JPH03242038A - 線路の試験装置 - Google Patents

線路の試験装置

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JPH03242038A
JPH03242038A JP2040600A JP4060090A JPH03242038A JP H03242038 A JPH03242038 A JP H03242038A JP 2040600 A JP2040600 A JP 2040600A JP 4060090 A JP4060090 A JP 4060090A JP H03242038 A JPH03242038 A JP H03242038A
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弘 小林
Shoichi Hotta
堀田 章一
Kenichi Miura
三浦 建一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 通信線路又は電力供給線路などとして使用される種々の
線路の試験装置に関し、 線路の障害の発生の予防、及び障害が発生した場合にそ
の原因を早期に且つ容易に発見することの可能な線路の
試験装置を提供することを目的とし、 線路に使用されている電線の線種及び線長を入力するた
めの入力手段と、種々の種類の電線についての単位長さ
当たりの電気的特性値の標準データを格納したデータ格
納手段と、前記入力手段により入力された電線の線種及
び線長に基づいて当該線路の電気的特性値を計算により
求める演算手段と、当該線路の電気的特性値を測定する
測定手段と、前記演算手段により求めた電気的特性値と
前記測定手段により測定した電気的特性値とを比較する
比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて表示を
行う表示手段とから構成される。
[産業上の利用分野] 本発明は、通信線路又は電力供給線路などとして使用さ
れる種々の線路の試験装置に関する。
近年においては、コンピュータと多数の端末装置などが
通信回線によって結ばれたデータ通信システムの普及が
目覚ましい。
一般に、通信回線などのための線路として、灯影ケーブ
ルや同軸ケーブルなどが多く用いられているが、これら
の線路に障害が発生した場合には、回線に接続されたコ
ンピュータや端末装置などが誤動作を起こす恐れがあり
、回線の多重化が進行していることと相俟って、これに
よる社会的な影響は極めて大きい。
したがって、線路の障害を予防し、万が一障害が発生し
た場合にはその障害を迅速に取り除くことが極めて重要
である。
(従来の技術) データ通信システムに接続されたコンピュータや端末装
置は、それらの機器自体の故障や不良に基づく障害の他
、線路の不良などに基づく障害が発生することがある。
線路に基づく障害の原因には、線路の断線、接触不良、
絶縁抵抗の劣化など、線路に用いられるケーブルの不良
によるものの他、線路に接続された使用済の分岐線路や
機器の撤去忘れ、又はこれらを不注意に正常でない状態
で接続していることによるものがある。
従来より、このような線路に基づく障害を予防するため
に、線路の新設工事や追加工事の終了後には、試験機に
よる線路の試験と点検が行われている。
しかし、一般に、線路に基づく障害は、線路が端末装置
などのように1個の筐体として纏まったものでなく、建
築物などに沿って長距離に渡って敷設されているもので
あるため、また線路の周囲の環境条件によって大きく影
響を受けるため、間欠的に発生することが多いという特
徴がある。
したがって、工事終了時の試験では正常であった場合で
も、データ通信システムを実際に稼働させると、突発的
に障害が発生するということが起こる。
このような間欠障害が生起した場合には、その原因を発
見して正常に戻すために、サーキットテスタ、絶縁抵抗
計、オシロスコープ、シグナルジェネレータなど、あら
ゆる試験機を用いて試験が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、一般に線路が敷設された経路は複雑であり、長
い期間を経ると予期しない線路や機器が分岐接続されて
いたり、また電カケープルやその他の線路、配線、配管
などがその周囲に敷設されていたりすることがあるため
、また、間欠障害の原因がコンピュータや端末装置など
の機器にあるのか、又は線路にあるのか、さらにはそれ
らの周辺に設置された別の電気設備などにあるのかを特
定することが容易ではなく、間欠障害の原因を発見する
ことは極めて困難である。
そのため、間欠障害が発生すると、多数の技術者と工事
担当者がその原因の発見と復旧のために多くの時間と労
力を要することになり、これによる直接的及び間接的な
経済的損失は極めて大きいものがあった。
本発明は、上述の問題に鑑み、線路の障害の発生の予防
、及び障害が発生した場合にその原因を早期に且つ容易
に発見することの可能な線路の試験装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 上述の課題を解決するため、請求項1の発明に係る線路
の試験装置は、第1図に示すように、線路に使用されて
いる電線4の線種WT及び線長WLを入力するための入
力手段23と、種々の種類の電線4についての単位長さ
当たりの電気的特性値の標準データを格納したデータ格
納手段21と、前記入力手段23により入力された電線
の線種WT及び線長WLに基づいて当該線路の電気的特
性値を計算により求める演算手段20aと、当該線路の
電気的特性値を測定する測定手段13〜16と、前記演
算手段20により求めた電気的特性値と前記測定手段1
3〜16により測定した電気的特性値とを比較する比較
手段20bと、前記比較手段20bの比較結果に基づい
て表示を行う表示手段22とから構成される。
請求項2の発明に係る線路の試験装置は、上述の1威に
加えて、前記比較手段20bの比較結果に基づいて障害
原因を推定する推定手段20cを有し、前記表示手段2
2は、前記推定手段20cの推定結果を表示するように
構成される。
(作 用〕 入力手段23によって、試験の対象となる線路に使用さ
れている電線4の線種WT及び線長WLが入力される。
データ格納手段は、種々の種類のiiI!4についての
単位長さ当たりの電気的特性値の標準データが格納され
る。
演算手段20aは、入力手段23により入力された電線
の線種WT及び線長WLに基づいて当該線路の電気的特
性値を計算により求める。
測定手段13〜16は、当該線路の電気的特性値を実際
に測定する。
比較手段20bは、演算手段20aにより求めた電気的
特性値と測定手段13〜16により測定した電気的特性
値とを比較する。
推定手段20cは、比較手段20bの比較結果に基づい
て障害原因を推定する。
表示部22は、比較手段20bの比較結果又は推定手段
20cの推定結果に基づいて表示を行う。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係る実施例を示す試験装置1のブロッ
ク図である。
試験装置1は、それぞれ独立して携帯可能な子機2及び
11113から構成されており、それぞれ、電tJIL
I〜8及びアース線Eからなる8心のケーブル4の一端
側T又は他端側Rに接続されている。
親機3には、線路切替え部11、同期[?1部12、抵
抗測定部13、容量測定部14、絶縁抵抗測定部15、
不平#測定部16、入力切替え部17、整流部18、A
D変換部19、制御部20、メモリ21、表示部22、
キー入力部23、通話装置24、ビジィ表示灯25、警
報ブザ26などが設けられている。
線路切替え部11は、ケーブル4を接続するためのコネ
クタ又は端子台、リレー接点、抵抗器などからなってお
り、後述する制御部20からの切替え信号によって、ケ
ーブル4の電線L1〜8の中の1本又は1対の電線を、
同期制御部12又は各種測定部13〜16などに選択的
に切替え接続する。
以下、線路切替え部11によって選択的に接続された電
線又は電線対を、「選択電線」ということがある。
同期制御部12は、電線Ll〜8の選択及び選択した電
線L1〜8の接続箇所などについて、後述する子I2と
の間で同期をとるための信号を送信し又は受信する。
抵抗測定部13は、選択電線の直流抵抗を測定し、その
実測値である抵抗値Rmを出力する。
容量測定部14は、選択電線の静電容量を測定し、その
容量Cmを出力する。
なお、抵抗値Rm及び容量Cmの測定は、プラス数ボル
ト程度以下の低い電圧で行われる。
絶縁抵抗測定部15は、選択電線の絶縁抵抗測定を行い
、絶縁抵抗値Mmを出力する。絶縁抵抗値Mmの測定は
、数百ポルト程度の高い電圧で行われる。
不平#I測定部16は、子機2からの試験信号によって
疑似誘導試験を行い、選択電線の不平衡な度合いである
不平衡度Umを測定する。不平衡測定部16は、子機2
によって選択電線(を線対)に対して印加された同相の
試験信号による入力信号を差動増幅する差動増幅器など
からなっている。
入力切替え部17は、各種の測定部13〜16からの出
力を選択的に切替えて出力する。
整流部18は、入力切替え部17からの出力を整流し、
必要に応して平滑及び波形整形する。
AD変換部19は、整流部18からの出力を量子化して
デジタル値である測定データDmに変換する。
制御部20は、キー入力部23から入力された線種WT
と線長WL及びメモリ21に格納された標準データDs
に基づいてケーブル4の電気的特性値である比較データ
Dcを計算により求める演算部20a、比較データDc
を実測値と比較する比較部20b、比較部20bの比較
結果に基づいて障害原因を推定する推定部20cなどを
有している。
制御部20は、マイクロプロセンサ、10素子、その他
の周辺素子などからなっており、上述の作用の他に、A
D変換部19からの測定データDmの読み込み、メモリ
21へのデータの読み書き、表示部22への表示、キー
入力部23からの入力、警報ブザ26への出力を行うと
ともに、クロンク信号に基づくタイマーによって線路切
替え部11のための切替え信号を出力するなど、親機3
の全体を制御する。
メモリ21は、ROM、RAMなどからなっており、制
御部20での制御に必要なプログラム、及び標準データ
Dsなどが格納されており、また、制御部20が読み込
んだ又は生成した種々のデータを格納する。
第2図はメモリ21に格納された標準データDSの一部
を示す図である。
標準データDsは、種々のケーブルについて、その型式
で示される線種WTのそれぞれに対して、単位線長当た
りの抵抗値[Ω/m]及び容量〔pF/m〕、不平衡度
〔%〕、絶縁抵抗値〔MΩ]などの電気的特性値のデー
タからなり、線[WTが指定されると、それに対する電
気的特性値のデータが読み出される。
表示部22は、適当な大きさの液晶パネルからなってお
り、測定部13〜16で測定した測定データDm、制御
部20における演算結果又は推論結果、その他のメツセ
ージなどを表示する。
キー入力部23は、テンキーや制御キーなどからなり、
試験の対象であるケーブル4の線種WT及び線長WLを
線路データDiとして入力する他、他の設定データや指
令データなどを入力するために用いられる。なお、線種
WTを入力することにより、当該ケーブル4の心線数が
制御部20によって自動的に判別される。
また、キー入力部23は、推定部20cによる推論を実
行する過程において、推論に必要な外部事象などを入力
するためにも用いられる。
通話装置24は、子812との間で電話による通話を行
うためのものである。
ビジィ表示灯25は、ケーブル4の実測試験が行われて
いるときに点灯する。この間はケーブル4には測定のた
めの電圧が印加されているため、通話装置24による通
話などが不可能である。
警報ブザ26は、線路試験において異常があった場合に
鳴る。
次に、子112には、線路切替え部31、同期制御部3
2、試験信号発生部33、制御部34、通話装置35、
ビジィ表示灯36などが設けられている。
線路切替え部31は、親機3の線路切替え部11と同様
にケーブル4を接続するためのコネクタ又は端子台、リ
レー接点、抵抗器などからなっており、制御部34から
の切替え信号によって親機3による選択電線に対応して
電線Ll〜8を選択的に切り替え、選択電線に適当な終
端抵抗を接続し、短絡し、開放し、また試験信号発生部
33などを接続する。
同期制御部32は、親機3の同期制御部12と協働して
同期をとるための信号を送信し又は受信する。
試験信号発生部33には、IKHz程度の正弦波からな
る発振信号を出力する発振器が設けられており、この発
振信号が互いに同一の抵抗値を有する抵抗器を介して選
択を線(電線対)に出力される。つまり、試験信号発生
部33によって、電vALl〜8のいずれかの電線対に
対して、互いに同相で且つ同振幅の試験信号が印加され
る。
制御部34は、所1シーケンスコントローラなどからな
り、クロック信号に基づくタイマーによって線路切替え
部31のための切替え信号を出力するなど、子機2の全
体を制御する。なお、ケーブル4の心線数、絶縁抵抗測
定の実施の有無などの制御のために必要なデータは、試
験開始前又は試験途中にケーブル4を通して親機3から
送られてくる。
通話装置35は、!1113との間で電話による通話を
行うためのものである。
ビジィ表示灯36は、親813のビジィ表示灯25と同
様にケーブル4の実測試験が行われているときに点灯す
る。
次に、試験装置1による線路試験の内容及び試験装置1
の処理動作について第3図〜第5図に示すフローチャー
トを参照して説明する。
第3図は試験装置1による線路試験の概略の流れを示す
フローチャートである。
まず、対象となるケーブル4に子機2及び親機3を接続
する(ステップ#11)。
キー入力部23から、ケーブル4の線路データD1を入
力する(ステップ#12)、N路データDlは、施工図
面又は仕様書などに基づいて入力されるが、現物をもf
I認した上で入力されるのが好ましい、また、線長WL
は推定部でもよい。
入力された線路データDiに基づいて、該当する線種W
Tの11!!!データDsがメモリ21から読み出され
、演算部20aは標準データDsに線長WLを掛は合わ
せることによって比較データDcを算出する(ステップ
#13)。
各測定部13〜16によって、抵抗値Rm、容量Cm、
不平衡度Um、絶縁抵抗値Mmの測定が行われる(ステ
ンブ#14) 。
これらの測定値に基づく測定データDmの全部が正常な
範囲内のものかどうかが、比較部20bによって比較デ
ータDcと比較されることにより判断される(ステップ
#15)。
正常範囲内であれば、ケーブル4が正常である旨のメツ
セージ、及び測定データDmが表示部22に表示され、
必要に応して図示しないプリンタによって印刷される(
ステップ#17)。
正常範囲内でなければ、推定部20cによって障害診断
が実行され(ステップ#16)、診断結果及び測定デー
タDmが同様に表示される。
第4図は測定ルーチンの処理内容を示すフローチャート
である。
キー入力部23から測定の開始指令が入力されると(ス
テップ#21でイエス)、容量測定部14による容量C
mの実測、抵抗測定部13による抵抗値Rmの実測、不
平衡測定部16による不平衡度Umの実測を順次実行す
る(ステップ#22〜24)。
そして、これらの測定値が全部正常範囲内であり(ステ
ップ#25でイエス)、且つ絶縁抵抗測定の開始指令が
あった場合(ステップ#26でイエス)にのみ、絶縁抵
抗測定部15による絶縁抵抗測定が実施され、絶縁抵抗
値Mmが実測される(ステップ#27)。
第5図はそれぞれの実測における動作内容を示すフロー
チャートである。
まず、線路切替え部11.31によって電線の選択が行
われる(ステップ#31)。
測定部13〜16のいずれかによる実測が行われ、その
測定値が入力される(ステップ#32)。
入力された測定値に基づいた測定データDmと比較デー
タDcとが比較される(ステップ#33)。
測定データDmが正常範囲内であるか否かが判断される
(ステップ#34)。
正常範囲内であれば、その測定データDmをメモリ21
の所定の領域に格納した後(ステップ#36)、全部の
電線についての実測が終了するまで(ステップ#37)
、ステップ#31に戻り、線路切替え部11.31を切
り替えて次の電線を選択して実測を行う。
正常範囲内でなければ、警報ブザ26を鳴らしくステッ
プ゛#35)、ステップ#36へ進む。
第5図のフローチャートに示す1回の処理、すなわち1
つの選択f電線に対するステップ#32〜36の処理は
、数秒間程度で終了し、これがケーブル4の各il線対
及び各電線と大地間との全ての組み合わせに対して実行
される。
また、第3図に示すフO−チ十−トのステップ#16の
障害診断処理においては、入力された線路データDl、
外部事象、測定した全ての測定データDm、及び比較デ
ータDcとの比較結果などに基づいて、ケーブル4に他
のケーブルが分岐接続されていること、ケーブル4又は
その分岐ケーブルに機器が撤去されずに未だ接続されて
いること、ケーブル4が絶縁不良であること、ケーブル
4が断線していること、ケーブル4の接続が不良で接触
不良などを起こしており疑似断線状態であること、ケー
ブル4と子機2、親機3、又はケーブル4の途中におい
て接続ミスがあることなど、種々の障害の原因が推論さ
れる。
上述の実施例によると、試験装置lによる線路試験を行
うことによって、比較データDcと測定データDmとが
比較されてケーブル4が正常であるか否か表示され、ま
た、ケーブル4の測定データDm、推論による障害の推
定原因、点検を行うべき箇所、その順番などをも容易に
知ることができ、優れた経験者でなくとも少ない労力と
時間で障害の原因を早期に且つ容易に発見することがで
きる。
これによって、ケーブル4の良否の判定の信頼性を向上
させ、ケーブル4に起因する障害の発生を予防すること
ができるとともに、障害が発生した後の障害箇所又は障
害原因の探索など、障害による事故対策を迅速に行うこ
とができ、ケーブル4の障害による時間と経費の大幅な
削減を図ることが可能となるとともに、ケーブル4を用
いたデータ通信システムの信頼性の向上を図ることがで
きる。
また、上述の実施例によると、ケーブル4の多数の電線
L1〜8を自動的に切り替えて種々の項目についての測
定が順次行われるので、線路試験に要する時間が大幅に
短縮される。
上述の実施例によると、不平衡測定部16などによる疑
似誘導試験が行われているので、これによってケーブル
4の平衡状態を容易に知ることができ、ケーブル4が誘
導障害を受は易い状態になっていないかどうか、分岐線
路や機器などの撤去忘れがないかどうかなどを容易に知
ることができる。
上述の実施例によると、絶縁抵抗測定の前に容量Cmや
抵抗[Rmを実測し、これらの測定結果が正常又は良好
である場合にのみ絶縁抵抗測定部15による絶縁抵抗測
定を実施しているので、ケーブル4から撤去し忘れて接
続されている機器を損傷してしまう恐れがなくなって安
全性が確保され、絶縁抵抗測定を安心して実施すること
ができる。
上述の実施例において、線路試験における測定項目とし
て、ケーブル4の漏話状態の測定、線路ノイズの測定な
ど、上述以外の種々の項目を追加してもよい。
上述の実施例において、ステップ#15,25゜34の
正常範囲か否かの判断は、その判断内容、許容範囲など
を異なったものとしておいてもよい。
キー入力部23から入力する項目として、ケーブル4が
敷設されている周囲の状況など環境条件に関する項目、
天候、気温などを入力するようにしてもよい。
上述の実施例において、測定部13〜16の一部を省略
し、また他の測定部を追加してもよい。
表示部22として、プラズマデイスプレィ、CRT、プ
リンタなどを用いることができ、また、警報ブザ26や
適当な表示灯を用いることもできる。
その他、子機2、!1113、及びそれぞれの各部の構
成は、上述した以外の種々のものとすることが可能であ
る。
上述のような試験装置lは、ケーブル4以外の種々のケ
ーブル、架空又は地下などビル外に敷設された種々のケ
ーブル、また、電話、電信、鉄道信号、クロック、消防
、ケーブルビジボンなどの通信に用いられるケーブル、
その他の通信線路、電力供給線路など、種々の線路の試
験に適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によると、線路の障害の発生の予防、及び障害が
発生した場合にその原因を早期に且つ容易に発見するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例を示す試験装置のブロック
図、 第2図はメモリに格納された標準データの一部を示す図
、 第3図は試験装置による線路試験の概略の流れを示すフ
ローチャート、 第4図は測定ルーチンの処理内容を示すフローチャート
、 第5図はそれぞれの実測における動作内容を示すフロー
チャートである。 図において、 Iは試験装置、 4はケーブル(を線)、 13は抵抗側足部(測定手段)、 14は容量測定部(ij@定手段)、 15は絶縁抵抗測定部(測定手段)、 16は不平衡測定部(測定手段)、 20aは演算部(演算手段)、 20bは比較部(比較手段)、 20cは推定部(推定手段)、 21はメモリ(データ格納手段)、 22は表示部(表示手段)、 23はキー入力部(入力手段)、 WTは線種、 WLは線長である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線路に使用されている電線(4)の線種(WT)
    及び線長(WL)を入力するための入力手段(23)と
    、 種々の種類の電線(4)についての単位長さ当たりの電
    気的特性値の標準データを格納したデータ格納手段(2
    1)と、 前記入力手段(23)により入力された電線の線種(W
    T)及び線長(WL)に基づいて当該線路の電気的特性
    値を計算により求める演算手段(20a)と、 当該線路の電気的特性値を測定する測定手段(13)〜
    (16)と、 前記演算手段(20a)により求めた電気的特性値と前
    記測定手段(13)〜(16)により測定した電気的特
    性値とを比較する比較手段(20b)と、 前記比較手段(20b)の比較結果に基づいて表示を行
    う表示手段(22)と からなることを特徴とする線路の試験装置。
  2. (2)前記比較手段(20b)の比較結果に基づいて障
    害原因を推定する推定手段(20c)を有し、 前記表示手段(22)は、前記推定手段(20c)の推
    定結果を表示する ようにしたことを特徴とする請求項1記載の線路の試験
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013128191A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Panasonic Corp インターホンシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013128191A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Panasonic Corp インターホンシステム

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