JP2015056672A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015056672A
JP2015056672A JP2013187050A JP2013187050A JP2015056672A JP 2015056672 A JP2015056672 A JP 2015056672A JP 2013187050 A JP2013187050 A JP 2013187050A JP 2013187050 A JP2013187050 A JP 2013187050A JP 2015056672 A JP2015056672 A JP 2015056672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control signal
communication
intercom
compression
bit rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013187050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6249274B2 (ja
Inventor
大西 克則
Katsunori Onishi
克則 大西
池田 光治
Mitsuharu Ikeda
光治 池田
庄司 武正
Takemasa Shoji
武正 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013187050A priority Critical patent/JP6249274B2/ja
Publication of JP2015056672A publication Critical patent/JP2015056672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6249274B2 publication Critical patent/JP6249274B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

【課題】通信量に応じて最適な画像を表示可能としたインターホン装置を提供する。【解決手段】複数のロビーインターホン1a〜1dと、各ロビーインターホンと通信可能とした多数の住戸インターホンと、各ロビーインターホンと住戸インターホンとを接続する伝送配線と、伝送配線に介在される制御装置2を備えたインターホン装置において、制御装置には、伝送配線を介して通信状態にあるチャンネル数を検出するチャンネル数判定部9と、チャンネル数判定部の検出信号に基づいて、通信ビットレート切替制御信号を出力する制御信号生成部10を備え、各ロビーインターホンには、通信ビットレート切替制御信号を受信して、住戸インターホンに出力する通話信号のビットレートを切り替えるとともに、圧縮方式を切り替える圧縮処理部6を備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、マンション等に設置されるインターホン装置に関するものである。
マンション等の集合住宅では、1階ロビーに設置される複数台のロビーインターホンと、各戸にそれぞれ設置される多数の住戸インターホンが共通の通信線を介して接続されている。
各ロビーインターホンには、来訪者を撮像するためのカメラが備えられ、当該インターホンの使用時には映像信号及び音声信号が通信線を介して選択された住戸インターホンに送信される。
そして、来訪者がロビーインターホンの呼出しボタンを押して、いずれかの住戸インターホンへの通信動作を起動すると、当該ロビーインターホンから映像信号及び音声信号が選択された住戸インターホンに送信され、ロビーインターホンと選択された住戸インターホンとで通話が可能となる。
ロビーインターホンから出力される映像信号は、ロビーインターホンの台数と、通信線の伝送容量とを考慮して、あらかじめ設定された固定の圧縮方式及び通信ビットレートで送信される。
特許文献1には、回線使用率が増大したとき、ウィンドウサイズを制限して、音声信号の途絶を防止可能としたインターホンシステムが開示されている。
特許文献2には、信号伝送のエラーレベルを監視し、エラーレベルが所定値より高くなった場合には、エラーレベルを改善するように圧縮レートを変更するようにしたインターホンシステムが開示されている。
特許文献3には、通信容量の異なる複数のネットワーク間で、音声信号及び映像信号の品質を低下させることなく通信可能としたインターホンシステムが開示されている。
特開2002−290578号公報 特開2010−28761号公報 特開2010−178212号公報
上記のように固定の圧縮レート及びビットレートで映像信号及び音声信号を伝送するインターホン装置では、設置された複数のロビーインターホンが並行して使用されるとき、通信線の帯域が不足するため、いずれかのロビーインターホンの通話が終了するまで、他のロビーインターホンが使用不能となることがある。
また、設置された複数のロビーインターホンをすべて並行して使用可能とするには、伝送信号の圧縮レートを高くする必要があるため、住戸インターホンで表示される画像の品質が低下する。
特許文献1〜3には、通信量の増大にともなって画像データの圧縮レートを調整するインターホンシステムは開示されていない。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は通信量に応じて最適な画像を表示可能としたインターホン装置を提供することにある。
上記課題を解決するインターホン装置は、複数のロビーインターホンと、前記各ロビーインターホンと通信可能とした多数の住戸インターホンと、前記各ロビーインターホンと前記住戸インターホンとを接続する伝送配線と、前記伝送配線に介在される制御装置と
を備えたインターホン装置において、前記制御装置には、前記伝送配線を介して通信状態にあるチャンネル数を検出するチャンネル数判定部と、前記チャンネル数判定部の検出信号に基づいて、通信ビットレート切替信号を出力する制御信号生成部を備え、前記各ロビーインターホンには、前記通信ビットレート切替制御信号を受信して、前記住戸インターホンに出力する通話信号のビットレートを切り替えるとともに、圧縮方式を切り替える圧縮処理部を備えたことを特徴とする。
また、上記構成において、前記圧縮処理部は、前記チャンネル数の増大にともなう通信ビットレート切替信号に基づいて、前記住戸インターホンに出力する通話信号のビットレートを低速側に切り替えるとともに、圧縮方式を高圧縮側に切り替えることが望ましい。
また、上記構成において、前記圧縮処理部は、前記チャンネル数の減少にともなう通信ビットレート切替信号に基づいて、前記住戸インターホンに出力する通話信号のビットレートを高速側に切り替えるとともに、圧縮方式を低圧縮側に切り替えることが望ましい。
また、上記構成において、前記圧縮処理部は、前記ビットレート切替制御信号に基づいて、前記圧縮方式を高圧縮側に段階的に切り替えることが望ましい。
また、上記構成において、前記制御装置は、前記伝送配線に載る外来ノイズのノイズレベルを検出するノイズ判定部と、前記制御信号生成部は、前記ノイズ判定部の検出信号に基づいて前記通信ビットレート切替制御信号を出力することが好ましい。
また、上記構成において、前記制御装置には、前記伝送配線で複数のチャンネルの通話路が確立されたとき、フレーム間隔制御信号を出力する制御信号生成部を備え、前記各ロビーインターホンには、フレーム間隔制御信号の入力に基づいて、一方の通話路で通信する画像データのIフレームデータ送信間隔を変化させる圧縮処理部を備えることが好ましい。
また、上記構成において、前記制御装置には、前記伝送配線で複数のチャンネルの通話路が確立されたとき、フレーム間隔制御信号を出力する制御信号生成部を備え、前記各ロビーインターホンには、フレーム間隔制御信号の入力に基づいて、各通話路で通信する画像データのIフレームデータの送信タイミングを任意にずらす圧縮処理部を備えることが好ましい。
また、上記構成において、前記制御装置には、前記伝送配線で複数のチャンネルの通話路が確立されたとき、Iフレーム圧縮制御信号を出力する制御信号生成部を備え、前記各ロビーインターホンには、Iフレーム圧縮制御信号の入力に基づいて、各通話路で通信する画像データのIフレームデータの圧縮率を引き上げる圧縮処理部を備えることが好ましい。
本発明のインターホン装置によれば、通信量に応じて最適な画像を表示可能としたインターホン装置を提供することができる。
インターホン装置を示すブロック図である。 ロビーインターホンと制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 第一の実施形態の圧縮処理部の動作を示す説明図である。 第二の実施形態の圧縮処理部の動作を示す説明図である。 第三の実施形態の圧縮処理部の動作を示す説明図である。 第四の実施形態の圧縮処理部の動作を示す説明図である。
以下、インターホン装置の一実施形態を図面に従って説明する。図1に示すインターホン装置は、マンションの1階ロビーに複数のロビーインターホン1a〜1dが設置され、各ロビーインターホン1a〜1dは制御装置2及び2線式の伝送配線3を介して各住戸の住戸インターホン4に接続されている。
各ロビーインターホン1a〜1dは、住戸を選択するテンキー及び呼出しボタン(図示しない)の操作に基づいて選択された住戸の住戸インターホン4と通話可能である。
図2に示すように、前記各ロビーインターホン1a〜1dには、カメラ5、圧縮処理部6、伝送処理部7及びマイク(図示しない)がそれぞれ設けられている。カメラ5は、呼出しボタンの操作による起動後に、来訪者の撮像を開始し、その映像信号を圧縮処理部6に出力する。
圧縮処理部6は、カメラ5から出力された映像信号と、マイクで集音され、デジタル化された音声信号を、あらかじめ設定された複数の圧縮方式の中から選択した圧縮方式で圧縮して伝送処理部7に出力する。
伝送処理部7は、圧縮処理部6で圧縮された映像信号及び音声信号をあらかじめ設定された複数のビットレートの中から圧縮処理部6で選択されたビットレートで出力する。
前記各ロビーインターホン1a〜1dから出力される映像信号及び音声信号は、制御装置2及び伝送配線3を介して、選択された住戸インターホン4に出力される。
前記制御装置2は、ノイズ判定部8と、チャンネル数判定部9と、制御信号生成部10とを備えている。ノイズ判定部8は、前記伝送配線3の通信環境を監視し、具体的には伝送配線3に載る外来ノイズが予め設定されている一定レベルを超えているか否かを検出する。
チャンネル数判定部9は、伝送配線3を占有しているチャンネル数、すなわち通信状態にあるロビーインターホンの台数を検出する。
制御信号生成部10は、前記ノイズ判定部8の検出信号及びチャンネル数判定部9の検出信号に基づいて、外来ノイズが予め設定されている一定レベルを超えているとき、あるいは伝送配線3を占有しているチャンネル数が例えば2つ以上となったとき、通信ビットレート切替制御信号BRCを通信中のロビーインターホンに出力する。
前記各ロビーインターホン1a〜1dの圧縮処理部6は、通信ビットレート切替制御信号BRCの入力に基づいて前記制御装置2に出力する映像信号の圧縮方式及びビットレートを切り替えて出力する。
図3に示すように、具体的には通信ビットレート切替制御信号BRCをトリガとして通信ビットレートが例えば1024kbpsの第一のビットレートBR1から512kbpsの第二のビットレートBR2に切り替えられる。また、通信ビットレートの切替に基づいて、映像圧縮方式が第一の圧縮方式C1から第四の圧縮方式C4に向かって高圧縮側に3段階に順次切り替えられる。
次に、上記のように構成されたインターホン装置の作用を説明する。制御装置2のチャンネル数判定部9は、通信中のチャンネル数を常時検出するとともに、ノイズ判定部8は伝送配線3に載る外来ノイズのレベルを常時検出している。
外来ノイズレベルが一定レベル以下である状態で、伝送配線3が1つのチャンネルのみで占有されている場合には、制御装置2から通信ビットレート切替制御信号BRCは出力されない。そして、いずれか一つのロビーインターホンと住戸インターホン4との間で、例えば第一のビットレートBR1と、低圧縮処理の第一の圧縮方式C1で通信が行われる。
伝送配線3が1つのチャンネルで占有されている状態から、別の1つあるいは複数のチャンネルで通信が開始されると、制御装置2はチャンネル数の増大を検出して、通信ビットレート切替制御信号BRCを通信中のロビーインターホンに出力する。
すると、通信ビットレート切替制御信号BRCを受信したロビーインターホンでは通信ビットレートを低速側に切り替えるとともに、圧縮方式が高圧縮側に切り替えられる。この結果、通信中のチャンネルでは帯域の不足を生じることなく、画像データ及び通話データの送受信が可能となる。
この状態から、いずれかのロビーインターホンと住戸インターホン4との通話が終了して、通信中のチャンネル数が1つに戻ると、制御装置2からの通信ビットレート切替制御信号BRCの信号が解除される。すると、通信中のロビーインターホンでは、通信ビットレートが高速側に復帰するとともに、圧縮方法が低圧縮側に切り替えられる。
制御装置2では、チャンネル数の検出と同時に、伝送配線3の載る外来ノイズのレベルを検出し、ノイズレベルが一定値を超えていると、通信ビットレート切替制御信号BRCを通信中のロビーインターホンに出力する。
すると、通信ビットレート切替制御信号BRCを受信したロビーインターホンでは通信ビットレートを低速側に切り替えるとともに、圧縮方式が高圧縮側に切り替えられる。
上記のようなインターホン装置では、次に示す効果を得ることができる。
(1)複数のロビーインターホンと住戸インターホン4とが並行して使用される場合には、制御装置2から出力される通信ビットレート切替制御信号BRCに基づいて、ロビーインターホンから出力される映像信号の通信ビットレート及び圧縮方式を、通信データ量を削減する方向に自動的に切り替えることができる。従って、通信チャンネル数が増大しても、各ロビーインターホン1a〜1dと住戸インターホン4との間で途絶することなく通話することができる。
(2)外来ノイズにより伝送配線の帯域が狭くなったとき、制御装置2から出力される通信ビットレート切替制御信号BRCに基づいて、ロビーインターホンから出力される映像信号の通信ビットレート及び圧縮方式を、通信データ量を削減する方向に自動的に切り替えることができる。従って、外来ノイズの影響による通話の途絶を防止することができる。
(3)通信ビットレート切替制御信号BRCの入力に基づいて、ロビーインターホン1a〜1dの圧縮処理部では通信ビットレートの低速化とともに、圧縮方式を高圧縮側に段階的に切り替えることができる。従って、通信ビットレートの切替時に使用者に画質の急な劣化を感じさせないようにすることができる。
(第二の実施形態)
図4は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、複数のロビーインターホンが並行して通信状態となるとき、各チャンネルの映像データを送信するフレームタイミングをずらすことにより、各チャンネルの通信の輻輳を防止するようにしたものである。
各ロビーインターホン1a〜1dから住戸インターホン4に送信される映像データは、あらかじめ設定された送信間隔t1でIフレームデータDiが送信され、各IフレームデータDi間でPフレームデータDpが送信される。IフレームデータDiの送信間隔t1は例えば1分である。
IフレームデータDiは、カメラ5で撮像した画像データの全体を送信し、データ量が大きい。PフレームデータDpは、カメラで撮像した画像データのうち動きのある部分のみを送信し、データ量は小さい。
この実施形態では、1つのチャンネル(通話路A)が伝送配線3を介して通信状態にある状態から、別の1つのチャンネル(通話路B)で通信が開始されると、制御装置2のチャンネル数判定部9はチャンネル数の増大を検出し、その検出信号に基づいて制御信号生成部10は、フレーム間隔制御信号FICを通話路Aで通信中のロビーインターホンに出力する。
フレーム間隔制御信号FICを受信したロビーインターホンの圧縮処理部6では、通話路Aで通信中のIフレームデータDiの送信間隔t1を延長して送信間隔t2で送信する。通話路Bで送信されるIフレームデータDiの送信間隔は通常の間隔t1が維持される。
すると、通話路A,Bで送信される画像データのIフレームデータDiの送信タイミングの重なりがほぼ阻止される。従って、データ量の大きいIフレームデータDiの送信タイミングの重なりを防止して、一時的な帯域不足の発生を防止することが可能となる。
また、制御装置2からフレーム間隔制御信号FICと、通話路A,Bを確立しているロビーインターホンの圧縮処理部6に第一の実施形態と同様な通信ビットレート切替制御信号BRCを送信して、通信ビットレートを低速側に切り替えるとともに、圧縮方式を高圧縮側に切り替えるようにしてもよい。
上記のようなインターホン装置では、次に示す効果を得ることができる。
(1)通話路Aに加えて新たに通話路Bが確立されたとき、通話路Aで送信される画像データのIフレームデータDiと、通話路Bで送信される画像データのIフレームデータDiとの送信タイミングの重なりを防止することができる。従って、一時的な帯域不足の発生を防止して、安定した通話品質を確保することができる。
(第三の実施形態)
図5は、第三の実施形態を示す。この実施形態では通話路Aに加えて通話路Bが確立されたとき、通話路A,Bで通信している各ロビーインターホンの圧縮処理部6にフレーム間隔制御信号FICを出力して、通話路A,Bで送信されるIフレームデータDiの送信タイミングをともにずらすようにしたものである。
図5に示すように、1つのチャンネル(通話路A)が伝送配線3を介して通信状態にある状態から、別の1つのチャンネル(通話路B)で通信が開始されると、制御装置2のチャンネル数判定部9はチャンネル数の増大を検出する。そして、その検出信号に基づいて制御信号生成部10は、フレーム間隔制御信号FICを通話路A,Bで通信しようとするロビーインターホンに出力する。
フレーム間隔制御信号FICを受信したロビーインターホンの圧縮処理部6では、通話路A,Bで通信中のIフレームデータDiの送信タイミングを、通常の送信間隔t1に対し時間軸の前後方向において例えば±1秒の範囲でずらして送信する。
すると、通話路A,Bで送信される画像データのIフレームデータDiの送信タイミングの重なりがほぼ阻止される。従って、データ量の大きいIフレームデータDiの送信タイミングの重なりを防止して、一時的な帯域不足の発生を防止することが可能となる。
上記のようなインターホン装置では、次に示す効果を得ることができる。
(1)通話路Aに加えて新たに通話路Bが確立されたとき、通話路Aで送信される画像データのIフレームデータDiと、通話路Bで送信される画像データのIフレームデータDiとの送信タイミングの重なりを防止することができる。従って、一時的な帯域不足の発生を防止して、安定した通話品質を確保することができる。
(第四の実施形態)
図6は、第四の実施形態を示す。この実施形態では通話路Aに加えて通話路Bが確立されたとき、制御装置2から通話路A,Bで通信している各ロビーインターホンの圧縮処理部6にIフレーム圧縮制御信号FCを出力して、通話路A,Bで送信されるIフレームデータDiの圧縮率を引き上げるようにしたものである。
図5に示すように、1つのチャンネル(通話路A)が伝送配線3を介して通信状態にある状態から、別の1つのチャンネル(通話路B)で通信が開始されると、制御装置2のチャンネル数判定部9はチャンネル数の増大を検出する。そして、その検出信号に基づいて制御信号生成部10は、Iフレーム圧縮制御信号FCを通話路A,Bで通信しようとする各ロビーインターホンに出力する。
Iフレーム圧縮制御信号FCを受信したロビーインターホンの圧縮処理部6では、通話路A,Bで通信中のIフレームデータDiの圧縮率を引き上げて送信する。
すると、通話路A,Bで送信される画像データのIフレームデータDiのデータ量が減少する。従って、IフレームデータDiの送信タイミングが重なっても、一時的な帯域不足の発生を防止することが可能となる。
上記のようなインターホン装置では、次に示す効果を得ることができる。
(1)通話路Aに加えて新たに通話路Bが確立されたとき、通話路Aで送信される画像データのIフレームデータDiと、通話路Bで送信される画像データのIフレームデータDiの圧縮率を引き上げて送信することができる。従って、一時的な帯域不足の発生を防止して、安定した通話品質を確保することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・第二、第三及び第四実施形態は、第一の実施形態の通信ビットレート及び圧縮方式の切替機能を具備しないインターホン装置に実施することもできる。
・2線式の通信線を使用したインターホン装置の場合は、本来音声のみを伝送するインターホン装置として設計されているため、通信線の帯域が狭い。このため、2線式通信線で音声信号に加えて映像信号を送信しようとすると、従来では通信線の帯域に見合った固定の圧縮レート及びビットレートで音声信号及び映像信号が送信されていた。上記実施形態では、通信ビットレート及び圧縮方式の切替機能を搭載することで、通信帯域が狭い2線式であっても、画像品質を向上させたインターホン装置を提供することができる。
1a〜1d…ロビーインターホン、2…制御装置、3…伝送配線、4…住戸インターホン、6…圧縮処理部、7…伝送処理部、8…ノイズ判定部、9…チャンネル数判定部、10…制御信号生成部、BRC…ビットレート切替制御信号、FIC…フレーム間隔制御信号、Di…Iフレームデータ。

Claims (8)

  1. 複数のロビーインターホンと、
    前記各ロビーインターホンと通信可能とした多数の住戸インターホンと、
    前記各ロビーインターホンと前記住戸インターホンとを接続する伝送配線と、
    前記伝送配線に介在される制御装置と
    を備えたインターホン装置において、
    前記制御装置には、
    前記伝送配線を介して通信状態にあるチャンネル数を検出するチャンネル数判定部と、
    前記チャンネル数判定部の検出信号に基づいて、通信ビットレート切替制御信号を出力する制御信号生成部を備え、
    前記各ロビーインターホンには、前記通信ビットレート切替制御信号を受信して、前記住戸インターホンに出力する通話信号のビットレートを切り替えるとともに、圧縮方式を切り替える圧縮処理部を備えたことを特徴とするインターホン装置。
  2. 請求項1に記載のインターホン装置において、
    前記圧縮処理部は、前記チャンネル数の増大にともなう通信ビットレート切替制御信号に基づいて、前記住戸インターホンに出力する通話信号のビットレートを低速側に切り替えるとともに、圧縮方式を高圧縮側に切り替えることを特徴とするインターホン装置。
  3. 請求項1に記載のインターホン装置において、
    前記圧縮処理部は、前記チャンネル数の減少にともなう通信ビットレート切替制御信号に基づいて、前記住戸インターホンに出力する通話信号のビットレートを高速側に切り替えるとともに、圧縮方式を低圧縮側に切り替えることを特徴とするインターホン装置。
  4. 請求項2に記載のインターホン装置において、
    前記圧縮処理部は、前記ビットレート切替制御信号に基づいて、前記圧縮方式を高圧縮側に段階的に切り替えることを特徴とするインターホン装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインターホン装置において、
    前記制御装置は、
    前記伝送配線に載る外来ノイズのノイズレベルを検出するノイズ判定部と、
    前記制御信号生成部は、前記ノイズ判定部の検出信号に基づいて前記通信ビットレート切替制御信号を出力することを特徴とするインターホン装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインターホン装置において、
    前記制御装置には、前記伝送配線で複数のチャンネルの通話路が確立されたとき、フレーム間隔制御信号を出力する制御信号生成部を備え、
    前記各ロビーインターホンには、フレーム間隔制御信号の入力に基づいて、一方の通話路で通信する画像データのIフレームデータ送信間隔を変化させる圧縮処理部を備えたことを特徴とするインターホン装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインターホン装置において、
    前記制御装置には、前記伝送配線で複数のチャンネルの通話路が確立されたとき、フレーム間隔制御信号を出力する制御信号生成部を備え、
    前記各ロビーインターホンには、フレーム間隔制御信号の入力に基づいて、各通話路で通信する画像データのIフレームデータの送信タイミングをずらす圧縮処理部を備えたことを特徴とするインターホン装置。
  8. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインターホン装置において、
    前記制御装置には、前記伝送配線で複数のチャンネルの通話路が確立されたとき、Iフレーム圧縮制御信号を出力する制御信号生成部を備え、
    前記各ロビーインターホンには、Iフレーム圧縮制御信号の入力に基づいて、各通話路で通信する画像データのIフレームデータの圧縮率を引き上げる圧縮処理部を備えたことを特徴とするインターホン装置。
JP2013187050A 2013-09-10 2013-09-10 インターホン装置 Active JP6249274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013187050A JP6249274B2 (ja) 2013-09-10 2013-09-10 インターホン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013187050A JP6249274B2 (ja) 2013-09-10 2013-09-10 インターホン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015056672A true JP2015056672A (ja) 2015-03-23
JP6249274B2 JP6249274B2 (ja) 2017-12-20

Family

ID=52820777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013187050A Active JP6249274B2 (ja) 2013-09-10 2013-09-10 インターホン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6249274B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015115090A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信制御装置、通信システム、および通信制御方法
JP2017220795A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 テレビドアホン装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08298549A (ja) * 1995-04-17 1996-11-12 Samsung Electron Co Ltd 通話中継及び住宅警備のための集団住宅制御装置
JPH11122366A (ja) * 1997-10-14 1999-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd インターホン装置
JPH11127201A (ja) * 1997-08-07 1999-05-11 Pittway Corp 自動調整通信システム
JP2003134268A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Matsushita Electric Works Ltd 構内通信システム
JP2003163666A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Matsushita Electric Works Ltd 構内通信システム
JP2004166008A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線伝送装置、および情報記録媒体
JP2007318375A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレスインターホン装置
JP2011239232A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Canon Inc 送信装置、送信方法、並びにプログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08298549A (ja) * 1995-04-17 1996-11-12 Samsung Electron Co Ltd 通話中継及び住宅警備のための集団住宅制御装置
JPH11127201A (ja) * 1997-08-07 1999-05-11 Pittway Corp 自動調整通信システム
JPH11122366A (ja) * 1997-10-14 1999-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd インターホン装置
JP2003134268A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Matsushita Electric Works Ltd 構内通信システム
JP2003163666A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Matsushita Electric Works Ltd 構内通信システム
JP2004166008A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線伝送装置、および情報記録媒体
JP2007318375A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレスインターホン装置
JP2011239232A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Canon Inc 送信装置、送信方法、並びにプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015115090A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信制御装置、通信システム、および通信制御方法
JP2017220795A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 テレビドアホン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6249274B2 (ja) 2017-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10484118B2 (en) Intercom system and communication control method
JP5049243B2 (ja) インターホンシステム
JP6249274B2 (ja) インターホン装置
JP2007013544A (ja) 無線通信システム及びその通信方式
JP5662807B2 (ja) 通信装置及び通信システム、集合住宅用インターホンシステム
JP5483807B2 (ja) エレベータ遠隔監視用通信システム
JP2012209900A (ja) テレビドアホンシステム
JP2005295368A (ja) 画像情報通信システム
JP2010093505A (ja) 通信装置及び通信システム
JP6300146B2 (ja) 通信制御装置、および通信システム
JP2006074359A (ja) 遠隔会議システムにおける音声データの送受信システム及び制御方法
US9083616B2 (en) Packet communication method and equipment therefor
JP6765066B2 (ja) インターホンシステム
JP5808610B2 (ja) インターホン装置
WO2007091655A1 (ja) 外部取得情報の電力線通信システム、データ送信装置、データ受信装置、電力線通信方法及び電力線通信プログラム
JP2009055367A (ja) 映像伝送システム
JP4613679B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP7178580B2 (ja) 通信システム、通信装置
JP2010010783A (ja) インターホンシステム
JP2008072631A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP5630291B2 (ja) 周波数合成信号検出装置、周波数合成信号検出プログラム、サーバ及びコールセンタシステム
JP3941941B2 (ja) オーダワイヤ伝送システム
JP2013042460A (ja) インターホン装置
JP5934945B2 (ja) 音声通話システム
JP4832465B2 (ja) メディア多重伝送システムおよび多重化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171109

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6249274

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151