JPH01271702A - 粘着性再帰反射シート - Google Patents

粘着性再帰反射シート

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JPH01271702A
JPH01271702A JP10197888A JP10197888A JPH01271702A JP H01271702 A JPH01271702 A JP H01271702A JP 10197888 A JP10197888 A JP 10197888A JP 10197888 A JP10197888 A JP 10197888A JP H01271702 A JPH01271702 A JP H01271702A
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JP
Japan
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sheet
glass beads
adhesive
self
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP10197888A
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English (en)
Inventor
Masao Kitano
正夫 北野
Yoshinori Yoshikawa
芳川 喜徳
Hiroshi Sakoo
迫尾 宏
Hiroshi Baba
馬場 弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Paint Co Ltd
Original Assignee
Toa Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は道路交通の安全および街の美化に役立つ再帰
反射兼貼紙防止シートに関する。
「従来の技術」 再帰反射シートの製造方法については非常に沢山の提案
がなされている。その中でシートの基材については合成
樹脂フィルムに粘着性加工がなされているのが一般的で
ある。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながらこれら再帰反射シートを実際に施工する場
合は、シートの貼られる側の材質、金属・コンクリート
等との関係において、いくつかの問題点がある。例えば
接着強度、被接着物表面の凹凸などである。従来の粘着
性シートは、これら被接着面の種類によっては適・不適
があったり、被接着面に凹凸があると、シートの凹凸へ
の追従が十分できず、被接着面とシートの間に空隙を生
じたり、接着不十分な部分ができたりして、素地面への
水の浸透等により、シートの早期剥離の原因となり、施
工後の耐久性に影響を及ぼすところが大きかった。
1課題を解決するための手段」 本発明者らは、粘着性再帰反射シートの改良研究におい
て、粘着性を有するゴムシート力へ金属やコンクリート
など色々な面に非常によく密着し追従するという知見に
基づいて、この発明を完成した。類似の公知技術として
は、実開昭50−64649、特開昭58−16011
6等の考案・発明がある力瓢本発明者らは、再帰反射シ
ートの基材としての粘着性ゴムに着目し、特に柔軟性と
粘着性の特性を生かした再帰反射シートをつくり出すこ
とに成功した。
本発明でシートの基材とする粘着性ゴムは、アクリルゴ
ム、ブチルゴム等で、ゴムとしては非加硫又は加硫度の
極めて低いもので、樹脂系粘着剤および粘着調整剤、加
硫剤等と混練して、著しい粘着性を有するものを使用す
る。この粘着性ゴムに寸法安定性を与えるために、繊維
の網を中にして、ゴムで両面を挾みシート状に加工する
。厚さは約0.5〜5mm、好ましくは1〜2mmで、
両面粘着性のものとし、取扱いには離型紙を利用する。
このシートは再帰反射シートの構成部分としては従来の
粘着性シートの支持層と粘着層を一体化したものである
ので、ある程度の厚さがないと被接着面の凹凸のひずみ
を吸収できない。このような特性を備えたシートは市販
されているものもある。
本発明の再帰反射シートはこの粘着性ゴムシートの片面
にガラスピーズを接着させる着色接着剤層を形成するた
めに、着色接着剤層と粘着性ゴムシートとの境に、合成
繊維や無機質繊維製、例えばガラス繊維製のうすい不織
布を圧着させて連続面をつくる。不織布は単に圧着する
だけで十分ゴムと接着する。この不織布層は着色接着剤
層の破断を防ぎかつシートの被接着面の凹凸をゴムで吸
収した上に滑らかな連続面を形成するのに役立つ。
その上にガラスピーズを接着し、反射光に着色するため
にエマルション塗料を塗布し、粘着性のある間にガラス
ピーズを全面に散布し固着させる。
乾燥後余分のガラスピーズは除く。こ\に着色接着剤と
して使用するものは、水性塗料でも溶剤型塗料でもよい
が、下地のゴムを侵さないものとして水性塗料の方がの
ぞましい。着色は道路標示黄色のほか、白その他適宜の
色を選ぶことが可能である。
ガラスピーズは高屈折率のものが好ましいが、屈折率1
.93程度の中屈折率のものも使用できる。
粒径は細かいものから粗いもの約100〜1500μm
のもので、光の散乱性をよくするために粒径の異ったも
のを混合して使用する。
ガラスピーズを固着した一Lに、ビーズの脱落防止とシ
ートの耐候性向上およびよごれ防止等の目的で耐候性が
優れてかつ汚染に耐える。ふっ素樹脂塗料又はシリコー
ン樹脂系塗料のクリヤーをうずく10μm程度塗布乾燥
させて完成したシートとする。これらの塗料は通常の塗
装方法で塗布することができる。
こうしてつくられた粘着性再帰反射シートの反射性能は
、JIS z9117保安用反射シート及びテープの7
.3の反射性能試験で測定した結果では、観測角0.2
°、入射角o0で9〜12.200テア 〜11 (c
ad/4ux−〜2)程度で、優れた反射および散乱性
能を有する。
また不粘着性のテープ剥離抵抗は100〜30g159
 mm程度で、表面に貼られたものが容易に剥離する不
粘着性を有する。
この粘着性再帰反射シートをコンクリート面、金属面等
に施工する場合は、面を清掃した後に、離型紙を剥して
そのま5圧着すれば耐久性のある接着ができる。なおて
いねいな施工をする場合は、コンクリート面は適当なシ
ーラー塗料、例えばエポキシ樹脂シーラーを塗布いその
上に粘着強化のためにクロロプレン樹脂系プライマーを
塗布乾燥させ、本発明のシートを圧着させる。金属面は
適宜防錆塗装処理をした上に、クロロプレン樹脂系プラ
イマーを塗布し、同様に本発明のシートを圧着すれば施
工できる。
1作用」 本発明の粘着性再帰反射シートは柔軟性に富みかつ粘着
力が強いので被粘着面によく粘着し、同時に凹凸面によ
く追従すると共にクツション効果を有する被覆となる。
高屈折率のガラスピーズと粒径の大小の組合せで再帰反
射性と散乱輝度を高め、正面からの反射効果のみならず
、斜めからの入射光に対しても反射性能が高い。また耐
候性・耐汚染性の優れた合成樹脂塗料で被覆しであるの
でシートの耐久性、耐汚染性、不粘着性を有し、建造物
の部分として施工された場合、貼紙防止の効果もある。
「実施例1」 粘着性シートは、ブチルゴムと石油樹脂の粘着付与樹脂
、粘着調整剤を混練し、レーヨン網を中に両側にブチル
ゴムが来るようにサンドイッチ状に厚さ約1mmに押し
出し、離型紙と共にシートとしたもの(商品名ペブシー
ト、世界長株式会社製)、このシートは離型紙面もその
反対面も両面粘着性を有する。この片面にガラスクロス
を圧着し、その−Fに道路標示黄色に着色したアクリル
樹脂エマルション塗料を塗布し、粘着性の残っている間
に、粒径105〜1410μmの中屈折率ガラスピーズ
(商品名UB722M、■ユニオン製、屈折率1.98
 )を全面に散布し乾燥させて余分のビーズを除去した
。この上に常温乾燥型ふっ素樹脂透明塗料(商品名ニュ
ーガーメッl−#2300クリヤー、東亜ペイント■製
)を乾燥膜厚約10μmになるように塗装し、強制乾燥
させて、粘着性再帰反射シート道路標示黄色とした。
このシートの再帰反射性能はJIS  Z9117に準
じて測定し、観測角0.2°入射角o0で9.6.2o
0で7.3であった。
貼紙のはがれ易さの目やすとして、包装用布粘着テープ
で測った剥離抵抗値は70g/ 50 rnrnであっ
た。試験方法はJIS z1524包装用布粘着テープ
に規定する1種1号のテープ巾5Qmm長さ115mm
の一端から15mmに当て紙をして引張荷重に耐えるよ
う補強して剥離荷重を測定できるようにし、のこりの5
0X100mmを本発明のシート反射面に貼りつけ、厚
さ約6mmのゴムを貼りつけた3Kgの重りで1分間荷
重をかけ、20分放置後バネ秤りで剥離荷重を測定した
なお本発明シートの基材となる粘着ゴムシート単独での
コンクリートブロックへの接着強度は、25 X 25
 mmのアタッチメントをシアノアクリレート接着剤で
接着し、ユニバーサル引張試験機で平面引張り試験を行
った結果はアタッチメントの面積で9,25Kg fで
シート材質の破壊を生じた。
施工例として、道路側壁コンクリート面への圧着は、コ
ンクリ−1−面を清掃後本発明の粘着性再帰反射シート
道路標示黄色を巾20cm、長さ5mに圧着させた。こ
のシートはコンクリート面の凹凸によく追従して十分密
着した。夜間の光反射性は良好ではっきりと浮び上って
認識できた。1ケ月後の観察では密着性は十分で、汚染
は殆んど認められなかった。半年後の観察でも密着性は
良好で汚染は水洗によって容易に除去できた。
「実施例2」 白色シート。実施例1と同様につくられた離型紙つきブ
チルゴムシート、厚さ約2mmにガラスクロスを圧着し
、アクリル樹脂エマルション塗料白を塗布し、中屈折率
ガラスピーズ(屈折率1.93)粒径105〜1410
μmを全面に散布し固着させ、乾燥後余分のビーズを除
去した。その上に常温乾燥型アクリルシリコーン樹脂塗
料クリヤー(東亜ペイント■製)をうすくスプレー塗装
して粘着性再帰反射シート白を造った。
このシートの反射性能は実施例1と同様に測定して、入
射角0°で12.2.20°で10.5であった。
また実施例1と同様に測定した粘着テープの剥離抵抗値
は75g150mmであった。
鉄相に合成樹脂塗料の塗装しである上にクロロプレン樹
脂系プライマードアプリシート用プライマー(東亜ペイ
ント■製)を塗布し、乾燥させて、その上に本発明の粘
着性再帰反射シート白を巾5 Q cm、長さ2mに圧
着させた。このシートは夜間白く輝き、明瞭に認識され
た。施工後1ケ月、6ケ月後に密着性と汚染を調査した
が、十分強固に密着し、汚れは軽度であった。
「効果」 本発明の粘着性再帰反射シートは、簡単な工程で各種の
素地とよく密着し、優れた再帰反射性能と散乱性能を有
し、夜間の標識として暗闇にはっきりと浮び−Fす、明
瞭に視認することができ、耐久性を有して、交通安全に
役立つ。同時に本発明のシートは各種案内掲示などの貼
り紙の防止にも役立ち、町の美観の維持にも役立つ効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はシートの断面拡大説明図 1−a:本発明シー
ト、l−b  従来品の例。第2図は施工された状態の
断面説明図 2−a゛本発明シート、2−b:従来品の
例。図において、1.離型紙、2:粘着性ゴム、3.粘
着層、4.支持層、5網、6:不織布、7:着色接着剤
、8 カラスビ−ズ、9:表面被覆透明塗料、lO:コ
ンクリート。 特許出願人 東亜ペイント株式会社 手続補正書(方式) 1事件の表示 昭和63年特許願第101978号 2発明の名称 勧蒼任青黒度給シート 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所(居所)■554 %M、市M’M龜Mk 1
丁目3番18号電話06−461−7031 4補正命令の日付 昭和63年7月6日  (7月26日発送)5 補正に
より増加する発明の数 発明の数に変更なし 6補正の対象 明細書の図面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粘着性ゴムシートを基材とし、不織布層・着色接着
    剤層・ガラスビーズおよび耐候性合成樹脂透明被覆の積
    層からなる粘着性再帰反射シート。
JP10197888A 1988-04-25 1988-04-25 粘着性再帰反射シート Pending JPH01271702A (ja)

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