JP2005527427A - 予備緊張装置を持つ安全ベルト巻取り機 - Google Patents

予備緊張装置を持つ安全ベルト巻取り機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005527427A
JP2005527427A JP2004507119A JP2004507119A JP2005527427A JP 2005527427 A JP2005527427 A JP 2005527427A JP 2004507119 A JP2004507119 A JP 2004507119A JP 2004507119 A JP2004507119 A JP 2004507119A JP 2005527427 A JP2005527427 A JP 2005527427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
safety belt
belt
belt winder
worm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004507119A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4437316B2 (ja
Inventor
アンドレアス ルヒト,
ゲールト, ヘルゲ ヴイツテンベルク,
フランク マツツエン,
エリツク ツイール,
ペール グロス,
ヨーゲル パーテル,
Original Assignee
オートリブ ディヴェロプメント アクチボラゲット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オートリブ ディヴェロプメント アクチボラゲット filed Critical オートリブ ディヴェロプメント アクチボラゲット
Publication of JP2005527427A publication Critical patent/JP2005527427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4437316B2 publication Critical patent/JP4437316B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R2022/4666Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by electric actuators

Abstract

車両及び/又はベルトに感応する拘束システム、及び乗客の可逆予備緊張を行うためベルト軸に作用する緊張装置を持ち、ベルト軸が緊張駆動装置としての電動機に中間接続される伝動装置を介して連結可能である。特に自動車において使用するための安全ベルト巻取り機は、ベルト軸(12)を伝動機(16)に結合する伝動装置として、ベルト軸(12)の外歯にかみ合うウォーム歯(19)が設けられ、ベルト軸(12)にベルト引出し方向(矢印40)に作用する荷重によって行われるウォーム歯(19)の回転方向において、ベルト軸(12)から及ぼされるトルクを吸収するためウォーム回転の阻止が行われる。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、特に自動車において使用するための安全ベルト巻取り機であって、車両及び/又はベルトに感応して始動される拘束システム、及びベルト軸に作用して乗客の可逆的予備緊張を行う緊張装置を持ち、ベルト軸が、中間接続される伝動装置を介して、緊張駆動装置としての電動機に連結可能であるものに関する。
前記の特徴を持つ安全ベルト巻取り機は欧州特許出願公告第0893313号明細書から公知である。ベルト巻取り機のベルト軸には、ベルト巻戻し方向及びベルト巻取り方向に回転可能な電動機が連結可能であり、中間接続される伝動装置を介してこの電動機により、特定の走行状況に応じて調節可能なトルクを、ベルト軸に作用させることができる。その際伝動装置の所定の切換え位置において、ベルト緊張のため電動機から供給されるトルクをベルト軸へ伝達することができる。このような緊張は、公知の安全ベルト巻取り機では、いわゆる予備緊張と動力緊張とが区別されている。いわゆる予備緊張の範囲では、事故の際動力緊張の開始にとって重要な開始閾値より下の速度変化又は減速度値の生じた際、ベルトを締めている乗客は、電動機の減少されたトルクで、通常のすわり位置へ引張られ、ベルトのゆるんだ状態で安全ベルトから出される。速度変化の終了の際予備緊張が終了され、引続く適当な走行状況が生じると、可逆過程として再び開始されるので、ベルトを締めている乗客には、積極的な安全性の感じが伝えられる。事故の際動力緊張のための開始閾値を超過すると、適当な大きさのトルクで電動機が動作する。
安全ベルトの予備緊張に関連して、予備緊張を介して安全ベルトシステムからすべてのベルトゆるめが行われ、ベルトを締めている人間の体に安全ベルトがきつく接し、走行状況に応じて予備緊張過程の終わりに、ベルトを締めている人間の体の僅かな前方移動を介して、ベルト巻取り機側拘束システムの阻止円板がハウジング部分と荷重伝達係合を行うように制御されることによって、安全ベルトの自己拘束の不利な状況が生じる可能性がある。阻止円板のこの阻止位置において、阻止円板をその荷重伝達位置から出すため、ベルト引込み方向へベルト軸の逆回転が必要な場合、可逆予備緊張の終了後も、予備緊張におけるより少し大きい力で付加的な再緊張を不利に行わねばならず、それによりシステムの望ましくない負荷又は乗客の支持快適さの低下が生じる。
従って本発明の基礎になっている課題は、最初に述べた特徴を持つ安全ベルト巻取り機において、拘束システムの早すぎる応答を回避して、自己拘束をなくすことである。
この課題の解決策は、発明の有利な構成及び展開を含めて、この説明の前に置かれている特許請求の範囲の内容から明らかになる。
本発明は、その基本思想において、ベルト軸を電動機に接続する伝動装置として、ベルト軸の外歯にかみ合うウォーム歯が設けられ、ウォーム歯が定置支持体に支持されて、ベルト引出し方向にベルト軸へ作用する荷重によりウォーム歯が支持体へ向かって軸線方向に負荷される際、支持力により、ベルト軸から及ぼされるトルクを吸収するためウォーム回転の阻止が行われるようにしている。
本発明が、電動機の駆動運動をベルト軸へ伝達する伝動装置段としてウォーム歯を提案する場合、本発明の思想は、ウォーム歯の適当な設計によるか又は他の手段により、ベルト巻取り方向へのベルト軸の回転を伴う緊張運動に続いて、ベルト軸の逆回転を許すことなく、ベルト軸に由来するトルクを受止めるまで、適当な回転方向におけるウォーム歯の回転を阻止することによって、ベルト巻戻し方向にベルト軸に作用する荷重によるベルト軸の逆回転を阻止することも含んでいる。それにより拘束システムの応答が有利に阻止される。ウォーム歯の一方の回転方向即ち緊張方向に相当するベルト巻取り方向において、伝動装置効率が安全に利用可能であり、逆回転方向即ちベルト巻戻し方向において、ウォーム歯が定置支持体に支持されて、ベルト軸により支持体へ向けられる軸線方向負荷の際、支持力によりウォーム歯の阻止が行われるようにすることによって、ウォーム歯の阻止が行われる。即ち予備緊張の実施に続いて、ベルト軸からトルクがウォーム歯に作用する場合、これによりウォーム歯の軸線方向負荷が行われ、この負荷が支持カム変換可能である。
欧州特許出願公告第0893313号明細書により、衝突の場合動力緊張も考慮されている場合、電動機が適当なトルクを生じるようになっていると、ウォーム歯として構成される伝動装置を持つ電動機の使用は、動力緊張のためにも排除されない。しかし動力緊張は、ベルト軸に作用する別の緊張駆動装置を介するか、又は安全ベルトシステムの他の範囲に設けられるバックル緊張器のような別の緊張装置を介しても行うことができる。
本発明の実施例によれば、ウォーム歯が、角形伝動装置により、電動機の駆動軸に連結されている。これにより安全ベルト巻取り機の特に場所を節約する構造が得られる。なぜならば、電動機を安全ベルト巻取り機の軸部分の上に設けることが可能だからである。
本発明の実施例により、角形伝動装置がクラウン歯車伝動装置として構成されている場合、製造技術上の利点が生じる。しかしその代わりに、傘歯車伝動装置を設けることも考えられ、多量生産の場合傘歯車伝動装置の公差状態は高い費用によってのみ抑制可能であろう。しかし本発明を実現するため傘歯車伝動装置の使用は排除されない。
本発明の実施例によれば、ウォーム歯が保持軸に形成され、保持軸が角形伝動装置に結合されている。
本発明の実施例によれば、支持体とウォーム歯の第1のねじ山との間に、摩擦を増大する部材が設けられていることによって、ウォーム回転の阻止が行われる。本発明の実施例によれば、摩擦を増大する部材は、非線形摩擦係数を持つ材料から成る中間円板として構成することができる。即ち特にエラストマが使用可能であり、力の作用の増大と共に指数関数的に増大する摩擦力が生じる。
その代わりに、荷重の増大と共に軸線方向に弾性変形可能な支持円板を設けることができるので、ウォーム歯の第1のねじ山が、支持力の作用で、支持力の作用しない場合より大きい直径で支持体内で回転する。
本発明の別の実施例では、ウォーム歯に近い方にある支持体の面が円錐状凹所を持ち、保持軸上に、形状を適当に形成された弾性材料製円錐状摩擦体が設けられている。この場合凹所及び摩擦体の円錐形状と弾性変形とにより、摩擦力の増大が行われる。
別の実施例では、支持体とウォーム歯との間に圧縮ばねが設けられ、保持軸の軸線方向移動の際、保持軸及び支持体が、互いに係合する係止部を持っている。圧縮ばねの代わりに、保持軸の対応する端部に引張りばねを設けることもできる。
本発明の実施例によれば、ウォーム回転の阻止を行うため、保持軸が端面で、電動機の駆動軸の軸部に支持されているので、適当な制動トルクが発生される。
その代わりに、電動機の駆動軸と保持軸との間で作用するクラウン歯車伝動装置のクラウン歯が、保持軸の軸線方向負荷の際クラウン歯車伝動装置の変速比を変化し、こうしてウォーム歯を持つ保持軸の回転のための制動トルクを発生するように、多段に構成されている。
ウォーム回転を阻止するための構造的手段がまだ充分でない場合、ベルト軸に由来するトルクを更に吸収するため、電動機が、ウォーム歯の阻止の援助に用いられる保持トルクを生じるための別の出力範囲を持つように設計されているので、電動機によるウォーム回転の阻止に加えて、ベルトの巻戻し方向に応じてウォーム歯の逆回転の拘束が、適当な保持素子を介して行われる。
しかしウォーム歯の逆回転を阻止する手段により、既に充分なトルクを受止めることができるので、保持素子の発生に用いられる出力範囲を持つ電動機の設計は、最初にあげた種類の安全ベルト巻取り機において付加的に設けられる力限定段階中に、制御される保持トルクを設定し、それにより例えば1段又は多段に構成されるねじり棒と共に適合力限定を行う可能性を付加的に与える。このため電動機の保持トルクが、ベルト引出し方向にベルト軸へ作用する荷重に関係して電動機制御により調節可能であるようにすることができる。
ウォーム歯の配置に関して本発明の実施例によれば、ウォーム歯を保持する保持軸が角形伝動装置とは反対側の端部で軸受に保持され、ウォーム歯と角形伝動装置との間の範囲で、軸受ハウジングにより包囲される付加的な推力軸受に支持されている。
その際推力軸受を球欠軸受として構成するのが有利である。なぜならば、僅かな角だけ軸線方向初期位置から保持軸の偏向が可能になり、それにより本発明の意味における伝動装置摩擦の増大が同様に調節可能だからである。
付加的な軸受ハウジング内における保持軸の支持を行う場合、本発明の実施例によれば、軸受ハウジングがウォーム歯用支持体を形成しているようにしている。
図面に本発明の実施例が示されており、以下に説明される。
図1からわかる安全ベルト巻取り機10はU字状ハウジング11を持ち、このハウジングのU脚辺にベルト軸12が公知のように支持されている。ベルト軸12は、ばね箱13内に設けられる巻取りばねの作用を受けており、安全ベルトを外す際ベルト軸12からの図示しないベルトの巻戻し後、巻取りばねがベルト軸12へのベルトの再巻取りを行う。図1には示してないがばね蓋13の取付け部とは反対にあるハウジング11のシステム側には、詳細を示してないが公知であると仮定されるベルト巻取り機の拘束システムが、覆い蓋14の内側に設けられ、ベルト又は車両に感応して作用する制御システムにより始動可能である。
ばね蓋13を持つハウジングの側に、更に符号15で予備緊急装置ハウジングが示され、緊張駆動装置として電動機16がこの予備緊張装置ハウジングに付属している。
このため図2及び3からわかるように、電動機16の駆動軸34は、クラウン歯車伝動装置17を介して、ベルト軸12に対して接線方向に設けられた保持軸18に作用し、この保持軸上にウォーム歯19が設けられて、ベルト軸12上にある外歯20にかみ合っている。保持軸18は、端部軸受21及びウォーム歯19とクラウン歯車伝動装置17との間に設けられた球欠軸受22に支持され、球欠軸受22は、図2及び3には示してないが図4〜8からわかる軸受ハウジング23内に設けられている。
図示した実施例では、ウォーム歯19は非可逆ウォームとして構成されていないので、予備緊張に続いてベルト軸12に荷重がベルト引出し方向(矢印42)に作用する際、ベルト軸42からウォーム歯19従って保持軸18に及ぼされる軸線方向力(矢印40)が、摩擦を増大する支持力に変換されるので、これによりウォーム歯19の回転運動の阻止が行われる。
摩擦力の増大を行うための実施例が図4〜8に示され、図4に示す実施例では、ウォーム歯19の第1のねじ山と球欠軸受22の軸受ハウジング23との間に、非線形摩擦係数を持つ材料から成る中間円板25が設けられている。この材料は適当なエラストマとすることができ、作用する軸線方向力の増大と共に摩擦力が指数関数的に増大する。
図5によりウォーム歯19と軸受ハウジング23との間に設けられる支持円盤26も同じように作用し、軸線方向力(矢印40)の作用で、ウォーム歯が、軸受内で通常の荷重を受けるより大きい直径で回転する。
図6に示す実施例では、軸受ハウジング23は円錐状凹所27を持ち、形状の一致する円錐状の弾性材料製摩擦体28がこの凹所へ係合するので、円錐形状及び摩擦体28の弾性変形により、ウォーム歯19と軸受ハウジング23との間の摩擦力が増大される。
同じように図7に示す実施例では、ウォーム歯19と軸受ハウジング23との間に薄円板29が設けられて、力の作用で弾性変形するので、摩擦力が高められ、摩擦抵抗が増大する。ここでその代わりに、いわゆるクナックフロシュ(Knackfrosch)溶液も実現可能であろう。
図8に示す実施例では、軸受ハウジング23とウォーム歯19との間に圧縮ばね30が設けられ、軸受ハウジング23とウォーム歯19の第1のねじ山との間に付加的にはまり合い部31が設けられているので、力の作用する際(矢印40)ばね30が圧縮され、それからはまり合い部31が互いに係止する。
図9には、保持軸18に軸線方向力が作用する際、保持軸が球欠軸受22内で僅かな角だけ傾斜することにより、ウォーム歯19とベルト軸12の外歯20との間の摩擦力を高める可能性が示されている。
図10には、保持軸18が端面で電動機16の駆動軸34の軸部33上に支持され、これにより適当な制動トルクが発生される可能性が示されている。
図11では、電動機16の駆動軸34と保持軸18との間に作用するクラウン歯車伝動装置17のクラウン歯車の歯が多段に構成されて、保持軸の軸線方向負荷の際(矢印40)、クラウン歯車伝動装置の変速比が高速から低速に変化し、その代わりに又はそれに加えて、クラウン歯車伝動装置17の段における歯効率の低下を行うことができる。
特許請求の範囲、発明の詳細な説明、要約及び図面に開示されたこの書類の対象の特徴は、個々でも任意の組合わせでも、本発明を種々の実施形態で実現するために重要である。
予備緊張装置を持つ安全ベルト巻取り機を全体図で示す。 図1による安全ベルト巻取り機を、予備緊張装置を持つ緊張器側の側面図で示す。 図1及び2による予備緊張装置の細部を側面図で示す。 軸受ハウジングへのウォーム歯の支持によるウォーム回転の阻止の第1実施例を原理図で示す。 図4の対象の別の実施例を示す。 図4の対象の別の実施例を示す。 図4の対象の別の実施例を示す。 図4の対象の別の実施例を示す。 保持軸の支持部における半径方向力の利用によるウォーム回転の阻止を原理図で示す。 電動機の駆動軸への保持軸の支持によるウォーム回転の阻止を示す。 クラウン歯車伝動装置における保持軸の支持によるウォーム回転の阻止を示す。

Claims (16)

  1. 特に自動車において使用するための安全ベルト巻取り機(10)であって、車両及び/又はベルトに感応して始動される拘束システム、及びベルト軸(12)に作用して乗客の可逆的予備緊張を行う緊張装置を持ち、ベルト軸(12)が、中間接続される伝動装置を介して、緊張駆動装置としての電動機(16)に連結可能であるものにおいて、ベルト軸(12)を電動機(16)に接続する伝動装置として、ベルト軸(12)の外歯(20)にかみ合うウォーム歯(19)が設けられ、ウォーム歯(19)が定置支持体(23)に支持されて、ベルト引出し方向(矢印40)にベルト軸(12)へ作用する荷重によりウォーム歯(19)が支持体(23)へ向かって軸線方向に負荷される際、支持力により、ベルト軸(12)から及ぼされるトルクを吸収するためウォーム回転の阻止が行われるようにしていることを特徴とする、安全ベルト巻取り機。
  2. ウォーム歯(19)が、角形伝動装置(17)により、電動機(16)の駆動軸(34)に連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の安全ベルト巻取り機。
  3. 角形伝動装置がクラウン歯車伝動装置(17)として構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の安全ベルト巻取り機。
  4. ウォーム歯(19)が保持軸(18)に形成され、保持軸(18)が角形伝動装置(17)に結合されていることを特徴とする、請求項1〜3の1つに記載の安全ベルト巻取り機。
  5. 支持体(23)とウォーム歯(19)の第1のねじ山との間に、摩擦を増大する部材(25,26,28,30)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜4の1つに記載の安全ベルト巻取り機。
  6. 非線形摩擦係数を持つ材料から成る中間円板(25)が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の安全ベルト巻取り機。
  7. 荷重の増大と共に軸線方向に弾性変形可能な支持円板(26)が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の安全ベルト巻取り機。
  8. ウォーム歯(19)に近い方にある支持体(23)の面が円錐状凹所を持ち、保持軸(18)上に、形状を適当に形成された弾性材料製円錐状摩擦体(28)が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の安全ベルト巻取り機。
  9. 支持体(23)とウォーム歯(19)との間に圧縮ばね(30)が設けられ、保持軸(18)の軸線方向移動の際、保持軸(18)及び支持体(23)が、互いに係合する係止部(31)を持っていることを特徴とする、請求項5に記載の安全ベルト巻取り機。
  10. 保持軸(18)が端面で、電動機(16)の駆動軸(34)の軸部(33)に支持されていることを特徴とする、請求項1に記載の安全ベルト巻取り機。
  11. 電動機(16)の駆動軸(34)と保持軸(18)との間で作用するクラウン歯車伝動装置(17)のクラウン歯が、保持軸(18)の軸線方向負荷の際クラウン歯車伝動装置(17)の変速比を変化するように、多段に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の安全ベルト巻取り機。
  12. 電動機(16)が、ウォーム歯(19)の阻止の援助に用いられる保持トルクを生じるための別の出力範囲を持つように設計されていることを特徴とする、請求項1〜11の1つに記載の安全ベルト巻取り機。
  13. 電動機(16)の保持トルクが、ベルト引出し方向にベルト軸(12)へ作用する荷重に関係して電動機制御により調節可能であることを特徴とする、請求項12に記載の安全ベルト巻取り機。
  14. ウォーム歯(19)を保持する保持軸(18)が角形伝動装置(17)とは反対側の端部で軸受(21)に保持され、ウォーム歯(19)と角形伝動装置(17)との間の範囲で、軸受ハウジング(23)により包囲される付加的な推力軸受(22)に支持されていることを特徴とする、請求項1〜13の1つに記載の安全ベルト巻取り機。
  15. 推力軸受が球欠軸受(22)として構成されていることを特徴とする、請求項14に記載の安全ベルト巻取り機。
  16. 軸受ハウジング(23)がウォーム歯(19)用支持体を形成していることを特徴とする、請求項14又は15に記載の安全ベルト巻取り機。
JP2004507119A 2002-05-29 2003-05-27 予備緊張装置を持つ安全ベルト巻取り機 Expired - Fee Related JP4437316B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10224236 2002-05-29
PCT/EP2003/005545 WO2003099619A2 (de) 2002-05-29 2003-05-27 Sicherheitsgurtaufroller mit einer vorstraffeinrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005527427A true JP2005527427A (ja) 2005-09-15
JP4437316B2 JP4437316B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=29557445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004507119A Expired - Fee Related JP4437316B2 (ja) 2002-05-29 2003-05-27 予備緊張装置を持つ安全ベルト巻取り機

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20050173580A1 (ja)
EP (1) EP1507688B1 (ja)
JP (1) JP4437316B2 (ja)
KR (1) KR100933397B1 (ja)
AT (1) ATE375901T1 (ja)
AU (1) AU2003247291A1 (ja)
DE (1) DE50308416D1 (ja)
ES (1) ES2295633T3 (ja)
WO (1) WO2003099619A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009051413A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Takata Corp シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
JP2012502836A (ja) * 2008-09-22 2012-02-02 オートリブ ディベロップメント エービー リバーシブル・シートベルト・テンショナ

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004022134A1 (de) 2004-05-05 2005-12-01 Trw Automotive Gmbh Gurtaufroller für einen Fahrzeugsicherheitsgurt
DE102006026734B4 (de) * 2006-06-08 2008-09-04 Siemens Ag Gurtstrafferantrieb
DE102006044456A1 (de) * 2006-09-21 2008-04-17 Trw Automotive Gmbh Verfahren zum Ansteuern eines Elektromotors eines Gurtaufrollers und Gurtaufroller
DE102007038916A1 (de) * 2007-08-17 2009-02-26 Continental Automotive Gmbh Gurtstrafferantrieb für den Sicherheitsgurt eines Fahrzeugs mit einem Topflager für die Rotorwelle eines Elektromotors
DE102008028698B4 (de) * 2008-06-17 2018-12-06 Key Safety Systems, Inc. Rückhaltevorrichtung
DE102008042892B4 (de) * 2008-10-16 2020-12-10 Brose Fahrzeugteile SE & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg Gurtstrafferantrieb und Personenrückhaltesystem
DE102009010088A1 (de) 2009-02-24 2010-09-02 Autoliv Development Ab Reversibler Gurtstraffer
DE102010044232B4 (de) 2010-09-02 2015-09-03 Autoliv Development Ab Reversibler Gurtstraffer für einen Sicherheitsgurt eines Kraftfahrzeuges
DE102010051418A1 (de) * 2010-11-17 2012-05-24 Trw Automotive Gmbh Gurtaufroller für ein Sicherheitsgurtsystem und Verfahren zur Montage eines Gurtaufrollers
DE102013212033B4 (de) 2013-06-25 2017-06-01 Autoliv Development Ab Reversibler Gurtstraffer
DE102013220956B3 (de) * 2013-10-16 2015-01-29 Autoliv Development Ab Getriebe für einen reversiblen Gurtstraffer
DE102014200312A1 (de) 2014-01-10 2015-07-16 Autoliv Development Ab Reversibler Gurtstraffer
DE102014214117B4 (de) 2014-07-21 2017-09-21 Autoliv Development Ab Reversibler Gurtstraffer
DE102018213282A1 (de) 2018-08-08 2020-02-13 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102018219040B4 (de) 2018-11-08 2024-02-15 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102019218307A1 (de) * 2019-11-26 2021-05-27 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102019218306A1 (de) * 2019-11-26 2021-05-27 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102020207557B3 (de) 2020-06-18 2021-10-14 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102020207535A1 (de) 2020-06-18 2021-12-23 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102020208905A1 (de) 2020-07-16 2022-01-20 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102020121236A1 (de) 2020-08-12 2022-02-17 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102020211208A1 (de) 2020-09-07 2022-03-10 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
WO2022167245A1 (de) * 2021-02-02 2022-08-11 Autoliv Development Ab Kupplungselement für einen gurtaufroller und gurtaufroller mit einer elektromotorischen antriebseinrichtung
DE102021113744B4 (de) 2021-05-27 2023-08-24 Autoliv Development Ab Gurtaufroller mit einem Elektromotor
DE102022101082A1 (de) 2022-01-18 2023-07-20 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102022101080A1 (de) 2022-01-18 2023-07-20 Autoliv Development Ab Gurtaufroller

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3182923A (en) * 1963-05-15 1965-05-11 Botar Bela Seat belt reel mechanism
US4217788A (en) * 1978-07-12 1980-08-19 Motion Systems Corporation Gear reducer
JPS58185351A (ja) * 1982-04-26 1983-10-29 Nissan Motor Co Ltd シ−トベルトリトラクタ
JPS59179148U (ja) * 1983-05-19 1984-11-30 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置
JPS6087754U (ja) * 1983-11-11 1985-06-17 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置
DE3434905A1 (de) * 1984-09-22 1986-04-03 SWF Auto-Electric GmbH, 7120 Bietigheim-Bissingen Antriebseinheit, insbesondere zum verstellen von fensterscheiben, schiebedaechern, sitzen und aehnlichen kraftfahrzeugteilen
US4579294A (en) * 1985-03-05 1986-04-01 Nippon Soken, Inc. Seat belt retractor with powered rewinding arrangement for slack-take-up spring
JPS62127545A (ja) * 1985-11-26 1987-06-09 Aisin Seiki Co Ltd パワ−シ−ト用駆動装置
GB8714495D0 (en) * 1987-06-20 1987-08-19 Lucas Ind Plc Torque limiting system
US5005777A (en) * 1988-12-09 1991-04-09 Angel Fernandez Seat belt retractor with an electric motor
US5181739A (en) * 1990-11-27 1993-01-26 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Seat belt system with comfort control
US5605071A (en) * 1995-06-06 1997-02-25 Itt Automotive Electrical Systems, Inc. Enveloped worm gear clutch wedgelock responsive to reaction force
DE19640842C2 (de) * 1996-10-02 1999-06-02 Hs Tech & Design Sicherheitsgurtaufroller
DE19731689C2 (de) * 1997-07-23 1999-07-29 Hs Tech & Design Vorrichtung zum Aufrollen eines Sicherheitsgurtbandes
SE9801261D0 (sv) * 1998-04-07 1998-04-07 Stridsberg Innovation Ab Safety belt tensioner
CA2354550A1 (en) * 1999-05-20 2000-11-30 Breed Automotive Technology, Inc. Seatbelt retractor
DE20212088U1 (de) * 2002-05-13 2003-01-02 Trw Repa Gmbh Gurtaufroller
DE20217804U1 (de) * 2002-11-18 2003-04-03 Trw Repa Gmbh Gurtaufroller für einen Fahrzeug-Sicherheitsgurt

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009051413A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Takata Corp シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
US7819430B2 (en) 2007-08-28 2010-10-26 Takata Corporation Seat belt apparatus and seat belt retractor
US7942449B2 (en) 2007-08-28 2011-05-17 Takata Corporation Seat belt apparatus and seat belt retractor
JP2012502836A (ja) * 2008-09-22 2012-02-02 オートリブ ディベロップメント エービー リバーシブル・シートベルト・テンショナ
JP2014073839A (ja) * 2008-09-22 2014-04-24 Autoliv Development Ab リバーシブル・シートベルト・テンショナ

Also Published As

Publication number Publication date
ES2295633T3 (es) 2008-04-16
DE50308416D1 (de) 2007-11-29
AU2003247291A1 (en) 2003-12-12
ATE375901T1 (de) 2007-11-15
KR20050004232A (ko) 2005-01-12
JP4437316B2 (ja) 2010-03-24
US20050173580A1 (en) 2005-08-11
WO2003099619A2 (de) 2003-12-04
EP1507688B1 (de) 2007-10-17
KR100933397B1 (ko) 2009-12-22
EP1507688A2 (de) 2005-02-23
WO2003099619A3 (de) 2004-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4437316B2 (ja) 予備緊張装置を持つ安全ベルト巻取り機
US7278600B2 (en) Seat belt retractor and seat belt device
US6910653B2 (en) Seat belt retractor
US7611086B2 (en) Seatbelt retractor and seatbelt device
US7392959B2 (en) Seat belt retractor and seat belt device
CN114728628B (zh) 安全带卷收器
EP0240339B1 (en) Seat-belt tightening device
JP3940921B2 (ja) 予備緊張装置を持つ安全ベルト巻取り器
US20230256933A1 (en) Belt retractor
JP5112963B2 (ja) ウエビング巻取装置
CN114761283B (zh) 安全带卷收器
US20050098672A1 (en) Seat belt retractor
US20130256445A1 (en) Safety belt retractor having a pretensioning device
JP2011230558A (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP2005231388A (ja) 駆動力伝達機構及びウエビング巻取装置
KR100888916B1 (ko) 모터구동식 시트벨트 리트랙터의 클러치
JP2019218041A (ja) シートベルトリトラクタ
JP7354015B2 (ja) プリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置
US20130056572A1 (en) Seat-belt pretensioner
JP2019218012A (ja) シートベルトリトラクタ
JP5053314B2 (ja) シートベルトリトラクタ
JP5263626B2 (ja) シートベルト用リトラクタ
JPH0556690U (ja) プリテンショナー付きシートベルト用リトラクター
JPH11257392A (ja) スパイラルスプリングおよびこのスパイラルスプリングを用いたシートベルトリトラクタ
JP2021519727A (ja) シートベルトリトラクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080717

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090917

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees