JP2005519079A - 膵臓リパーゼを阻害する薬剤を製造するための、置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの使用 - Google Patents

膵臓リパーゼを阻害する薬剤を製造するための、置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの使用 Download PDF

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Abstract

本発明は膵臓リパーゼ、PLに対する阻害作用を示す薬を製造するために置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンならびにこれの薬学的な適合性のある塩および酸付加塩を使用することに関する。本発明は肥満または1型および2型の真性糖尿病の予防または治療のための薬を製造するために、基が記載のように規定された式(I)の化合物ならびにこれの薬学的な適合性のある塩および酸付加塩を使用することに関する。
【化1】

Description

本発明は膵臓リパーゼ、PLに対する阻害効果を有する薬を製造するために、置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンを使用することに関する。
ホルモン感受性リパーゼに対する阻害効果を有する置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンは、WO 01/17981(HMR
1999/L 052)およびWO 01/66531(AVE−D 2000/A 015K)中に開示されている。
本発明は膵臓リパーゼ、PLに対する阻害作用を示す化合物を見出すことであった。
置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンが膵臓リパーゼ、PLに対する阻害効果を示すことが驚くべきことに現在見いだされている。
従って、本発明は式1
Figure 2005519079
(式中、
1は、C1〜C6−アルキル、C3〜C9−シクロアルキルであってともにフェニル、C1〜C4−アルキルオキシ、S−C1〜C4−アルキル、N(C1〜C4−アルキル)2によって1回またはそれ以上置換されることができ、一方またフェニルはハロゲン、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルキルオキシ、ニトロ、CF3によって1回またはそれ以上置換されることができ;そして
2、R3、R4およびR5は互いに独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、C1〜C4−アルキル;フッ素、C6〜C10−アリール、アミノまたはC1〜C4−アルキル−アミノで置換されたC1〜C9−アルキルオキシ;
6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシ、C6〜C10−アリールオキシ、C6〜C10−アリール、C6〜C10−アリールオキシ−C1〜C4−アルキル、C3〜C8−シクロアルキルまたはO−C3〜C8−シクロアルキルであって、各々がハロゲン、CF3、C1〜C4−アルキルオキシまたはC1〜C4−アルキルによって1回、2回または3回置換されてよいもの;
SO2−NH−C1〜C6−アルキルであって場合によってはN(C1〜C6−アルキル)2によって置換されたもの、またはSO2−NH−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)、SO2−NH−C3〜C8−シクロアルキルであって場合によってはC1〜C4−アルキルによって1回またはそれ以上置換されたもの、またはSO2−N(C1〜C6−アルキル)2もしくはCOX、2−オキソピロリジン−1−イル、2,5−ジメチルピロール−1−イルもしくはNR6−A−R7であるが、
ただしR2、R3、R4およびR5は同時に水素ではなく、ここで
Xは、O−C1〜C6−アルキル、NH−C1〜C6−アルキル、NH−C3〜C8−シクロアルキルまたはN(C1〜C6−アルキル)2であり、そしてN(C1〜C6−アルキル)2はピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノまたはピペラジノであってもよく、これらの各々は場合によってはC1〜C4−アルキル、ベンジル、C6〜C10−アリール、CO−C1〜C4−アルキル、CO−C6〜C10−アリール、CO−O−C1〜C4−アルキル、SO2−C1〜C4−アルキルまたはSO2−C6〜C10−アリールで置換されてよく;
6は水素、C1〜C4−アルキルまたはC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルであり、ここでアリールはハロゲン、CF3、C1〜C8−アルキルオキシまたはC1〜C4−アルキルによって置換されてよく;
Aは単結合、COn、SOnまたはCONHであり;
nは1または2であり;
7は水素;
1〜C18−アルキルまたはC2〜C18−アルケニルであって、各々がC1〜C4−アルキル、ハロゲン、CF3、C1〜C4−アルキルオキシ、N(C1〜C4−アルキル)2、−COOH、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、C6〜C12−アリール、C6〜C12−アリールオキシ、C6〜C12−アリールカルボニル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシまたはオキソによって1〜3回置換されてよく、一方ここでアリールはハロゲン、C1〜C4−アルキル、アミノスルホニルまたはメチルメルカプトによって置換されてよいもの;
6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル、C5〜C8−シクロアルキル−C1〜C4−アルキル、C5〜C8−シクロアルキル、C6〜C10−アリール−C2〜C6−アルケニル、C6〜C10−アリール、ビフェニリル、ジフェニル−C1〜C4−アルキル、インダニルであって、各々がC1〜C18−アルキル、C1〜C18−アルキルオキシ、C3〜C8−シクロアルキル、COOH、ヒドロキシル、C1〜C4−アルキルカルボニル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシ、C6〜C10−アリールオキシ、ニトロ、シアノ、C6〜C10−アリール、フルオロスルホニル、C1〜C6−アルキルオキシカルボニル、C6〜C10−アリールスルホニルオキシ、ピリジル、NHSO2−C6〜C10−アリール、ハロゲン、CF3またはOCF3によって1回または2回置換されていてよく、ここでアルキルはC1〜C4−アルキルオキシカルボニル、CF3またはカルボキシルによって再度置換されてよく、またアリールはハロゲン、CF3またはC1〜C4−アルキルオキシによって置換されてよいもの;
またはHet−(CH2)r−基、
ただしrは0、1、2または3であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であって、ベンゾ縮合されまたC1〜C4−アルキル、C6〜C10アリール、ハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシ、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルメルカプトまたはニトロによって置換されてよく、一方ここでベンゾ縮合されたアリールはハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシまたはCF3によって置換されていてよくまたアリールアルキル中
のアルキルはメトキシおよびCF3によって置換されていてよいものである)
の置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンならびにその薬学的に受容可能な塩および酸付加塩を膵臓リパーゼに対する阻害効果を有する薬を製造するために使用することに関する。
上記のアリール基は場合によっては、C1〜C9−アルキル、C1〜C8−アルキルオキシ、ハロゲン、トリフルオロメチルによって1回またはそれ以上置換されてよい。上記のシクロアルキル基は場合によってはC1〜C4−アルキル、C1〜C6−アリールによって1回またはそれ以上置換されていてよく、また上記のアルキル基はヒドロキシル、ジ−C1〜C4−アルキルアミノおよびフッ素によって置換されていてよい。ハロゲンはフッ素、塩素、臭素、好ましくはフッ素および塩素である。アルキル、アルケニル、アルキルオキシなどは分枝状または非分枝状であってよい。
膵臓リパーゼに対する阻害効果を有する薬を製造するために使用するのが好ましいのは、
1が、場合によってはフェニルで置換されていてよいC1〜C6−アルキルであり;そして/または
5が水素であり;そして/または
2が水素、ハロゲン、C1〜C4−アルキル、C1〜C9−アルキルオキシまたはアミノである
式1の化合物ならびにその薬学的に受容可能な塩および酸付加塩である。
膵臓リパーゼに対する阻害効果を有する薬を製造するためにさらに使用するのが好ましいのは、
3が水素、C1〜C4−アルキル、場合によってはアリール部分がハロゲンによって置換されてよいC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシであり、またはNR6−A−R7であって、
6が水素またはベンジルであり、
Aが単結合であり、そして
7が、ハロゲン、CF3、シアノ、フェニル−C1〜C4−アルキルオキシ、CF3−フェノキシ、C5〜C8−シクロアルキルまたはフルオロスルホニルオキシによって置換されていてよいC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル;
1〜C4−アルキルオキシ、フェニル、CF3またはフェニル−C1〜C4−アルキルオキシによって置換されていてよいC1〜C12−アルキル;
2〜C12−アルケニルまたはHet−(CH2)r−基であり、ただしrは0または1であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であって、ベンゾ縮合されまたC1〜C4−アルキルまたはハロゲンによって置換されてよいものである式1の化合物、または
2およびR3が互いに独立に、水素、C6〜C10−アリール、C3〜C8−シクロアルキル、場合によってはC1〜C4−アルキル置換されたC6〜C10−アリールオキシメチル、場合によってはモノ−もしくはポリ−C1〜C4−アルキルで、もしくはハロゲンで置換されたO−ベンジル、O−C6〜C10−アリールもしくはO−C3〜C8−シクロアルキル、モノ−もしくはポリ−フッ素で、C6〜C10−アリールでもしくはアミノで置換されたO−C1〜C6−アルキルであって、ただし一方でアミノがC1〜C4−アルキルによって1回またはそれ以上置換されていてよいもの、または場合によってはN(C1〜C6−アルキル)2によって置換されたSO2−NH−C1〜C6−アルキル、またはSO2−NH−(2,2,6,6テトラメチルピペリジン−4−イル)、C1〜C4−アルキルで置換されたSO2−NH−C3〜C8−シクロアルキル、SO2−N(C1〜C6−アルキル)2またはCO−N(C1〜C6−アルキル)2であり、またN(C1〜C6−アルキル)2は、場合によっては
それぞれC1〜C4−アルキルで置換されていてよいピペリジノ、モルホリノまたはピペラジノであってもよい
式1の化合物ならびにその薬学的に受容可能な塩および酸付加塩である。
膵臓リパーゼに対する阻害効果を有する薬を製造するために使用するのが追加的に好ましいのは、
4が水素、2−オキソピロリジン−1−イル、2,5−ジメチルピロール−1−イルまたはC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシであってハロゲンによって置換されていてよいものである
式1の化合物、および/または
4がNR6−A−R7であり、ただしここで
6が水素またはメチルであり、
Aが単結合でありまた
7が水素;
ハロゲンによって1回または2回置換されていてよいC1〜C12−アルキル;
1〜C4−アルキルまたはC1〜C4−アルキルオキシカルボニルによって1回または2回置換されていてよいC2〜C18−アルケニル;
ハロゲン、C1〜C6−アルキルオキシ、CF3、シアノ、C5〜C6−シクロアルキル、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシによって置換されていてよいC6〜C10−アリール−C1〜C4アルキルであってアリールがハロゲンまたはCF3によって再度置換されてよいもの;
5〜C8−シクロアルキル−C1〜C4−アルキル;
またはHet−(CH2)r−基であって
rは1、2または3であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であって、ハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシまたはC1〜C4−アルキルオキシカルボニルによって置換されてよいものである
式1の化合物、および/または
4がNR6−A−R7であり、ただしここで
6が水素であり、
Aが−CO−でありまた
7がC1〜C18−アルキルであり、これはハロゲン、フェニル、フェノキシ、フェニルカルボニルまたはC1〜C4−アルキルオキシカルボニルによって置換されてよく、ただし一方フェノキシはメチル、ハロゲンまたはメチルメルカプトによって置換されてよいもの;
6〜C10−アリールによって置換されてよいC2〜C18−アルケニル;
ハロゲン、C1〜C8−アルキル、フェニル−C1〜C4−アルキル、CF3、OCF3、フルオロスルホニル、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、フェノキシによって置換されてよいC6〜C10−アリールであって、ただし一方アリールがC1〜C4−アルキルオキシによって置換されてよいもの;
6〜C10−アリール−C1〜C4アルキルであってアルキルがメトキシまたはCF3で置換されてよくまたアリールがハロゲンで置換されてよいもの;
またはHet−(CH2)r−基であって
rは0であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であって、ベンゾ縮合されまたC1〜C4−アルキル、ハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシ、ハロフェニルまたはハロベンジルメルカプトによって置換されてよく、一方ここでベンゾ縮合されたアリールはハロゲンまたはメトキシによって置換されてよいものである
式1の化合物および/または
4がNR6−A−R7であり、ただしここで
6が水素であり、
Aが−CO2−でありまた
7がCF3またはフェニルによって置換されているC1〜C18−アルキル;
6〜C10−アリール;
1〜C4−アルキル、ハロゲン、CF3もしくはOCF3、ベンジルオキシまたはフェニルによって置換されているC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル;
またはHet−(CH2)r−基であって
rは0または1であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であって、ベンゾ縮合されまたC1〜C4−アルキルまたはベンジルによって置換されてよいものである式1の化合物および/または
4がNR6−A−R7であり、ただしここで
6が水素であり、
Aが−SO2−でありまた
7がCF3によって置換されているC1〜C6−アルキル;
フェニルによって置換されているC2〜C4−アルケニル;
1〜C6−アルキル、ハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシまたはベンジルによって置換されてよいC6〜C10−アリール;
ハロゲンによって置換されたビフェニリル−C1〜C4−アルキル;
またはHet−(CH2)r−基であって
rは0であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であるものである
式1の化合物および/または
4がNR6−A−R7であり、ただしここで
6が水素であり、
Aが−CO−NH−でありまた
7が、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、N(C1〜C4−アルキル)2またはフェニルによって置換されてよいC1〜C10−アルキルであって、一方このフェニルがハロゲンまたはアミノスルホニルによって置換されてよいもの;
1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルキルオキシ、C1〜C6−アルキルオキシカルボニル、フェノキシ、OCF3、ベンジルまたはピリジルによって置換されてよいC6〜C10−アリールであって、ただしアルキルがC1〜C4−アルキルオキシカルボニルまたはカルボキシルによって再度置換されてよいもの;
ヒドロキシル、またはインダニルによって置換されてよいC5〜C8−シクロアルキル;
またはHet−(CH2)r−基であって
rは0または1であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環でありベンジルによって置換されてよいものである
式1の化合物ならびにそれらの薬学的に受容可能な塩および酸付加塩である。
膵臓リパーゼに対する阻害効果を有する薬を製造するために使用するのが追加的に好ましいのは、
2およびR5が水素であり、
3が水素、C6〜C10−アリール、O−C6〜C10−アリール、場合によってはC1〜C4−アルキルで置換されたC6〜C10−アリールオキシメチル、O−ベンジル、一フッ素もしくは多フッ素で、またはアミノで置換されたO−C1〜C6アルキルであって、ただし一方でアミノがC1〜C4−アルキルによって1回またはそれ以上置換されてよいもの、または場合によってはモノ−もしくはポリ−C1〜C4−アルキルで置換されたO−C3〜C8−シクロアルキルであり、そして
4が水素、C6〜C10−アリール、C3〜C8−シクロアルキル、場合によってはモノ−もしくはポリ−C1〜C4−アルキルでまたはハロゲンで置換されたO−C6〜C10−アリ
ールまたはO−C3〜C8−シクロアルキル、一フッ素もしくは多フッ素で置換されたO−C1〜C6−アルキル、場合によってはN(C1〜C6−アルキル)2によって置換されたSO2−NH−C1〜C6−アルキル、またはSO2−NH−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)、SO2−NH−C3〜C8−シクロアルキルであってC1〜C4−アルキル、SO2−N(C1〜C6−アルキル)2もしくはCO−N(C1〜C6−アルキル)2によって置換されたものであり、そして
N(C1〜C6−アルキル)2もまた、それぞれが場合によってはC1〜C4−アルキルで置換されてよいピペリジノ、モルホリノまたはピペラジノである
式1の化合物ならびにこれの薬学的に受容可能な塩および酸付加塩である。
膵臓リパーゼに対する阻害効果を有する薬を製造するために使用するのが特に好ましいのは、
1がメチル、エチル、ブチル、イソプロピルまたはベンジルであり、そして
2およびR5が水素であり、そして
3が、水素、トリフルオロメトキシ、トリフルオロブトキシ、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、フェニル、2−ジエチルアミノエチルオキシまたは3−メチルフェノキシメチルであり、そして
4が水素、トリフルオロメトキシ、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ、フェノキシ、4−クロロフェノキシ、シクロヘキシル、フェニル、モルホリノスルホニル、3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアミノスルホニル、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イルアミノスルホニル、2−(ジイソプロピルアミノエチル)アミノスルホニル、4−メチルピペラジン−1−イルスルホニル、3,3−ジメチルピペリジノカルボニルもしくは3,5−ジクロロフェノキシである
式1の化合物、または
1がメチル、エチル、ブチル、イソプロピルまたはベンジルであり、そして
2およびR5が水素であり、そして
3が、水素、トリフルオロメトキシ、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ、ベンジルオキシまたはフェノキシであり、そして
4が水素、トリフルオロメトキシ、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ、フェノキシ、シクロヘキシル、フェニル、モルホリノスルホニルまたは3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアミノスルホニルである
式1の化合物ならびにこれらの薬学的に受容可能な塩および酸付加塩である。
膵臓リパーゼに対する阻害効果を有する薬を製造するために使用するのが極めて特に好ましいのは、
1がC1〜C4−アルキルであり、
2が水素であり、
3が水素、トリフルオロメトキシ、ベンジルオキシであり、
4が水素、トリフルオロメトキシ、4−クロロフェノキシ、4−トリフルオロメチルベンゾイルアミノであり、そして
5が水素である
式1の化合物ならびにこれらの薬学的に受容可能な塩および酸付加塩である。
膵臓リパーゼに対する阻害効果を有する薬を製造するために、R1がメチルである式1の化合物およびその薬学的に受容可能な塩および酸付加塩を使用するのがさらに極めて特に好ましい。
実施例86、210、212、213、216、218、220および229に述べる
式1の化合物を使用するのが追加的に特に極めて好ましい。
本発明はラセミ化合物、ラセミ混合物および純粋な鏡像体の形の式1の化合物の使用に関し、またこれのジアステレオマーおよびその混合物に関する。
医薬として受容可能な塩は、それがベースとする最初の化合物と比較してその水中の溶解度がより大きいので、医療への応用に特に好適である。この塩は医薬として受容可能な陰イオンまたは陽イオンをもたねばならない。式1の化合物の医薬として受容可能な好適な酸付加塩は、塩酸、臭化水素酸、燐酸、メタ燐酸、硝酸、スルファミン酸および硫酸のような無機酸の塩、および例えば酢酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、クエン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコン酸、グリコール酸、イセチオン酸、乳酸、ラクトビオニック酸、マレイン酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、コハク酸、p−トルエンスルホン酸、酒石酸およびトリフルオロ酢酸のような有機酸の塩である。塩化物塩および酒石酸塩を医療目的に使用するのが特に好ましい。医薬として受容可能な好適な塩基性塩は、アンモニウム塩、アルカリ金属塩(ナトリウム塩およびカリウム塩のような)およびアルカリ土類金属塩(マグネシウム塩およびカルシウム塩)である。
医薬として受容できない陰イオンを有する塩も同様に、医薬として受容可能な塩を製造しまたは精製するためのおよび/または例えばインビトロの非療法的応用に使用するための有用な中間体として本発明の範囲に属する。
本記載で用いる『生理学的に機能する誘導体』という用語は、本発明の化合物の生理学的に許容できる任意の誘導体例えばエステルをさし、これは例えばヒトのような哺乳動物に投与してこのような化合物またはその活性的代謝物質を生成する(直接的または間接的に)ことができる。
本発明のさらなる局面は、式1の化合物のプロドラグを使用することである。このようなプロドラグはインビボで式1の化合物へと新陳代謝されることができる。このプロドラグはそれ自体活性的であってもなくてもよい。
式1の化合物は様々な多形、例えば非晶質のおよび結晶性の多形の形で存在してもよい。式1の化合物の多形のすべての形は本発明の範囲に属しまた本発明のさらなる局面である。
以下に『式1の化合物』と称するとき、上記した式1の1つ又はそれ以上の化合物ならびにそれらの塩、溶媒和物および生理学的に機能する誘導体をさす。
所望の生理学的効果を得るのに必要な式1の化合物の量は、多数の因子例えば選定する特定の化合物、意図する用途、投与の方式および患者の臨床的容態に依存する。1日あたりの投与量は一般に、体重1kgあたり毎日0.3〜100mg(典型的に3〜50mg)の範囲内にあり、例えば3〜10mg/kg/日である。静脈内投与量は例えば、0.3〜1.0mg/kgの範囲内であってよく、これは毎分10〜100ng/kgの注入として好適に投与されることができる。この目的にとって好適な注入溶液は1ミリリットルあたり例えば0.1ng〜10mg、典型的に1ng〜10mgを含有してよい。単一の投与物は例えば1mg〜10gの活性成分を含有するであろう。従って、注射用のアンプルは例えば1〜100mgを含有してよく、また例えば錠剤またはカプセルのような経口投与されることができる単一投与処方物は例えば1.0〜1000mg、典型的には10〜600mgを含有してよい。医薬として受容可能な塩の場合、上記の重量データは式1の化合物の塩の重量をベースとする。式1の化合物は上記に述べた状態の予防または治療のために化合物それ自体で使用されるが、これはなじみのよい担体を伴う医薬組成物の形であるのが好ましい。担体は勿論組成物の他の成分との親和性の意味でなじみがよくなければならず、また患者の健康に有害であってはならない。担体は固体もしくは液体またはこれら双方であってよく、また0.05〜95重量%の活性成分を含有してよい、例えば錠剤のような単一投与物としての化合物とともに処方されるのが好ましい。式1の別な化合物を含めて医薬として活性のある別な物質も同様に存在してよい。本発明の医薬組成物は成分を薬学的に受容可能な担体および/または賦形剤と混合することから本質的になる既知の医薬として許容可能な製薬方法の1つによって製造されてよい。
本発明の医薬組成物は経口、直腸内、局所、口からの(例えば舌下)および非経口(例えば皮下、筋肉内、皮膚内または静脈内)投与に好適なものであるが、最も好適な投与方式は各個人の場合に治療すべき症状の本性および重篤度にまた各々の場合に使用する式1の化合物の性質に依存する。コーティングされた処方物およびコーティングされた徐放性処方物もまた本発明の範囲に入る。耐酸性および耐胃液性の処方物が好ましい。好適な耐胃液性コーティングはセルロースアセテートフタレート、ポリビニルアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチル−セルロースフタレートおよびメタクリル酸とメチルメタクリレートとの陰イオンポリマーからなる。
経口投与に好適な医薬化合物は、各々が規定された量の式1の化合物を含有する例えばカプセル、カシェ剤、トローチまたは錠剤のような個別単位の形であってよく;粉末または顆粒として;水性または非水性の液体中の溶液または懸濁液として;または水中油もしくは油中水乳濁液としてであってよい。すでに述べたように、これらの組成物は活性成分および担体(1つまたはそれ以上の追加成分からなってよい)が接触される工程を含む任意の好適な製薬方法によって製造されることができる。一般に組成物は活性成分を液体および/または微細に分散固体担体と均一にそして均質に混合し、その後で必要なら生成物を成型することにより製造される。従って、例えば錠剤は化合物の粉末または顆粒を、適当なら1つまたはそれ以上の追加の成分とともに圧搾しまたは成型することにより製造されることができる。圧搾された錠剤は適当ならバインダー、潤滑剤、不活性な希釈剤および/または界面活性剤/分散剤の1つ(またはそれ以上)と混合された、例えば粉末または顆粒のような自由流動性の形の化合物を好適な機械中で錠剤化することにより製造されることができる。成型された錠剤は、粉末状でありまた不活性液体希釈剤で湿潤されている化合物を好適な機械中で成型することにより製造されることができる。
口からの(例えば舌下)投与に好適な医薬組成物には、式1の化合物を芳香矯味剤、通常は蔗糖、およびアラビアガムまたはトラガカントゴムとともに含有するしゃぶることのできる錠剤、およびゼラチンのような不活性なベースおよびグリセロールまたは蔗糖およびアラビアガムの中に化合物を含有するトローチがある。
非経口投与にとって好適な医薬組成物は、意図するレシピエントの血液に対して好ましくは等張性である式1の化合物の無菌の水性調合物からなるのが好ましい。この調合物は静脈内に投与されるのが好ましいが、投与は皮下、筋肉内または皮膚内注射によってなされることもできる。この調合物は好ましくは、化合物を水と混合しそして得られる溶液を無菌化しそして血液と等張にすることにより製造することができる。本発明の注射可能な組成物は一般に0.1〜5重量%の活性化合物を含有する。
直腸内投与にとって好適な医薬組成物は、単回投与坐薬の形であるのが好ましい。この組成物は式1の化合物を1つまたはそれ以上の固形物担体例えばココアバターと混合しそして得られる混合物を成型することにより製造されることができる。
皮膚上の局所的使用に好適な医薬組成物は、膏薬、クリーム、ローション、ペースト、スプレイ、エアゾルまたは油の形であってよい。使用できる担体はペトロラタム、ラノリ
ン、ポリエチレングリコール、アルコールおよびこれらの物質の2つまたはそれ以上の組み合わせである。活性成分は一般に組成物の0.1〜15重量%例えば0.5〜2%の濃度で存在する。
皮膚を通じての投与もまた可能である。経皮適用に好適な医薬組成物は、患者の表皮と長期に密接に接触するのに好適な単一のプラスターの形であってよい。この種のプラスターは、適当なら緩衝され、接着剤中に溶解されそして/または分散された、またはポリマー中に分散された水性の溶液中に活性成分を含有するのが好適である。好適な活性成分の濃度は約1〜35%、好ましくは約3〜15%である。特別な選択として、活性成分は例えばPharmaceutical Research,2(6):318(1986)中に記載されているようにエレクトロトランスポート(electrotransport)またはイオン浸透療法によって放出されることができる。
以下の調合物は本発明を限定することなくこれを説明するのに役立つ。
実施例A
1カプセルあたり活性成分100mgを含有する柔らかいゼラチンカプセル:
1カプセルあたり
活性成分 100mg
ココナッツ脂肪から分画されたトリグリセリド混合物 400mg
カプセル含有量 500mg
実施例B
5mlあたり活性成分60mgを含有する乳濁液:
乳濁液100mlあたり
活性成分 1.2g
中性油 q.s.
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.6g
ポリオキシエチレンステアレート q.s.
グリセロール、純粋 0.2〜2.0g
芳香矯味剤 q.s.
水(脱イオンまたは蒸留された) ad100ml
実施例C
1坐薬あたり活性成分40mgを含有する直腸薬の形:
1坐薬あたり
活性成分 40mg
坐薬ベース ad2g
実施例D
1錠剤あたり活性成分40mgを含有する錠剤:
1錠剤あたり
活性成分 40mg
糖 600mg
コーンスターチ 300mg
可溶性澱粉 20mg
ステアリン酸マグネシウム 40mg
1000mg
実施例E
1錠剤あたり活性成分40mgを含有するコートされた錠剤:
1錠剤あたり
活性成分 50mg
コーンスターチ 100mg
乳糖 60mg
燐酸第2カルシウム 30mg
可溶性澱粉 5mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
コロイド状シリカ 5mg
260mg
実施例F
以下の処方は硬質ゼラチンカプセルの内容物を製造するのに好適である:
a) 活性成分 100mg
コーンスターチ 300mg
400mg
b) 活性成分 140mg
乳糖 180mg
コーンスターチ 180mg
500mg
実施例G
以下の処方(1ml=20ドロップあたり活性成分100mg)に従ってドロップを製造することができる:
活性成分 10g
メチルベンゾエート 0.07g
エチルベンゾエート 0.03g
エタノール、96% 5ml
脱イオン水 ad 100ml
式1の化合物は、それ自体知られている方法によって様々な仕方で製造されることができる。
Figure 2005519079
例えば式1の置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾー
ル−2−オンは、R1、R2、R3、R4およびR5が上記に規定したとおりであるとして、
式2のヒドラジンを式3のクロロギ酸エステルまたは他の反応性炭酸エステル誘導体と反応させて、式4の化合物を生成し、これをホスゲン、カルボニルジイミダゾール、ジホスゲンまたはトリホスゲンによってアシル化し、環化しそして適当なら、基R2〜R5をさらに化学的に修飾することにより、例えばニトロ基をアミノ基に既知の方法で還元し、引き続いてアシル化またはアルキル化するなどにより、式1の化合物へと転化することにより製造されることができる。これらの反応では酸が通常発生するので、ピリジン、トリエチルアミン、水酸化ナトリウム溶液またはアルカリ金属炭酸塩のような塩基を添加することによる促進を行うことが推奨される。反応は広い温度範囲内で実施されることができる。0℃から使用する溶媒の沸点までで操作するのが概ね有利であることが分かっている。
使用する溶媒の例はメチレンクロライド、THF、DMF、トルエン、エチルアセテート、n−ヘプタン、ジオキサン、ジエチルエーテルである。
式2のヒドラジンは既知の方法によって、例えば対応するアニリンをジアゾ化し引き続いて既知の方法によって還元することにより、または適切に置換されたフェニル誘導体6(X=F、Cl、Br、I、OSO2CF3)をヒドラジンハイドレートによって求核性置換することにより製造されることができる。
Figure 2005519079
このような好適なフェニル誘導体はニトロ−置換されたハロベンゼン、好ましくはフルオロニトロベンゼンおよびクロロニトロベンゼンであろう。本発明の化合物は、これらから合成経路の適当な箇所で、還元および、例えば酸塩化物、無水物、イソシアネート、クロロギ酸エステル、スルホニルクロライドもしくはアルキルハライドおよびアリールアルキルハライドのようなアシル化剤もしくはアルキル化剤との反応によって製造され、またはアルデヒドによる還元性アルキル化によって製造されることができる。
以下の実施例はなんら限定することなく製造方法を説明する。
実施例1:
3−メチル−4−ニトロフェニルヒドラジン
ヒドラジンハイドレート5gをN−メチルピロリドン10ml中の2−メチル−4−フルオロニトロベンゼン15.9gの溶液に室温でゆっくりと滴状に添加し、そして混合物を65℃で4時間加熱した。水70mlを添加することにより生成物を沈殿しそして吸引しつつ濾過除去しそしてイソプロパノールから再結晶した。
収量:13.3g m.p.:138℃
以下の実施例の化合物を類似の仕方で製造した。
実施例2:
3−フルオロ−4−ニトロフェニルヒドラジン
M.p.:130℃
実施例3:
2−クロロ−4−ニトロフェニルヒドラジン
M.p.:144℃
実施例4:
2−メチル−4−ニトロフェニルヒドラジン
M.p.:135℃
実施例5:
3−(4−フルオロベンジルオキシ)−2−ニトロフェニルヒドラジン
M.p.:164℃
3−フルオロ−4−ニトロフェノールを炭酸カリウムの存在下でDMF中の4−フルオロベンジルクロライドによってアルキル化することにより出発化合物の2−フルオロ−4−(4−フルオロベンジルオキシ)ニトロベンゼン(m.p.:99℃)を製造した。
実施例6:
3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−ニトロフェニルヒドラジン(中間体)
M.p.:145℃
実施例7:
4−(4−クロロフェノキシ)−3−ニトロアニリン
炭酸カリウム1.4gをDMF8ml中の4−クロロフェノール1.29gの溶液に添加しそして、30分撹拌した後、4−フルオロ−3−ニトロアニリン1.6gを添加し、そして混合物を100℃で3時間撹拌した。冷却の後、水80mlを添加しそして、短時間撹拌の後、沈殿を吸引しつつ濾過しそして40℃で真空乾燥した。
収量:2.0g;m.p.:101℃
実施例8:
4−(4−クロロフェノキシ)−3−ニトロフェニルヒドラジン
水5ml中の亜硝酸ナトリウム0.52gを、4−(4−クロロフェノキシ)−3−ニトロアニリン1.9g、濃塩酸25mlおよび0℃に冷却されたエタノール25mlからなり撹拌された混合物に滴状に添加し、次いで混合物を0℃で60分撹拌し、引き続いて濃HCl8ml中の二塩化錫の二水和物8.5gの懸濁液に滴状に添加した。沈殿を吸引しつつ濾過除去し、水洗し、窒素下で水200ml中に懸濁しそして強度30%の水酸化ナトリウム溶液100mlによって10〜15℃で分解した。生成する油をエチルアセテートとともに震盪しそして水洗し、そして有機相を硫酸ナトリウムによって乾燥した。次いで生成物をイソプロパノール性HClによって沈殿し、吸引しつつ濾過除去しそして真空乾燥した。
収量:1.1g;m.p.:221℃
実施例9:
メチルN’−(4−ニトロ−2−メチルフェニル)ヒドラジノホーメート
メチルクロロホーメート0.43mlを、2−メチル−4−ニトロフェニルヒドラジン0.84g、NMP15mlおよびピリジン2mlからなる混合物に氷中で冷却しつつ慎重に添加し、次いで混合物を室温まで温めつつ2時間撹拌した。水50mlで希釈した後、混合物を一晩撹拌しそして固形物を40℃で真空乾燥した。
収量:0.81g;m.p.:153℃
以下の実施例の化合物を類似の仕方で製造した:
実施例10:
メチルN’−(4−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート(中間体)
M.p.:179℃
実施例11
メチルN’−(3−フルオロ−4−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート
M.p.:127.4℃
実施例12
メチルN’−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート
M.p.:159℃
実施例13
メチルN’−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート
M.p.:156℃
実施例14
メチルN’−(3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート(中間体)
M.p.:166℃
実施例15
メチルN’−(3−(4−フルオロベンジルオキシ)−2−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート
M.p.:193℃
実施例16
メチルN’−(4−(4−クロロフェノキシ)−3−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート
M.p.:147℃
実施例17
メチルN’−(3−ピペリジノ−4−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート(−)
M.p.:131℃
後者の化合物および実施例18の化合物は、メチルN’−(3−フルオロ−4−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメートをそれぞれピペリジンおよびN−ベンジルピペラジンとNMP中で80℃で反応させることにより製造した。
実施例18
メチルN’−(3−(N−ベンジルピペラジノ)−4−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート
M.p.:156℃
実施例19
5−メトキシ−3−(4−ニトロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
メチルN’−(4−ニトロフェニル)ヒドラジノホーメート2.5gおよびピリジン5mlをメチレンクロライド15ml中に取り込みそして、氷中で撹拌および冷却しつつ、トルエン中のホスゲンの20%強度の溶液3mlを滴状に添加した。この混合物を室温で一晩放置しそしてメチレンクロライド10mlでさらに希釈し、次いで3回水洗した。硫
酸ナトリウム上で乾燥した後、混合物を真空下で濃縮し、そして生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶媒:メタノール:メチレンクロライド=2:98)によって精製しそしてイソプロパノールから再結晶した。
収量:1.5g m.p.:151℃
以下の実施例は実施例4と類似に製造した:
実施例20:
5−メトキシ−3−(3−メチル−4−ニトロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:112℃
実施例21:
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロフェノキシ−3−ニトロフェニル))−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例22:
5−メトキシ−3−(3−(4−フルオロベンジルオキシ)−2−ニトロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:99℃
実施例23:
5−メトキシ−3−(2−メチル−4−ニトロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:111℃
実施例24:
5−メトキシ−3−(3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−ニトロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:137℃
実施例25:
5−メトキシ−3−(4−アミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
5−メトキシ−3−(4−ニトロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン1.4g、Pd/C0.5gおよびメタノール20mlからなる混合物を、計算量の水素が取り込まれるまで大気圧下で室温で水素化した。次いで、触媒を濾過除去し、そして溶液を真空下で濃縮した。残留する半固体残留物をイソプロパノールとともに撹拌しそして吸引しつつ濾過除去した。
収量:0.75g;m.p.:85℃
実施例26:
5−メトキシ−3−(2−アミノ−4−(4−フルオロベンジルオキシ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例27:
5−メトキシ−3−(3−アミノ−4−(4−クロロフェノキシ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:133℃
実施例28:
5−メトキシ−3−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:114℃
実施例29:
5−メトキシ−3−(4−アミノ−3−(4−フルオロベンジルオキシ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:195℃
実施例30:
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロフェニルアセチルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
4−クロロフェニルアセチルクロライド201mgを、氷中で冷却された5−メトキシ−3−(4−アミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン200mg、メチレンクロライド20mlおよびピリジン0.1mlからなる混合物に滴状に添加し、そして混合物を室温で5時間撹拌した。真空下で揮発物を除去し、そして残留物を水とともに撹拌しそして固体を濾取し40℃で真空乾燥した。
収量:318mg;m.p.:161℃
以下の実施例を類似の仕方で製造した:
実施例31:
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロフェニルアセチルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:190℃
実施例32:
5−メトキシ−3−(4−オクタノイルアミノ−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:110℃
実施例33:
5−メトキシ−3−(4−(4−ヘプチルベンゾイルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:155℃
実施例34:
5−メトキシ−3−(4−(4−ブチルフェニルスルホニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:135℃
実施例35:
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロブタノイルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:137℃
実施例36:
5−メトキシ−3−(4−ピバロイルアミノ−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:157℃
実施例37:
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:147℃
実施例38:
5−メトキシ−3−(4−(1−ナフチルスルホニルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:123℃
実施例39:
5−メトキシ−3−(4−(2−フェニルエテニルスルホニルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:129℃
実施例40:
5−メトキシ−3−(4−(2,2,2−トリフルオロエチルスルホニルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:151℃
実施例41:
5−メトキシ−3−(4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:115℃
実施例42:
5−メトキシ−3−(4−(3,4−ジクロロフェニルアミノカルボニルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:210℃
5−メトキシ−3−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オンを等モル量の3,4−ジクロロフェニルイソシアネートとトルエン中で50℃で反応させることにより後者の化合物を得た。
実施例43:
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:169℃
実施例44:
5−メトキシ−3−(4−(2−クロロフェニルスルホニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:171℃
実施例45:
5−メトキシ−3−(4−(3−クロロフェニルスルホニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:141℃
実施例46:
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロフェニルアセチルアミノ)−3−(4−フルオロベンジルオキシ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:167℃
実施例47:
5−メトキシ−3−(4−ベンジルスルホニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:153℃
実施例48:
5−メトキシ−3−(4−(2−(4’−クロロビフェニル)エチル)スルホニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:165℃
実施例49:
5−メトキシ−3−(4−イソプロピルスルホニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:190℃
実施例50:
5−メトキシ−3−(4−ジメチルアミノ−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:71℃
5−メトキシ−3−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オンを、DMF中のパラホルムアルデヒド/ギ酸と室温で反応させそしてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、エチルアセテート:n−ヘプタン=1:1)によって精製することにより後者の化合物を得た。
実施例51:
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロベンジルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
5−メトキシ−3−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オンを、メタノール/メチレンクロライド中の4−クロロベンズアルデヒド/ナトリウムボロハイドライドと室温で反応させそしてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、エチルアセテート:n−ヘプタン=1:1)によって精製することにより後者の化合物を得た。
実施例52:
5−メトキシ−3−(4−(2−オキソピロリジン−1−イル)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロブタノイルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オンを、ジオキサン中のナトリウムハイドライドと室温で反応させそして粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、メ
チレンクロライド:メタノール=98:2)によって精製することにより後者の化合物を製造した。
実施例53:
5−メトキシ−3−(4−(4−オキソペンテ−2−エン−2−イルアミノ)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:143℃
5−メトキシ−3−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オンを氷酢酸中の等モル量のアセチルアセトンと80℃で反応させそして水の添加および濾過による沈殿化によって単離することにより後者の化合物を得た。
実施例54:
5−メトキシ−3−(4−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
5−メトキシ−3−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オンを氷酢酸中の等モル量のアセトニルアセトンと80℃で反応させることにより後者の化合物を得た。精製は、乾燥した有機相を濃縮した後に得られる粗生成物を水で希釈し、エチルアセテートと一緒に震盪することによる抽出し、そしてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、メチレンクロライド)によって行った。
実施例55:
5−メトキシ−3−(3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−メチルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:98℃
5−メトキシ−3−(3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−ニトロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オンを触媒としての二酸化白金によってメタノール中で大気圧下室温で水素化する際に副生物として得、そして触媒を濾過除去した後、反応混合物を濃縮しそしてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、メチレンクロライド)によって得た。
上記と類似する仕方で実施例56〜199の化合物を製造した。
実施例56:
5−メトキシ−3−(3−アミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:95℃
実施例57
5−メトキシ−3−(3−ジベンジルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:71℃
実施例58
5−メトキシ−3−(3−ベンジルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例59
5−メトキシ−3−(3−(ピリド−2−イル)アミノカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:81℃
実施例60
5−メトキシ−3−(3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−ベンジルオキシカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例61
5−メトキシ−3−(4−アミノ−2−メチルフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例62
5−メトキシ−3−(3−メチル−4−(2−クロロベンジルオキシカルボニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:161℃
実施例63
5−メトキシ−3−(4−アミノ−2−クロロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:126℃
実施例64
5−メトキシ−3−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:92℃
実施例65
5−メトキシ−3−(2−メチル−4−ベンジルオキシカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:112℃
実施例66
5−メトキシ−3−(2−メチル−4−(4−トリフルオロメトキシベンゾイルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:150℃
実施例67
5−メトキシ−3−(2−クロロ−4−ベンジルオキシカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:150℃
実施例68
5−メトキシ−3−(3−フルオロ−4−ニトロフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:127℃
実施例69
5−メトキシ−3−(4−(4−t−ブチルベンゾイルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:173℃
実施例70
5−メトキシ−3−(4−(4−クロロベンゾイルオキシカルボニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:177℃
実施例71
5−メトキシ−3−(2−クロロ−4−(4−ヘプチルベンゾイルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:135℃
実施例72
5−メトキシ−3−(4−(3,4−ジクロロベンゾイルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:200℃
実施例73
5−メトキシ−3−(4−(2−(4−クロロフェノキシ)−2−メチルプロピオニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:153℃
実施例74
5−エトキシ−3−(3−メチル−4−ベンジルオキシカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:94℃
実施例75
5−イソプロポキシ−3−(3−メチル−4−ベンジルオキシカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:119℃
実施例76
5−イソプロポキシ−3−(3−メチル−4−ブチルオキシカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:114℃
実施例77
5−イソプロポキシ−3−(3−メチル−4−(3−クロロフェニルアミノカルボニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:201℃
実施例78
5−第3級−ブトキシ−3−(3−メチル−4−ベンジルオキシカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:113℃
実施例79
5−メトキシ−3−(3−メチル−4−フェノキシカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:145℃
実施例80
5−メトキシ−3−(3−メチル−4−(ピリド−3−イルカルボニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例81
5−メトキシ−3−(3−メチル−4−(インダン−2−イルアミノカルボニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:206℃
実施例82
5−メトキシ−3−(3−メチル−4−(ピリド−2−イルメチルアミノカルボニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:229℃
実施例83
5−メトキシ−3−(3−メチル−4−(ピリド−3−イルメトキシカルボニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:232℃
実施例84
5−メトキシ−3−(3−フルオロ−4−ベンジルオキシカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例85
5−メトキシ−3−(3−フルオロ−4−(4−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例86
5−メトキシ−3−(3−ベンジルオキシ−4−(4−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:159℃
実施例87
5−メトキシ−3−(3−フルオロ−4−(4−第3級−ブチルベンゾイルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:144℃
実施例88
5−メトキシ−3−(3−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシカルボニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:141℃
実施例89
5−メトキシ−3−(3−メチル−4−ピペリジノカルボニルアミノフェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:154℃
実施例90
5−メトキシ−3−(4−(6−メトキシベンゾフラン−2−イルカルボニルアミノ)フェニル)−3−H−(1,3,4)オキサジアゾール−2−オン
M.p.:191℃
上記した方法によって製造されそして質量分析法(M+1)によって特性把握された他の実施例の化合物:
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
Figure 2005519079
実施例200:
4−フルオロベンゼンスルホン酸モルホリド(中間体)
モルホリン20gを氷で冷却したトルエン100ml中の4−フルオロベンゼンスルホニルクロライド19.5gの溶液に滴状に添加しそして混合物を1時間にわたって還流加熱した。冷却の後、これを真空下で濃縮しそして水とともに撹拌し、そして沈殿を吸引しつつ濾過除去し、水洗しそしてイソプロパノールから再結晶した。
収量:16.9g、融点:140℃
実施例201:
4−ヒドラジノベンゼンスルホン酸モルホリド(中間体)
4−フルオロベンゼンスルホン酸モルホリド5gをN−メチルピロリドン15ml中に溶解しそして、ヒドラジンハイドレート2.5gを添加した後、100℃で1時間加熱した。室温まで冷却した後、水75mlを添加しそして混合物を室温で撹拌した。2時間後、固形物を吸引しつつ濾過除去しそしてイソプロパノールから再結晶した。
収量:3.2g、融点:164℃
以下の実施例の化合物を類似する仕方で製造した。
実施例202:
4−ヒドラジノベンゼンスルホン酸(3,3,5−トリメチルシクロヘキシル)アミド(中間体)
融点:129℃
実施例203:
4−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ)ニトロベンゼン(中間体)
ジメチルホルムアミド50ml中の3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサノール7.8gの溶液にナトリウムハイドライド1.3gを添加し、そして混合物を40〜50℃で30分撹拌した。次いで全体で4−フルオロニトロベンゼン7.0gをいくつかに分けて添加し、そして次に混合物100℃で3時間加熱しそして室温に冷却した。氷水250mlを添加した後、撹拌し、そして生成した固形物を吸引しつつ濾過除去しそして真空下で乾燥した。
収量:8.6g、融点:70℃
実施例204:
4−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ)アニリン(中間体)
4−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ)ニトロベンゼン8.3gを、二酸化白金400mgの存在でメタノール500ml中で水素の取り込みが終わるまで常圧において水素化した。濾過によって触媒を除去した後、溶液を回転蒸発器内で蒸発し、そして徐々に固化する帯褐色の油の残留物をさらなる反応のためにさらに精製することなく使用した。
収量:7.3g
実施例205:
4−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ)フェニルヒドラジンハイドロクロライド(中間体)
水7.5ml中のナトリウムニトリル1.13gの溶液を、4−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ)アニリン3.7g、水7.5mlおよび濃塩酸15.5mlからなる撹拌した混合物中に滴状に添加し、−10℃まで冷却し、そして次に混合物をー10℃で45分撹拌しそして引き続いて濃塩酸7ml中のジクロライドジハイドレート9.3gの懸濁液に滴状に添加した。沈殿を吸引しつつ濾過除去し、水洗し、窒素下で水200ml中に懸濁しそして強度30%の水酸化ナトリウム100mlによって10〜15℃で分解した。生成する新規の沈殿を吸引しつつ濾過除去し、水洗し、エーテル200ml中に取り込みそして硫酸ナトリウムによって乾燥した。次いで生成物をエーテル性の塩酸によって沈殿し、吸引しつつ濾過除去しそして真空下で乾燥した。
収量:2.1g、融点:171℃
実施例206:
エチルN′−4(4−モルホリノスルホニルフェニル)ヒドラジンフォーメート(中間体)
エチルクロロフォーメート114mgを4−ヒドラジノベンゼンスルホン酸モルホリド0.275g、メチレンクロライド5mlおよびピリジン1mlからなる混合物に氷中で冷却しつつ滴状に慎重に添加し、次いで室温までゆっくり温めつつ混合物を撹拌した。水10mlで希釈した後、生成物をエチルアセテートで抽出し、そしてエチルアセテート相を数回水洗し、硫酸ナトリウム上で乾燥しそして濃縮した。このようにして得られた油状の粗生成物をさらに精製することなくさらの反応させた。
収量:0.25g
実施例207:
3−(4−モルホリノスルホニルフェニル)−5−エトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
実施例206からの油状物をメチレンクロライド5ml中に取り込みそして、撹拌しまた氷中で冷却しつつ、トルエン中のホスゲンの強度20%の溶液1mlを添加した。室温で一晩放置した後、この混合物をメチレンクロライド10mlでさらに希釈し、次いで3回水洗した。硫酸ナトリウム上で乾燥した後、混合物を真空下で濃縮し、生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶媒:メタノール:メチレンクロライド=2:98)によって精製した。
収量:130mg、融点:195℃
実施例207と類似に以下の実施例の化合物を製造した:
実施例208:
3−(4−モルホリノスルホニルフェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:164℃
実施例209:
3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:52℃
実施例210:
3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:63℃
実施例211:
3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−イソプロポキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例212:
3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−ブトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例213:
3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−5−ベンジルオキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例214:
3−(4−(3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアミノスルホニル)フェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:164℃
実施例215:
3−(4−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ)フェニル)−5−エトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:111℃
実施例216:
3−(3−ベンジルオキシフェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例217:
3−(3−ベンジルオキシフェニル)−5−エトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:85℃
実施例218:
3−(3−トリフルオロメトキシフェニル)−5−エトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例219:
3−(3−トリフルオロメトキシフェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例220:
3−(3−トリフルオロメトキシフェニル)−5−イソプロポキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例221:
3−(4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル−アミノスルホニル)フェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:樹脂状
実施例222:
3−(4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル−アミノスルホニル)フェニル)−5−イソプロポキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:樹脂状
実施例223:
3−(4−(2−(ジイソプロピルアミノエチル)アミノスルホニル)フェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例224:
3−(4−(2−(ジイソプロピルアミノエチル)アミノスルホニル)フェニル)−5−イソプロポキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例225:
3−(4−(4−メチルピペラジン−1−イルスルホニル)フェニル)−5−イソプロポキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:樹脂状
実施例226:
3−(4−(4−メチルピペラジン−1−イルスルホニル)フェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:樹脂状
実施例227:
3−(3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)フェニル)−5−エトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例228:
3−(3−(2−ジエチルアミノエチルオキシ)フェニル)−5−エトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:樹脂状
実施例229:
3−(4−(4−クロロフェノキシ)フェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:68℃
実施例230:
3−(4−(4−クロロフェノキシ)フェニル)−5−イソプロポキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例231:
3−(4−(3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアミノスルホニル)フェニル)−5−イソプロポキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:油状
実施例232:
3−(3−フェノキシフェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:89℃
実施例233:
3−(3−フェノキシフェニル)−5−エトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:50℃
実施例234:
3−(3−フェノキシフェニル)−5−イソプロポキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:58℃
実施例235:
3−(4−フェノキシフェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:83℃
実施例236:
3−(4−シクロヘキシルフェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:樹脂状
実施例237:
3−(3−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ)フェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:68℃
実施例238:
3−(4−フェニルフェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:>260℃(分解)
実施例239:
3−(3−(3−メチルフェノキシメチル)フェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:47℃
実施例240:
3−(3−フェニルフェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:80℃
実施例241:
3−(4−(3,3−ジメチルピペリジノカルボニル)フェニル)−5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:樹脂状
実施例242:
3−(4−(3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ)フェニル)−5−イソプロポキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
融点:樹脂状
式1の化合物は膵臓リパーゼ(PL)に対する阻害効果を示す。これはPL阻害剤として、食物とともに摂取した脂肪の吸収を防止し、従って脂肪の取り込みのおよび体重の減少を導きまたは体重の増加を防止することができる。式1の化合物は肥満の治療および1型および2型の糖尿病の治療に特に好適である。
化合物の活性は以下のように評価した。
1.基質の調製
トリパルミチン80μl(クロロホルム中の85mM)を12mlのポリプロピレン容器中でグリセロールトリ[9,10(n)−3H]オレエート(トルエン中5mCi/ml)5μlと混合した。回転蒸発器(50℃)中で蒸発しそして200mMのTris/HCl(pH7.6)4ml、0.8%TX−100を添加し、続いて均質なミルク状懸濁液が生成するまで、混合物を超音波処理(Branson B−12ソニファイアー(sonifier)、出力水準4、3×2分、内1分間は氷上)した。
2.アッセイ:
リパーゼ緩衝剤:80mMのTris/HCl(pH7.6)、600mMのNaCl、8mMのCaCl2、8mMのベンズアミジン、2mMのPefabloc(Roche Biochemicals)(アッセイの日だけ阻害剤を添加)
膵臓リパーゼ:リパーゼ緩衝剤中に溶解された(100 000単位/500μl)ブタの膵臓からの富化された調合物(Sigma注文番号L−0382)
手順
試験物質(100%DMSO中の)5μlまたはDMSO(対照)を基質10μlおよびリパーゼ5μlとこの順序で混合しそして30℃で30分培養する(EppendorfThermomixer、350分-1)。325μlのメタノール/クロロホルム/n−ヘプタン(10/9/7)および105μlの0.1MのK2CO3、0.1MのH3BO3(1MのKOHでpH10.5に調整)を添加しそして激しく混合した後、遠心分離(8000rpm、Eppendorf遠心分離器、4℃)によって相分離する。水性の上澄み液(発生した、放射能でラベルされたオレエートを含有する;回収率70%)の140μlの部分を20mlのシンチレーションバイアル中に移し入れそしてシンチレーションカクテル(Beckman ReadySafe)6mlと混合する。激しく混合しそして室温で2時間培養した後、放射能を液体シンチレーションカウンター(Beckman L8008 クウェンチ曲線のあるトリチウムチャンネル、測定時間20分)中で測定する。
評価:
独立の3つの培養混合物中で物質をそれぞれの濃度で常套的手順で試験する。各々の混合物は相分離(SD<0.02)後にそれぞれ重複測定を行う。バックグラウンド値(同一条件下であるがリパーゼのない反応)をすべての値(基質調合物中のグリセロールトリオレエートまたは遊離オレエートの水性相中の含有率に主として相当、使用する放射能の<5%)から差し引く。試験物質の膵臓リパーゼ酵素活性の阻害は、阻害されない対照反応との比較(それぞれバックグラウンド補正後に、リパーゼの存在=0%阻害;リパーゼの不存在=100%阻害)によって測定する。IC50は、試験物質の濃度8つまでの阻害のプロットから算出される。曲線のあてはめおよびIC50の決定のためにソフトウェアパッケージGRAPHIT(Elsevier−BIOSOFT)が使用される。
式1の化合物はこのアッセイシステムで以下の効果を示した。
実施例化合物 IC 50 μM
86 1.5
210 0.7
212 0.5
213 0.5
216 0.8
218 0.7
220 1.8
229 0.6

Claims (17)

  1. 膵臓リパーゼに対する阻害効果を有する薬剤を製造するための式1
    Figure 2005519079
    〔式中、
    1は、C1〜C6−アルキル、C3〜C9−シクロアルキルであって、両者の基はフェニル、C1〜C4−アルキルオキシ、S−C1〜C4−アルキル、N(C1〜C4−アルキル)2によって1回またはそれ以上置換されることができ、フェニルもまたハロゲン、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルキルオキシ、ニトロ、CF3によって1回またはそれ以上置換されることができ;そして
    2、R3、R4およびR5は、互いに独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、C1〜C4−アルキル;フッ素、C6〜C10−アリール、アミノまたはC1〜C4−アルキル−アミノで置換されたC1〜C9−アルキルオキシ;
    6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシ、C6〜C10−アリールオキシ、C6〜C10−アリール、C6〜C10−アリールオキシ−C1〜C4−アルキル、C3〜C8−シクロアルキルまたはO−C3〜C8−シクロアルキルであって(これらの各々はハロゲン、CF3、C1〜C4−アルキルオキシまたはC1〜C4−アルキルによって1回、2回または3回置換されてよい);
    SO2−NH−C1〜C6−アルキルであって場合によってN(C1〜C6−アルキル)2によって置換されたもの、またはSO2−NH−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)、SO2−NH−C3〜C8−シクロアルキルであって場合によってはC1〜C4−アルキルによって1回またはそれ以上置換されたもの、またはSO2−N(C1〜C6−アルキル)2、またはCOX、2−オキソ−ピロリジン−1−イル、2,5−ジメチルピロール−1−イルまたはNR6−A−R7
    (ただしR2、R3、R4およびR5は同時に水素ではなく、ここで
    Xは、O−C1〜C6−アルキル、NH−C1〜C6−アルキル、NH−C3〜C8−シクロアルキルまたはN(C1〜C6−アルキル)2であり、そしてN(C1〜C6−アルキル)2はピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノまたはピペラジノであってもよく、これらの各々は場合によってはC1〜C4−アルキル、ベンジル、C6〜C10−アリール、CO−C1〜C4−アルキル、CO−C6〜C10−アリール、CO−O−C1〜C4−アルキル、SO2−C1〜C4−アルキルまたはSO2−C6〜C10−アリールで置換されてよく);
    6は、水素、C1〜C4−アルキルまたはC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルであり、ここでアリールはハロゲン、CF3、C1〜C8−アルキルオキシまたはC1〜C4−アルキルによって置換されてよく;
    Aは単結合、COn、SOnまたはCONHであり;
    nは1または2であり;
    7は、水素;
    1〜C18−アルキルまたはC2〜C18−アルケニルであって、これらの各々はC1〜C4−アルキル、ハロゲン、CF3、C1〜C4−アルキルオキシ、N(C1〜C4−アルキル)2
    、−COOH、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、C6〜C12−アリール、C6〜C12−アリールオキシ、C6〜C12−アリールカルボニル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシまたはオキソによって1〜3回置換されてよく、ここでアリールもまたハロゲン、C1〜C4−アルキル、アミノスルホニルまたはメチルメルカプトによって置換されてよく;
    6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル、C5〜C8−シクロアルキル−C1〜C4−アルキル、C5〜C8−シクロアルキル、C6〜C10−アリール−C2〜C6−アルケニル、C6〜C10−アリール、ビフェニリル、ジフェニル−C1〜C4−アルキル、インダニルであって、これらの各々はC1〜C18−アルキル、C1〜C18−アルキルオキシ、C3〜C8−シクロアルキル、COOH、ヒドロキシル、C1〜C4−アルキルカルボニル、C6〜C10−アリ
    ール−C1〜C4−アルキル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシ、C6〜C10−アリールオキシ、ニトロ、シアノ、C6〜C10−アリール、フルオロスルホニル、C1〜C6−アルキルオキシカルボニル、C6〜C10−アリールスルホニルオキシ、ピリジル、NHSO2−C6〜C10−アリール、ハロゲン、CF3またはOCF3によって1回または2回置換されてよく、ここでアルキルはC1〜C4−アルキルオキシカルボニル、CF3またはカルボキシルによって再度置換されてよく、またアリールはハロゲン、CF3またはC1〜C4−アルキルオキシによって置換されてよく;
    またはHet−(CH2)r−基であって、ここで、rは0、1、2または3であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であって、ベンゾ縮合され、またC1〜C4−アルキル、C6〜C10アリール、ハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシ、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルメルカプトまたはニトロによって置換されてよく、ここでベンゾ縮合されたアリールもまたハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシまたはCF3によって置換されてよく、またアリールアルキル中のアルキルはメトキシおよびCF3によって置換されてよい〕
    の置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンならびにその薬学的に受容可能な塩および酸付加塩の使用。
  2. 式1において、
    1が、場合によってはフェニルで置換されてよいC1〜C6−アルキルであり;そして/または
    5が水素であり;そして/または
    2が水素、ハロゲン、C1〜C4−アルキル、C1〜C9−アルキルオキシまたはアミノである
    請求項1に記載の式1の化合物の使用。
  3. 式1において、
    3が水素、C1〜C4−アルキル、場合によってはアリール部分がハロゲンによって置換されてよいC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシ、またはNR6−A−R7であって、ここで、
    6が水素またはベンジルであり、
    Aが単結合であり、そして
    7が、ハロゲン、CF3、シアノ、フェニル−C1〜C4−アルキルオキシ、CF3−フェノキシ、C5〜C8−シクロアルキルまたはフルオロスルホニルオキシによって置換されてよいC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル;
    1〜C4−アルキルオキシ、フェニル、CF3またはフェニル−C1〜C4−アルキルオキシによって置換されてよいC1〜C12−アルキル;
    2〜C12−アルケニルまたはHet−(CH2)r−基であり、ここでrは0または1であり、そしてHetはベンゾ縮合され、またC1〜C4−アルキルまたはハロゲンによって
    置換されてよい飽和または不飽和の5員〜7員の複素環である、請求項1または2に記載の式1の化合物の使用。
  4. 式1において、
    2およびR3が互いに独立して、水素、C6〜C10−アリール、C3〜C8−シクロアルキル、場合によってC1〜C4−アルキル置換されたC6〜C10−アリールオキシメチル、場合によってモノ−もしくはポリ−C1〜C4−アルキルで、もしくはハロゲンで置換されたO−ベンジル、O−C6〜C10−アリールもしくはO−C3〜C8−シクロアルキル、モノ−もしくはポリ−フッ素で、C6〜C10−アリールでもしくはアミノで置換されたO−C1〜C6−アルキルであって、ここでアミノもまたC1〜C4−アルキルによって1回またはそれ以上置換されてよく、または場合によってN(C1〜C6−アルキル)2によって置換されたSO2−NH−C1〜C6−アルキル、またはSO2−NH−(2,2,6,6テトラメチルピペリジン−4−イル)、C1〜C4−アルキルで置換されたSO2−NH−C3〜C8−シクロアルキル、SO2−N(C1〜C6−アルキル)2またはCO−N(C1〜C6−アルキル)2であり、そしてN(C1〜C6−アルキル)2は、場合によってはそれぞれC1〜C4−アルキルで置換されてよいピペリジノ、モルホリノまたはピペラジノであってもよい
    請求項1または2に記載の式1の化合物の使用。
  5. 式1において、
    4が水素、2−オキソピロリジン−1−イル、2,5−ジメチルピロール−1−イルまたはC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシであってハロゲンによって置換されてよい
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  6. 式1において、
    4がNR6−A−R7であり、ここで
    6が水素またはメチルであり、
    Aが単結合であり、そして
    7が、水素;
    ハロゲンによって1回または2回置換されてよいC1〜C12−アルキル;
    1〜C4−アルキルまたはC1〜C4−アルキルオキシカルボニルによって1回または2回置換されてよいC2〜C18−アルケニル;
    ハロゲン、C1〜C6−アルキルオキシ、CF3、シアノ、C5〜C6−シクロアルキル、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシによって置換されていてよいC6〜C10−アリール−C1〜C4アルキル(ここで、アリールがハロゲンまたはCF3によって再度置換されてよい);
    5〜C8−シクロアルキル−C1〜C4−アルキル;
    またはHet−(CH2)r−基(ここで、rは1、2または3であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であって、ハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシまたはC1〜C4−アルキルオキシカルボニルによって置換されてよい)である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  7. 式1において、
    4がNR6−A−R7であり、ここで
    6が水素であり、
    Aが−CO−であり、そして
    7が、C1〜C18−アルキル(これはハロゲン、フェニル、フェノキシ、フェニルカルボニルまたはC1〜C4−アルキルオキシカルボニルによって置換されてよく、ここでフェ
    ノキシもまたメチル、ハロゲンまたはメチルメルカプトによって置換されてよい);
    6〜C10−アリールによって置換されてよいC2〜C18−アルケニル;
    ハロゲン、C1〜C8−アルキル、フェニル−C1〜C4−アルキル、CF3、OCF3、フルオロスルホニル、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、フェノキシによって置換されてよいC6〜C10−アリール(ここでアリールもまたC1〜C4−アルキルオキシによって置換されてよい);
    6〜C10−アリール−C1〜C4アルキル(ここでアルキルがメトキシまたはCF3で置換されてよく、またアリールがハロゲンで置換されてよい);
    またはHet−(CH2)r−基(ここで、rは0であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であって、ベンゾ縮合され、またC1〜C4−アルキル、ハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシ、ハロフェニルまたはハロベンジルメルカプトによって置換されてよく、ここでベンゾ縮合されたアリールもまたハロゲンまたはメトキシによって置換されてよい)である
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  8. 式1において、
    4がNR6−A−R7であり、ここで
    6が水素であり、
    Aが−CO2−であり、そして
    7が、CF3またはフェニルによって置換されているC1〜C18−アルキル;
    6〜C10−アリール;
    1〜C4−アルキル、ハロゲン、CF3もしくはOCF3、ベンジルオキシまたはフェニルによって置換されているC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキル;
    またはHet−(CH2)r−基(ここでrは0または1であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環であって、ベンゾ縮合され、またC1〜C4−アルキルまたはベンジルによって置換されてよい)である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  9. 式1において、
    4がNR6−A−R7であり、ここで
    6が水素であり、
    Aが−SO2−であり、そして
    7が、CF3によって置換されてよいC1〜C6−アルキル;
    フェニルによって置換されてよいC2〜C4−アルケニル;
    1〜C6−アルキル、ハロゲン、C1〜C4−アルキルオキシまたはベンジルによって置換されてよいC6〜C10−アリール;
    ハロゲンによって置換されたビフェニリル−C1〜C4−アルキル;
    またはHet−(CH2)r−基(ここでrは0であり、Hetは飽和または不飽和の5員〜7員の複素環である)である
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  10. 式1において、
    4がNR6−A−R7であり、ここで
    6が水素であり、
    Aが−CO−NH−であり、そして
    7が、C1〜C4−アルキルオキシカルボニル、N(C1〜C4−アルキル)2、またはハロゲンまたはアミノスルホニルによって置換されてよいフェニルによって置換されてよいC1〜C10−アルキルであって、;
    1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルキルオキシ、C1〜C6−アルキルオキシカルボニル、フェノキシ、OCF3、ベンジルまたはピリジルによって置換されてよいC6〜C10
    アリール(ここでアルキルがC1〜C4−アルキルオキシカルボニルまたはカルボキシルによって再度置換されてよい);
    ヒドロキシル、またはインダニルによって置換されてよいC5〜C8−シクロアルキル;
    またはHet−(CH2)r−基(ここでrは0または1であり、Hetはベンジルによって置換されてよい飽和または不飽和の5員〜7員の複素環である)である
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  11. 式1において、
    2およびR5が水素であり、
    3が、水素、C6〜C10−アリール、O−C6〜C10−アリール、場合によってC1〜C4−アルキルで置換されたC6〜C10−アリールオキシメチル、O−ベンジル、一フッ素もしくは多フッ素で、またはアミノで置換されたO−C1〜C6アルキル(ここで、アミノもまたC1〜C4−アルキルによって1回またはそれ以上置換されてよく、または場合によってモノ−もしくはポリ−C1〜C4−アルキルで置換されたO−C3〜C8−シクロアルキルである)、そして
    4が、水素、C6〜C10−アリール、C3〜C8−シクロアルキル、場合によってモノ−もしくはポリ−C1〜C4−アルキルでまたはハロゲンで置換されたO−C6〜C10−アリールまたはO−C3〜C8−シクロアルキル、一フッ素もしくは多フッ素で置換されたO−C1〜C6−アルキル、場合によってN(C1〜C6−アルキル)2によって置換されたSO2−NH−C1〜C6−アルキル、またはSO2−NH−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)、C1〜C4−アルキル、SO2−N(C1〜C6−アルキル)2もしくはCO−N(C1〜C6−アルキル)2によって1回またはそれ以上置換されたSO2−NH−C3〜C8−シクロアルキル、そして
    N(C1〜C6−アルキル)2もまた、それぞれが場合によってC1〜C4−アルキルで置換されてよいピペリジノ、モルホリノまたはピペラジノである
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  12. 式1において、
    1が、メチル、エチル、ブチル、イソプロピルまたはベンジルであり、
    2およびR5が水素であり、
    3が、水素、トリフルオロメトキシ、トリフルオロブトキシ、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、フェニル、2−ジエチルアミノエチルオキシまたは3−メチルフェノキシメチルであり、そして
    4が水素、トリフルオロメトキシ、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ、フェノキシ、4−クロロフェノキシ、シクロヘキシル、フェニル、モルホリノスルホニル、3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアミノスルホニル、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イルアミノスルホニル、2−(ジイソプロピルアミノエチル)アミノスルホニル、4−メチルピペラジン−1−イルスルホニル、3,3−ジメチルピペリジノカルボニルもしくは3,5−ジクロロフェノキシである
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  13. 式1において、
    1が、メチル、エチル、ブチル、イソプロピルまたはベンジルであり、
    2およびR5が水素であり、
    3が、水素、トリフルオロメトキシ、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ、ベンジルオキシまたはフェノキシであり、そして
    4が、水素、トリフルオロメトキシ、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシルオキシ、フェノキシ、シクロヘキシル、フェニル、モルホリノスルホニルまたは3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアミノスルホニルである
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  14. 式1において、
    1がC1〜C4−アルキルであり、
    2が水素であり、
    3が水素、トリフルオロメトキシ、ベンジルオキシであり、
    4が水素、トリフルオロメトキシ、4−クロロフェノキシ、4−トリフルオロメチルベンゾイルアミノであり、そして
    5が水素である
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  15. 式1において、R1がメチルである請求項1〜14のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  16. 肥満の予防または治療のための薬を製造するための、1つまたはそれ以上の膵臓リパーゼ阻害剤と組み合わせた請求項1〜15のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
  17. 1型および2型の真性糖尿病の予防または治療のための、1つまたはそれ以上の膵臓リパーゼ阻害剤と組み合わせた請求項1〜15のいずれか1項に記載の式1の化合物の使用。
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