JP2008236665A - インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ等のセキュリティ機器や警報を発報する機器を後付けする際、専用線を使用せずに通信エラーのないデータ通信を行う。
【解決手段】玄関に設置される玄関子機2と、住戸内に設置され玄関子機2からの呼び出しを報知し、呼び出しに応答して通話を成立させるためのインターホン親機1Aと、住戸内にて発生するセキュリティ異常を検出するためのセンサ端末5と、玄関子機2からの呼び出しを報知するとともに、センサ端末5にて検出されるセキュリティ異常を警報発報するための増設スピーカ4とを備え、増設スピーカ4は、電力線L2を経由してインターホン親機1Aに接続され、インターホン親機1Aとの間で電力線搬送波通信を行うものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力線搬送波通信を利用するインターホンシステムに関する。
従来から、電力線搬送波通信を利用するホームインターホンやインターホンシステムが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。特許文献1に開示されたホームインターホンは、家庭内の電灯線にインターホン機器を接続するために、電力線モデムを備えたインターホンを利用している。
また、特許文献2に開示されたインターホンシステムは、無線通信及び電力線通信を可能にするために親機及び副親機にそれぞれ無線通信インターフェース及び電力線通信インターフェースを備えている。このインターホンシステムは、無線通信で良好に通信できない場合には電力線通信に切り換えることができる。
特開2003−46654号公報 特開2005−341178号公報
しかしながら、背景技術において説明したホームインターホンやインターホンシステムでは、センサ等のセキュリティ機器や警報を発報する機器を後付けする際、専用線の配線作業をすることなく通信エラーのないデータ通信を行うことができなかった。
本発明は、このような従来の難点を解決するためになされたもので、警報を発報する機器やセンサ等のセキュリティ機器を後付けする際、専用線を使用せずに通信エラーのないデータ通信を行うことができるインターホンシステムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成する本発明の第1の態様であるインターホンシステムは、玄関に設置される玄関子機と、住戸内に設置され玄関子機からの呼び出しを報知し、呼び出しに応答して通話を成立させるためのインターホン親機と、住戸内にて発生するセキュリティ異常を検出するためのセンサ端末と、玄関子機からの呼び出しを報知するとともに、センサ端末にて検出されるセキュリティ異常を警報発報するための増設スピーカとを備え、増設スピーカは、電力線を経由してインターホン親機に接続され、インターホン親機との間で電力線搬送波通信を行うものである。
このような第1の態様であるインターホンシステムによれば、センサ端末がセキュリティ異常を検出すると、インターホン親機はセンサ端末が設置された箇所においてセキュリティ異常があったことを認識し、電力線を利用してセキュリティ異常信号を増設スピーカに伝送することができる。したがって、専用線を使用せずに増設スピーカを後付けしても、増設スピーカ及びインターホン親機間でデータ通信を行うことができる。
本発明の第2の態様は第1の態様であるインターホンシステムにおいて、電力線には、玄関扉を施解錠するための電気錠が接続され、電気錠は、電力線を経由してインターホン親機との間で電力線搬送波通信を行うものである。
このような第2の態様であるインターホンシステムによれば、電気錠及びインターホン親機の間の信号伝送に電力線を利用することができるので、専用線を使用せずに電気錠を後付けしても、電気錠及びインターホン親機間でデータ通信を行うことができる。
本発明の第3の態様は第1の態様又は第2の態様であるインターホンシステムにおいて、電力線を経由してインターホン親機及び増設親機スピーカの間、インターホン親機及び電気錠の間の何れかで電力線上での伝送特性不良により規定の通信帯域が確保できない場合に電力線搬送波通信の中継動作を行なうレピータを電力線に接続するものである。
このような第3の態様であるインターホンシステムによれば、レピータによって通信エラーのない電力線搬送波通信が可能な距離を延長することができる。
本発明の第4の態様は第1の態様乃至第3の態様の何れかであるインターホンシステムにおいて、インターホン親機および増設スピーカおよび電気錠システムは一定時間間隔で、電力線搬送波通信の接続状況を確認する動作をし、所定の帯域が確保できなくなった場合には各々で警告動作及び警告動作の保持記録を行うものである。
このような第4の態様であるインターホンシステムによれば、警告情報が所定回数に達した場合には電力線搬送波通信による通信が不可能となったことを警告動作することができる。
また、上述の目的を達成する本発明の第5の態様であるインターホンシステムは、玄関に設置される玄関子機と、住戸内に設置され玄関子機からの呼び出しを報知し、呼び出しに応答して通話を成立させるためのインターホン親機と、住戸内に設置され玄関子機からの呼び出しを報知し、呼び出しに応答して通話を成立させるための増設インターホン親機とを備え、増設インターホン親機は、電力線を経由してインターホン親機に接続され、インターホン親機との間で電力線搬送波通信及び無線通信の何れかによって行なうものである。
このような第5の態様であるインターホンシステムによれば、増設インターホン親機及びインターホン親機の間の信号伝送に電力線及び無線通信の何れかを利用することができるので、専用線を使用せずに増設インターホン親機を後付けしても、増設インターホン親機及びインターホン親機間で通信エラーのないデータ通信を行うことができる。
本発明の第6の態様は第5の態様であるインターホンシステムにおいて、電力線には、住戸内にて発生するセキュリティ異常を検出するためのセンサ端末が接続され、センサ端末及びインターホン親機との間で電力線搬送波通信及び無線通信の何れかによって行なうものである。
このような第6の態様であるインターホンシステムによれば、センサ端末及びインターホン親機の間の信号伝送に電力線及び無線通信の何れかを利用することができるので、専用線を使用せずにセンサ端末を後付けしても、センサ端末及びインターホン親機間で通信エラーのないデータ通信を行うことができる。
本発明によれば、警報を発報する機器やセンサ等のセキュリティ機器を後付けする際、専用線を使用せずに通信エラーのないデータ通信を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面を参照して説明する。参照する図1は、本発明のインターホンシステムを示すシステム構成図である。
本発明の好ましい実施の形態であるインターホンシステムは図1に示すように、玄関に設置される玄関子機2と、住戸内に設置され玄関子機2からの呼び出しに応答して通話を成立させるためのインターホン親機1Aと、玄関子機2及びインターホン親機1Aを接続する専用のインターホン線L1とが既設されている。
このようなインターホン親機1Aは交流用の電力線L2に接続され電力線搬送波通信が可能になっている。この接続方法は、例えば、電力線L2に設けられたコンセントに、インターホン親機1Aが有するACプラグを嵌め込むことでインターホン親機1Aを電力線L2に接続することが好適である。
また、この電力線L2には、住戸内にて発生するセキュリティ異常を検出するためのセンサ端末5と、玄関子機からの呼び出しを報知すると共に、センサ端末5にて検出されるセキュリティ異常を警報発報するための増設スピーカ4とが接続され、それぞれ電力線搬送波通信が可能になっている。この接続方法もインターホン親機1Aと電力線L2の接続方法と同様に、電力線L2に設けられたコンセントに、センサ端末5や増設スピーカ4が有するACプラグを嵌め込むことで、センサ端末5や増設スピーカ4を電力線L2に接続することが好適である。
さらに、電力線L2には、玄関扉を施解錠するための電気錠6が接続され電力線搬送波通信が可能になっている。この接続方法もインターホン親機1Aと電力線L2の接続方法と同様に、電力線L2に設けられたコンセントに、電気錠6が有するACプラグを嵌め込むことで、電気錠6を電力線L2に接続することが好適である。
次に各機器の詳細について説明する。
玄関子機2は、居住者と通話するためのマイク及びスピーカと、玄関の来訪者を撮像するためのカメラと、呼び出し等の種々の操作を行うためのタッチパネル等から成る操作手段とから成るインターホン部を備えている。
インターホン親機1Aは図2に示すように、来訪者と通話をするためのマイク及びスピーカと、玄関子機2のカメラが撮像した映像を表示するモニタと、種々の操作を行うためのタッチパネル等から成る操作手段とから成るインターホン部11と、インターホン部11を制御する親機制御部12と、インターホン線L1に接続するための玄関子機端子P1と、電力線L2に接続するためのACプラグを接続するための電源端子P2と、無線通信のためのアンテナ13とを備えている。アンテナ13は通信回路となる無線通信部14に接続され、電源端子P2は通信回路となる電力線搬送波通信部15及びインターホン親機1A内の各部品に電源を供給する電源部16に接続されている。また、無線通信部14は親機制御部12及びインターホン部11に接続され、電力線搬送波通信部15は親機制御部12及びインターホン部11に接続され、電源部16は親機制御部12に接続されている。
このような親機制御部12は、一定時間間隔で電力線L2における電力線搬送波通信の接続状況を確認する動作をし、所定の通信帯域が確保できなくなった場合には警告情報を記録する通信制御機能を有している。この警告情報を記憶するために、親機制御部12には記憶部17が接続されている。ここで、所定の通信帯域とは、例えば電力線搬送波通信で利用される周波数の2MHz〜30MHzである。この通信帯域を検出するには、例えば通信帯域の状態を電力線に発生したノイズによる通信エラーの数等により測定し、一定以上のエラーが発生すると帯域不良と判定する。したがって、電力線搬送波通信の接続状況を確認するために通信帯域を利用し、所定の通信帯域が確保できなくなった場合には警告情報を記録するので、その記録情報に基づき電力線搬送波通信が可能か否かの判断材料にすることができる。
また、親機制御部12は、記憶部17に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になった場合に、通常は電力線搬送波通信になっている通信形態を無線通信に切り替える通信制御機能を有している。この電力線搬送波通信を無線通信に切り替えるために、無線通信部14と電力線搬送波通信部15とはそれぞれ切替スイッチ18に接続され、切替スイッチ18は親機制御部12に接続されている。
センサ端末5は図3(A)に示すように、住戸内にて発生するセキュリティ異常を検出するセンサ部51と、電力線L2に接続するためのACプラグを接続するための電源端子P3と、無線通信のためのアンテナ52とを備えている。アンテナ52は通信回路となる無線通信部53に接続され、無線通信部53はセンサ制御部56に接続され、電源端子P3は通信回路となる電力線搬送波通信部54及びセンサ端末5内の各部品に電源を供給する電源部55に接続されている。また、電力線搬送波通信部54及び電源部55はセンサ制御部56に接続されている。
このセンサ制御部56は、一定時間間隔で電力線L2における電力線搬送波通信の接続状況を確認する動作をし、所定の通信帯域が確保できなくなった場合には警告情報を記録する通信制御機能を有している。この警告情報を記憶するために、センサ制御部56には記憶部57が接続されている。ここで、所定の通信帯域とは、例えば電力線搬送波通信で利用される周波数の2MHz〜30MHzである。この通信帯域を検出するには、例えば通信帯域の状態を電力線に発生したノイズによる通信エラーの数等により測定し、一定以上のエラーが発生すると帯域不良と判定する。したがって、電力線搬送波通信の接続状況を確認するために通信帯域を利用し、所定の通信帯域が確保できなくなった場合には警告情報を記録するので、その記録情報に基づき電力線搬送波通信が可能か否かの判断材料にすることができる。
また、センサ制御部56は、記憶部57に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になった場合に、通常は電力線搬送波通信になっている通信形態を無線通信に切り替える通信制御機能を有している。この電力線搬送波通信を無線通信に切り替えるために、無線通信部53と電力線搬送波通信部54とはそれぞれ切替スイッチ58に接続され、切替スイッチ58はセンサ制御部56に接続されている。
増設スピーカ4は図3(B)に示すように、センサ端末5にて検出されるセキュリティ異常を警報発報する増設スピーカ部41と、電力線L2に接続するためのACプラグを接続するための電源端子P4と、無線通信のためのアンテナ42とを備えている。アンテナ42は通信回路となる無線通信部43に接続され、電源端子P4は通信回路となる電力線搬送波通信部44及び増設スピーカ4内の各部品に電源を供給する電源部45に接続されている。また、無線通信部43は増設スピーカ制御部46及び増設スピーカ部41に接続され、電力線搬送波通信部44は増設スピーカ制御部46及び増設スピーカ部41に接続され、電源部45は増設スピーカ制御部46に接続されている。
このような増設スピーカ制御部46は、一定時間間隔で電力線L2における電力線搬送波通信の接続状況を確認する動作をし、所定の通信帯域が確保できなくなった場合には警告情報を記録する通信制御機能を有している。この警告情報を記憶するために、増設スピーカ制御部46には記憶部47が接続されている。ここで、所定の通信帯域とは、例えば電力線搬送波通信で利用される周波数の2MHz〜30MHzである。この通信帯域を検出するには、例えば通信帯域の状態を電力線に発生したノイズによる通信エラーの数等により測定し、一定以上のエラーが発生すると帯域不良と判定する。したがって、電力線搬送波通信の接続状況を確認するために通信帯域を利用し、所定の通信帯域が確保できなくなった場合には警告情報を記録するので、その記録情報に基づき電力線搬送波通信が可能か否かの判断材料にすることができる。
また、増設スピーカ制御部46は、記憶部47に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になった場合に、通常は電力線搬送波通信になっている通信形態を無線通信に切り替える通信制御機能を有している。この電力線搬送波通信を無線通信に切り替えるために、無線通信部43と電力線搬送波通信部44とはそれぞれ切替スイッチ48に接続され、切替スイッチ48は増設スピーカ制御部46に接続されている。
したがって、センサ端末5及び増設スピーカ4は何れもインターホン親機1Aと、電力線L2又は電波RW2を経由して接続されていることになる。
電気錠6は図4に示すように、玄関扉を施解錠する電気錠部61と、電力線L2に接続するためのプラグ用コードを接続するための電源端子P5と、無線通信のためのアンテナ62とを備えている。アンテナ62は通信回路となる無線通信部63に接続され、電源端子P5は通信回路となる電力線搬送波通信部64及び電気錠6内の各部品に電源を供給する電源部65に接続されている。また、無線通信部63は電気錠部61に接続され、電力線搬送波通信部64は電気錠制御部66及び電気錠部61に接続され、電源部65は電気錠制御部66に接続されている。
このような電気錠制御部66は、一定時間間隔で電力線L2における電力線搬送波通信の接続状況を確認する動作をし、所定の通信帯域が確保できなくなった場合には警告情報を記録する通信制御機能を有している。この警告情報を記憶するために、電気錠制御部66には記憶部67が接続されている。ここで、所定の通信帯域とは、例えば電力線搬送波通信で利用される周波数の2MHz〜30MHzである。この通信帯域を検出するには、例えば通信帯域の状態を電力線に発生したノイズによる通信エラーの数等により測定し、一定以上のエラーが発生すると帯域不良と判定する。したがって、電力線搬送波通信の接続状況を確認するために通信帯域を利用し、所定の通信帯域が確保できなくなった場合には警告情報を記録するので、その記録情報に基づき電力線搬送波通信が可能か否かの判断材料にすることができる。
また、電気錠制御部66は、記憶部67に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になった場合に、通常は電力線搬送波通信になっている通信形態を無線通信に切り替える通信制御機能を有している。この電力線搬送波通信を無線通信に切り替えるために、無線通信部63と電力線搬送波通信部64とはそれぞれ切替スイッチ68に接続され、切替スイッチ68は電気錠制御部66に接続されている。したがって、電気錠6とインターホン親機1Aとは、電力線L2又は電波RW3を経由して接続されていることになる。
このように構成されたインターホンシステムの動作について、以下説明する。なお、玄関子機2及びインターホン親機1A間における呼出動作、通話動作は既存のインターホンシステムと同様なので、説明を省略する。
センサ端末5は、センサ部51で住戸内に発生したセキュリティ異常を検出すると、センサ制御部56は記憶部57に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっていない場合には、切替スイッチ58を制御して電力線搬送波通信部54にセンサ部51から入力したセキュリティ異常信号を出力する。電力線搬送波通信部54は電源端子P3からセキュリティ異常信号を電力線L2を介してインターホン親機1Aに伝送する。
インターホン親機1Aは、電力線L2からのセキュリティ異常信号を電源端子P2を介して電力線搬送波通信部15で受信するので、電力線搬送波通信部15は受信したセキュリティ異常信号をインターホン部11及び親機制御部12に出力する。インターホン部11はセンサ端末5が設置されている箇所でセキュリティ異常があったことを警報発報し、親機制御部12は記憶部17に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっていない場合には、切替スイッチ18を制御して電力線搬送波通信部15にセンサ端末5からのセキュリティ異常信号を出力する。電力線搬送波通信部15は電源端子P2からセキュリティ異常信号を電力線L2を介して増設スピーカ4に伝送する。
増設スピーカ4は、電力線L2からのセキュリティ異常信号を電源端子P4を介して電力線搬送波通信部44で受信して増設スピーカ部41に出力するので、増設スピーカ部41はセンサ端末5が設置されている箇所でセキュリティ異常があったことを警報発報することができる。
また、センサ端末5がセンサ部51で住戸内に発生したセキュリティ異常を検出した際、センサ制御部56は記憶部57に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっている場合には、切替スイッチ58を制御して無線通信部53にセンサ部51から入力したセキュリティ異常信号を出力する。無線通信部53はアンテナ52からセキュリティ異常信号を電波RW1でインターホン親機1Aのアンテナ13に送信する。
インターホン親機1Aは、アンテナ13で受信したセキュリティ異常信号を無線通信部14からインターホン部11及び親機制御部12に出力する。インターホン部11はセンサ端末5が設置されている箇所でセキュリティ異常があったことを警報発報し、親機制御部12は記憶部17に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっている場合には、切替スイッチ18を制御して無線通信部14にセンサ端末5からのセキュリティ異常信号を出力する。無線通信部14はアンテナ13からセキュリティ異常信号を電波RW2で増設スピーカ4のアンテナ42に送信する。
増設スピーカ4は、アンテナ42で受信した電波RW2を無線通信部43で入力して増設スピーカ部41に出力するので、増設スピーカ部41はセンサ端末5が設置されている箇所でセキュリティ異常があったことを警報発報することができる。
このように、センサ端末5及びインターホン親機1Aの間と、増設スピーカ4及びインターホン親機1Aの間において通信エラーのない信号伝送が可能となるので、専用線を使用せずにセンサ端末5及び増設スピーカ4を後付けしても、通信エラーのないデータ通信を行うことができる。
次に、インターホン親機1Aで電気錠6を施解錠する場合には、インターホン親機1Aのインターホン部11で施解錠操作する。インターホン部11で施解錠操作すると、インターホン部11は施解錠操作信号が親機制御部12に出力される。親機制御部12は記憶部17に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっていない場合には、切替スイッチ18を制御して電力線搬送波通信部15に施解錠操作信号を出力する。電力線搬送波通信部15は電源端子P2から施解錠操作信号を電力線L2を介して電気錠6に伝送する。
電気錠6は、電力線L2からの施解錠操作信号を電源端子P5を介して電力線搬送波通信部64で受信するので、電力線搬送波通信部64は受信した施解錠操作信号を電気錠部61に出力する。電気錠部61はその施解錠操作信号に基づいた動作を行うことができる。
また、電気錠6は、電気錠部61の状態をインターホン親機1Aに知らせるために、電気錠制御部66から電気錠状態信号を出力する。この際、電気錠制御部66は記憶部67に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっていない場合には、切替スイッチ68を制御して電力線搬送波通信部64に電気錠状態信号を出力する。電力線搬送波通信部64は、電源端子P5から電気錠状態信号を電力線L2を介してインターホン親機1Aに伝送する。
インターホン親機1Aは、電力線L2からの電気錠状態信号を電源端子P2を介して電力線搬送波通信部15で受信してインターホン部11に出力するので、インターホン部11は電気錠6の状態を報知することができる。
また、インターホン親機1Aのインターホン部11で施解錠操作した際、親機制御部12は記憶部17に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっている場合には、切替スイッチ18を制御して無線通信部14に施解錠操作信号を出力する。無線通信部14はアンテナ13から施解錠操作信号を電波で電気錠6のアンテナ62に送信する。
電気錠6は、アンテナ62で受信した施解錠操作信号を無線通信部63から電気錠部61に出力するので、電気錠部61はその施解錠操作信号に基づいた動作を行うことができる。
また、電気錠6は、電気錠部61の状態をインターホン親機1Aに知らせるために、電気錠制御部66から電気錠状態信号を出力する。この際、電気錠制御部66は記憶部67に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっている場合には、切替スイッチ68を制御して無線通信部63に電気錠状態信号を出力する。無線通信部63はアンテナ62から電気錠状態信号を電波でインターホン親機1Aのアンテナ13に送信する。
インターホン親機1Aは、アンテナ13で受信した電気錠状態信号を無線通信部14からインターホン部11に出力するので、インターホン部11は電気錠6の状態を知らせることができる。
このように、電気錠6及びインターホン親機1Aの間において通信エラーのない信号伝送が可能となるので、専用線を使用せずに電気錠6を後付けしても、通信エラーのないデータ通信を行うことができる。
なお、この電気錠6は電気錠の状態を知らせる機能をもたせなくてもよく、この場合にはその通信制御機能は省略される。
また、上述したインターホンシステムにおいては図1に示すように、住戸内に設置され玄関子機2からの呼び出しに応答して通話を成立させるための増設インターホン親機1Bを電力線L2に接続して電力線搬送波通信を行うようにしてもよい。この接続方法は、インターホン親機1Aと同様に、電力線L2に設けられたコンセントに、増設インターホン親機1Bが有するACプラグを嵌め込むことでインターホン親機1Aを電力線L2に接続することが好適である。
この増設インターホン親機1Bの回路構成及び動作は図2に示すように、インターホン親機1Aと同様なので同一符号を用いて説明を省略するが、インターホン親機1Aと内線可能になっている。このように増設インターホン親機1Bがインターホン親機1Aと内線を行う際、増設インターホン親機1Bの親機制御部12は記憶部17に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっていない場合には、切替スイッチ18を制御して電力線搬送波通信部15から電力線L2を介してインターホン親機1Aに各種信号を伝送できるようにし、記憶部17に記憶された警告情報の回数が帯域不良と判定できる所定回数になっている場合には、切替スイッチ18を制御して無線通信部14からアンテナ13を介してインターホン親機1Aに各種信号を伝送できるようにすることができると共にインターホン部11から警報音を鳴動し、記憶部17で警報発生を記憶する。なお、インターホン親機1Aが増設インターホン親機1Bと内線を行う場合は、増設インターホン親機1Bがインターホン親機1Aと内線を行う場合と同様なので、説明を省略する。
このように、増設インターホン親機1B及びインターホン親機1Aの間の信号伝送に電力線及び無線通信の何れかを利用することができるので、専用線を使用せずに増設インターホン親機1Bを後付けしても、増設インターホン親機1B及びインターホン親機1A間で通信エラーのないデータ通信を行うことができる。
また、電力線L2上での電力線搬送波通信における伝送特性不良、例えば電力線に発生したノイズにより所定の通信帯域が確保できない場合には図1に示すように、電力線搬送波通信の中継動作を行なうレピータ(repeater)3を電力線L2に接続するとよい。この際、電力線L2に設けられたコンセントに、レピータ3にコードによって接続されたプラグを嵌め込むことで、レピータ3を電力線L2に接続すると、設置工事が簡易化することができる。このようにレピータ3を用いることで通信エラーのない電力線搬送波通信が可能な距離を延長することができる。なお、レピータ3は、通常、切断されている通信線と通信線とを接続して波形成形して通信エラーのない電力線搬送波通信が可能な距離を延長するのであるが、本案の場合、異なる拡散符号を用いて同一線上に複数の通信を重畳できるスペクトラム拡散通信なので、通信線を切断する必要はない。
また、無線通信においてもスペクトラム拡散通信を使用すれば、変調回路、復調回路を共用化できるので機器の回路部品を削減することができ、また、電波RW1、RW2、RW3に同一周波数を用いることができるようになる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
本発明のインターホンシステムによる最良な実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明のインターホンシステムの構成機器であるインターホン親機及び増設インターホン親機を示すブロック図である。 本発明のインターホンシステムの構成機器を示す図で、(A)はセンサ端末のブロック図、(B)は増設スピーカのブロック図である。 本発明のインターホンシステムの構成機器である電気錠を示すブロック図である。
符号の説明
1A……インターホン親機
1B……増設インターホン親機
2……玄関子機
3……レピータ
4……増設スピーカ
46……増設スピーカ制御部
5……センサ端末
56……センサ制御部
L……電力線
RW1、RW2、RW3……電波

Claims (6)

  1. 玄関に設置される玄関子機(2)と、住戸内に設置され前記玄関子機からの呼び出しを報知し、前記呼び出しに応答して通話を成立させるためのインターホン親機(1A)と、前記住戸内にて発生するセキュリティ異常を検出するためのセンサ端末(5)と、前記玄関子機からの呼び出しを報知するとともに、前記センサ端末にて検出されるセキュリティ異常を警報発報するための増設スピーカ(4)とを備え、
    前記増設スピーカは、電力線(L2)を経由して前記インターホン親機に接続され、前記インターホン親機との間で電力線搬送波通信を行うことを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記電力線には、玄関扉を施解錠するための電気錠(6)が接続され、
    前記電気錠は、前記電力線を経由して前記インターホン親機との間で電力線搬送波通信を行うことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記電力線を経由して前記インターホン親機及び前記増設親機スピーカの間、前記インターホン親機及び前記電気錠の間の何れかで電力線上での伝送特性不良により規定の通信帯域が確保できない場合に電力線搬送波通信の中継動作を行なうレピータ(3)を前記電力線に接続することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインターホンシステム。
  4. 前記インターホン親機および前記増設スピーカおよび前記電気錠システムは一定時間間隔で、前記電力線搬送波通信の接続状況を確認する動作をし、所定の帯域が確保できなくなった場合には各々で警告動作及び警告動作の保持記録を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載のインターホンシステム。
  5. 玄関に設置される玄関子機(2)と、住戸内に設置され前記玄関子機からの呼び出しを報知し、前記呼び出しに応答して通話を成立させるためのインターホン親機(1A)と、前記住戸内に設置され前記玄関子機からの呼び出しを報知し、前記呼び出しに応答して通話を成立させるための増設インターホン親機(1B)とを備え、
    前記増設インターホン親機は、電力線(L2)を経由して前記インターホン親機に接続され、前記インターホン親機との間で電力線搬送波通信及び無線通信の何れかによって行なうことを特徴とするインターホンシステム。
  6. 前記電力線には、前記住戸内にて発生するセキュリティ異常を検出するためのセンサ端末(5)が接続され、前記センサ端末及び前記インターホン親機との間で電力線搬送波通信及び無線通信の何れかによって行なうことを特徴とする請求項5記載のインターホンシステム。
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