JP2005500577A - 除去可能な再帰反射材料 - Google Patents

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Abstract

ヒトの皮膚に快適に粘着され得る、感圧接着剤を有する使い捨て再帰反射テープを記載する。このテープは、フォーム支持体又は不織支持体を備える。ラミネーターを使用し、再帰反射ビーズを支持体の第1の面に溶融する。支持体の第2の面は、感圧接着材料でコーティングされる。支持体の第1の面に溶融される再帰反射ビーズは、付加的な接着剤又は樹脂を使用することなく、使い捨てテープに再帰反射表面を提供する。

Description

【技術分野】
【0001】
本開示は、再帰反射材料に関し、より詳細には、ビーズ付き再帰反射材料に関する。
【背景技術】
【0002】
再帰反射材料は、数例挙げるだけでも道路標識、ナンバープレート、履物、および衣類パッチなど様々な用途に使用されてきた。再帰反射は、アルミニウムのコーティング層などの、反射剤と協働する小さいガラスビーズ又は微小球の層の使用などの様々な方式で提供され得る。ビーズは、典型的には、ビーズが大気に一部露出するように、布帛にビーズを保持するバインダ層に埋設される。各ビーズは、ビーズの露出部分に入る入射光を、典型的には、バインダ層に埋設されるビーズの後部に配置される反射剤に集中させる。反射剤はビーズを通して入射光を逆に反射させ、光が入射の方向と反対の方向にビーズの露出部分を通って出るようにする。
【0003】
慣用的には、多くの技術を使用して、ビーズ付き反射材料を形成してもよい。一プロセスによれば、アルミニウムコーティングされているガラスビーズの単一層が硬化性樹脂上に堆積される。樹脂の硬化により、ガラスビーズを樹脂の表面に固定する。ガラスビーズは、ビーズの表面積の半分がアルミニウムでコーティングされてもよく、この場合、アルミニウムコーティングされている領域が樹脂中に固定されるようにビーズを堆積させなければならない。これは、例えば、コーティングされていないビーズを基材上に堆積させ、ビーズの露出表面をアルミニウムでコーティングし、基材を硬化性樹脂に押付け、樹脂を硬化させ、次いで、基材を剥離することにより、行うことができる。あるいはまた、ガラスビーズをアルミニウムで完全にコーティングしてもよく、この場合、ガラスビーズの露出領域のアルミニウムは、ビーズが硬化性樹脂中に固定された後、エッチングして除去される。他の慣用的な用途では、半分アルミニウムコーティングされているビーズを不規則な向きで樹脂に混入させる。次いで、硬化される前に、所望の表面に樹脂を塗布することができる。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、ヒトの皮膚に快適に粘着され、使用後、容易に廃棄できる使い捨て再帰反射材料に関する。特に、この材料は、皮膚又は衣類に粘着され得る表面を提供する感圧接着剤を使用し、また、使い捨て材料に再帰反射表面を提供する再帰反射ビーズも使用する。この材料は、フォーム支持体又は不織支持体を備えてもよい。ラミネーターなどを使用し、再帰反射ビーズを支持体の第1の面に溶融し、材料に再帰反射表面を提供する。支持体の第2の面は、感圧接着剤でコーティングされる。
【0005】
一態様では、本開示は、粘着面および非粘着面を備える感圧接着テープ、ならびに感圧接着テープの非粘着面に溶融される再帰反射ビーズの層を提供する。感圧接着剤は、ヒトの皮膚に快適に粘着されるが、容易に除去できる医療用グレードの接着剤でもよい。付加的な接着材料又は樹脂を使用することなく、再帰反射ビーズを感圧接着テープの非粘着面に溶融することができる。ある場合には、テープの支持体は、独立気泡架橋フォーム(closed−cell cross−linked foam)などのフォーム材料で作製される。
【0006】
中に溶融された再帰反射ビーズを有する感圧接着テープの非粘着面は、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示してもよい。1回の研磨サイクルは、本願では全般に、サウスカロライナ州スパータンバーグのローソン−ヘンフィル・セール社(Lawson−Hemphill Sales,Inc.of Spartanburg,South Carolina)から入手可能な標準研磨布帛SDL−235Bを使用し、英国ストックポートのグッドブランド・ジェフリーズ・セールスLTD(Goodbrand Jeffreys Sales LTD of Stockport,England)から入手可能な、マーティンデール磨耗および研磨試験機(Martindale Wear & Abrasion Tester)モデルGJS 037を経て一サイクルと定義される。材料を研磨する前、および研磨した後の輝度試験は、反射ビーズが支持体にどれくらいよく結合されるかを示す。
【0007】
本明細書に記載の技術によれば、材料の最終反射輝度は、研磨サイクルの数が約750のとき、初期反射輝度の70%より大きい場合があり、又はさらに、研磨サイクルの数が約750のとき、初期反射輝度の90%より大きい場合がある。幾つかの場合、最終反射輝度は、研磨サイクルの数が5000より大きいとき、初期反射輝度の90%より大きい。
【0008】
別の態様では、本開示は、第1の面および第2の面を有するフォーム支持体、ならびにフォーム支持体の第1の面に溶融される再帰反射ビーズの層を含む物品に関する。ラミネーターを使用し、ビーズをフォーム支持体の第1の面に溶融することができる。このようにして、フォーム支持体にビーズを取付けるのに接着材料又は樹脂を使用しなくてよい。フォーム支持体の第2の面は、フォーム支持体がヒトの皮膚に快適に粘着されるように、感圧接着材料でコーティングされてもよく、あるいはまた、フォーム支持体の第2の面はコーティングされなくてもよい。後者の場合、埋設されたビーズを有するフォーム支持体は、使い捨て再帰反射フォーム材料として販売されてもよい。
【0009】
他の態様では、本開示は、1つ以上の方法に関する。例えば、一方法には、感圧接着剤テープの非粘着面を再帰反射ビーズで被覆し、熱と圧力を加え、再帰反射ビーズを感圧接着テープの非粘着面に溶融することが含まれてもよい。再帰反射ビーズは、アルミニウムで半分コーティングされているガラスビーズを含んでもよく、この場合、ビーズは、感圧接着テープの非粘着面に不規則に向きを定められていても、又は、各ビーズのコーティングされていない表面が大気に実質的に露出するように意図的に向きを定められていてもよい。あるいはまた、再帰反射ビーズは、完全にアルミニウムコーティングされているガラスビーズであってもよく、この場合、この方法は、再帰反射ビーズの露出表面からアルミニウムをエッチングすることをさらに含む。
【0010】
別の態様では、一方法には、フォーム支持体の第1の面を再帰反射ビーズで被覆し、熱と圧力を加え、再帰反射ビーズをフォーム支持体の第1の面に溶融することが含まれる。ここでも、フォーム支持体の第1の面にビーズを固定するための接着剤又は樹脂の使用が回避される。例えば、ラミネーターを使用して熱および圧力を加えてもよい。
【0011】
除去可能な再帰反射材料は、本明細書に記載のように、多数の利点を提供できる。再帰反射感圧接着テープは、皮膚又は衣類などの1つ以上の表面に非永久的な再帰反射特性を付与することにおいて、特に有用である。結果として、夜間、又は薄明りの時間に歩く個々人が、例えば、夜の自動車運転者にさらに視認され易くなるように、その皮膚に再帰反射感圧テープをつけることができる。
【0012】
さらに、熱および圧力を使用して再帰反射ビーズを固定するため、硬化性接着材料又は樹脂の使用が回避される。このことによって、製造時間およびコストを実質的に低減することができる。その結果、再帰反射感圧接着テープを使い捨て再帰反射材料として使用することができる。使用後、低コストの再帰反射テープを容易に除去し、廃棄することができる。さらに、このテープは使い捨てであるため、より高程度の磨耗が許容されてもよい。換言すれば、限られた数の使用後、いずれは廃棄されるため、長時間にわたるテープの再帰反射の低下がさらに許容されてもよい。
【0013】
さらにコストを低減するため、感圧接着テープは、また、性質がさらに永久的な再帰反射衣類用パッチなどの、他の慣用的な再帰反射材料よりもさらに低コストの支持体を利用してもよい。例えば、押出し成形の不織材料とは対照的に、フォーム支持体を使用してもよいが、同様に不織材料を使用してもよい。しかし、不織材料は、布帛状の材料であり、感圧接着テープの多くの用途における使用によく適合していない場合がある。さらに、以下の例に示されるように、フォーム支持体を使用して、不織材料を使用する使い捨て再帰反射材料よりもさらに良好な反射輝度特性を有する使い捨て再帰反射材料を製造することができる。さらに、フォーム支持体を使用して作成される再帰反射材料は、以下の例に示されるように、耐摩耗性が非常に高い場合がある。
【0014】
上記、ならびに他の実施形態の更なる詳細を添付の図面および以下の説明に記載する。他の特徴、目的、および利点は、説明および図面から、および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1は、感圧接着剤を使用して快適に粘着される再帰反射材料12を有するヒトの腕10の図である。特に、再帰反射材料12は、医療用テープなどの使い捨て感圧接着テープを含んでもよい。例えば、再帰反射ビーズを、テープの非粘着面に溶融することによって再帰反射性を付与することができる。
【0016】
再帰反射材料12は、皮膚又は衣類などの、1つ以上の表面に非永久的な再帰反射特性を付与するのに特に有用である。結果として、夜間、又は薄明りの時間に歩行する個々人が、例えば、夜の自動車運転者にさらに視認され易くなるように、その皮膚に再帰反射感圧テープを貼付することができる。再帰反射材料12は、他の再帰反射材料と比べて比較的低コストであるため、材料12を使い捨て製品として使用することができる。使用後、低コストの再帰反射材料12を容易に除去し廃棄することができる。
【0017】
図2は、再帰反射材料12の斜視側面図である。再帰反射材料12は、感圧接着剤20がコーティング、又はその他の方法で支持体18の第1の面に塗布されている、医療用テープなどの感圧接着テープ14を備える。支持体18は、医療用フォーム支持体、又は医療用不織支持体であってもよいが、フォーム支持体の使用がコスト上の理由、又は他の理由で好ましい場合がある。医療用支持体の使用により、ヒトの皮膚への貼付が安全であることを確実にすることができる。再帰反射ビーズ16の層は、支持体18の第2の面に溶融され、再帰反射表面を提供する。
【0018】
支持体18は、熱可塑性フォーム、又は熱可塑性不織材料などの熱可塑性材料からなってもよい。しかし、幾つかの条件下では、フォーム支持体は多くのテープ用途にさらによく適合する場合がある。例えば、幾つかの条件下では、フォーム支持体は、不織代替物よりさらに低コストで製造される場合があり、使い捨て用途に特によく適合するようになる。さらに、フォーム支持体は、幾つかのテープ用途に対して、不織代替物、又は他の布帛代替物よりさらに良好に適合する場合がある。特に、以下の例で証明されるように、不織布製代替物を使用して作成される材料よりもさらに高い反射輝度特性を有する再帰反射材料を、フォーム支持体を使用して製造することができる。さらに、フォーム支持体を使用して作成される再帰反射材料は、以下の例によって示されるように、磨耗特性が非常に高い場合がある。
【0019】
接着剤又は樹脂を使用することなく、再帰反射ビーズ16を支持体18に固定することができる。替わりに、積層プロセス又は他の好適なプロセスを使用し、熱および圧力を使用してビーズ16を支持体18に溶融してもよい。接着剤又は樹脂を使用しないことによって製造コストを低減し、接着剤又は樹脂を硬化する必要がないことにより製造時間を低減できる。ビーズ16のサイズに応じて、ビーズが十分に支持体18に溶融されることができることを確実にするのに十分な厚さを有するように、支持体18が作成されてもよい。
【0020】
他の態様では、再帰反射ビーズ16をフォーム支持体の第1の面に溶融するが、フォーム支持体は、第2の面に感圧接着剤材料を備えても、又は備えてなくてもよい。例えば、フォーム支持体は、独立気泡架橋フォームを含んでもよい。ここでも、フォーム支持体は、ヒトの皮膚への貼付に安全であることを確実にする医療用フォーム支持体であってよい。以下にさらに詳細に記載される積層技術を使用し、ビーズをフォーム支持体の第1の面に溶融することができる。
【0021】
表3は、使い捨て再帰反射材料を形成するための例示のプロセスを表す流れ図である。特に、支持体の一面に感圧接着剤を有するテープが選択される(32)。感圧接着テープは、不織支持体、又はフォーム支持体を含んでもよいが、フォーム支持体の方が、前述のように、より良好な結果を提供する場合がある。次いで、支持体の非粘着面に再帰反射ビーズを不規則に堆積させる(34)。熱又は圧力を加えることによって、支持体の非粘着面にビーズを固定する(36)。換言すれば、熱又は圧力によって、ビーズを溶融させ支持体の非粘着面に入れる。例えば、材料を振ること、又は材料のビーズの付いている表面をきれいに拭うことによって、緩いビーズ、又は過剰のビーズを全て除去してもよい(38)。次いで、樹脂又は接着剤が硬化する又は乾燥するのを待つことなく、材料を直ちに使用することができる。ある場合には、ラミネーターを使用して熱又は圧力を加える。また、図3に表されるものと類似のプロセスを使用して、再帰反射フォーム支持体などの使い捨て再帰反射材料を作成することができるが、これは、一面に感圧接着材料を備えても、又は備えなくてもよい。
【0022】
図4は、特に再帰反射フォーム材料を実現するのに使用できる、別のプロセスを表す別の流れ図である。図示のように、コーティングされていないガラスビーズが基材(52)上に置かれる。例えば、ビーズは、ビーズの表面積の約半分が大気に露出するように、基材上の樹脂中に固定されてもよい。次いで、ビーズの露出表面を、アルミニウム又は別の好適な反射剤でコーティングする(54)。次いで、フォーム支持体を有する感圧接着テープの非粘着面に、基材中のビーズを積層する(56)。あるいはまた、フォーム支持体の第1の面に基材中のビーズを積層してもよく、フォーム支持体は、第2の面に感圧接着剤を備えても、備えなくてもよい。
【0023】
この時点で、ビーズは感圧接着テープの非粘着面に、アルミニウムコーティングされている表面がテープに溶融されるような向きに定められている。次いで、基材を剥離し(58)、ビーズのアルミニウムコーティングされていない面を大気に露出することができる。基材は廃棄することができる。
【0024】
図5は、再帰反射感圧接着テープを実現するのに使用できる、別のプロセスを表すさらに別の流れ図である。図示されるように、アルミニウムコーティングされているビーズ(又は、別の好適な反射剤でコーティングされているビーズ)を、医療用テープなどの感圧接着テープの非粘着面に塗布する(62)。あるいはまた、ビーズをフォーム支持体の第1の面に塗布してもよいが、フォーム支持体は、第2の面に感圧接着剤を備えても、備えなくてもよい。次いで、感圧接着テープを積層し、ビーズを非粘着面に溶融することができる(64)。次いで、感圧接着剤の非粘着面に溶融されるビーズの表面だけがアルミニウムコーティングされたままであるように、アルミニウムコーティングされているビーズの露出表面をエッチングすることができる(66)。次いで、緩いビーズ又は過剰なビーズを、例えば、材料を振ることにより、又は材料のビーズの付いている表面を拭ってきれいにすることにより除去してもよい(68)。
【0025】
本明細書に記載のように、再帰反射感圧接着テープを使用して、非永久的な再帰反射特性を皮膚又は布帛に付与することができる。テープは容易に貼付され、次いで、使用後は廃棄することができる。テープは、最初、剥離ライナー上に保存され、巻いてロールにすることができる。次いで、所望のサイズに応じてロールからテープのストリップを切り離してもよい。他の場合では、テープを予め切片に切断してもよく、切片を剥離ライナーから剥離し、例えば、必要に応じて様々な表面に貼付されてもよい。
【実施例】
【0026】
以下の実施例では、様々なプロセスを使用して再帰反射材料を作成した。次いで、輝度試験を実施した。輝度試験では、再帰反射材料の「反射率」又は「反射輝度」は、標準的な再帰反射条件下で、即ち、0°の方向角度、−4°の入射角度、および0.2°の観察角度で見た時の、材料の見掛けの輝度の尺度である。輝度は、材料の面積および使用される光源からの照度に対して標準化される。また、反射率、又は反射輝度は、再帰反射係数(R)とも呼ばれ、平方メートル当り、ルクス当りのカンデラの単位(cd/(lux−m))で表される。ASTM標準法#808−94、「再帰反射を記載するための標準的な実施」を参照する。測定に使用する機器を、ASTM仕様に従って作った。
【0027】
また、様々な実施例で研磨試験を実施した。サウスカロライナ州スパータンバーグのローソン−ヘンフィル・セール社(Lawson−Hemphill Sale,Inc.of Spartanburg,South Carolina)から入手可能な標準研磨布帛SDL−235Bを使用し、英国ストックポートのグッドブランド・ジェフリーズ・セールスLTD(Goodbrand Jeffreys Sales LTD of Stockport,England)から入手可能な、マーティンデール磨耗および研磨試験機(Martindale Wear & Abrasion Tester)モデルGJS 037で研磨試験を行った。材料を研磨する前、および研磨した後の輝度試験は、反射ビーズが基材にどれくらいよく結合されるかを示す。
【0028】
実施例1
ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー(Minnesota Mining and Manufacturing Company of St.Paul,MN)(以下、3M)から市販されている、1枚の1774Wポリエチレン・メディカル・フォーム・テープ(1774W Polyethylene Medical Foam Tape)をフォーム側を上にしてラミネーターのプラテンに置く。ラミネーターは、カンザス州ピッツバーグのHIX社(HIX Corp.of Pittsburg,KS)から入手可能なHIXモデルN−800であった。#145リフレクティブ・グラス・エレメンツ(Reflective Glass Elements)として3Mによって販売されている、半分アルミニウム処理されているガラスビーズをフォーム表面に注いだ。サンプルを15秒間、325°F(163℃)、40PSI(276kPa)で積層した。次いで、緩いビーズを振り落とした。
【0029】
完成したサンプルのRは、約100であった。テープをブラシがけすること、又は振ることによって、反射ビーズは取り除かれなかった。夏の間、足にテープのストリップを貼付して5キロメートル歩く間、テープは快適で容易に除去されると報告された。Tシャツ、スウェットシャツ、およびナイロンジャケットに貼付した場合、テープは所定の位置に留まり、良好な輝度を保持した。
【0030】
研磨試験の前後に4つの複製サンプルの輝度を試験した。輝度試験の結果を以下の表Aに記載する。
【0031】
【表1】
Figure 2005500577
【0032】
実施例2
1枚のシリコーン剥離ライナー、即ち、基材をラミネーターのプラテンに置いた。2001年6月14日に公開され、本出願と同じ出願人に譲渡されたPCT特許公開WO01/42823A1に記載のように、完全にアルミニウム処理されているガラスビーズを剥離ライナー上に注いだ。3Mから市販されている1774Wポリエチレン・メディカル・フォーム・テープ(1774W Polyethylene Medical Foam Tape)をフォーム側を下にしてビーズの上に置いた。サンプルをラミネーターから除去する前に、15秒間、325°F(163℃)、40PSI(276kPa)で積層した。次いで、緩いビーズを振り落とした。前記参照の特許公開に教示されるように、サンプルを0.5M NaOH溶液中に入れ、ビーズの付いている表面が鈍い灰色から白銀に変わるまで(約2分間かかった)、サンプルを穏やかに撹拌することによって、ビーズの露出表面上のアルミニウムを除去した。完成したサンプルのRは、約300であった。
【0033】
実施例3
3Mから市販されている1774Wポリエチレン・メディカル・フォーム・テープ(1774W Polyethylene Medical Foam Tape)をフォーム側を上にしてラミネーターのプラテンに置いた。3Mから市販されている1枚のスコッチライト(Scotchlite)(商標)5721シルバー・グラフィック・トランスファー・フィルム(Silver Graphic Transfer Film)をフォーム上に、ビーズのついている面をフォームに当てて置いた。サンプルを60秒間、300°F(149℃)、40PSI(276kPa)で積層した。グラフィックトランスファーフィルムの基材を24時間後に剥いだ。完成したサンプルのRは、約500であった。
【0034】
実施例4
共にマサチューセッツ州ローレンスのボルテック社(Voltek Corp.of Lawrence,MA)から市販されている、1枚のボララ(Volara)(商標)5TSフォーム(厚さ0.79mm)、および1枚のボララ(Volara)12EOフォーム(厚さ0.51mm)を、両面コーティングされている粘着テープ、3Mから入手可能なF9465Cトランスファーフィルム(Transfer Film)を使用して、紙ライナー、ニューヨーク州プラスキ、フェリックス・シェラー・テクニカル・ペーパーズ社(Felix Schoeller Technical Papers,Inc.,Pulaski,NY)から入手可能なポリエチレンCIS「MALグレード」紙(Polyethylene CIS “MAL grade”paper)に取付けた。これらのフォームは、独立気泡架橋ポリオレフィンフォームである。#145リフレクティブ・グラス・エレメンツ(Reflective Glass Elements)として3Mにより販売されている、半分アルミニウム処理されているガラスビーズをフォーム表面上に注ぎ、サンプルを15秒間、325°F(163℃)、40PSI(276kPa)で積層した。初期輝度および研磨後の輝度を試験した。12EOフォームでの試験は、1500サイクルの後、終了した。表Bは、輝度試験の結果を要約している。
【0035】
【表2】
Figure 2005500577
【0036】
実施例5
実施例4に使用されるもののようなフォーム支持体を、実施例3に使用されるもののようなグラフィックトランスファーフィルムに積層した。研磨前後の輝度を試験した。表Cは、輝度試験の結果を要約している。
【0037】
【表3】
Figure 2005500577
【0038】
実施例6
1枚のシリコーン剥離ライナーをラミネーターのプラテンに置いた。実施例1に使用されるガラスビーズを剥離ラーナー上に注いだ。本出願人に譲渡された米国特許第6,017,219号明細書に記載のもののような、感圧接着剤でコーティングされている、繊維状で通気性のある1枚の不織テープ支持体を、繊維側を下にしてビーズ上に置いた。サンプルを60秒間、350°F(177℃)、40PSI(276kPa)で積層した。緩いビーズを振り落とした。
【0039】
完成サンプルのRは、約90であった。ビーズをテープ基材にしっかりと取付け、擦ったり、曲げたり、又は指のつめで引掻くことにより除去するのが困難であった。約5キロメートルの歩行中、テープのサンプルを皮膚に貼付した。サンプルは快適であり、所定の位置に留まり、除去が容易であった。サンプルを衣類にも貼付したが、結果は同様であった。
【0040】
研磨前後の輝度を試験した。表Dは、実施例6で作製されたサンプルの輝度試験の結果を要約している。
【0041】
【表4】
Figure 2005500577
【0042】
実施例7
1枚のシリコーン剥離ライナーをラミネーターのプラテンに置いた。実施例2に使用されるもののような完全にアルミニウム処理されているガラスビーズを剥離ライナー上に注いだ。実施例6に使用されるもののようなテープを繊維側を下にしてビーズの上に置いた。サンプルを40秒間、325°F(163℃)、40PSI(276kPa)で積層した。緩いビーズを振り落とした。サンプルを1.0M NaOH溶液中に入れ、ビーズの付いている表面が鈍い灰色から白銀に変わるまで(約2分間かかった)、サンプルを穏やかに撹拌することによって、ビーズの露出表面上のアルミニウムを除去した。完成したサンプルのRは、約300であった。
【0043】
研磨前後の輝度を試験した。表Eは、実施例7で作製されたサンプルの輝度試験結果を要約している。
【0044】
【表5】
Figure 2005500577
【0045】
多数の実施および実施形態を記載した。例えば、ヒトの皮膚に安全で快適に粘着され得る使い捨て再帰反射感圧接着テープを記載した。さらに、粘着テープおよび他の用途に使用される再帰反射フォーム支持体を記載した。しかしながら、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な変更がなされ得ることが理解される。従って、他の実施および実施形態は、以下の特許請求の範囲に入る。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】人の皮膚に快適に粘着される再帰反射感圧接着テープを有するヒトの腕の図である。
【図2】再帰反射感圧接着テープの斜視側面図である。必ずしも縮尺通りではなく、あくまでも例示のためのものであり、限定的なものではない。
【図3】流れ図である。
【図4】流れ図である。
【図5】流れ図である。

Claims (33)

  1. 粘着面および非粘着面を備えるテープであって、前記粘着面が感圧接着剤でコーティングされているテープ、および
    前記テープの非粘着面に溶融される再帰反射ビーズの層、
    を含む物品。
  2. 前記テープが、ヒトの皮膚に快適に粘着されることができる医療用テープである、請求項1に記載の物品。
  3. 前記再帰反射ビーズの層が、前記テープの前記非粘着面の中に積層される、請求項1に記載の物品。
  4. 前記テープが、フォーム支持体を有する医療用テープである、請求項1に記載の物品。
  5. 前記テープが、不織支持体を有する医療用テープである、請求項1に記載の物品。
  6. 前記再帰反射ビーズの層が、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が約750であるとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の70%より大きい、請求項1に記載の物品。
  7. 前記再帰反射ビーズの層が、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が約750であるとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の90%より大きい、請求項1に記載の物品。
  8. 前記再帰反射ビーズの層が、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が5000より大きいとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の90%より大きい、請求項1に記載の物品。
  9. 前記再帰反射ビーズの層が、付加的な接着剤又は樹脂を使用することなく、前記テープの非粘着面上の所定の位置に実質的に保持される、請求項1に記載の物品。
  10. 第1の面および第2の面を備えるフォーム支持体、および
    前記フォーム支持体の第1の面に溶融される再帰反射ビーズの層、
    を含む物品。
  11. 前記第1の面に溶融される前記再帰反射ビーズの層が、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が約750であるとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の70%より大きい、請求項10に記載の物品。
  12. 前記第1の面に溶融される前記再帰反射ビーズの層が、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が約750であるとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の90%より大きい、請求項10に記載の物品。
  13. 前記第1の面に溶融される前記再帰反射ビーズの層が、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が5000より大きいとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の90%より大きい、請求項10に記載の物品。
  14. 前記再帰反射ビーズの層が、付加的な接着剤又は樹脂を使用することなく、前記フォーム支持体の第1の面上の所定の位置に実質的に保持される、請求項10に記載の物品。
  15. 感圧接着テープの非粘着面を再帰反射ビーズで被覆するステップ、および
    熱および圧力を加え、前記再帰反射ビーズを前記感圧接着テープの非粘着面に溶融するステップ、
    を含む方法。
  16. 前記再帰反射ビーズが、アルミニウムでコーティングされているガラスビーズを含み、各ガラスビーズは、ガラスビーズ表面積の約半分がアルミニウムでコーティングされている、請求項15に記載の方法。
  17. 前記再帰反射ビーズが、完全にアルミニウムコーティングされているガラスビーズであり、前記再帰反射ビーズの露出表面からアルミニウムをエッチングするステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 熱および圧力を加えるステップが、前記再帰反射ビーズを前記感圧接着テープの非粘着面上に積層するステップを含む、請求項15に記載の方法。
  19. フォーム支持体の第1の面を再帰反射ビーズで被覆するステップ、および
    熱および圧力を加え、前記再帰反射ビーズを前記フォーム支持体の第1の面に溶融するステップ、
    を含む方法。
  20. 前記再帰反射ビーズが、アルミニウムでコーティングされているガラスビーズを含み、各ガラスビーズは、ガラスビーズ表面積の約半分がアルミニウムでコーティングされている、請求項19に記載の方法。
  21. 前記再帰反射ビーズが、完全にアルミニウムコーティングされているガラスビーズであり、前記再帰反射ビーズの露出表面からアルミニウムをエッチングするステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  22. 熱および圧力を加えるステップが、前記再帰反射ビーズをフォーム支持体の第1の面中に積層するステップを含む、請求項19に記載の方法。
  23. 第1の面と第2の面とを備えるフォーム支持体、
    前記第1の面を被覆する感圧接着材料、および
    前記第2の面に溶融される再帰反射ビーズの層、
    を含む物品。
  24. 前記物品が、
    前記フォーム支持体の第1の面を前記感圧接着材料でコーティングするプロセス、
    前記フォーム支持体の第2の面を前記再帰反射ビーズで被覆するプロセス、および
    熱および圧力を加えて、前記再帰反射ビーズを前記フォーム支持体の第2の面に固定するプロセス、
    によって作製される請求項23に記載の物品。
  25. 熱および圧力を加えるステップが、前記再帰反射ビーズを前記フォーム支持体の第2の面上に積層するステップを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記再帰反射ビーズの層が、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が約750であるとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の70%より大きい、請求項23に記載の物品。
  27. 前記再帰反射ビーズの層が、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が約750であるとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の90%より大きい、請求項23に記載の物品。
  28. 前記再帰反射ビーズの層が、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が5000より大きいとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の90%より大きい、請求項23に記載の物品。
  29. 前記再帰反射ビーズの層が、接着剤又は樹脂を使用することなく、前記フォーム支持体の第1の面上の所定の位置に実質的に保持される、請求項23に記載の物品。
  30. 前記フォーム支持体が、独立気泡架橋フォームを含む、請求項23に記載の物品。
  31. ヒトの皮膚に快適に粘着されることができる医療用テープであって、前記医療用テープは粘着面および非粘着面を備え、前記粘着面が感圧接着剤でコーティングされている医療用テープ、および
    接着剤又は樹脂を使用することなく、前記医療用テープの非粘着面中に積層される再帰反射ビーズの層であって、前記再帰反射ビーズの層は、研磨サイクルを経る前の初期反射輝度、および多数の研磨サイクルを経た後の最終反射輝度を示し、前記研磨サイクルの数が約750であるとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の70%より大きい、再帰反射ビーズの層、
    を備える物品。
  32. 前記医療用テープが、フォーム支持体を備える、請求項31に記載の物品。
  33. 前記研磨サイクルの数が5000より大きいとき、前記最終反射輝度が、前記初期反射輝度の90%より大きい、請求項31に記載の物品。
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