JP2005510025A - 高発光効率を有する有機発光装置 - Google Patents

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Abstract

有機発光装置(OLED)の発光層の中で、大部分の電子と正孔とが結合する、高い発光効率を有するOLEDを開示する。前記OLEDは、基板上に形成された第1電極、有機発光層を含有する少なくとも1つの有機層、前記有機層上に形成された第2電極、前記有機発光層のイオン化ポテンシャルよりも高いイオン化ポテンシャルを有する材料を含み、前記第1電極と前記有機発光層との間に形成された正孔誘導層、及び/又は前記有機発光層の電子親和性よりも高い電子親和性を有する材料を含み、前記第2電極と前記有機発光層との間に形成された電子阻止層を含む。

Description

発明の詳細な説明
《発明の分野》
本発明は、高発光効率を有する有機発光装置(Organic Light−Emitting Device;OLED)に関し、特には、正孔と電子との大部分がOLEDの発光層内で結合する、高発光効率及び長寿命を有する前記有機発光装置に関する。
《発明の背景》
一般に、OLEDは、透明陽極、金属陰極、及び低分子又は高分子の発光有機化合物を含み、陽極と陰極との間に形成された発光層を有する。陽極と陰極との間に電圧が印加されると、発光層から光が放射される。前記OLEDは、応答速度が速いだけでなく、優れた輝度及び広い観察角を有する。また、前記OLEDは、駆動電圧が低く、可視領域での全色相の表示が可能であり、自己発光性を有するので発光用のバックライトが不要であるという点で有利である。その上、前記OLEDは、薄膜及び可撓性タイプの装置への製作が可能であり、そして周知の膜作製技術による大量生産が可能である。
図1は通常のOLEDの断面図である。図1に示すように、前記OLEDは、第1電極12(陽極)、前記第1電極12上に形成された少なくとも1つの有機発光層20、及び前記第1電極12と対面した状態で前記発光層20上に形成された第2電極22(陰極)を含む。通常、第1電極12は高い仕事関数を有する材料、例えば、インジウムチンオキサイド(Indium TinOxide;ITO)、ポリアニリン、及び銀(Ag)から製造され、第2電極22は低い仕事関数(一般的に4eV未満)を有する材料、例えば、Al、Mg−Ag、Li、及びCaから製造される。有機発光層20は、有機発光単体化合物又は共役高分子からなる。また、正孔注入層14及び正孔輸送層16を、第1電極12と発光層20との間に設けることによって、正孔注入及び正孔輸送を促進することができる。正孔注入層14は、陽極のイオン化ポテンシャルよりも高く、発光層20のイオン化ポテンシャルよりも低いイオン化ポテンシャルを有する材料から製造され、正孔輸送層16は、正孔注入層14のイオン化ポテンシャルよりも高く、発光層20のイオン化ポテンシャルよりも低いイオン化ポテンシャルを有する材料から製造される。また、電子注入層24及び電子輸送層26を、一般には第2電極22と発光層20との間に設けて、電子注入及び電子輸送を促進することができる。電子注入層24は、陰極22の仕事関数よりも高い仕事関数を有すると共に、電子輸送層26の電子親和性よりも低い電子親和性を有する材料から製造され、そして電子輸送層26は、電子注入層24の電子親和性よりも高く、発光層20の電子親和性よりも低い電子親和性を有する材料から製造される。
作動中に、電圧の印加によって、陽極12及び陰極22において正孔及び電子が生成される。生成された正孔及び電子は、正孔注入層14、正孔輸送層16、電子注入層24、及び電子輸送層26を介して発光層20中に注入される。前記の注入された正孔及び電子は、発光層20中で再結合し、これによって光放射が誘導され、そして放射された光は、光学的に透明な材料から製造された陽極12及び基板10を通じて表示される。
前記発光層20に注入される正孔及び電子の量は、正孔注入層14、正孔輸送層16、電子注入層24、又は電子輸送層26の厚さを変更することによって、あるいは前記の各層を構成する材料を変更することによって調節することができる。しかしながら、大型OLED中の各層の厚さを精密に制御することは、通常困難である。更に、陽極12及び陰極22間に印加される電圧が増加するのに伴って、注入される電子の量が増加する。この場合、注入される電子の一部が発光層20を通過して、そして発光層20以外の層中で消滅する。従って、前記電子の一部を、発光のために用いることができず、これはOLEDの発光効率を低下させる。
《発明の概要》
本発明の目的は、大部分の電子及び正孔をOLEDの発光層内で結合させて、高い発光効率を有するOLEDを提供することにある。
本発明の他の目的は、OLEDの発光効率を改良し、それによって、OLEDの寿命を増加させることである。
前記目的を達成するために、本発明は、基板上に形成された第1電極、有機発光層を含有する少なくとも1つの有機層、前記有機層上に形成された第2電極、前記有機発光層のイオン化ポテンシャルよりも高いイオン化ポテンシャルを有する材料を含み、前記第1電極と前記有機発光層との間に形成された正孔誘導層、及び/又は前記有機発光層の電子親和性よりも高い電子親和性を有する材料を含み、前記第2電極と前記有機発光層との間に形成された電子阻止層を含むOLEDを提供する。
好ましくは、前記正孔誘導層は、前記第1電極上に形成された正孔輸送層と前記発光層との間に形成されており、そして前記電子阻止層は、前記発光層上に形成された電子輸送層と前記発光層との間に形成される。あるいは、前記正孔誘導層及び前記電子阻止層は、各々、前記正孔輸送層及び前記電子輸送層に混入されることによって形成することができる。
《図面の簡単な説明》
以下の詳細な説明を、添付図面と組み合わせて、参照することにより、本発明がより完全に理解され、それに伴う長所も明らかになるであろう。図面において類似の参照番号は同一又は類似の成分を示している。
図1は、通常のOLEDの断面図である。
図2は、本発明の一実施態様によるOLEDの断面図である。
図3a及び図3bは、それぞれ、従来技術及び本発明の一実施態様によるOLEDのエネルギーバンドダイヤグラムである。
図4a及び図4bは、それぞれ、従来技術及び本発明の一実施態様によるOLEDの印加電圧と電流密度及び輝度との関係を示すグラフである。
図5a及び図5bは、それぞれ、従来技術及び本発明の一実施態様によるOLEDの印加電圧と発光効率との関係を示すグラフである。
《発明の詳細な説明》
図2は、本発明の一実施態様によるOLEDの断面図である。図2に示すように、本発明によるOLEDは、2つの電極間に発光性有機材料を挿入して、電極間に稼動電圧を印加することによって光を放射する。2つの前記電極の内の一方は、放射光を透過するために透明でなければならない。
図2に示すように、本発明の一実施態様によるOLEDは、陽極12、正孔注入層14、正孔輸送層16、正孔誘導層18、発光層20、電子阻止層28、電子輸送層26、電子注入層24、及び陰極22を含み、これらは基板10の上に順次形成される。前記正孔注入層14及び前記電子注入層24は、OLEDの構造に基づいて選択的に形成することができる。
正孔誘導層18は、正孔輸送層16の上の発光層20のイオン化ポテンシャルよりも高いイオン化ポテンシャルを有する材料をドーピングするか又は蒸着することによって形成することができる。あるいは、前記正孔誘導層18は、前記正孔誘導層18を製造するための材料と前記正孔輸送層16を製造するための材料とを混合し、そして次にそれらを蒸着することによって、混合した形で前記正孔輸送層16内に形成することができる。この場合は、正孔誘導層の実際的な厚さを0〜500Å、好ましくは1〜100Åとすることができる。
発光層20に注入される電子の量を制御する目的で、前記発光層20の上に前記発光層20の電子親和性よりも高い電子親和性を有する材料をドーピングするか又は蒸着することによって、電子阻止層28を形成することができる。あるいは、前記電子阻止層28は、前記電子阻止層28を製造するための材料と電子輸送層26を製造するための材料とを混合し、そして次に、それらを蒸着することによって、混合された形で、前記電子輸送層26内に形成することができる。この場合には、前記電子阻止層の実際的な厚さを0〜500Å、好ましくは1〜100Åとすることができる。
本発明によるOLEDにおいて、正孔誘導層18は、発光層20のイオン化ポテンシャルよりも高いイオン化ポテンシャルを有する材料、すなわち前記発光層20のHOMO準位よりも低いHOMO準位を有する材料で形成される。従って、前記発光層20内の電子を前記正孔誘導層18へ誘導的に注入することができる。これにより、前記発光層20の正孔密度が増加し、そしてOLEDの発光効率が向上する。電子阻止層28は、前記発光層20の電子親和性よりも高い電子親和性を有する材料、すなわち前記発光層20のLUMO準位よりも高いLUMO準位を有する材料で形成される。こうして前記発光層20に注入される電子の量を、前記電子阻止層28によって制御することができる。従って、前記発光層20に注入される正孔の量と電子の量とを均衡させることができ、前記発光層20の中での電子と正孔との再結合の可能性が増加し、そしてOLEDの発光効率が向上する。なお、図2に示したOLEDは、前記正孔誘導層18と、前記電子阻止層28の両方を含んでいるが、本発明によるOLEDは、前記の2つの層の内の一方を含むことができる。
従来技術及び本発明の一実施態様によるOLEDのエネルギーバンドダイヤグラムを、それぞれ図3a及び3bに示す。図3a及び3bのエネルギーバンドに示した参照番号は、そのエネルギーバンドが、図2において同じ参照番号で示されたエネルギーバンドであることを示す。図3Aに示すように、従来のOLEDでは、陽極12、正孔注入層14、正孔輸送層16、そして発光層20のイオン化ポテンシャルが段階的に増加して、正孔を前記発光層20に自然に誘導し、そして従来のOLEDでは、陰極14、電子注入層24、電子輸送層26、そして前記発光層20の電子親和性が段階的に増加して、電子を発光層20に自然に誘導する。
対照的に、図3bに示す本発明の一実施態様によるOLEDは、前記電子輸送層26と前記発光層20との間に、前記発光層20の電子親和性よりも高い電子親和性を有する電子阻止層28を形成して、前記発光層20に注入される電子の量を制御する。更に、前記正孔輸送層16と前記発光層20との間に、前記発光層20のイオン化ポテンシャルよりも高いイオン化ポテンシャルを有する正孔誘導層18を提供して、前記発光層20の正孔密度を増加させる。
本発明において、陽極12は、高い仕事関数を有する材料〔例えば、インジウムチンオキサイド(ITO)、ポリアニリン、及び銀(Ag) 〕から製造することができ、そして陰極22は、低い仕事関数を有する材料(例えば、Al、Mg−Ag、Li及びCa)から製造することができる。有機発光層20は、電子阻止層28及び/又は正孔誘導層18を製造するための材料との間で前記エネルギー関係を満足する限り、各種従来の有機化合物から製造することができる。前記有機発光層20を製造するための前記有機化合物は、例えば、トリス(8−キノリノレート)アルミニウム(Alq)、10−ベンゾ[h]キノリノール−ベリリウム錯体(BeBq)、又はトリス(4−メチル−8−キノリノレート)アルミニウム(Almq)であり、これは緑色光(550nm)を発する。青色(460nm)発光単一化合物は、例えば、金属錯体〔例えば、ビス[2−(2−ベンゾオキサゾリル)フェノラト]亜鉛(II)(ZnPBO)又はビス(2−メチル−8−キノリノラト)(パラ−フェニル−フェノラト)アルミニウム(Balq)〕又は有機化合物〔例えば、ストリルアリーレン誘導体、4,4’−ビス(2,2’−ビフェニルビニル)−1,1’−ビフェニル(DPVBi)、オキサジアゾール誘導体、又はビスストリルアントラセン系の誘導体(例えば、 (4,4’−ビス((2−カルバゾール)ビニレン)ビフェニル)〕である。赤色(590nm)発光有機化合物は、例えば、4−(ジシアノメチレン)−2−メチル−6−(p−ジメチルアミノスチリル)−4H−ピラン(DCM)又はDCM系の4−ジシアノメチレン−6−cp−ユロリジノスチリル−2−tert−ブチル−4H−ピラン(DCJTB)である。これらの化合物に加えて、各種の他の有機化合物又は共役オリゴマー若しくは共役ポリマーを用いて、前記有機発光層20を形成することができる。更に、良好な電子/正孔移動性及び良好な発光効率を有するホスト材料と、多様な色彩を有するドーパントとを混合して、前記有機発光層20を形成することができ、これはゲスト−ホストドーピングシステムと一般に称されている。
正孔注入層14及び正孔輸送層を形成するための材料は、例えば、ポルフィリン化合物〔例えば、銅フタロシアニン(CuPc; 米国特許第4356429号參照)〕、トリ(フェニルジアミン)誘導体〔例えば、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン(TPD)、4,4’,4’’−トリス[3−メチルフェニル(フェニル)アミノ]トリフェニルアミン(m−MTDATA)、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(1−ナフチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン(α−NPD)、N,N,N’,N’−テトラキス(m−メチルフェニル)−1,3−ジアミノベンゼン(PDA)、1,1−ビス[N,N−ジ(p−トリル)アミノフェニル]シクロヘキサン(TPAC)〕、ストリルアミン誘導体、及び芳香族縮合環をもつアミン誘導体〔例えば、N,N’−ビス−(1−ナフチル)−N,N’−ジフェニルベンジジン〕である。電子注入層24及び電子輸送層26を形成するための材料は、例えば、LiF、1,2,4−トリアゾール(TAZ)、キノリン誘導体、及びAlqである。正孔誘導層18又は電子阻止層28を形成するための材料は、前記正孔誘導層18及び/又は電子阻止層28を製造するための材料が発光層20を製造するための材料との前記エネルギー関係を満たす条件下で、正孔注入層14、正孔輸送層16、電子注入層24、及び電子輸送層26を形成する材料であることができる。正孔誘導層18及び/又は電子阻止層28は、前記エネルギー関係を満足させるために必要に応じて、1つ又はそれ以上の材料で製造することができる。
正孔誘導層18及び電子阻止層28をはじめとする各層は、各種の従来方法、例えば、スピンコーティング法、熱蒸着法、スピンキャスティング法、スパッタリング法、電子ビーム蒸着法、及び化学気相蒸着(CVD)法によって調製することができる。あるいは、前記各層を製造するための材料2種又はそれ以上を、前記方法によって共蒸着することができる。陽極12及び陰極22は、従来方法、例えば、スパッタリング法、イオンプレーティング法、熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、又は化学気相蒸着法によって調製することができる。有機層の厚さは、特に制限されず、稼動条件及び所望のOLEDの構造によって決定することができる。しかしながら、それぞれの層の厚さは、5nm〜500nmの範囲内であることが好ましい。
以下に、実施例及び比較例を参照して本発明を詳細に説明する。
《実施例》
インジウムチンオキサイド(ITO)をコーティングしたガラス基板を、超音波洗浄し、それから脱イオン水で洗浄した。前記洗浄した基板上の油分を気相トルエンで除去し、そして乾燥した。OLEDを製造するために、厚さ400Åの正孔注入層を、ITO層上にm−MTDATAを真空蒸着することによって形成し、そして厚さ300Åの正孔輸送層を、正孔注入層上にα−NPDを真空蒸着することによって形成した。次に、α−NPDとTAZとの混合物を正孔輸送層上に真空蒸着することにより、厚さ約200Åの正孔誘導層を形成した。α−NPD:TAZの重量比は、1:0.5〜1:1.5であることができ、そして本実施例では前記比は、1:1であった。有機発光化合物としてのAlqを厚さ600Åで真空蒸着して、有機発光層を形成した。次に、TAZ(3−(4−ビフェニル)−4−フェニル−5−tert−ブチルフェニル)−1,2,4−トリアゾール)を厚さ380Åで真空蒸着して、有機発光層上に電子輸送層を形成し、そしてその後、電子輸送層上にLiFを厚さ7Åで蒸着し、銀(Ag)を厚さ2000Åで蒸着して、電子注入層及び陰極を形成した。
《比較例》
正孔誘導層を形成するためにα−NPD及びTAZ混合物を蒸着しないことを除いて、OLEDを前記実施例に記載した方法によって製造した。
比較例及び実施例によるOLEDの印加電圧対電流密度及び輝度の関係を測定して、それぞれを図4a及び4bに示した。図4A及び4Bにおいて、記号「□」は輝度を示し、記号「■」は電流密度を示す。図4a及び4bに示すように、実施例(図4B)のOLEDの輝度は、比較例(図4A)のOLEDの輝度と比較して非常に高い。比較例及び実施例による前記OLEDの印加電圧対発光効率の関係を測定して、それぞれを図5a及び5bに示した。前記発光効率ηは、式:
η= π×L/(V×J)
(式中、Lは輝度であり、Vは印加電圧であり、そしてJは電流密度である)を用いて算出した。図5a及び5bに示すように、実施例(図5B)のOLEDの発光効率は、比較例(図5A)のOLEDと比較して非常に高い(特に低い印加電圧において)。
本発明のOLEDは、前記発光層20と前記陽極12との間に、前記発光層20のイオン化ポテンシャルよりも高いイオン化ポテンシャルを有する材料を挿入し、これによって前記発光層20内に正孔発生を誘導し、そして正孔密度を増加させる。また、前記陰極22と前記発光層20との間に、前記発光層20の電子親和性よりも高い電子親和性を有する前記材料を挿入し、これによって注入される電子の量を制御するか又は減少させ、そして前記発光層20以外の層中で消滅する電子の数を最小化する。従って、発光層20中で電子と正孔とが再結合する可能性が増加し、そしてOLEDの発光効率及び寿命が増加する。
本発明を、好ましい実施態様に沿って詳細に説明したが、添付の請求項に記載されている本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、前記の実施態様に種々の変更及び置換を行うことができることは、当業者に理解されるであろう。
通常のOLEDの断面図である。 本発明の一実施態様によるOLEDの断面図である。 従来技術によるOLEDのエネルギーバンドダイヤグラムである。 本発明の一実施態様によるOLEDのエネルギーバンドダイヤグラムである。 従来技術によるOLEDの印加電圧と電流密度及び輝度との関係を示すグラフである。 本発明の一実施態様によるOLEDの印加電圧と電流密度及び輝度との関係を示すグラフである。 従来技術によるOLEDの印加電圧と発光効率との関係を示すグラフである。 本発明の一実施態様によるOLEDの印加電圧と発光効率との関係を示すグラフである。

Claims (10)

  1. 基板上に形成された第1電極;
    有機発光層を含み、前記第1電極上に形成された少なくとも1つの有機層;
    前記有機層上に形成された第2電極;及び、
    前記有機発光層のイオン化ポテンシャルよりも高いイオン化ポテンシャルを有する材料を含み、前記第1電極と前記有機発光層との間に形成された正孔誘導層、及び/又は前記有機発光層の電子親和性よりも高い電子親和性を有する材料を含み、前記第2電極と前記有機発光層との間に形成された電子阻止層
    を含む有機発光装置。
  2. 前記第1電極上に形成された正孔輸送層を更に含む、請求項1に記載の有機発光装置。
  3. 前記正孔誘導層が、前記正孔輸送層と前記有機発光層との間に形成されている、請求項2に記載の有機発光装置。
  4. 前記正孔誘導層が、前記正孔輸送層に混入されて形成されている、請求項2に記載の有機発光装置。
  5. 前記発光層上に形成された電子輸送層を更に含む、請求項1に記載の有機発光装置。
  6. 前記電子阻止層が、前記電子輸送層と前記有機発光層との間に形成されている、請求項5に記載の有機発光装置。
  7. 前記電子阻止層が、前記電子輸送層に混入されて形成されている、請求項5に記載の有機発光装置
  8. 前記第1電極の上の正孔注入層及び前記第2電極の下の電子注入層を更に含む、請求項1に記載の有機発光装置。
  9. 前記第1電極がITO製であり、前記第2電極がAg製であり、前記正孔誘導層がα−NPDとTAZとの混合物を含み、前記有機発光層がAlq製である、請求項1に記載の有機発光装置。
  10. m−MTDATAを含み、前記第1電極上に形成された正孔注入層、α−NPDを含み、前記正孔注入層上に形成された正孔輸送層を更に含み、前記正孔誘導層が前記正孔輸送層上に形成され、そしてα−NPDとTAZとの混合物から製造される、請求項9に記載の有機発光装置。
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