JP2005341178A - インターホン装置およびそれを用いるインターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 画像音声対応型のインターホンシステムにおいて、データレートは比較的高いものの、通信距離や建物の構造などの通信環境の違いによって通信品質が変化する無線通信インタフェイス29a,39aとは別に、専用の信号線を用いることのないもう1つの通信経路として、電力線通信インタフェイス29b,39bを設ける。そして、設置時や通信開始時に、制御部26,36の内、受信側は、画像のパケットレートやS/N比などから通信品質を判定し、前記電力線通信インタフェイス29b,39bを介して送信側へ判定結果を送信し、良好に受信できたら、以降は無線で、良好に受信できなかったら電力線で通信を行う。
【選択図】 図1
Description
図1は、本発明の実施の一形態に係るインターホンシステムの概略構成を示す図である。このインターホンシステムは、門柱や玄関等の屋外施設に設置され、来訪者が住戸内の居住者を呼び出すための呼出機能と、来訪者が居住者と通話を行うための通話機能とを少なくとも備える子機1と、リビングやダイニング等の室内に設置され、前記子機1の呼出機能による来訪者の呼出しを報知するための報知機能と、居住者が来訪者と通話を行うための通話機能とを少なくとも備える親機2とが、たとえば画像、音声および制御信号を多重化することで、1対の2芯の信号線10によって相互に接続されて構成されている。さらにこのインターホンシステムは、住戸外の様子を観察可能なように、子機1にはカメラ11が、親機2にはモニタ20が設けられており、画像と音声とのデュアルモードに対応可能なインターホンシステムである。
図6は、本発明の実施の第2の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでは、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、この図6と前述の図3〜図5とで異なるものである。したがって、この図6の処理において、図3〜図5の処理に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
図7は、本発明の実施の第3の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、この図7と前述の図3〜図6とで異なるものである。したがって、この図7の処理において、図3〜図5の処理に類似し、対応する部分にも同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
図8は、本発明の実施の第4の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、この図8と前述の図3〜図7とで異なるものである。この図8の処理は、特に図7の処理に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
図9および図10は、本発明の実施の第5の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、これらの図9および図10と前述の図3〜図8とで異なるものである。注目すべきは、これらの図9および図10の通信動作では、親機2から副親機3へテストデータを送信してみて、その受信データの一部もしくは全部をエコー返信させて、予め記憶しておいた送信データを比較基準にして、エコー返信のS/N比(劣化率)を算出し、そのS/N比算出結果を所定閾値に比して、高ければ無線通信を選択し、低ければ電力線通信を選択することである。
図11は、本発明の実施の第6の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、この前述の図3〜図10と異なるものである。しかしながら、この図11の処理は、特に図6の処理に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
図12は、本発明の実施の第7の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができる。この図12の処理も、特に図6の処理に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
図13は、本発明の実施の第8の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができる。
図14は、本発明の実施の第9の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができる。この通信動作は、前述の図13で示す通信動作に類似している。
2 親機
3 副親機
5,6 プラグ
7,8 コンセント
9 電力線
10 信号線
11,21,31 カメラ
12,22,32 操作部
12a 呼出釦
13,23,33 音声入出力部
13a,23a,33a マイク
13b スピーカ
14,24,34 音声処理部
15,25a,25b,35a,35b 映像処理部
16 受電部
20,30 モニタ(ユーザインタフェイス)
22a,32a 通話釦
22b,32b モニタ釦
23b,33b スピーカ(ユーザインタフェイス)
26,36 制御部(通信制御部、記憶部、返信部)
27,37 電源部
28 給電部
29a,39a 無線通信インタフェイス(無線通信部)
29b,39b 電力線通信インタフェイス(電力線通信部)
29a’,39a’ アンテナ
Claims (10)
- 音声とともに画像を無線通信部によって伝送するようにしたインターホン装置において、
電力線を介して電力線通信を行う電力線通信部と、
送信側では前記無線通信部に画像データを送信させ、受信側ではその受信結果から通信品質を判定し、前記電力線通信部を介して送信側へ判定結果を送信させる通信制御部とを含むことを特徴とするインターホン装置。 - 前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良である場合には、前記無線通信部に前記画像データのデータレートを下げて送信させることを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
- 前記無線通信部は画像データをパケット分割して通信を行い、前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良である場合には、前記無線通信部に前記画像データのパケット分割数を増加させて送信させることを特徴とする請求項1または2記載のインターホン装置。
- 前記の再度の送信によっても判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、画像データの通信を取り止め、少なくとも音声データを前記無線通信部に通信させることを特徴とする請求項2または3記載のインターホン装置。
- 画像データの送信側に、送信する音声信号の少なくとも一部を記憶しておく記憶部を備え、前記画像データの受信側には受信した音声信号の前記少なくとも一部を前記電力線通信部を通じて前記画像データの送信側に返信する返信部を備え、
前記画像データの送信側の通信制御部は、前記記憶部に記憶しておいた音声信号と、前記電力線通信部を通じて返信されてきた音声信号とを相互に比較し、通信品質が、予め定める閾値よりも高ければ前記音声信号の通信に無線通信を選択し、低ければ電力線通信を選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインターホン装置。 - 前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良であった場合には、予め定める時間の経過後に、再度、無線での通信を試行することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のインターホン装置。
- 前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良であった場合にも、前記無線通信部にダミーデータを無線送信させ、
前記画像データの受信側の無線通信部には、無線電波の電界強度を測定する電界強度測定部が設けられており、該画像データの受信側の通信制御部は、前記電界強度測定部による前記ダミーデータの受信電界強度の測定結果が予め定める閾値以上となると、再度、無線での通信を実行することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のインターホン装置。 - 前記請求項2または3による再度の送信によっても無線での通信品質の判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、ユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナの向きの再調整を依頼する報知を行うことを特徴とするインターホン装置。
- 前記請求項2または3による再度の送信によっても無線での通信品質の判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、前記電力線通信部を通じて、自機アドレスを含めて、予め定める報知先の機器宛てに、前記電力線を介して通信を行い、
報知先の機器では、ユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナの向きの再調整を依頼する報知を行うことを特徴とするインターホン装置。 - 前記請求項1〜9のいずれか1項に記載のインターホン装置から成る1台が、有線で子機が接続される親機となり、前記請求項1〜9のいずれか1項に記載のインターホン装置から成る1または複数台が、前記親機とは個別に電源に接続され、前記親機との間で画像および音声の伝送を行うとともに、前記親機を中継して、前記子機との間で画像および音声の伝送を行うことができる副親機となることを特徴とする画像音声対応型のインターホンシステム。
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