JP2005354623A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の記録媒体を用いてバックアップ記録可能な撮像装置において、記憶媒体の空き容量が異なる場合であっても確実なバックアップ記録を可能にすること。
【解決手段】 バックアップ記録の設定がある場合には、各記録媒体の空き容量を確認し(S103)、予想される撮影画像データサイズと比較(S105)して、バックアップ記録が可能であるか確認する(S109)。いずれかの記録媒体の空き容量が不足していると判断された場合には以降の撮影を禁止し、記録媒体の交換又は不要な画像データの削除を促す(S115)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、1回の撮像で複数の記録媒体に画像データを記録可能な撮像装置及びその制御方法に関する。
半導体技術の進歩などにより、CCDやCMOSセンサといった撮像素子を用いた撮像装置が急速に普及し、携帯電話や移動情報端末(PDA)などにも搭載されるようになってきている。
このような撮像装置において、撮像した画像の記録媒体として現在最も広く用いられているのは、半導体メモリや小型の磁気ディスク等を内蔵した記録媒体である。記録媒体には撮像装置に内蔵されているもの、撮像装置に設けられたスロットに着脱可能なものがあり、撮像装置によって、それらを適宜組み合わせて用いる構成を有するのが一般的である。また、記録媒体装着用のスロットを複数有する撮像装置も存在する。
通常、撮像装置はユーザが選択可能な複数の記録形式(フォーマット)のうち、設定されている形式によって画像データを記録する。このような選択可能な形式の例としては、画像のサイズ、圧縮方式(非圧縮/圧縮の選択や、複数の圧縮方式からの選択など)、圧縮率などがある。
また、複数の記録媒体に記録可能な撮像装置においては、1回の撮影で同一の画像データを複数の記録媒体に記録することで、バックアップ機能を提供するものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平7−231420号公報
しかしながら、このようなバックアップ機能を有する撮像装置において、スロットに装着された複数の記録媒体の空き容量が同じであるとは限らない。例えば、1番目のスロットには1ギガバイトの記録媒体、2番目のスロットには512メガバイトの記録媒体といったように、異なる総記憶容量の記録媒体が装着される場合もある。また、当初の空き容量は同一であっても、例えば一方には非圧縮の画像データを、他方には圧縮した画像データを記録するような設定であれば、空き容量には差が生じる。また、バックアップを行わない設定での撮影と、バックアップを行う設定での撮影が混在した場合にも、記録媒体間の空き容量に差異が生じる。
そのため、通常記録用の記録媒体は記録可能でもバックアップ用に指定した記録媒体には記録領域が不足する可能性がありバックアップができないことが発生する。特にカメラ起動直後に撮影する場合は、前回撮影した際から記録媒体が交換されている場合があり、撮影しようとした際に初めてバックアップ記録用の記録媒体の空き容量不足が認識される可能性がある。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、複数の記録媒体を用いたバックアップ記録可能な撮像装置において、記録媒体毎の空き容量が異なる場合であっても確実なバックアップ記録が可能な撮像装置及びその制御方法を提供することを主な目的とする。
この目的は、1回の撮像で得られる画像データを複数の記録媒体に対して記録するバックアップ記録が可能な撮像装置であって、バックアップ記録を行う設定がなされているか否かを確認する設定確認手段と、複数の記録媒体の空き容量が所定量以上であるかを確認する空き容量確認手段と、バックアップ記録を行う設定がなされている場合、複数の記録媒体の少なくとも一方の空き容量が所定値に満たない場合には、以後の撮影操作を禁止する禁止手段とを有することを特徴とする撮像装置によって達成される。
また、上述の目的は、1回の撮像で得られる画像データを複数の記録媒体に対して記録するバックアップ記録が可能な撮像装置の制御方法であって、バックアップ記録を行う設定がなされているか否かを確認する設定確認ステップと、複数の記録媒体の空き容量が所定量以上であるかを確認する空き容量確認ステップと、バックアップ記録を行う設定がなされている場合、複数の記録媒体の少なくとも一方の空き容量が所定値に満たない場合には、以後の撮影操作を禁止する禁止ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法によっても達成される。
さらに、上述の目的は、コンピュータを本発明の撮像装置として機能させるプログラム又は当該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても達成される。
本発明によれば、バックアップ記録の設定がなされている場合には、通常記録用の記録媒体とバックアップ用の記録媒体の空き容量が十分である場合にのみ撮影操作を許可するため、バックアップ記録を確実に行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルスチルカメラの構成例を示すブロック図である。なお、以下の説明においては説明及び理解を容易にするため、着脱可能な記録媒体を複数利用可能なデジタルスチルカメラを撮像装置の例として説明する。しかしながら、複数の記録媒体に対して同時に画像データの記録が可能な任意の撮像装置に本発明が適用可能であることは言うまでもない。例えば、カメラを内蔵又は接続したコンピュータ装置において、ハードディスク及びメモリカードといった、複数の記録媒体に撮像画像を記録可能な形態であってもよい。
例えば一方の記録媒体が着脱できない形式のものであっても良いし、記録媒体自体も半導体メモリや小型磁気ディスクはもとより、テープやディスク状の記録媒体であっても良い。静止画撮影機能を有するビデオカメラや、カメラ機能を有する携帯電話やPDAなどもまた本発明における撮像装置を構成しうることは言うまでもない。また、記録媒体は必ずしも撮像装置に直接接続されている必要はなく、例えば内蔵もしくは装着された記録媒体と、ネットワークを介して接続された記録媒体とに書き込み可能な撮像装置であってもよい。なお、本明細書におけるデジタル”スチル”カメラという記載は便宜上のものであって、動画撮影機能の排除を意図したものではない。
図1において、本実施形態に係るデジタルスチルカメラは、光学ファインダ、撮影に必要なCCDやCMOSなどの撮像素子やレンズなどの光学部材および各種電子機器を含む撮像部100と、撮影した画像データを格納する前バッファである第1のバッファメモリ101と、第1のバッファメモリ101に格納された画像データに対し、所定の画像処理および圧縮処理を行う画像処理部102と、画像処理および圧縮処理後の画像データを格納する後バッファである第2のバッファメモリ103と、撮影操作、シャッタースピードや露出などを切り替える操作など、ユーザがデジタルスチルカメラ本体を操作するためのボタンやキー、ダイヤルなどからなる操作部104と、撮影画像の表示およびカメラ操作パラメータの設定や確認のためのメニュー表示や警告等を表示するための、ビューファインダとしても機能可能な表示部105と、表示部105を制御する表示制御部106と、デジタルスチルカメラ全体を制御するシステム制御部107と、コンパクトフラッシュ(登録商標)を初めとする半導体メモリカード、マイクロドライブなどのリムーバブル記録媒体とのインタフェースである第1及び第2のインタフェース(スロット)108および110とを有する。なお、表示部105に表示される項目の一部は光学ファインダ内部にも表示される。
また、第1及び第2のインタフェース108及び110に装着して使用するリムーバブル記憶媒体109および111も併せて図示している。なお、図1には示していないが、パーソナルコンピュータなどの機器や通信網と接続するための、USB、IEEE1394、Bluetoothといった通信インタフェースを有していても良い。
次に、バックアップ記録設定がなされている状態の動作について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。なお、撮像時にバックアップ記録(すなわち、複数の記録媒体に対する同時記録)を行うか否か、バックアップ記録時の各記録媒体への記録方式などの設定は、例えば表示部105に表示したメニュー表示等のGUIを操作部104を用いて操作し、予め設定されているものとする。設定内容はカメラ内部の不揮発性メモリ(図示せず)に記憶される。そのためカメラ本体の電源を切ってもバックアップ記録の有無を始め、各種設定の内容はカメラ内部に保存されている。
ここでは、第1の記録媒体109を通常記録用、第2の記録媒体111をバックアップ記録用としたバックアップ記録が設定されているものとする。なお、以下に説明する動作は、例えばシステム制御部107が有するCPUにより所定のプログラムを実行し、各部を制御することによって実現される。
本実施形態に係るデジタルスチルカメラは、バックアップ記録が設定されている場合は通常記録の記録媒体とバックアップ用の記録媒体の記録可能容量のいずれもが所定値より大きい場合にのみ撮影を許可する。すなわち、いずれかの記録媒体の記録可能容量が所定値以下である場合には、撮影を禁止する。これにより、確実にバックアップ記録を行うことが可能になる。
まず、カメラが起動(電源投入)されると、システム制御部107は図示しない不揮発性メモリを参照し、バックアップ記録が設定されているかどうかを調べる。バックアップ記録の設定がなされていなければ、通常の起動処理を継続する(ステップS113)。バックアップ記録が設定されている場合、第1及び第2の記録媒体が前回記録時から交換されているかどうかに係わらず、バックアップ用の第2の記録媒体111と通常記録用の第1の記録媒体109の空き容量(記録可能容量)を確認する(ステップS103)。次に、この空き容量が、次の撮影時に記録するだけの空き容量であるのかを確認する(ステップS105)。この確認には様々な方法が利用可能であるが、例えば、現在設定されている記録形式(圧縮率や符号化方式など)、画像サイズ(縦横の画素数)、感度(ISO値)など、画像データサイズに影響を与える設定値を適宜用い、想定される画像データサイズを求め、その値とステップS103で確認した実際の空き容量とを比較する方法や、予め用意した固定値と実際の空き容量とを比較する方法などを例示することができる。
なお、バックアップ記録と通常記録とで、記録形式や画像サイズなど、異なる画像データサイズとなるような設定がなされている場合には、バックアップ記録用の記録媒体と、通常記録用の記録媒体とで、それぞれ設定に応じた値と実際の空き容量を比較して確認を行うことが好ましい。
ついで、ステップS107において、撮影動作がOnであるかどうかを確認する。撮影操作がOnであるかどうかは、例えば操作部104でのモード設定が撮影モードになっているか否かや、シャッターボタンが半押し状態であるか否かなどを検出することにより判定できる。
ステップS107において、撮影動作がOnでない場合には、ステップS113へ移行し、起動動作を継続する。一方、撮影動作がOnであれば、ステップS109において、ステップS105での比較の結果として、通常記録用の第1の記録媒体109と、バックアップ記録用の第2の記録媒体111の両者の空き容量が、少なくとも1枚分の撮影に十分であるかを調べる。
十分であれば、ステップS111の撮影処理に移行し、シャッターボタンが全押しされれば設定内容に従ってバックアップ記録を行い、処理を終了する。一方、第1及び第2の記録媒体109及び111のいずれかの空き容量が所定の値よりも少ない場合には、ステップS115へ移行し、撮影を禁止する。具体的には操作部104での撮影操作(例えばシャッターの全押し)を無効とする。そして、撮影禁止状態になると、その旨をユーザに報知する。
ここでの報知の方法は任意であるが、表示部105へのメッセージ表示や、警告灯の点灯、工学ファインダ内でのエラー表示のような表示による報知や、ビープ音などの音による報知あるいはそれらの組み合わせなど、一般に用いられている報知方法を用いることができる。例えばメッセージ表示による報知に対し、操作部104から所定の操作があった場合には、ユーザが報知を認識したものとして処理を終了する。
なお、ステップS115で行う報知においては、撮影が禁止されたことのみならず、その理由(記録媒体の空き容量不足)も報知することが好ましい。その際、いずれの記録媒体の空き容量が不足しているのかをユーザが認識できるようにすることがさらに好ましい。また、実際の空き容量と、推定される撮影時の画像データ量(ステップS103において用いたものでよい)も併せて報知してもよい。このようにして、記録媒体の交換又は不要な画像データの削除による空き容量の確保を促す。
なお、撮影の禁止は例えば記録媒体の交換動作や、画像データの削除処理など、記録媒体の空き容量が変化しうる操作を検出した後、再度ステップS103、S105及びS109に相当する処理を行なうことにより、空き容量が確保された時点で自動的に解除することが可能である。あるいは、バックアップ記録の設定解除を検出した時点で撮影禁止を解除しても良い(依然として通常記録用記録媒体の空き容量が不足している場合には撮影できないことは言うまでもない)。
このように、本実施形態によれば、バックアップ記録の設定がなされている状態では通常記録用並びにバックアップ記録用の記録媒体の両方に、想定される少なくとも1枚分の画像データ量分の空き容量がない場合には撮影を禁止する。従って、空き容量の異なる複数の記録媒体を用いてバックアップ記録を行う場合であっても、確実なバックアップ記録が保証される。特に記録媒体の少なくとも一方が着脱可能であり、起動後直ちに撮影を行う場合など、前回撮影時から記憶媒体が変化しうる場合であっても確実なバックアップ記録が可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、バックアップ記録の設定がなされている場合には、通常記録用並びにバックアップ記録用の記録媒体の両方に、想定される少なくとも1枚分の画像データ量分の空き容量がないと無条件に撮影を禁止していた。これに対し、本実施形態では、バックアップ記録用の記録媒体のみ空き容量が不十分である場合にはバックアップ記録を一時的に解除し、通常記録用記録媒体のみへの記録を許すものである。ユーザにこのような設定を行わせるには、バックアップ記録の設定項目として、「バックアップ用記録媒体の空き容量が不足の場合には撮影を優先」等のチェック項目を設ければよい。
図3に示すフローチャートを用い、本実施形態に係るデジタルスチルカメラの起動処理について説明する。なお、図3において、上述した図2と同じ処理を行うステップには同じ参照数字を付し、重複する説明は省略する。また、本実施形態に係るデジタルスチルカメラの構成は図1に示した構成と同一でよいため、構成に関する説明も省略する。
本実施形態において、ステップS101〜S111の処理は第1の実施形態と共通であり、ステップS109において、いずれかの記録媒体の空き容量が不足していると判定された際の処理であるステップS121以降が異なる。ステップS121では、空き容量が不足している記録媒体が、バックアップ記録用記録媒体のみであるのかを確認する。そして、少なくとも通常記録用記録媒体の空き容量が不足している場合には、ステップS115へ移行し、上述した撮影禁止及び報知処理を行う。
一方、バックアップ記録用記録媒体の空き容量のみが不足している場合には、ステップS123へ移行し、上述した撮影優先の設定がなされているか、すなわち、「バックアップ用記録媒体の空き容量が不足の場合には撮影を優先」のチェック項目がチェックされているか否かを、不揮発性メモリ内の設定項目記憶領域を参照して確認する。チェックがなされている場合には、ステップS125へ移行し、撮影処理を行う。ただし、この場合にはバックアップ記録が行われないため、バックアップ記録用の記録媒体の空き容量が不足しているため、バックアップ記録が行われていないことをユーザに報知する。報知の方法はステップS115で撮影禁止状態を報知する方法と同様の方法により行うことができる。
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態で実現される効果に加え、バックアップ記録用の記録媒体の空き容量のみが不足している場合には撮影を優先するか否かを設定可能とすることにより、空き容量の異なる複数の記録媒体を用いてバックアップ記録を行う場合であっても確実にバックアップ記録が可能になる上、バックアップ記録用の記録媒体の空き容量のみが足りない場合には撮影を行うことが可能となる。
(第3の実施形態)
上述の実施形態においては、起動処理又は起動状態での撮影処理開始時の処理に関して説明したが、本実施形態は撮影終了時の処理に関する。
図4に示すフローチャートを用い、本実施形態に係るデジタルスチルカメラの起動処理について説明する。なお、図4において、上述した図2と同じ処理を行うステップには同じ参照数字を付し、重複する説明は省略する。また、本実施形態に係るデジタルスチルカメラの構成は図1に示した構成と同一でよいため、構成に関する説明も省略する。
図4に示す処理は、例えば1枚の撮影が終了する毎に実行される。本実施形態において、ステップS101〜S109の処理は、ステップS107の処理が無いことを除き、第1の実施形態と共通である。そして、ステップS109において、通常記録用及びバックアップ記録用記録媒体のいずれかの空き容量が不足している場合には、ステップS131において、空き容量が不足している記録媒体を特定可能な情報(例えばスロット番号)とともに、次回撮影時にはバックアップ記録が出来ない旨を報知する。報知の方法は第1又は第2の実施形態におけるステップS115で撮影禁止状態を報知する方法と同様の方法により行うことができる。
ステップS101においてバックアップ記録の設定がない場合や、ステップS109において空き容量の不足した記録媒体がない場合には、通常の撮影終了処理を継続する。
なお、ステップS131においては、報知のみならず、第1の実施形態で行ったように撮影禁止とすることも可能であるし、また第2の実施形態で説明したように撮影優先の設定がなされていない場合にのみ撮影禁止としてもよい。
本実施形態によれば、撮影終了時に記録媒体の空き容量を確認することにより、空き容量の異なる複数の記録媒体を用いてバックアップ記録を行う場合であっても、次回撮影時のバックアップ記録を確実に行うことが可能になる。なお、本実施形態を第1又は第2の実施形態と組み合わせて実施することももちろん可能である。
(他の実施形態)
第1及び第2の実施形態においては、バックアップ記録の設定がなされている場合にのみ両記録媒体の空き容量を確認する構成についてのみ説明したが、ステップS101の処理を省略し、無条件に両記録媒体の空き容量が十分であるかを確認するように構成しても良い。
上述の実施形態では通常記録用及びバックアップ記録用の記録媒体がいずれも着脱可能な記録媒体であったが、少なくとも一方が内蔵されている撮像装置に対しても同様に本発明を適用可能であることは容易に理解される。また、記録媒体の形態がテープやディスクであっても構わない。テープ状の記録媒体の場合、残り時間を空き容量に換算すればよい。また、記録媒体の少なくとも一方が撮像装置に直接接続されておらず、有線又は無線通信によって記録可能に接続されていてもよい。
なお、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いて当該プログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを実行することによって同等の機能が達成される場合も本発明に含まれる。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイル等、クライアントコンピュータ上で本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)を記憶し、接続のあったクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードする方法などが挙げられる。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに対して暗号化を解く鍵情報を、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給し、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
本発明の実施形態に係る撮像装置としてのデジタルスチルカメラの構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態における動作を説明するフローチャートである。 第2の実施形態における動作を説明するフローチャートである。 第3の実施形態における動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
100:撮像部
101:第1のバッファメモリ
102:画像処理部
103:第2のバッファメモリ
104:操作部
105:表示部
106:表示制御部
107:制御部
108:第1のインタフェース
109:第1の記録媒体
110:第2のインタフェース
111:第2の記録媒体

Claims (8)

  1. 1回の撮像で得られる画像データを複数の記録媒体に対して記録するバックアップ記録が可能な撮像装置であって、
    前記バックアップ記録を行う設定がなされているか否かを確認する設定確認手段と、
    前記複数の記録媒体の空き容量が所定量以上であるかを確認する空き容量確認手段と、
    前記バックアップ記録を行う設定がなされている場合、前記複数の記録媒体の少なくとも一方の空き容量が前記所定値に満たない場合には、以後の撮影操作を禁止する禁止手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記空き容量確認手段が、前記撮像装置の少なくとも起動時に前記空き容量の確認を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記設定確認手段が、前記バックアップ記録を行う設定がなされている場合、撮影優先設定がなされているか否かをさらに確認し、
    前記禁止手段が、前記バックアップ記録を行う設定がなされており、かつ前記撮影優先設定がなされている場合、前記複数の記録媒体のうち、予め定めた一方の空き容量のみが前記所定値に満たない場合には、以後の撮影時には前記複数の記録媒体の他方へのみ記録を行うように設定を変更するとともに、バックアップ記録がなされないことを報知することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の撮像装置。
  4. 1回の撮像で得られる画像データを複数の記録媒体に対して記録するバックアップ記録が可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記バックアップ記録を行う設定がなされているか否かを確認する設定確認ステップと、
    前記複数の記録媒体の空き容量が所定量以上であるかを確認する空き容量確認ステップと、
    前記バックアップ記録を行う設定がなされている場合、前記複数の記録媒体の少なくとも一方の空き容量が前記所定値に満たない場合には、以後の撮影操作を禁止する禁止ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  5. 前記空き容量確認ステップが、前記撮像装置の少なくとも起動時に前記空き容量の確認を行うことを特徴とする請求項4記載の撮像装置の制御方法。
  6. 前記設定確認ステップが、前記バックアップ記録を行う設定がなされている場合、撮影優先設定がなされているか否かをさらに確認し、
    前記禁止ステップが、前記バックアップ記録を行う設定がなされており、かつ前記撮影優先設定がなされている場合、前記複数の記録媒体のうち、予め定めた一方の空き容量のみが前記所定値に満たない場合には、以後の撮影時には前記複数の記録媒体の他方へのみ記録を行うように設定を変更するとともに、バックアップ記録がなされないことを報知することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の撮像装置の制御方法。
  7. コンピュータを請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置として機能させるコンピュータプログラム。
  8. 請求項7記載のコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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