JP2005348862A - ゴルフボール形成用組成物及びマルチピースゴルフボール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくともいずれか一方が3官能以上である、ポリイソシアネート化合物とポリエチレンオキサイド基を有さない活性水素を有する化合物とからなる3次元架橋したポリウレタンゲル微粒子の表面が、ポリウレアコロイド非水溶媒溶液から析出したポリウレアコロイド粒子によって被覆されているポリウレタンゲル複合微粒子と、合成樹脂及びエラストマーからなる群より選ばれる少なくとも1種の基材とを含むゴルフボール形成用組成物。いずれか1層以上がこの組成物を用いて形成されているマルチピースゴルフボール。
【選択図】なし
Description
(i) マルチピースゴルフボールにおいて、カバーを、基材としてのアイオノマー樹脂又はポリウレタンと、ポリウレタンゲル微粒子の表面がポリウレアコロイド粒子で覆われたポリウレタンゲル複合微粒子とを含む層とすることにより、アイオノマー樹脂及びポリウレタンの特性である優れた飛距離を維持したままで、ポリウレタンゲル複合微粒子により柔らかい打球感が得られ、さらに耐摩耗性などの耐久性に極めて優れたボールとなる。また、カバーと塗膜との密着性が向上する。
(I)ゴルフボール形成用組成物
本発明のゴルフボール形成用組成物は、ポリウレタンゲル複合微粒子と基材とを含むゴルフボール用組成物である。基材は、ゴルフボール基材として使用される合成樹脂及びエラストマーであれば制限なく使用できる。好ましいものとして、本発明の組成物には、基材としてアイオノマー樹脂を含む第1の組成物、基材としてポリウレタンを含む第2の組成物、及び基材としてブタジエンゴムを含む第3の組成物が包含される。
ポリウレタンゲル複合微粒子
ポリウレタンゲル複合微粒子は、少なくとも一方の化合物が3官能以上である、ポリイソシアネート化合物とポリエチレンオキサイド基を有さない活性水素を有する化合物とからなる3次元架橋したポリウレタンゲル微粒子の表面がポリウレアコロイド非水溶媒溶液から析出したポリウレアコロイド粒子によって被覆されている微粒子である。
<ポリウレタンゲル微粒子>
ポリウレタンゲル微粒子は、少なくとも一方が3官能以上であるポリイソシアネート化合物と活性水素を有する化合物とを、乳化剤としてのポリウレアコロイド粒子の存在下に、不活性液体中で乳化重合させることによって得られる。
<ポリウレアコロイド粒子>
本発明のポリウレタンゲル微粒子の合成に際しては公知の触媒を使用すれば低温でもよいが、作業面から40℃以上の反応温度が好ましい。
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に示す様なものと想像される。このポリウレアコロイド粒子は、非溶媒和部分のウレアドメイン12の周囲に溶媒和されているポリマー鎖11が広がっている。このポリウレアコロイド粒子の粒径の制御については、溶媒和したポリマー部分とウレアドメインを含んだ粒子全体の大きさと、溶媒和したポリマー部分とウレアドメインのそれぞれの大きさについて、それらの制御が可能である。尚、先に記載のポリウレアコロイド粒子分散液の粒径は、ウレアドメイン部分を表現している。
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の様に、溶媒和したポリマー部分とウレアドメイン部分が明瞭に相分離しているのが望ましく、その為には溶媒和されるポリマー鎖と結晶部分のウレアドメインとが混在しない様に製造することが必要である。この為には、合成過程で溶媒和したポリマー部分とウレアドメイン部分が分離しやすい合成条件が要求される。
<ポリウレタンゲル複合微粒子の分離>
以上の如き原材料から得られたポリウレタン分散液から、常圧又は減圧下で不活性液体を分離することによって、本発明のポリウレタンゲル複合微粒子が得られる。粒子化に用いる装置としてスプレイドライヤー、濾過装置付き真空乾燥機、撹拌装置付真空乾燥機、棚式乾燥機等公知のものがいずれも使用出来、好ましい乾燥温度は不活性液体の蒸気圧、ポリウレタンゲル微粒子の軟化温度、粒径等に影響されるが、好ましくは減圧下40〜80℃である。
<ポリウレタンゲル複合微粒子の物性>
この様にして製造されたポリウレタンゲル複合微粒子の平均粒子径は、通常0.5〜100μm程度で真球状又はほぼ真球状である。ゴルフボール材料としては、平均粒子径は、好ましくは2〜100μm程度、より好ましくは2〜70μm程度、さらに好ましくは5〜30μm程度であればよい。上記の粒子径の範囲であれば、真球状ポリウレタン微粒子が全体として嵩高になり過ぎて基材と混合加工し難くなるということがなく、逆に、基材とポリウレタンゲル複合微粒子との密着性が低下したり、基材の有する物性が低下するということもない。
また本発明では、合成時にポリイソシアネートと活性水素を有する化合物のNCO/OH比率を調整したり、活性水素を有する化合物の組成を変えたり、出来上がったビーズのポリウレアコロイド粒子の表面処理を行う等の方法により、ポリウレアコロイド粒子を含むポリウレタンゲル複合微粒子の全体にヒドロキシル基(−OH基)、カルボキシル基(−COOH基)、メルカプト基(チオール基;−SH基)等の官能基を導入することができる。具体的には、ポリウレアコロイド粒子の非溶媒和部分が、さらに、これらの官能基による結合で形成されているものであってよい。このような官能基を導入することにより、カバーと中間層との接着性を向上させたり、中間層とコアとの接着性を向上させたり、カバーとコアとの接着性や密着性を改善することができ、それによりゴルフボールの耐久性が著しく向上する。
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の想像図に示す如く、3次元架橋した熱硬化性のポリウレタンゲル微粒子21の表面にポリウレアコロイド粒子22が付着或は被覆されており且つポリウレアコロイド粒子が非粘着性と耐熱性に優れているため、複合微粒子を分散媒体から単に除去するのみで極めて流動性に富んだ微粒子となり、微粒子化に当たっては従来技術における如き煩雑且つコスト高な粉砕工程や分級操作を何ら要しない等の種々の利点を有している。
このようにして得られるポリウレタン複合微粒子は、粒子径のコントロールが容易であり、その結果粒度分布が比較的狭い。
第1のゴルフボール用組成物
本発明の第1のゴルフボール用組成物は、上記のポリウレタンゲル複合微粒子と基材であるアイオノマー樹脂とを含む。この組成物は、マルチピースゴルフボールのカバーや中間層の構成材料として特に好適に使用できる。
<アイオノマー樹脂>
アイオノマー樹脂としては、オレフィン−不飽和カルボン酸共重合体においてカルボン酸の少なくとも一部が金属イオンで中和されたもの、オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル三元共重合体においてカルボン酸の少なくとも一部が金属イオンで中和されたもの等が挙げられる。
<その他の成分>
微粒子含有層には、アイオノマー樹脂の他に、柔軟性を向上させるために、オレフィン−不飽和カルボン酸共重合体や、オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル三元共重合体が含まれていてもよい。オレフィン、不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸エステルの具体例は前述した通りである。
第2のゴルフボール形成用組成物
本発明の第2のゴルフボール形成用組成物は、上記ポリウレタンゲル複合微粒子と基材のポリウレタンとを含む組成物である。この組成物は、マルチピースゴルフボールのカバー、中間層の構成材料として好適に使用できる。
<ポリウレタン>
ポリウレタンとしては熱可塑性ポリウレタンエラストマー及び熱硬化性ポリウレタンのいずれも使用できる。
第3のゴルフボール形成用組成物
本発明の第3のゴルフボール形成用組成物は、上記ポリウレタンゲル複合微粒子と基材のブタジエンゴムとを含む組成物である。この組成物は、マルチピースゴルフボールのコア及び中間層の構成材料として特に好適に使用できる。
<ブタジエンゴム>
ブタジエンゴムの種類は特に限定されないが、中でも、シス−1,4−結合を40%以上、特に80%以上含むハイシスポリブタジエンゴムが好ましい。基材中にはブタジエンゴムが60重量%以上含まれていることが好ましく、80重量%以上含まれることがより好ましい。また、ブタジエンゴムの特性を損なわない範囲で、ブタジエンゴムに天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)などを配合してもよい。
<その他の成分>
この組成物には、このほか、ゴルフボールのコア材料であるゴム組成物に通常添加される添加剤、例えば架橋剤、共架橋剤、充填剤、酸化防止剤、しゃく解剤などが含まれていてよい。
架橋剤としては、ゴムの架橋剤として公知の化合物を使用できる。このような架橋剤として、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイドのような有機過酸化物などを例示できる。特に、ジクミルパーオキサイドが好ましい。架橋剤の配合量は、特に限定されず、広い範囲から適宜選択できるが、基材中のゴム100重量部に対して、通常0.5〜3重量部程度、特に0.7〜2.2重量部程度が好ましい。この範囲内であれば、得られるゴルフボールについて、十分な反発性能ひいては十分な飛距離が得られるとともに、十分なソフトフィーリングが得られる。
充填剤としては、この分野で用いられているものを広い範囲から使用でき、例えば酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タングステン粉末、モリブデン粉末および有機質充填剤などが挙げられる。充填剤の配合量は、特に限定されず、広い範囲から適宜選択できるが、基材100重量部に対して、通常1〜40重量部程度が好ましい。この範囲内であれば、得られるゴルフボールの重量が適正なものとなる。
(II)マルチピースゴルフボール
概略構成
本発明のマルチピースゴルフボールには、コア、及びカバーを備えるツーピースゴルフボール;コア、中間層、及びカバーを備えるスリーピースゴルフボール;並びにコア、第1中間層、第2中間層、及びカバーを備えるフォーピースゴルフボールが包含される。
(i) カバーがポリウレタンゲル複合微粒子と基材のアイオノマー樹脂とを含む組成物(本発明の第1の組成物)で構成されているボール(第1のボール)
(ii) カバーが、ポリウレタンゲル複合微粒子と基材のポリウレタンとを含む組成物(本発明の第2の組成物)で構成されているボール(第2のボール)
(iii) 1層の中間層を有する場合はこの層が、2層以上の中間層を有する場合は1層以上が、ポリウレタンゲル複合微粒子と基材のアイオノマー樹脂とを含む組成物(本発明の第1の組成物)で構成されているボール(第3のボール)
(vi) 1層の中間層を有する場合はこの層が、2層以上の中間層を有する場合は1層以上が、ポリウレタンゲル複合微粒子と基材のポリウレタンとを含む組成物(本発明の第2の組成物)で構成されているボール(第4のボール)
(v) 1層の中間層を有する場合はこの層が、2層以上の中間層を有する場合は1層以上が、ポリウレタンゲル複合微粒子と基材のブタジエンゴムとを含む組成物(本発明の第3の組成物)で構成されているボール(第5のボール)
(vi)コアが、ポリウレタンゲル複合微粒子と基材のブタジエンゴムとを含む組成物(本発明の第3の組成物)で構成されているボール(第6のボール)
(i)〜(iv)のいずれの場合も、ポリウレタンゲル複合微粒子を含む層以外の層は、従来公知のマルチピースゴルフボール形成用組成物からなる層とすればよい。
第1のボールは、カバーが基材のアイオノマー樹脂とポリウレタンゲル複合微粒子とを含む。
コア
コアは、コア材料として公知のゴム組成物からなるものとすることができる。基材ゴムとしては、天然ゴムおよび合成ゴムの双方を用いることができる。中でも、シス−1,4−結合を40%以上、特に80%以上含むハイシスポリブタジエンゴムが好ましい。必要であれば、ハイシスポリブタジエンゴムに天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)などを配合してもよい。基材ゴムは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
ゴム組成物には、このほか、架橋剤、共架橋剤、充填剤、酸化防止剤、しゃく解剤などが含まれていてよい。
架橋剤としては、ゴムの架橋剤として公知の化合物を使用できる。このような架橋剤として、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイドのような有機過酸化物などを例示できる。特に、ジクミルパーオキサイドが好ましい。架橋剤の配合量は、特に限定されず、広い範囲から適宜選択できるが、基材ゴム100重量部に対して、通常0.5〜3重量部程度、特に0.7〜2.2重量部程度が好ましい。この範囲内であれば、得られるゴルフボールについて、十分な反発性能ひいては十分な飛距離が得られるとともに、十分なソフトフィーリングが得られる。
充填剤としては、この分野で用いられているものを広い範囲から使用でき、例えば酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タングステン粉末、モリブデン粉末および有機質充填剤などが挙げられる。充填剤の配合量は、特に限定されず、広い範囲から適宜選択できるが、基材ゴム100重量部に対して、通常1〜40重量部程度が好ましい。この範囲内であれば、得られるゴルフボールの重量が適正なものとなる。
中間層
ツーピースゴルフボールの場合は中間層を有さないが、スリーピースゴルフボールの場合は1層の中間層を備え、フォーピースゴルフボールの場合は、第1中間層及び第2中間層を備える。
カバー
カバーは、ポリウレタンゲル複合微粒子と基材のアイオノマー樹脂とを含む層である。このような材料からなるカバーの形成に当たっては、アイオノマー樹脂にポリウレタンゲル複合微粒子を前述した配合割合で混合した混合物か、又はポリウレタンゲル複合微粒子の配合割合が多く微粒子の分散が不十分な場合には、予めアイオノマー樹脂とポリウレタンゲル複合微粒子とを混練機で混練した混練物を用いて、例えば射出成型などの公知の方法でカバーを成型することができる。混練機としては単軸押出機、2軸押出機、ニーダー、バンバリーミキサー等の公知の混練機を使用できる。
各層材料の好ましい組み合わせ
アイオノマー樹脂を基材とするカバーにポリウレタンゲル複合微粒子が含まれる第1のボールの中では、コア基材がブタジエンゴムであるツーピースゴルフボール;コア基材がブタジエンゴムであり、中間層基材がブタジエンゴム、ポリウレタン、若しくはアイオノマー樹脂であるスリーピースゴルフボール;及びコア基材がブタジエンゴムであり、第1及び第2中間層基材が、同一若しくは異なってブタジエンゴム、ポリウレタン、若しくはアイオノマー樹脂であるフォーピースゴルフボールを、好ましく挙げることができる。
各層の形状
本発明のマルチピースゴルフボールは、いずれの材料で構成されている場合も、またツーピースボール、スリーピースボール及びフォーピースボールのいずれの場合も、球状のコア表面上に層状の中間層やカバーが同心状に形成されたボールに限定されず、コア、中間層、及びカバーはゴルフボールとして実用できる限り種々の形状を制限無く採ることができる。
<特殊な2ピースゴルフボール>
ツーピースゴルフボールとしては、例えば、球状のコアと、これを被覆するカバーとを備え、コアはその表面に描かれ互いに直交する3つの大円上に溝部を備えており、カバーの内面には溝部に嵌合する突部が形成されているボールを挙げることができる。
<特殊な3ピースゴルフボール>
またスリーピースゴルフボールとしては、コアが球状の本体部とこの本体部の表面に形成される複数のリブとを備え、中間層がリブによって囲まれる凹陥部に充填されているボールが挙げられる。リブは、代表的には、本体部において互いに直交する3つの大円に沿って形成されていればよい。
<特殊な4ピースゴルフボール>
またフォーピースゴルフボールとしては、コア、第1の中間層、第2の中間層、及びカバーを備え、第1の中間層はコア上に形成される複数のリブを備え、第2の中間層はリブによって囲まれる凹陥部に充填され、カバーは最外層を形成しているマルチピースゴルフボールが挙げられる。
第2のボールは、上述した第1のボールにおいて、カバー基材としてアイオノマー樹脂に代えてポリウレタンを採用したボールである。各層の好ましい厚さ及び硬度は、第1のボールと若干異なる。その他は第1のボールと同様である。
(iii)3のボール
第3のボールは、中間層(2層の中間層を備える場合は1層以上)が、基材のアイオノマー樹脂とポリウレタンゲル複合微粒子とを含むボールである。
各層材料
コア材料は、第1のマルチピースゴルフボールについて説明した通りである。カバーは、マルチピースゴルフボールのカバー材料として従来公知のアイオノマー樹脂、熱可塑性エラストマー、ジエン系ブロック共重合体等またはそれらの混合物を主成分とする組成物で構成することができる。
各層材料の好ましい組み合わせ
中間層にポリウレタンゲル複合微粒子が含まれる第3のボールの中では、コア基材がブタジエンゴムであり、カバー基材がアイオノマー樹脂、又はポリウレタンであるボール(スリーピースゴルフボール);又は、コア基材がブタジエンゴムであり、他方の中間層基材がブタジエンゴム、ポリウレタン、若しくはアイオノマー樹脂であり、カバー基材がアイオノマー樹脂、又はポリウレタンであるボール(フォーピースゴルフボール)を好ましく挙げることができる。他方の中間層にもポリウレタンゲル複合微粒子が含まれていてもよい。
各層の形状
同心状に各層が形成されたボールについて説明すると、中間層の厚みは、通常1〜3mm程度とすればよく、好ましくは1.5〜2.5mm程度とすればよい。この範囲であれば、十分な耐久性が得られるとともに、打球感が硬くなったり、反発性が低下したりすることがない。2層の中間層を備える場合は、中間層全体の厚さは通常2〜6mm程度とすればよく、そのうちのポリウレタンゲル複合微粒子含有層の厚さを1mm以上、好ましくは1.2mm以上とすればよい。カバーの厚さは、通常0.5〜2mm程度、好ましくは0.8〜2mm程度とすればよい。
(iv)第4のボール
第4のボールは、第3のボールにおいて、中間層(2層の中間層を有する場合は1層以上)の基材として、アイオノマー樹脂に代えてポリウレタンを含むボールである。
第5のボールは、第3のボールにおいて、中間層(2層の中間層を有する場合は1層以上)の基材がポリウレタンに代えてブタジエンゴムであるボールである。
コア硬度は、JIS−D硬度で、通常35〜60D程度、好ましくは40〜56D程度とすればよい。中間層硬度は、JIS−D硬度で、通常40〜70程度、好ましくは42〜56程度とすればよい。また、カバーの硬度は、通常JIS−D硬度で45〜75程度、特に50〜65程度が好ましい。
本発明の第6のボールは、コアが、基材のブタジエンゴムと、ポリウレタンゲル複合微粒子とを含む層である。この中では、カバー基材がアイオノマー樹脂、若しくはポリウレタンであるボール(ツーピースゴルフボール);中間層基材がブタジエンゴム、ポリウレタン、若しくはアイオノマー樹脂であり、カバー基材がアイオノマー樹脂、若しくはポリウレタンであるボール(スリーピースゴルフボール);又は第1及び第2中間層基材が、同一若しくは異なってブタジエンゴム、ポリウレタン、若しくはアイオノマー樹脂であり、カバー基材がアイオノマー樹脂、若しくはポリウレタンであるボール(フォーピースゴルフボール)を好ましく挙げることができる。
実施例
以下、本発明を、実施例および試験例を示してより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<ポリウレタンゲル複合微粒子>
以下の各実施例で使用したポリウレタンゲル複合微粒子は、大日精化工業社製の熱硬化性ポリウレタン樹脂からなるダイミックビーズUCN-5070Dシリーズ(平均粒径:7μm)である。この微粒子の特性を以下の表1に示す。
各実施例及び比較例のボールを、ミヤマエ株式会社製の打撃ロボット(商品名:SHOT ROBO V :ショットロボ ファイブ)にドライバー(1番ウッド)(ミズノ株式会社製、商品名:ミズノMP−001、仕様:ロフト角9.5°、シャフトは、長さ45インチ(114.3cm)、シャフト硬さSのツアースピリットMPカーボンシャフト装着)を取り付け、ヘッドスピード45m/秒に設定して各ボールを打撃し、キャリー(着弾点までの距離)を測定した。各例5回づつ行い、平均値を求めた。
<フィーリング>
各実施例及び比較例のボールを、トップアマチュアゴルファー10名が、1番ウッド及び5番アイアンを用いて打撃し、フィーリングは10人の5段階評価(1:柔らかい、2:やや柔らかい、3:どちらでもない、4:やや硬い、5:硬い)の平均値で評価した。
<耐久性試験>
各実施例及び比較例のボールを、エアガンを使用して40m/秒の速度で、エアガンの先端から2.5m離れた鉄製の衝突板に繰り返し衝突させ、ボール表面の割れや層剥離による変形が観察されるまでの回数を測定した。各例3個のボールについて試験を行い、平均値を求めた。結果を以下のようにして表す。
○:200〜299回
△:150〜199回
×:100〜149回
××:99回以下
<塗装テスト>
各実施例及び比較例のボールを、ミヤマエ社製の打撃ロボット(SHOT ROBO V :ショットロボ ファイブ)にショートアイアン(ミズノ株式会社製、T−ZOID COMP PLUS 7I(7番アイアン)、ロフト角33°、シャフト:T−ZOIDオリジナルカーボンシャフト、硬さSR)を取り付け、ヘッドスピード36m/秒に設定して各ボールの同一箇所を10回づつ打撃した。打撃部分を観察し、塗膜の損傷を以下の4段階で評価した。
○:わずかに塗膜の割れが見られる
△:塗膜の剥がれ、割れが明確に見える
×:1回の打撃で塗膜の剥がれ、割れが見られる
上記の試験結果を以下の表19及び表20に示す。表19は球状コアと層状の中間層及びカバーとからなる通常の3ピースゴルフボールの結果を示し、表20は、球状コアとカバーとからなる通常の2ピースゴルフボールの結果、並びに特殊形状のマルチピースゴルフボール(凹溝を有するコアを備えた2ピースゴルフボール、リブを有するコアを備えた3ピースゴルフボール、並びにコア、リブを備えた第1中間層、第2中間層、及びカバーを有する4ピースゴルフボール)の結果を示す。
12 ウレアドメイン
21 ポリウレタンゲル微粒子
22 ポリウレアコロイド粒子
3 コア
31 溝部
4 カバー
41 突部41
5 コア
51 本体部
52 リブ(突条)
53 凹陥部
54 切欠部
6 コア
7 中間層
71 リブ(突条)
72 凹陥部
73 切欠部
Claims (23)
- 少なくともいずれか一方が3官能以上である、ポリイソシアネート化合物とポリエチレンオキサイド基を有さない活性水素を有する化合物とからなる3次元架橋したポリウレタンゲル微粒子の表面が、ポリウレアコロイド非水溶媒溶液から析出したポリウレアコロイド粒子によって被覆されているポリウレタンゲル複合微粒子と、合成樹脂及びエラストマーからなる群より選ばれる少なくとも1種の基材とを含むゴルフボール形成用組成物。
- 基材が、アイオノマー樹脂、ポリウレタン又はブタジエンゴムを含むものである請求項1に記載の組成物。
- ポリウレタンゲル複合微粒子を構成するポリウレアコロイド粒子が、溶媒に対して溶媒和されている部分と非溶媒和部分とから構成されており、非溶媒和部分の粒子径が0.01〜1μmである請求項1又は2に記載の組成物。
- ポリウレタンゲル複合微粒子を構成するポリウレアコロイド粒子が、油脂変性ポリオールとポリイソシアネートとポリアミン化合物との反応で得られるポリウレアコロイド粒子であって、非溶媒和部分がウレア結合どうしの水素結合からなっている請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
- ポリウレタンゲル複合微粒子を構成するポリウレアコロイド粒子の非溶媒和部分が、さらに、ヒドロキシル基、カルボキシル基、メルカプト基からなる群より選ばれる少なくとも1種の官能基による結合で形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
- ポリウレタンゲル微粒子の粒子径が0.5〜100μmの範囲である請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
- 基材がアイオノマー樹脂である請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
- ポリウレタンゲル複合微粒子を基材100重量部に対して0.1〜40重量部含む請求項7に記載の組成物。
- 基材がポリウレタンである請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
- ポリウレタンゲル複合微粒子を基材100重量部に対して0.1〜40重量部含む請求項9に記載の組成物。
- 基材がブタジエンゴムである請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
- ポリウレタンゲル複合微粒子を基材100重量部に対して0.1〜30重量部含む請求項11に記載の組成物。
- コアと1層若しくは2層の中間層とカバーとを備えるか、又はコアとカバーとを備え、カバーが請求項7〜10のいずれかに記載の組成物からなる層であるマルチピースゴルフボール。
- コアの基材がブタジエンゴムであり、中間層を有する場合は中間層の基材がブタジエンゴム、ポリウレタン又はアイオノマー樹脂である請求項13に記載のマルチピースゴルフボール。
- コアと1層又は2層の中間層とカバーとを備え、中間層の少なくとも1層が請求項7〜12のいずれかに記載の組成物からなる層であるマルチピースゴルフボール。
- コアの基材がブタジエンゴムであり、カバーの基材がアイオノマー樹脂又はポリウレタンであり、2層の中間層を備えそのうちの1層が請求項7〜12のいずれかに記載の組成物からなる場合は、他方の中間層の基材がブタジエンゴム、ポリウレタン又はアイオノマー樹脂である請求項15に記載のマルチピースゴルフボール。
- コアと1層若しくは2層の中間層とカバーとを備えるか、又はコアとカバーとを備え、コアが請求項11又は12に記載の組成物からなる層であるマルチピースゴルフボール。
- 中間層を有する場合は中間層の基材がブタジエンゴム、ポリウレタン又はアイオノマー樹脂であり、カバーの基材がアイオノマー樹脂又はポリウレタンである請求項17に記載のマルチピースゴルフボール。
- コアと、1層の中間層と、カバーとを備えるマルチピースゴルフボールであって、コアは球状の本体部と、この本体部の表面に形成される複数のリブとを備え、中間層はリブによって囲まれる凹陥部に充填されている請求項13〜18のいずれかに記載のマルチピースゴルフボール。
- リブは隣接する凹陥部間を連通する少なくとも1つの切欠部を備えている請求項19に記載のマルチピースゴルフボール。
- コア、第1の中間層、第2の中間層、及びカバーを備えたマルチピースゴルフボールであって、第1の中間層はコア上に形成される複数のリブを備え、第2の中間層はリブによって囲まれる凹陥部に充填され、カバーは最外層を形成している請求項13〜18のいずれかに記載のマルチピースゴルフボール。
- リブは隣接する凹陥部間を連通する少なくとも1つの切欠部を備えている請求項21に記載のマルチピースゴルフボール。
- コアと、これを被覆するカバーとを備えたマルチピースゴルフボールであって、コアはその表面に描かれ互いに直交する3つの大円上に溝部を備えており、カバーの内面には、溝部に嵌合する突部が形成されている請求項13、14、17及び18のいずれかに記載のマルチピースゴルフボール。
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