JP2005341809A - 農作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圃場内に散在する土塊や夾雑物等により硬軟検出装置が一時的に土壌の硬軟度の変化を検出しても、その硬軟度の変化の影響を昇降制御においてあまり受けないようにし、且つ土壌の硬軟度に対応する適正な制御感度に設定できるようにして、昇降制御の適正化を図ることを課題とする。
【解決手段】 農作業部の下部に設けた接地体の上下動に基づいて農作業部が所定の対地高さとなるよう昇降装置を制御する制御部と、圃場の土壌の硬軟度を検出する硬軟検出装置と、該硬軟検出装置により検出される土壌の硬軟度の変化に応じて制御部により農作業部の昇降制御の制御感度を変更する感度変更手段とを設けた農作業機において、前記硬軟検出装置により検出される土壌の硬軟度の変化に対する前記制御感度の変更度合いを調節する感度補正調節手段を設けた。
【選択図】 図7

Description

本発明は、田植機や直播機等の農作業機の技術分野に属する。
従来、昇降装置により走行車体に対して昇降可能に設けた農作業部(植付部)と、該農作業部の下部に設けた接地体(フロート)の上下動に基づいて農作業部が所定の対地高さとなるよう昇降装置を制御する制御部と、圃場の土壌の硬軟度を検出する硬軟検出装置と、該硬軟検出装置により検出される土壌の硬軟度の変化に応じて制御部による農作業部の昇降制御の制御感度を変更する感度変更手段とを設けた農作業機(田植機)において、前記硬軟検出装置により検出される土壌の硬軟度に対する設定制御感度を変更調節する感度補正調節手段(補助感度設定器)を設けたものが知られている。この感度補正調節手段(補助感度設定器)は、硬軟検出装置により検出される土壌の硬軟度の全域にわたって、該土壌の硬軟度に対応する設定制御感度を敏感側あるいは鈍感側へ所定値シフト(オフセット)させて変更するものである。この構成により、硬軟検出装置により検出される土壌の硬軟度だけでなく感度補正調節手段により制御感度が設定されるので、土壌の硬軟度に基づいて自動的に制御感度を変更設定するものとしながら、感度補正調節手段により土質、水深、代掻状態等の圃場条件や作業者の好みに応じて制御感度を設定することができる(特許文献1参照。)。
特開2001ー169625号公報
ところで、圃場内において土塊や夾雑物等は一般的に局所に散在するものであり、この土塊や夾雑物等の硬軟度を硬軟検出装置が検出して設定制御感度を変更することは、昇降制御における農作業部の対地高さが不安定になり、昇降制御の適正化を阻害するおそれがある。そこで硬軟検出装置が土塊や夾雑物等の硬軟度を検出したときには、この硬軟度の検出により制御感度を変更しないことが好ましい。
しかしながら、上記背景技術の感度補正調節手段は、土壌の硬軟度の全域にわたって設定制御感度を敏感側あるいは鈍感側へ所定値シフトさせて変更するものであるから、あくまで土壌の硬軟度とは因果関係なく制御感度を設定する別の手段に過ぎず、土壌の硬軟度に対応して制御感度を適正に設定するという根本的な課題を解決するものにはならない。
そこで、本発明は、圃場内に散在する土塊や夾雑物等により硬軟検出装置が一時的に土壌の硬軟度の変化を検出しても、その硬軟度の変化の影響を昇降制御においてあまり受けないようにし、且つ土壌の硬軟度に対応する適正な制御感度に設定できるようにして、昇降制御の適正化を図ることを課題とする。
この発明は、上記課題を解決するべく次の技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1に係る発明は、昇降装置3により走行車体2に対して昇降可能に設けた農作業部4と、該農作業部4の下部に設けた接地体43の上下動に基づいて農作業部4が所定の対地高さとなるよう昇降装置3を制御する制御部52と、圃場の土壌の硬軟度を検出する硬軟検出装置63と、該硬軟検出装置63により検出される土壌の硬軟度の変化に応じて制御部52により農作業部4の昇降制御の制御感度を変更する感度変更手段とを設けた農作業機において、前記硬軟検出装置63により検出される土壌の硬軟度の変化に対する前記制御感度の変更度合いを調節する感度補正調節手段68を設けた農作業機とした。
従って、請求項1に係る農作業機は、走行車体2により機体を走行させ、制御部52により接地体43の上下動に基づいて農作業部4が所定の対地高さとなるよう昇降装置3を制御しながら、農作業部4により圃場に農作業を施していく。そして、感度変更手段によ
り、硬軟検出装置63で検出される土壌の硬軟度の変化に応じて制御部52による農作業部4の昇降制御の制御感度を変更し、土壌の硬軟度に対応して適正な制御感度で昇降制御を行うことができる。また、感度補正調節手段68により、硬軟検出装置63で検出される土壌の硬軟度の変化に対する前記制御感度の変更度合いを調節することができ、圃場内に散在する土塊や夾雑物等により一時的に土壌の硬軟度が変化しても、制御感度があまり変更されないようにすることができる。
よって、請求項1に係る農作業機は、硬軟検出装置63で検出される土壌の硬軟度の変化に対する前記制御感度の変更度合いを調節することができるので、土壌の硬軟度に対応して適正な制御感度で昇降制御を行いつつ、圃場内に散在する土塊や夾雑物等により一時的に土壌の硬軟度が変化する場合は制御感度があまり変更されないようにすることができ、昇降制御において一時的な土壌の硬軟度の変化の影響をあまり受けないようにして農作業部4の対地高さを安定させ、該昇降制御の適正化を図ることができる。
以下、この発明の実施の一形態を、図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、水田作業機としての乗用型の田植機1を示すものであり、この乗用型の田植機1は、走行車体2の後側に昇降装置となる昇降リンク装置3を介して苗植付部4が昇降可能に装着されている。
走行車体2は、駆動輪である各左右一対の前輪5及び後輪6を備えた四輪駆動車両であって、機体の前部にミッションケース7が配置され、ミッションケース7の左の側部に油圧式の前後進無段変速装置(HST)8が固着されて設けられている。そのミッションケース7の左右側方に前輪ファイナルケース9が設けられ、該前輪ファイナルケース9の変向可能な前輪支持部9aから外向きに突出する前輪車軸に前輪5が取り付けられている。また、ミッションケース7の背面部にメインフレーム10の前端部が固着されており、そのメインフレーム10の後端左右中央部に前後方向に設けた後輪ローリング軸(図示せず)を支点にして後輪ギヤケース11がローリング自在に支持され、その後輪ギヤケース11から外向きに突出する後輪車軸に後輪6が取り付けられている。
原動機となるエンジン12はメインフレーム10の上に搭載されており、該エンジン12の回転動力が、ベルト伝動装置13を介して正逆転切替可能な伝動装置となる油圧式の前後進無段変速装置(HST)8へ入力される。そして、該前後進無段変速装置(HST)8からの出力がミッションケース7に伝達される。ミッションケース7に伝達された回転動力は、該ケース7内で走行用伝動経路と植付用伝動経路とに分岐して伝動され、走行動力と外部取出動力に分離して取り出される。そして、走行動力は、一部が前輪ファイナルケース9に伝達されて前輪5を駆動すると共に、残りが後輪ギヤケース11に伝達されて後輪6を駆動する。また、外部取出動力は、取出伝動軸(図示せず)を介して走行車体2の後部に設けた植付クラッチケース14に伝達され、それから植付伝動軸15によって苗植付部4へ伝動される。
エンジン12の上部はエンジンカバー16で覆われており、その上に座席17が設置されている。座席17の前方には各種操作機構を内蔵するフロントカバー18があり、その上方に前輪5を操向操作するハンドル19が設けられている。ハンドル19の右側には、前記前後進無段変速装置(HST)8を操作する前後進変速レバー20が設けられている。また、該前後進変速レバー20のグリップ部20aの近傍には、苗植付部4の昇降操作及び作動の入切操作がおこなえる上昇スイッチ21及び下降スイッチ22が設けられている。エンジンカバー16及びフロントカバー18の下端左右両側は水平状のフロアステップ23になっている。また、走行車体2の前部左右両側には、補給用の苗を載せておく予備苗載台24が設けられている。
昇降リンク装置3は、1本の上リンク25と左右一対の下リンク26を備えている。これらリンク25,26は、その基部側がメインフレーム10の後端部に立設した背面視門形のリンクベースフレーム27に回動自在に取り付けられ、その先端側に縦リンク28が連結されている。そして、縦リンク28の下端部に苗植付部4を回動自在に支承した連結
軸29が挿入連結され、連結軸29を中心として苗植付部4がローリング自在に連結されている。メインフレーム10と上リンク25に一体形成したスイングアーム30との間に昇降油圧シリンダ31が設けられており、該シリンダ31を油圧で伸縮させることにより、上リンク25が上下に回動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。
苗植付部4は6条植の構成で、フレームを兼ねる伝動ケース32、マット苗を載せて左右往復動し苗を一株分づつ各条の苗取出口33に供給するとともに横一列分の苗を全て苗取出口33に供給すると苗送りベルト34により苗を下方に移送する苗載台35、苗取出口33に供給された苗を苗植付具36aで圃場に植付ける苗植付装置36等を備えている。
苗載台35は、苗載面の裏側でその裏面側下部に左右方向に設けた横枠37に沿って左右動自在に支持されている。尚、前記横枠37に6条分の前記苗取出口33が設けられている。伝動ケース32の左右両側から突出して該伝動ケース32内の動力で左右往復移動する横移動棒38が設けられ、該横移動棒38の両端部に固着した連結部材39と苗載台35とが連結されていて、横移動棒38が左右往復動することにより苗載台35が左右往復動するようにしている。苗送りベルト34は、駆動ローラ40と従動ローラ41とに張架されている。駆動ローラ40は左右方向の苗送り駆動軸42と一体回転するように設けられている。苗載台35が左右移動行程の端部に到達すると、伝動ケース32内からの動力によりラチェット機構(図示せず)を介して苗送り駆動軸42に伝達される。これにより、苗送りベルト34が所定量だけ作動する。
苗植付部4の下部には、中央2条分の苗植付位置を整地するセンターフロート43と左右それぞれ最外2条分の苗植付位置を整地するサイドフロート44とが設けられている。従って、これらのフロート43,44が接地体となり、該フロート43,44を圃場の泥面に接地させた状態で機体を進行させると、フロート43,44が泥面を整地しつつ滑走し、その整地跡に苗植付装置36により苗が植付けられる。これらの各フロート43,44は前部45が後部46に対して左右幅広となる機体平面視でしゃもじ型の形状に構成され、前記後部46の左右両側方で前部45の左右幅内となる該前部45の後方に苗植付装置36による苗植付位置が設定されている。従って、フロート43,44の前部45で整地されフロート43,44の後部で側方からの泥流又は水流が遮られた位置で、適正な植付姿勢となるように苗を植え付ける構成となっている。
各フロート43,44は圃場表土面の凹凸に応じて前端側が上下動するようにそれぞれ左右方向のフロート回動軸47回りに回動自在に取り付けられている。植付作業時にセンターフロート43の接地により該フロート43が前記フロート回動軸47回りに回動すると、そのセンターフロート43の前部45の上下動が検出リンク48,49、検出アーム50等を介してポテンショメータであるフロート迎い角センサ51により検出されて制御部52に入力され、その検出値が所望の値となるように制御部52からの出力により昇降油圧シリンダ31を制御する油圧電磁バルブ53を切り替えて苗植付部4を昇降させることにより、苗植付部4が所望の対地高さとなるように昇降制御され、苗の植付深さを常に一定に維持する。従って、前記検出リンク48,49、検出アーム50及びフロート迎い角センサ51により、上下動検出機構54が構成されている。尚、前記検出アーム50には、センターフロート43の前部45を下方に付勢するフロート付勢スプリング55が連結されている。また、前記フロート迎い角センサ51及び検出アーム50は、後述する基部プレート56に取り付けられている。
前記それぞれのフロート回動軸47は、伝動ケース32に支持された左右方向の植付深さ調節軸57と一体で上下に回動するそれぞれの植付深さ調節アーム58に設けられ、植付深さ調節レバー59で植付深さ調節軸57を回動させて機体側面視で同じ位置に上下調節される。従って、植付深さ調節レバー59により、各フロート43,44を同時に上下移動させて苗植付装置36による苗の植付深さを調節する構成となっている。前記植付深さ調節レバー59には植付深さ連動ロッド60が連結され、該植付深さ連動ロッド60の他端には平行リンク機構61を回動させる植付深さ連動アーム62が連結されている。従って、植付深さ調節レバー59を操作して植付深さを変更すると、前記植付深さ連動ロッド60及び植付深さ連動アーム62を介して平行リンク機構61が上下に回動し、該平行リンク機構61に取り付けた基部プレート56を姿勢を変えずにフロート回動軸47と同じ上下移動量となるように上下移動させ、植付深さ調節に関係なく上下動検出機構54(フロート迎い角センサ51)でセンターフロート43の迎い角(前後傾斜姿勢)を検出できる構成となっている。
センターフロート43の左側の側部には、硬軟検出装置63が設けられている。この硬軟検出装置63は、左右方向の軸64a回りに回動して先端部が土壌内に突入する棒状の硬軟検出部材64と、該硬軟検出部材64の回動角度を検出するポテンショメータである硬軟センサ65とで構成されている。従って、硬軟センサ65により硬軟検出部材64の土壌内への突入量を判断し、この突入量が大きいほど土壌が軟らかいと判断する。尚、前記硬軟センサ65は、センターフロート43の上面側に設けたセンサ取付プレート66を介してセンターフロート43に固着されて設けられている。前記硬軟センサ65の検出値が制御部52に入力され、土壌が硬いときには苗植付部の昇降制御の制御感度が鈍感側に補正されるべくセンターフロート43の迎い角(前後傾斜姿勢)が前上がり側へ変更されるように、逆に土壌が軟らかいときには前記制御感度が敏感側に補正されるべくセンターフロート43の迎い角(前後傾斜姿勢)が前下がり側へ変更されるように、前記昇降制御におけるフロート迎い角センサ51の制御目標値を変更する。そして、植付作業時には、フロート迎い角センサ51の検出値が前記制御目標値となるよう、制御部52から油圧電磁バルブ53へ出力して苗植付部4を昇降させる。尚、センターフロート43の迎い角(前後傾斜姿勢)によって硬軟検出部材64の土壌内への突入量が同じでも硬軟センサ65の実測値が相違するので、フロート迎い角センサ51の検出値の変更に応じて硬軟センサ65の実測値を補正し、その補正された硬軟検出値に基づいて制御部52により前記制御感度を設定するようになっている。
前記硬軟検出部材64は、センターフロート43の後部46の左側の側方で該フロート43の前部45の左側部分の後方位置で土壌内に突入する構成となっており、センターフロート43の左側の条の苗植付装置36の苗植付具36a(苗植付位置)よりセンターフロート43側(右側)に位置している。従って、硬軟検出部材64がフロート43の前部45で整地された土壌にて硬軟を検出するので、フロート43の後部46により硬軟検出部材64へ側方から泥流又は水流が作用するのを抑えて硬軟検出の精度向上が図れると共に、フロート43の前部45の整地作用により圃場内の土塊や夾雑物を予め崩した後に硬軟検出部材64で硬軟を検出するため、土塊や夾雑物等を検出することによる一時的な硬軟度の変化を抑えることができ、苗植付部4の昇降制御の適正化が図れる。
ところで、センターフロート43は、左右幅狭の後部46における前側部分で外周が若干左右方向内側にくぼんだ凹部67を備えている。そして、この凹部67の側方で硬軟検出部材64が土壌内へ突入する。従って、前記凹部67により、硬軟検出部材64を苗植付装置36の苗植付位置よりフロート43側(右側)に配置でき、フロート43の前部45の外端から流れてくる泥流又は水流が硬軟検出部材64まで到達しにくくなり、硬軟検出の精度向上が図れる。また、前記凹部67により、硬軟検出部材64をフロート43の外周から離して配置でき、硬軟検出部材64がフロート43の外周で反射する泥流又は水流やフロート43の外周に絡んだ夾雑物の影響を受けにくくなり、硬軟検出の精度向上が図れる。
次に、硬軟検出装置63の検出に基づく苗植付部4の昇降制御の制御感度の補正の詳細について説明する。図7の(a)に示すように、昇降制御の制御感度は、「敏感」、「標準」、「鈍感」の3段階に切り替えられ、硬軟検出装置63による硬軟検出値が所定範囲h内のとき「標準」に設定され、前記硬軟検出値が所定範囲hより硬い側のとき「鈍感」に設定され、前記硬軟検出値が所定範囲hより軟らかい側のとき「敏感」に設定される。フロントカバー18の上部には感度補正ダイヤル68が設けられ、この感度補正ダイヤル68により制御感度が「標準」となる硬軟検出値の所定範囲hが変更調節される。従って、圃場内の土塊や夾雑物等は一般的に硬いが、圃場内に土塊や夾雑物等が多く、土塊や夾雑物等の硬軟度が比較的硬い場合は、感度補正ダイヤル68により前記所定範囲hが広くなるように調節し、土塊や夾雑物等により硬軟検出値が一時的に変化しても制御感度が「鈍感」に変更されにくいようにして、苗植付部4の対地高さを安定させて苗の植付深さを安定させることができる。逆に、圃場内に土塊や夾雑物等が少なく、土塊や夾雑物等の硬軟度が比較的軟らかい場合は、感度補正ダイヤル68により前記所定範囲hが狭くなるように調節し、硬軟検出装置63により検出される硬軟検出値に応じて制御感度が適確に変更設定されるようにして、土壌の硬軟度により追従させて制御感度の適正化を図ることができる。
尚、上記の構成は制御感度が3段階に切り替えられる構成としたが、制御感度が7段階等、多段階に切り替えられるようにし、感度補正ダイヤル68によりそれぞれの設定制御感度に対応する硬軟検出値が変更されるようにしてもよい。また、制御感度が切り替わる硬軟検出値にヒステリシスを設け、硬軟検出値が一時的に変化しても感度補正ダイヤル68により制御感度が現在の設定制御感度から他の制御感度へ切り替わりにくくなる構成としてもよい。
尚、図7の(b)に示すように、硬軟検出値の変化に応じて連続的に制御感度が変更設定される構成とすると共に、感度補正ダイヤル68により硬軟検出値の変化に対する制御感度の変更幅が変更調節される構成としてもよい。このとき、図7の(c)に示すように、土塊や夾雑物等が多く比較的硬い場合に、感度補正ダイヤル68により硬軟検出値の変化に対する制御感度の変更幅が小さくなるように調節すると、硬軟検出値に対する設定制御感度も鈍感側に変更されるようにすれば、苗植付部4が無闇に昇降するようなことが更に抑えられ、苗の植付深さを安定させることができる。
この乗用型の田植機1における植付作業について説明する。先ず植付開始位置で前後進変速レバー20のグリップ部20aに設けた下降スイッチ22を操作すると、油圧電磁バルブ53が切り替えられて昇降油圧シリンダ31(昇降リンク装置3)により苗植付部4が下降し、フロート43が接地したことをフロート迎い角センサ51により検出すれば植付クラッチケース14内の植付クラッチ(図示せず)を伝動状態に切り替える。そして、前後進変速レバー20の前進操作により、機体を前進させながら苗植付部4を作動させ、苗を植え付けていく。畦際の機体旋回位置に達すると、前後進変速レバー20のグリップ部20aに設けた上昇スイッチ21を操作すれば、油圧電磁バルブ53が切り替えられて昇降油圧シリンダ31(昇降リンク装置3)により苗植付部4が上昇すると共に、前記植付クラッチ(図示せず)を非伝動状態に切り替えて苗植付部4の作動を停止させ、ハンドル19を操作して機体を旋回させる。旋回を完了して次行程の植付開始位置に到達すると、前記下降スイッチ22を操作して上述と同様に植付作業を行う。
図8に示すように、作業者が制御感度を設定調節する感度設定ダイヤル71を設けると共に、昇降油圧シリンダ31の伸縮位置を検出する昇降シリンダストロークセンサ72を設け、昇降制御にハンチング状態が発生すると制御感度を鈍感側に補正するように構成してもよい。これにより、土壌硬軟センサ等で制御感度を設定するものに比べて、昇降制御における実際の苗植付部4の挙動状態に基づいて制御感度を設定でき、より適確に昇降制御の適正化を図ることができる。図9のフローチャートに基づいてその制御について説明すると、フロート迎い角センサ51によりセンターフロート43が接地状態であることを検出し且つ識別フラグCが「0」であるとき、昇降シリンダストロークセンサ72の検出値を制御部52へ入力し(ステップ1−1)、該検出値が頻繁に変化せずハンチング状態でない場合には制御スタートへ戻る。一方、昇降シリンダストロークセンサ72の検出値が頻繁に変化しハンチング状態と判断される場合は、制御感度を感度設定ダイヤル71の設定制御感度から所定幅だけ鈍感側に補正し(ステップ1−2)、識別フラグCを「1」にする(ステップ1−3)。前後進変速レバー20が前後進中立位置に操作されたことを変速レバーセンサ73で検出し、その後前後進変速レバー20が前後進中立以外に操作されたことを変速レバーセンサ73が検出すると、苗補給等で一時的に走行停止した後に植付走行を開始したと判断し、タイマーセットし(ステップ1−4)、タイマーアップして走行開始から所定時間経過したと判断すると、制御感度の補正をクリアして元の制御感度に戻し(ステップ1−5)、識別フラグCを「0」にする(ステップ1−6)。これによ
り、走行停止に昇降制御がハンチング状態に陥ったとき制御感度が鈍感側に補正されるが、走行開始により自動的に感度設定ダイヤル71で設定された元の制御感度に戻され、無闇に制御感度が補正されないようにして制御感度の適正化を図ることができる。すなわち、走行停止時の昇降制御のハンチング状態は機体の走行で解消されることがあるので、制御感度の補正をリセットするのである。尚、走行開始後も前記ハンチング状態が生じるときは、前記ステップ1−2により再度制御感度が鈍感側に補正されることになる。また、畦際旋回時に苗植付部4が上昇してフロート43が非接地状態となったことをフロート迎い角センサ51により検出したときも、前記ステップ1−5及びステップ1−6により、制御感度の補正をクリアして元の制御感度に戻し、識別フラグCを「0」にする。これにより、旋回後の次行程での植付作業開始時には感度設定ダイヤル71で設定された元の制御感度に戻され、無闇に制御感度が補正されないようにして制御感度の適正化を図ることができる。すなわち、旋回後の次行程では異なる圃場位置を走行するために、感度設定ダイヤル71で設定された元の制御感度でもハンチングを発生させずに昇降制御が行われることがあるので、制御感度の補正をリセットするのである。尚、次行程でも前記ハンチング状態が生じるときは、前記ステップ1−2により再度制御感度が鈍感側に補正されることになる。尚、走行停止せずフロート43が接地状態のままであれば、制御感度が鈍感側に補正される(ステップ1−2)と識別フラグCが「1」である(ステップ1−3)ので、制御感度の補正はクリアされずに制御感度が鈍感側に補正されたままである。
尚、上記のものは昇降シリンダストロークセンサ72により昇降制御のハンチング状態を検出する構成としたが、制御部52から油圧電磁バルブ53への昇降指令の出力が頻繁に繰り返されることや、フロート迎い角センサ51が頻繁に変化することや、苗植付部4に別途設けた上下加速度センサ(図示せず)が所定以上の加速度を検出することにより、昇降制御がハンチング状態であると判断してもよい。
また、図10に示すように、サイドフロート44の迎い角(前後傾斜姿勢)を検出するサイドフロートセンサ74を前記フロート迎い角センサ51と同様に設け、フロート迎い角センサ51がセンターフロート43の前部45の上動を検出したにも拘らずサイドフロートセンサ74がサイドフロート44の前部45の上動を検出しないときは、制御感度を敏感側に補正する構成としてもよい。センターフロート43の前端がサイドフロート44の前端より前側に突出しているため、センターフロート43が左右に押し除けた泥流がサイドフロート44に到達し、その泥流でサイドフロート44が上動するが、サイドフロート44が上動しないときはフロート43の前部による泥押し作用が少なくフロート43の制御目標が適正より前上がり側であると判断し、上記構成により制御感度を敏感側(フロート43の制御目標を前下がり側)に補正するのである。これにより、土壌硬軟センサを用いなくても自動的に制御感度を設定できるので、土壌硬軟センサで圃場面を荒らさずに済み、あるいは土壌硬軟センサの検出精度を高精度にしなくてよい分、圃場面を荒れを抑えることができ、またフロート43,44の実際の泥押し状況に基づいて制御感度を設定でき、より適確に昇降制御の適正化を図ることができる。逆に、サイドフロートセンサ74が昇降制御に関係なく自由に上下動するサイドフロート44の前部45の上動を検出したにも拘らずフロート迎い角センサ51がセンターフロート43の前部の上動を検出しないときは、フロート43の前部45による泥押し作用が多くフロート43の制御目標が適正より前下がり側であると判断し、上記構成により制御感度を鈍感側(フロート43の制御目標を前上がり側)に補正する構成としてもよい。
また、図11に示すように、走行車体のメインフレームに機体の前後傾斜角を検出するピッチングセンサ75を設け、該ピッチングセンサ75の検出値に応じてフロート迎い角センサ51の制御目標値を補正し、機体の前後傾斜に拘らず圃場面に対するフロート43の迎い角(前後傾斜姿勢)が所定に維持されるようにし、昇降制御の制御感度を所定に維持するようにすることができる(ステップ2−1)。このとき、機体の前後傾斜角が大きくなってピッチングセンサ75の検出値が規定幅を越えるときは、ピッチングセンサ75に基づくフロート迎い角センサ51の制御目標値を補正せず、該制御目標値は機体の標準の前後傾斜角に基づく値に設定される(ステップ2−2)。これにより、耕盤の大きな凹
凸により一時的に機体の前後傾斜角が大きくなるときには前記制御目標値を補正しないようにして、前記制御目標値の補正において該制御目標値が大きく変化することによりかえって昇降制御が不安定になるのを防止し、フロート43,44の整地性を維持することができる。
また、図13及び図14に示すように、硬軟検出装置63をサイドフロート44に取り付け、該硬軟検出装置63の硬軟検出部材64を後輪6とサイドフロート44との間に配置し、硬軟検出部材64で後輪跡を検出して土壌の硬軟度を判断することもできる。すなわち、土壌が硬いときには、図15の(a)に示すように、後輪6で圃場面が押し固められて後輪跡が深くなるので、硬軟検出部材64が後輪跡の底面から浮き上がって土面を検出しないかあるいは土面を断続的にしか検出しない。逆に、土壌が軟らかいときには、図15の(b)に示すように、後輪跡に周辺の土壌が戻りやすく後輪跡が埋められるので、硬軟検出部材64が後輪跡に埋められた土面を検出する。従って、図16に示すように、硬軟センサ65が硬軟検出部材64が土面に接したことをあまり検出しないとき又は断続的にしか検出しないときは土壌が硬いと判断し、逆に硬軟センサ65が硬軟検出部材64が土面に接していることを連続的に検出するときは土壌が軟らかいと判断する。これにより、後輪6により夾雑物が土壌内に埋められ、その夾雑物が埋められた後輪跡を硬軟検出部材64が検出するので、硬軟検出部材64に夾雑物が作用しにくく、夾雑物の影響を受けずに精度良く土壌の硬軟度を検出できる。また、硬軟検出部材64の後方にサイドフロート44が位置するので、硬軟検出部材64で荒らした圃場面をサイドフロート44で整地でき、硬軟検出装置63による圃場の荒れを防止することができる。尚、この硬軟検出装置63は、後輪跡に代えて前輪跡を検出する構成としてもよい。要するに車輪跡を検出すればよい。
尚、図17及び図18に示すように、上記の硬軟検出装置63の硬軟検出部材64を接地して回転する回転式のものにし、硬軟検出部材64の回転数に基づいて土壌の硬軟度を判断するようにしてもよい。すなわち、図20に示すように、硬軟検出部材64が低速度で回転してあまり回転しないとき又は断続的に回転するときは土壌が硬いと判断し、逆に硬軟検出部材64が高速度で連続的に回転するときは土壌が軟らかいと判断する。
尚、図21に示すように、上記硬軟検出部材64を、後輪6で押し除けられた後輪跡の側部の土壌を検出する構成としてもよい。このときは、土壌が硬いときには、図22の(a)に示すように、後輪跡が深くなる分、後輪6で押し除ける土の量が多くなるので、硬軟検出部材64が後輪6で押し除けられた土壌を検出する。逆に、土壌が軟らかいときには、図22の(b)に示すように、後輪跡に周辺の土壌が戻りやすく後輪6で押し除けられた土壌が後輪跡の側部に残りにくいので、硬軟検出部材64が土壌を検出しないかあるいは土壌を断続的にしか検出しない。従って、図23に示すように、硬軟センサ65が硬軟検出部材64が土面に接したことをあまり検出しないとき又は断続的にしか検出しないときは土壌が軟らかいと判断し、逆に硬軟センサ65が硬軟検出部材64が土面に接していることを連続的に検出するときは土壌が硬いと判断する。尚、この硬軟検出部材64を接地して回転する回転式のものにしてもよい。
また、図24に示すように、フロート43に上下に貫通する孔(図示せず)を設け、該孔を通して硬軟検出部材64をフロート43の底面より下側に突出させると共に、硬軟検出部材64が上下に頻繁に作動するときに土壌が硬いと判断する構成としてもよい。また、前記孔を通して設けられる硬軟検出部材64を接地して回転する回転式のものにし、この回転速度が頻繁に変化するときに土壌が硬いと判断する構成としてもよい。尚、これらの硬軟検出部材64は、図26に示すように、前記孔を通さずにフロート43の側方に設けられたものであってもよい。これらの構成により、硬軟検出部材64でフロート43の前進により該フロート43が土壌から受ける抵抗が安定するように制御感度を補正することができるので、フロート43が受ける抵抗を安定させることにより該フロート43が頻繁に上下動するようなことを適確に防止でき、ひいてはフロート迎い角センサ51の検出値が頻繁に変化することによる昇降制御のハンチングを適確に防止できる。尚、これらの硬軟検出部材64で検出される検出値を走行速度に応じて補正し、この補正検出値に基づいて制御感度を設定するようにすれば、走行速度の変化にあまり影響されずにより適正に制御感度を設定することができる。
尚、図28及び図29に示すように、硬軟検出装置63をフロート43の後端に取り付けてもよい。この硬軟検出装置63には、硬軟検出部材64を下側へ回動付勢するトルクスプリング81と硬軟検出部材64を上側へ付勢する引き上げスプリング82とを備えている。尚、前記引き上げスプリング82は、一端が伝動ケース32の後端部に他端が硬軟検出部材64の中途部に連結されている。従って、前記トルクスプリング81と引き上げスプリング82とが硬軟検出部材64を互いに逆方向へ回動付勢して両スプリング81,82の荷重が同じになる位置でつり合い、硬軟検出部材64は非接地状態でもその作動ストロークの中途位置で前記両スプリング81,82により保持される。この硬軟検出部材64は、後下がりに傾斜して設けられているため、その下側の土壌へ上側から突入すると上側へ回動するが、機体の後進により機体後方の畦等の障害物に衝突すると、前記中途位置から斜め前下側へ回動し、その作動ストローク端で破損するおそれがある。そこで、硬軟検出部材64の前記中途位置より斜め前下側への回動を硬軟センサ65が検出すると、制御部52を介して油圧電磁バルブ53を切り替えて昇降リンク装置3により苗植付部4を強制的に上昇させる構成としている。これにより、通常の植付作業時に誤作動して苗植付部4が強制的に上昇することなく、硬軟検出装置63の破損を適確に防止することができる。
また、図30に示すように、前記硬軟検出装置の代わりに、地面に次行程のセンターラインを線引きする線引きマーカ83のマーカアーム84に歪センサ85を設け、該歪センサ85により土壌の硬軟度を検出するようにしてもよい。前記マーカアーム84は長く線引きによる土壌の抵抗で撓みやすいので、前記歪センサ85により精度良く土壌の硬軟度を検出することができ、設定制御感度の適正化ひいては昇降制御の適正化が図れる。また、従来の硬軟検出装置を設けたものと比較して余分に圃場面を荒らさずに済み、整地性が向上して苗の植付姿勢の適正化が図れる。
尚、この発明の実施の形態は昇降制御の制御感度の変更手段としてフロート迎い角センサ51の制御目標値を変更する構成について詳述したが、フロート付勢スプリング55の付勢力を変更したり、油圧電磁バルブ53をパルス変調制御して昇降油圧シリンダ31で給排される油圧の流量を変更したりして昇降制御の制御感度を変更する構成としてもよい。
尚、この発明の実施の形態は乗用型の田植機1について記述したが、本発明は乗用型の田植機に限定されるものではない。
乗用型の田植機の側面図 乗用型の田植機の平面図 センターフロートの一部を示す側面図 硬軟検出装置を示す側面図 硬軟検出装置を示す平面図 ブロック図 硬軟検出値と制御感度との関係を示す図 他の制御のブロック図 他の制御のフローチャート 他の制御のブロック図 他の制御のブロック図 他の制御のフローチャート 硬軟検出部材の配置を判りやすく示した平面図 硬軟検出部材の配置を判りやすく示した側面図 後輪跡と硬軟検出部材との関係を判りやすく示した図 経過時間と硬軟センサ値との関係を判りやすく示した図 他の硬軟検出部材の配置を判りやすく示した平面図 他の硬軟検出部材の配置を判りやすく示した側面図 他の後輪跡と硬軟検出部材との関係を判りやすく示した図 他の経過時間と硬軟センサ値との関係を判りやすく示した図 他の硬軟検出部材の配置を判りやすく示した平面図 他の後輪跡と硬軟検出部材との関係を判りやすく示した図 他の経過時間と硬軟センサ値との関係を判りやすく示した図 他の硬軟検出部材を示す側面図 他の経過時間と硬軟センサ値との関係を判りやすく示した図 他の硬軟検出部材を示す側面図 他の経過時間と硬軟センサ値との関係を判りやすく示した図 他の硬軟検出装置を示す側面図 他の硬軟検出装置を示す平面図 線引きマーカを示す図
符号の説明
1…乗用型の田植機、2…走行車体、3…昇降リンク装置、4…苗植付部、43…セン
タ−フロ−ト、52…制御部、63…硬軟検出装置、68…感度補正ダイヤル

Claims (1)

  1. 昇降装置3により走行車体2に対して昇降可能に設けた農作業部4と、該農作業部4の下部に設けた接地体43の上下動に基づいて農作業部4が所定の対地高さとなるよう昇降装置3を制御する制御部52と、圃場の土壌の硬軟度を検出する硬軟検出装置63と、該硬軟検出装置63により検出される土壌の硬軟度の変化に応じて制御部52により農作業部4の昇降制御の制御感度を変更する感度変更手段とを設けた農作業機において、前記硬軟検出装置63により検出される土壌の硬軟度の変化に対する前記制御感度の変更度合いを調節する感度補正調節手段68を設けた農作業機。
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