JPH03242038A - 線路の試験装置 - Google Patents
線路の試験装置Info
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
線路の試験装置に関し、 線路の障害の発生の予防、及び障害が発生した場合にそ
の原因を早期に且つ容易に発見することの可能な線路の
試験装置を提供することを目的とし、 線路に使用されている電線の線種及び線長を入力するた
めの入力手段と、種々の種類の電線についての単位長さ
当たりの電気的特性値の標準データを格納したデータ格
納手段と、前記入力手段により入力された電線の線種及
び線長に基づいて当該線路の電気的特性値を計算により
求める演算手段と、当該線路の電気的特性値を測定する
測定手段と、前記演算手段により求めた電気的特性値と
前記測定手段により測定した電気的特性値とを比較する
比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて表示を
行う表示手段とから構成される。
れる種々の線路の試験装置に関する。
通信回線によって結ばれたデータ通信システムの普及が
目覚ましい。
ルや同軸ケーブルなどが多く用いられているが、これら
の線路に障害が発生した場合には、回線に接続されたコ
ンピュータや端末装置などが誤動作を起こす恐れがあり
、回線の多重化が進行していることと相俟って、これに
よる社会的な影響は極めて大きい。
た場合にはその障害を迅速に取り除くことが極めて重要
である。
置は、それらの機器自体の故障や不良に基づく障害の他
、線路の不良などに基づく障害が発生することがある。
絶縁抵抗の劣化など、線路に用いられるケーブルの不良
によるものの他、線路に接続された使用済の分岐線路や
機器の撤去忘れ、又はこれらを不注意に正常でない状態
で接続していることによるものがある。
に、線路の新設工事や追加工事の終了後には、試験機に
よる線路の試験と点検が行われている。
などのように1個の筐体として纏まったものでなく、建
築物などに沿って長距離に渡って敷設されているもので
あるため、また線路の周囲の環境条件によって大きく影
響を受けるため、間欠的に発生することが多いという特
徴がある。
も、データ通信システムを実際に稼働させると、突発的
に障害が発生するということが起こる。
見して正常に戻すために、サーキットテスタ、絶縁抵抗
計、オシロスコープ、シグナルジェネレータなど、あら
ゆる試験機を用いて試験が行われている。
い期間を経ると予期しない線路や機器が分岐接続されて
いたり、また電カケープルやその他の線路、配線、配管
などがその周囲に敷設されていたりすることがあるため
、また、間欠障害の原因がコンピュータや端末装置など
の機器にあるのか、又は線路にあるのか、さらにはそれ
らの周辺に設置された別の電気設備などにあるのかを特
定することが容易ではなく、間欠障害の原因を発見する
ことは極めて困難である。
担当者がその原因の発見と復旧のために多くの時間と労
力を要することになり、これによる直接的及び間接的な
経済的損失は極めて大きいものがあった。
、及び障害が発生した場合にその原因を早期に且つ容易
に発見することの可能な線路の試験装置を提供すること
を目的としている。
の試験装置は、第1図に示すように、線路に使用されて
いる電線4の線種WT及び線長WLを入力するための入
力手段23と、種々の種類の電線4についての単位長さ
当たりの電気的特性値の標準データを格納したデータ格
納手段21と、前記入力手段23により入力された電線
の線種WT及び線長WLに基づいて当該線路の電気的特
性値を計算により求める演算手段20aと、当該線路の
電気的特性値を測定する測定手段13〜16と、前記演
算手段20により求めた電気的特性値と前記測定手段1
3〜16により測定した電気的特性値とを比較する比較
手段20bと、前記比較手段20bの比較結果に基づい
て表示を行う表示手段22とから構成される。
加えて、前記比較手段20bの比較結果に基づいて障害
原因を推定する推定手段20cを有し、前記表示手段2
2は、前記推定手段20cの推定結果を表示するように
構成される。
れている電線4の線種WT及び線長WLが入力される。
単位長さ当たりの電気的特性値の標準データが格納され
る。
の線種WT及び線長WLに基づいて当該線路の電気的特
性値を計算により求める。
に測定する。
特性値と測定手段13〜16により測定した電気的特性
値とを比較する。
て障害原因を推定する。
20cの推定結果に基づいて表示を行う。
ク図である。
11113から構成されており、それぞれ、電tJIL
I〜8及びアース線Eからなる8心のケーブル4の一端
側T又は他端側Rに接続されている。
抗測定部13、容量測定部14、絶縁抵抗測定部15、
不平#測定部16、入力切替え部17、整流部18、A
D変換部19、制御部20、メモリ21、表示部22、
キー入力部23、通話装置24、ビジィ表示灯25、警
報ブザ26などが設けられている。
クタ又は端子台、リレー接点、抵抗器などからなってお
り、後述する制御部20からの切替え信号によって、ケ
ーブル4の電線L1〜8の中の1本又は1対の電線を、
同期制御部12又は各種測定部13〜16などに選択的
に切替え接続する。
線又は電線対を、「選択電線」ということがある。
線L1〜8の接続箇所などについて、後述する子I2と
の間で同期をとるための信号を送信し又は受信する。
実測値である抵抗値Rmを出力する。
容量Cmを出力する。
ト程度以下の低い電圧で行われる。
、絶縁抵抗値Mmを出力する。絶縁抵抗値Mmの測定は
、数百ポルト程度の高い電圧で行われる。
疑似誘導試験を行い、選択電線の不平衡な度合いである
不平衡度Umを測定する。不平衡測定部16は、子機2
によって選択電線(を線対)に対して印加された同相の
試験信号による入力信号を差動増幅する差動増幅器など
からなっている。
力を選択的に切替えて出力する。
必要に応して平滑及び波形整形する。
デジタル値である測定データDmに変換する。
と線長WL及びメモリ21に格納された標準データDs
に基づいてケーブル4の電気的特性値である比較データ
Dcを計算により求める演算部20a、比較データDc
を実測値と比較する比較部20b、比較部20bの比較
結果に基づいて障害原因を推定する推定部20cなどを
有している。
の周辺素子などからなっており、上述の作用の他に、A
D変換部19からの測定データDmの読み込み、メモリ
21へのデータの読み書き、表示部22への表示、キー
入力部23からの入力、警報ブザ26への出力を行うと
ともに、クロンク信号に基づくタイマーによって線路切
替え部11のための切替え信号を出力するなど、親機3
の全体を制御する。
御部20での制御に必要なプログラム、及び標準データ
Dsなどが格納されており、また、制御部20が読み込
んだ又は生成した種々のデータを格納する。
を示す図である。
で示される線種WTのそれぞれに対して、単位線長当た
りの抵抗値[Ω/m]及び容量〔pF/m〕、不平衡度
〔%〕、絶縁抵抗値〔MΩ]などの電気的特性値のデー
タからなり、線[WTが指定されると、それに対する電
気的特性値のデータが読み出される。
り、測定部13〜16で測定した測定データDm、制御
部20における演算結果又は推論結果、その他のメツセ
ージなどを表示する。
試験の対象であるケーブル4の線種WT及び線長WLを
線路データDiとして入力する他、他の設定データや指
令データなどを入力するために用いられる。なお、線種
WTを入力することにより、当該ケーブル4の心線数が
制御部20によって自動的に判別される。
行する過程において、推論に必要な外部事象などを入力
するためにも用いられる。
うためのものである。
いるときに点灯する。この間はケーブル4には測定のた
めの電圧が印加されているため、通話装置24による通
話などが不可能である。
鳴る。
2、試験信号発生部33、制御部34、通話装置35、
ビジィ表示灯36などが設けられている。
にケーブル4を接続するためのコネクタ又は端子台、リ
レー接点、抵抗器などからなっており、制御部34から
の切替え信号によって親機3による選択電線に対応して
電線Ll〜8を選択的に切り替え、選択電線に適当な終
端抵抗を接続し、短絡し、開放し、また試験信号発生部
33などを接続する。
同期をとるための信号を送信し又は受信する。
る発振信号を出力する発振器が設けられており、この発
振信号が互いに同一の抵抗値を有する抵抗器を介して選
択を線(電線対)に出力される。つまり、試験信号発生
部33によって、電vALl〜8のいずれかの電線対に
対して、互いに同相で且つ同振幅の試験信号が印加され
る。
り、クロック信号に基づくタイマーによって線路切替え
部31のための切替え信号を出力するなど、子機2の全
体を制御する。なお、ケーブル4の心線数、絶縁抵抗測
定の実施の有無などの制御のために必要なデータは、試
験開始前又は試験途中にケーブル4を通して親機3から
送られてくる。
行うためのものである。
様にケーブル4の実測試験が行われているときに点灯す
る。
の処理動作について第3図〜第5図に示すフローチャー
トを参照して説明する。
フローチャートである。
する(ステップ#11)。
力する(ステップ#12)、N路データDlは、施工図
面又は仕様書などに基づいて入力されるが、現物をもf
I認した上で入力されるのが好ましい、また、線長WL
は推定部でもよい。
Tの11!!!データDsがメモリ21から読み出され
、演算部20aは標準データDsに線長WLを掛は合わ
せることによって比較データDcを算出する(ステップ
#13)。
不平衡度Um、絶縁抵抗値Mmの測定が行われる(ステ
ンブ#14) 。
範囲内のものかどうかが、比較部20bによって比較デ
ータDcと比較されることにより判断される(ステップ
#15)。
セージ、及び測定データDmが表示部22に表示され、
必要に応して図示しないプリンタによって印刷される(
ステップ#17)。
が実行され(ステップ#16)、診断結果及び測定デー
タDmが同様に表示される。
である。
テップ#21でイエス)、容量測定部14による容量C
mの実測、抵抗測定部13による抵抗値Rmの実測、不
平衡測定部16による不平衡度Umの実測を順次実行す
る(ステップ#22〜24)。
ップ#25でイエス)、且つ絶縁抵抗測定の開始指令が
あった場合(ステップ#26でイエス)にのみ、絶縁抵
抗測定部15による絶縁抵抗測定が実施され、絶縁抵抗
値Mmが実測される(ステップ#27)。
チャートである。
われる(ステップ#31)。
測定値が入力される(ステップ#32)。
タDcとが比較される(ステップ#33)。
(ステップ#34)。
の所定の領域に格納した後(ステップ#36)、全部の
電線についての実測が終了するまで(ステップ#37)
、ステップ#31に戻り、線路切替え部11.31を切
り替えて次の電線を選択して実測を行う。
プ゛#35)、ステップ#36へ進む。
つの選択f電線に対するステップ#32〜36の処理は
、数秒間程度で終了し、これがケーブル4の各il線対
及び各電線と大地間との全ての組み合わせに対して実行
される。
障害診断処理においては、入力された線路データDl、
外部事象、測定した全ての測定データDm、及び比較デ
ータDcとの比較結果などに基づいて、ケーブル4に他
のケーブルが分岐接続されていること、ケーブル4又は
その分岐ケーブルに機器が撤去されずに未だ接続されて
いること、ケーブル4が絶縁不良であること、ケーブル
4が断線していること、ケーブル4の接続が不良で接触
不良などを起こしており疑似断線状態であること、ケー
ブル4と子機2、親機3、又はケーブル4の途中におい
て接続ミスがあることなど、種々の障害の原因が推論さ
れる。
うことによって、比較データDcと測定データDmとが
比較されてケーブル4が正常であるか否か表示され、ま
た、ケーブル4の測定データDm、推論による障害の推
定原因、点検を行うべき箇所、その順番などをも容易に
知ることができ、優れた経験者でなくとも少ない労力と
時間で障害の原因を早期に且つ容易に発見することがで
きる。
させ、ケーブル4に起因する障害の発生を予防すること
ができるとともに、障害が発生した後の障害箇所又は障
害原因の探索など、障害による事故対策を迅速に行うこ
とができ、ケーブル4の障害による時間と経費の大幅な
削減を図ることが可能となるとともに、ケーブル4を用
いたデータ通信システムの信頼性の向上を図ることがで
きる。
L1〜8を自動的に切り替えて種々の項目についての測
定が順次行われるので、線路試験に要する時間が大幅に
短縮される。
似誘導試験が行われているので、これによってケーブル
4の平衡状態を容易に知ることができ、ケーブル4が誘
導障害を受は易い状態になっていないかどうか、分岐線
路や機器などの撤去忘れがないかどうかなどを容易に知
ることができる。
抵抗[Rmを実測し、これらの測定結果が正常又は良好
である場合にのみ絶縁抵抗測定部15による絶縁抵抗測
定を実施しているので、ケーブル4から撤去し忘れて接
続されている機器を損傷してしまう恐れがなくなって安
全性が確保され、絶縁抵抗測定を安心して実施すること
ができる。
て、ケーブル4の漏話状態の測定、線路ノイズの測定な
ど、上述以外の種々の項目を追加してもよい。
正常範囲か否かの判断は、その判断内容、許容範囲など
を異なったものとしておいてもよい。
敷設されている周囲の状況など環境条件に関する項目、
天候、気温などを入力するようにしてもよい。
し、また他の測定部を追加してもよい。
リンタなどを用いることができ、また、警報ブザ26や
適当な表示灯を用いることもできる。
成は、上述した以外の種々のものとすることが可能であ
る。
ーブル、架空又は地下などビル外に敷設された種々のケ
ーブル、また、電話、電信、鉄道信号、クロック、消防
、ケーブルビジボンなどの通信に用いられるケーブル、
その他の通信線路、電力供給線路など、種々の線路の試
験に適用することができる。
発生した場合にその原因を早期に且つ容易に発見するこ
とが可能となる。
図、 第2図はメモリに格納された標準データの一部を示す図
、 第3図は試験装置による線路試験の概略の流れを示すフ
ローチャート、 第4図は測定ルーチンの処理内容を示すフローチャート
、 第5図はそれぞれの実測における動作内容を示すフロー
チャートである。 図において、 Iは試験装置、 4はケーブル(を線)、 13は抵抗側足部(測定手段)、 14は容量測定部(ij@定手段)、 15は絶縁抵抗測定部(測定手段)、 16は不平衡測定部(測定手段)、 20aは演算部(演算手段)、 20bは比較部(比較手段)、 20cは推定部(推定手段)、 21はメモリ(データ格納手段)、 22は表示部(表示手段)、 23はキー入力部(入力手段)、 WTは線種、 WLは線長である。
Claims (2)
- (1)線路に使用されている電線(4)の線種(WT)
及び線長(WL)を入力するための入力手段(23)と
、 種々の種類の電線(4)についての単位長さ当たりの電
気的特性値の標準データを格納したデータ格納手段(2
1)と、 前記入力手段(23)により入力された電線の線種(W
T)及び線長(WL)に基づいて当該線路の電気的特性
値を計算により求める演算手段(20a)と、 当該線路の電気的特性値を測定する測定手段(13)〜
(16)と、 前記演算手段(20a)により求めた電気的特性値と前
記測定手段(13)〜(16)により測定した電気的特
性値とを比較する比較手段(20b)と、 前記比較手段(20b)の比較結果に基づいて表示を行
う表示手段(22)と からなることを特徴とする線路の試験装置。 - (2)前記比較手段(20b)の比較結果に基づいて障
害原因を推定する推定手段(20c)を有し、 前記表示手段(22)は、前記推定手段(20c)の推
定結果を表示する ようにしたことを特徴とする請求項1記載の線路の試験
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4060090A JPH0783298B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 線路の試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4060090A JPH0783298B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 線路の試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03242038A true JPH03242038A (ja) | 1991-10-29 |
JPH0783298B2 JPH0783298B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=12585004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4060090A Expired - Lifetime JPH0783298B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 線路の試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0783298B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013128191A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Panasonic Corp | インターホンシステム |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP4060090A patent/JPH0783298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013128191A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Panasonic Corp | インターホンシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0783298B2 (ja) | 1995-09-06 |
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