン、水銀、リン、窒素、硫黄、ホウ素、臭素、塩素、ヨウ素等のオキソ陰イオン類(例えば、Cr2O7 2-、HCr2O7 -、CrO4 2-、HCrO4 -等のクロム酸類;SeO4 2-、HSeO4 -等のセレン酸類;SeO3 2-、HSeO3 -等の亜セレン酸類;RSeO3 -(R;アルキル基、又はアリール基)等のセレノン酸類;RSeO2 -(R;アルキル基、又はアリール基)等のセレニン酸類;RCOSe-(Rはアルキル基、又はアリール基)等のセレノ酸類;AsO4 3-、HAsO4 2-、H2AsO4 -等のヒ酸類;AsO2 -等の亜ヒ酸類;SbO3 -、SbO4 3-、Sb2O7 4-等のアンチモン酸類;MoO4 2-、HMoO4 -等のモリブデン酸類;VO3-、HVO2-、H2VO-、V2O7 4-、HV2O7 3-等のバナジウム酸類;VO3 -等のバナジン酸類;SnO3 2-、HSnO3 -等のスズ酸類;WO4 2-、HWO4 -等のタングステン酸類;MnO4 -等のマンガン酸類;PO4 3-、HPO4 2-、H2PO4 -、PO3 3-、HPO3 2-、H2PO3 -、P2O7 4-、HP2O7 3-、H2P2O7 2-、H3P2O7 -、P3O10 6-、HP3O10 5-、H2P3O10 4-、H3P3O10 3-、H4P3O10 2-、H5P3O10 -、RPO3 2-(R:アルキル基)、ROPO3 2-(R:アルキル基)等のリン酸類;NO3 -等の硝酸類、NO2 -等の亜硝酸類;SO4 2-、HSO4 -等の硫酸類;SO3 2-、HSO3 -等の亜硫酸類;S2O3 2-、HS2O3 -等のチオ硫酸類;S2O6 2-、HS2O6 -等のジチオン酸類;ROSO3 -、R‐SO3 -(R:アルキル基)等のスルホン酸類;WS2O2 2-、HWS2O2 -、WS3O2-、HWS3O-等のチオタングステン酸類;HBO3 2-、H2BO3 -、BO3 3-、BO3 -等のホウ酸類;ClO4 -、ClO-等の塩素酸類、BrO3 -等の臭素酸類、IO4 -、IO3 -等のヨウ素酸類;KCr2O7 -、KCrO4 -、NaCrO4 -、NaSeO4 -、KSeO4 -、NaKAsO4 -、KSO4 -、NaSO4 -、NaWS2O2 -等の部分アルカリ金属塩類;CaAsO4 -、MgP2O7 2-等の部分アルカリ土類金属塩類;CuPO4 -等の部分重金属塩類;NH4SeO4 -、NH4HPO4 -等の部分アミン塩類;それら種々の塩の複合塩類)やフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲンイオン類(例えば、BF4 -、F-、SiF6 2-、CF3CH2COO-、HSiF6 2-等のフッ素イオン類;Cl-等の塩素イオン類、Br-等の臭素イオン類;I-等のヨウ素イオン類;それら種々の塩の複合塩類)を確実に無害化できる。特に、従来の金属捕集剤で確実に無害化することが困難であったオキソ陰イオン類及び/又はハロゲンイオン類も確実に無害化することができる利点がある。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する
実施例1〜5、比較例1〜4
モリブデン0.78mg/L(モリブデン換算値)、ホウ素1.56mg/L(ホウ素換算値)、アンチモン0.96mg/L(アンチモン換算値)、リン1.78mg/L(リン換算値)、亜硝酸イオン34.6mg/L、硫酸イオン52.1mg/L、臭化物イオン13.7mg/Lを含む廃水1リットル当たりに対し、表1に示す所定量の(A)群の物質、(B)群の鉄化合物と、(C)群のアルカリ剤を添加し、30分間攪拌した後、静置した。不溶化物をNo.5Cの濾紙(保持孔径:1μm)にて分離除去した後、廃水中に残存するモリブデン、ホウ素、アンチモン、リン濃度をICP発光分光分析法により測定した。また、亜硝酸イオン、硫酸イオン、臭化物イオンはイオンクロマトグラフ法により測定した。それらの結果を表1に示す。
尚、比較例1は塩化ランタン(III)を400mg/Lとなるように添加し、水酸化ナトリウムでpH=13に調製し、比較例2はポリ鉄を150mg/Lとなるように添加し、水酸化カルシウムでpH=10に調製した。また比較例3は、塩化第一鉄を150mg/L、ジエチルジチオカルバミン酸カリウム水溶液(固形分:40重量%)を200mg/Lとなるように添加し、比較例4は、亜硫酸水素ナトリウムを150mg/L、ポリエチレンイミン−カルボン酸ナトリウム水溶液(固形分:15重量%)を400mg/Lとなるように添加した。
実施例1〜5、比較例1〜4
モリブデン0.78mg/L(モリブデン換算値)、ホウ素1.56mg/L(ホウ素換算値)、アンチモン0.96mg/L(アンチモン換算値)、リン1.78mg/L(リン換算値)、亜硝酸イオン34.6mg/L、硫酸イオン52.1mg/L、臭化物イオン13.7mg/Lを含む廃水1リットル当たりに対し、表1に示す所定量の(A)群の物質、(B)群の鉄化合物と、(C)群のアルカリ剤を添加し、30分間攪拌した後、静置した。不溶化物をNo.5Cの濾紙(保持孔径:1μm)にて分離除去した後、廃水中に残存するモリブデン、ホウ素、アンチモン、リン濃度をICP発光分光分析法により測定した。また、亜硝酸イオン、硫酸イオン、臭化物イオンはイオンクロマトグラフ法により測定した。それらの結果を表1に示す。
尚、比較例1は塩化ランタン(III)を400mg/Lとなるように添加し、水酸化ナトリウムでpH=13に調製し、比較例2はポリ鉄を150mg/Lとなるように添加し、水酸化カルシウムでpH=10に調製した。また比較例3は、塩化第一鉄を150mg/L、ジエチルジチオカルバミン酸カリウム水溶液(固形分:40重量%)を200mg/Lとなるように添加し、比較例4は、亜硫酸水素ナトリウムを150mg/L、ポリエチレンイミン−カルボン酸ナトリウム水溶液(固形分:15重量%)を400mg/Lとなるように添加した。
実施例6〜10
クロム(VI)127mg/kg(クロム(VI)換算値)、セレン46.3mg/kg(セレン換算値)、フッ素39.8mg/kg(フッ素換算値)、マンガン65.7mg/kg(マンガン換算値)を含む溶融飛灰100g当たりに対して、表2に示す所定量の(A)群の物質と(B)群の鉄化合物、水30gを添加して15分間混練した。処理後の溶融飛灰と未処理の溶融飛灰について、重金属溶出濃度を環境庁告示第13号試験に準じて測定した結果を表2に示す。且つ、処理後の廃棄物が酸性雨に晒された場合を想定し、溶出用溶媒としてpH4に調製した水を用いた他は、環境庁告示第13号試験に準じて上記の処理後溶融飛灰の溶出試験を行なった。結果を表3に示す。
クロム(VI)127mg/kg(クロム(VI)換算値)、セレン46.3mg/kg(セレン換算値)、フッ素39.8mg/kg(フッ素換算値)、マンガン65.7mg/kg(マンガン換算値)を含む溶融飛灰100g当たりに対して、表2に示す所定量の(A)群の物質と(B)群の鉄化合物、水30gを添加して15分間混練した。処理後の溶融飛灰と未処理の溶融飛灰について、重金属溶出濃度を環境庁告示第13号試験に準じて測定した結果を表2に示す。且つ、処理後の廃棄物が酸性雨に晒された場合を想定し、溶出用溶媒としてpH4に調製した水を用いた他は、環境庁告示第13号試験に準じて上記の処理後溶融飛灰の溶出試験を行なった。結果を表3に示す。
比較例5〜8
比較例5は溶融飛灰100g当りに対して塩化ランタン(III)2g、水30gを添加し、15分間混練した他は実施例6〜10と同様の処理を行い、比較例6は溶融飛灰100g当りに対してポリ鉄4g、水30gを添加し、15分間混練した他は実施例6〜10と同様の処理を行った。また比較例7は、溶融飛灰100g当りに対して、塩化第一鉄を5g、及び水を10g添加し5分間混練後、さらにジエチルジチオカルバミン酸カリウム水溶液(固形分:40重量%)を15g添加し10分間混練した他は、実施例6〜10と同様の処理を行い、比較例8は、溶融飛灰100g当りに対して、亜硫酸水素ナトリウムを5g、及び水10g添加し5分間混練後、さらにテトラエチレンペンタミン−テトラカルボン酸ナトリウム(固形分:15重量%)を15g添加し10分間混練した他は、実施例6〜10と同様の処理を行った。上記処理後の溶融飛灰について、重金属溶出濃度を環境庁告示第13号試験に準じて測定した結果を表2に示す。且つ、処理後の溶融飛灰が酸性雨に晒された場合を想定し、溶出用溶媒としてpH4に調製した水を用いた他は、環境庁告示第13号試験に準じて上記の処理後溶融飛灰の溶出試験を行なった。結果を表3に示す。
比較例5は溶融飛灰100g当りに対して塩化ランタン(III)2g、水30gを添加し、15分間混練した他は実施例6〜10と同様の処理を行い、比較例6は溶融飛灰100g当りに対してポリ鉄4g、水30gを添加し、15分間混練した他は実施例6〜10と同様の処理を行った。また比較例7は、溶融飛灰100g当りに対して、塩化第一鉄を5g、及び水を10g添加し5分間混練後、さらにジエチルジチオカルバミン酸カリウム水溶液(固形分:40重量%)を15g添加し10分間混練した他は、実施例6〜10と同様の処理を行い、比較例8は、溶融飛灰100g当りに対して、亜硫酸水素ナトリウムを5g、及び水10g添加し5分間混練後、さらにテトラエチレンペンタミン−テトラカルボン酸ナトリウム(固形分:15重量%)を15g添加し10分間混練した他は、実施例6〜10と同様の処理を行った。上記処理後の溶融飛灰について、重金属溶出濃度を環境庁告示第13号試験に準じて測定した結果を表2に示す。且つ、処理後の溶融飛灰が酸性雨に晒された場合を想定し、溶出用溶媒としてpH4に調製した水を用いた他は、環境庁告示第13号試験に準じて上記の処理後溶融飛灰の溶出試験を行なった。結果を表3に示す。
Claims (2)
- 希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種(A)と、鉄化合物(B)とを、オキソ陰イオン類形成元素及び/又はハロゲン元素を含む廃棄物に添加し、廃棄物中のオキソ陰イオン形成元素及び/又はハロゲン元素を無害化することを特徴とする廃棄物処理方法。
- 希土類元素、希土類元素の化合物、4族元素、4族元素の化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種(A)と、鉄化合物(B)とともに、更に、アルカリ剤(C)を添加する請求項1記載の廃棄物処理方法。
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