JP2005353927A - パターン描画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2次元に空間変調された光により高解像度で高速に適切なパターンを描画する。
【解決手段】DMDの微小ミラーに対応する光照射領域61の配列を基板上に設定された描画セル620の配列に対して傾斜させ、光照射領域群を描画セル群に対して主走査方向である(−Y)方向に相対的に移動することによりパターンの描画を行う場合に、およそY方向に関して互いに隣接する2つの光照射領域61において、X方向に対する中心間の距離を描画セル620の描画ピッチに等しく、かつ、Y方向に対する中心間の距離を描画ピッチのa倍とし、描画ピッチのn倍(ただし、nは3以上の整数)の距離だけ光照射領域群を相対的に移動する間に各光照射領域61への光照射のON/OFFを1回制御する。ここで、(a+1)とnとを互いに素とすることにより、高解像度で高速に適切なパターンを描画することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、感光材料に空間変調された光を照射してパターンを描画するパターン描画装置に関する。
従来より、空間光変調デバイスを用いて感光材料上にパターンを描画する技術が提案されている。このような技術として、例えば、特許文献1では、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)が投影された光照射領域群を、その配列方向に対して傾斜した走査方向へと感光材料上を走査することにより、光照射領域群よりも高い密度にて感光材料上に設定された描画セル群にパターンを描画する技術が開示されている。また、特許文献1では、各光照射領域への光の照射のON/OFF制御を、光照射領域群が描画セル2個分の距離を移動する毎に行うことにより、倍速で描画を行う手法も開示されている。
特開2003−332221号公報
ところで、半導体基板やプリント基板の微細化によりパターンの描画速度の向上は重要となっており、特許文献1に記載の手法においても2倍速を超える速度でのパターン描画の実現が望まれる。しかしながら単純に光照射領域群の移動速度を高くしただけで適切な高速描画が実現されるとは限らない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、2次元に配列された光照射領域群を配列方向に対して傾斜した走査方向に走査して高解像度にて描画を行う際に、高速かつ適切な描画の実現を目的としている。
請求項1に記載の発明は、感光材料に光を照射してパターンを描画するパターン描画装置であって、感光材料上において互いに垂直な2つの配列方向に一定のピッチにて配列される光照射領域群のそれぞれへと変調された光を照射する光照射部と、感光材料上において前記光照射領域群を配列方向に対して傾斜した走査方向に走査させ、前記走査方向および前記走査方向に垂直な方向に一定の描画ピッチにて前記感光材料上に固定配列された描画領域群のそれぞれに対して複数の光照射領域を相対的に通過させる走査機構と、前記光照射領域群の走査に同期しつつ前記光照射領域群への光照射のON/OFFを個別に制御することにより、感光材料上の各描画領域に照射される光の量を制御する制御部とを備え、前記光照射領域群の前記2つの配列方向のうち前記走査方向におよそ沿う方向に関して互いに隣接する光照射領域において、前記走査方向に垂直な方向に対する中心間の距離が前記描画ピッチに等しく、前記走査方向に対する中心間の距離が前記描画ピッチのa倍(ただし、aは2以上の整数)であり、前記制御部が前記描画ピッチのn倍(ただし、nは3以上の整数)の距離だけ前記光照射領域群を相対的に移動する間に前記光照射のON/OFFを1回制御し、(a+1)とnとが互いに素である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のパターン描画装置であって、前記光照射領域群において前記2つの配列方向のうち前記走査方向におよそ沿う方向に配列される光照射領域の数がMであり、Mが(a×n)の整数倍である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のパターン描画装置であって、光照射領域への光の照射がONとされた後、前記光照射領域群の前記描画ピッチのn倍の距離の相対移動が完了する前に前記光照射領域への光の照射がOFFとされる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のパターン描画装置であって、前記光照射領域への光の照射がONとされてからOFFとされるまでの間に、前記光照射領域群が前記描画ピッチだけ相対移動する。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のパターン描画装置であって、前記光照射部が、ON/OFF制御可能な光源と、前記光源からの光を空間変調する空間光変調デバイスとを備える。
本発明によれば、空間変調された光を用いて解像度にて高速描画を行うことができる。また、請求項2の発明では、各描画領域に等しい回数だけ重複露光を行うことができ、請求項3および4の発明では、走査方向の描画解像度の低下を抑えることができる。請求項5の発明では、光源のON/OFF制御により容易に走査方向の解像度の低下を抑えることができる。
図1は本発明の一の実施の形態に係るパターン描画装置1の構成を示す図である。図1では装置の内部構造を示すために装置の一部を破線にて示している。パターン描画装置1は、フォトレジスト膜が形成された基板9を保持するステージ2、ステージ2を図1中のY方向へと移動させるステージ移動機構31、光ビームを基板9に向けて出射する光照射部4、光照射部4のヘッド部40を図1中のX方向へと移動させるヘッド部移動機構32、並びに、光照射部4およびヘッド部移動機構32に接続された制御部5を有する。
光照射部4はヘッド部40に接続された光源ユニット41を有し、光源ユニット41は、光源である高出力のLED411およびレンズ群412を備え、レンズ群412からの光は光ファイバ413に入射してヘッド部40へと導かれる。ヘッド部40は格子状に配列された微小ミラー群が設けられたDMD42を有し、微小ミラー群により光源ユニット41からの光ビームが反射されることにより2次元に空間変調された光ビームが導き出される。
具体的には、光ファイバ413から出射された光はロッドインテグレータ433、レンズ434およびミラー435を介してミラー436へと導かれ、ミラー436は光ビームを集光させつつDMD42へと導く。DMD42へと入射する光ビームは所定の入射角でDMD42の微小ミラー群に均一に照射される。以上のように、ロッドインテグレータ433、レンズ434、ミラー435およびミラー436により光源ユニット41からの光をDMD42へと導く照明光学系43が構成される。
DMD42の各微小ミラーのうち所定の姿勢(後述するDMD42による光照射の説明において、ON状態に対応する姿勢)にある微小ミラーからの反射光のみにより形成される変調された光ビームの束(すなわち、空間変調された光ビーム)はキューブビームスプリッタ441へと入射して反射され、ズームレンズ442により倍率が調整されて投影レンズ443へと導かれる。ズームレンズ442はズーム用のアクチュエータ442aにより変倍可能とされ、投影レンズ443はオートフォーカス(AF)用のアクチュエータ443aにて焦点合わせが可能とされる。そして、投影レンズ439からの光ビームは微小ミラー群に対して光学的に共役とされる基板9上の領域へと導かれ、各微小ミラーにて変調された(すなわち、変調の要素となる)光ビームが対応する光照射領域に照射される。このように、パターン描画装置1ではキューブビームスプリッタ441、ズームレンズ442、投影レンズ443により、各微小ミラーからの光を基板9上の対応する光照射領域へと縮小投影する投影光学系44が構成される。
なお、キューブビームスプリッタ441の上方には、ハーフミラー451、AF用のレーザダイオード(LD)452およびAF検出用のセンサ453が配置され、LD452からの光がハーフミラー451を透過してキューブビームスプリッタ441、ズームレンズ442、投影レンズ443を介して基板9に照射され、基板9からの光が逆方向に進んでハーフミラー451にて反射されてセンサ453により検出される。センサ453の出力はAF時のアクチュエータ443aの制御に利用される。
ステージ2はリニアモータであるステージ移動機構31の移動体側に固定されており、制御部5がステージ移動機構31を制御することにより、微小ミラー群からの光が照射される光照射領域群(1つの微小ミラーが1つの光照射領域に対応するものとする。)がフォトレジスト膜上を図1中のY方向に相対的に連続的に相対移動する。すなわち、光照射領域群はヘッド部40に対して相対的に固定され、基板9の移動により光照射領域群が基板9上を移動する。
ヘッド部40はヘッド部移動機構32の移動体側に固定され、光照射領域群の主走査方向(図1中のY方向)に対して垂直な副走査方向(X方向)に間欠的に移動する。すなわち、主走査が終了する毎にヘッド部移動機構32は次の主走査の開始位置へとヘッド部40をX方向に移動させる。
図2はDMD42を示す図である。DMD42はシリコン基板421の上に多数の微小ミラーが格子状に等間隔に配列された(互いに垂直な2方向にM行N列に配列されているものとして以下説明する。)微小ミラー群422を有する空間光変調デバイスであり、各微小ミラーに対応するメモリセルに書き込まれたデータに従って、各微小ミラーが静電界作用により所定の角度だけ傾く。なお、光は、DMD42に垂直であって列方向に対して45度の角度をなす面に沿って入射角24度で入射し、各微小ミラーを均一に照明する。DMD42は実際には768行1024列の微小ミラーを有するものが使用され、先頭行から192行分のみが照明される。
図1に示す制御部5からDMD42にリセットパルスが入力されると、各微小ミラーは対応するメモリセルに書き込まれたデータに従って反射面の対角線を軸として所定の姿勢に一斉に傾く。これにより、DMD42に照射された光ビームは各微小ミラーの傾く方向に応じて反射され、光照射領域への光照射のON/OFFが行われる。つまり、メモリセルにONを示すデータが書き込まれた微小ミラーがリセットパルスを受信すると、その微小ミラーに入射する光はズームレンズ437へと反射され、対応する光照射領域に光(微小な光ビーム)が照射される。また、微小ミラーがOFF状態とされると、微小ミラーは入射した光をズームレンズ437とは異なる所定の位置へと反射し、対応する光照射領域は光が導かれない状態とされる。
図3はパターン描画装置1における基板9上の光照射領域61および描画セル620を示す図である。光照射領域61はヘッド部40に対して固定された領域であり、描画セル620は基板9上に固定された描画制御の最小単位に相当する領域(例えば、2μm四方とされる。)であり、ヘッド部40が基板9に対して相対的に移動することにより、光照射領域61が描画セル620上を相対的に移動する。描画セル620は、DMD42による光照射領域61の中心位置(正確には、連続的に移動している途中の光照射領域61の中心位置)を基準に基板9上の領域を分割した露光領域である。図3では、DMD42の各微小ミラーに対応して光が照射される格子状の光照射領域群を二点鎖線にて示し、基板9上の描画セル群を実線にて示している。なお、図3では描画セル620および光照射領域61の一部のみが図示されている。
描画セル620は図3中のX方向(副走査方向)およびY方向(主走査方向)にそれぞれ同一のピッチ(以下、「描画ピッチ」と呼ぶ。)PWで固定配列された矩形の露光領域であり、対応する描画セルデータ(DMD42に書き込まれるデータ)に従った光の照射が光照射領域61の中央の描画セル620(符号621を付す。)を中心として行われる。DMD42の各微小ミラーの反射光が照射される光照射領域61は微小ミラーの形状に対応しておよそ正方形の領域となっている。図4に示すように、光照射領域61はDMD42の微小ミラーに対応して互いに垂直な2方向に対して一定のピッチ(以下、「照射ピッチ」と呼ぶ。)PIにてM行N列に配列され、光照射領域61の配列方向が主走査方向に対して傾斜するようにDMD42がヘッド部40内において傾斜して設けられる。
図3に示すように、光照射領域群の主走査方向に対する傾斜は、光照射領域群の2つの配列方向のうち、主走査方向におよそ沿う方向(主走査方向とのなす角が小さい方向)に関して互いに隣接する2つの光照射領域61において、副走査方向(X方向)の中心間距離L1と描画セル620の描画ピッチPW(副走査方向に関して隣接する描画セル620の中心間距離)とが等しくなり、かつ、主走査方向(Y方向)の中心間距離L2が描画ピッチPWの4倍となるように傾けられる。以下の説明では、およそY方向に沿う方向をDMD42における列方向といい、およそX方向に沿うもう一つの方向を行方向と呼ぶ。図4中に平行斜線を付して示すように、主走査方向に正確に沿って並ぶ2つの光照射領域61は列方向に照射ピッチPIの4倍、行方向に照射ピッチPIだけ離れる。
次に、パターン描画装置1が基板9上のフォトレジスト膜へのパターンの描画を行う際の動作について図5を参照しながら説明を行う。以下、パターン描画装置1の動作の説明においては、描画セル群に対して光照射領域群が主走査方向および副走査方向に移動するものとする。
まず、描画が開始される際には、描画セル620のうち最初の光照射領域61の位置に対応するもの(例えば、図3において各光照射領域61の中央に位置する符号621を付す描画セル)への描画セルデータが、制御部5から対応するDMD42の各微小ミラーのメモリセルに送信される(ステップS11)。その後、光照射領域群の主走査が開始され(ステップS12)、描画セル群に対して光照射領域群が描画開始位置に到達すると(ステップS13)、制御部5がDMD42にリセットパルスを送信することにより、各微小ミラーがメモリセルのデータに応じた姿勢となり、最初の描画セル621への露光が行われる(ステップS14)。なお、正確には、上記露光は光の照射のON/OFFを制御する動作を指し、光が照射されない場合を含むが、以下の説明では露光に係る制御を単に「露光」と呼ぶ。
リセットパルスが送信された後、すぐに次の描画セル620(本実施の形態では図3中の各描画セル621の(−Y)側に4描画ピッチだけ離れた描画セル622)に対応する描画セルデータが各微小ミラーのメモリセルに送信され、メモリセルへのデータの書き込みが行われる(ステップS16)。リセットパルスのDMD42への送信は、ステージ移動機構31がステージ2を主走査方向へ連続的に移動させる動作に同期して行われ、1回目のリセットパルスから描画セル群が主走査方向へ描画ピッチPの4倍の距離だけ移動した時点で次のリセットパルスがDMD42へと送信され(ステップS17,S14)、各微小ミラーが描画セルデータに従った姿勢となる。したがって、最初のリセットパルス後の各光照射領域への光照射のON/OFFの状態は、描画セル群が描画ピッチの4倍の距離を移動する間維持される。
制御部5がステージ移動機構31による光照射領域群の走査に同期しつつ光照射領域群への光照射のON/OFFを個別に制御して以上の露光が繰り返されると、18回目のリセットパルス(最初のリセットパルスを含む。)で最初に露光が行われた描画セル621を中心とする2度目の露光が行われる。18回目のリセットパルスの直前の状態(すなわち、17回目のリセットパルスの後の状態)では、最初に露光が行われた描画セルから(−Y)方向に向かって並ぶ17個の描画セル(最初の描画セルを含む。)のそれぞれを中心とする露光が1回だけ行われた段階となっている。上記描画動作について、図6ないし図9を参照してさらに詳しく説明する。
図6は描画セル群と光照射領域群とを示す図であり、黒く塗りつぶした描画セル620(符号62aを付す。)を中心として最初のリセットパルス時に露光が行われる。図6では、描画セル62aに対して正確に(+Y)側に位置する光照射領域61、すなわち、列方向に4照射ピッチかつ行方向に1照射ピッチだけ互いに離れた複数の光照射領域61に平行斜線を付しており、(−Y)側のものから順に、符号61a,61b,61c,61d,61eを付している。
以下の説明では、リセットパルス時に光照射領域61a〜61eの中央に位置する描画セルに符号62a〜62eを付す。また、理解を補助するために、最初の露光時に光照射領域61aの中心に位置する描画セル62aの位置を座標表現を用いてC(0,0)と表し、描画セル62aの(−Y)側に隣接する描画セルの位置をC(0,1)と表す。また、光照射領域61a〜61eの位置も行および列方向の座標表現を用いてそれぞれR(0,0)、R(1,4)、R(2,8)、R(3,12)、R(4,16)と表す。これらの座標表現は適宜説明中に付加する。
図7は2回目のリセットパルスがDMD42に送信された時点での描画セル群と光照射領域群とを示す図である。1回目のリセットパルスの後、光照射領域群が描画セル群に対して描画ピッチの4倍の距離を移動する間、各光照射領域に対する露光状態(光照射のONまたはOFF)が維持され、2回目のリセットパルスの時点では、最初の描画セル62a(C(0,0))から(−Y)方向に描画ピッチの4倍の距離だけ離れた描画セル62a(C(0,4))を中心として露光が行われる。図8は6回目のリセットパルス時の様子を示しており、(−Y)側の描画セル62a(C(0,20))を中心とする光照射領域61aへの露光が行われるとともに、最も(+Y)側の描画セル62a(C(0,0))から3描画ピッチだけ(−Y)側に離れた描画セル62b(C(0,3))を中心とする光照射領域61b(R(1,4))に対しても露光が行われる。以後、光照射領域群が描画ピッチの4倍の距離を移動する毎に光照射領域61bにおいて一の描画セル62aから3描画ピッチだけ(−Y)側に離れた描画セルを中心とする露光が行われる。
図9は18回目のリセットパルスがDMD42に送信された直後の状態を示す図である。図9に示すように光照射領域群が(−Y)方向へと描画セル群に対して相対的に移動すると、最も(−Y)側の光照射領域61aによる露光の中心となった複数の描画セル62aの間の描画セルを中心として光照射領域61b〜61dにより露光が行われる。その結果、図9中の描画セル群の最も(−X)側の列の(+Y)側の部分に注目すると、光照射領域61a,61d,61c,61bにより露光が行われた4個の描画セル62a,62d,62c,62dが(−Y)方向に向かって順番に並ぶこととなり、18回目のリセットパルスの直前は、最初に露光が行われた描画セル62a(C(0,0))から(−Y)方向に向かって並ぶ17個の描画セル(最初の描画セルを含む。)のそれぞれを中心とする露光が1回だけ行われた段階となる。
そして、18回目のリセットパルスに同期して最も(+Y)側の描画セル62a(C(0,0))を中心とする光照射領域61e(R(4,16))への露光が行われる。以後、リセットパルスに同期して、図9に示す光照射領域よりもさらに(+Y)側に存在する光照射領域により、同一の描画セルを中心とする2回目の露光が順次行われ、さらに、同一描画セルへの3回目以降の露光も行われる。重複露光の周期は17リセットパルスとなる。
上記重複露光の様子を座標表現を用いて説明すると、リセットパルス時に、C(0,4k)(kは0以上の整数)の描画セル620はR(m,4m)(m=0,4,8,12・・・44)の光照射領域61の中心に位置し、C(0,4k+1)の描画セル620はR(m,4m)(m=3,7,11,15・・・47)の光照射領域61の中心に、C(0,4k+2)の描画セル620はR(m,4m)(m=2,6,10,14・・・46)の光照射領域61の中心に、C(0,4k+3)の描画セル620はR(m,4m)(m=1,5,9,13・・・45)の光照射領域61の中心にそれぞれ位置する。
以上の動作を繰り返すことにより、パターン描画装置1においてM行の微小ミラーを備えるDMD42が用いられる場合には、ステージ移動機構31により基板9上の各描画セル620に対して複数の光照射領域61が相対的に通過することにより(M/16)回重複して露光動作が行われ、各描画セル620を中心とする(M/16)階調の光量制御が可能とされる。実際にはMは192とされ、12回の重複露光の制御が行われる。もちろん、図3に示すように1つの光照射領域61は複数の描画セル620を覆う大きさであり、さらに、2つのリセットパルス間において露光状態を維持しつつ描画セル群が描画ピッチの4倍の距離移動するため、正確に(M/16)階調の光照射を行うことができない。しかしながら、描画されるパターンの最小線幅(すなわち、パターン分解能)は線幅の最小制御単位(すなわち、線幅精度)よりも十分大きくされ、連続して存在する幾つかの描画セル620に対して光の照射が行われ、連続して存在する他の幾つかの描画セル620に対して光が照射されない動作が行われるため、実用上は問題は生じない。例えば、パターン中の線幅または隣接する線の間のスペースの幅が20μmとされ、線幅またはスペースの幅の最小制御単位が2μmとされる。
光照射領域群の1回の主走査の間に行われる描画が完了すると(図5:ステップS15)、主走査が停止される(ステップS16)。そして、他の主走査が行われる場合にはヘッド部移動機構32により光照射領域群がX方向に副走査されてステップS11へと戻り、ステージ移動機構31によりステージ2を逆方向((−Y)方向)へと移動させつつ次の描画が行われる。
以上のように、パターン描画装置1では、リセットパルス間に描画セル群を描画ピッチの4倍の距離だけ移動するため、リセットパルス間に描画セル群を描画ピッチだけ移動する場合に比べて4倍の速度にて描画が行われる(以下、この動作を「4倍速描画」と呼ぶ。)。これにより、パターンの線幅の制御しつつ高速に描画を行うことができる。
ところで、図9に示すように、描画ピッチの4倍だけ離れた2つの描画セル62a(黒く塗りつぶしたもの)の間の各描画セルを中心とする光照射領域61b〜61dへの露光が確実に行われるためには、換言すれば、各描画セルを中心とする露光を行うには、光照射領域61間の描画ピッチ数とリセットパルス間に描画セル群が移動する距離の描画ピッチ数とが互いに素である(両者の最大公約数が1である)ことが必要となる。図9の場合、光照射領域61間の描画ピッチ数が17であり、リセットパルス間に描画セル群が移動する距離の描画ピッチ数は4であり、互いに素である。なお、光照射領域61間の描画ピッチ数が17であることから、光照射領域61の行数が十分に大きい場合は2倍速から16倍速の間で任意に描画速度が変更可能となる。
図10ないし図13は、光照射領域群の傾斜と光照射領域61の大きさとの関係を示す図である。図10では、走査方向に沿って並ぶ2つの光照射領域61が、列方向に照射ピッチPIの2倍、行方向に照射ピッチPIだけ離れた状態を示し、図11、図12、図13では走査方向に沿って並ぶ2つの光照射領域61が、列方向にそれぞれ照射ピッチPIの3,4,5倍、行方向に照射ピッチPIだけ離れた状態を示している。図10ないし図13では、光照射領域61および描画セル620が正方形であり、光照射領域群の2つの配列方向のうち走査方向におよそ沿う方向(列方向)に関して互いに隣接する光照射領域61において、走査方向に垂直な方向に対する中心間の距離が描画ピッチPWに等しく、走査方向に対する中心間の距離が描画ピッチPWの2,3,4,5倍(以下、「a倍」と呼ぶ。ただし、aは2以上の整数)となる。
一方、図10ないし図13において、走査方向に正確に沿って並ぶ2つの光照射領域61間の距離は、描画ピッチPWの5,10,17,26倍(一般的には、(a+1)倍)となる。したがって、図10ないし図13では、それぞれ5,10,17,26との間で互いに素である正の整数倍の速度で描画を行うことができ、図10の場合は2,3,4倍速の描画、図11の場合は3,5,7,9倍速の描画、図12の場合は2,3,4,5・・・倍速の描画、図13の場合は、3,5,7,9・・・倍速の描画が可能である。すなわち、(a+1)とnとが互いに素である場合、制御部5が描画ピッチPWのn倍の距離だけ光照射領域群を相対的に移動する間に光照射のON/OFFを1回制御する高解像度のn倍速描画を適切に行うことができる。
このとき、(a+1)回のリセットパルス毎に、各描画セル620は列方向に照射ピッチPIの(a×n)倍、行方向に照射ピッチPIのn倍離れた別の光照射領域61の中心を通過することとなる。したがって、光照射領域群がM行、すなわち、主走査方向におよそ沿う方向に配列された光照射領域61の数がMであ場合、Mが(a×n)の整数倍であると、光照射領域群が相対的に描画セル群を通過する際に、列方向に並ぶ各描画セル620に等しい回数だけ重複露光が行われることとなる(ただし、光照射領域群の(±X)側の端部が通過する描画セルを除く。)。
なお、倍速を超える描画を行う場合にはnは3以上の整数とされ、基板上のレジスト膜への描画の場合、材料特性や光照射領域61の大きさ等を考慮すると好ましいnの値として4を挙げることができる。
また、n倍速描画を行う場合、重複露光回数は(M/(a×n))(小数点以下切り捨て)となり、これに対して描画セル群が描画ピッチPW移動する毎にリセットパルスをDMD42に送る1倍速描画の場合は(M/a)回の重複露光が可能である。実際には、(M/a)回重複露光する必要がない場合がほとんどであることから、n倍速露光とは、DMD42が有するなるべく多くの微小ミラーを利用して必要最小限の重複露光回数で高速に描画を行う技術であるといえる。
ところで、図10ないし図13に示すように、光照射領域群の列方向の主走査方向からの傾きを小さくするほど、光照射領域61が描画セル620に対して相対的に大きくなる。逆に、光照射領域61の大きさが一定の場合は、光照射領域群の列方向の主走査方向からの傾きを小さくするほど描画セル620を小さく設定することができるといえる。光照射領域61の1辺の長さは、描画ピッチPWの(a+1)の平方根倍となり、例えば、aが4で4倍速描画が行われる場合にリセットパルス間で1つの光照射領域61への光の照射が行われると、図14中の線631,632上での累積光量は線641,642にて示す分布となる。すなわち、描画セル620の大きさに対して広範囲に光の照射がなされ、特に主走査方向に関して広い範囲で光が照射される。そして、光照射のON/OFFにより図14に示す光量分布を重ね合わせたものが基板9上の感光材料に蓄積される光エネルギーの分布となり、この分布によりパターンの描画が行われる。
図15.Aは、光照射領域群が1描画ピッチ移動する毎に光照射領域61への光の照射を交互にONおよびOFFした場合の主走査方向に関する累積光量を示す図である。図15.B〜図15.Gは、それぞれ光照射領域群が描画ピッチの2,3,4,5,6,8倍移動する毎に光照射を交互にONおよびOFFした場合の累積光量を示す。ONまたはOFFとなる距離が長いほど、すなわち、副走査方向に伸びる線を描画する際の線幅が大きくなるほど、累積光量分布のピークが高くなり、谷が深くなることが判る。また、感光材料は一定の量以上の光が照射された際に感光することから、光量(光パワー)を制御することによってもパターンの線幅を制御することができる。
ただし、感光材料には十分に光を照射しなければならないものもあり、この場合、光源からの光の強さを調整するとともに光照射のONおよびOFFのタイミングを調整することにより、所定の線幅のパターンが描かれる。例えば、イメージセッタにおいて銀塩等の感光材料にパターンを描画する場合、感光材料を感光させることによりパターン描画の目的が達成されるため、感光に必要な最小限の光を感光材料に照射するのみで足りる。これに対し、半導体等の基板上のフォトレジストにパターンを描画する場合、後工程のエッチング時にフォトレジストが剥離したり過剰に除去されないようにフォトレジストを感光させる以上の量の光を照射する必要がある。
この場合、図16に示すように、8描画ピッチ光照射をONとし、8描画ピッチOFFとすることにより得られる細線711にて示す累積光量の分布を感光材料に与えることにより、閾値THを境に線幅Wで感光させることができる場合であっても、光強度を上げて6描画ピッチ光照射をONとし、10描画ピッチOFFとすることにより得られる太線712にて示す累積光量の分布を感光材料に与えることにより、十分に光が照射された線幅Wのパターンが得られる。
ここで、パターン描画装置1の場合、既述のように描画セル620に比べて大きな光照射領域61を利用することにより、光量分布が主走査方向および副走査方向へとある程度広がる。そして、高速描画を行うことにより、図14に示すように光量分布が主走査方向にさらに伸びる。描画されるパターンの線幅が十分に大きい場合、主走査方向に関する線幅は上述の光強度およびON/OFF制御の組合せにより精度を維持することができるが、描画可能な最小の線幅、すなわち解像度は、副走査方向に比べて主走査方向において低下が避けられない。
そこで、パターン描画装置1では光源であるLED411を描画セル群がn描画ピッチだけ移動する途中で瞬間的に消灯する制御も可能とされている。LED411のON/OFF制御(すなわち、変調)が行われる場合、図5に示すパターン描画装置1の動作においてステップS14とステップS15との間に図17に示すステップS21〜S23が実行される。LED411の変調が行われる場合、ステップS14にて各微小ミラーの姿勢が更新された後、すぐにLED411が点灯され(ステップS21)、描画セル群が描画ピッチPWだけ移動すると(ステップS22)、LED411が消灯される(ステップS23)。その後、次の描画データがメモリセルに書き込まれ(ステップS16)、前のリセットパルスから描画ピッチPWのn倍の距離だけ描画セル群が移動すると(ステップS17)、ステップS14へと戻る。
以上の動作により、光照射領域61への光の照射がONとされてからOFFとされるまでの間に、光照射領域群が描画ピッチPWだけ相対移動し、光照射領域61への光の照射はリセットパルスの間隔の1/nに制限される。その結果、光の照射の主走査方向の広がりを副走査方向と同程度に抑えつつ高速描画を行うことが実現される。
光源としてLEDやLDが用いられる場合、DMD42の変調限界速度の1/10以下の時間で光源をON/OFF制御することができる。したがって、例えば、8倍速描画(n=8)であっても主走査方向の解像度の低下を抑えつつ容易に描画を行うことができる。この場合、リセットパルス間に感光材料に与えられる光エネルギーの量は1/8に減少するため、光源からの光強度が高められ、感光材料も感度の高いものが使用される。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
パターン描画装置1に設けられる空間光変調デバイスは、上記実施の形態で用いられるDMD42には限定されず、例えば、液晶シャッタ等の空間光変調デバイスを使用することも可能である。また、光源として複数の発光ダイオード等を2次元配列し、発光ダイオード群に対応する光照射領域群の配列方向が走査方向に対して傾斜した状態で、各発光ダイオードのON/OFFを光照射領域の相対移動に同期して制御することにより、パターンの描画が行われてもよい。また、光源のON/OFF制御が行われない場合は、超高圧水銀が光源として使用されてもよい。
図17に示す光源のON/OFF制御において、光源は必ずしも光照射領域群が1描画ピッチPW移動した時点でOFFとされる必要はなく、例えば、十分な累積光量が必要な場合は、描画ピッチPWの2倍の距離移動した時点でOFFとされてもよい。すなわち、光照射領域61への光の照射がONとされた後、光照射領域群の描画ピッチPWのn倍の距離の相対移動が完了する前に光照射領域61への光の照射がOFFとされるのであればOFFとされるタイミングは適宜設定されてよい。また、光源以外の素子により、空間光変調デバイスの制御よりも速く光照射がOFFとされてもよい。
ステージ2とヘッド部40との主走査方向および副走査方向への相対移動(すなわち、基板9上の描画セル群と光照射領域群との相対移動)は、ステージ2またはヘッド部40のいずれかのみの移動により行われてもよい。
さらに、上記実施の形態では光照射領域群において副走査方向の端に位置する光照射領域61(例えば、図4における(−X)側かつ(+Y)側の光照射領域61)への光照射の制御に言及していないが、制御を簡単に行うためにこれらの光照射領域61への光照射は行われなくてもよく、副走査後の描画を考慮しつつこれらの光照射領域61への光照射が制御されてもよい。
パターン描画装置の構成を示す図である。 DMDを示す図である。 光照射領域および描画セルを示す図である。 光照射領域群全体および描画セル群を示す図である。 パターン描画の流れを示す図である。 描画途上の光照射領域および描画セルを示す図である。 描画途上の光照射領域および描画セルを示す図である。 描画途上の光照射領域および描画セルを示す図である。 描画途上の光照射領域および描画セルを示す図である。 光照射領域群の傾斜と光照射領域の大きさとの関係を示す図である。 光照射領域群の傾斜と光照射領域の大きさとの関係を示す図である。 光照射領域群の傾斜と光照射領域の大きさとの関係を示す図である。 光照射領域群の傾斜と光照射領域の大きさとの関係を示す図である。 累積光量を示す図である。 1描画ピッチ毎のON/OFFによる累積光量を示す図である。 2描画ピッチ毎のON/OFFによる累積光量を示す図である。 3描画ピッチ毎のON/OFFによる累積光量を示す図である。 4描画ピッチ毎のON/OFFによる累積光量を示す図である。 5描画ピッチ毎のON/OFFによる累積光量を示す図である。 6描画ピッチ毎のON/OFFによる累積光量を示す図である。 8描画ピッチ毎のON/OFFによる累積光量を示す図である。 光強度が異なる場合の累積光量を示す図である。 光源のON/OFF制御の流れを示す図である。
符号の説明
1 パターン描画装置
4 光照射部
5 制御部
9 基板
31 ステージ移動機構
42 DMD
61 光照射領域
411 LED
620 描画領域
PW 描画ピッチ

Claims (5)

  1. 感光材料に光を照射してパターンを描画するパターン描画装置であって、
    感光材料上において互いに垂直な2つの配列方向に一定のピッチにて配列される光照射領域群のそれぞれへと変調された光を照射する光照射部と、
    感光材料上において前記光照射領域群を配列方向に対して傾斜した走査方向に走査させ、前記走査方向および前記走査方向に垂直な方向に一定の描画ピッチにて前記感光材料上に固定配列された描画領域群のそれぞれに対して複数の光照射領域を相対的に通過させる走査機構と、
    前記光照射領域群の走査に同期しつつ前記光照射領域群への光照射のON/OFFを個別に制御することにより、感光材料上の各描画領域に照射される光の量を制御する制御部と、
    を備え、
    前記光照射領域群の前記2つの配列方向のうち前記走査方向におよそ沿う方向に関して互いに隣接する光照射領域において、前記走査方向に垂直な方向に対する中心間の距離が前記描画ピッチに等しく、前記走査方向に対する中心間の距離が前記描画ピッチのa倍(ただし、aは2以上の整数)であり、前記制御部が前記描画ピッチのn倍(ただし、nは3以上の整数)の距離だけ前記光照射領域群を相対的に移動する間に前記光照射のON/OFFを1回制御し、(a+1)とnとが互いに素であることを特徴とするパターン描画装置。
  2. 請求項1に記載のパターン描画装置であって、
    前記光照射領域群において前記2つの配列方向のうち前記走査方向におよそ沿う方向に配列される光照射領域の数がMであり、Mが(a×n)の整数倍であることを特徴とするパターン描画装置。
  3. 請求項1または2に記載のパターン描画装置であって、
    光照射領域への光の照射がONとされた後、前記光照射領域群の前記描画ピッチのn倍の距離の相対移動が完了する前に前記光照射領域への光の照射がOFFとされることを特徴とするパターン描画装置。
  4. 請求項3に記載のパターン描画装置であって、
    前記光照射領域への光の照射がONとされてからOFFとされるまでの間に、前記光照射領域群が前記描画ピッチだけ相対移動することを特徴とするパターン描画装置。
  5. 請求項3または4に記載のパターン描画装置であって、
    前記光照射部が、
    ON/OFF制御可能な光源と、
    前記光源からの光を空間変調する空間光変調デバイスと、
    を備えることを特徴とするパターン描画装置。
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