JP2007028270A - 電力線通信システム並びにそれに用いる中継装置及び電力線通信用モデム - Google Patents
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Abstract
【課題】 発振等の不具合を生じることなく所定の通信品質を確保することができ、しかも構成が簡単であり低コスト化を図ることができる電力線通信システムを提供する。
【解決手段】 電力線2を利用して通信を行う通信装置3と電力線2との間に電力線通信用モデム1が配設されており、複数の電力線通信用モデム1間に前記電力線2を介して接続された中継装置6が設けられた電力線通信システム。前記中継装置6は、前記電力線2からの入力信号の周波数を変換する周波数変換回路7と、この周波数変換回路7の出力信号を増幅する高周波増幅器11とを備えている。前記高周波増幅器11の出力信号が前記電力線2に戻るよう構成されており、且つ前記高周波増幅器11の出力信号が当該高周波増幅器11の入力側に戻るのを阻止するフィルタ8が配設されている
【選択図】 図2
【解決手段】 電力線2を利用して通信を行う通信装置3と電力線2との間に電力線通信用モデム1が配設されており、複数の電力線通信用モデム1間に前記電力線2を介して接続された中継装置6が設けられた電力線通信システム。前記中継装置6は、前記電力線2からの入力信号の周波数を変換する周波数変換回路7と、この周波数変換回路7の出力信号を増幅する高周波増幅器11とを備えている。前記高周波増幅器11の出力信号が前記電力線2に戻るよう構成されており、且つ前記高周波増幅器11の出力信号が当該高周波増幅器11の入力側に戻るのを阻止するフィルタ8が配設されている
【選択図】 図2
Description
本発明は電力線通信システム並びにそれに用いる中継装置及び電力線通信用モデムに関する。さらに詳しくは、電力線を利用して通信を行う電力線通信システム並びにそれに用いる中継装置及び電力線通信用モデムに関する。
電力線通信(Power Line Communication)は、屋外配線や屋内電灯線等の電力を供給するために配設されている電力線を利用して情報を伝送するものであり、通信線路を新たに敷設する必要がなく通信料金の低コスト化が可能であるため、近年、インターネットアクセス用や家庭内のホームネットワークを構築するための通信手段として注目されつつある。
かかる電力線通信において、パソコン等の情報処理装置や、通信機能を有する電気機器等の通信装置は、一般に電力線通信用モデムを介して電力線に接続されるが、当該電力線を介して互いに隣接する2台の電力線通信用モデムが離れて設置されている場合、両モデム間で通信を行おうとすると、電力線伝播中の信号の減衰や、電力線に重畳されるノイズによって充分な通信品質や通信速度が得られない場合がある。
そこで、互いに離れている両モデム間の適切な位置に別の電力線通信用モデムを設置して通信品質を確保することが考えられる。
そこで、互いに離れている両モデム間の適切な位置に別の電力線通信用モデムを設置して通信品質を確保することが考えられる。
しかしながら、電力線通信用モデムは、通常、変調と復調を行うための受信回路や送信回路等を備えており、単に信号を中継するというリピータ装置として使用するには、余分な機能が付加されている分だけ高価なものになっていた。
一方、高周波信号を直接増幅する高周波中継装置を設置することも考えられるが、入力〜出力間の回り込みによって、発振してしまうという問題がある。
一方、高周波信号を直接増幅する高周波中継装置を設置することも考えられるが、入力〜出力間の回り込みによって、発振してしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、発振等の不具合を生じることなく所定の通信品質を確保することができ、しかも構成が簡単であり低コスト化を図ることができる電力線通信システム並びにそれに用いる中継装置及び電力線通信用モデムを提供することを目的としている。
本発明の電力線通信システムは、電力線を利用して通信を行う通信装置と電力線との間に電力線通信用モデムが配設されており、複数の電力線通信用モデム間に前記電力線を介して接続された中継装置が設けられた電力線通信システムであって、
前記中継装置が、前記電力線からの入力信号の周波数を変換する周波数変換回路と、この周波数変換回路の出力信号を増幅する高周波増幅器とを備えており、
前記高周波増幅器の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記高周波増幅器の出力信号が当該高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴としている(請求項1)。
前記中継装置が、前記電力線からの入力信号の周波数を変換する周波数変換回路と、この周波数変換回路の出力信号を増幅する高周波増幅器とを備えており、
前記高周波増幅器の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記高周波増幅器の出力信号が当該高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴としている(請求項1)。
また、前記中継装置が、前記電力線からの入力信号を増幅する高周波増幅器と、この高周波増幅器の出力信号の周波数を変換する周波数変換回路とを備えており、
前記周波数変換回路の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記周波数変換回路の出力信号が前記高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴としている(請求項2)。
前記周波数変換回路の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記周波数変換回路の出力信号が前記高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴としている(請求項2)。
本発明の電力線通信システムでは、中継装置の周波数変換回路を用いて入力〜出力間で信号の周波数をシフトさせ、さらに前記高周波増幅器の出力信号が当該高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタ(請求項1)、又は前記周波数変換回路の出力信号が前記高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタ(請求項2)を設けて必要でない周波数の信号が高周波増幅器に入力するのを排除しているので、回り込み発振を阻止することができる。また、送受信回路が不要であり、周波数変換回路、高周波増幅器及びフィルタのみで中継装置を構成することができるため、構成を簡単にして低コスト化を図ることができる。
また、前記周波数変換回路の出力のうち、電力線に戻されるべき周波数以外の周波数を有する信号の通過を阻止するフィルタが配設されているのが好ましい。この場合、前記フィルタによって、不要な周波数の信号を除去して所望の周波数の信号だけを前記電力線に戻すことができる。その結果、システムに不要な周波数の信号が流れるのを防ぐことができる。
本発明の中継装置は、電力線を利用して通信を行う通信装置と電力線との間に電力線通信用モデムが配設されている電力線通信システムにおいて前記電力線を介して接続された複数の電力線通信用モデム間に設けられる中継装置であって、
前記電力線からの入力信号の周波数を変換する周波数変換回路と、この周波数変換回路の出力信号を増幅する高周波増幅器とを備えており、
前記高周波増幅器の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記高周波増幅器の出力信号が当該高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴としている(請求項4)。
前記電力線からの入力信号の周波数を変換する周波数変換回路と、この周波数変換回路の出力信号を増幅する高周波増幅器とを備えており、
前記高周波増幅器の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記高周波増幅器の出力信号が当該高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴としている(請求項4)。
また、前記電力線からの入力信号を増幅する高周波増幅器と、この高周波増幅器の出力信号の周波数を変換する周波数変換回路とを備えており、
前記周波数変換回路の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記周波数変換回路の出力信号が前記高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴としている(請求項5)。
前記周波数変換回路の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記周波数変換回路の出力信号が前記高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴としている(請求項5)。
本発明の中継装置は、周波数変換回路を用いて入力〜出力間で信号の周波数をシフトさせ、さらに前記高周波増幅器の出力信号が当該高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタ(請求項4)、又は前記周波数変換回路の出力信号が前記高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタ(請求項5)を設けて必要でない周波数の信号を除去しているので、回り込み発振を阻止することができる。また、送受信回路が不要であり、周波数変換回路、高周波増幅器及びフィルタのみで中継装置を構成することができるため、構成を簡単にして低コスト化を図ることができる。
また、前記周波数変換回路の出力のうち、電力線に戻されるべき周波数以外の周波数を有する信号の通過を阻止するフィルタが配設されているのが好ましい。この場合、前記フィルタによって、不要な周波数の信号を除去して所望の周波数の信号だけを前記電力線に戻すことができる。その結果、システムに不要な周波数の信号が流れるのを防ぐことができる。
さらに、本発明の電力線を利用して通信を行う通信装置と電力線との間に電力線通信用モデムが配設されている電力線通信システムにおいて前述した中継装置とともに用いられる電力線通信用モデムであって、
受信回路及び送信回路とともに、入力信号の周波数を変換する周波数変換回路を備えることを特徴としている。
受信回路及び送信回路とともに、入力信号の周波数を変換する周波数変換回路を備えることを特徴としている。
本発明の電力線通信用モデムは、中継装置によって周波数が変換(例えば、f1からf2に変換)された信号を元の周波数に変換することができ、これにより当該電力線通信用モデムの受信回路及び送信回路として前記中継装置の上流側の電力線通信用モデムと同じ仕様のものを用いることができる。換言すれば、システム中の電力線通信用モデムにおいて同一仕様の受信回路及び送信回路を採用することができ、全体としてコストダウンを図ることができる。
本発明の電力線通信システム並びにそれに用いる中継装置及び電力線通信用モデムによれば、発振等の不具合を生じることなく所定の通信品質を確保することができ、しかも構成が簡単であり低コスト化を図ることができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の電力線通信システム並びにそれに用いる中継装置及び電力線通信用モデムの実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の電力線通信システムの構成を模式的に示す図である。図示された電力線通信システムは、電力線通信用モデム1a、1bと、この電力線通信用モデム1a、1bを介して電力線2に接続される、通信装置であるパソコン3と、通信信号を電力線2に重畳するためのカップリングユニット4とで主に構成されている。電力線通信用モデム1a、1bとパソコン3との間は、USB(Universal Serial Bus)等の情報通信用のケーブル5を介して接続されている。前記通信装置としては、パソコン3以外にも、通信機能を有する電気機器(例えば、テレビ、冷蔵庫、エアコン等)やその他の情報家電と称されるもの、並びに携帯情報端末(携帯電話を含む)、インターフォン等を用いることができる。
図1は本発明の電力線通信システムの構成を模式的に示す図である。図示された電力線通信システムは、電力線通信用モデム1a、1bと、この電力線通信用モデム1a、1bを介して電力線2に接続される、通信装置であるパソコン3と、通信信号を電力線2に重畳するためのカップリングユニット4とで主に構成されている。電力線通信用モデム1a、1bとパソコン3との間は、USB(Universal Serial Bus)等の情報通信用のケーブル5を介して接続されている。前記通信装置としては、パソコン3以外にも、通信機能を有する電気機器(例えば、テレビ、冷蔵庫、エアコン等)やその他の情報家電と称されるもの、並びに携帯情報端末(携帯電話を含む)、インターフォン等を用いることができる。
電力線通信用モデム1aと電力線通信用モデム1bとの間は、数百メートル以上離れている場合があり、このままでは充分な通信品質や通信速度が得られない惧れがあることから、本実施の形態では所定の通信品質を確保するために前記両モデム1a、1b間に中継装置6が配置されている。
この中継装置6は、図2に示されるように、ミキサー12及び局部発振器13を含んでおり、入力信号の周波数を変換する周波数変換回路7と、高周波増幅器11とを備えている。また、前記周波数変換回路7の入力側(上流側)及び前記高周波増幅器11の出力側(下流側)には、それぞれフィルタ8及びフィルタ9が配設されている。具体的には、入力側から前記フィルタ8、周波数変換回路7、高周波増幅器11及びフィルタ9がこの順に接続されており、フィルタ9からの出力が前記フィルタ8とカップリングユニット4との間の帰還点10に戻るように、全体としてループ状に配線されている。この帰還点10を考慮すると、前記フィルタ8の位置は、より正確には高周波増幅器の出力信号が前記周波数変換回路の上流側配線に帰還される帰還点10より下流側であって、前記周波数変換回路7の上流側である。なお、図示していないが、前記中継装置6は、前記周波数変換回路7や高周波増幅器11等を駆動させるために、AC/DC変換機能を有する電源回路を備えている。
電力線2からカップリングユニット4を通して入力された信号(周波数f1)は、フィルタ8を通過後、周波数変換回路7によって周波数変換がなされ、ついで高周波増幅器11により増幅される。そして、フィルタ9により、前記周波数変換回路7で生成された2種の周波数成分(f1+Loとf1−Lo)のうち一方だけを通過させ(周波数f2)、前記カップリングユニット4を通して電力線2に帰還させる。
本実施の形態の電力線通信システムでは、中継装置6の周波数変換回路7を用いて入力〜出力間で信号の周波数をシフトさせ、前記帰還点10より下流側であって、前記周波数変換回路7の上流側に、f1を通過させて他の通過を阻止するフィルタ8を設けて周波数変換後の信号(周波数f2)が高周波増幅器に入力するのを排除しているので、回り込み発振を阻止することができる。また、送受信回路が不要であり、周波数変換回路、高周波増幅器及びフィルタのみで中継装置を構成することができるため、構成を簡単にして低コスト化を図ることができる。また、本実施の形態では、高周波増幅器11の下流側であって、前記帰還点10より上流側に、f2を通過させて他の通過を阻止するフィルタ9が配設されているので、不要な周波数の信号を除去して所望の周波数(f2)の信号だけを前記点10に帰還させることができる。その結果、システムに不要な周波数の信号が流れるのを防ぐことができる。
周波数の変換は、この種システムにおいて使用可能な周波数帯域(例えば、2〜34MHz)内において適宜行うことができる。具体的には、前記周波数帯域はシステムの規模等に応じて10MHz単位に3つの帯域に分けたり、又は5MHz単位に6つの帯域に分けたりすることができるが、このような単位周波数帯域内の特定の周波数間で変換をすることができる。この場合、通信品質を高めるために、互いに隣接していない単位周波数帯域間(例えば、前記使用可能な周波数帯域において両端に設定された単位周波数帯域間)で周波数変換するのが好ましい。
なお、図1に示される例では、周波数変換回路7の下流側に高周波増幅器11を配置しているが、逆の順序に配置してもよい。また、フィルタ9は、周波数変換回路7の下流側であって高周波増幅器11の上流側に配設してもよい。
さらに、図1に示される例では、2台の電力線通信用モデム間に1台の中継装置が配設されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、両モデム間の距離がかなり大きい場合等においては、2台以上の中継装置を配設することもできる。この場合周波数の変換は、前述した使用可能な周波数帯域内で適宜行うことができ、例えば2台の電力線通信用モデム間に2台の中継装置を配設する場合、1台目の電力線通信用モデムからの信号の周波数をf1とし、1台目の中継装置からの出力信号の周波数をf2とすると、2台目の中継装置からの出力信号の周波数は元の周波数f1としてもよいし、また別の周波数f3としてもよく、システムの周波数プランに応じて適宜設定することができる。
本発明においては、前述した周波数変換機能を有する中継装置6とともに、受信回路及び送信回路、並びに入力信号の周波数を変換する周波数変換回路を備える電力線通信用モデムを用いることができる。例えば、図1における電力線通信用モデム1bとして、かかる周波数変換回路を備える電力線通信用モデムを用いることができる。この場合、中継装置6によって周波数が変換(例えば、f1からf2に変換)された信号を元の周波数に変換することができ、これにより当該電力線通信用モデムの受信回路及び送信回路として前記中継装置6の上流側の電力線通信用モデム(図1における電力線通信用モデム1a)と同じ仕様のものを用いることができる。換言すれば、システム中の電力線通信用モデムにおいて同一仕様の受信回路及び送信回路を採用することができ、全体としてコストダウンを図ることができる。
1電力線通信用モデム
2電力線
3パソコン(通信装置)
6中継装置
7周波数変換回路
8、9フィルタ
10注入点
11高周波増幅器
2電力線
3パソコン(通信装置)
6中継装置
7周波数変換回路
8、9フィルタ
10注入点
11高周波増幅器
Claims (7)
- 電力線を利用して通信を行う通信装置と電力線との間に電力線通信用モデムが配設されており、複数の電力線通信用モデム間に前記電力線を介して接続された中継装置が設けられた電力線通信システムであって、
前記中継装置が、前記電力線からの入力信号の周波数を変換する周波数変換回路と、この周波数変換回路の出力信号を増幅する高周波増幅器とを備えており、
前記高周波増幅器の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記高周波増幅器の出力信号が当該高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴とする電力線通信システム。 - 電力線を利用して通信を行う通信装置と電力線との間に電力線通信用モデムが配設されており、複数の電力線通信用モデム間に前記電力線を介して接続された中継装置が設けられた電力線通信システムであって、
前記中継装置が、前記電力線からの入力信号を増幅する高周波増幅器と、この高周波増幅器の出力信号の周波数を変換する周波数変換回路とを備えており、
前記周波数変換回路の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記周波数変換回路の出力信号が前記高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴とする電力線通信システム。 - 前記周波数変換回路の出力のうち、電力線に戻されるべき周波数以外の周波数を有する信号の通過を阻止するフィルタが配設されている請求項1又は2に記載の電力線通信システム。
- 電力線を利用して通信を行う通信装置と電力線との間に電力線通信用モデムが配設されている電力線通信システムにおいて前記電力線を介して接続された複数の電力線通信用モデム間に設けられる中継装置であって、
前記電力線からの入力信号の周波数を変換する周波数変換回路と、この周波数変換回路の出力信号を増幅する高周波増幅器とを備えており、
前記高周波増幅器の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記高周波増幅器の出力信号が当該高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴とする中継装置。 - 電力線を利用して通信を行う通信装置と電力線との間に電力線通信用モデムが配設されている電力線通信システムにおいて前記電力線を介して接続された複数の電力線通信用モデム間に設けられる中継装置であって、
前記電力線からの入力信号を増幅する高周波増幅器と、この高周波増幅器の出力信号の周波数を変換する周波数変換回路とを備えており、
前記周波数変換回路の出力信号が前記電力線に戻るよう構成されており、且つ
前記周波数変換回路の出力信号が前記高周波増幅器の入力側に戻るのを阻止するフィルタが配設されていることを特徴とする中継装置。 - 前記周波数変換回路の出力のうち、電力線に戻されるべき周波数以外の周波数を有する信号の通過を阻止するフィルタが配設されている請求項4又は5に記載の中継装置。
- 電力線を利用して通信を行う通信装置と電力線との間に電力線通信用モデムが配設されている電力線通信システムにおいて請求項4〜6のいずれかに記載の中継装置とともに用いられる電力線通信用モデムであって、
受信回路及び送信回路とともに、入力信号の周波数を変換する周波数変換回路を備えることを特徴とする電力線通信用モデム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005208389A JP2007028270A (ja) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | 電力線通信システム並びにそれに用いる中継装置及び電力線通信用モデム |
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JP2005208389A JP2007028270A (ja) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | 電力線通信システム並びにそれに用いる中継装置及び電力線通信用モデム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2007028270A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236665A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Aiphone Co Ltd | インターホンシステム |
WO2009000947A1 (es) * | 2007-06-25 | 2008-12-31 | Diseño De Sistemas En Silicio, S.A. | Repetidor de señal de un solo puerto |
JP2010171578A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | 電力線搬送通信システム及び電力線搬送通信装置 |
JP2010171579A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | 電力線搬送通信システム |
-
2005
- 2005-07-19 JP JP2005208389A patent/JP2007028270A/ja active Pending
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