JP2013128191A - インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】未接続や誤結線以外の配線状態も確認可能とする。
【解決手段】親機制御部10は、伝送処理部11で受信したテスト信号の受信レベル(信号電圧)を検出して信号の減衰度合(減衰量)を推定し、減衰量の推定結果に基づいて信号線4の配線状態を判定する。さらに、親機制御部10は、テスト信号(テストデータ)に含まれる誤り検出符号を用いて伝送誤り(伝送エラー)の有無及び頻度を検出して信号線4の配線状態を判定する。例えば、伝送誤りの発生頻度が高ければ、信号線4の結線が不完全であると判定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターホンシステムに関する。
従来、住戸内に設置されるインターホン親機と、住戸の外玄関に設置されるカメラ付きのインターホン子機とで構成されるインターホンシステムが提供されている。このインターホンシステムは、インターホン親機とインターホン子機が信号線で接続され、両機の間で信号線を介して音声信号を授受するとともにインターホン子機からインターホン親機へカメラ映像(映像信号)を伝送している。そして、インターホン子機から伝送されるカメラ映像がインターホン親機の表示デバイス(液晶ディスプレイなど)に表示されるので、住戸の住人は、表示デバイスに映った来訪者の姿を見ながら当該来訪者とインターホン通話することができる。
ここで、上述のようなインターホンシステムにおいては、施工終了後にインターホン親機とインターホン子機の配線が正しく行われていることを確認する必要がある。例えば、特許文献1には、子機との配線状態を確認するため、親機が子機を通話状態に制御し、そのときの信号線の電圧変化を検知し、一定以上の電圧降下が確認できなかった場合に、信号線の配線に不備があると判断して報知するようにしたインターホンシステム(ナースコールインターホンシステム)が記載されている。
特開2002−261953号公報
特許文献1記載の従来例では、信号線の電圧降下に基づいて配線状態を確認しているため、例えば、信号線がインターホン子機に接続されていない状態(未接続状態)や、信号線が誤った端子に接続されている状態(誤結線)を検出することはできる。しかしながら、信号線の不完全な結線による信号の減衰などを検知することは、特許文献1記載の従来例ではできない。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、未接続や誤結線以外の配線状態、すなわち、信号線の結線が傍目から一見してしっかり結線済みであるように見えても、実は接触不良などで導通したり導通しなかったりというような不完全な結線状態である場合も、確認可能とすることを目的とする。
本発明のインターホンシステムは、信号線で接続された親機と子機の間で音声及び映像を伝送してなるインターホンシステムであって、前記親機又は子機の一方は、前記信号線を介してテスト信号を伝送するテスト信号伝送手段を備え、前記親機又は子機の他方は、前記テスト信号を受信したときに得られる受信信号の減衰度と、当該テスト信号を受信したときに得られる伝送誤りの有無と、当該伝送誤りの発生頻度との少なくとも一つに基づいて前記信号線の配線状態を判定する判定手段を備え、前記テスト信号伝送手段は、音声及び映像の伝送に用いられる伝送周波数帯域の最高及び最低の周波数で前記テスト信号を送信することを特徴とする。
このインターホンシステムにおいて、前記親機又は子機の少なくとも何れか一方は、前記判定手段による判定結果を音又は光の少なくとも何れか一方により報知する報知手段を備えることが好ましい。
このインターホンシステムにおいて、前記判定手段は、判定結果に基づいて前記信号線の配線状態に不備が有る原因を推定するとともに当該推定結果を前記報知手段に報知させることが好ましい。
本発明のインターホンシステムは、未接続や誤結線以外の配線状態も確認可能とすることができるという効果がある。
本発明の実施形態を示すシステム構成図である。 同上における時分割多重伝送の説明図である。 同上のインターホン通話時のシーケンス図である。 同上の信号線の配線状態をテストする際のシーケンス図である。
以下、本発明の技術思想を戸建住宅向けのインターホンシステムに適用した実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。但し、本発明の技術思想が適用可能なインターホンシステムは戸建住宅向けのものに限定されず、例えば、集合住宅向けのインターホンシステムにも適用可能である。
本実施形態のインターホンシステムは、図1に示すようにインターホン親機(以下、親機と略す。)1と、インターホン子機(以下、子機と略す。)3とが信号線4で接続されて構成されている。親機1は住戸内に設置され、子機3は住戸の外(例えば、外玄関)に設置される。
子機3は、子機制御部30、伝送処理部31、マイクロホン32、スピーカ33、A/D変換器34、D/A変換器35、撮像部36、操作入力受付部37などを備える。マイクロホン32で集音される音声が電気信号(音声信号)に変換され、マイクロホン32から出力されるアナログの音声信号(送話音声信号)がA/D変換器34でディジタルの音声信号(送話音声データ)に変換されて伝送処理部31に出力される。また、伝送処理部31から出力されるディジタルの音声信号(受話音声データ)がD/A変換器35でアナログの音声信号(受話音声信号)に変換される。D/A変換器35から出力されるアナログの受話音声信号はスピーカ33に入力され、スピーカ33から音声(受話音声)が鳴動される。
撮像部36は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子やレンズ、映像信号処理回路などで構成される。映像信号処理回路は、例えば、固体撮像素子の出力信号からYUVフォーマットのディジタル映像信号を生成して伝送処理部31に出力する。
子機制御部30は、CPUやメモリなどのハードウェアと、CPUで実行される種々のプログラム(ソフトウェア)とで構成される。操作入力受付部37は、複数の押釦スイッチ(図示せず)を有し、各押釦スイッチが押操作されることで各々の押釦スイッチに対応した操作入力を受け付けるとともに、各操作入力に応じた操作信号を子機制御部30に出力する。例えば、子機3のハウジング前面に呼出釦(図示せず)が設けられており、この呼出釦が来訪者によって押操作されると、操作入力受付部37の呼出用の押釦スイッチが押操作され、操作入力受付部37から呼出の操作信号が出力される。子機制御部30では、操作入力受付部37から操作信号が入力されると、それぞれの操作信号に応じた処理(後述する)を実行する。
伝送処理部31は、親機1の伝送処理部11との間で音声信号及び映像信号を時分割多重伝送するものである。つまり、伝送処理部31は、音声データを変調してなる音声伝送信号と映像データを変調してなる映像伝送信号を、親機1の伝送処理部11から送信される一定周期Tcの同期信号(同期ビーコン)SBで規定された別々のタイムスロットに格納して伝送する(図2参照)。なお、子機3を構成する各部の動作電源は、親機1から信号線4に重畳して供給される。
一方、親機1は、親機制御部10、伝送処理部11、通話処理部12、映像処理部13、マイクロホン14、スピーカ15、A/D変換器16、D/A変換器17、表示部18、操作入力受付部19などを備える。マイクロホン14で集音される音声が電気信号(音声信号)に変換され、マイクロホン14から出力されるアナログの音声信号(送話音声信号)がA/D変換器16でディジタルの音声信号(送話音声データ)に変換されて通話処理部12に入力される。また、通話処理部12から出力されるディジタルの音声信号(受話音声データ)がD/A変換器17でアナログの音声信号(受話音声信号)に変換される。D/A変換器17から出力されるアナログの受話音声信号はスピーカ15に入力され、スピーカ15から音声(受話音声)が鳴動される。
通話処理部12は、音声スイッチやエコーキャンセラなどを具備し、伝送処理部11から入力される受話音声信号及びA/D変換器16から入力される送話音声信号を信号処理することでハウリングやエコーを抑制して良好なハンズフリー通話を実現するものである。なお、通話処理部12で処理された送話音声信号が伝送処理部11に出力される。
表示部18は液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示デバイスと、表示デバイスを駆動して映像を表示させる駆動回路とを有する(何れも図示せず)。映像処理部13は、伝送処理部11から出力される映像信号(映像データ)から元の映像を再構成し、再構成した映像を表示部18に表示させる。
親機制御部10は、CPUやメモリなどのハードウェアと、CPUで実行される種々のプログラム(ソフトウェア)とで構成される。操作入力受付部19は、タッチパネルや押釦スイッチなどの入力デバイスを有し、入力デバイスが操作されることで種々の操作入力を受け付けるとともに、それぞれの操作入力に応じた操作信号を親機制御部10に出力する。例えば、親機1のハウジング前面に応答釦(図示せず)が設けられており、この応答釦が押操作されると、操作入力受付部19で操作入力が受け付けられて応答の操作信号が出力される。親機制御部10では、操作入力受付部19から操作信号が入力されると、それぞれの操作信号に応じた処理(後述する)を実行する。
伝送処理部11は、子機3の伝送処理部31との間で音声信号を時分割多重伝送するとともに、子機3の伝送処理部31から時分割多重伝送される映像信号を受信するものである。つまり、伝送処理部11は、信号線4を介して同期信号を送信するとともに、音声データ(送話音声データ)を変調してなる音声伝送信号をタイムスロットに格納して伝送する。さらに、伝送処理部11はそれぞれがタイムスロットに格納されて子機3から伝送される音声伝送信号と映像伝送信号を受信し、それぞれ受話音声データ及び映像データに復調して通話処理部12及び映像処理部13に出力する。
ここで、伝送処理部11では信号線4に直流電圧を重畳することで子機3に動作電源を供給している。但し、伝送処理部11は、非通話状態(待ち受け状態)では子機制御部30及び伝送処理部31のみが動作可能な程度の低い電圧しか供給せず、呼出信号(後述する)を受け取った後に子機3全体が動作可能な高い電圧を供給する。
次に、図3のシーケンス図を参照して、インターホン通話時の親機1及び子機3の動作を説明する。
まず、待ち受け状態において子機3の呼出釦が来訪者に押操作されると、操作入力受付部37が呼出の操作入力を受け付けて子機制御部30に操作信号を出力する。当該操作信号を受け取った子機制御部30は、伝送処理部31から信号線4を介して呼出信号を送信させる。なお、呼出信号は、親機1から信号線4に重畳されている直流電圧を伝送処理部31が変化させることで送信される。
伝送処理部11で呼出信号が受信されると、親機制御部10は通話処理部12を介してスピーカ15から呼出音を鳴動させる。さらに親機制御部10は、伝送処理部11に指示して同期信号を送信させるとともに、動作電源(子機3全体が動作可能な高い電圧)の供給を開始する。
子機3では、親機1から動作電源が供給されると撮像部36が撮像を開始し、撮像部36から出力される映像信号が伝送処理部31から時分割多重伝送される。
親機1では、子機3から時分割多重伝送される映像信号を伝送処理部11で受信し、当該映像信号から映像処理部13によって再構成された映像が表示部18の表示デバイスに表示される。そして、親機1の応答釦が住人に押操作されると、操作入力受付部19が応答の操作入力を受け付けて親機制御部10に操作信号を出力する。当該操作信号を受け取った親機制御部10が通話処理部12を起動し、マイクロホン14から出力される音声信号(送話音声信号)が伝送処理部11から時分割多重伝送される。
一方、子機3においては、親機1から時分割多重伝送される音声信号(受話音声信号)が伝送処理部31からD/A変換器35を経てスピーカ33より受話音声として鳴動される。さらに、子機3においてもマイクロホン32から出力される音声信号(送話音声信号)及び撮像部36から出力される映像信号が伝送処理部31から時分割多重伝送される。このようにして親機1と子機3の間で音声が相互に伝送されるとともに子機3から親機1に映像が伝送され、住人と来訪者がそれぞれ親機1と子機3を用いてインターホン通話することができる。
そして、インターホン通話中に親機1の応答釦が押操作され、操作入力受付部19から親機制御部10に操作信号が出力されると、親機制御部10は伝送処理部11に指示して同期信号の送信と動作電源の供給を停止させる。その結果、子機3が待ち受け状態に戻ってインターホン通話が終了する。但し、応答釦が押操作されない場合であっても、通話開始から所定時間(例えば、数分)が経過した時点で、親機制御部10が伝送処理部11に指示して同期信号の送信と動作電源の供給を停止させる。
次に、施工後に信号線4の配線状態を確認する作業(配線確認テスト)について、図4のシーケンス図を参照して説明する。
信号線4の配線(親機1及び子機3と信号線4の結線)が終了した後、施工者によって親機1のテスト釦(図示せず)が操作されると、操作入力受付部19がテスト開始の操作入力を受け付けて親機制御部10に操作信号を出力する。当該操作信号を受け取った親機制御部10は、伝送処理部11に指示して同期信号を送信させるとともに動作電源の供給を開始する。但し、伝送処理部11から供給される動作電源の電圧は、待ち受け状態のときの動作電源電圧よりも高く且つインターホン通話時の動作電源電圧よりは低い電圧(以下、「テスト用電源電圧」と呼ぶ。)に設定されている。
子機3においては、信号線4に重畳される動作電源電圧がテスト用電源電圧に変化すると、子機制御部30がテストモードに移行し、伝送処理部31に指示してテスト信号を時分割多重伝送させる。
親機1では、伝送処理部11で受信するテスト信号の受信状況に基づき、親機制御部10が信号線4の配線状態を判定する。例えば、テスト用電源電圧の供給開始から所定時間内に伝送処理部11でテスト信号を受信しない場合、親機制御部10は信号線4が正常に結線されていない状態(未接続状態)と判定とする。また、親機制御部10は、伝送処理部11で受信したテスト信号の受信レベル(信号電圧)を検出して信号の減衰度合(減衰量)を推定し、減衰量の推定結果に基づいて信号線4の配線状態を判定する。又は、親機制御部10は、テスト信号(テストデータ)に含まれる誤り検出符号を用いて伝送誤り(伝送エラー)の有無及び頻度(いわゆるビットエラーレート)を検出して信号線4の配線状態を判定する。例えば、伝送誤りの発生頻度が高ければ、信号線4の結線が傍目から一見してしっかり結線済みであるように見えても、接触不良などで、不完全であると判定される。ここで、上述した減衰度合(減衰量)を推定する方法と、上述した伝送誤り(伝送エラー)の有無だけを判定する方法と、上述した伝送誤り(伝送エラー)の発生頻度を所定の閾値と比較して当該閾値よりも高ければ異常だと判定する方法という3つの方法のうち、2つ以上の方法を、順不同で適宜組み合わせてもよい。
親機1では、伝送処理部11で受信するテスト信号の受信状況に基づき、親機制御部10が信号線4の配線状態を判定する。例えば、テスト用電源電圧の供給開始から所定時間内に伝送処理部11でテスト信号を受信しない場合、親機制御部10は信号線4が正常に結線されていない状態(未接続状態)と判定とする。また、親機制御部10は、伝送処理部11で受信したテスト信号の受信レベル(信号電圧)を検出して信号の減衰度合(減衰量)を推定し、減衰量の推定結果に基づいて信号線4の配線状態を判定する。さらに、親機制御部10は、テスト信号(テストデータ)に含まれる誤り検出符号を用いて伝送誤り(伝送エラー)の有無及び頻度を検出して信号線4の配線状態を判定する。例えば、伝送誤りの発生頻度が高ければ、信号線4の結線が不完全であると判定される。
親機制御部10は、配線状態の判定結果をスピーカ15から音(ブザー音あるいは音声メッセージ)で報知するとともに表示部18の表示デバイスに表示させる。さらに親機制御部10は、判定結果を報知するための音(例えば、音声メッセージ)を生成して伝送処理部11から時分割多重伝送させる。そして、子機3においても、伝送処理部31で受信する音声信号がスピーカ33から鳴動されることにより、親機1による信号線4の配線状態の判定結果が報知される。
ところで、伝送処理部11,31では音声伝送信号の伝送周波数帯域(周波数チャネル)よりも高い伝送周波数帯域(周波数チャネル)で映像伝送信号を伝送している。一方、信号線4における伝送信号の減衰量は周波数チャネル毎に異なる。例えば、最も低い周波数チャネルのテスト信号の伝送誤りについては正常と判断されても、最も高い周波数チャネルのテスト信号の伝送誤りについては正常と判断されない場合がある。そこで本実施形態では、音声伝送信号の周波数チャネル(最低周波数)と映像伝送信号の周波数チャネル(最高周波数)のそれぞれの周波数チャネルのテスト信号を時分割多重伝送することにより、各周波数チャネル毎に信号線4の配線状態を判定するようにしている。
而して、本実施形態では、テスト信号伝送手段(子機制御部30及び伝送処理部31)から音声及び映像の伝送に用いられる周波数チャネル(伝送周波数帯域)の最高及び最低の周波数でテスト信号が送信されるため、未接続や誤結線以外の配線状態も確認可能となる。
但し、本実施形態では子機3からテスト信号を送信し、配線状態の判定を親機制御部10で行っているが、親機1からテスト信号を送信し、子機制御部30で配線状態の判定を行うことも可能である。また、親機制御部10が配線状態の判定に用いる判定基準、例えば、伝送信号の減衰量のしきい値や伝送信号の信号レベルのしきい値などは、親機制御部10のメモリに格納されている。そこで、親機1の操作入力受付部19で受け付ける操作入力により、親機制御部10がメモリに格納されている判定基準を書き換えるようにしても構わない。あるいは、メモリカードなどの記録媒体に記録されている判定基準を親機制御部10が読み出してメモリを書き換えるようにしてもよい。
さらに、子機3の伝送処理部31が互いに信号レベル(伝送信号の電圧波形値または電流値)の異なるテスト信号をそれぞれ個別に伝送し、親機制御部10において、各信号レベル毎に配線状態の判定を行うようにしてもよい。このとき、配線状態が正常と判定された信号レベルのうちで最も低い信号レベルが判明すれば、当該信号レベルに余裕度を加えた信号レベルが、インターホンシステムの運用中における音声伝送信号及び映像伝送信号の信号レベルに設定される。
ところで、信号線4の配線状態に不備が有る場合、親機制御部10が配線状態に不備が有る原因を推定するとともに当該推定結果を表示部18に表示して報知することが好ましい。例えば、テスト信号の信号レベルがしきい値未満であったり、伝送誤りの発生頻度がしきい値以上である場合、信号線4の配線長が長すぎたり、信号線4の結線が不完全であることなどが原因として推定される。具体的には、テスト信号の信号レベルや伝送誤りの発生頻度と推定される原因との対応関係が親機制御部10のメモリに記憶されており、親機制御部10は、前記対応関係を参照することで信号線4の配線状態に不備が有る原因を推定する。
1 親機
3 子機
4 信号線
10 親機制御部(判定手段)
30 子機制御部(テスト信号伝送手段)
31 伝送処理部(テスト信号伝送手段)

Claims (3)

  1. 信号線で接続された親機と子機の間で音声及び映像を伝送してなるインターホンシステムであって、前記親機又は子機の一方は、前記信号線を介してテスト信号を伝送するテスト信号伝送手段を備え、前記親機又は子機の他方は、前記テスト信号を受信したときに得られる受信信号の減衰度と、当該テスト信号を受信したときに得られる伝送誤りの有無と、当該伝送誤りの発生頻度との少なくとも一つに基づいて前記信号線の配線状態を判定する判定手段を備え、前記テスト信号伝送手段は、音声及び映像の伝送に用いられる伝送周波数帯域の最高及び最低の周波数で前記テスト信号を送信することを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記親機又は子機の少なくとも何れか一方は、前記判定手段による判定結果を音又は光の少なくとも何れか一方により報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記判定手段は、判定結果に基づいて前記信号線の配線状態に不備が有る原因を推定するとともに当該推定結果を前記報知手段に報知させることを特徴とする請求項2記載のインターホンシステム。
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