JP2005501141A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 補綴に使用されるポリマーヒドロゲルであって、
   前記ポリマーヒドロゲルの全重量に対して３．５％未満のポリアクリルアミド固形分重量含有率と、
   約２から９０Ｐａの複素粘度と、を有し、
   前記ポリマーヒドロゲルは実質的に均質で、ゲルの少なくとも二つの位置の弾性率の差が１００Ｐａ以下、または前記ポリマーヒドロゲルは実質的に均質で、ゲルの少なくとも二つの位置の弾性率の差が２００％以下であり、
   前記ポリマーヒドロゲルは、水溶液を用いる洗浄プロセスを含むプロセスにより得られ、残留モノマー含有率が５０ｐｐｍ以下であることを特徴とするポリマーヒドロゲル。
2. 請求項１に記載のポリマーヒドロゲルであって、
   アクリルアミドとメチレンビスアクリルアミドを１５０：１〜１０００：１のモル比で混合する工程をさらに含むプロセスによって得られることを特徴とするポリマーヒドロゲル。
3. 請求項１に記載のポリマーヒドロゲルであって、２つ以上のポリマータイプを含むことを特徴とするポリマーヒドロゲル。
4. 請求項１に記載のポリマーヒドロゲルであって、
   麻酔薬、防腐剤、抗真菌剤、抗生物質、抗凝血剤、収斂剤、抗炎症剤、非ステロイド系抗炎症薬、角質溶解剤、上皮成長ホルモン、成長因子、性ホルモン、細胞成長抑止剤、抗癌剤、着色剤、および放射性物質からなる群から選択されるドープ剤でドープされることを特徴とするポリマーヒドロゲル。
5. 請求項１に記載のポリマーヒドロゲルであって、着色剤を含むことを特徴とするポリマーヒドロゲル。
6. 請求項５に記載のポリマーヒドロゲルにおいて、前記着色剤がＢｌｕｅ−Ｈｅｍａ、メチレンブルー、インジゴカルミンから選択されることを特徴とするポリマーヒドロゲル。
7. 請求項１に記載のポリマーヒドロゲルにおいて、前記プロセスが、バッチプロセスおよび連続プロセスからなる群から選択されることを特徴とするポリマーヒドロゲル。
8. 請求項１に記載のポリマーヒドロゲルであって、尿道などの導管において体積を増大することを特徴とするポリマーヒドロゲル。
9. ポリマーヒドロゲルの、補綴具の作製のための使用であって、
   前記ポリマーヒドロゲルは、
   前記ポリマーヒドロゲルの全重量に対して３．５％未満のポリアクリルアミド固形分重量含有率と、
   約２から９０Ｐａの複素粘度と、を有し、
   前記ポリマーヒドロゲルは実質的に均質で、ゲルの少なくとも二つの位置の弾性率の差が１００Ｐａ以下、または前記ポリマーヒドロゲルは実質的に均質で、ゲルの少なくとも二つの位置の弾性率の差が２００％以下であり、
   前記ポリマーヒドロゲルは、水溶液を用いる洗浄プロセスを含むプロセスにより得られ、残留モノマー含有率が５０ｐｐｍ以下であることを特徴とするポリマーヒドロゲルの、補綴具の作製のための使用。
10. 請求項９に記載の使用において、前記補綴具は、尿道などの導管において体積を増大することを特徴とする使用。
11. 固体ポリマーであって、
    ポリアクリルアミドヒドロゲルを溶剤と接触させることによって得られ、
    前記溶剤は、水と混和し、アクリルアミドまたはメチレンビスアクリルアミドが可溶で、ポリマーの溶剤でない溶剤であって、白い沈殿物が形成されるまでヒドロゲルから水およびアクリルアミドまたはメチレンアクリルアミドを抽出するように過剰に供給されることを特徴とする固体ポリマー。