JP3743399B2 - レーザダイオード制御装置、及び制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザダイオード制御装置、制御システム、及び制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザダイオードの光出力パワー及び消光比は温度によって変動するため、光出力パワー及び消光比を一定にするには制御が必要である。通常、レーザダイオードはバイアス電流と変調電流とがレーザ駆動回路を介して供給されて発光する。そして、そのバイアス電流と変調電流とによりレーザダイオードの光出力パワー及び消光比が決まる。従って、光出力パワー及び消光比を一定にするには、バイアス電流と変調電流とを制御すれば良い。このような制御は、Auto Power Control(以下、「APC制御」)として知られている。
【0003】
レーザダイオードの光出力パワー及び消光比を一定にするバイアス電流と変調電流との組み合わせはレーザダイオードに固有である。従って、APC制御では、まず、使用したいレーザダイオードの光出力パワー及び消光比を一定にするバイアス電流及び変調電流を種々の温度で測定し、それらの組み合わせをテーブルとして不揮発性メモリに格納しておく。そして、レーザダイオードの光量を受光素子でモニタし、モニタされたレーザダイオードの光量が目標値よりずれている場合には、そのずれが小さくなるように不揮発性メモリに格納されているテーブルの値を適宜読み出してレーザダイオードに供給することで制御するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の制御手法では、レーザダイオードの光出力パワー及び消光比を一定にするバイアス電流と変調電流との組み合わせをテーブルとして不揮発性メモリに格納しているために、そのテーブルの大きさに応じたメモリ容量を要する。また、レーザダイオードの光出力パワー及び消光比を一定にするための制御の精度を向上させるには、バイアス電流と変調電流との組み合わせを多くとり、テーブルを大きくすれば良い。しかし、上述したようにテーブルが大きくなればメモリ容量が大きくなる。即ち、レーザダイオードの制御の精度を向上させるために、バイアス電流と変調電流との組み合わせを多くとればとるほどより多くのメモリ容量が必要になるという問題点がある。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、格納すべきデータ量を少なくしても制御の精度を向上させることが可能なレーザダイオード制御装置、及び制御方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るレーザダイオード制御装置は、レーザダイオードの発光を制御するレーザダイオード制御装置であって、レーザダイオードに供給するべきバイアス電流と変調電流との関係を示す関数を特定するパラメータを格納する格納部と、レーザダイオードの光量のモニタ結果を受け取り、モニタ結果と目標値との差を算出する演算処理部と、を備え、演算処理部は、モニタ結果と目標値との差の絶対値が第1の閾値以上の場合、バイアス電流及び変調電流のうちの一方に対するステップ幅分の調整と、他方に対する格納部に格納されているパラメータで特定される関数に基づく調整とを開始し、モニタ結果と目標値との差の絶対値が、第1の閾値より小さい第2の閾値以下の場合、バイアス電流及び変調電流の調整を停止することを特徴とする。
【0007】
この場合、格納部に格納されるのは、レーザダイオードに供給するべきバイアス電流と変調電流との関係を示す関数を特定するパラメータである。そのため、格納部には、そのパラメータを格納するメモリ容量があれば良い。
【0008】
また、レーザダイオードの光量のモニタ結果と格納部に格納されているパラメータで特定される関数とに基づいて、レーザダイオードに供給するべきバイアス電流と変調電流とが算出される。このように関数を利用してレーザダイオードに供給するべきバイアス電流と変調電流とを算出するため、バイアス電流及び変調電流のうちの一方を細かく調整して他方を算出することによりレーザダイオードの発光の制御の精度を向上させることができる。この場合にも、格納部に格納するのは関数を特定するパラメータのままであるため、レーザダイオードの発光の制御の精度を向上させるために格納部のメモリ容量を増加させる必要がない。
【0009】
更に、モニタ結果と目標値との差に応じてバイアス電流及び変調電流のうちの一方を調整するため、目標値との差にかかわらず一定の値で調整を行う場合よりも早く目標値に近づけることが可能である。
【0010】
本発明に係るレーザダイオード制御装置が有する演算処理部は、ステップ幅をモニタ結果と目標値との差に応じて変化させることが好ましい。
【0012】
更に、本発明に係るレーザダイオード制御方法は、レーザダイオードの発光を制御する制御方法であって、レーザダイオードに供給するべきバイアス電流と変調電流との関係を示す関数を特定するパラメータを格納部に格納しておき、レーザダイオードの光量のモニタ結果を受け取り、モニタ結果と目標値との差を算出し、モニタ結果と目標値との差の絶対値が第1の閾値以上の場合、バイアス電流及び変調電流のうちの一方に対するステップ幅分の調整と、他方に対する格納部に格納されているパラメータで特定される関数に基づく調整とを開始し、モニタ結果と目標値との差の絶対値が、第1の閾値より小さい第2の閾値以下の場合、バイアス電流及び変調電流の調整を停止することを特徴とする。
【0013】
この方法では、予め格納部に格納しているバイアス電流と変調電流との組み合わせからレーザダイオードに供給するべき組み合わせを抽出するのではなく、供給するべきバイアス電流と変調電流とを、バイアス電流と変調電流との関係を示す関数を利用して算出するため、格納部に必要なメモリ容量はその関数を特定するパラメータを格納するのに要する容量があれば良い。
【0014】
また、モニタ結果と目標値との差に応じて調整が行われるため短時間で目標値への収束が可能となる。
【0015】
また、本発明に係るレーザダイオード制御方法では、ステップ幅をモニタ結果と目標値との差に応じて変化させることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0018】
図1は、本実施形態に係るレーザダイオード制御システム10の概略構成図である。レーザダイオード制御システム10は、レーザモジュール12とレーザ制御装置14とから構成される。
【0019】
レーザモジュール12は、レーザダイオード(以下、「LD」とする)16、LD16を駆動するレーザ駆動回路18、及びLD16の光量をモニタするモニタ手段20とを有する。
【0020】
LD16は、レーザ駆動回路18を介して供給電流Iが供給されて発光する。そして、その光量はモニタ手段20によりモニタされ、そのモニタ結果はLD16の光量に相当する光電流値IPDとして出力されるようになっている。モニタ手段20としては、例えば、フォトダイオード等が考えられる。
【0021】
図2は、LD16への供給電流IとLD16の光出力パワーPとの関係であるI−L特性及びその温度依存性の傾向を示すものである。図2において、横軸は電流Iを示し、縦軸はLD16の光出力パワーPを示す。I−L特性が示すように、供給電流Iが閾値電流ITHを越えるとLD16は発光するようになっている。LD16が、光出力パワーがP1である光及び光出力パワーがP2である光のうちの一方を出力する場合を考える。尚、図2に示すように光出力パワーP1はP2よりも大きいものとする。LD16の光出力パワーがP2である場合にLD16に供給する電流が、閾値電流ITHにマージンを加えたバイアス電流IBである。LD16の光出力パワーがP1である場合にLD16に供給する電流は、バイアス電流IBに変調電流IMを加えた電流である。また、P1とP2との差をΔPとすれば、消光比は、10×log10(ΔP/P2)である。尚、図2の曲線TMは常温でのI―L特性線、曲線TLは低温でのI−L特性線、曲線THは高温でのI−L特性線を夫々示すものである。
【0022】
図2から理解されるように、光出力パワー及び消光比を温度によらず一定にするには、温度変化に応じてバイアス電流IB及び変調電流IMを制御する必要がある。
【0023】
このようにバイアス電流IB及び変調電流IMを制御して、温度が変化してもLD16の光出力パワー及び消光比を一定に保つ制御がAuto Power Control(以下、「APC制御」という)である。
【0024】
次に図1を参照してレーザダイオード制御装置14について説明する。
【0025】
レーザダイオード制御装置14は、上述したAPC制御を行うものであり、A/Dコンバータ22、変数格納部24、格納部26、演算処理部28、及びD/Aコンバータ30を有している。
【0026】
A/Dコンバータ22は、モニタ手段20から出力されたLD16の光量に相当する光電流値IPDをA/D変換して出力するものである。
【0027】
変数格納部24は、A/Dコンバータ22から出力された光電流値IPDを一時的に格納するものである。
【0028】
格納部26は、バイアス電流IBと変調電流IMとの関係を示す関数fを特定するパラメータを格納するものである。パラメータは、関数fがn次関数の場合には、n+1個のパラメータX1〜Xn+1であるが、以下の説明では簡単のためパラメータにはXの符号を付するものとする。本実施形態では、関数fは、LD16の光出力パワー及び消光比を一定にするバイアス電流IBと変調電流IMとの関係を示すものであり、変調電流IMをバイアス電流IBの関数、即ち、IM=f(IB)とする。格納部26は、例えば、不揮発性メモリ等が考えられる。
【0029】
演算処理部28は、モニタ手段20によりモニタされたLD16の光量と格納部26に格納されているパラメータXで特定される関数fとに基づいて、LD16に供給するべきバイアス電流IBと変調電流IMとを算出するものである。
【0030】
D/Aコンバータ30は、演算処理部28により算出されたバイアス電流IBと変調電流IMとをD/A変換して出力するものである。D/Aコンバータ30から出力されたバイアス電流IBと変調電流IMとは、レーザ駆動回路18を介してLD16に供給される。
【0031】
以下に、図3を用いてLD16の発光を制御する手順とともに、LD16の発光の制御方法について説明する。尚、以下の説明において、LD16を最初に発光させる場合には、APC制御の状態を示すフラグは0にセットされているものとする。
【0032】
まず、レーザ駆動回路18を介して或るバイアス電流IBと変調電流IMとをLD16に供給してLD16を発光させる(S100)。次に、モニタ手段20が、LD16の光量をモニタし、その光量に相当する光電流値IPDを出力する(S102)。モニタ手段20から出力された光電流値IPDは、A/Dコンバータ22でA/D変換されて変数格納部24に格納される(S104)。
【0033】
次に、演算処理部28が、変数格納部24に格納されている光電流値IPDを読み込む(S106)。そして、演算処理部28は、S106で読み込んだLD16の光量に相当する光電流値IPDとパラメータXで特定される関数fとに基づいてLD16に供給するべきバイアス電流IBと変調電流IMとを算出する。以下、演算処理部28の算出手順について説明する。
【0034】
まず、APC制御により達成すべきLD16の光量に相当する光電流値である目標値IPD0と、光電流値IPDとの差の絶対値DIPDを算出する(S108)。そして、絶対値DIPDがAPC制御を開始するための基準値である上側閾値THuよりも大きいか否かを判定する(S110)。
【0035】
ここで、絶対値DIPDが上側閾値THuよりも大きい場合(S110で「Y」)について説明する。
【0036】
この場合、フラグを1に変更する(S112)。そして、光電流値IPDが目標値IPD0よりも大きいか否かを判定する(S114)。光電流値IPDが目標値IPD0よりも大きい場合(S114で「Y」)には、バイアス電流IBをΔIBだけ減少させる(S116)。一方、光電流値IPDが目標値IPD0よりも小さい場合(S114で「N」)には、バイアス電流IBをΔIBだけ増加させる(S118)。ここでは、ΔIBは固定値であり、正の値であるとする。そして、S116又はS118で算出されたバイアス電流IBと格納部26に格納されているパラメータXで特定される関数fとに基づいて、LD16に供給するべき変調電流IMを算出する(S120)。
【0037】
このようにして演算処理部28で算出されたバイアス電流IB及び変調電流IMは、D/Aコンバータ30でD/A変換され、レーザ駆動回路18を介してLD16に供給される(S122)。
【0038】
次に、絶対値DIPDが上側閾値THuよりも大きくない、即ち、絶対値DIPDが上側閾値THu以下である場合(S110で「N」)について説明する。
【0039】
この場合、まず、フラグが1か否かを判定する(S124)。フラグが1の場合(S124で「Y」)には、絶対値DIPDがAPC制御を終了するための基準値である下側閾値THlよりも大きいか否かを判定する(S126)。絶対値DIPDが下側閾値THlよりも大きい場合(S126で「Y」)には、S114に移行する。絶対値DIPDが下側閾値THl以下である場合(S126で「N」)には、フラグを0に変更し(S128)、S122に移行する。この場合、バイアス電流IB及び変調電流IMは調整されずにそのままの値がLD16に供給されることになる。
【0040】
以上の手順で示したように、バイアス電流IB及び変調電流IMを調整することによるLD16の発光の制御は、絶対値DIPDが上側閾値THuを越えた場合に開始される。そして、絶対値DIPDが下側閾値THl以下になり、LD16に供給されているバイアス電流IB及び変調電流IMが維持されるまで上記の手順を実行する。即ち、絶対値DIPDが下側閾値THl以下になり、LD16に供給されているバイアス電流IB及び変調電流IMが維持されるようになった場合に、APC制御は終了する。
【0041】
本実施形態では、上述したように格納部26には、LD16の光出力パワー及び消光比を一定にするバイアス電流IBと変調電流IMとの関係を示す関数fを特定するパラメータXが格納される。そして、演算処理部28は、格納部26からそのパラメータXを読み出してパラメータXで特定される関数fを用いて、LD16に供給するべきバイアス電流IBと変調電流IMとを算出する。従って、格納部26には、関数fを特定するためのパラメータXを格納するのに要する容量があれば良い。
【0042】
更に、LD16の発光の制御の精度を向上させる場合、例えば、従来のように格納部26にLD16の光出力パワー及び消光比を一定にするバイアス電流IB及び変調電流IMの組み合わせをテーブルとして格納するようにしていると、格納すべきバイアス電流IB及び変調電流IMの組み合わせを増やさなければならない。しかし、本実施形態の場合には、演算処理部28においてLD16に供給するべきバイアス電流IBを算出する際にΔIBを小さくすることで精度を向上させることができる。即ち、本実施形態では、格納部26に格納すべきデータ量を大きくすることなくLD16の制御の精度を向上させることが可能である。
【0043】
尚、上記実施形態では、LD16に供給するべきバイアス電流IBを算出するためのΔIBを固定値としたが、例えば、絶対値DIPDの大きさに応じて変化する変数としても良い。この場合、絶対値DIPDが大きい場合にはΔIBを大きくし、絶対値DIPDが小さい場合にはΔIBを小さくすることにより、LD16の光出力パワー及び消光比を早く目標値に収束させることが可能である。
【0044】
また、上記実施形態では、バイアス電流IBと変調電流IMとの関係を示す関数として、変調電流IMをバイアス電流IBの関数としているが、バイアス電流IBを変調電流IMの関数、即ち、IB=f(IM)としても良い。この場合には、変調電流IMを増減させて調整して、関数f(IM)を用いてIBを算出すればよい。
【0045】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、バイアス電流と変調電流との関係を示す関数を特定するパラメータが格納部に格納されるため、格納部にはそのパラメータを格納するメモリ容量があれば良い。また、レーザダイオードに供給されるバイアス電流及び変調電流は、レーザダイオードの光量のモニタ結果と格納部に格納されたパラメータにより特定される関数とに基づいて算出される。従って、バイアス電流及び変調電流の一方を調整するための変化分を小さくすることによりレーザダイオードの制御の精度を向上させることができる。この場合、格納部には、上述したようにパラメータを格納するメモリ容量があれば良い。即ち、格納すべきデータ量を少なくしても制御の精度を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るレーザダイオード制御システムの概略構成図である。
【図2】レーザダイオードのI−L特性及び温度依存性を示す図である。
【図3】レーザダイオードの発光の制御に係る手順を説明するためのフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10…レーザダイオード制御システム、12…レーザモジュール、14…レーザダイオード制御装置、16…レーザダイオード、18…レーザ駆動回路、20…モニタ手段、22…A/Dコンバータ、24…変数格納部、26…格納部、28…演算処理部、30…D/Aコンバータ
Claims (4)
- レーザダイオードの発光を制御するレーザダイオード制御装置であって、
前記レーザダイオードに供給するべきバイアス電流と変調電流との関係を示す関数を特定するパラメータを格納する格納部と、
前記レーザダイオードの光量のモニタ結果を受け取り、前記モニタ結果と目標値との差を算出する演算処理部と、
を備え、
前記演算処理部は、
前記モニタ結果と目標値との差の絶対値が第1の閾値以上の場合、前記バイアス電流及び前記変調電流のうちの一方に対するステップ幅分の調整と、他方に対する前記格納部に格納されているパラメータで特定される関数に基づく調整とを開始し、
前記モニタ結果と目標値との差の絶対値が、前記第1の閾値より小さい第2の閾値以下の場合、前記バイアス電流及び前記変調電流の調整を停止することを特徴とするレーザダイオード制御装置。 - 前記演算処理部は、
前記ステップ幅を前記モニタ結果と前記目標値との差に応じて変化させることを特徴とする請求項1に記載のレーザダイオード制御装置。 - レーザダイオードの発光を制御する制御方法であって、
前記レーザダイオードに供給するべきバイアス電流と変調電流との関係を示す関数を特定するパラメータを格納部に格納しておき、前記レーザダイオードの光量のモニタ結果を受け取り、前記モニタ結果と目標値との差を算出し、
前記モニタ結果と前記目標値との差の絶対値が第1の閾値以上の場合、前記バイアス電流及び前記変調電流のうちの一方に対するステップ幅分の調整と、他方に対する前記格納部に格納されているパラメータで特定される関数に基づく調整とを開始し、前記モニタ結果と目標値との差の絶対値が、前記第1の閾値より小さい第2の閾値以下の場合、前記バイアス電流及び前記変調電流の調整を停止することを特徴とするレーザダイオード制御方法。 - 前記ステップ幅を前記モニタ結果と前記目標値との差に応じて変化させることを特徴とする請求項3記載のレーザダイオード制御方法。
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