JP2005345530A - 光ファイバ、光ファイバの切断装置および光ファイバの切断方法 - Google Patents

光ファイバ、光ファイバの切断装置および光ファイバの切断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 一度に被覆とガラスファイバとをカットすることにより、工数を削減することのできる光ファイバ、光ファイバの切断装置および光ファイバの切断方法を提供する。
【解決手段】 光ファイバ支持手段の前クランパ22および後クランパ23により光ファイバ10の切断位置の前後を各々支持し、張力付与手段24が前後のクランパ22、23を離反させる方向に付勢して、把持している光ファイバ10に張力を付与する。この状態で被覆12およびガラスファイバ11を刃部31によりカットするので、ガラスファイバ11の端面11aが平滑になる。また、同じ刃部31により被覆12をカットするとともにガラスファイバ11に少なくとも切込みを入れるので、従来のように刃を変えて被覆とガラスファイバを別個にカットする場合よりも、工数を減少することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラスファイバの外側が被覆により覆われた光ファイバ、この光ファイバを切断する光ファイバの切断装置および光ファイバの切断方法に関するものである。
近年、インターネットの更なる普及に伴い、一般家庭への光ファイバ心線の引き込みの要求が増大している。そして、このような場合には、架空の光ケーブルから加入者側の建物などに光ファイバ心線を引き込んで配線することが行われている。このため、高架現場あるいは建物内において、光ファイバ心線にコネクタを接続するため、光ファイバ心線を口出しする必要があった。
この光ファイバ心線の口出しを行う装置としては、図7に示すように、光ファイバ心線100を保持する第1チャック101および第2チャック102と、これら第1チャック101および第2チャック102の間に設けられたカッタ103とを備え、第1チャック101および第2チャック102に沿って光ファイバ心線100を把持した状態にて、カッタ103によって被覆に切り込みを入れ、その後、カッタ103と第2チャック102とを軸方向へ相対移動させて被覆を除去し、さらに、支持部材104を押圧してガラスファイバの切断を行うものがある(特許文献1参照)。
また、図8に示すように、光ファイバ固定部105の挿入孔106に光ファイバ心線100を挿入した状態にて、支点107を中心として刃保持部108を回動させ、刃保持部108の切断刃109を、光ファイバ固定部105の刃挿入部110へ挿入することにより、光ファイバ心線100の端部を切断する工具も知られている(特許文献2参照)。
特開平5−107415号公報 実開平7−26802号公報
ところで、一般に、光ファイバ同士の接続や、光ファイバにコネクタを接続する際には、光ファイバの被覆を剥いでガラスファイバを露出させ、ガラスファイバを所定長さに切断することが行われている。この際に、被覆の切断用の刃とガラスファイバ用の刃を用いて別個に切断しているので、手間を要するという不都合があった。
本発明の目的は、一度に被覆とガラスファイバとをカットすることにより、工数を削減することのできる光ファイバ、光ファイバの切断装置および光ファイバの切断方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかる光ファイバは、ガラスファイバの外側が被覆により覆われた光ファイバであって、長手方向の断面でみて、前記ガラスファイバの中心軸に対して垂直方向における当該ガラスファイバの平坦な端面が最先端に位置し、前記被覆が前記ガラスファイバの前記端面から後方に向かい傾斜していることを特徴としている。
このように構成された光ファイバにおいては、ガラスファイバの端面が最先端にあるので、光ファイバ同士を接続する際や、この光ファイバをコネクタ等に接続する際に、被覆が干渉せず、ガラスファイバの端面が相手方のガラスファイバの端面に確実に接触させることができ、接続を容易にすることができる。
また、本発明にかかる光ファイバの切断装置は、ガラスファイバの外側が被覆により覆われた光ファイバを切断する光ファイバの切断装置であって、前記光ファイバの切断位置の前後を支持する前クランパおよび後クランパを有する光ファイバ支持手段と、前記前クランパと後クランパを離反させて前記光ファイバの切断位置に張力を付与する張力付与手段と、前記被覆を切断するとともに少なくとも前記ガラスファイバに切り込みを入れることができる刃部とを有することを特徴としている。
このように構成された光ファイバの切断装置においては、光ファイバ支持手段の前クランパおよび後クランパにより光ファイバの切断位置の前後を各々支持し、張力付与手段が前後のクランパを離反させる方向に付勢して、把持している光ファイバに張力を付与する。この状態で被覆およびガラスファイバを刃部によりカットするので、ガラスファイバの端面が平滑になる。また、同じ刃部により被覆をカットするとともにガラスファイバに少なくとも切込みを入れるので、従来のように刃を変えて被覆とガラスファイバを別個にカットする場合よりも、工数を減少することができる。
また、本発明にかかる光ファイバの切断装置は、前記刃部を回転させる刃部回転手段を有することが望ましい。
このように構成された光ファイバの切断装置においては、刃部回転手段が、光ファイバの中心軸であるガラスファイバを中心として刃部を回転させて、被覆を切断するとともに、ガラスファイバに切り込みを入れたり切断したりするので、光ファイバの全周にわたって均等の厚さで切断または切込みを入れることができる。
また、本発明にかかる光ファイバの切断装置は、前記刃部を前記光ファイバの中心に向けて付勢する刃部付勢手段を有することが望ましい。
このように構成された光ファイバの切断装置においては、刃部付勢手段が刃部を光ファイバの中心に向かって同じ大きさの押圧力を付勢するので、光ファイバの全周にわたって同じ厚さまで切り込みを入れることができる。
また、本発明にかかる光ファイバの切断装置は、前記刃部を前記光ファイバの中心軸に対し直交方向へ相対的にスライドさせる刃部スライド手段を有することが望ましい。
このように構成された光ファイバの切断装置においては、刃部スライド手段が刃部を光ファイバの中心軸に直交する方向へスライドさせることにより、光ファイバの被覆あるいはガラスファイバに所望の厚さの切込みを入れることができる。
また、本発明にかかる光ファイバの切断方法は、ガラスファイバの外側が被覆により覆われた光ファイバを切断する光ファイバの切断方法であって、前記光ファイバの切断位置の前後を支持し、前記切断位置に張力を付与しながら、同一刃によって前記被覆を切断するとともに前記ガラスファイバに少なくとも切り込みを入れることを特徴としている。
このように構成された光ファイバの切断方法においては、ガラスファイバの外側が被覆により覆われた光ファイバを切断する際に、光ファイバの切断位置の前後を各々支持し、前後の光ファイバに張力を付与した状態で被覆およびガラスファイバを刃部によりカットするので、ガラスファイバの端面を平滑にカットすることができる。また、同じ刃部により被覆をカットするとともにガラスファイバに少なくとも切込みを入れるので、従来のように刃を変えて被覆とガラスファイバを別個にカットする場合よりも、工数を減少することができる。
また、本発明にかかる光ファイバの切断方法は、前記刃部を回転させながら前記被覆を切断するとともに前記ガラスファイバに少なくとも切り込みを入れることが望ましい。
このように構成された光ファイバ、光ファイバの切断装置および光ファイバの切断方法においては、光ファイバの中心軸であるガラスファイバを中心として刃部を回転させて、被覆を切断するとともに、ガラスファイバに切り込みを入れたり切断したりするので、光ファイバの全周にわたって均等の厚さで切断または切込みを入れることができる。
また、本発明にかかる光ファイバの切断方法は、前記刃部を光ファイバに向けて付勢しながら回転させることが望ましい。
このように構成された光ファイバの切断方法においては、刃部を光ファイバの中心に向かって同じ大きさの押圧力を付勢しながら光ファイバを切断するので、光ファイバの全周にわたって同じ厚さまで切り込みを入れることができる。
また、本発明にかかる光ファイバの切断方法は、前記刃部を前記光ファイバに対して直交方向へ移動させることにより前記被覆を切断するとともに前記ガラスファイバに少なくとも切り込みを入れることが望ましい。
このように構成された光ファイバの切断方法においては、刃部を光ファイバの中心軸に直交する方向へスライドさせることにより光ファイバの切断を行うので、光ファイバの被覆あるいはガラスファイバに所望の厚さの切込みを入れることができる。
本発明によれば、従来のような被覆の切断とガラスファイバの切断とを別工程で行うため手間がかかるという問題を解消でき、これにより被覆とガラスファイバとを一度に切断して工数の削減を図ることができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1(A)は本発明の光ファイバを示す端面図であり、図1(B)は中心軸に沿った断面図である。
この光ファイバ10は、ガラスファイバ11の外側を被覆12により覆って構成されており、ガラスファイバ11の端面11aはガラスファイバ11の中心軸に対して直角(垂直)に平坦に切断されている。一方、被覆12は、ガラスファイバ11の端面11aから傾斜して後方(図1(B)中右方向)に切断されている。その結果、ガラスファイバ11の端面11aが少なくとも最先端に位置しており、被覆12はガラスファイバ11の端面11aから前方に突出していないことになる。
このように構成することにより、ガラスファイバ11の端面11aが最先端にあるので、光ファイバ10同士を接続する際や、この光ファイバ10をコネクタ等に接続する際に、被覆どうしが干渉せず、ガラスファイバ11の端面11aが相手方のガラスファイバの端面に確実に接触させることができ、接続を容易にすることができる。
図2は本発明の実施形態にかかる光ファイバの切断装置20の構成図、図3は図2中III方向から見た断面図である。
図2に示すように、この光ファイバ切断装置20では、基台21の略中央に設けられている凹部21aの前後(図2中左右)に、光ファイバ10を支持する光ファイバ支持手段として、前クランパ22および後クランパ23が各々設けられている。後クランパ23は基台21の上面21bに固定されている。一方、前クランパ22は、基台21の上面21bに沿って光ファイバ10の長手方向(図2中左右方向)に移動自在に設けられており、張力付与手段であるスプリング24を介して基台21の上面21bに設けられているストッパ25に接続されている。
図4(A)は、後クランパ23の構成が示されており、図4(B)には前クランパ22の構成が示されている。
図4(A)および(B)に示すように、両クランパ23、22は、共に下クランパ23a、22aと上クランパ23b、22bから構成されており、上下両クランパ23a、22a、23b、22bの対向する面の中央部にはV溝28a、28bが各々形成されている。また、上下のV溝28a、28bは、上下クランパ23a、22a、23b、22bを密着させた際に形成される空間が光ファイバ10の外径よりも小さくなるように形成されている。なお、上クランパ23b、22bは、図示省略の上下機構により、下クランパ23a、22aに対して上下移動(解放)可能となっている。
図4(A)に示すように、後クランパ23の下クランパ23aは、基台21の上面21bに固定されている。一方、前クランパ22の下クランパ22aは、基台21の上面21bに光ファイバ10の長手方向に設けられているガイドレール29に沿って、前後に移動可能に設けられている。このため、前クランパ22は、前述したスプリング24によって常時ストッパ25側に移動するように付勢されている。
従って、前後両クランパ22、23によって光ファイバ10を把持する際には、上クランパ22b、23bを上げて光ファイバ10をV溝28a、28b間に通し、上クランパ22b、23bを下降させることにより、下クランパ22a、23aとの協働で光ファイバ10を確実に把持することができるようになっている。
図2および図3に示すように、基台21の上面21bの前後両クランパ22、23の間には、凹部21aに突き出してガイドバイプ26、27が各々固定されて設けられている。このガイドパイプ26、27の中心には、光ファイバ10の外径よりも若干大きな内部空間26a、27aが貫通しており、この内部空間26a、27aに光ファイバ10をスライド可能に支持して、切断時の光ファイバ10の上下左右の振れを防止している。
従って、両ガイドパイプ26、27は、内部空間26a、27aに支持される光ファイバ10の高さ位置が、前後クランパ22、23に支持された光ファイバ10の高さ位置と一致するように、高さ調整されている。また、両ガイドバイプ26、27の間には、後述する刃部としてのカッタ刃31の厚さよりも若干大きめの隙間28が設けられている。
図2および図3に示すように、基台21の凹部21aにおける後端部(図2中左側端部)には、刃部回転手段30が設けられている。刃部回転手段30には、後側のガイドパイプ27を回転中心とする全体L字状をした回転アーム32が設けられており、本体30a内部に設けられている図示省略のモータ等の回転手段により、ガイドパイプ27の回りを回転可能となっている。回転アーム32の先端32aには、円形のカッタ刃31が回転可能に設けられている。
図5には、カッタ刃31の形状が示されている。カッタ刃31は、回転アーム32の先端32aの二股部分に設けられている回転軸33回りに回転可能に取り付けられている。回転軸33は、回転アーム32の先端32aにおいて上下移動可能に支持されており、刃部付勢手段であるスプリング34によって光ファイバ10の中心であるガラスファイバ11に向かって付勢されている。なお、回転軸33は、一定の位置よりも上方へは移動しないように、ストッパが設けられている。
カッタ刃31は円錐台状(図5において横向き)をしており、外周面には傾斜面31aが設けられている。この傾斜面の傾斜角度θは、例えば30度程度が望ましい。カッタ刃31の尖った先端31bは、光ファイバ10の被覆12を切断すると共にガラスファイバ11に切込みを入れるため、鋭利な刃となっている。
次に、本発明にかかる光ファイバの切断方法について説明する。
まず、図2〜図4に示すように、光ファイバ10のセットを行う。すなわち、光ファイバ10の先端を、後クランパ23のV溝28a、28b間に通し、後側のガイドパイプ27の内部空間27aに通し、カッタ刃31を干渉しない位置に待機させ、前側のガイドパイプ26の内部空間26aに通し、さらに前クランパ22のV溝28a、28b間に通す。そして、前クランパ22をスプリング24の付勢力に抗して後側(図2中左側)へ移動させてこの位置に保持し、上クランパ22bを下降させて光ファイバ10を把持すると共に、後クランパ23でも光ファイバ10を把持する。その後、前クランパ22を開放して、スプリング24の付勢力により、光ファイバ10に張力を付与する。
光ファイバ10のセットが完了したら、切断工程を実施する。図6(A)〜(C)には、光ファイバ10の切断の各工程が示されている。
カッタ刃31の上限位置、すなわちスプリング34によって上方に付勢された限界位置を、光ファイバ10のガラスファイバ11の下面よりも若干上方となるように設定し、カッタ刃31を光ファイバ10の下面に当接させる。このとき、カッタ刃31の上端位置はガラスファイバ11の下面よりも被覆12の厚さ分だけ下方位置にあるため、カッタ刃31はスプリング24によって上方に付勢された状態となっているので、カッタ刃31は被覆12に切れ込む(図6(A)参照)。この状態で、回転アーム32を回転させると、カッタ刃31は光ファイバ10の中心に向かって押されながら回転するので、被覆12を全周にわたって切断すると共に、ガラスファイバ11の外周面に切り込みを入れる(図6(B)参照)。このとき、光ファイバ10には、前クランパ22を介してスプリング24からの張力が作用しており、ガラスファイバ11は切込みから破断する(図6(C)参照)。カッタ刃31の回転においは、光ファイバ10のまわりを複数回転させて徐々に切り込みを入れていくことが望ましい。このようにすると、ガラスファイバ11の外周に少しずつ傷を深くしていくことができ、ガラスファイバ11の切断時の端面がきれいに仕上げることができる。
以上、前述した光ファイバの切断装置および光ファイバの切断方法によれば、前クランパ22および後クランパ23により光ファイバ10の切断位置の前後を各々支持し、スプリング24が前クランパ22を前方に付勢して光ファイバ10に張力を付与し、この状態で被覆12およびガラスファイバ11をカットするので、ガラスファイバの端面が平滑になる。また、同じカッタ刃31により被覆12およびガラスファイバ11を一度にカットするので、従来のように刃を変えて被覆とガラスファイバを別個にカットする場合よりも、工数を減少することができる。すなわち、光ファイバの被覆の除去とガラスファイバの切断を1つのカッタ刃で行うことができる。また、光ファイバの被覆の除去に引き続きガラスファイバの切断を行うことができ、光ファイバを切断装置から取り外す必要がない。
なお、本発明の光ファイバ、光ファイバの切断装置および光ファイバの切断方法は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、カッタ刃31を光ファイバ10の中心軸まわりに旋回させて被覆12の切断およびガラスファイバ11に切れ込みを入れた場合を例示したが、この他、刃部を、光ファイバに対して例えば水平面内で直交する方向へ移動させる刃部スライド手段を設け、張力を付与した光ファイバに対して刃部をスライドさせることにより切断することも可能である。この場合には、片道で光ファイバの一方の側にのみ切れ目を入れることができるため、刃部の帰り道では光ファイバの別の部分に切れ目を入れるように光ファイバを回転可能に支持するのが望ましい。
(A)は本発明に係る光ファイバの実施形態を示す端面図であり、(B)は中心軸に沿った断面図である。 本発明にかかる光ファイバの切断装置の実施形態を示す構成図である。 図2中III方向から見た断面図である。 (A)は後クランパの構成図であり、(B)には前クランパの構成図である。 カッタ刃の形状を示す正面図である。 (A)〜(C)は、光ファイバの切断工程を示す説明図である。 従来の光ファイバの切断装置を示す断面図である。 従来の光ファイバの切断工具を示す斜視図である。
符号の説明
10 光ファイバ
11 ガラスファイバ
11a 端面
12 被覆
20 切断装置
22 前クランパ(光ファイバ支持手段)
23 後クランパ(光ファイバ支持手段)
24 スプリング(張力付与手段)
30 刃部回転手段
31 カッタ刃(刃部)
34 スプリング(刃部付勢手段)

Claims (9)

  1. ガラスファイバの外側が被覆により覆われた光ファイバであって、
    長手方向の断面でみて、前記ガラスファイバの中心軸に対して垂直方向における当該ガラスファイバの平坦な端面が最先端に位置し、前記被覆が前記ガラスファイバの前記端面から後方に向かい傾斜していることを特徴とする光ファイバ。
  2. ガラスファイバの外側が被覆により覆われた光ファイバを切断する光ファイバの切断装置であって、
    前記光ファイバの切断位置の前後を支持する前クランパおよび後クランパを有する光ファイバ支持手段と、前記前クランパと後クランパを離反させて前記光ファイバの切断位置に張力を付与する張力付与手段と、前記被覆を切断するとともに少なくとも前記ガラスファイバに切り込みを入れることができる刃部とを有することを特徴とする光ファイバの切断装置。
  3. 前記刃部を回転させる刃部回転手段を有することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバの切断装置。
  4. 前記刃部を前記光ファイバの中心に向けて付勢する刃部付勢手段を有することを特徴とする請求項3に記載の光ファイバの切断装置。
  5. 前記刃部を前記光ファイバの中心軸に対し直交方向へ相対的にスライドさせる刃部スライド手段を有することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバの切断装置。
  6. ガラスファイバの外側が被覆により覆われた光ファイバを切断する光ファイバの切断方法であって、
    前記光ファイバの切断位置の前後を支持し、前記切断位置に張力を付与しながら、同一刃によって前記被覆を切断するとともに前記ガラスファイバに少なくとも切り込みを入れることを特徴とする光ファイバの切断方法。
  7. 前記刃部を回転させながら前記被覆を切断するとともに前記ガラスファイバに少なくとも切り込みを入れることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバの切断方法。
  8. 前記刃部を前記光ファイバに向けて付勢しながら回転させることを特徴とする請求項7に記載の光ファイバの切断方法。
  9. 前記刃部を前記光ファイバに対して直交方向へ移動させることにより前記被覆を切断するとともに前記ガラスファイバに少なくとも切り込みを入れることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバの切断方法。
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