JP2005503504A - スイミングプール建造用モジュラーパネル - Google Patents
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Abstract
本発明は、垂直ウイング(1b)および(1c)と水平ウイング(1d)および(1e)とから構成された周囲フレームによって画定された、全体として長方形の平面状プレハブ構造体(1)を有するスイミングプール建造用パネルに関する。垂直ウイングの一つは、好ましくはその高さにわたって配された、隣接するパネルの他のウイング(1b)の符合する構造部(1g)と共同作用するのに適合した固定構造部(1f)を有する。符合する構造部(1f)および(1g)は、垂直ウイングに面平行に加えられる押圧力のもとで前記構造部(1f)および(1g)が係合させられた後、パネルの自動的な組立てが可能となるよう、そして構造体(1)の平坦面(1a)との連結部において、垂直ウイング(1a)および(1b)の全長にわたって配置された、ある形を有する形状部(1k)と共同で水密性を確保するよう選定される。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイミングプール構築用要素の技術分野に関する。
【0002】
さらに詳しく言うと、本発明は、その出願人が権利者でもある仏国特許(特許文献1参照)において説明されるタイプのパネルに関する。
【背景技術】
【0003】
説明の残りの部分のより良い理解のため、各パネルは、隣接するモジュラーパネルとの組立てのための特に垂直フランジを画定する周囲縁取りを有する、全体形状が長方形のプレハブ構造体からなることが想起される。各構造体は、その高さ寸法よりも小さな幅寸法を有する。好ましくは、この構造体は、ウォールタイとつながるコンクリートを、その全高にわたって受けるような断面となった別体の補強要素を収容する。
【0004】
たとえば、この補強要素は、直角リムと連携する垂直溝を形成可能な断面を有する。それゆえ前記溝および前記リムは、ウォールタイと合同でコンクリートを受ける。垂直溝は好ましくは、一つの同じ面に設けられた二つの支持および固定フランジ間に形成される。この結果、補強要素は構造体の垂直組立てフランジ間に固定可能となっている。
【0005】
上記仏国特許には、ネジあるいは他のタイプの付属組立て要素を使用する必要のない、さまざま構造体を互いに即座に組立てるための特定の構成が開示されている。
【0006】
この目的のため、この先行技術の内容によれば、構造体の垂直フランジの一つは、その全高にわたって、他のフランジによってもたらされる相補的手段と共同作用する、クリップ連結タイプの即効組立て手段を有する。このクリップ連結タイプのこれら組立て手段は、その端部に、他のフランジの肉厚内に対応して形成された開放開口と共同作用する掛止部位を有する舌片からなる。
【0007】
この組立て方法は、従来技術から公知の組立てシステムに関して甚大な利益をもたらす。しかしながら、クリップ連結タイプの組立て手段は、完全に満足できるものではない。たとえば、開放開口内にクリップ連結舌片を係合させるためには、組立てフランジは連続しているにもかかわらず、構造体を上側に傾ける必要があり、しかもある角度で折り込む必要がある。また、舌片の開口内での完全なクリップ状態を確保するため、プライヤー型の部材を使用することも、しばしば必要となる。
【0008】
この組立て様態はまた、シール状態を確保するため特殊構造を備えることも必要となる。このタイプのパネルを得るための型枠の設計では、型枠からパネルの、特に組立て手段のある部分を離脱させるために必要なインサートあるいはキャリッジの存在に起因する動きを必要とする。これは、ライナーを収容する構造体のフラット面の平坦さに関する問題を組立て後に引き起こす嵌め合い誤差の問題に帰着する。
【特許文献1】
FR 2 765 909
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
依然として付属組立て部材を使用せず即座に、さまざまなモジュラー要素の組立てを可能にするという目標を据えた従来技術のこの状態から出発すると、本発明が解決しようとする課題は、適切な機械により完全自動で、あるいは完全手作業で組立て可能であって、組立て後には、完全にシールされたアセンブリおよび完全な平坦さが得られるという目標を同時に有するとともに、この組立て方法を簡略化することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そうした問題を解決するため、スイミングプール建造用パネルは設計され、かつ発展させられた。それは、
全体形状が長方形で、かつ垂直フランジおよび水平フランジからなる周囲縁取りによって確定されたプレハブフラット構造体を有し、
垂直フランジの一つは、その高さ方向にわたって好適に配された、隣り合うパネルの他のフランジ上の相補的構造部と共同作用可能な固定構造部を有し、
上記相補的構造部は、一方で、前記構造部が係合させられた後、垂直フランジに対して面平行に加えられる押圧力のもとで、パネルを自動的に互いに固定可能とし、しかも他方では、構造体のフラット面とつながるそれらの部分において、垂直フランジの全高にわたって形成された所定形状のフォームと共同でシール状態を確保するよう選定されている。
【0011】
垂直フランジに対して面平行に加えられる力のもとで、同時になされる前記構造体の心出しおよび自動的な固定状態の確保の間に、構造体を互いに組立てるという問題を解決するため、
相補的構造部は、フランジの一つに関しては、前記フランジの肉厚内に形成されたタブからなり、かつ他のフランジに属する、心出しおよび案内形状部に係合可能であり、
タブのそれぞれは、その外面に、分離不可能なセルフロック状態を確立するため、前記形状部に係合した後、相補的凹凸と共同作用可能な掛止用凹凸を有し、
心出しおよび案内形状部は、フランジの支持面から余剰物として形成された窪みあるいはスリーブをなしており、かつその断面はほぼタブの断面に対応し、
前記スリーブが形成されているフランジの一部は、タブがスリーブに係合した際、凹凸を重ね合わせるためのクサビ効果が得られるよう掛止用凹凸を有し、
ある形となった形状部は、いったんタブがスリーブに係合するとシール状態が確保されるよう、垂直フランジの全高にわたって、構造体のフラット面につながる部分に設けられている。
【0012】
組立て後、構造体が分離してしまうリスクを伴わずに構造体を互いにロックする課題を解決するため、掛止用凹凸は、刃みぞ(gullet)歯型の、直線的かつ平行な非常に緊密に設けられた多数の歯からなる。
【0013】
好ましくは、掛止用タブは、対応するフランジの縦方向縁部に直角に形成された二つの平行な切欠きからなり、前記タブの長さ寸法は前記フランジの幅寸法よりも小さい。
【0014】
掛止用タブはフラットな断面を有し、スリーブの縁部によって画定される内部断面は長方形であり、掛止用タブの自由端は角取りされている。
【0015】
構造体が組立てられた後にパネルをシールする課題を解決するため、ある形となったシーリングフォームは、材料の付加的肉厚によって生じるビードからなる。
【0016】
本発明が解決しようとする他の課題は、特にライナーが取り付けられる構造体の上側縁部を完全に整列させることである。この目的のため、掛止用タブの幅寸法は、垂直ポジションで見た構造体の上側部分に位置するスリーブを除いて、スリーブの内部断面の幅寸法よりも小さく、しかも上側部分に位置するスリーブについては、その内部断面の幅寸法は、前記パネルの高さ方向の整合を可能とするよう、タブの幅寸法にほぼ対応している。
【0017】
生産合理化およびコスト削減に関する課題を解決するため、構造体全体は、プラスチックの射出成形によって直接的に得られる。
【0018】
本発明の他の重要な特徴によれば、構造体の内面には、その製造時に直接的に、ウォールタイおよびコンクリート打設用の中空シャフトとして機能する別体の補強要素が備えるネック付き開口と共同作用可能なヘッドおよび心出し部を有するスタッドが設けられており、前記スタッドおよび開口は、構造体の全高にわたって配されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、添付図面を用いて、本発明をさらに詳しく説明する。
【0020】
その全体が(P)によって示された各パネルは、組立て後にスイミングプールを得ることを意図したものであるが、他の応用を排除しない。各パネル(P)は、全体形状が四角形の別個のモジュラー構造体(1)からなる。好ましくは、そして上記仏国特許の内容から明らかなように、各構造体は、フラット面(1a)および周囲アセンブリを有し、かつ剛性を付与する縁取りは、二つの垂直フランジ(1b)および(1c)と、二つの水平フランジ(1d)および(1e)とからなる。非限定的な目安として、各構造体要素(1)の高さは、概ねその幅の4倍に等しい。
【0021】
上記構造体は、二つの構造体要素(1)を即座に並列的に組み付け可能とする相補的構造部を備えた垂直フランジ(1b)および(1c)において、互いに組み付けられる。これと同時に、フラット面(1a)の側方に沿って、それらはシールされる。
【0022】
本発明の基本的特徴によれば、相補的組立て構造部は、一方で、垂直フランジに対して面平行に加えられる押圧力のもとで構造体要素の自動的な固定を可能とするよう、そして、同時に、フランジ(1b)および(1c)とフラット面(1a)との間の連結部に、構造体要素の全高にわたって形成されたある形状を有するフォームと共同でシール状態を付与するよう選定される。
【0023】
これら相補的セルフ固定構造部は、フランジ(1c)については、前記フランジの肉厚内に形成されたタブ(1f)からなる。この掛止用タブ(1f)は、フランジ(1c)の縦方向自由縁部に直角に形成された、二つの平行な切欠き(1f1)および(1f2)によって形成される。タブ(1f)の長さは、幅(1c)よりも短く、しかも切欠き(1f1)および(1f2)の深さよりもわずかに短い。これらタブ(1f)は、他のフランジ(1b)によってもたらされる、相補的な心出しおよび案内形状部(1g)に係合することを意図したものである。
【0024】
これら心出しおよび案内フォーム(1g)は、タブ(1f)の断面に概ね対応した内部断面を画定するスリーブを構成する。このスリーブ(1g)は、フランジ(1b)の支持面からの余剰物として形成されており、かつその縦方向自由端を起点とする。
【0025】
タブ(1f)のそれぞれは、その外面に、スリーブ(1g)の内部断面に係合した後、相補的凹凸(1g1)と共同作用可能な掛止用凹凸(1f3)を有する。この目的のため、凹凸(1g1)は、スリーブ(1g)の横方向縁部によって画定される、フランジ(1b)の一部に直接形成されている。
【0026】
掛止用凹凸(1f3)および(1g1)は、刃みぞ(gullet)歯型の、直線的かつ平行な非常に緊密に設けられた多数の歯からなる。
【0027】
特に図5および図6に示すように、タブ(1f3)がスリーブ(1g)の内部断面に係合した際、歯(1f3)および(1g1)の組は、クサビ効果により互いに噛み合い、かつ重なり合い、掛止用タブ(1f)の厚みが、スリーブ(1g)の内部断面の幅と実質的に極めて等しいことが強調される。
【0028】
構造体要素(1)を組立てるために必要なことの全ては、図3および図5に示されるように、それらを互いに向き合うようにタブ(1f)とスリーブ(1g)とが対応するポジションで配置し、そして垂直フランジに対して面平行に押圧力を加えることである。これによって、歯の組の重なり合いに続いて二つの対向する力が生じ、しかもこうすることで、舌片の弾性作用のもと、重ね合わせられた隣接する構造体要素(1)のフランジ(1b)および(1c)には、互いを完全に押圧しようとする傾向が生じる。
【0029】
こうした組立ては、手作業にて、あるいは公知の適切な手段によって自動で機械的に実施できる。
【0030】
組立てを容易にするため、概して、掛止用タブ(1f)の幅は、スリーブ(1g)の内部断面の幅よりも小さくなる。しかしながら、構造体要素の完全な高さ方向の整合を可能とするため、垂直ポジションで、かつライナーが固定される上側フランジ(1d)の側から見て、構造体の上側部分に設けられたスリーブ(1g)は、その幅がタブ(1f)の幅に対応した内部断面を有する。
【0031】
実に明白なことではあるが、パネルの構造体(1)は、その全体設計に関して、公知の手法で、たとえば上記仏国特許の内容に基づいて製造される。ゆえに、垂直フランジ(1b)(1c)は、その上側および下側端部に、整列のためにある形状とすることが可能な強化ロッドが係合する切欠き(1h)を有する。垂直フランジはまた、ステーを固定するための、および上記条件下で、いくつかのパネル(1)を組立てることでそれぞれ得られる、いくつかのモジュールを一つに連結する組立て部材挿通のための孔(1m)を有していてもよい。
【0032】
同様に、特殊な形のスイミングプールの場合には、たとえばリブを構成する肉厚を減らすことにより形成される接合構造部を、構造体要素の角度調整が可能となるよう組立てフランジ(1b)および(1c)に形成してもよい。
【0033】
相補的掛止用手段を備える、規定された構造体要素(1)の集まりは、好ましくはプラスチックの射出成形によって得られる。
【0034】
同様に、他の重要な特徴によれば、ライナーを受ける面(1a)と対向する、パネルの面(1i)は強化リブを備えていてもよく、しかも付加的方策においては、中空シャフトとして機能する別体の補強要素(2)を固定するための構造部を有していてもよい。
【0035】
上記仏国特許の内容について言及すると、構造体要素(1)の面(1i)は、平行であって、かつ垂直組立てフランジ(1b)および(1c)に近接して設けられた、垂直方向に2列のスタッド(1j)を備える。このスタッド(1j)は、補強要素(2)の支持フランジ(2b)および(2c)のそれぞれに設けられたネック付き開口(2a)と共同作用することを意図したものである。
【0036】
これに関しては、要素(2)が垂直シュート(2d)に連なる直角上端リム(2e)を有することが想起される。このシュート(2d)は、直角リム(2e)と同様に構造体要素(1)が組立てられた後、ウォールタイを構成するコンクリートを受けることを意図したものである。補強要素(2)の幅は、構造体要素(1)の組立てフランジ(1b)および(1c)の内面間の幅に実質的に極めて等しい。各スタッド(1j)は、補強要素(2)のネック付き開口(2a)と共同作用する、ヘッドおよび心出し部を有することもまた想起される。
【0037】
他の特徴によれば、上記条件下での組立て後、すなわち歯付き掛止用タブ(1f)が相補的歯付きスリーブ(1g)に係合した後、構造体要素(1)のシーリングを確保するため、垂直フランジ(1b)および(1c)の全高にわたって、それらが構造体(1)のフラット面(1a)とつながる部分には、ビード(1k)が形成される。このビード(1k)は、いったん歯付きタブ(1f)が相補的スリーブ(1g)と重なり合うとシーリング特性を生じるような、材料の付加的厚みからなる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
利点は上記説明から極めて明白である。そして、以下のことが特に念頭に置かれ、かつ強調される。
構造体要素の組立て容易性;
得られたアセンブリの品質、これは完全な平坦化を可能にする;
構造体要素同士のシーリング;
たとえば、自動的な方法あるいは完全な手作業により、予め決められた幅のパネルを構成するため、いくつかの構造体要素を組立てるのが可能であること。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】パネルの基礎構造体および補強要素の組立て前の斜視図である。
【図2】付属の補強要素を備えた、パネルの基礎構造体の斜視図である。
【図3】二つの構造体要素の組立て前の概略斜視図である。
【図4】二つの要素の組立て後の、図3に対応する図である。
【図5】組立て前の構造体要素の拡大断面図である。
【図6】二つの要素の組立て後の、図5に対応する図である。
【図7】前記要素の縦方向側面に沿って見た、組立て前の構造体の二つの要素の部分図である。
【図8】二つの構造体要素の組立て後の、図7に対応する図である。
【符号の説明】
【0040】
P パネル
1 モジュラー構造体
1a フラット面
1b,1c 垂直フランジ
1d,1e 水平フランジ
1f 掛止用タブ
1f1,1f2 切欠き
1f3 掛止用凹凸
1g スリーブ
1g1 相補的凹凸
1h 切欠き
1i パネルの面
1j スタッド
1k ビード
1m 孔
2 補強要素
2a ネック付き開口
2b,2c 支持フランジ
2d 垂直シュート
2e 直角上端リム
【0001】
本発明は、スイミングプール構築用要素の技術分野に関する。
【0002】
さらに詳しく言うと、本発明は、その出願人が権利者でもある仏国特許(特許文献1参照)において説明されるタイプのパネルに関する。
【背景技術】
【0003】
説明の残りの部分のより良い理解のため、各パネルは、隣接するモジュラーパネルとの組立てのための特に垂直フランジを画定する周囲縁取りを有する、全体形状が長方形のプレハブ構造体からなることが想起される。各構造体は、その高さ寸法よりも小さな幅寸法を有する。好ましくは、この構造体は、ウォールタイとつながるコンクリートを、その全高にわたって受けるような断面となった別体の補強要素を収容する。
【0004】
たとえば、この補強要素は、直角リムと連携する垂直溝を形成可能な断面を有する。それゆえ前記溝および前記リムは、ウォールタイと合同でコンクリートを受ける。垂直溝は好ましくは、一つの同じ面に設けられた二つの支持および固定フランジ間に形成される。この結果、補強要素は構造体の垂直組立てフランジ間に固定可能となっている。
【0005】
上記仏国特許には、ネジあるいは他のタイプの付属組立て要素を使用する必要のない、さまざま構造体を互いに即座に組立てるための特定の構成が開示されている。
【0006】
この目的のため、この先行技術の内容によれば、構造体の垂直フランジの一つは、その全高にわたって、他のフランジによってもたらされる相補的手段と共同作用する、クリップ連結タイプの即効組立て手段を有する。このクリップ連結タイプのこれら組立て手段は、その端部に、他のフランジの肉厚内に対応して形成された開放開口と共同作用する掛止部位を有する舌片からなる。
【0007】
この組立て方法は、従来技術から公知の組立てシステムに関して甚大な利益をもたらす。しかしながら、クリップ連結タイプの組立て手段は、完全に満足できるものではない。たとえば、開放開口内にクリップ連結舌片を係合させるためには、組立てフランジは連続しているにもかかわらず、構造体を上側に傾ける必要があり、しかもある角度で折り込む必要がある。また、舌片の開口内での完全なクリップ状態を確保するため、プライヤー型の部材を使用することも、しばしば必要となる。
【0008】
この組立て様態はまた、シール状態を確保するため特殊構造を備えることも必要となる。このタイプのパネルを得るための型枠の設計では、型枠からパネルの、特に組立て手段のある部分を離脱させるために必要なインサートあるいはキャリッジの存在に起因する動きを必要とする。これは、ライナーを収容する構造体のフラット面の平坦さに関する問題を組立て後に引き起こす嵌め合い誤差の問題に帰着する。
【特許文献1】
FR 2 765 909
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
依然として付属組立て部材を使用せず即座に、さまざまなモジュラー要素の組立てを可能にするという目標を据えた従来技術のこの状態から出発すると、本発明が解決しようとする課題は、適切な機械により完全自動で、あるいは完全手作業で組立て可能であって、組立て後には、完全にシールされたアセンブリおよび完全な平坦さが得られるという目標を同時に有するとともに、この組立て方法を簡略化することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そうした問題を解決するため、スイミングプール建造用パネルは設計され、かつ発展させられた。それは、
全体形状が長方形で、かつ垂直フランジおよび水平フランジからなる周囲縁取りによって確定されたプレハブフラット構造体を有し、
垂直フランジの一つは、その高さ方向にわたって好適に配された、隣り合うパネルの他のフランジ上の相補的構造部と共同作用可能な固定構造部を有し、
上記相補的構造部は、一方で、前記構造部が係合させられた後、垂直フランジに対して面平行に加えられる押圧力のもとで、パネルを自動的に互いに固定可能とし、しかも他方では、構造体のフラット面とつながるそれらの部分において、垂直フランジの全高にわたって形成された所定形状のフォームと共同でシール状態を確保するよう選定されている。
【0011】
垂直フランジに対して面平行に加えられる力のもとで、同時になされる前記構造体の心出しおよび自動的な固定状態の確保の間に、構造体を互いに組立てるという問題を解決するため、
相補的構造部は、フランジの一つに関しては、前記フランジの肉厚内に形成されたタブからなり、かつ他のフランジに属する、心出しおよび案内形状部に係合可能であり、
タブのそれぞれは、その外面に、分離不可能なセルフロック状態を確立するため、前記形状部に係合した後、相補的凹凸と共同作用可能な掛止用凹凸を有し、
心出しおよび案内形状部は、フランジの支持面から余剰物として形成された窪みあるいはスリーブをなしており、かつその断面はほぼタブの断面に対応し、
前記スリーブが形成されているフランジの一部は、タブがスリーブに係合した際、凹凸を重ね合わせるためのクサビ効果が得られるよう掛止用凹凸を有し、
ある形となった形状部は、いったんタブがスリーブに係合するとシール状態が確保されるよう、垂直フランジの全高にわたって、構造体のフラット面につながる部分に設けられている。
【0012】
組立て後、構造体が分離してしまうリスクを伴わずに構造体を互いにロックする課題を解決するため、掛止用凹凸は、刃みぞ(gullet)歯型の、直線的かつ平行な非常に緊密に設けられた多数の歯からなる。
【0013】
好ましくは、掛止用タブは、対応するフランジの縦方向縁部に直角に形成された二つの平行な切欠きからなり、前記タブの長さ寸法は前記フランジの幅寸法よりも小さい。
【0014】
掛止用タブはフラットな断面を有し、スリーブの縁部によって画定される内部断面は長方形であり、掛止用タブの自由端は角取りされている。
【0015】
構造体が組立てられた後にパネルをシールする課題を解決するため、ある形となったシーリングフォームは、材料の付加的肉厚によって生じるビードからなる。
【0016】
本発明が解決しようとする他の課題は、特にライナーが取り付けられる構造体の上側縁部を完全に整列させることである。この目的のため、掛止用タブの幅寸法は、垂直ポジションで見た構造体の上側部分に位置するスリーブを除いて、スリーブの内部断面の幅寸法よりも小さく、しかも上側部分に位置するスリーブについては、その内部断面の幅寸法は、前記パネルの高さ方向の整合を可能とするよう、タブの幅寸法にほぼ対応している。
【0017】
生産合理化およびコスト削減に関する課題を解決するため、構造体全体は、プラスチックの射出成形によって直接的に得られる。
【0018】
本発明の他の重要な特徴によれば、構造体の内面には、その製造時に直接的に、ウォールタイおよびコンクリート打設用の中空シャフトとして機能する別体の補強要素が備えるネック付き開口と共同作用可能なヘッドおよび心出し部を有するスタッドが設けられており、前記スタッドおよび開口は、構造体の全高にわたって配されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、添付図面を用いて、本発明をさらに詳しく説明する。
【0020】
その全体が(P)によって示された各パネルは、組立て後にスイミングプールを得ることを意図したものであるが、他の応用を排除しない。各パネル(P)は、全体形状が四角形の別個のモジュラー構造体(1)からなる。好ましくは、そして上記仏国特許の内容から明らかなように、各構造体は、フラット面(1a)および周囲アセンブリを有し、かつ剛性を付与する縁取りは、二つの垂直フランジ(1b)および(1c)と、二つの水平フランジ(1d)および(1e)とからなる。非限定的な目安として、各構造体要素(1)の高さは、概ねその幅の4倍に等しい。
【0021】
上記構造体は、二つの構造体要素(1)を即座に並列的に組み付け可能とする相補的構造部を備えた垂直フランジ(1b)および(1c)において、互いに組み付けられる。これと同時に、フラット面(1a)の側方に沿って、それらはシールされる。
【0022】
本発明の基本的特徴によれば、相補的組立て構造部は、一方で、垂直フランジに対して面平行に加えられる押圧力のもとで構造体要素の自動的な固定を可能とするよう、そして、同時に、フランジ(1b)および(1c)とフラット面(1a)との間の連結部に、構造体要素の全高にわたって形成されたある形状を有するフォームと共同でシール状態を付与するよう選定される。
【0023】
これら相補的セルフ固定構造部は、フランジ(1c)については、前記フランジの肉厚内に形成されたタブ(1f)からなる。この掛止用タブ(1f)は、フランジ(1c)の縦方向自由縁部に直角に形成された、二つの平行な切欠き(1f1)および(1f2)によって形成される。タブ(1f)の長さは、幅(1c)よりも短く、しかも切欠き(1f1)および(1f2)の深さよりもわずかに短い。これらタブ(1f)は、他のフランジ(1b)によってもたらされる、相補的な心出しおよび案内形状部(1g)に係合することを意図したものである。
【0024】
これら心出しおよび案内フォーム(1g)は、タブ(1f)の断面に概ね対応した内部断面を画定するスリーブを構成する。このスリーブ(1g)は、フランジ(1b)の支持面からの余剰物として形成されており、かつその縦方向自由端を起点とする。
【0025】
タブ(1f)のそれぞれは、その外面に、スリーブ(1g)の内部断面に係合した後、相補的凹凸(1g1)と共同作用可能な掛止用凹凸(1f3)を有する。この目的のため、凹凸(1g1)は、スリーブ(1g)の横方向縁部によって画定される、フランジ(1b)の一部に直接形成されている。
【0026】
掛止用凹凸(1f3)および(1g1)は、刃みぞ(gullet)歯型の、直線的かつ平行な非常に緊密に設けられた多数の歯からなる。
【0027】
特に図5および図6に示すように、タブ(1f3)がスリーブ(1g)の内部断面に係合した際、歯(1f3)および(1g1)の組は、クサビ効果により互いに噛み合い、かつ重なり合い、掛止用タブ(1f)の厚みが、スリーブ(1g)の内部断面の幅と実質的に極めて等しいことが強調される。
【0028】
構造体要素(1)を組立てるために必要なことの全ては、図3および図5に示されるように、それらを互いに向き合うようにタブ(1f)とスリーブ(1g)とが対応するポジションで配置し、そして垂直フランジに対して面平行に押圧力を加えることである。これによって、歯の組の重なり合いに続いて二つの対向する力が生じ、しかもこうすることで、舌片の弾性作用のもと、重ね合わせられた隣接する構造体要素(1)のフランジ(1b)および(1c)には、互いを完全に押圧しようとする傾向が生じる。
【0029】
こうした組立ては、手作業にて、あるいは公知の適切な手段によって自動で機械的に実施できる。
【0030】
組立てを容易にするため、概して、掛止用タブ(1f)の幅は、スリーブ(1g)の内部断面の幅よりも小さくなる。しかしながら、構造体要素の完全な高さ方向の整合を可能とするため、垂直ポジションで、かつライナーが固定される上側フランジ(1d)の側から見て、構造体の上側部分に設けられたスリーブ(1g)は、その幅がタブ(1f)の幅に対応した内部断面を有する。
【0031】
実に明白なことではあるが、パネルの構造体(1)は、その全体設計に関して、公知の手法で、たとえば上記仏国特許の内容に基づいて製造される。ゆえに、垂直フランジ(1b)(1c)は、その上側および下側端部に、整列のためにある形状とすることが可能な強化ロッドが係合する切欠き(1h)を有する。垂直フランジはまた、ステーを固定するための、および上記条件下で、いくつかのパネル(1)を組立てることでそれぞれ得られる、いくつかのモジュールを一つに連結する組立て部材挿通のための孔(1m)を有していてもよい。
【0032】
同様に、特殊な形のスイミングプールの場合には、たとえばリブを構成する肉厚を減らすことにより形成される接合構造部を、構造体要素の角度調整が可能となるよう組立てフランジ(1b)および(1c)に形成してもよい。
【0033】
相補的掛止用手段を備える、規定された構造体要素(1)の集まりは、好ましくはプラスチックの射出成形によって得られる。
【0034】
同様に、他の重要な特徴によれば、ライナーを受ける面(1a)と対向する、パネルの面(1i)は強化リブを備えていてもよく、しかも付加的方策においては、中空シャフトとして機能する別体の補強要素(2)を固定するための構造部を有していてもよい。
【0035】
上記仏国特許の内容について言及すると、構造体要素(1)の面(1i)は、平行であって、かつ垂直組立てフランジ(1b)および(1c)に近接して設けられた、垂直方向に2列のスタッド(1j)を備える。このスタッド(1j)は、補強要素(2)の支持フランジ(2b)および(2c)のそれぞれに設けられたネック付き開口(2a)と共同作用することを意図したものである。
【0036】
これに関しては、要素(2)が垂直シュート(2d)に連なる直角上端リム(2e)を有することが想起される。このシュート(2d)は、直角リム(2e)と同様に構造体要素(1)が組立てられた後、ウォールタイを構成するコンクリートを受けることを意図したものである。補強要素(2)の幅は、構造体要素(1)の組立てフランジ(1b)および(1c)の内面間の幅に実質的に極めて等しい。各スタッド(1j)は、補強要素(2)のネック付き開口(2a)と共同作用する、ヘッドおよび心出し部を有することもまた想起される。
【0037】
他の特徴によれば、上記条件下での組立て後、すなわち歯付き掛止用タブ(1f)が相補的歯付きスリーブ(1g)に係合した後、構造体要素(1)のシーリングを確保するため、垂直フランジ(1b)および(1c)の全高にわたって、それらが構造体(1)のフラット面(1a)とつながる部分には、ビード(1k)が形成される。このビード(1k)は、いったん歯付きタブ(1f)が相補的スリーブ(1g)と重なり合うとシーリング特性を生じるような、材料の付加的厚みからなる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
利点は上記説明から極めて明白である。そして、以下のことが特に念頭に置かれ、かつ強調される。
構造体要素の組立て容易性;
得られたアセンブリの品質、これは完全な平坦化を可能にする;
構造体要素同士のシーリング;
たとえば、自動的な方法あるいは完全な手作業により、予め決められた幅のパネルを構成するため、いくつかの構造体要素を組立てるのが可能であること。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】パネルの基礎構造体および補強要素の組立て前の斜視図である。
【図2】付属の補強要素を備えた、パネルの基礎構造体の斜視図である。
【図3】二つの構造体要素の組立て前の概略斜視図である。
【図4】二つの要素の組立て後の、図3に対応する図である。
【図5】組立て前の構造体要素の拡大断面図である。
【図6】二つの要素の組立て後の、図5に対応する図である。
【図7】前記要素の縦方向側面に沿って見た、組立て前の構造体の二つの要素の部分図である。
【図8】二つの構造体要素の組立て後の、図7に対応する図である。
【符号の説明】
【0040】
P パネル
1 モジュラー構造体
1a フラット面
1b,1c 垂直フランジ
1d,1e 水平フランジ
1f 掛止用タブ
1f1,1f2 切欠き
1f3 掛止用凹凸
1g スリーブ
1g1 相補的凹凸
1h 切欠き
1i パネルの面
1j スタッド
1k ビード
1m 孔
2 補強要素
2a ネック付き開口
2b,2c 支持フランジ
2d 垂直シュート
2e 直角上端リム
Claims (8)
- 全体形状が長方形で、かつ垂直フランジ(1b)および(1c)と、水平フランジ(1d)および(1e)とからなる周囲縁取りによって画定されたプレハブフラット構造体(1)を有し、前記垂直フランジの一つ(1c)は、隣接するパネルの他のフランジ(1b)の相補的構造部(1g)と共同作用可能な、その高さ方向にわたって好適に配された固定構造部(1f)を有するパネルであって、
前記相補的構造部(1f)および(1g)は、前記フランジの一つ(1c)に関しては、前記フランジ(1c)の肉厚内に形成されたタブ(1f)からなり、かつ他のフランジ(1b)に属する、心出しおよび案内形状部(1g)に係合可能であり、
前記タブ(1f)のそれぞれは、その外面に、分離不可能なセルフロック状態を確立するため、前記形状部に係合した後、相補的凹凸(1g)と共同作用可能な掛止用凹凸(1f3)を有し、
前記心出しおよび案内形状部(1g)は、前記フランジ(1b)の支持面から余剰物として形成された窪みあるいはスリーブをなしており、かつその断面はほぼ前記タブ(1f)の断面に対応し、
前記スリーブが形成されている前記フランジの一部は、前記タブ(1f)が前記スリーブ(1g)に係合した際、前記凹凸を重ね合わせるためのクサビ効果が得られるよう掛止用凹凸(1g1)を有し、
ある形となった形状部(1k)は、いったん前記タブ(1f)が前記スリーブ(1g)に係合するとシール状態が確保されるよう、前記垂直フランジ(1b)および(1c)の全高にわたって、前記構造体(1)のフラット面(1a)につながる部分に設けられていることを特徴とするスイミングプール建造用のパネル。 - 前記掛止用凹凸(1f3)および(1g1)は、刃みぞ(gullet)歯型の、直線的かつ平行な非常に緊密に設けられた多数の歯からなることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記掛止用タブ(1f)は、対応する前記フランジ(1c)の縦方向縁部に直角に形成された二つの平行な切欠き(1f1)および(1f2)からなり、前記タブ(1f)の長さ寸法は、前記フランジ(1c)の幅寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記掛止用タブ(1f)はフラットな断面を有し、前記スリーブ(1g)の縁部によって画定される内部断面は長方形であり、前記掛止用タブ(1f)の自由端は角取りされていることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- ある形となったシーリングフォームは、材料の付加的肉厚によって生じるビード(1k)からなることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記掛止用タブ(1f)の幅寸法は、垂直ポジションで見た前記構造体(1)の上側部分に位置するスリーブを除いて、前記スリーブ(1g)の内部断面の幅寸法よりも小さく、前記上側部分に位置するスリーブについては、その内部断面の幅寸法は、前記パネルの高さ方向の整合を可能とするよう、前記タブ(1f)の幅寸法にほぼ対応していることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記構造体(1)全体は、プラスチックの射出成形によって直接的に得られたものであることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記構造体(1)の内面には、その製造時に直接的に、ウォールタイおよびコンクリート打設用の中空シャフトとして機能する別体の補強要素(2)が備えるネック付き開口(2a)と共同作用可能なヘッドおよび心出し部を有するスタッド(1j)が設けられており、前記スタッド(1j)および開口(2a)は、前記構造体(1)の全高にわたって配されていることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
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