JP2005501914A - 油性チキソトロープ性配合物 - Google Patents

油性チキソトロープ性配合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2005501914A
JP2005501914A JP2003526384A JP2003526384A JP2005501914A JP 2005501914 A JP2005501914 A JP 2005501914A JP 2003526384 A JP2003526384 A JP 2003526384A JP 2003526384 A JP2003526384 A JP 2003526384A JP 2005501914 A JP2005501914 A JP 2005501914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
oil
hydrophilic polymer
aerosil
colloidal silica
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003526384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4105091B2 (ja
Inventor
キュンツ,マルティン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JP2005501914A publication Critical patent/JP2005501914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4105091B2 publication Critical patent/JP4105091B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/4841Filling excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/485Inorganic compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/4841Filling excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/4858Organic compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/4841Filling excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/4866Organic macromolecular compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P21/00Drugs for disorders of the muscular or neuromuscular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

本発明は、食用油中に、コロイドシリカ0.2〜5%(w/w)および親水性ポリマー0.2〜5%(w/w)を包含する新規なチキソトロープ性油性ビヒクルに関する。上記の濃度の範囲での親水性ポリマーとコロイド二酸化ケイ素の相互作用により、後者成分の量を低濃度に保つことができ、それにもかかわらず、充分なチキソトロピーと低いせん断下の粘度を溶液に提供する。本発明は、上記被充填物で充填されたカプセルにも関する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、少量の二酸化ケイ素を含む新規なチキソトロープ性油性ビヒクルおよびこのビヒクルを含有する被充填物に関する。さらに、本発明は、特に上記被充填物を充填した硬質ゼラチンカプセルに関する。
【0002】
用語「カプセル」は、好ましくは栄養素又は薬学的活性成分を個人に経口投与するために使用する硬質および軟質シェルカプセルを包含する。そのようなカプセルは生理的条件下では可溶性、消化性、浸透性である。カプセルシェルは、通常、ゼラチン、デンプン、又はその他の適切な生理的に許容されうるゲルの形態の高分子材料でできている。その例は、軟質ゼラチンカプセル、硬質ゼラチンカプセルおよびヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)カプセルである。
【0003】
用語「被充填物」は、薬学的に許容されうるビヒクルに溶解している一つ以上の活性化合物および/または栄養素ならびに場合により適切な添加物を定義する。
【0004】
カプセルに入れる液体および半固体の被充填物の充填は、製薬産業では広く普及している。特に、硬質ゼラチンカプセルの使用は、この投与形態を軟質ゼラチン技術に基づくカプセルよりも好ましいものにする特定の特徴のおかげで、ますます重要になってきている。例えば、硬質ゼラチンシェルは、軟質ゼラチンシェルに比べて、熱および湿気に対して感受性がより低く、また酸素に対する透過性もかなり低い。したがって、硬質ゼラチンカプセルは、含有する活性化合物に損傷をもたらす危険を冒さずに、より簡単かつより長期間保存することができる(例えば、"Liquid Filled and Sealed Hard Gelatin Capsules", E.T. Cole, Bulletin Technique Gattefosse, 1999, p.70を参照)。
【0005】
製薬産業における硬質ゼラチンカプセルの使用については、例えば "Liquid Filling of Hard Gelatin Capsules: A New Technology for Alternative Formulations", W.J. Bowtle, Pharm. Technology Europe Oct. 1998, pp.84-90" に概説されている
【0006】
栄養素若しくは薬剤活性成分の単位用量としてカプセルを使用する可能性は、封入しなければならない被充填物の流動挙動に影響される。理想的には、被充填物は、封入工程の間は液体であり、封入されると凝固するか又はゲル化すべきである。
【0007】
このような方法で被充填物の凝固やゲル化が起これば、カプセルシェルの最終封止工程を省く事ができるので、有利である。懸濁液の場合、比較的高い降伏点(すなわち、Pa単位で測定される、材料の塑性変形を誘発する臨界応力)を有するゲル化は、例えば輸送の間のカプセルの偶発性の振盪による再液化を予防するために必須である。カプセル封入後の被充填物の偶発的な再液化は、実際、懸濁させたもの、例えば薬物粒子の沈降および固化を生じさせ、これにより溶解性およびおそらくは生物学的利用能が低下するであろう。
【0008】
この様な理想的フロー性能は、充填の間、ろう様の剤形を溶解させることによって、またはいわゆるチキソトロピー系を提供することによって得ることができる。チキソトロピーとは、特定の固形またはゲルが、せん断力に付されると液化し、その後放置されると再び凝固する性質である。チキソトロピー系は熱処理を含まないので、それゆえ特に熱不安定性活性医薬物質に適している。加熱段階がないことは、また、増大した薬物溶解性のため冷却されると即座に沈殿する懸濁液の場合に好都合である。
【0009】
医薬的被充填物に関するチキソトロピー系の際立った特徴は、例えば "The filling of molten and thixotropic formulations into hard gelatin capsules", S.E. Walker, J.A. Ganley, K. Bedford and T. Eaves, J. Pharm. Pharmacol. 32, 1980, pp 389-393 の中で強調されている。
【0010】
他方、現代の薬剤発見から得られる多くの物質は充分な生物学的利用能からみて問題を含んでおり、また大変低い水性可溶性を呈することが多いので、油性(無極)のビヒクルに配合されなければならない。
【0011】
残念なことに、油性系でチキソトロピーを生じさせる賦形剤はわずかしかなく、ここでもっとも有意なものは二酸化ケイ素である。これらのコロイドシリカは、油の極性に依存して、濃度約4〜10%(w/w)でチキソトロピーおよび好都合な降伏点(>2〜4Pa)を示す。
【0012】
チキソトロープ性ビヒクルのせん断下での粘度(一定のせん断速度で測定される)は、粘度がしばしば技術的実現可能性の制限因子である高濃縮懸濁液の充填を可能にするほど、充分に低くなければならない(<300mPa s)。しかしながら、多量の固相を有する懸濁液は、最終的な投与形態の薬剤添加範囲を広く変化させる可能性を保証するように処理されなければならない。
【0013】
さらには、このコロイドパウダーが例外的に嵩高く(密度は、約0.03g/cm3)、吸入すると潜在的に有害であるため、被充填物中の二酸化ケイ素の濃度をできるだけ低く保つことは必須である。工業規模でのこの物質の使用は、現実的ないくつかの問題を上げることができ、その仕事に携わる技術者の健康を危険にさらすこともある。
【0014】
したがって、本発明の根本にある問題は、できるだけ少ない二酸化ケイ素しか含有せず、高い降伏点(>4 Pa)およびせん断下で低い粘度(<300mPa s)を示すチキソトロープ性油性ビヒクルを提供することである。
【0015】
本発明によれば、0.2%〜5%(w/w)のコロイドシリカおよび0.2%〜5%(w/w)の親水性ポリマーを含むチキソトロープ性油性ビヒクルを提供することによって、この問題は、解決される。
【0016】
本発明による油性ビヒクルは、包含する二酸化ケイ素を減量する一方で、比較的高い降伏点、高いチキソトロピーおよびせん断下で低い粘性を示す。二酸化ケイ素量の減少は、それが生産規模で処理されるとき、嵩の減少に関して有意義である。
【0017】
上記の濃度範囲の親水性ポリマーとコロイド二酸化ケイ素の相互作用は、後者成分の量を低濃度で保ちながら、それにもかかわらず十分なチキソトロピーとせん断下での低い粘性を溶液に与える事ができる。
【0018】
この相互作用のプラスの効果は、全く驚くべきであり予想外である。事実、添加剤がコロイド二酸化ケイ素の濃縮性能を向上することが公知であるが(例えば Degussa's Technical Bulletin No.23:"Aerosil(登録商標) as a Thickening Agent for Liquid Systems", 1989、pp. 22-24 を参照)、親水性ポリマーを加える事によって、均質コロイド系ではなく、無極油性環境の相分離に至ると期待されている。しかし、請求された濃度では、シリカ表面と親水性ポリマーの相互作用は、液状充填系のための所望のフロー性能を満たす凝集性の構造を構築する。
【0019】
放置しておくと、本発明の組成物は、好ましくは透明な油状ゲルの見かけを呈する。
【0020】
この発明の好ましい実施態様によれば、コロイドシリカはAerosil(登録商標)200、Aerosil(登録商標)300およびAerosil(登録商標)R812(Degussa AG, Frankfurt)からなる群から選択され、最も好適なコロイドシリカはAerosil(登録商標)200である。コロイドシリカは、好ましくは0.5%〜3%(w/w)で変化する濃度、さらに好ましくは1%〜2%(w/w)で変化する濃度で使用される。
【0021】
本発明によって使用される親水性ポリマーは、ポリエーテルおよび多価アルコールの群から選択されることができる。それらの例は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレンポリエチレングリコールおよびポリビニールアルコールである。好ましくは、400g/mol 以下の分子量のポリエチレングリコールである。それらの例は、ポリエチレングリコール200、ポリエチレングリコール300およびポリエチレングリコール400である。最も好ましいものは、ポリエチレングリコール300である。
【0022】
親水性ポリマーは、都合よくは0.5%〜4%(w/w)で変化する濃度で存在し、さらに都合よくは1%〜3%(w/w)で変化する濃度で存在する。
【0023】
上記のように、本発明の油性ビヒクルは、経口薬物送達を目的とする液体充填カプセルの調製に適している。従来の薬用量形体によってではなく、脂質性製剤によって経口生物学的利用能および/または化学安定性を改善することができる活性化合物の場合に特に適切である。特定の活性化合物の特別な薬物動態学的プロフィールが、分散媒として脂質性ビヒクルを使用する更なる理由でありえる。この種の活性化合物の例は、エステル、ラクトン、レチノイド、ステロイド、ジヒドロピリジンおよび4−フェニルピリジン誘導体の中で見いだすことができる。特に、本組成物は、以下のような4−フェニルピリジン誘導体の群の中で選ばれる活性化合物のために使用される:
【0024】
2−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−N−メチル−N−(6−モルホリン−4−イル−4−o−トリル−ピリジン−3−イル)−イソブチルアミド、
2−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−N−メチル−N−〔6−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−4−o−トリル−ピリジン−3−イル〕−イソブチルアミド、および
2−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−N−〔4−(2−クロロ−フェニル)−ピリジン−3−イル〕−N−メチル−イソブチルアミド。
【0025】
上記の3つの化合物は、それらの合成はEP−A−1035115に見出すことができ、貴重な治療特性を特徴とする。それらは、ニューロキニン 1(NK―1、サブスタンスP)レセプタの極めて選択的なアンタゴニストである。サブスタンスPは、タキキニンファミリーのペプチドに属する、天然に産するウンデカペプチドであるが、後者は、血管外平滑筋組織に対する迅速な収縮作用のために、そのように命名されている。
【0026】
本発明のビヒクルの油性成分は、天然および半合成の植物性モノグリセリド、ジグリセリド、およびトリグリセリドから選ばれることができる食用油である。好ましくは、コーン油、ピーナッツ油、オリーブ油、ヒマシ油、若しくは中鎖トリグリセリド油(Miglyol)又はそれらの混合物などの医薬品等級のトリグリセリド油である。最も好まれるのは中鎖トリグリセリド油(Miglyol)である。
【0027】
本発明はまた、上記チキソトロープ性油性ビヒクルの調製方法であって、上記で定義した食用油中、コロイドシリカ0.2〜5%(w/w)と親水性ポリマー0.2〜5%(w/w)を混合することを含む方法に関する。
【0028】
本発明の更なる態様は、上記チキソトロープ性油性ビヒクルおよび一つ以上の薬学的活性成分を含む被充填物を提供することにある。
【0029】
なお更なる本発明の態様は、上記被充填物が食用カプセルに封入されている薬剤単位用量に関する。好適な実施態様によれば、カプセルはゼラチンでできており、より好ましくは、硬質ゼラチンでできている。
【0030】
本発明は、以下の非限定的な実施例によって、更に記載されている。表1は、例示されている油性ビヒクルおよび親水性ポリマーを含まない比較油性ビヒクルのせん断下の粘度および降伏点を示す。
【0031】
流体力学的特性決定は、コーンおよびプレートシステム(直径6cmおよび角度2°)を備えている応力制御式機器 Carri-Med CSL 500を使用して実施した。粘度は、ヒステリシスフロー曲線の[ダウンカーブ]上、せん断速度100s-1および温度25℃で測定した。他方、「アップカーブ」は、キャソン・モデルによって降伏点を補外するために用いた("Das Rheologie Handbuch fur Anwender von Rotations- und Oszillations-Rheometern", T. Mezger, Vincentz, 2000, p.54)。
【0032】
組成物の調製
実施例1
Aerosil(登録商標)200 2.0gを正確に計量し、ミキサー(Type Bamix (登録商標)(スイス)、レベル2、30秒間)で、Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)96.0g中に分散した。流体ポリエチレングリコール400 2.0gを、上記の懸濁液に加え、混合した(Bamix、レベル2、45秒間)。最後にこのようにして得られたチキソトロープ性ビヒクルを減圧下に置き、取り込まれた空気を除去した。
【0033】
実施例2
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
1.5g Aerosil(登録商標)200
2.0g ポリエチエングリコール300
96.5g Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)
【0034】
実施例3
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
2.0g Aerosil(登録商標)200
2.5g ポリエチエングリコール300
95.5g Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)
【0035】
実施例4
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
1.5g Aerosil(登録商標)200
2.0g ポリエチエングリコール300
96.5g ピーナッツ油
【0036】
実施例5
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
5.0g 2−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−N−メチル−
N−(6−モルホリン−4−イル−4−o−トリル−ピリジン−3−
イル)−イソブチルアミド
1.5g Aerosil(登録商標)200
1.0g ポリエチエングリコール300
92.5g Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)
【0037】
実施例6
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
5.0g 2−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−N−メチル−
N−(6−モルホリン−4−イル−4−o−トリル−ピリジン−3−
イル)−イソブチルアミド
1.5g Aerosil(登録商標)200
2.0g ポリエチエングリコール300
91.5g Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)
【0038】
実施例7
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
5.0g 2−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−N−メチル−
N−(6−モルホリン−4−イル−4−o−トリル−ピリジン−3−
イル)−イソブチルアミド
1.5g Aerosil(登録商標)200
3.0g ポリエチエングリコール300
90.5g Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)
【0039】
実施例C1(比較)
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
2.0g Aerosil(登録商標)200
98.0g Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)
【0040】
実施例C2(比較)
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
5.0g Aerosil(登録商標)200
95.0g Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)
【0041】
実施例C3(比較)
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
6.0g Aerosil(登録商標)200
94.0g Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)
【0042】
実施例C4(比較)
以下の組成を用いて実施例1の手順を繰り返した。
5.0g 2−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−N−メチル−
N−(6−モルホリン−4−イル−4−o−トリル−ピリジン−3−
イル)−イソブチルアミド
1.5g Aerosil(登録商標)200
93.5g Miglyol 812(中鎖トリグリセリド)
【0043】
【表1】
Figure 2005501914
【0044】
表1から見られるように、親水性ポリマー(ポリエチレングリコール)の添加は、せん断下の粘度を300mPa s未満に保つことにより、油性ビヒクルに十分に高い降伏点(少なくとも4 Pa)を与えるのに必要なコロイドシリカの量を減少させることを可能にする。親水性ポリマーを添加せずに、Aerosil(登録商標)濃度5%(w/w)以上だけで4を超える降伏点を得ることができる。
【0045】
実施例2と実施例C2を比較してみると、2%(w/w)ポリエチレングリコールの添加が、Aerosil(登録商標)の量を係数3.3(w/w)だけ減少させることができ、さらに約2倍の降伏点(7.13対4Pa)、およびより低いせん断下の粘度(137対201mPa s)を持つことを可能にするということがわかる。
【0046】
本発明のビヒクルと従来のビヒクルとの(例えば実施例1と実施例C1との)表1からの他の比較は、Aerosil(登録商標)濃度2%で、親水性ポリマーの添加が降伏点の強力な増加(0.14対8.30Pa)を可能にすることを実証する。

Claims (20)

  1. 食用油中にコロイドシリカ0.2〜5%(w/w)および親水性ポリマー0.2〜5%(w/w)を含むチキソトロープ性油性ビヒクル。
  2. コロイドシリカが、0.5〜3%(w/w)で変化する濃度で存在する、請求項1記載のビヒクル。
  3. コロイドシリカが1〜2%(w/w)で変化する濃度で存在する、請求項2記載のビヒクル。
  4. コロイドシリカが、Aerosil(登録商標)200、Aerosil(登録商標)300またはAerosil(登録商標)R812からなる群より選択される、請求項1〜3のいずれか1項記載のビヒクル。
  5. コロイドシリカがAerosil(登録商標)200である、請求項4記載のビヒクル。
  6. 親水性ポリマーが、0.5〜4%(w/w)で変化する濃度で存在する、請求項1〜5のいずれか1項記載のビヒクル。
  7. 親水性ポリマーが、1%〜3%(w/w)で変化する濃度で存在する、請求項6記載のビヒクル。
  8. 親水性ポリマーが、ポリエーテルおよびポリアルコールからなる群より選択される、請求項1〜7のいずれか1項記載のビヒクル。
  9. 親水性ポリマーが、分子量400g/mol 以下のポリエチレングリコールである、請求項8記載のビヒクル。
  10. 親水性ポリマーがポリエチレングリコール300である、請求項9記載のビヒクル。
  11. 食用油が、天然および半合成の植物性モノグリセリド、ジグリセリド、およびトリグリセリドからなる群より選択される、請求項1〜10のいずれか1項記載のビヒクル。
  12. 食用油がトリグリセリド油である、請求項11項記載のビヒクル。
  13. トリグリセリド油が、コーン油、ピーナッツ油、オリーブ油、ヒマシ油、および中鎖トリグリセリド油からなる群より選択される、請求項12項記載のビヒクル。
  14. トリグリセリド油が中鎖トリグリセリド油である、請求項13項記載のビヒクル。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項記載のチキソトロープ性油性ビヒクルの調製方法であって、食用油中、コロイドシリカ0.2〜5%(w/w)と水性ポリマー0.2〜5%(w/w)とを混合することを含む方法。
  16. 請求項1〜14のいずれか1項記載のチキソトロープ性油性ビヒクルを含む被充填物。
  17. 食用カプセルで封入されている、請求項16記載の被充填物を含む薬剤単位用量。
  18. カプセルがゼラチン製である、請求項17記載の薬剤単位用量。
  19. カプセルが硬質ゼラチン製である、請求項18記載の薬剤単位用量。
  20. 本明細書に記載の発明。
JP2003526384A 2001-09-10 2002-09-02 油性チキソトロープ性配合物 Expired - Fee Related JP4105091B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP01121545 2001-09-10
PCT/EP2002/009770 WO2003022254A1 (en) 2001-09-10 2002-09-02 Oily thixotropic formulations

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005501914A true JP2005501914A (ja) 2005-01-20
JP4105091B2 JP4105091B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=8178591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003526384A Expired - Fee Related JP4105091B2 (ja) 2001-09-10 2002-09-02 油性チキソトロープ性配合物

Country Status (18)

Country Link
US (3) US20030054043A1 (ja)
EP (1) EP1427397B1 (ja)
JP (1) JP4105091B2 (ja)
KR (1) KR100598871B1 (ja)
CN (1) CN1275592C (ja)
AR (1) AR036433A1 (ja)
AT (1) ATE385785T1 (ja)
AU (1) AU2002340847B2 (ja)
BR (1) BRPI0212299B1 (ja)
CA (1) CA2457250C (ja)
DE (1) DE60225026T2 (ja)
DK (1) DK1427397T3 (ja)
ES (1) ES2299604T3 (ja)
MX (1) MXPA04002220A (ja)
PL (1) PL202691B1 (ja)
PT (1) PT1427397E (ja)
RU (1) RU2302233C2 (ja)
WO (1) WO2003022254A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015115072A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 富士カプセル株式会社 カプセル製剤
JP2017194318A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 日立化成株式会社 分離材及びカラム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008015186A1 (en) * 2006-08-03 2008-02-07 Unilever Plc Oral care composition
DE102007055341A1 (de) 2007-11-19 2009-05-20 Bayer Animal Health Gmbh Stabilisierung öliger Suspensionen enthaltend hydrophobe Kieselsäuren
DE102018122533A1 (de) * 2018-09-14 2020-03-19 Institut Dr. Rilling Healthcare Gmbh Brenn- und essbare Zusammensetzung aus mittelkettigen Trigliceriden und Kieselsäure

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5480407A (en) * 1977-11-03 1979-06-27 Hoechst Ag Method and apparatus for producing medical preparation
JPS5813510A (ja) * 1981-06-25 1983-01-26 ドクタ− レンチユラ アルツナイミツテル ゲ−エムベ−ハ− ウント コンパニ− 経口投与用固体製剤
JPH03176419A (ja) * 1989-12-05 1991-07-31 Asahi Chem Ind Co Ltd チキソトロピー性付与坐剤
JPH05506028A (ja) * 1990-04-06 1993-09-02 ローン―プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム ケトプロフエンの油性カプセル
WO2000001371A1 (fr) * 1998-07-07 2000-01-13 Pierre Fabre Medicament Formulations thixotropes pour le remplissage de gelules
WO2000033866A1 (en) * 1998-12-04 2000-06-15 Provalis Uk Limited Pharmaceutical compositions containing insulin
WO2000050084A1 (fr) * 1999-02-26 2000-08-31 Sanofi-Synthelabo Formulation stable contenant de la fumagilline
JP2000247957A (ja) * 1999-02-24 2000-09-12 F Hoffmann La Roche Ag 4−フェニル−ピリジン誘導体

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1590864A (en) * 1978-05-16 1981-06-10 Lilly Industries Ltd Thixotropic filling medium for hard gelatin capsules
US4291015A (en) * 1979-08-14 1981-09-22 Key Pharmaceuticals, Inc. Polymeric diffusion matrix containing a vasodilator
YU44680B (en) * 1982-07-30 1990-12-31 Glaxo Lab Ltd Process for obtaining very pure amorphous form of cephuroxim axetile
DE3333639A1 (de) * 1983-09-17 1985-03-28 Dynamit Nobel Ag Zubereitung von nitroestern fuer die koronartherapie
US5288500A (en) * 1987-03-13 1994-02-22 Benzon Pharma A/S Oral composition containing particles comprising an active substance
US5665384A (en) * 1990-04-06 1997-09-09 Rhone-Poulenc Rorer S.A. Oily capsules of ketoprofen
US5192572A (en) * 1991-03-25 1993-03-09 The Procter & Gamble Company Method of using silica to decrease fat absorption
US5362504A (en) * 1992-06-23 1994-11-08 General Mills, Inc. Edible microwave susceptor composition
US5989586A (en) * 1992-10-05 1999-11-23 Cygnus, Inc. Two-phase matrix for sustained release drug delivery device
GB9405304D0 (en) * 1994-03-16 1994-04-27 Scherer Ltd R P Delivery systems for hydrophobic drugs
FR2790200B3 (fr) * 1999-02-26 2001-06-01 Sanofi Sa Formulation stable contenant de la fumagilline

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5480407A (en) * 1977-11-03 1979-06-27 Hoechst Ag Method and apparatus for producing medical preparation
JPS5813510A (ja) * 1981-06-25 1983-01-26 ドクタ− レンチユラ アルツナイミツテル ゲ−エムベ−ハ− ウント コンパニ− 経口投与用固体製剤
JPH03176419A (ja) * 1989-12-05 1991-07-31 Asahi Chem Ind Co Ltd チキソトロピー性付与坐剤
JPH05506028A (ja) * 1990-04-06 1993-09-02 ローン―プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム ケトプロフエンの油性カプセル
WO2000001371A1 (fr) * 1998-07-07 2000-01-13 Pierre Fabre Medicament Formulations thixotropes pour le remplissage de gelules
WO2000033866A1 (en) * 1998-12-04 2000-06-15 Provalis Uk Limited Pharmaceutical compositions containing insulin
JP2000247957A (ja) * 1999-02-24 2000-09-12 F Hoffmann La Roche Ag 4−フェニル−ピリジン誘導体
WO2000050084A1 (fr) * 1999-02-26 2000-08-31 Sanofi-Synthelabo Formulation stable contenant de la fumagilline

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015115072A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 富士カプセル株式会社 カプセル製剤
JPWO2015115072A1 (ja) * 2014-01-31 2017-03-23 富士カプセル株式会社 カプセル製剤
JP2017194318A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 日立化成株式会社 分離材及びカラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4105091B2 (ja) 2008-06-18
ATE385785T1 (de) 2008-03-15
WO2003022254A1 (en) 2003-03-20
BRPI0212299B1 (pt) 2016-03-15
PL202691B1 (pl) 2009-07-31
KR20040039341A (ko) 2004-05-10
CN1551759A (zh) 2004-12-01
AR036433A1 (es) 2004-09-08
MXPA04002220A (es) 2004-06-07
RU2302233C2 (ru) 2007-07-10
PT1427397E (pt) 2008-03-24
BR0212299A (pt) 2004-09-14
US20090155356A1 (en) 2009-06-18
CA2457250A1 (en) 2003-03-20
KR100598871B1 (ko) 2006-07-12
ES2299604T3 (es) 2008-06-01
US20120141582A1 (en) 2012-06-07
EP1427397A1 (en) 2004-06-16
DK1427397T3 (da) 2008-05-26
CN1275592C (zh) 2006-09-20
US20030054043A1 (en) 2003-03-20
DE60225026D1 (de) 2008-03-27
AU2002340847B2 (en) 2007-09-13
PL367709A1 (en) 2005-03-07
DE60225026T2 (de) 2009-02-05
RU2004111009A (ru) 2005-08-10
EP1427397B1 (en) 2008-02-13
CA2457250C (en) 2010-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lee et al. Thixotropic property in pharmaceutical formulations
JP6861679B2 (ja) 液体テクノロジーのための担体としての多孔質シリカゲル
Chan et al. Microencapsulation of oils using sodium alginate
US20120141582A1 (en) Thixotropic Oil Based Vehicle for Pharmaceutical Compositions
EP3068381B1 (en) Multi-particulate drug delivery system
AU2002340847A1 (en) Oily thixotropic formulations
CA2852912A1 (en) Pazopanib formulation
JP2009508855A (ja) 医薬品用微粒子状脂質組成物
MX2007006926A (es) Formulaciones inyectables o administrables por via oral de derivados de azetidina.
JP5560017B2 (ja) 脂肪酸、トリグリセリドまたはその混合物を含むマルチコアマイクロカプセルを含有する錠剤およびその製法
EP2540281A1 (en) Solid self-microemulsifying systems
EP3704426B1 (en) Method for the formulation of oil-soluble substances, and powders obtainable thereof
Patra et al. An overview of liquisolid technology
JP2002161029A5 (ja)
WO2003072095A1 (en) Sofalcone-containing compositions
JPH0155245B2 (ja)
Zvonar et al. Evaluation of microcapsulesrelease properties influenced by core composition

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071221

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4105091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees