JP2005532398A5

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Info

Publication number: JP2005532398A5
Application number: JP2004519909A
Authority: JP
Filing date: 2003-07-03
Publication date: 2006-09-07

Claims

ヒドロキシチロソール富化組成物を生成する方法であって、該方法は、以下：
（ａ）オリーブから植物水を生成する工程；
（ｂ）該植物水に酸を添加し、それにより酸化した植物水を生成する工程；および、
（ｃ）該植物水中に当初に存在したオレウロペインの少なくとも５０％がヒドロキシチロソールに転換されるまでの期間、該酸性化した植物水をインキュベートする工程、
を包含する、方法。
前記インキュベートする工程が、前記植物水中に当初に存在したオレウロペインの少なくとも７５％がヒドロキシチロソールに転換されるまで行われる、請求項１に記載の方法。
前記インキュベートする工程が、少なくとも２ヶ月間、そして前記植物水中に当初に存在したオレウロペインの少なくとも９０％がヒドロキシチロソールに転換されるまで、行われる、請求項１に記載の方法。
前記植物水が、種を取り除いたオリーブの果肉から生成される、請求項１に記載の方法。
前記インキュベートが、前記植物水が約１：１と約２００：１との間の、ヒドロキシチロソールとオレウロペインとの重量比を有するまで行われる、請求項４に記載の方法。
前記インキュベートが、前記植物水が約４：１と約２００：１との間の、ヒドロキシチロソールとオレウロペインとの重量比を有するまで行われる、請求項５に記載の方法。
前記インキュベートが、前記植物水が約１０：１と約１００：１との間の、ヒドロキシチロソールとオレウロペインとの重量比を有するまで行われる、請求項６に記載の方法。
前記インキュベートが、前記植物水が約３：１と約５０：１との間の、ヒドロキシチロソールとチロソールとの重量比を有するまで行われる、請求項４に記載の方法。
前記インキュベートが、前記植物水が約５：１と約３０：１との間の、ヒドロキシチロソールとチロソールとの重量比を有するまで行われる、請求項８に記載の方法。
前記方法が、他の成分からヒドロキシチロソールを分離するために、インキュベートした植物水を分画する工程をさらに包含する、請求項１に記載の方法。
前記方法が、有機溶媒と共にインキュベートした植物水を抽出して、ヒドロキシチロソール中の２０％以上の富化画分を生成する工程をさらに包含する、請求項１に記載の方法。
前記方法が、クロマトグラフィーによるヒドロキシチロソールの精製をさらに包含する、請求項１１に記載の方法。
前記有機溶媒が、酢酸エチルである、請求項１１に記載の方法。
前記酸が、約１と約５との間のｐＨを生じるのに有効な量で添加される、請求項１に記載の方法。
前記酸が、約２と約４との間のｐＨを生じるのに有効な量で添加される、請求項１に記載の方法。
前記酸が、クエン酸である、請求項１に記載の方法。
請求項１２の方法により調製される、ヒドロキシチロソール富化組成物を含む、注射可能な処方物。
紫外線放射（ＵＶＲ）に対する曝露の悪影響に対して皮膚を保護するための組成物であって、約１：１と約２００：１との間のヒドロキシチロソールとオレウロペインの重量比を有する薬学的有効量の治療剤を含み、該組成物はこのような保護の必要な被験体への経口投与に適している、組成物。
前記重量比が、約４：１と約１００：１との間である、請求項１８に記載の組成物。
前記重量比が、約１０：１と約５０：１との間である、請求項１９に記載の組成物。
前記被験体がヒトである、請求項１８に記載の組成物。
前記治療剤が、以下：
（ａ）オリーブから植物水を生成する工程；
（ｂ）約１と約５との間のｐＨを生じるのに有効な量で、該植物水に酸を添加する工程；および、
（ｃ）該植物水中に最初に存在したオレウロペインの少なくとも７５％がヒドロキシチロソールに転換されるまで、酸性化した植物水をインキュベートする工程、
を包含するプロセスにより、調製される、請求項１８に記載の組成物。
前記治療剤が、粉末抽出物を提供するように乾燥される、請求項２２に記載の組成物。
前記治療剤が、錠剤、カプセル剤、または丸剤の形態である、請求項２３に記載の組成物。
前記治療剤が、液体形態である、請求項２２に記載の組成物。
紫外線放射（ＵＶＲ）に対する曝露の悪影響に対して皮膚を保護するための組成物であって、約１：１と約２００：１との間のヒドロキシチロソールとオレウロペインの重量比を有する薬学的有効量の治療剤を含む、組成物。
紫外線放射（ＵＶＲ）に対する曝露の悪影響に対して皮膚を保護するための組成物であって、実質的に精製されたヒドロキシチロソール、または実質的に精製されたヒドロキシチロソールとオレウロペインの混合物を含み、該組成物は、経口投与に適している、組成物。
フリーラジカルを捕捉するのに有効な量のオリーブポリフェノールを含む経口組成物であって、該オリーブポリフェノールが、約１：１と約２００：１との間のヒドロキシチロソールとオレウロペインの重量比を有する、経口組成物。
前記重量比が、約４：１と約１００：１との間の、請求項２８に記載の経口組成物。
前記重量比が、約１０：１と約５０：１との間の、請求項２９に記載の経口組成物。