JP2005341178A - インターホン装置およびそれを用いるインターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 親機に有線で繋がる子機とともに、無線で繋がる副親機を設けるようにしたインターホンシステムにおいて、無線通信の利点を生かしつつも、その弱点を補う。
【解決手段】 画像音声対応型のインターホンシステムにおいて、データレートは比較的高いものの、通信距離や建物の構造などの通信環境の違いによって通信品質が変化する無線通信インタフェイス29a,39aとは別に、専用の信号線を用いることのないもう1つの通信経路として、電力線通信インタフェイス29b,39bを設ける。そして、設置時や通信開始時に、制御部26,36の内、受信側は、画像のパケットレートやS/N比などから通信品質を判定し、前記電力線通信インタフェイス29b,39bを介して送信側へ判定結果を送信し、良好に受信できたら、以降は無線で、良好に受信できなかったら電力線で通信を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音声とともに画像を伝送するようにしたインターホン装置およびそれを用いるインターホンシステムに関し、特に親機と副親機などとして使用され、無線通信を用いることで、専用の信号線の引き回しを不要にするものに関する。
インターホン装置では、近年、子機にカメラを設け、親機に表示装置を設け、上記のように音声とともに画像を伝送することで、来訪者の音声に加えて容姿を確認できるようになっている。また、不審な物音などに気付いた居住者が、外部の様子を確認したりすることもできる。そして、子機と親機との間は、設置工事時に敷設された専用の信号線を介して接続される。前記専用の信号線としては、たとえば画像、音声および制御信号を、1対の信号線で多重化して送信している。
一方、台所やリビングなどに設置されることの多い前記親機に加えて、他の部屋からも上記来訪者への応対などを可能にすることが望まれることもある。このような場合に用いられるのが前記副親機であり、1または複数台の副親機に対して、前記親機を中継して、子機との間で画像および音声の伝送が可能になる。
しかしながら、住宅施工時にそのような希望があった場合には、前記副親機まで前記専用の信号線を敷設しておくことができるけれども、施工後にそのような希望が生じた場合、設置作業が容易な無線での対応が考えられる。また、住宅施工時においても、設置作業を簡略化するために、無線での対応が考えられる。さらにまた、無線を用いることで、前記副親機を可搬型とすることができる。
ここで、上述のような無線を用いた親機から副親機への伝送としては、特許文献1,2に示されている。また、通常の子機とは別途に、無線を用いて、特定の来訪者に保持してもらうようにした可搬型の子機が、特許文献3で示されている。
特開2000−224316号公報 特開2000−224317号公報 特開平9−55933号公報
上述の従来技術では、無線通信を用いることで、設置工事が簡素化され、また利便性に優れるものの、特定小電力通信などの微弱電波を用いた通信であるので、通信距離や建物の構造などの通信環境の違いによって通信品質が変化し、最悪の場合には通信不能になるという問題がある。
本発明の目的は、無線通信の利点を生かしつつも、その弱点を補うことができるインターホン装置およびそれを用いるインターホンシステムを提供することである。
本発明のインターホン装置は、音声とともに画像を無線通信部によって伝送するようにしたインターホン装置において、電力線を介して電力線通信を行う電力線通信部と、送信側では前記無線通信部に画像データを送信させ、受信側ではその受信結果から通信品質を判定し、前記電力線通信部を介して送信側へ判定結果を送信させる通信制御部とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、親機と副親機などとして使用され、無線通信を用いることで、専用の信号線の引き回しを不要にする画像音声対応型インターホン装置において、通信距離や建物の構造などの通信環境の違いによって通信品質が変化する無線通信部とは別に、前記専用の信号線を用いることのないもう1つの通信経路として、電力線を用いて、通信品質が安定している電力線通信を行う電力線通信部を設ける。ここで、電力線に発生する通信が困難となるノイズは、家庭の環境では一時的なノイズがほとんどであり、少々時間が経過したら回避が図れ、問題とならない。
そして、設置時や通信開始時に、通信制御部は、以下のように通信品質の判定を行う。すなわち、送信側の無線通信部から受信側の無線通信部に画像データを伝送させ、受信側ではその受信結果から、たとえば画像のパケットレートやS/N比などから通信品質を判定し、画像データの受信側の電力線通信部から画像データの送信側の電力線通信部へ、たとえば画像を良好に受信できたらACK返信し、良好に受信できなかったらNG返信するなどして、その判定結果を送信させる。
したがって、データ量が小さい通信品質の判定結果を、前記電力線通信部を通じて、画像データの送信側へ確実に伝送し、無線送信された画像が満足できる画質で届いたか否かを認識させることができる。これによって、画像データの送信側では、フレーム数や画素数を削減するなどの無線通信の通信環境に適応したデータレートで通信を行ったり、使用者に通信状態が良くないことを報知して、アンテナの向きを調整させるなどの適切な対応を取ることができる。こうして、無線通信の利点を生かしつつも、その弱点を補うことができる。
また、本発明のインターホン装置では、前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良である場合には、前記無線通信部に前記画像データのデータレートを下げて送信させることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良である場合には、前記無線通信部に前記画像データのデータレートを下げて送信させる。具体的には、たとえば画質優先の場合にはフレーム数を削減させ、動き優先の場合には画素数を削減させる。このような動作を繰返すことで、その時点での無線通信の通信環境に適応した最大限のデータレートで通信を行うことができる。この動作の繰返しによっても良好な通信を行えない場合には、前記通信制御部は、前記電力線通信部を用いて、音声のみ、または音声に低レートの画像データを加えた通信を行うようにすればよい。
さらにまた、本発明のインターホン装置では、前記無線通信部は画像データをパケット分割して通信を行い、前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良である場合には、前記無線通信部に前記画像データのパケット分割数を増加させて送信させることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良である場合には、前記無線通信部に、パケット通信のパケット分割数を増加、すなわち1パケット当りのデータ量を減らし、エラー耐性を向上させて送信を行わせる。このような動作を繰返すことで、その時点での無線通信の通信環境に適応したエラー耐性で通信を行うことができる。
また、本発明のインターホン装置では、前記の再度の送信によっても判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、画像データの通信を取り止め、少なくとも音声データを前記無線通信部に通信させることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記のようなデータレートを下げたり、パケット分割数を増加したりしての再度の送信によっても判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、画像データの通信を取り止める。しかしながら、少なくとも音声データを前記無線通信部に通信させる。可能であれば、さらに制御データを通信するようにしてもよい。これによって、画像データよりもデータレートは低いけれども、電力線通信部で通信するにはデータレートの大きい音声データを、良好に通信することができる。
さらにまた、本発明のインターホン装置では、画像データの送信側に、送信する音声信号の少なくとも一部を記憶しておく記憶部を備え、前記画像データの受信側には受信した音声信号の前記少なくとも一部を前記電力線通信部を通じて前記画像データの送信側に返信する返信部を備え、前記画像データの送信側の通信制御部は、前記記憶部に記憶しておいた音声信号と、前記電力線通信部を通じて返信されてきた音声信号とを相互に比較し、通信品質が、予め定める閾値よりも高ければ前記音声信号の通信に無線通信を選択し、低ければ電力線通信を選択することを特徴とする。
上記の構成によれば、送信する音声信号の少なくとも一部を受信側から返信させ、記憶しておいた送信時の信号と相互に比較し、その比較結果に応じて音声信号の通信経路を選択する。したがって、無線通信の通信環境が良くない場合や、その通信環境でのデータレートで画像データを送信することで音声信号に対する伝送余裕がなくなった場合などでは、音声信号の通信を電力線通信に切替えるので、音声信号も通信環境に応じて適切に通信することができる。
また、本発明のインターホン装置では、前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良であった場合には、予め定める時間の経過後に、再度、無線での通信を試行することを特徴とする。
上記の構成によれば、無線での画像データの通信が不良であった場合には、通信制御部は、上述のように画像データのデータレートを下げて送信を行ったり、パケット分割数を増加させて送信を行ったりするけれども、予め定める時間の経過後に、再度、無線での通信を試行する。これによって、通信環境が好転していれば、よりデータレートを大きくして通信を行うことができる。
さらにまた、本発明のインターホン装置では、前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良であった場合にも、前記無線通信部にダミーデータを無線送信させ、前記画像データの受信側の無線通信部には、無線電波の電界強度を測定する電界強度測定部が設けられており、該画像データの受信側の通信制御部は、前記電界強度測定部による前記ダミーデータの受信電界強度の測定結果が予め定める閾値以上となると、再度、無線での通信を実行することを特徴とする。
上記の構成によれば、無線での画像データの通信が不良であった場合には、通信制御部は、上述のように画像データのデータレートを下げて送信を行ったり、パケット分割数を増加させて送信を行ったりするけれども、画像データの受信側の無線通信部に電界強度測定部を設けてダミーデータを通信しており、その受信電界強度を監視している。そして、通信環境が好転すると、無線での通信に切換える。これによって、通信環境が好転すると、よりデータレートを大きくして通信を行うことができる。
また、本発明のインターホン装置では、前記の再度の送信によっても無線での通信品質の判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、ユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナの向きの再調整を依頼する報知を行うことを特徴とする。
上記の構成によれば、いずれの試行においても、NG返信を受信した場合には、通信制御部は、ユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナの向きの再調整を依頼する報知を行う。具体的には、その依頼を、液晶ディスプレイに表示したり、スピーカから記録音声によって報知したりする。これによって、ユーザに、適切な状態での設置を促すことができ、インターホン装置の所期の機能を発揮させることができる。
さらにまた、本発明のインターホン装置では、前記の再度の送信によっても無線での通信品質の判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、前記電力線通信部を通じて、自機アドレスを含めて、予め定める報知先の機器宛てに、前記電力線を介して通信を行い、報知先の機器では、ユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナの向きの再調整を依頼する報知を行うことを特徴とする。
上記の構成によれば、いずれの試行においても、NG返信を受信した場合には、通信制御部は、前記電力線通信部を使用して、予め定める報知先の機器、たとえば同種のインターホン装置や、電力線通信を行う家電機器へ通信を行い、その機器のユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナの向きの再調整を依頼する報知を行う。具体的には、その依頼を、その機器の液晶ディスプレイに表示したり、スピーカから記録音声によって報知したりする。これによって、ユーザに、適切な状態での設置を促すことができ、インターホン装置の所期の機能を発揮させることができる。
また、本発明のインターホンシステムは、前記のインターホン装置から成る1台が、有線で子機が接続される親機となり、前記のインターホン装置から成る1または複数台が、前記親機とは個別に電源に接続され、前記親機との間で画像および音声の伝送を行うとともに、前記親機を中継して、前記子機との間で画像および音声の伝送を行うことができる副親機となることを特徴とする。
上記の構成によれば、親機に有線で子機が接続され、画像および音声の伝送を行う画像音声対応型のインターホンシステムにおいて、1または複数台の副親機を設けて、前記親機を中継して子機との間で画像および音声の伝送を行うにあたって、親機および副親機に上記のインターホン装置を用いることで、親機と副親機との間に前記専用の信号線を敷設する必要のないインターホンシステムを構築することができる。これによって、設置工事を簡略化することができるとともに、必要に応じて副親機を増設したり、必要な部屋へ副親機を持ち運んだりすることができる。
本発明のインターホン装置は、以上のように、親機と副親機などとして使用され、無線通信を用いることで、専用の信号線の引き回しを不要にする画像音声対応型インターホン装置において、データレートは比較的高いものの、通信距離や建物の構造などの通信環境の違いによって通信品質が変化する前記無線通信とは別に、前記専用の信号線を用いることのないもう1つの通信経路として、電力線を用いて、前記データレートは比較的低いものの、通信品質が安定している電力線通信を行う電力線通信部を設け、設置時や通信開始時に、通信制御部は、送信側の無線通信部から受信側の無線通信部に画像データを伝送させ、受信側ではその受信結果から、たとえば画像のパケットレートやS/N比などから通信品質を判定し、画像データの受信側の電力線通信部から画像データの送信側の電力線通信部へ、たとえば画像を良好に受信できたらACK返信し、良好に受信できなかったらNG返信するなどして、その判定結果を送信させる。
それゆえ、データ量が小さい通信品質の判定結果を、前記電力線通信部を通じて、画像データの送信側へ確実に伝送し、無線送信された画像が満足できる画質で届いたか否かを認識させることができる。これによって、画像データの送信側では、フレーム数や画素数を削減するなどの無線通信の通信環境に適応したデータレートで通信を行ったり、使用者に通信状態が良くないことを報知して、アンテナの向きを調整させるなどの適切な対応を取ることができる。こうして、無線通信の利点を生かしつつも、その弱点を補うことができる。
また、本発明のインターホンシステムは、以上のように、親機に有線で子機が接続され、画像および音声の伝送を行う画像音声対応型のインターホンシステムにおいて、1または複数台の副親機を設けて、前記親機を中継して子機との間で画像および音声の伝送を行うにあたって、親機および副親機に上記のインターホン装置を用いる。
それゆえ、親機と副親機との間に前記専用の信号線を敷設する必要のないインターホンシステムを構築することができる。これによって、設置工事を簡略化することができるとともに、必要に応じて副親機を増設したり、必要な部屋へ副親機を持ち運んだりすることができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係るインターホンシステムの概略構成を示す図である。このインターホンシステムは、門柱や玄関等の屋外施設に設置され、来訪者が住戸内の居住者を呼び出すための呼出機能と、来訪者が居住者と通話を行うための通話機能とを少なくとも備える子機1と、リビングやダイニング等の室内に設置され、前記子機1の呼出機能による来訪者の呼出しを報知するための報知機能と、居住者が来訪者と通話を行うための通話機能とを少なくとも備える親機2とが、たとえば画像、音声および制御信号を多重化することで、1対の2芯の信号線10によって相互に接続されて構成されている。さらにこのインターホンシステムは、住戸外の様子を観察可能なように、子機1にはカメラ11が、親機2にはモニタ20が設けられており、画像と音声とのデュアルモードに対応可能なインターホンシステムである。
また、このインターホンシステムでは、前記親機2との間で、呼出しや通話を行うことができるとともに、前記親機2を中継して、前記子機1の呼出機能による来訪者の呼出しを報知するための報知機能と、居住者が来訪者と通話を行うための通話機能とを少なくとも備える1または複数(図1では2)台の副親機3が、必要に応じて増設可能となっている。前記親機2および副親機3は、プラグ5,6を介して、それぞれ個別のコンセント7,8から、商用交流を電源として取り込む。また、これらの親機2と副親機3との間は、後述するように、参照符号F1で示すように、無線によって相互に通信を行うことができるとともに、参照符号F2で示すように、前記コンセント7,8から電力線9を介して、電力線通信によって相互に通信を行うことができる。
子機1側の呼出釦12aが操作されると、もしくは親機2または副親機3側の通話釦22a,32aが操作されると、子機1側のマイク13aおよびスピーカ13bならびに親機2または副親機3側のマイク23a,33aおよびスピーカ23b,33bを使用して通話が可能になるとともに、前記カメラ11による撮像画像がモニタ20,30に表示される。また、親機2または副親機3側で、モニタ釦22b,32bが操作されても、前記カメラ11による撮像画像がモニタ20,30に表示され、居住者が不審な物音に気付くなどして、密かに外の様子を監視することもできる。さらにまた、通話釦22c,32cが操作されると、マイク23a、スピーカ23b、カメラ21およびモニタ20ならびにマイク33a、スピーカ33b、カメラ31およびモニタ30を使用して、親機2と副親機3との間の通話が可能になる。
図2は、上述のインターホンシステムの電気的構成を示すブロック図である。図1に対応する部分には同一の参照符号を付して示す。子機1は、前記カメラ11と、前記呼出釦12aを含む操作部12と、前記マイク13aおよびスピーカ13bを含む音声入出力部13と、音声処理部14と、映像処理部15と、受電部16とを備えて構成される。
前記カメラ11は、被写体光像を光電変換して映像信号を出力する撮像素子と、撮像素子の撮像面に被写体光像を結像させる光学系とを備えて構成される。前記撮像素子は、受光した光をその光強度に従った電気信号に変換する複数の受光素子をマトリックス状に配置して成る光電変換素子であり、たとえばCCD(Charge-Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)の固体撮像素子等から成る。カメラ11からの映像信号は、映像処理部15に入力され、変調されて映像変調信号が生成され、この映像変調信号が受電部16から前記信号線10を介して前記親機2へ送信される。
操作部12は、前記呼出釦12aの操作入力に応答して、親機2や副親機3のスピーカ23b,33bから呼出音を鳴動させるための呼出信号を親機2に送信するための回路であり、たとえば押釦スイッチ等から成る。前記呼出信号は、たとえば所定のハイレベルの電圧が所定のローレベルの電圧に降下すること、より具体的には12Vの電圧がグランドレベル近くの電圧に降下することで作成され、呼出釦12aから受電部16を介して親機2へ送信される。来訪者は、この呼出釦12aを操作することによって、住戸内の居住者に来訪者の存在があることを知らせる。
前記音声処理部14は、受電部16を介して得られる親機2からの音声信号を復調し、増幅してから音声入出力部13のスピーカ13bへ出力するスピーカアンプとともに、前記音声入出力部13のマイク13aから入力された音声信号を増幅し、受電部16から親機2へ送信させるマイクアンプとを備えて構成される。前記音声入出力部13は、前記音声処理部14から入力された音声信号を音声に変換してスピーカ13bから再生出力するとともに、主に来訪者の音声をマイク13aで集音し、音声信号に変換して前記音声処理部14へ出力する。前記音声入出力部13は、前記マイク13a等の音声を音声信号に変換する音入力部およびそのバイアス回路などの周辺回路と、前記スピーカ13b等の音声信号を音声に変換する音出力部とで構成される。もしくは、音声の入出力を兼ねたスピーカで構成される。
前記受電部16は、映像処理部15からの映像変調信号、呼出釦12aからの呼出信号、および音声処理部14からの音声信号を親機2へ送信するとともに、親機2から受信された音声信号を前記音声処理部14へ出力し、親機2から供給された給電電圧を、この図2において破線で示すように、前記カメラ11、映像処理部15、音声処理部14および音声入出力部13へそれぞれ供給する。
一方、親機2は、前記モニタ20と、カメラ21と、前記通話釦22aやモニタ釦22bなどを含む操作部22と、前記マイク23aおよびスピーカ23bを含む音声入出力部23と、音声処理部24と、映像処理部25a,25bと、制御部26と、電源部27と、給電部28と、無線通信インタフェイス29aと、電力線通信インタフェイス29bとを備えて構成される。
前記給電部28は、電源部27からの給電電圧および音声処理部24からの音声信号を子機1へ送信するとともに、子機1から出力された映像変調信号、呼出信号および音声信号をそれぞれ映像処理部25a、制御部26および音声処理部24へ出力する。制御部26は、たとえばマイクロプロセッサを備えて構成され、前記給電部28を介する呼出信号および操作部22からの操作信号に基づいて、該親機2内の各部を制御する。
前記映像処理部25aは、制御部26の制御に従って、前記子機1や副親機3からの映像変調信号を映像信号に復調して前記モニタ20へ出力する。モニタ20は、映像処理部25aからの映像信号を画像表示するものであり、たとえばCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)および有機ELディスプレイ等から成る。前記映像処理部25bは、制御部26の制御に従って、カメラ21からの映像信号を変調して映像変調信号を生成し、この映像変調信号を後述するようにして無線通信インタフェイス29aから前記副親機3へ送信する。
操作部22は、前記通話釦22aやモニタ釦22bなどを含めて成り、親機2と子機1や副親機3との間での通話の開始および終了の指示等、親機2を操作するための指示等を入力する回路であり、入力された指示は、制御部26に入力される。
前記音声処理部24は、制御部26の制御に従って音声信号を復調し、増幅してから音声入出力部23のスピーカ23bへ出力するとともに、前記音声入出力部23のマイク23aから入力された音声信号を増幅し、制御部26から給電部28を介して子機1側へ送信する。前記音声入出力部23は、前記マイク23aおよびスピーカ23bを含んで成り、前記音声処理部24から入力された音声信号を音声に変換して再生出力するとともに、主に居住者の音声を音声信号に変換して音声処理部24へ出力する。
前記電源部27は、交流100Vの商用電源に接続され、図2において破線で示すように、モニタ20、カメラ21、映像処理部25a,25b、制御部26、音声入出力部23、音声処理部24、給電部28、無線通信インタフェイス29aおよび電力線通信インタフェイス29bへ電力を供給する。この電源部27は、来訪者を待ち受ける場合のように、親機2におけるモニタ21、映像処理部25a,25b、制御部26、音声入出力部23および音声処理部24、無線通信インタフェイス29a、電力線通信インタフェイス29bならびに子機1におけるカメラ11、映像処理部15、音声入出力部13および音声処理部14を動作させる必要のない場合(待機状態)では、消費電力の抑制を図るべく、給電電圧を低くする一方、来訪者と居住者との間で通話を成立させる場合や屋外の様子を観察する場合等のように、これら各部を動作させる必要のある場合(動作状態)では、給電電圧を高くする。たとえば、動作状態では、これら各部に約22Vの直流電圧が供給される。これに対して、待機状態では、親機2におけるモニタ21、映像処理部25a,25b、制御部26、音声入出力部23、音声処理部24、無線通信インタフェイス29aおよび電力線通信インタフェイス29bには、動作状態の直流電圧より低い約8Vの直流電圧が供給され、子機1におけるカメラ11、映像処理部15、音声入出力部13および音声処理部14には、給電部28および受電部16を介して動作状態の直流電圧より低い約12Vの直流電圧が供給される。
来訪者が居住者を呼び出すために呼出釦12aを操作すると、呼出信号が子機1から親機2に送信され、制御部26は、親機2の各部を待機状態から動作状態に切替えて、音声処理部24を介して音声入出力部23から呼出音を出力する。動作状態に切替わると、カメラ11で撮像された映像は、映像処理部15、受電部16、給電部28、制御部26および映像処理部25aでそれぞれ処理され、モニタ20に表示される。そして、親機2および子機1は、通話可能な状態になる。
また、居住者が同居者を呼び出すために通話釦22c(32c)を操作すると、呼出信号が親機2(副親機3)から副親機3(親機2)に送信され、制御部26(36)は、両機2,3の各部を待機状態から動作状態に切替えて、音声処理部34(24)を介して音声入出力部33(23)から呼出音を出力する。動作状態に切替わると、カメラ21(31)で撮像された映像は、映像処理部25b(35b)、制御部26,36(36,26)および映像処理部35a(25a)でそれぞれ処理され、モニタ30,20に表示される。こうして、親機2および副親機3は、通話可能な状態になる。
注目すべきは、本発明では、親機2には、副親機3に対応して、専用の信号線の引き回しを不要にするための無線通信インタフェイス29aおよびアンテナ29a’が設けられるだけでなく、前記専用の信号線を用いることのないもう1つの通信経路として、電力線通信インタフェイス29bが設けられることである。前記制御部26は、後述するようにしてこれらのインタフェイス29a,29bを使用して、副親機3との間の通信も行う。
前記無線通信インタフェイス29aとしては、たとえばIEEE802.11等の無線LAN(1〜2Mbpsの通信速度)や、送受信するデータ量が小さい場合には特定小電力無線を使用することができ、通信距離や建物の構造などの通信環境の違いによって通信品質(通信速度、ノイズ重畳度)が変化する可能性がある。一方、前記電力線通信インタフェイス29bは、前記電力線9を用いて通信を行うので、通信可能な場合が多い。これは、電力線9に発生する通信が困難となるノイズは、家庭の環境では、電子レンジなどの周期的なノイズを除けば、一時的なノイズがほとんどであり、時間的な回避が図れ、問題とならないからである。前記電力線通信は、たとえばPLC方式で170Mbpsの通信速度が実現でき、MPEG4の画像形式なら、1〜2Mbps程度で済むので、充分通信可能である。
また、副親機3は、前記親機2において、子機1向けの構成である給電部28が設けられておらず、また制御部36による処理については前記子機1が接続されていない点が異なるだけで、基本的に同様に構成される。すなわち、前記モニタ20、カメラ21、操作部22、音声入出力部23、音声処理部24、映像処理部25a,25b、制御部26、電源部27、無線通信インタフェイス29aおよび電力線通信インタフェイス29bは、この副親機3におけるモニタ30、カメラ31、操作部32、音声入出力部33、音声処理部34、映像処理部35a,35b、制御部36、電源部37、無線通信インタフェイス39aおよび電力線通信インタフェイス39bにそれぞれ対応している。前記親機2の構成をそのまま用いて、副親機3としての使用時には前記給電部28を不使用とし、前記制御部26を設定などによって親機2と副親機3とに選択的に使用可能とすることによって、これら親機2と副親機3とを共用するようにしてもよい。
図3は、上述のように構成されるインターホンシステムの親機2と副親機3との間における本発明の実施の第1の形態に係る通信動作を説明するためのフローチャートである。この図3では、親機2から副親機3へ画像を通信する場合について説明する。
親機2では、ステップS101で、子機1や自身のカメラ21から取得した画像データを制御部26が無線通信インタフェイス29aに送り、該無線通信インタフェイス29aにて無線信号に変換し、アンテナ29a’を介して、副親機3へ送信する。
受信側の副親機3では、ステップS201で、送信側の親機2から無線送信されてきた画像データをアンテナ39a’を介して無線通信インタフェイス39aにて受信し、画像データを制御部36に送る。制御部36では、ステップS202で、受信した画像データを分析し、画像データのS/Nを算出する。続いてステップS203において、算出したS/Nから画質を判断し、画質が良い場合はステップS204で「ACK」を、画質が悪い場合はステップS205で「NG」を、制御部36から電力線通信インタフェイス39bに対して送信し、この電力線通信インタフェイス39bにて電力線通信信号に変換し、電力線9を通信媒体として送信側の親機2に送信する。
親機2は、ステップS102で、受信側の副親機3から電力線送信されてきた画質に関する信号(「ACK」、「NG」)を電力線通信インタフェイス29bにて受信し、受信信号を制御部26に送る。制御部26は受信した画質に関する信号(「ACK」、「NG」)から、受信側の副親機3での受信状況の「良い」「悪い」を把握する。
以上のようにして、無線通信品質の判定結果は、前記電力線通信インタフェイス39b,29bを通じて、送信側の親機2へ確実に伝送するので、親機2では、無線通信で送信した画像が副親機3にて満足できる画質で受信(通信)できたか否かが識別可能となる。
図4および図5は、その識別結果を利用した具体的な通信動作を説明するためのフローチャートである。これらの図4および図5において、前述の図3に対応する処理には、同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
図4の処理では、前記ステップS102での受信結果がステップS103で判定され、「ACK」(良い)の場合には、安定した無線通信路が確保できていると判断し、前記ステップS101に戻って、現状のデータレート(画質、フレームレート)を維持し、次回の通信を行う。これに対して、前記ステップS103において「NG」(悪い)の場合には、安定した無線通信路が確保できていないと判断し、ステップS104に移って、データレートを低下させて次回の通信を行う。具体的には、画質優先の場合はフレーム数を削減し、動き優先の場合には画素数を削減する。
このような処理を繰返すことで、その時点での無線通信の通信環境に適応した最大限のデータレートで通信を行うことができる。この動作の繰返しによっても良好な通信を行えない場合には、前記制御部26は、前記電力線通信インタフェイス29b,39bを用いて、音声のみ、または音声に低レートの画像データを加えた通信を行うようにすればよい。こうして、無線通信の利点を生かしつつも、その弱点を補うことができる。
また、図5の処理では、前記ステップS103において、ステップS102での受信結果が「NG」(悪い)の場合には、ステップS105に移って、現状のパケット分割数を増加させ(パケットデータ長を短くし)、すなわち1パケット当りのデータ量を減らし、エラー耐性を向上させて次回の通信を行う。
このような処理を繰返すことで、その時点での無線通信の通信環境に適応したエラー耐性で通信を行うことができる。このようにしても、無線通信の利点を生かしつつも、その弱点を補うことができる。
なお、前記ステップS101での送信およびステップS201での受信は、画像データのみで説明しているけれども、続くステップS202およびステップS203での画質判定に必要になるために少なくとも画像データを送受信すればよいことを示しており、音声データや制御データも併せて送受信してもよく、また音声データと制御データとの内の一方を電力線通信によって送受信してもよい。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の第2の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでは、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、この図6と前述の図3〜図5とで異なるものである。したがって、この図6の処理において、図3〜図5の処理に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
この通信動作では、前記ステップS103において、ステップS102での受信結果が「NG」(悪い)の場合には、無線での通信を諦め、ステップS111に移って、同じ画像データを電力線通信によって副親機3へ送信する。ただし、無線通信と電力線通信との前述のようなデータレートの差のために、送信される画像データは、無線通信を用いる場合に比べて、低解像度および/または低フレームレートとなる。
したがって、親機2では、ステップS111で、子機1や自身のカメラ21から取得した画像データを制御部26が電力線通信インタフェイス29bに送り、該電力線通信インタフェイス29bにて電力線通信信号に変換し、電力線9を通信媒体として受信側の副親機3に送信する。
受信側の副親機3では、ステップS211で、送信側の親機2から電力線9を介して送信されてきた画像データを電力線通信インタフェイス39bにて受信し、制御部36に送る。制御部36では、ステップS212で、受信した画像データを分析し、画像データのS/Nを算出する。続いてステップS213において、算出したS/Nから画質を判断し、画質が良い(電力線通信のレベルで)場合はステップS214で「ACK」を、画質が悪い場合はステップS215で「NG」を、制御部36から電力線通信インタフェイス39bに対して送信し、この電力線通信インタフェイス39bにて電力線通信信号に変換し、電力線9を通信媒体として送信側の親機2に送信する。
親機2は、ステップS112で、受信側の副親機3から電力線送信されてきた画質に関する信号(「ACK」、「NG」)を電力線通信インタフェイス29bにて受信し、受信信号を制御部26に送る。制御部26は受信した画質に関する信号(「ACK」、「NG」)から、受信側の副親機3での受信状況の「良い」「悪い」を把握する。その後、前記ステップS101に戻り、次の画像データで、無線通信から上述の処理を繰返す。
これによって、無線通信の受信状況(通信状況)が悪い場合でも、親機2から副親機3にデータを確実に伝送することが可能となる。
[実施の形態3]
図7は、本発明の実施の第3の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、この図7と前述の図3〜図6とで異なるものである。したがって、この図7の処理において、図3〜図5の処理に類似し、対応する部分にも同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
この通信動作では、前記ステップS103において、ステップS102での受信結果が「NG」(悪い)の場合には、画像データおよび制御データの無線での通信を諦めるが、ステップS121に移って、音声データだけは無線通信で伝送する。また、音声以外の前記画像データおよび制御データは、ステップS122で、電力線通信によって副親機3へ送信する。この場合、データレートに制限を受けるが、制御データを優先に、画像データは、画質やフレームレートが低下される。
受信側の副親機3では、ステップS221で、送信側の親機2から無線通信によって送信されてきた音声データを無線通信インタフェイス39aにて受信し、制御部36に送る。制御部36では、ステップS222で、受信した音声データを分析し、該音声データのS/Nを算出する。続いてステップS223において、算出したS/Nから音質を判断し、音質が良い場合はステップS224で「ACK」を、音質が悪い場合はステップS225で「NG」を、制御部36から電力線通信インタフェイス39bに対して送信し、この電力線通信インタフェイス39bで電力線通信信号に変換し、電力線9を通信媒体として送信側の親機2に送信する。
また、受信側の副親機3では、ステップS231で、送信側の親機2から電力線9を介して送信されてきた音声以外のデータを電力線通信インタフェイス39bにて受信し、制御部36に送る。制御部36では、ステップS232で、受信した音声以外のデータを分析し、そのデータのS/Nを算出する。続いてステップS233において、算出したS/Nからデータの品質を判断し、品質が良い(電力線通信のレベルで)場合はステップS234で「ACK」を、品質が悪い場合はステップS235で「NG」を、制御部36から電力線通信インタフェイス39bに対して送信し、この電力線通信インタフェイス39bにて電力線通信信号に変換し、電力線9を通信媒体として送信側の親機2に送信する。親機2は、ステップS123で、受信側の副親機3から電力線送信されてきた音質および音声以外のデータ品質に関する信号(「ACK」、「NG」)を電力線通信インタフェイス29bにて受信し、受信信号を制御部26に送る。
これによって、画像データよりもデータレートは低いけれども、電力線通信インタフェイス29b,39bで通信するにはデータレートの大きい音声データを、良好に通信することができる。可能であれば、さらに制御データを通信するようにしてもよい。また、前述の図4で示すようにデータレートを下げたり、図5で示すようにパケット分割数を増加したりして、再度の送信を行った上で判定結果が不良である場合に、上記の画像データの通信を取り止め、少なくとも音声データを電力線通信インタフェイス29b,39bで通信するようにしてもよい。
[実施の形態4]
図8は、本発明の実施の第4の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、この図8と前述の図3〜図7とで異なるものである。この図8の処理は、特に図7の処理に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
この通信動作では、前記ステップS103において、ステップS102での受信結果が「NG」(悪い)の場合には、画像データおよび音声データの無線での通信を諦めるが、ステップS141に移って、制御データだけは無線通信で伝送する。また、制御データ以外の前記画像データおよび音声データは、ステップS142で、電力線通信によって副親機3へ送信する。この場合、データレートに制限を受けるが、音声データを優先に、画像データは、画質やフレームレートが低下される。
受信側の副親機3では、ステップS241で、送信側の親機2から無線通信によって送信されてきた制御データを無線通信インタフェイス39aにて受信し、制御部36に送る。制御部36では、ステップS242で、受信した制御データを分析し、該制御データのS/Nを算出する。続いてステップS243において、算出したS/Nからデータ品質を判断し、品質が良い場合はステップS244で「ACK」を、品質が悪い場合はステップS245で「NG」を、制御部36から電力線通信インタフェイス39bに対して送信し、この電力線通信インタフェイス39bで電力線通信信号に変換し、電力線9を通信媒体として送信側の親機2に送信する。
また、受信側の副親機3では、ステップS251で、送信側の親機2から電力線9を介して送信されてきた制御データ以外のデータを電力線通信インタフェイス39bにて受信し、制御部36に送る。制御部36では、ステップS252で、受信した制御データ以外のデータを分析し、そのデータのS/Nを算出する。続いてステップS253において、算出したS/Nから画質および音質を判断し、画質および音質が良い(電力線通信のレベルで)場合はステップS254で「ACK」を、画質および音質が悪い場合はステップS255で「NG」を、制御部36から電力線通信インタフェイス39bに対して送信し、この電力線通信インタフェイス39bにて電力線通信信号に変換し、電力線9を通信媒体として送信側の親機2に送信する。親機2は、ステップS143で、受信側の副親機3から電力線送信されてきた画質、音質および制御データの品質に関する信号(「ACK」、「NG」)を電力線通信インタフェイス29bにて受信し、受信信号を制御部26に送る。
これによって、可能な限り無線を利用して通信を行うことができる。この図8の通信動作も、前述の図7の通信動作と同様に、図4で示すようにデータレートを下げたり、図5で示すようにパケット分割数を増加したりして、再度の送信を行った上で判定結果が不良である場合に行うようにしてもよい。
[実施の形態5]
図9および図10は、本発明の実施の第5の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、これらの図9および図10と前述の図3〜図8とで異なるものである。注目すべきは、これらの図9および図10の通信動作では、親機2から副親機3へテストデータを送信してみて、その受信データの一部もしくは全部をエコー返信させて、予め記憶しておいた送信データを比較基準にして、エコー返信のS/N比(劣化率)を算出し、そのS/N比算出結果を所定閾値に比して、高ければ無線通信を選択し、低ければ電力線通信を選択することである。
具体的には、図9の通信動作では、前記テストデータに音声データを使用する。親機2では、ステップS301で、前記音声データを制御部26が無線通信インタフェイス29aに送り、アンテナ29a’から無線信号で副親機3へ送信するとともに、ステップS302で、その送信データの一部もしくは全部を記憶しておく。
受信側の副親機3では、ステップS401で、送信側の親機2から無線送信されてきた音声データをアンテナ39a’を介して無線通信インタフェイス39aにて受信し、制御部36に送る。制御部36では、ステップS402で、受信した画像データの一部もしくは全部を電力線通信インタフェイス39bに送り、電力線通信信号で親機2へ返信する。
親機2では、ステップS303で、エコー返信されてきたデータを電力線通信インタフェイス29bで受信し、ステップS304で、予め記憶しておいた送信データを比較基準にして、そのエコー返信されてきたデータのS/N比(劣化率)を算出する。ステップS305では、そのS/N比算出結果を所定閾値と比較し、高ければ無線通信を選択し、ステップS306において残りのデータを無線通信インタフェイス29aから送信し、低ければ電力線通信を選択し、ステップS307において全データを電力線通信インタフェイス29bから送信する。
これに対して副親機3では、ステップS403において、前記ステップS306またはステップS307で送信されたデータを受信し、ステップS404においてその受信データを分析し、S/Nを算出する。続いてステップS405において、算出したS/Nからデータの品質を判断し、品質が良い場合はステップS406で「ACK」を、品質が悪い場合はステップS404で「NG」を、電力線通信インタフェイス39bから親機2に送信する。
親機2は、ステップS308で、受信側の副親機3から電力線送信されてきたデータの品質に関する信号(「ACK」、「NG」)を電力線通信インタフェイス29bにて受信し、受信信号を制御部26に送る。制御部26は受信したデータ品質に関する信号(「ACK」、「NG」)から、受信側の副親機3での受信状況の「良い」「悪い」を把握する。
また、図10の通信動作では、前記テストデータに制御データを使用する点以外は、上述の図9で示す通信動作と同様であり、対応する処理には、同一のステップ番号に、添え字aを付して示す。
このように構成することで、無線通信の通信環境を探索し、最適な通信手段を選定することができる。
[実施の形態6]
図11は、本発明の実施の第6の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができ、制御部26,36における通信制御動作が、この前述の図3〜図10と異なるものである。しかしながら、この図11の処理は、特に図6の処理に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
注目すべきは、この通信動作では、前記ステップS103において、ステップS102での受信結果が「NG」(悪い)の場合には、一旦無線での通信を諦め、前記ステップS111,S112,S211〜S115の処理を繰返し、画像データを電力線通信によって副親機3へ送信しているけれども、ステップS111での電力線通信の開始前に、ステップS151において、タイマを起動するとともに、ステップS112での通信の終了後は、ステップS152において、毎回、規定の待機時間に達していないかが判断され、達していない場合だけ、前記ステップS111の処理へ移り、達している場合には、前記ステップS101に戻ることである。
したがって、画像データの通信が不良であった場合には、一旦電力線での通信に切替わるけれども、その切替わりから前記規定時間が経過すると、再度、無線での通信を試行することになる。これによって、通信環境が好転していれば、よりデータレートを大きくして通信を行うことができる。
[実施の形態7]
図12は、本発明の実施の第7の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができる。この図12の処理も、特に図6の処理に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。
注目すべきは、この通信動作では、前記ステップS103において、ステップS102での受信結果が「NG」(悪い)の場合には、前記ステップS111,S112,S211〜S115の処理を繰返し、画像データを電力線通信によって副親機3へ送信しているけれども、ステップS111において画像データを電力線通信インタフェイス29bから副親機3へ送信すると、ステップS161において、無線通信インタフェイス29aからダミーデータを副親機3へ送信することである。
そして、副親機3では、ステップS261において、無線通信インタフェイス39aにてそのダミーデータを受信し、ステップS262において、前記無線通信インタフェイス39aに設けられたRSSI部によって、無線電界強度を測定する。ステップS263では、その測定結果を電力線通信インタフェイス39bから親機2へ送信する。親機2では、ステップS162でその無線電界強度の測定結果を受信すると、前記ステップS112での通信の終了後は、ステップS163において、受信された無線電界強度の測定結果が予め定める閾値以上となったか否かが判断され、閾値未満である場合には前記ステップS111に戻って電力線通信を継続し、閾値以上となっていると前記ステップS101に戻り、再度、無線での通信を行う。
このように無線での画像データの通信が不良であった場合に電力線通信に切替えて通信を行っていても、ダミーデータを送信して、その受信電界強度を監視しておき、通信環境が好転すると、無線での通信に切替えることで、定量的に最適な通信手段を選定することができる。
[実施の形態8]
図13は、本発明の実施の第8の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができる。
注目すべきは、この通信動作では、前記ステップS103において、ステップS102での受信結果が「NG」(悪い)の場合には、ステップS171でタイマのカウント動作を行っていなければカウント動作を開始し、行っていれば継続してカウント動作を行い、ステップS172で、そのカウント値から規定の待機時間が経過していないかが判断され、経過していない場合には前記ステップS101に戻って無線での通信で画像データの送信を継続する。これに対して、受信結果が「NG」(悪い)のままで規定の待機時間が経過すると、親機2では、ステップS173で、モニタ20やスピーカ23bなどのユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナ29a’,39a’の向きの再調整を依頼する報知を行う。
これによって、親機2および/または副親機3が設置された環境の無線通信の受信状況(通信状況)を確認できるようになり、ユーザに、適切な状態での設置を促すことができ、両機2,3に所期の機能を発揮させることができる。
[実施の形態9]
図14は、本発明の実施の第9の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。このインターホンシステムでも、前述の図1および図2で示す構成を用いることができる。この通信動作は、前述の図13で示す通信動作に類似している。
注目すべきは、この通信動作では、前記ステップS172において、受信結果が「NG」(悪い)のままで規定の待機時間が経過すると、親機2では、ステップS174で、電力線通信インタフェイス29bから、電力線通信を行う他の家電機器、たとえば冷蔵庫、電子レンジ、テレビジョン受信機などへ、自機アドレスとともに、設置位置および/またはアンテナ29a’,39a’の向きの再調整の要求信号を送信する。ステップS271で、その要求信号を受信した前記他の家電機器は、ステップS272において、モニタやスピーカなどのユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナ29a’,39a’の向きの再調整を依頼する報知を行う。
このようにしてもまた、親機2および/または副親機3が設置された環境の無線通信の受信状況(通信状況)を確認できるようになり、ユーザに、適切な状態での設置を促すことができ、両機2,3に所期の機能を発揮させることができる。特に、大きな画面で表示させることで、前記通信状況の改善手法を、ユーザにより詳しく伝えることができる。前記ステップS174の送信処理とともに、前記ステップS173の報知処理を自機で行うようにしてもよい。
上記のような親機2および副親機3を用いることで、親機2と副親機3との間に専用の信号線の敷設する必要のないインターホンシステムを構築することができる。これによって、設置工事を簡略化することができるとともに、必要に応じて副親機3を増設したり、必要な部屋へ副親機3を持ち運んだりすることができる。
上述の説明では、親機2から副親機3への通信について説明しているけれども、副親機3から親機2への通信についても同様である。
なお、画像、音声、制御信号の通信だけでなく子機1への給電も、1対の信号線によって行うようにしてもよい。また、上述の実施の形態では、親機2および副親機3にもカメラ21,31が設けられていたけれども、子機1にだけ設けるようにしてもよい。
本発明の実施の一形態に係るインターホンシステムの概略構成を示す図である。 図1のインターホンシステムの電気的構成を示すブロック図である。 図1のインターホンシステムの親機と副親機との間における本発明の実施の第1の形態に係る通信動作を説明するためのフローチャートである。 図3のさらに具体的な通信動作を説明するためのフローチャートである。 図3のさらに具体的な通信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第2の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第3の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第4の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第5の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第5の形態に係るインターホンシステムにおける他の通信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第6の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第7の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第8の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第9の形態に係るインターホンシステムにおける通信動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 子機
2 親機
3 副親機
5,6 プラグ
7,8 コンセント
9 電力線
10 信号線
11,21,31 カメラ
12,22,32 操作部
12a 呼出釦
13,23,33 音声入出力部
13a,23a,33a マイク
13b スピーカ
14,24,34 音声処理部
15,25a,25b,35a,35b 映像処理部
16 受電部
20,30 モニタ(ユーザインタフェイス)
22a,32a 通話釦
22b,32b モニタ釦
23b,33b スピーカ(ユーザインタフェイス)
26,36 制御部(通信制御部、記憶部、返信部)
27,37 電源部
28 給電部
29a,39a 無線通信インタフェイス(無線通信部)
29b,39b 電力線通信インタフェイス(電力線通信部)
29a’,39a’ アンテナ

Claims (10)

  1. 音声とともに画像を無線通信部によって伝送するようにしたインターホン装置において、
    電力線を介して電力線通信を行う電力線通信部と、
    送信側では前記無線通信部に画像データを送信させ、受信側ではその受信結果から通信品質を判定し、前記電力線通信部を介して送信側へ判定結果を送信させる通信制御部とを含むことを特徴とするインターホン装置。
  2. 前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良である場合には、前記無線通信部に前記画像データのデータレートを下げて送信させることを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
  3. 前記無線通信部は画像データをパケット分割して通信を行い、前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良である場合には、前記無線通信部に前記画像データのパケット分割数を増加させて送信させることを特徴とする請求項1または2記載のインターホン装置。
  4. 前記の再度の送信によっても判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、画像データの通信を取り止め、少なくとも音声データを前記無線通信部に通信させることを特徴とする請求項2または3記載のインターホン装置。
  5. 画像データの送信側に、送信する音声信号の少なくとも一部を記憶しておく記憶部を備え、前記画像データの受信側には受信した音声信号の前記少なくとも一部を前記電力線通信部を通じて前記画像データの送信側に返信する返信部を備え、
    前記画像データの送信側の通信制御部は、前記記憶部に記憶しておいた音声信号と、前記電力線通信部を通じて返信されてきた音声信号とを相互に比較し、通信品質が、予め定める閾値よりも高ければ前記音声信号の通信に無線通信を選択し、低ければ電力線通信を選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  6. 前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良であった場合には、予め定める時間の経過後に、再度、無線での通信を試行することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  7. 前記画像データの送信側の通信制御部は、前記電力線通信部を介して受信した判定結果が不良であった場合にも、前記無線通信部にダミーデータを無線送信させ、
    前記画像データの受信側の無線通信部には、無線電波の電界強度を測定する電界強度測定部が設けられており、該画像データの受信側の通信制御部は、前記電界強度測定部による前記ダミーデータの受信電界強度の測定結果が予め定める閾値以上となると、再度、無線での通信を実行することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  8. 前記請求項2または3による再度の送信によっても無線での通信品質の判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、ユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナの向きの再調整を依頼する報知を行うことを特徴とするインターホン装置。
  9. 前記請求項2または3による再度の送信によっても無線での通信品質の判定結果が不良である場合には、前記通信制御部は、前記電力線通信部を通じて、自機アドレスを含めて、予め定める報知先の機器宛てに、前記電力線を介して通信を行い、
    報知先の機器では、ユーザインタフェイスを使用して、設置位置および/またはアンテナの向きの再調整を依頼する報知を行うことを特徴とするインターホン装置。
  10. 前記請求項1〜9のいずれか1項に記載のインターホン装置から成る1台が、有線で子機が接続される親機となり、前記請求項1〜9のいずれか1項に記載のインターホン装置から成る1または複数台が、前記親機とは個別に電源に接続され、前記親機との間で画像および音声の伝送を行うとともに、前記親機を中継して、前記子機との間で画像および音声の伝送を行うことができる副親機となることを特徴とする画像音声対応型のインターホンシステム。
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