JP2005532414A - ウォーターレスの水洗可能なオフセット印刷インキおよびその製造方法 - Google Patents

ウォーターレスの水洗可能なオフセット印刷インキおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

(i)エステル溶剤中の固体樹脂、および(ii)アルキド樹脂および/または1以上の脂肪族カルボン酸エステルの油を含む結合剤;着色剤、および;中和剤を含む水洗浄可能なウォーターレスオフセット印刷インキ組成物。

Description

本発明の技術分野
本発明は、水なしのオフセットリソグラフィック印刷プロセスにおける使用のための油ベースの水洗可能な印刷インキ、および印刷インキが印刷機から清掃されることができる洗浄剤に関する。
本発明の背景
印刷機室内の溶剤のような望まれない揮発性有機化合物を低減するために、有機ベース、すなわち油ベースの印刷インキに対して水性の印刷インキがより好まれてきている。有機ベースのものを含まず、水も含まないインキが、より好まれる。揮発性化合物を放出する有機溶媒の助けなしで洗い流されることのできる、水を含まない印刷インキが産業界で必要とされている。
印刷インキを保持することになっている版面のエリアが、版面の凹みであることによって特徴づけられる印刷プロセス(レリーフプロセス)、特にフレキソ印刷プロセスおよび凹版印刷プロセスで、印刷プロセス用の水性の印刷インキが知られている。そのようなプロセスが、イメージおよび非イメージエリアが、イメージキャリヤー上の同じ平面にある平版印刷プレートを利用し、2つの液体が非イメージエリアへではなくイメージエリアにのみインキが付着することを保証して同時に利用されるので、リソグラフィックプロセスは、インキのフォーミュレーターに対するユニークな挑戦を常に提供する。従来のリソグラフィックプリントプロセスでは、油性インキをつける前に、プレートは湿らされる。典型的には、給湿プロセスには、たとえば、米国特許第3,877,372;4,278,467; および4,854,969に記述されたように、水または湿し水を利用する。給湿に際して、水は、印刷プレートの親油性エリア(イメージエリア)上で小さな小滴となって接触し、印刷プレートの親水性のエリア(非イメージエリア)上ではフィルムを形成する。油性インキを含んでいる、インキをつけられたローラーが湿ったプレートの上を通過する場合、水フィルムによってカバーされたエリア(非イメージエリア)にインキをつけることはできないが、撥水性エリア(イメージエリア)上の小滴を乳化して、そのようなエリアにインキを塗る。「オフセットリソグラフィー」のプロセスで、プレート上のインキがつけられたイメージは、直接紙基体上に印刷されず、ゴムブランケット上に最初に「オフセット」され、その後、そこから紙基体上に転写される。印刷プロセス中に正確なインキ/水分バランスを確立し維持することは重要で、ハイレベルの技術を要求する。これは、フレキソ印刷およびグラビア印刷プロセスと比較して、そのような印刷プロセスに伴ういくつかの欠点のうちの1つである。さらに、従来のオフセットリソグラフィックプリントプロセスの中で使用される油性インキおよび水性の湿し水は、かなり高いレベル、一般に30〜45%(より高いものもある)の望ましくないVOCを含んでいる。さらに、プレス洗浄に使用される清浄液もVOCを含んでいる場合がある。
ウォーターレスのリソグラフィックプロセスを開発するために多くの努力が試みられた。これらでは、版面の非イメージエリアは、印刷インキをはじくポリマーでコーティングされる。イメージエリアは、例えば感光性ポリマーで、コーティングされる。そのような印刷工程は、たとえば、米国5,370,906、および米国5,417,749から、公知である。公知のウォーターレス印刷工程の短所は、40mN/mから20mN/mへと、イメージエリアと非イメージエリアの間の表面エネルギーの差が大きく減少され、それにより、インキの解像度が減少されることである。よい解像度にとって重要であるイメージエリアと非イメージエリアの間の表面エネルギーの大きな差を維持するために、油ベースの印刷インキの使用だけがこれを維持し、したがって、有機の洗浄溶剤の必要性が残る。
WO 96/34923から、その結合剤が油ベースに基づいて配合され、水性アルカリ媒体で洗い流されることができる印刷インキが公知である。この配合物の短所は、それが完全に水洗可能ではなく、また、それは遊離のカルボキシル基を含んでいるということである。
他のアプローチは、印刷ローラーからの水の蒸発を防ぐために湿潤室(米国特許5,725,646)あるいは特別の再湿潤剤の使用(米国特許6,444,021)を示唆する。それらが熱なしでは有効に乾燥せず、したがって、印刷するのにより高価であるので、再湿潤剤はインキの印刷適性に影響する。さらに、これらの組成物は、インキの所望のタック安定性を達成するために、保湿剤または再湿潤剤の高い濃度を要求する。米国特許6,444,022において、米国特許5,725,646に記述された、水性インキに伴う湿潤室の必要をなくす、アマニ油変性樹脂および保湿剤を使用する水性リソグラフィックインキを開示するが、このインキは光沢および乾燥の問題を残していた。さらに、これらのインキは、印刷の品質に影響する水を含んでいる。
今日、有機の洗剤および/または溶剤は、印刷の間にインキが接触する機械部分およびメカニズムを洗浄するために主として使用される。有機の洗剤の短所は、それらが毒物学的に安全でない揮発性有機化合物をしばしば遊離するということである。
従って、保湿剤を使用せず、リソグラフィック印刷での使用において適当なタックおよび粘性を維持しつつ、その使用の間に有機揮発成分を発生しない、ウォーターレスの水洗可能な組成物についての必要がある。
発明の要約
(a)エステル溶剤中の固体樹脂と、アルキド樹脂および/または1以上の脂肪族カルボン酸エステルの油との反応生成物である結合剤、(b)着色剤、および(c)中和剤から構成されるリソグラフィック印刷インキの使用により、上記の目的を実現することができることが知られた。
更に、本発明は水洗浄可能な印刷インキのための洗浄剤に関し、それは錯化剤、中和剤、芳香剤および/または湿潤剤のような添加剤と水を含む。最後に、本発明は印刷インキと洗浄剤の製造に関する。
発明の詳細な説明
本発明によれば、エステル溶剤中の固体樹脂と、アルキド樹脂および/または1以上の脂肪族カルボン酸エステルの油との反応生成物である結合剤、着色剤および中和剤の組み合わせが、VOC成分のない印刷インキを提供することが知られた。印刷インキはウォーターレスであり、水で洗浄可能であり、VOC溶剤および/または水を含んでいる従来のインキと比較して、リソグラフィック印刷にふさわしいタックおよび粘性を依然として維持する。
結合剤
結合剤は、溶剤中の固体の樹脂とアルキド樹脂および/または油で構成される。適当な固体の樹脂としては、植物、動物あるいは合成脂肪酸に基づいたエステル中に可溶のものがあげられる。これらの例としては、コロホロニウムエステル樹脂、マレイネート(maleinate)樹脂、フマレート樹脂、炭化水素樹脂、テルペン樹脂およびそれらの改質体(誘導体)が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。固体の樹脂は、10〜200mgKOH/g、好ましくは30〜150mgKOH/g、特に好ましくは、50〜90mgKOH/gの範囲の酸価(SZ)を有することができる。
アルキド樹脂はアマニ油アルキド樹脂および/またはそれの改質物であることができる。1つ以上の脂肪族カルボン酸エステルの油は、乾性油、好ましくはオキシデイティブリィ乾性油であることができる。他の適当な油としては、半乾性油および/またはアルキド樹脂が含まれるが、これらに制限されない。1つ以上の脂肪族カルボン酸エステルを有するさらなる好ましい油としては、少なくとも8個の炭素原子を有する脂肪酸、アマニ油、桐油、大豆油、なたね油、魚油、鯨油、並びに合成および半合成の油があげられるが、これらに制限されない。油の選択は、他の要因中で、生産される印刷インキのタイプに依存し、したがって、新聞印刷インキにふさわしい不乾性油を使用することができ、一方、大豆油はヒートセットローラーオフセット印刷インキに、よりふさわしい。適当な油は、たとえばOwen D.Jによる「リソグラフィー用印刷インキ」、SITAテクノロジー、1994年、45〜58ページに記述されている。
アルキド樹脂および/または油は、150mgKOH/gまでの、より好ましくは15〜75mgKOH/gの範囲の酸価を有することができる。
溶剤および/またはレオロジー調整剤は、植物、動物および/または合成脂肪酸と、エステル化成分、たとえば、多価アルコール、ブタノール、イソプロパノール、エチルヘキサノール、グリコールなどに基づいたエステルであることができる。適当な溶剤としては、ココナッツ脂肪酸のエステル、好ましくはエチルヘキシルエステルが挙げられるが、これらに限定されるものではない。他の適当な溶剤としては、揮発性有機化合物を遊離しないので、蒸発の遅いプロピレングリコール、ジエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリコールエーテルおよび/またはヘキシレングリコールのようなアルコールが挙げられる。
着色剤
着色剤は公知のピグメントおよびカーボンブラックから選ばれることができる。適当な着色剤は、4つの色セットのために、黄色ピグメント、青色ピグメント、赤色ピグメントおよびカーボンブラックを含むが、これらに限定されるものではない。ピグメントとしての着色剤は、リソグラフィックインキ組成物に、乾燥したパウダー、フラッシュ、プレスケーキ、あるいは水性分散体として加えられることができる。
中和剤
中和剤は塩基であり、たとえばNaOHおよびKOHのような無機塩基、およびモノエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミンおよび/またはアンモニアのような有機塩基があげられるが、これらに限定されるものではない。望ましい中和剤はアミン官能性塩基であり、より好ましくアミノメチルプロパノールである。
添加剤
本発明の印刷インキは、さらにレオロジーアジュバンド、増粘剤、摩耗防止剤、促進剤(特に乾燥のための、特に酸化性乾燥には好ましい)、タック調節剤、皮張防止剤および/またはゲル化剤のような添加剤も含んでもよい。
適当なレオロジーアジュバンドとしては、チョークPW 18、タルク、カオリンあるいはその他同種のもののような体質顔料が挙げられるが、これらに限定されるものではない。適当な増粘剤としては、ヘクトライト、アモルファスケイ酸、会合性増粘剤、ゲル化剤および/またはポリアミドアミンのような公知の増粘剤が含まれる。好ましくは、ベントナイトおよび/または有機アルミニウム化合物が使用される。適当な摩耗防止剤はPE、PTFE、パラフィンワックスおよび他のワックスペーストであることができ、より好ましくは、微粉にされたパラフィンワックスである。
促進剤は、セリウム、ジルコニウム、亜鉛、カルシウムに基づいた乾燥剤であることができ、好ましくは促進剤はコバルト/マンガンに基づいた乾燥剤である。タック調節剤、たとえばシロキサン、およびより好ましくはポリメチルシロキサンを加えることができる。
皮張り防止剤、たとえば酸化防止剤が加えられる場合がある。適当な酸化防止剤としてはフェノール誘導体、ヒドロキノン、モノターシャリーブチルヒドロキノン、トルエンヒドロキノン、そしてより好ましくは、2、2−メチレン−ビス−(4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノール)が挙げられる。
印刷インキはさらに他のアルキド樹脂および/または油を含むことができる。それらは結合剤を作る固体樹脂と非反応性である。適当な非反応性のアルキド樹脂および/または油は、酸化的に乾燥する樹脂であり、たとえば、50から100mgKOH/gの間の酸価を有する非常に粘性の高いアルキド樹脂あるいは遊離の水酸基(80を越えるOH価)を有する粘性のアルキド樹脂であり、また改質されたアマニ油、またはマレイン化された植物油であり、好ましくは35〜50mgKOH/gの酸価を有する大豆油およびアマニ油である。これらのアルキド樹脂は、印刷インキのピグメント湿潤、光沢、酸化性乾燥および耐摩耗性を提供する役目をする。また、結局、それらは、印刷インキの水洗性を促進する。
印刷インキ
本発明の印刷インキは、例えば最初に溶剤中で溶解された固体樹脂を高い温度でアルキド樹脂と反応させ、バインダー/結合剤を形成し、それらをたとえばピグメント、ワックスおよび増粘剤のような粉末状成分と混合することにより配合される。理論によって拘束されるものではないが、結合剤および/またはアルキド樹脂の依然として遊離しているカルボキシル基と中和剤との反応が起こる。それにより塩が形成され、それは水で部分的に溶解され、および/または水で洗い流されることを可能にする。中和剤との反応はできるだけ定量的であるべきである。その結果、完全な塩の形成が生じる。促進剤、タック調整剤および他の溶剤のような添加剤をついで加えることができる。
上記の溶剤中の固体樹脂とアルキド樹脂および/または油の反応生成物である結合剤、およびたとえば皮張り防止剤、ゲル化剤、増粘剤などの添加剤は、印刷インキの約30重量%から約60重量%を構成する。結合剤はそれ自身、それぞれ約40〜50重量%の固体樹脂および/または溶剤、約4〜8重量%のアルキド樹脂成分、および残余のゲル化剤、増粘剤および皮張り防止剤で構成される。
着色剤は、印刷インキの約25重量%以内、より好ましくは約10重量%から約15重量%を構成する。
もし配合物に含まれていれば、レオロジーアジュバントは、印刷インキの5重量%以内の範囲にある。配合物中に存在する場合には、増粘剤は、印刷インキの2重量%以内である。摩耗防止剤は、印刷インキの約2重量%以内を構成することができる。皮張防止剤は、印刷インキの約0.1から1重量%を構成することができる。促進剤は、印刷インキの約2重量%以内を構成することができる。中和剤は、印刷インキの1〜3重量%の範囲、好ましくは約2重量%で含まれる。非反応性のアルキド樹脂は、印刷インキの20重量%以内、好ましくは約5重量%から約17重量%まで、より好ましくは約10重量%から約15重量%を構成することができる。
印刷インキを調製するに先立って、結合剤/ワニスが、溶剤(アルキド樹脂)および他の添加剤、たとえば、非反応性のアルキド樹脂、植物油、酸化防止剤を、反応器又は加熱可能な撹拌されたタンク内に置くことにより調製される。この混合物は、160−260℃の間の温度、一般に180℃に熱される。固体の樹脂が加えられ、温度が160℃以下に低下される。その後、混合物は180℃まで熱され、1〜3時間、この温度で維持される。要求されたゲル化のために、リアクターは80〜120℃(ゲル化剤に応じて)の間の温度に冷却され、いくつかの成分、たとえば、溶剤アルキドまたは油(10−15%)を加え、冷却を促進することは有用である。冷却の後、ゲル化剤または増粘剤が、迅速な撹拌下に加えられる。その後、混合物は160〜180℃まで熱され、0.5〜1時間その温度に維持される。その後、結合剤/ワニスは、80〜120℃まで冷却される。品質管理が同時に行われ、粘性(100−120 dPas)およびタック(190−210)を測定する。必要ならば、さらなる溶剤が加えられ、粘性およびタックのパラメータを合わせ、従来のインキのものに適合させる。
バッチコンテナーでは、ワニス/結合剤に、非反応性のアルキド樹脂、植物油および溶剤が加えられ、ディゾルバーで混合される。粉末状成分、たとえば、ピグメント、ワックス、増粘剤などが加えられる。一層の混合がディゾルバーで行われる。生じる混合物は、適当な凝集粒子として分散され、3本ロールミル、撹拌ボールミルあるいは他の適当なミルを使用して、10ミクロン未満の粒子サイズまで解砕される。
ワニス/結合剤およびアルキド樹脂に含まれていたカルボキシル基は、アミンのようなアルカリと反応し、塩を形成し、水への部分的溶解または水洗浄性を達成する。アミンは、それができるだけ反応したことを確実にするために、少なくとも10分間、注意深く混合されなければならない。残りの成分および添加剤が最後に加えられる。
品質管理が行なわれ、粘性、フロー限界およびタックが決定され、必要であれば修正され、従来のインキのそれらの基準に適合される。
洗浄剤
洗浄剤は印刷後に印刷機械から配合されたインキを洗い流すために使用され、水、および乳化剤、潤滑剤、抗発泡剤、中和剤、乳化安定剤、防食剤および/または芳香剤のような添加剤で構成される。好ましくは洗浄剤の水部分は洗浄剤の70〜97重量%まで、より好ましくは85から95重量%まで、最も好ましくは約90重量%である。一般に、洗浄剤中に水が多いものは、より少ないものよりも常に好まれる。より好ましくは、エチルヘキシルサルフェートである。これらのアジュバンドは、約60重量%の水部分を備えた水性溶液として使用され、それらは2〜20重量%の範囲にある。したがって、添加剤の最大の正味の含有量は約8重量%である。
洗浄剤はさらに潤滑剤および溶解アジュバンドを含むことができ、これらはたとえば高沸点アルコール、好ましくはグリコールあるいはグリコールエーテル、さらにはグリセリンのような、0.1 mbar未満の蒸気圧を有するものである。適当な潤滑剤および溶解アジュバンドとしては、プロピレングリコール、好ましくはポリプロピレングリコールが挙げられるが、これらに限定されるものではない。潤滑剤および/または溶解アジュバントは、0〜20重量%の量で加えられる。
洗浄剤は、シロキサンおよび/または鉱油のような抗発泡剤を含むことができる。好ましい抗発泡剤はオルガノシロキサンである。
NaOH、KOHおよび/または他の塩基、たとえば、アミンのようないつくかのアルカリも、洗浄剤に含まれることができる。適当なアルカリは40%のNaOH水溶液であり、それは、カルボキシル基の鹸化を完了する。水性アルカリは、0.5〜5重量%の量で洗浄剤中に好ましく含まれている。
洗浄剤はさらに乳化安定剤、ビルダーあるいは、ゼオライト、メタ珪酸ナトリウム、リン酸塩および/またはニトリロ−酢酸のような分散アジュバンドを含むことができる。好ましい乳化安定剤としては、ポリカルボキシレートの塩が挙げられ、より好ましくはマレイン酸−アクリル酸ポリカルボキシレートのナトリウム塩が挙げられる。約75重量%の水を有する溶液としての乳化安定剤は、洗浄剤の5〜20重量%を構成することができる。
洗浄剤はさらに防食剤および/または金属封鎖剤を含むことができ、これらはたとえば、錯化剤、例えばホスホン酸塩、リン酸塩、EDTAおよび/または、グルコン酸塩である。好ましい防食剤および/または金属封鎖剤としては、ホスホン酸塩、より好ましくはホスホン酸ナトリウムが挙げられる。この成分は、約70の重量%の水を含む溶液として、洗浄剤の1〜5重量%を構成することができる。
洗浄剤は、印刷インキ中の着色成分の量、および/または清掃される部分の汚れに応じて、前述の添加剤を含むことがてきる。
本発明の水洗可能なインキ組成物および洗浄剤が、以下の非限定的な実施例によりさらに説明されるが、特記のない限り、すべての部とパーセンテージは組成物の総重量に基づく重量基準のものである。
実施例1
水洗浄可能なリソグラフィックインキが以下に示された成分から調製された。
Figure 2005532414
Figure 2005532414
(a) 米国Carlstadtのサンケミカルによって製造されたAlkyd23;アマニ油ベースのアルキド樹脂。
(b) ベルギーのイーストマンによって製造されたHydrokyd 9;アマニ油変性ポリエステル。
(c) オーストリアのソルティアケミカルズによって製造されたResydrol Val 5227W;アルコール変性アマニ油。
(d) グレートレイクスによって製造されたLowinox 22 M 46;フェノール系酸化防止剤。
(e) エンゲルハードによって製造されたASP 170;カオリン。
(f) Rheoxによって製造されたBentone SD1;ベントナイト。
(g) ドイツ、フランクフルトのクラリアントによって製造されたPermanentgelb GRX 86;乾燥した黄色ピグメント、C.I.13)。
(h)ドイツ、フランクフルトのサンケミカルによって製造されたEcocart Orange;オレンジ調色のベースディスパージョン。
(i) ベルギー、Wavreのサンケミカルによって製造された;C.I.ピグメント レッド 57:1;2−ナフタレンカルボン酸,3−ヒドロキシ−4−[(4−メチル−2−スルホフェニル)アゾ]−,カルシウム塩(1:1)。
(j) ドイツ、デュッセルドルフのDICによって製造されたFastogenblue H 5375 SD;乾燥した青色ピグメント、C.I.15:3
(k) ベルギー、Botlekのキャボットによって製造されたElftex 415;黒色顔料、C.I.7。
(l)ドイツ、Marlのデグサによって製造されたVestowax Spray 30;ワックス。
(m) IbenburenのAngus Chemieによって製造されたAMP 95;アミノメチルプロパノール。
(n) フィンランドのOMGKokkolaによって製造されたManosec cd 26;マンガン/コバルトカルボン酸塩の組み合わせ。
(o) ドイツ、ハンブルグのHaltermann GmbHによって製造されたEstisol 312;2−エチルヘキシルエステル油。
(p) スイス、Horgenのダウケミカルによって製造されたDowanol TPM;トリプロピレングリコールメチルエーテル。
(q) ドイツ、ハンブルグのHaltermann GmbHによって製造されたEstisol 312;2−エチルヘキシルエステル油。
(u) スペイン、Sant CeloniのCray Valleyによって製造された、Tegraf 940;ロジン変成フェノール樹脂。
(r) オーストリア、ウィーンのライヒホールドによって製造されたBeckosol L6551;アマニ油変成ポリエステル樹脂。
(s) ドイツ、Wiesbadenのソルティアによって製造されたAdditol VXL 12;アルミニウムの有機ゲル化剤。
実施例2
実施例1のインキ組成物は、ドイツ、HeidelbergのHeidelberg GmbHによって製造されたQuickmaster DI 46−4プレスを使用して、基体上に印刷された。ドイツ、StuttgartのPhysicaによって製造された回転粘度計を使用して、粘度が測定された、。ドイツ、PeissenbergのPrufbau Dr.Durner GmbHによって製造されたInkomatを使用して、タックが測定された。
これらの結果は以下に述べられる:
Figure 2005532414
インキの揮発性有機化合物(「VOC」)含有量は、インキのすべての成分が0.1mbar(20℃において)より低い蒸気圧を持っていなければならないことを必要とする、ヨーロピアン クリーンエアの必要条件による定義によって本質的にゼロだった。実施例1のインキは、従来のインキに匹敵するか優れているタックを有し、また、従来のインキに匹敵するか優れている粘度を有していた。
実施例3
水洗浄可能なインキ用の洗浄剤は以下に示された成分から調製された:
Figure 2005532414
(a) オランダのServo Deldenによって製造されたSerdet DSK 40;エチルヘキシルスルフェート。
(b)ドイツ、フランクフルトのクラリアントによって製造されたPluriol P 600;ポリプロピレングリコール。
(c) ドイツ、ハンブルグのLehmann&Vossによって製造されたDee fo 35;シリコーン抗発泡剤。
(d) ドイツ、LudwigshafenのBASF AGによって製造されたSokolan CP 9;マレイン酸/アクリルコポリマーのナトリウム塩。
(e) ベルギーのソルティアケミカルズによって製造されたDequest 2060;ホスホン酸ナトリウム。
例3の洗浄剤はQuickmaster DI 46−4プレスで使用された。インキについて観察された水洗性は優れていて、印刷室の雰囲気へ有害なVOCを放出す溶剤を含む公知のプレスクリーナーのものと等しかった。

Claims (15)

  1. a)(i)エステル溶剤中の固体樹脂、および(ii)アルキド樹脂および/または1以上の脂肪族カルボン酸エステルの油を含む結合剤、
    b)着色剤、および
    c)中和剤
    を含む水洗浄可能な、ウォーターレスオフセット印刷インキ組成物。
  2. 約30から約60重量%の結合剤、約48重量%から約85重量%の着色剤、および約1重量%から約3重量%の中和剤を含む、請求項1記載の印刷インキ組成物。
  3. 固体樹脂が、コロホニウムエステル樹脂、マレイネート樹脂、フマレート樹脂、炭化水素樹脂、テルペン樹脂、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1記載の印刷インキ組成物。
  4. 固体樹脂が、ロジン変性フェノール樹脂である、請求項3記載の印刷インキ組成物。
  5. エステル溶剤が、植物油、動物油および/または合成脂肪酸またはアルコールからなる群から選択される、請求項1記載の印刷インキ組成物。
  6. エステル溶剤が、ココナッツ脂肪酸のエステルである、請求項5記載の印刷インキ組成物。
  7. エステル溶剤が、エチルヘキシルエステルである、請求項5記載の印刷インキ組成物。
  8. エステル溶剤が、アルコールである、請求項5記載の印刷インキ組成物。
  9. アルコールが、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリコールエーテル、ヘキシレングリコール、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項8記載の印刷インキ組成物。
  10. アルキド樹脂が、アマニ油アルキド樹脂である、請求項1記載の印刷インキ組成物。
  11. 中和剤がアミノ官能性塩基である、請求項1記載の印刷インキ組成物。
  12. 中和剤がアミノメチルプロパノールである、請求項11記載の印刷インキ組成物。
  13. 2重量%までのアルカリ性添加剤を含む水性溶液からなる、水洗浄可能なオフセット印刷インキ用洗浄剤。
  14. さらに約85から約95重量%の水からなる、請求項13記載の洗浄剤。
  15. a)(i)エステル溶剤中の固体樹脂、および(ii)アルキド樹脂および/または1以上の脂肪族カルボン酸エステルの油を含む結合剤を配合し、
    b)着色剤を加え、および
    c)レオロジーアジュバンド、および結合剤の遊離カルボキシル基の鹸化のための溶剤を加える前に中和剤を加える、
    ことを含む水洗浄可能な、ウォーターレスオフセット印刷インキ組成物の調製方法。
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