JP2005518621A - ディスクドライブ内のレーザダイオードの温度の制御 - Google Patents
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Abstract
ディスクドライブ内で、半導体レーザの温度は、少なくとも1つの電気的パラメータを測定することによってモニタされる。冷却、又はクロック周波数若しくは媒体の回転速度を減少させるような温度減少ステップが、前記半導体レーザの寿命を保存するために講じられる。
Description
本発明は、一般的には、光学記憶の分野に関し、更に詳細には、光学記憶媒体から情報を読み出す若しくはこれに情報を書き込む装置、又は光学記憶媒体、特に光学ディスクに関する。
一般に知られているように、このような装置は、ディスクを回転させるモータ、及び前記回転しているディスクの表面を走査するレーザビームを発生するレーザ装置を有する。
動作の間、前記装置の温度は上昇する。レーザ装置の温度が高くなると、レーザ装置の寿命は短縮される。従って、レーザ装置の温度を制限することが望ましい。
従って、光学ディスクドライブは温度制御手段を有しており、この手段は、例えば、ディスクドライブモータの回転速度を低い値に設定することによって、レーザ装置を冷却する。この温度制御手段は、レーザ装置の温度を感知する感知手段を必要とする。特許出願第10-117506号 公開番号11-312361は、ディスクドライブハウジング内部の温度を別個の温度センサによって測定する光学ディスクドライブを記載している。
この既知の設計における1つの不利な点は、このような別個の温度センサを有する必要があることである。他の不利である点は、別個の温度センサは、レーザ装置自体の実際の温度を測定してはいないということである。
本発明の重要な目的は、レーザ装置の温度を正確に制御することができ、別個の温度センサを必要としないようなより簡単な設計を有する光学ディスクドライブを提供することである。
本発明は、一方での前記レーザ装置のしきい電圧と、他方でのその温度との直接的な関係が存在するとの理解に基づくものである。従って、この理解に基づいて、本発明は、前記レーザ装置のしきい電圧を表す、又は該しきい電圧に依存するような少なくとも1つの信号に基づいて、温度制御ステップを講じることを提案する。
具体的な実施例においては、レーザ装置の光出力は、通常動作の間は一定レベルに保持されている。電圧及び電流のような、レーザ装置への電源入力についての電気的パラメータであり、レーザ装置の光出力を前記一定レベルに保持するのに必要であるような電気的パラメータは、該レーザ装置のしきい電圧の実際の値に依存する。従って、これらの電気的パラメータは、レーザ装置の温度を表すために使用され、温度制御ステップは、これらの電気的パラメータの少なくとも1つが所定レベルを超えた場合に講じられる。
本発明のこれら及び他の見地、特徴及び利点は、図面を参照しての本発明の好ましい実施例についての以下の記載によって更に説明され、当該図面中の同一符号は、同一又は同類部分を示す。
図1は、光学ディスクドライブ装置の概略図であり、該装置は、全体として、符号1で示される。前記ディスクドライブ1は、光学ディスク10を収容する手段を有すが、当該収容手段は、簡略化の目的のために省略した。ディスクドライブ1は、ディスク10を回転させる電気モータ2と、レーザビーム4を発生するレーザ装置3とを有し、レーザビーム4はディスク10の主表面に向けられており、ディスク10が回転するときに、光学ディスク10のこの主表面を走査する。このディスクドライブ1は、一方ではレーザ装置3の動作を制御し、且つ、他方ではモータ2の動作を制御する制御ユニット5を更に有する。動作の間、モータ2は、光学ディスク10をある所定の回転速度で駆動するように制御される。
典型的には、前記構成要素はハウジング100内に配される。動作の間、ハウジング100内部の温度は上昇する。このような温度上昇の原因の1つは、モータ2が放熱する事実である。この放熱量は、200Hzのオーダのような比較的高い回転速度において特に問題となる。
図2は、レーザ装置3の必須構成要素の概略図である。レーザ装置3は半導体レーザ構成要素20を有し、これはP型領域21、N型領域22及びこれらの間のPN接合部23を有する。レーザ装置3は、入力電圧Vinを受け取り、この入力電圧をPN接合部23に印加する入力端子24を更に有する。半導体レーザ20は、適切な入力電圧Vinが前記PN接合部に印加された場合、レーザ光LOUTを該PN接合部23から発生する。半導体レーザは一般的に知られているので、このような半導体レーザ20の動作については、ここではこれ以上詳しくは説明しない。
図3は、半導体レーザ20の電流/電圧特性26の概略図である。横軸はPN接合部23上の電圧を表し、一方で縦軸はPN接合部23を介する電流を表している。
図3から分かるように、半導体レーザ20はダイオードのように振る舞う。即ち、前記電圧がゼロから増加するとき、最初は、実質的には全く電流が流れない。電圧があるしきい電圧VTを超えた場合のみ、電流は指数関数的に増加する。このしきい電圧VTは、PN接合部23の実際の温度に依存する。この認識に基づいて、本発明は、PN接合部23の温度を表すパラメータとして、十分に正確に決定されることができるような、このしきい電圧VTを使用することを提案する。
1つの選択肢は、前記しきい電圧VTを実際に測定することである。しかしながら、本発明の更なる熟慮によれば、これは必要ない。半導体レーザ20への電源入力の電気的パラメータを、前記光出力LOUTをほぼ一定に保持しながら測定することがより簡単である。なぜならば、前記パラメータは前記しきい電圧VTに依存し、従って、後に説明するように温度に依存することが分かっているからである。
半導体レーザ20によって発生される光出力LOUTの強度は、半導体レーザ20への電源入力にほぼ比例する、即ちPN接合部23を介する電流Iによって乗算されたPN接合部23における電圧Vinに比例する。図3において、曲線27はVin・I=定数(LOUT=定数 に対応)であるような点を表し、曲線27はレーザ特性26と動作点Wにおいて交わる。前記しきい電圧VTが変化するとき、レーザ特性26はシフトするので、光強度LOUTが一定に保持される場合、新しい動作点Wが設定される。言い替えれば、温度が変化する場合、前記動作点Wは曲線27に沿ってシフトする。従って、前記動作点の位置は、温度を表す。本発明によれば、前記動作点の位置はモニタされ、ここでこの位置が、高すぎると見なされる温度を表す場合、適切な温度減少ステップが講じられる。
実際の実施例では、前記制御ユニット5は、制御電圧VCLを入力電圧Vinとして半導体レーザ20の入力24に供給する出力6を有する。更に、ディスクドライブ1においてレーザビーム4の強度を可能な限り一定に保持することが望ましいため、ディスクドライブ1は、レーザビーム4の強度を感知し、検出器信号Sを発生するために配されたレーザ検出器7を更に有し、前記検出器信号Sは測定される光強度を表し、制御ユニット5の入力8への入力信号として供給される。従って、半導体レーザ20及び光検出器7の組み合わせは、制御ユニット5に対する帰還ループを、出力6における出力制御信号VCLに関して規定する。制御ユニット5は、レーザビーム4の光強度が、入力信号Sによって制御ユニット入力8に合図されたとおりに、一定に留まるような、出力信号VCLを発生するように設計されている。それゆえ、半導体レーザ20のしきい電圧VTの温度依存性を考えれば、制御ユニット5の出力6における電気的パラメータVCL及びIは、動作点Wの「座標」であって、PN接合部23の温度の直接測定を構成する。以下の記述では、制御ユニット5は、前記電気的パラメータVCL及びIを別々にモニタすることはできるけれども、該制御ユニット5は前記動作点Wの位置をモニタすると仮定する。
従って、原理的には、制御ユニット5がPN接合部23の実際の温度を非常に正確に測定することが可能である。しかしながら、これはレーザ装置3の温度を制御するのには必要ない。制御ユニット5は、レーザ装置3の温度が臨界温度値TCRITに到達したと分かると直ちに、適切なアクションをするように設計されていれば十分である。一般に、この所定の値TCRITは、半導体レーザ装置3の製造者によって規定される。一方での制御ユニット5の出力6(即ち動作点Wの位置)における電気的パラメータと、他方でのPN接合部23の温度との間の関係は固定された関係であって、臨界温度TCRITは、臨界動作点WCRITに対応する。従って、制御ユニット5は、前記動作点Wが所定の臨界動作点WCRITに到達したときに、適切なアクションをするように設計されることができる。
当業者にとって明らかであるように、前記臨界動作点WCRITは、臨界座標VCRIT及びICRITを有する。従って、制御ユニット5は、出力電圧VCLと出力電流Iとをモニタし、その間、前記レーザビームの光強度を一定に保持しながら、出力電圧VCLと出力電流Iの何れか一方が、それぞれ対応する臨界値VCRIT及びICRITに到達したとき、適切なアクションをするように設計することもできる。
前記適切な温度減少アクションは、例えば、レーザ装置3をオフへと完全に切り替えるステップ、別個の冷却ユニット(図示略)を稼動させるステップ、又はモータ2の回転速度が減速されるようにモータ2を制御するステップがあり得る。後者の場合には、前記モータはより少ない放熱をするので、レーザ装置3を冷却させる。
制御ユニット5は、PN接合部23の温度が十分に低いレベルまで低下したとき、通常動作モードに戻るように更に設計されており、該レベルは前記動作点が第2の位置WNORMに到達することによって示されるようなレベルである。
図4は、本発明の好ましい実施例による前記制御ユニット5によってなされる決定を示す流れ図である。以下の説明では、簡略化の目的のために、前記制御ユニットはこの出力電圧をモニタするのみと仮定されている。しかしながら、上述したように、前記制御ユニットは、実際にはこの出力電流もモニタする。
ステップ51でのディスクドライブ1の開始に続き、制御ユニット5は第1動作モードに入り、該制御ユニット5はモータ2が第1回転速度で回転させるように、モータ2へのモータ制御信号Cmを発生し、これはステップ52に示されている。この第1回転速度は比較的高速であり、典型的には100Hzよりも高く、例えば200Hzのオーダである。
第1動作モードにおいて、制御ユニット5は、出力電圧VCLを出力6において常時モニタし、この出力電圧VCLを所定の臨界電圧VCRITと比較するように設計されており、これはステップ53に示されている。この出力電圧VCLが、所定の臨界電圧VCRITよりも高い限りは、制御ユニット5は第1動作モードに留まり、即ちモータ2に、モータ2が前記第1速度で回転させるような前記モータ制御信号Cmを供給し続け、これはステップ52に示されている。
PN接合部23の温度が上昇した場合、PN接合部23のしきい電圧VTは減少する。これは、動作点Wが左側にシフトし(図3)、同じ光強度が、PN接合部23上のより低い電圧、及びにこれ対応するより高い電流において、半導体レーザ20によって発生される。従って、動作の間、制御ユニット5の出力電圧VCLは減少する。制御ユニット5は、出力電圧VCLが前記所定の臨界電圧VCRIT以下であること分かると直ちに、第2動作モードに入り、このモードにおいてはPN接合部23の温度は強制的に低下される。この第2動作モードは、図4にステップ54として示されている。上述したように、この第2動作モードは、装置を冷やす作動又はレーザ3をオフに切り替える作動を含み得る。しかしながら、本発明のこの好ましい実施例において、ステップ54の第2動作モードは、モータ2が、上述した第1回転速度より低い第2回転速度で回転させるようなモータ制御信号Cmの発生を含む。このようにして、モータ2は、より少ない熱を発生し、モータ2は、ハウジング100内で発生される熱の主な源であるから、レーザ装置3のPN接合部23は徐々に冷却されることになる。
この第2動作モードにおいてさえ、制御ユニット5は、この出力電圧VCLを、常時、モニタするように設計されており、ここでは、ステップ55に示されているように、出力電圧VCLを、第2しきい電圧レベルVNORMと比較する。この出力電圧VCLが、前記第2しきい電圧レベルVNORMよりも低い限りは、制御ユニット5は第2動作モードに留まり、即ち該モータ2を前記第2速度で回転させるような前記モータ制御信号Cmをモータ2に供給し続け、これはステップ54に示されている。
冷却のステップの際、PN接合部23のしきい電圧VTは上昇し、制御ユニット5の出力電圧VCLも同様に上昇することを引き起こす。制御ユニット5が、ステップ55において、出力電圧VCLが第2しきい電圧レベルVNORMに到達したと分かると直ちに、制御ユニット5は、前記第2動作モードから前記第1動作モードへと戻るように設計されており、これはステップ52に示されているように、前記モータの回転速度が増加するような第1動作モードである。
特別な実施例においては、ディスクドライブは2つ以上の半導体レーザ20を有し、これらは複数のレーザビーム4を発生するためのものである。この状況は、例えばDVDプレーヤの場合に該当し、図5に模式的に図示されており、2つの半導体レーザ20A及び20Bは共通制御ユニット5によって制御され、該共通制御ユニット5は対応する出力6A及び6Bを有し、これらは対応する制御信号VCL,A及びVCL,Bを供給する。それぞれのレーザビーム4A及び4Bのそれぞれの強度は、それぞれの光検出器7A及び7Bによって測定され、これら光検出器は、帰還測定信号SA及びSBを共通制御ユニット5のそれぞれの入力8A及び8Bに供給する。この場合、制御ユニット5は2つの動作点WA及びWBをモニタするように設計されており、例えば、対応する臨界電圧VCRIT,A及びVCRIT,Bと各出力6A及び6Aにおける各出力電圧をそれぞれ比較することによりモニタするが、ここで、これら2つの臨界電圧VCRIT,A及びVCRIT,Bは、必ずしも互いに同一である必要はないことに留意されたい。更に、制御ユニット5は、この実施例において、出力電圧VCRIT,A又はVCRIT,Bの少なくとも1つが、それぞれ対応する臨界電圧VCRIT,A又はVCRIT,Bに到達した場合、減速されたモータ速度を有する第2動作モードに入る。前記第2動作モードにおいて、制御ユニット5は、出力電圧VCL,A及びVCL,Bとそれぞれ対応する第2電圧しきい電圧レベルVNORM,A及びVNORM,Bとを比較し、全ての出力電圧が対応する第2しきいレベルVNORM,A及びVNORM,Bに到達していた場合、第1動作モードに戻るように設計されている。しかしながら、実際的な状況においては、前記2つ(又はそれ以上)の半導体レーザ装置20A及び20Bは互いに近くに配され得るので、これらの温度は実質上同じである、即ち少なくとも一方の半導体レーザの温度が他方の半導体レーザの温度の良い示度になることができる。従って、これらの場合、制御ユニット5が、ステップ52の第1動作モードからステップ54の第2動作モードへと移行するかどうかの(ステップ53における)決定、及びステップ54の第2動作モードからステップ52の第1動作モードへと移行するかどうかの(ステップ55における)決定は、一方の出力電圧と、対応する臨界電圧又は対応する通常電圧それぞれとの比較に基づくのみで十分である。
本発明は、上述した模範的実施例に限られるものではなく、様々な変形及び修正が、添付した請求項に規定されている本発明の保護範囲内で可能であることは、当業者にとって明らかであるはずである。そもそも、当業者にとって、模範的実施例においては、前記動作点(W)がモニタされているが、該動作点(W)が、前記レーザのしきい電圧(VT)を示すものであり、温度変化によって影響を受けることは、明らかなはずである。
例えば、上述したように、制御ユニット5自体が、ステップ53及び55を実施すると仮定している。しかしながら、何らかの外部ユニットが、制御ユニット5の出力電圧をモニタし、ステップ53及び55を実行し、該ユニットを第1又は第2動作モードへ強いるような命令信号を、前記制御ユニットに送信することは可能である。
更に、上述においては、前記レーザ入力電圧の実際の値VCLは、あるしきい値と比較されると説明されている。好ましい実施例では、前記レーザ入力信号は、ある通常温度、例えば室温又は通常動作温度において測定され、この測定されるレーザ入力電圧は、ゼロ値V0として採用される。次いで、動作中に、レーザ入力電圧の実際の値VCLと前記ゼロ電圧V0との電圧差ΔV(ΔV=VCL-V0)が、実際の温度と前記通常温度との温度差ΔTを示しているものとして採用される。従って、動作の間、前記電圧差ΔVは、ステップ53及び55の決定をするために、あるしきい値と比較される。
Claims (15)
- ディスクドライブ内の半導体レーザの温度を決定する方法であって、前記半導体レーザの動作点を示すような、少なくとも1つの電気的パラメータを測定するステップを有する方法。
- ディスクドライブ内の半導体レーザ装置の動作温度をモニタする方法であって、
電源を前記半導体レーザ装置に供給するステップ、
前記半導体レーザ装置によって発生されたレーザビームの光強度を測定するステップ、
前記光強度が一定に留まるように前記電源を制御するステップ、
前記半導体レーザの前記動作点を示すような、少なくとも1つの電気的パラメータを測定するステップ、及び
一方での前記動作点と、他方での前記動作温度との間の所定の関係に基づいて、前記動作温度を決定するステップ、
を有する方法。 - 半導体レーザ装置を有するディスクドライブを動作させる方法であって、
電源を前記半導体レーザ装置に供給するステップ、
前記半導体レーザ装置によって発生されたレーザビームの光強度を測定するステップ、
前記光強度が一定に留まるように前記電源を制御するステップ、
前記半導体レーザの前記動作点を示すような、少なくとも1つの電気的パラメータを測定するステップ、及び
前記少なくとも1つの電気的パラメータの測定値が、前記レーザ装置の前記動作温度が所定の臨界温度に到達していることを示す場合に、温度減少ステップを講じるステップ、
を有する方法。 - 前記半導体レーザの前記動作点を示す複数の電気的パラメータが測定され、前記複数の電気的パラメータの少なくとも1つが、前記レーザ装置の前記動作温度が所定の臨界温度に到達していることを示す場合に、温度減少ステップを講じる、請求項3に記載の方法。
- 電気的パラメータが所定のパラメータレベルと比較される、請求項3又は4に記載の方法。
- 前記電気的パラメータがある既知の温度において測定され、この測定値がゼロ値として採用され、前記電気的パラメータが、前記ディスクドライブの動作の間に、実際の値を生じさせるように測定され、前記電気的パラメータの前記実際の値と前記ゼロ値との差が所定のしきい値と比較される、請求項5に記載の方法。
- 前記温度減少ステップが、例えば、冷却装置若しくは換気装置を稼動させるステップ、又はクロック周波数を減少させるステップ、又は前記ディスクドライブのモータの回転速度を減少させるステップ、を有する請求項3ないし6の何れか一項に記載の方法。
- 前記電気的パラメータが、前記半導体レーザ装置が所定の臨界温度に到達していることを示す第1所定パラメータレベルに到達した場合、前記ディスクドライブのモータの回転速度が減速され、前記電気的パラメータが、前記半導体レーザ装置が通常温度に到達していることを示す第2所定パラメータレベルに到達した場合、ディスクドライブの前記モータの前記回転速度が加速される、請求項7に記載の方法。
- 光学ディスクを回転させるディスクドライブモータ、
レーザビームを発生するレーザ装置、
前記ディスクドライブモータ及び前記レーザ装置を制御する制御ユニット、
を有し、
前記制御ユニットが、前記レーザ装置の前記半導体レーザの前記動作点を示すような、少なくとも1つの電気的パラメータをモニタし、前記少なくとも1つの電気的パラメータに依存して温度作用ステップを講じる、ディスクドライブ。 - 前記制御ユニットが、前記少なくとも1つの電気的パラメータに依存して前記ディスクドライブモータの前記回転速度を制御するように設計されている、請求項9に記載のディスクドライブ。
- 前記制御ユニットの入力に結合された光強度センサであって、前記半導体レーザによって発生された前記レーザビームの少なくとも一部を受け取るように配置され、前記レーザビームの前記光強度を表す測定信号を発生するように設計されている光強度センサを更に有し、一定のレーザビーム強度を保持できるように前記制御ユニットが前記半導体レーザを制御するように設計されている、請求項9又は10に記載のディスクドライブ。
- 前記少なくとも1つの電気的パラメータが前記制御ユニットの出力電圧を有する、請求項11に記載のディスクドライブ。
- 前記少なくとも1つの電気的パラメータが、前記制御ユニットの出力電圧の実際の値と、ある既知の温度で測定された前記制御ユニットの前記出力電圧のゼロ値との差を有する、請求項11に記載のディスクドライブ。
- 複数の半導体レーザを有し、前記制御ユニットが対応する制御信号を前記半導体レーザの対応する1つに夫々供給する複数の出力を有し、前記制御ユニットが前記半導体レーザの1つのみの動作点を示す単一信号をモニタし、前記単一のしきい電圧指示信号に依存して温度作用ステップを講じるように設計されている、請求項9ないし13の何れか一項に記載のディスクドライブ。
- 前記制御ユニットが請求項1ないし8の何れか一項に記載の方法を実施するように設計されている、請求項9ないし14の何れか一項に記載のディスクドライブ。
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