JP2010087711A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】DVR12に設けられたMPEG4コーデック30aは、動画像を形成する複数の監視画像の各々にイントラ符号化方式およびインター符号化方式のいずれか一方に対応する符号化処理を施して符号化ピクチャを作成する。CPU38は、MPEG4コーデック30aによって作成された符号化ピクチャのうち、イントラ符号化方式に対応する符号化ピクチャつまりIピクチャを複製する。CPU38はまた、MPEG4コーデック30aによって作成された符号化ピクチャと複製処理よって作成された符号化ピクチャとをPCに送信する。CPU38はさらに、符号化ピクチャの送信態様を表す送信態様情報を作成し、作成された送信態様情報をPCに送信する。
【効果】PCがイントラ符号化ピクチャの欠落に起因してインター符号化ピクチャの再生に失敗する頻度が抑えられる。
【選択図】図2
【効果】PCがイントラ符号化ピクチャの欠落に起因してインター符号化ピクチャの再生に失敗する頻度が抑えられる。
【選択図】図2
Description
この発明は、画像処理装置に関し、特に監視カメラシステムに適用され、複数の画像の各々にインター符号化方式またはイントラ符号化方式に対応する符号化処理を施し、これによって生成された符号化ピクチャを指定装置に送信する、画像処理装置に関する。
この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、動画像無線伝送システムは、送信側装置および受信側装置によって形成される。送信側装置は、MPEG方式で符号化された複数のピクチャの各々を既定の優先順位に基づいて選択し、選択されたピクチャにスペクトラム拡散変調を施し、変調されたピクチャを送信する。
受信側装置は、送信側装置によって送信されたピクチャを受信し、受信されたピクチャにスペクトラム拡散復調を施し、復調されたピクチャを上述の優先順位に基づいて一時的に記憶する。受信側装置はまた、受信されたピクチャがエラーを有するか否かを判別する。判別結果が肯定的であれば、受信側送信装置は、エラー情報を送信側装置に送信する。
エラー情報を受信した送信側装置は、現時点の送信ピクチャ(現ピクチャ)の優先順位を再送すべきピクチャ(再送ピクチャ)の優先順位と比較し、再送ピクチャの優先順位が現ピクチャの優先順位と同等以上の場合は再送ピクチャを送信のために選択する一方、再送ピクチャの優先順位が現ピクチャの優先順位よりも低い場合は現ピクチャを送信のために選択する。
特開2004−328022号公報
しかし、背景技術では、受信側装置によって受信されたピクチャがエラーを有する場合に、受信側装置から送信側装置へエラー情報を送信し、さらに送信側装置から受信側装置へピクチャを再送信する必要があり、送受信処理が複雑化する。
それゆえに、この発明の主たる目的は、送受信処理の複雑化を回避しつつ、ピクチャの欠落頻度を抑制ことができる、画像処理装置を提供することである。
この発明に従う画像処理装置(12:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、複数の画像の各々にイントラ符号化方式およびインター符号化方式のいずれか一方に対応する符号化処理を施して符号化ピクチャを作成する符号化手段(30a~30d)、符号化手段によって作成された符号化ピクチャのうちイントラ符号化方式に対応する符号化ピクチャを複製する複製手段(S69)、符号化手段によって作成された符号化ピクチャと複製手段よって作成された符号化ピクチャとを再生装置(16)に送信するピクチャ送信手段(S73)、およびピクチャ送信手段の送信態様を表す送信態様情報を再生装置に送信する情報送信手段(S25)を備える。
符号化手段は、複数の画像の各々にイントラ符号化方式およびインター符号化方式のいずれか一方に対応する符号化処理を施して符号化ピクチャを作成する。複製手段は、符号化手段によって作成された符号化ピクチャのうちイントラ符号化方式に対応する符号化ピクチャを複製する。ピクチャ送信手段は、符号化手段によって作成された符号化ピクチャと複製手段よって作成された符号化ピクチャとを再生装置に送信する。情報送信手段は、ピクチャ送信手段の送信態様を表す送信態様情報を再生装置に送信する。
イントラ符号化ピクチャを複製し、複製されたイントラ符号化ピクチャと送信態様情報とを再生装置に送信することで、再生装置がイントラ符号化ピクチャの欠落に起因してインター符号化ピクチャの再生に失敗する頻度が抑えられる。
好ましくは、複製回数の指定を受け付ける第1受け付け手段(S13)がさらに備えられ、複製手段は第1受け付け手段によって受け付けた指定に従って複製処理を実行する。
好ましくは、符号化手段は、Nフレームに1回の割合で存在する基準フレームにイントラ符号化方式に従う符号化処理を施す一方、基準フレームと異なるフレームにインター符号化方式に従う符号化処理を施す。
好ましくは、インター符号化方式は共通の距離を隔てたフレームを参照する第1方式とイントラ符号化方式に対応するフレームを共通的に参照する第2方式とを含み、第1方式および第2方式のいずれか一方の指定を受け付ける第2受け付け手段(S5, S9)がさらに備えられ、符号化手段は第2受け付け手段によって受け付けた指定に従って符号化処理を実行する。
好ましくは、符号化手段によって作成された符号化ピクチャを記録媒体(36d)に記録する記録手段(56)がさらに備えられ、第2受け付け手段は、記録用符号化方式としての指定を受け付ける記録用符号化方式受け付け手段(S5)、および送信用符号化方式としての指定を受け付ける送信用符号化方式受け付け手段(S9)を含む。
さらに好ましくは、再生装置に送信すべき符号化ピクチャを記録媒体から選択する選択手段(S33)、および選択手段によって選択された符号化ピクチャの符号化方式を送信用符号化方式受け付け手段によって受け付けた指定に適合させる適合手段(S65)がさらに備えられる。
好ましくは、情報送信手段はピクチャ送信手段の送信処理に先立って送信態様情報を送信する。
好ましくは、再送信の要/不要の指定を受け付ける第3受け付け手段(S17)、および再生装置から再送信要求が発行されたとき第3受け付け手段の指定に従って所望の符号化ピクチャを再生装置に再送信する再送信手段(S55)がさらに備えられる。
この発明に従う画像処理プログラムは、複数の画像の各々にイントラ符号化方式およびインター符号化方式のいずれか一方に対応する符号化処理を施して符号化ピクチャを作成する符号化手段(30a~30d)を備える画像処理装置(12)のプロセッサ(38)に、符号化手段によって作成された符号化ピクチャのうちイントラ符号化方式に対応する符号化ピクチャを複製する複製ステップ(S69)、符号化手段によって作成された符号化ピクチャと複製ステップよって作成された符号化ピクチャとを再生装置(16)に送信するピクチャ送信ステップ(S73)、およびピクチャ送信ステップの送信態様を表す送信態様情報を再生装置に送信する情報送信ステップ(S25)を実行させるための、画像処理プログラムである。
この発明に従う画像処理方法は、複数の画像の各々にイントラ符号化方式およびインター符号化方式のいずれか一方に対応する符号化処理を施して符号化ピクチャを作成する符号化手段(30a~30d)を備える画像処理装置(12)によって実行される画像処理方法であって、符号化手段によって作成された符号化ピクチャのうちイントラ符号化方式に対応する符号化ピクチャを複製する複製ステップ(S69)、符号化手段によって作成された符号化ピクチャと複製ステップよって作成された符号化ピクチャとを再生装置(16)に送信するピクチャ送信ステップ(S73)、およびピクチャ送信ステップの送信態様を表す送信態様情報を再生装置に送信する情報送信ステップ(S25)を備える。
この発明によれば、複製されたイントラ符号化ピクチャと送信態様情報とが再生装置に送信される。これによって、再生装置がイントラ符号化ピクチャの欠落に起因してインター符号化ピクチャの再生に失敗する頻度が抑えられる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例の監視カメラシステム10は、4台の監視カメラC1〜C4と、DVR(Digital Video Recorder)12と、PC(Personal Computer)16とを含む。DVR12およびPC16は、インターネットのような通信ネットワーク14を介して互いに接続される。DVR12は図2に示すように構成され、PC16は図13に示すように構成される。
図2を参照して、DVR12は、キー入力装置34を有する。キー入力装置34によってメニュー操作が行われると、CPU38は、設定変更タスクの下で、対応する命令をLCDドライバ26に与える。LCDドライバ26は、LCDモニタ28を駆動して図3に示すメニュー画面を表示する。図3によれば、メニュー画面は、記録用圧縮方式の設定項目,送信用圧縮方式の設定項目,Iピクチャ複製回数の設定項目および再送信の設定項目を有する。
キー入力装置34によって記録用圧縮方式変更操作が行われると、記録用圧縮方式がMPEG4方式およびMPEG4plus方式の間で変更される。同様に、キー入力装置34によって送信用圧縮方式変更操作が行われると、送信用圧縮方式がMPEG4方式およびMPEG4plus方式の間で変更される。また、複製回数変更操作が行われると、Iピクチャの複製回数が“0”〜“3”の間で変更される。さらに、再送信設定変更操作が行われると、再送信設定が“要”および“不要”の間で変更される。
なお、初期状態では、記録用圧縮方式および送信用圧縮方式はいずれもMPEG4方式に設定され、複製回数は“0”に設定され、そして再送信設定は“要”に設定される。
所望の設定が選択された状態でキー入力装置34によって決定操作が行われると、CPU38は、選択された設定を記述した設定情報をレジスタ38rに保存する。CPU38はさらに、図4に示す送信態様情報を作成し、作成された送信態様情報の送信を通信I/F32に命令する。図4によれば、送信態様情報には、送信用圧縮方式,複製回数および再送信設定が記述される。通信I/F32は、このような送信態様情報を通信ネットワーク14を介してPC16に送信する。送信が完了すると、CPU38はメニュー画面の表示を終了する。
キー入力装置34上で記録開始操作が行われると、CPU38は、記録制御タスクの下で記録処理を実行するべく、対応する命令を入力I/F20,MPEG4コーデック30a〜30dおよびHDD36に与える。なお、MPEG4コーデック30a〜30dに命令(圧縮命令)を与える際、CPU38は、レジスタ38rの設定情報に記述された記録用圧縮方式を読み出し、読み出された記録用圧縮方式を圧縮命令に記述する。
入力I/F20は、監視カメラC1〜C4からそれぞれ出力された4チャネルの画像データを並列的に取り込み、取り込まれた4チャネルの画像データをメモリ制御回路22を通してDRAM24に書き込む。
MPEG4コーデック30a〜30dは、DRAM24に格納された4チャネルの画像データをメモリ制御回路22を通してそれぞれ読み出し、読み出された画像データを圧縮命令に記述された記録用圧縮方式に従って圧縮する。こうして生成された4チャネルの圧縮画像データつまりMPEG4データは、メモリ制御回路22を通してDRAM24に再度書き込まれる。
図5に示すように、MPEG4データは、1フレームのIピクチャと9フレームのPピクチャとを各々が有する複数のGOP(Group Of Pictures)によって形成される。Iピクチャはイントラ符号化を施されたフレームに相当し、Pピクチャはインター符号化を施されたフレームに相当する。また、Iピクチャは各GOPの先頭フレームに割り当てられ、Pピクチャは2フレーム目〜10フレーム目に割り当てられる。
ただし、MPEG4方式が選択された場合、注目フレームのPピクチャは、注目フレームの画像データと注目フレームよりも1フレーム前の画像データとの差分を符号化することで生成される(図6(A)参照)。これに対して、MPEG4plus方式が選択された場合、注目フレームのPピクチャは、注目フレームの画像データと同じGOPに納められるIピクチャの元の画像データとの差分を符号化することによって生成される(図6(B)参照)。
HDD(Hard Disk Drive)36は、DRAM24に蓄積されたMPEG4データをチャネル毎に読み出し、読み出されたMPEG4データをハードディスク36dに記録する。キー入力装置34上で記録終了操作が行われると、対応する命令が入力I/F20,MPEG4コーデック30a〜30dおよびHDD36に与えられる。これによって、記録処理が終了される。
キー入力装置34によって画像選択操作が行われると、CPU38は、送信制御タスクの下で、送信すべきMPEG4データを選択し、かつ選択されたMPEG4データの圧縮方式を検出する。CPU38は、検出された圧縮方式がレジスタ38rに保存された設定情報が示す送信用圧縮方式と一致するときフラグFLGを“0”に設定する一方、検出された圧縮方式がレジスタ38rに保存された設定情報が示す送信用圧縮方式と相違するときフラグFLGを“1”に設定する。
画像選択操作に続いて送信開始操作が行われると、CPU38は、送信開始通知の発行を通信I/F32に命令する。通信I/F32は、送信開始を通信ネットワーク14を介してPC16に通知する。CPU38続いて、送信処理を実行するべくMPEG4データを既定量ずつHDD36から再生する。再生された既定量のMPEG4データは、メモリ制御回路22を通してDRAM24に書き込まれる。
フラグFLGが“1”であれば、DRAM24に格納されたMPEG4データの圧縮方式は、送信用圧縮方式と相違する。このとき、CPU38は、圧縮方式変換処理を実行するべく、MPEG4コーデック30a〜30dの1つに伸長命令を与え、かつMPEG4コーデック30a〜30dの他の1つに圧縮命令を与える。
伸長命令を受けたMPEG4コーデックは、DRAM24に格納されたMPEG4データをメモリ制御回路22を通して読み出し、読み出されたMPEG4データを記録時の圧縮方式に適合する態様で伸長する。伸長された画像データは、メモリ制御回路22を通してDRAM24に書き込まれる。
圧縮命令を受けたMPEG4コーデックは、伸長された画像データをメモリ制御回路22を通してDRAM24から読み出し、読み出された画像データをレジスタ38rに保存された設定情報が示す送信用圧縮方式に従って圧縮する。これによって生成されたMPEG4データは、メモリ制御回路22を通してDRAM24に書き込まれる。
送信用圧縮方式に適合するMPEG4データがDRAM24に確保されると、CPU38は、レジスタ38rに保存された設定情報が示す複製回数が“1”以上であるか否かを判別する。複製回数が“1”〜“3”のいずれかを示していれば、CPU38は、DRAM24に確保されたMPEG4データを形成する複数のGOPの各々からIピクチャを読み出し、読み出されたIピクチャを指定の複製回数だけ複製し、そして複製されたIピクチャを元のGOPに挿入する。
したがって、MPEG4データの構造は、複製回数が“1”を示すとき図7(A)に示すように改変され、複製回数が“2”を示すとき図7(B)に示すように改変され、複製回数が“3”を示すとき図7(C)に示すように改変される。
こうして所望の圧縮方式と所望の構造とを有するMPEG4データが得られると、CPU38は、通信I/F32に対して送信命令を発行する。通信I/F32は、DRAM24に格納されたMPEG4データをメモリ制御回路22を通して読み出し、読み出されたMPEG4データを通信ネットワーク14を介してPC16に送信する。
PC16は、自らの再送信要求設定が“発行”を示し、かつ再送信要求発行条件が満足されたとき(PCの再送信要求設定および再送信要求発行条件については後述)、所望のピクチャを識別する情報を記述した再送信要求をDVR12に向けて発行する。発行された再送信要求は、通信I/F32によって受信され、CPU38に与えられる。
CPU38は、再送信要求をPC16から受けたとき、レジスタ38rに保存された設定情報が示す再送信設定が“要”および“不要”のいずれであるかを判別する。再送信設定が“要”を示す場合、CPU38は、再送信処理を実行するべく、所望のピクチャの再送信を通信I/F32に命令する。通信I/F32は、所望のピクチャをメモリ制御回路22を通してDRAM24から読み出し、読み出されたピクチャを通信ネットワーク14を介してPC16に送信する。
上述のような送信動作が終了すると、CPU38は、送信終了通知の発行を通信I/F32に命令する。通信I/F32は、送信終了を通信ネットワーク14を介してPC16に通知する。
設定変更タスクは図8〜図9に示すタスクに相当し、送信制御タスクは図10〜図12に示すタスクに相当する。これらのタスクを含む複数のタスクに対応する制御プログラムは、ハードディスク36dに保存される。
図8を参照して、ステップS1ではメニュー操作が行われたか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されるとステップS3に進み、LCDドライバ26を制御して図3に示すメニュー画面をLCDモニタ28に表示する。
ステップS5では記録用圧縮方式変更操作が行われたか否かを判別し、ステップS9では送信用圧縮方式変更操作が行われたか否かを判別する。また、ステップS13では複製回数変更操作が行われたか否かを判別し、ステップS17では再送信設定変更操作が行われたか否かを判別する。
ステップS5でYESであればステップS7に進み、記録用圧縮方式をMPEG4方式およびMPEG4plus方式の間で変更する。ステップS9でYESであればステップS11に進み、送信用圧縮方式をMPEG4方式およびMPEG4plus方式の間で変更する。ステップS13でYESであればステップS15に進み、複製回数を“0”〜“3”の間で変更する。ステップS17でYESであればステップS19に進み、再送信設定を“要”および“不要”の間で変更する。
ステップS21では決定操作が行われたか否かを判別し、NOであればステップS5に戻る一方、YESであればステップS23に進む。ステップS23では、上述の要領で決定された記録用圧縮方式,送信用圧縮方式,複製回数および再送信設定を記述した設定情報を作成し、作成された設定情報をレジスタ38rに保存する。ステップS25では、送信用圧縮方式,複製回数および再送信設定が記述された送信態様情報(図4参照)を作成し、通信I/F32を制御して送信態様情報をPC16に送信する。送信が完了すると、ステップS27でメニュー画面の表示を終了し、その後にステップS1に戻る。
図10を参照して、ステップS31では画像選択操作が行われたか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、送信すべきMPEG4データをステップS33で選択し、選択されたMPEGデータの圧縮方式をステップS35で検出する。ステップS37では、検出された圧縮方式がレジスタ38rの設定情報に記述された送信用圧縮方式と一致するか否かを判別し、YESであればステップS39でフラグFLGを“0”に設定する一方、NOであればステップS41でフラグFLGを“1”に設定する。
ステップS43では送信開始操作が行われたか否かを判別し、ステップS45では取り消し操作が行われた否かを判別する。ステップS43でYESであればステップS47〜S59の処理を経てステップS31に戻る一方、ステップS45でYESであればそのままステップS31に戻る。
ステップS47では通信I/F32を制御してPC16に送信開始を通知し、ステップS49では既定量のMPEG4データに送信処理を施す。送信処理が完了すると、PC16から再送信要求を受信したか否かをステップS51で判別し、レジスタ38rの設定情報に記述された再送信設定が“要”であるか否かをステップS53で判別する。ステップS51およびS53のいずれか一方でもNOであれば、そのままステップS57に進む。一方、ステップS51およびS53のいずれもYESであれば、ステップS55で所望のピクチャをPC16に再送信してから、ステップS57に進む。
ステップS57ではステップS33で選択されたMPEG4データの送信が完了したか否かを判別し、NOであればステップS49に戻る一方、YESであればステップS59で通信I/F32を制御してPC16に送信終了を通知してからステップS31に戻る。
ステップS47の送信処理は、図12に示すサブルーチンに従って実行される。まずステップS61で、HDD36に再生命令を発行して既定量のMPEG4データをDRAM24に確保する。ステップS63ではフラグFLGが“1”であるか否かを判別し、NOであればそのままステップS67に進む一方、YESであればステップS65で圧縮方式変換処理を実行してからステップS67に進む。ステップS65の処理の結果、DRAM24に確保されたMPEG4データの圧縮方式がレジスタ38rの設定情報に記述された送信用圧縮方式と適合する。
ステップS67ではレジスタ38rの設定情報に記述された複製回数が“1”以上であるか否かを判別し、NOであればそのままステップS73に進む一方、YESであればステップS69〜S71の処理を経てステップS73に進む。
ステップS69では、DRAM24に確保された既定量のMPEG4データを形成する複数のGOPの各々からIピクチャを読み出し、読み出されたIピクチャをレジスタ38rの設定情報に記述された複製回数だけ複製する。ステップS71では、複製されたIピクチャを元のGOPに挿入する。この結果、DRAM24に確保された既定量のMPEG4データの構造は、図7(A)〜図7(C)に示すように改変される。
ステップS73では、通信I/F32を制御して、DRAM24に確保された既定量のMPEG4データをPC16に送信する。ステップS73の処理が完了すると、上階層のルーチンに復帰する。
図13を参照して、PC18は、キーボード/マウス54を含む。キーボード/マウス54によってメニュー操作が行われると、CPU56は、設定変更タスクの下で、対応する命令をLCDドライバ46に与える。LCDドライバ46は、LCDモニタ48を駆動して図14に示すメニュー画面を表示する。図14によれば、メニュー画面は、再送信要求の設定項目,Iピクチャの再送信要求に関する設定項目およびPピクチャの再送信要求に関する設定項目を有する。
キーボード/マウス54によって再送信要求設定変更操作が行われると、再送信要求設定が“発行”および“非発行”の間で変更される。再送信要求設定が“発行”であれば、キーボード/マウス54によるIピクチャ設定変更操作に応答してIピクチャの再送信要求の設定が変更され、キーボード/マウス54によるPピクチャ設定変更操作に応答してPピクチャの再送信要求の設定が変更される。Iピクチャの再送信要求の設定は“要”および“不要”の間で変更され、Pピクチャの再送信要求の設定は0%〜100%の範囲で10%ずつ変更される。
なお、初期状態では、再送信要求設定は“発行”に設定され、Iピクチャの再送信要求の設定は“要”に設定され、そしてPピクチャの再送信要求の設定は“50%”に設定される。
所望の設定が選択された状態でキーボード/マウス54によって決定操作が行われると、CPU56は、選択された設定を記述した設定情報をレジスタ56rに保存し、その後にメニュー画面の表示を終了する。
DVR12によって発行された送信開始通知が通信I/F40によって受信されると、CPU56は、その後にDVR12から送信されるMPEG4データに受信処理を施す。DVR12から送信されたMPEG4データは、通信I/F40によって受信され、メモリ制御回路42を経てDRAM44に書き込まれる。
CPU56は、DRAM44に確保されたMPEG4データから1GOPを指定し、指定されたGOPからIピクチャを探索する。Iピクチャを発見できなければ、CPU56は、送信の途中でIピクチャが欠落したとみなし、Iピクチャの欠落を示す欠落情報をテーブル56tに記述する。CPU56は続いて、指定されたGOPから2フレーム目〜10フレーム目のPピクチャを探索し、発見できないPピクチャについては、上述と同様に、欠落したPピクチャのフレーム番号を示す欠落情報をテーブル56tに記述する。
欠落情報は、欠落したピクチャが属するGOP番号,欠落したピクチャのGOP内でのフレーム番号,および欠落したピクチャの種別を示す識別子を含む。したがって、テーブル56tは、たとえば図15に示す要領で作成される。
図15によれば、欠落情報は、35番目のGOPにおいてIピクチャが欠落し、85番目のGOPにおいて3フレーム目のPピクチャが欠落し、98番目のGOPにおいて8フレーム目のPピクチャが欠落し、そして156番目のGOPにおいて5フレーム目のPピクチャが欠落したこと示す。
指定されたGOPに対応する欠落情報が作成されると、CPU56は、レジスタ56rの設定情報に記述された再送信設定が“発行”および“非発行”のいずれであるかを判別する。再送信設定が“発行”を示していれば、CPU56は、テーブル56tに記述された欠落情報とレジスタ56rに記述されたIピクチャの再送信要求設定とを参照して、Iピクチャの再送信が必要か否かを判別する。CPU56はまた、テーブル56tに記述された欠落情報とレジスタ56rに記述されたPピクチャの再送信要求設定とを参照して、Pピクチャの再送信が必要か否かを判別する。
欠落情報が指定GOPにおけるIピクチャの欠落を示しており、かつIピクチャの再送信要求設定が“要”を示していれば、CPU56は、Iピクチャの再送信要求発行条件が満足されたとみなし、Iピクチャの再送信要求の発行を通信I/F40に命令する。また、欠落情報が指定GOPのPピクチャの欠落を示しており、かつ欠落したPピクチャの割合がPピクチャの再送信要求設定が示す割合を下回っていれば、CPU56は、Pピクチャの再送信要求発行条件が満足されたとみなし、Pピクチャの再送信要求の発行を通信I/F40に命令する。
Iピクチャの再送信要求には、GOP番号とIピクチャの識別子とが記述される。また、Pピクチャの再送信要求には、GOP番号と1または2以上の欠落フレーム番号とPピクチャの識別子とが記述される。通信I/F40は、CPU56からの命令に従う再送信要求を通信ネットワーク14を介してDVR12に送信する。
なお、Pピクチャの再送信要求に記述される欠落フレーム番号の数は、欠落したPピクチャの割合とPピクチャの再送信要求設定が示す割合との差分に相当する。したがって、欠落したPピクチャの割合が40%で、Pピクチャの再送信要求設定が示す割合が80%であり、かつ欠落したPピクチャのフレーム番号が“3”,“5”,“7”および“8”である場合、“3”,“5”,“7”および“8”のうちの2つが再送信要求に記述される。
DVR12は、このような再送信要求に対して所望のピクチャを再送する。再送されたピクチャは、通信I/F40によって受信され、メモリ制御回路42を介してDRAM44に書き込まれる。
このようなGOPまたはピクチャの受信動作は、DVR12によって発行された送信終了通知が通信I/F40によって受信されたときに、終了される。
DRAM44に蓄積されたMPEG4データはまた、受信制御タスクと並列する再生制御タスクの下で、MPEG4デコーダ50によって再生される。MPEGデコーダ40は、DRAM44に蓄積されたMPEG4データをメモリ制御回路42を通して読み出し、読み出されたMPEG4データを伸長し、そして伸長された画像データをメモリ制御回路42を通してDRAM44に書き込む。
MPEG4デコーダ50における伸長処理では、Iピクチャはイントラ復号処理を施され、Pピクチャはインター復号処理を施される。ただし、MPEG4データがMPEG4方式で圧縮されたデータであれば、注目フレームのPピクチャは、自らが属するGOP内で注目フレームに先行する全フレームのピクチャを参照して復号される(図16(A)参照)。一方、MPEG4データがMPEG4plus方式で圧縮されたデータであれば、注目フレームのPピクチャは、注目フレームよりも1フレーム前のピクチャを参照して復号される(図16(B)参照)。
LCDドライバ46は、こうしてDRAM44に蓄積された画像データをメモリ制御回路42を通して読み出し、読み出された画像データに基づいてLCDモニタ48を駆動する。この結果、再生動画像がモニタ画面に表示される。
なお、受信制御タスクの処理によってDRAM44に蓄積されたMPEGデータはまた、受信制御タスクと並列する記録制御タスクの下で、HDD52に設けられたハードディスク52dに記録される。
設定変更タスクは図17〜図18に示すタスクに相当し、受信制御タスクは図19〜図21に示すタスクに相当する。これらのタスクを含む複数のタスクに対応する制御プログラムは、ハードディスク52dに保存される。
図17を参照して、ステップS71ではメニュー操作が行われたか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS73に進み、LCDドライバ46を制御して図14に示すメニュー画面をLCDモニタ48に表示する。
ステップS75では再送信要求設定変更操作が行われたか否かを判別し、NOであればそのままステップS79に進む一方、YESであれば再送信要求設定を“発行”および“非発行”の間で変更してからステップS79に進む。ステップS79では、再送信要求設定が“発行”を示しているか否かを判別し、NOであればそのままステップS81に進む一方、YESであればステップS87〜S93の処理を経てステップS81に進む。
ステップS87ではIピクチャ設定変更操作が行われたか否かを判別し、ステップS91ではPピクチャ設定変更操作が行われたか否かを判別する。ステップS87でYESであれば、Iピクチャの再送信要求の設定を“要”および“不要”の間で変更する。ステップS91でYESであれば、Pピクチャの再送信要求の設定を“0%”〜“100%”の間で変更する。
ステップS81では決定操作が行われたか否かを判別し、NOでればステップS75に戻る一方、YESであればステップS83に進む。ステップS83では、上述の要領で選択された設定を記述した設定情報を作成し、作成された設定情報をレジスタ56rに保存する。保存処理が完了すると、ステップS85でメニュー画面の表示を終了し、その後にステップS71に戻る。
図19を参照して、ステップS101では送信開始通知をDVR12から受信したか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS103で受信処理を実行する。受信処理が完了すると、レジスタ56rの設定情報に記述された再送信要求設定が“発行”を示すか否かを判別し、NOであればそのままステップS115に進む一方、YESであればステップS107〜S113の処理を経てステップS115に進む。
ステップS107ではテーブル56tを参照してIピクチャ再送信要求発行条件が満足されるか否かを判別し、ステップS111ではテーブル56tを参照してPピクチャ再送信要求発行条件が満足されるか否かを判別する。ステップS107およびS111のいずれもNOであれば、そのままステップS115に進む。
ステップS107でYESであればステップS109に進み、GOP番号とIピクチャの識別子とが記述された再送信要求の発行を通信I/F40に命令する。ステップS111でYESであればステップS113に進み、GOP番号と1または2以上の欠落フレーム番号とPピクチャの識別子とが記述された再送信要求の発行を通信I/F40に命令する。
ステップS115ではDVR12から所望のピクチャが再送されたか否かを判別し、NOであればそのままステップS119に進む一方、YESであれば再送されたピクチャをステップS117で受信してからステップS119に進む。ステップS119では送信終了通知をDVR12から受信したか否かを判別し、NOであればそのままステップS103に戻る一方、YESであればステップS121で終了処理を実行してからステップS101に戻る。
図19に示すステップS103の受信処理は、図21に示すサブルーチンに従って実行される。ステップS131では1GOPを受信し、ステップS133では受信したGOPにIピクチャが存在するか否かを判別する。Iピクチャを発見できればそのままステップS137に進む一方、Iピクチャを発見できなければステップS135でIピクチャの欠落を示す欠落情報をテーブル56rに記述してからステップS137に進む。
ステップS137では変数Nを“2”に設定し、ステップS139ではNフレーム目のPピクチャが受信したGOPに存在するか否かを判別する。Nフレーム目のPピクチャを発見できればそのままステップS143に進む一方、Pピクチャを発見できなければステップS141でPピクチャの欠落を示す欠落情報をテーブル56rに記述してからステップS143に進む。ステップS143では変数Nをインクリメントし、ステップS145では変数Nが“10”を上回るか否かを判別する。ここでNOであればステップS139に戻る一方、YESであれば上階層のルーチンに復帰する。
以上の説明から分かるように、DVR12に設けられたMPEG4コーデック30a(または30b〜30d:いずれも符号化手段)は、動画像を形成する複数の監視画像の各々にイントラ符号化方式およびインター符号化方式のいずれか一方に対応する符号化処理を施して符号化ピクチャを作成する。CPU38は、MPEG4コーデック30aによって作成された符号化ピクチャのうち、イントラ符号化方式に対応する符号化ピクチャつまりIピクチャを複製する(S69)。CPU38はまた、MPEG4コーデック30aによって作成された符号化ピクチャと複製処理よって作成された符号化ピクチャとをPC16(再生装置)に送信する(S73)。CPU38はさらに、符号化ピクチャの送信態様を表す送信態様情報を作成し、作成された送信態様情報をPC16に送信する(S25)。
このように、イントラ符号化ピクチャはCPU38によって複製され、複製されたイントラ符号化ピクチャおよび送信態様情報はPC16に送信される。これによって、PC16がイントラ符号化ピクチャの欠落に起因してインター符号化ピクチャの再生に失敗する頻度が抑えられる。
なお、この実施例では、4台の監視カメラC1〜C4からそれぞれ出力された4チャネルの画像データをDVR12によって取り込むようにしているが、監視カメラの台数は4台に限られるものではない。
また、この実施例では、DVR12の設定を変更するにあたって、DVR12に設けられたキー入力装置34を操作する必要がある(図8〜図9参照)。しかし、PC16のキーボード/マウス54の操作に応答してDVR12の設定を変更するようにしてもよい。
さらに、この実施例では、DVR12のMPEG4コーデック30a〜30dによって作成されたMPEG4データは、ハードディスク36dに一旦記録された後にPC16に送信される。しかし、MPEG4データは、ハードディスク36dを経ることなくPC16に送信するようにしてもよい。
また、この実施例では、複製されたIピクチャは元のIピクチャから連続する位置に挿入される(図7(A)〜図7(C)参照)。しかし、複製されたIピクチャは、その挿入位置がPC16によって把握できる限り、元のIピクチャから不連続な位置に挿入するようにしてもよいし、別のGOPに挿入するようにしてもよい。
さらに、この実施例のDVR12では、初期状態において、記録用圧縮方式および送信用圧縮方式はいずれもMPEG4方式に設定され、複製回数は“0”に設定され、そして再送信設定は“要”に設定される。同様に、この実施例のPC16では、初期状態において、再送信要求設定は“発行”に設定され、Iピクチャの再送信要求の設定は“要”に設定され、そしてPピクチャの再送信要求の設定は“50%”に設定される。しかし、これと異なる状態を初期状態とするようにしてもよい。
また、この実施例のDVR12では、再送信設定を“要”および“不要”の間で変更できるが(図3の最下段参照)、このような再送信設定の変更は禁止するようにしてもよい。この場合、図9に示すステップS17〜S19の処理は省略され、さらに図11に示すステップS53の処理も省略される。これによって、再送信に関連してDVR12およびPC16の両方の設定を変更しなければならないような煩わしさが解消される。
10 …監視カメラシステム
C1〜C4 …監視カメラ
12 …DVR
14 …ネットワーク
16 …PC
30a〜30d …MPEG4エンコーダ
50 …MPEG4デコーダ
38,56 …CPU
C1〜C4 …監視カメラ
12 …DVR
14 …ネットワーク
16 …PC
30a〜30d …MPEG4エンコーダ
50 …MPEG4デコーダ
38,56 …CPU
Claims (10)
- 複数の画像の各々にイントラ符号化方式およびインター符号化方式のいずれか一方に対応する符号化処理を施して符号化ピクチャを作成する符号化手段、
前記符号化手段によって作成された符号化ピクチャのうち前記イントラ符号化方式に対応する符号化ピクチャを複製する複製手段、
前記符号化手段によって作成された符号化ピクチャと前記複製手段よって作成された符号化ピクチャとを再生装置に送信するピクチャ送信手段、および
前記ピクチャ送信手段の送信態様を表す送信態様情報を前記再生装置に送信する情報送信手段を備える、画像処理装置。 - 複製回数の指定を受け付ける第1受け付け手段をさらに備え、
前記複製手段は前記第1受け付け手段によって受け付けた指定に従って複製処理を実行する、請求項1記載の画像処理装置。 - 前記符号化手段は、Nフレームに1回の割合で存在する基準フレームに前記イントラ符号化方式に従う符号化処理を施す一方、前記基準フレームと異なるフレームに前記インター符号化方式に従う符号化処理を施す、請求項1または2記載の画像処理装置。
- 前記インター符号化方式は共通の距離を隔てたフレームを参照する第1方式と前記イントラ符号化方式に対応するフレームを共通的に参照する第2方式とを含み、
前記第1方式および前記第2方式のいずれか一方の指定を受け付ける第2受け付け手段をさらに備え、
前記符号化手段は前記第2受け付け手段によって受け付けた指定に従って符号化処理を実行する、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記符号化手段によって作成された符号化ピクチャを記録媒体に記録する記録手段をさらに備え、
前記第2受け付け手段は、記録用符号化方式としての指定を受け付ける記録用符号化方式受け付け手段、および送信用符号化方式としての指定を受け付ける送信用符号化方式受け付け手段を含む、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記再生装置に送信すべき符号化ピクチャを前記記録媒体から選択する選択手段、および
前記選択手段によって選択された符号化ピクチャの符号化方式を前記送信用符号化方式受け付け手段によって受け付けた指定に適合させる適合手段をさらに備える、請求項5記載の画像処理装置。 - 前記情報送信手段は前記ピクチャ送信手段の送信処理に先立って前記送信態様情報を送信する、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像処理装置。
- 再送信の要/不要の指定を受け付ける第3受け付け手段、および
前記再生装置から再送信要求が発行されたとき前記第3受け付け手段の指定に従って所望の符号化ピクチャを前記再生装置に再送信する再送信手段をさらに備える、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像処理装置。 - 複数の画像の各々にイントラ符号化方式およびインター符号化方式のいずれか一方に対応する符号化処理を施して符号化ピクチャを作成する符号化手段を備える画像処理装置のプロセッサに、
前記符号化手段によって作成された符号化ピクチャのうち前記イントラ符号化方式に対応する符号化ピクチャを複製する複製ステップ、
前記符号化手段によって作成された符号化ピクチャと前記複製ステップよって作成された符号化ピクチャとを再生装置に送信するピクチャ送信ステップ、および
前記ピクチャ送信ステップの送信態様を表す送信態様情報を前記再生装置に送信する情報送信ステップを実行させるための、画像処理プログラム。 - 複数の画像の各々にイントラ符号化方式およびインター符号化方式のいずれか一方に対応する符号化処理を施して符号化ピクチャを作成する符号化手段を備える画像処理装置によって実行される画像処理方法であって、
前記符号化手段によって作成された符号化ピクチャのうち前記イントラ符号化方式に対応する符号化ピクチャを複製する複製ステップ、
前記符号化手段によって作成された符号化ピクチャと前記複製ステップよって作成された符号化ピクチャとを再生装置に送信するピクチャ送信ステップ、および
前記ピクチャ送信ステップの送信態様を表す送信態様情報を前記再生装置に送信する情報送信ステップを備える、画像処理方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2017203555A1 (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 符号化装置、撮影装置及びプログラム |
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- 2008-09-30 JP JP2008252808A patent/JP2010087711A/ja active Pending
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