JP2005339446A - 写真プリントシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】写真プリントシステムにおいて、複数の記録媒体の画像データが1つの記録媒体にまとめられる形となる場合に、画像データのファイル管理を容易に行えるようにする。
【解決手段】記録媒体に記録保存された画像データを読取る読取り装置RDと、入力された画像データに基づいて写真プリントを作製する写真プリント装置EPと、画像データを記録媒体へ書込む書込み装置WTとが設けられた写真プリントシステムにおいて、読取り装置RDにて読取った画像データを書込み装置WTにて他の記録媒体へ書込む場合において、同一ファイル名の画像データが存在するときに、書込み対象の画像データのファイル名を、元のファイル名に文字又は記号を付加して生成した新たなファイル名に変更して、前記他の記録媒体に書込ませる。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録媒体に記録保存された画像データを読取る読取り装置と、入力された画像データに基づいて写真プリントを作製する写真プリント装置と、画像データを記録媒体へ書込む書込み装置とが設けられた写真プリントシステムに関する。
かかる写真プリントシステムは、例えばメモリーカード等の記録媒体から取込んだ画像データや、あるいは、写真フィルムの駒画像を読取った画像データ等から写真プリントを作製するのが主たる機能であるが、付加的なサービスとして、下記特許文献1にも記載のように、画像データを例えばCD−Rメディア等の記録媒体に書込んで、顧客に提供するサービスも行われている。
このような記録媒体への画像データの書込みサービスにおいては、通常、例えばメモリーカード等の画像データの入力元の記録媒体1つと画像データを書込む出力先の記録媒体1つとを1対1に対応させる場合が多く、このような場合では、入力元の記録媒体に記録保存されている画像データのファイル名を特に変更せずにそのまま使用して、出力先の記録媒体に書込めばよかった。
ところが、顧客側の現実的な要求として、複数の記録媒体の画像データを1つの記録媒体にまとめて書込むように希望する場合もあった。
画像データの入力元の記録媒体が複数である場合、これら複数の記録媒体に同一のファイル名の画像データが存在して、そのままでは1つの記録媒体には書き込めない場合が少なくない。
これは、撮影画像のファイル名を連番として自動生成するデジタルカメラの場合に特に顕著である。
このような状況に対応するため、例えば、下記特許文献2に記載のように、ファイル名が重複しないように、既存のファイル名と連番の関係となるファイル名に変更して記録媒体へ書込むことも考えられている。
特開平11−88577号公報 特開2000−215093号公報
しかしながら、上述のように、元のファイル名とは無関係に新たなファイル名を生成して、複数の記録媒体の画像データを1つの記録媒体にまとめる操作を行うと、元のファイル名の情報が失われて、1つにまとめられた記録媒体中の画像データと元の記録媒体中の画像データとの対応を付けられなくなってしまい、画像データの管理上不便なものとなる。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数の記録媒体の画像データが1つの記録媒体にまとめられる形となる場合において、元のファイル名の情報を残して、画像データのファイル管理を容易に行えるようにする点にある。
本出願の第1の発明は、記録媒体に記録保存された画像データを読取る読取り装置と、入力された画像データに基づいて写真プリントを作製する写真プリント装置と、画像データを記録媒体へ書込む書込み装置とが設けられた写真プリントシステムにおいて、前記読取り装置にて読取った画像データを前記書込み装置にて他の記録媒体へ書込む場合において、書込み対象の画像データ間で、あるいは、書込み対象の画像データと前記他の記録媒体に既に書込まれている画像データとの間で、同一ファイル名の画像データが存在するときに、前記書込み対象の画像データのファイル名を、元のファイル名に文字又は記号を付加して生成した新たなファイル名に変更して、前記他の記録媒体に書込ませる書込み管理装置が設けられている。
従って、複数の記録媒体の画像データを読取って、1つの記録媒体にまとめて書込む場合において、その複数の記録媒体の画像データ間でファイル名が重複しているときや、記録媒体から読取った画像データを、既に画像データが記録保存されている他の記録媒体に追記する態様で書込む場合において、書込み対象の画像データと既に書込まれている画像データとの間でファイル名が重複しているときに、その重複状態が解消されるように書込み対象の画像データのファイル名を変更する。
このファイル名の変更のために新たに生成されるファイル名は、元のファイル名に文字又は記号を付加して生成したものであるので、新たなファイル名中に元のファイル名の情報がそのまま残されることになる。
元のファイル名の情報を残しておく手法としては、例えば、元のファイル名と新たに生成した変更後のファイル名との対応関係を記述したファイルを別途作製しておくような手法も考えられるが、ファイル名そのもので元のファイル名の情報を残すことで、元のファイル名を保存しておくための構成を簡素なものとすることができる。
又、本出願の第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、入力された画像データを補正処理する画像処理装置が設けられ、前記読取り装置にて読取られた画像データを、前記画像処理装置にて補正処理した後に、前記書込み装置にて前記他の記録媒体へ書込む補正付き書込み動作と、前記画像処理装置にて補正処理しないで、前記書込み装置にて前記他の記録媒体へ書込む補正無し書込み動作とに切り換え可能に構成されている。
すなわち、写真プリントシステムでは、入力された画像データに所定の補正処理を施して、より高品質な画像とした画像データで写真プリントを作製することが一般的に行われている。
従って、写真プリントシステムに入力される画像データは、上記画像処理装置で補正処理されるのが基本である。
但し、単に記録媒体から他の記録媒体へ画像データを移し替える処理を行うだけであれば、補正処理を行わずにオリジナルの画像データを残しておきさえすれば十分である場合も多い。
そこで、記録媒体へ書込むだけの画像については、画像処理装置にて補正処理するか否かを切り換えられるようにしている。
又、本出願の第3の発明は、上記第2の発明の構成に加えて、入力された画像データに基づく画像を表示するモニタと、前記画像処理装置による補正処理条件を入力する入力操作手段とが設けられ、前記画像処理装置は、前記入力操作手段から入力された補正処理条件に従って画像データの補正処理を実行するように構成されている。
すなわち、写真プリントシステムでは、画像処理装置にて高品質な画像を生成する過程を完全に自動化してしまうことも可能であるが、熟練した作業者がモニタに表示される画像を観察して、適切な補正処理条件を入力操作する機能も備えられている。
単に記録媒体から他の記録媒体へ画像データを移し替える処理を行うだけの場合において、このような作業者による補正処理条件の設定作業を強制すると、作業効率が著しく低下してしまう。
従って、記録媒体へ書込むだけの画像については、画像処理装置にて補正処理するか否かを切り換えられることが特に有効となる。
上記第1の発明によれば、新たに生成したファイル名中に元のファイル名の情報がそのまま残されるので、元のファイル名を保存しておくための構成を簡素なものとしながら、画像データのファイル管理を容易に行えるものとなった。
又、上記第2の発明によれば、記録媒体へ書込むだけの画像については、画像処理装置にて補正処理するか否かを切り換えられるようにすることで、画像処理装置にて補正処理を行わずに記録媒体へ書き込めるようにして処理の高速化を図りながらも、もし必要であれば画像処理装置にて補正処理した高品質な画像を記録媒体へ書込むことができ、写真プリントシステムを一層便利なものとすることができる。
又、上記第3の発明によれば、記録媒体へ書込むだけの画像については、作業者による補正処理条件の入力操作が必要となる補正処理をパスできるようにすることで、処理の高速化を図ることができる。
以下、本発明の写真プリントシステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態で例示する写真プリントシステムDPは、いわゆるデジタルミニラボ機として知られているものであり、図2のブロック図に示すように、現像処理済みの写真フィルムやメモリーカード,光磁気ディスクあるいはCD−Rメディア等の記録画像から画像データを取込む画像入力装置IRと、画像入力装置IRにて取込んだ画像データを画像形態対象部材である印画紙2にプリントして写真プリントを作製する写真プリント装置EPとから構成されている。
〔画像入力装置IRの概略構成〕
画像入力装置IRには、図2に概略的に示すように、写真フィルムの駒画像を読み取るフィルムスキャナ3と、パーソナルコンピュータにて構成される制御装置4と、フィルムスキャナ3等から入力された写真プリント作製用の画像データを補正処理する画像処理装置5とが備えられ、制御装置4には、メモリーカードリーダ,光磁気ディスクドライブ及びCD−R/RWドライブ等を備えた外部入出力装置4aと、仕上がりプリント画像をシミュレートしたシミュレート画像や各種の制御用の情報を表示するモニタ4bと、操作卓4cとが接続され、更に図示を省略するマウス等も備えられている。操作卓4cは、各種の制御情報の入力操作の他、画像処理装置5による補正処理条件を入力する入力操作手段OPとしての機能も備えている。
外部入出力装置4aは、備えられている各ドライブから画像データの取込みが可能であると共に、各ドライブに対応した記録媒体に画像データ等を記録可能である。
従って、外部入出力装置4aは、記録媒体に記録保存された画像データを読取る読取り装置RDとして機能すると共に、画像データを記録媒体に書込む書込み装置WTとしても機能する。
〔画像処理装置5の概略構成〕
画像処理装置5には、図1に示すように、フィルムスキャナ3あるいは外部入出力装置4aから入力された画像データを一時的に記憶保持する入力バッファメモリ21と、入力バッファメモリ21に記憶された画像の縮小画像を生成する縮小画像生成回路22と、入力バッファメモリ21から読み込んだ画像データの補正処理を行う補正処理回路23と、補正処理回路23にて補正処理が完了した画像データを一時的に記憶保持する出力バッファメモリ24とが備えられる他、制御装置4とデータ通信を行うための送受信インターフェース25,26が備えられている。
制御装置4側では、送受信インターフェース25,26の夫々と通信するために、2つの通信用拡張基板31が制御装置4の本体基板32に取り付けられている。
各通信用拡張基板31上には、夫々、送受信インターフェース25,26の夫々とデータ通信するための送受信インターフェース41と、送受信インターフェース41を介して入力された画像データを記憶する画像データ受信用の受信メモリ42とが備えられている。
〔写真プリント装置EPの全体構成〕
図2に示すように、写真プリント装置EPは、筐体内部に、画像形成装置EXと、画像形成装置EXにて画像が露光形成された印画紙2を現像処理する現像処理装置PPと、筐体内に配置された印画紙マガジン6から引き出された印画紙2を多数の搬送ローラ9等にて現像処理装置PPへ搬送する印画紙搬送系PTとが設けられている。
図示を省略するが、プリント装置EPの筐体外部には、現像処理装置PPにて現像処理及び乾燥処理された印画紙2をオーダー毎に分類するためのソータが備えられ、現像処理装置PPの排出口から排出された印画紙2をコンベア10にてソータへ搬送する。
更に、印画紙搬送系PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン6から引き出された長尺の印画紙2を設定プリントサイズに切断するカッタ11と、印画紙2を複数の搬送列に振り分けるための振り分け装置12が備えられている。
〔画像形成装置EXの構成〕
画像形成装置EXは、印画紙2上に露光画像を形成する画像形成ヘッド13と、画像形成ヘッド13を制御する露光制御装置14とを主要部として構成されている。
画像形成ヘッド13は、設定プリントサイズに切断された印画紙2の搬送経路の途中箇所を画像形成位置とするように取り付けられ、その画像形成位置において印画紙搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)でレーザビームを走査する。
画像形成ヘッド13から出射されるレーザビームは、露光制御装置14の制御によって、画像処理装置5から入力された画像データに基づいて強度変調されている。
印画紙搬送系PTにて搬送駆動される印画紙2に対して上述のように強度変調されたレーザビームが走査されることで、印画紙2上に画像が露光形成され、それが現像処理装置PPにて現像処理されると写真プリントとして仕上がる。
〔基本的なプリント動作〕
上記構成の写真プリントシステムDPによる基本的なプリント動作を、写真フィルムの読取り画像データに基づいて写真プリントを作製する場合について概説する。
写真プリントシステムDPを操作する作業者が、顧客から写真プリントの作製依頼を受けた写真フィルムをフィルムスキャナ3に装填して、写真フィルムの駒画像の読取りを開始させると、フィルムスキャナ3にて読取られた駒画像の画像データは順次に画像処理装置5の入力バッファメモリ21に蓄積されて行く。
本実施の形態の写真プリントシステムでは、画像処理装置5に入力された画像データに対して補正処理回路23にて自動的に補正処理を施して写真プリント装置EPにてプリント処理させるフルオートモードの他に、写真プリントシステムDPを操作する作業者が個々の画像の補正状態を確認した上で、写真プリント装置EPにプリント処理させるセミオートモードによる処理が可能となっている。
上記セミオートモードで処理するように設定されたときは、入力バッファメモリ21に蓄積された画像データは、縮小画像生成回路22にてそれらの縮小画像が生成されて、6駒単位で制御装置4へ送られる。
制御装置4では、画像処理装置5から受け取った縮小画像に対して補正処理回路23による補正処理と同等の補正処理を施し、それらをモニタ4bに表示する。
写真プリントシステムDPを操作する作業者は、モニタ4bに表示された画像(この表示画像がシミュレート画像になっている)を観察して、良好な画像に補正処理されているか否かを確認し、補正処理条件を修正する必要があれば、操作卓4cから補正処理条件の修正量を入力操作する。
操作卓4cから、既定の補正処理条件で良好な画像が得られていることを確認する旨の入力操作がされるか、あるいは、補正処理条件の修正量が入力操作されると、その入力信号は画像処理装置5の補正処理回路23に伝えられる。
補正処理回路23は、その入力信号を反映した補正処理条件で入力バッファメモリ21の画像データを補正処理して、補正処理が完了した画像データを出力バッファメモリ24へ書込む。
出力バッファメモリ24に書込まれた画像データは、順次に写真プリント装置EPの露光制御装置14へ送られ、印画紙搬送系PTにて搬送される印画紙2に対して画像形成ヘッド13で露光処理される。
画像形成ヘッド13にて画像が露光形成された印画紙2は、現像処理装置PPにて現像処理され、仕上がりプリントとして排出される。
以上、写真フィルムの駒画像を読取って写真プリントを作製する場合を説明したが、メモリーカードに記憶保存されている画像データを読取る等して、外部入出力装置4aから制御装置4を経て画像処理装置5の入力バッファメモリ21に入力された画像についても上記と同様に処理される。但し、写真フィルムの駒画像の読取り画像データと、メモリーカード等の記録媒体から入力された画像データとでは、補正処理回路23による既定の補正処理条件が異なっている。
〔記録媒体間の画像データの複写〕
本実施の形態の写真プリントシステムDPでは、上記の基本的な写真プリントの作製動作の他に、記録媒体から画像データを読取って他の記録媒体へ書込むサービスも提供できるように構成されている。
このサービスは、主には、デジタルカメラや写真撮影機能付きの携帯電話装置にて撮影された画像データを記録保存しているメモリーカードの画像データを読取って、CD−Rメディア等へ記録保存することを想定したものである。
モニタ4bに表示されているメニュー選択画面で、記録媒体間での画像データのコピー処理が選択されると、制御装置4は、図5のフローチャートに示す処理を開始し、先ず、図3に示す画面をモニタ4bにウィンドウ表示する(ステップ#1)。
図3に示す画面表示では、画像データの入力元の記録媒体を指定するための入力元メディア指定欄51と、画像データを書込む出力先の記録媒体を指定するための出力先メディア指定欄52と、入力元の記録媒体に記録保存されている画像ファイルのファイル名を表示するための入力元画像ファイル表示欄53と、出力先の記録媒体に記録保存されている画像ファイルのファイル名等を表示するための出力先画像ファイル表示欄54と、入力元画像ファイル表示欄53に表示されている画像ファイルのうちの選択された画像ファイルを出力先画像ファイル表示欄54へ移動させるための選択移動ボタン表示55と、入力元画像ファイル表示欄53に表示されている画像ファイルを一括して出力先画像ファイル表示欄54へ移動させるための一括移動ボタン表示56と、出力先画像ファイル表示欄54に表示されている画像ファイルのうちの選択された画像ファイルを入力元画像ファイル表示欄53へ戻すための選択戻しボタン表示57と、出力先画像ファイル表示欄54に表示されている画像ファイルを一括して入力元画像ファイル表示欄53へ戻すための一括戻しボタン表示58と、出力先画像ファイル表示欄54に登録されている画像ファイルについて出力先の記録媒体への書込みを指示するたのOKボタン表示61と、この表示ウィンドウでの処理を中止させるためのキャンセルボタン表示62とが表示されている。
図3の画面表示には、更に、出力先の記録媒体にデータの追加記録を許容するか否かを設定するための追記チェックボックス59と、出力先の記録媒体へ書込む画像データを画像処理装置5にて補正処理して補正付き書込み動作を行わせるか、あるいは、補正処理を行わない補正無し書込み動作を行わせるかを指定するための画像処理指定チェックボックス60とが表示されている。
追記チェックボックス59は、出力先の記録媒体が、CD−RメディアやDVD−Rメディアのような、一旦書込んだデータを書換えできない書換え不能型の記録媒体であるときにのみ入力操作を受付け可能となる。
モニタ4bに図3のウィンドウ表示が表示されている状態で、作業者がマウス操作で入力元メディア指定欄51のプルダウンメニューから入力元の記録媒体を指定すると(ステップ#2)、その指定された記録媒体から画像データのファイル名を読出し(ステップ#3)、その読み出したファイル名を入力元画像ファイル表示欄53にリスト表示する(ステップ#4)。
図3では、入力元の記録媒体としてメモリーカードを指定し、外部入出力装置4aのメモリーカードリーダにセットされているメモリーカードに「ABCD0001.JPG」〜「ABCD0005.JPG」の画像ファイルが記録保存されている場合を例示している。
又、作業者が出力先メディア指定欄52のプルダウンメニューから出力先の記録媒体を指定すると(ステップ#5)、その指定された記録媒体から画像データのファイル名を読出し(ステップ#6)、その読み出したファイル名を出力先画像ファイル表示欄54にリスト表示する(ステップ#7)。
図3では、出力先の記録媒体としてCD−Rメディアを指定し、外部入出力装置4aのCD−R/RWドライブにセットされているCD−Rメディアに「ABCD0001.JPG」〜「ABCD0003.JPG」の画像ファイルが記録保存されている場合を例示している。
図3に示す表示状態から、マウス等の操作で入力元画像ファイル表示欄53にリスト表示されている画像ファイルのいずれかを選択して、選択移動ボタン表示55を押し操作するか、あるいは、一括移動ボタン表示56を押し操作すると(ステップ#8)、コピー処理対象の画像ファイルのファイル名を変更する必要があるか否かを確認した後(ステップ#9)、入力元の記録媒体(ここでは、メモリーカード)に記録保存されている画像ファイルのうち指定された画像ファイルを制御装置4のハードディスク装置にコピーし(ステップ#11)、図4に示すように、指定した画像ファイルを入力元画像ファイル表示欄53から出力先画像ファイル表示欄54へ移動させる(ステップ#12)。
図4では、一括移動ボタン表示56の操作で、一括して画像ファイルを移動させた場合を例示している。
ステップ#9のファイル名を変更する必要があるか否かの判断は、出力先の記録媒体(ここでは、CD−Rメディア)に、同一ファイル名の画像ファイル名を書込んでしまうことのないようにするための処理であり、この処理の際に入力元画像ファイル表示欄53に表示された画像ファイルのファイル名と同一のファイル名の画像ファイルが出力先画像ファイル表示欄54に存在するときは、移動する画像ファイルのファイル名を変更する(ステップ#10)。
このファイル名を変更する際の変更規則は、入力元の記録媒体毎に、処理対象の画像ファイルに一律に適用する共通の変更規則を設定しており、図4に示す例では、元のファイル名(拡張子の部分を除く)の後に「(2)」という文字及び記号を付加するという共通の変更規則を適用している。
従って、「ABCD0004.JPG」及び「ABCD0005.JPG」のように、出力先画像ファイル表示欄54に存在せず、ファイル名の衝突が発生しない画像ファイルにも同一のファイル名の変更規則を適用して、入力元の記録媒体が同一であることを特定できるようにしている。
これは、図4のように一括して画像ファイルを移動させる場合に限らず、選択移動ボタン表示55の操作で、個々の画像ファイルを移動させた場合でも同様であり、5つの画像ファイルを個々に移動させた場合でも、図4に示すものと同一のファイル名で移動されることになる。
出力先の記録媒体(ここでは、CD−Rメディア)の空き容量に余裕があるときは、更に別の記録媒体の画像ファイルを取込んで出力先の記録媒体に書込ませることも可能である。
例えば、更に別のメモリーカードの画像データを同一のCD−Rメディアに書込ませるときは、そのメモリーカードを外部入出力装置4aのメモリーカードリーダにセットした後、入力元メディア指定欄51のプルダウンメニューから再度メモリーカードを指定すると(ステップ#2)、そのメモリーカードに記録保存されている画像ファイルのファイル名が読取られて(ステップ#3)、読取られたファイル名が入力元画像ファイル表示欄53にリスト表示される(ステップ#4)。このとき、それまで入力元画像ファイル表示欄53に表示されていた画像ファイル名は消去される。
入力元画像ファイル表示欄53に新たにリスト表示された画像ファイルに対して、上記と同様の操作で出力先の記録媒体に書込ませる画像ファイルを指定できる(ステップ#8〜#12)。
この際においても、入力元の記録媒体に「ABCD0001.JPG」のようなファイル名の衝突が発生する画像ファイルが存在するときは、そのファイル名(拡張子の部分を除く)の後に例えば「(3)」のような文字及び記号を付加する変更規則を適用して、「ABCD0001(3).JPG」のようなファイル名で制御装置4のハードディスク装置にコピーする。
以上、出力先の記録媒体に元から存在する画像ファイルのファイル名と入力元の記録媒体に記録保存されている画像ファイルのファイル名が同一である場合を例示して説明したが、出力先の記録媒体には画像ファイルが存在せず、上記のように複数のメモリーカードからその記録媒体に画像ファイルを書込む際に、複数のメモリーカード間でファイル名の衝突が発生するときについても同様の取扱いである。
従って、制御装置4は、外部入出力装置4aにて記録媒体から読取った画像データを、外部入出力装置4aにて他の記録媒体へ書込む場合において、書込み対象の画像データ間で、あるいは、書込み対象の画像データと前記他の記録媒体に既に書込まれている画像データとの間で、同一ファイル名の画像データが存在するときに、書込み対象の画像データのファイル名を、元のファイル名に文字又は記号を付加して生成した新たなファイル名に変更して、前記他の記録媒体に書込ませる書込み管理装置WCとして機能している。
上述のような操作を繰り返して、出力先に指定した記録媒体(CD−Rメディア)に書込むべき画像ファイルの登録を全て完了し、作業者がOKボタン表示61をマウス等にて押し操作すると(ステップ#13)、画像処理指定チェックボックス60にチェックマークが入っているときは(ステップ#14)、出力先の記録媒体への書込み対象として登録されている画像データを画像処理装置5の入力バッファメモリ21へ送り、補正処理回路23にて補正処理させて、補正処理が完了した画像データを出力バッファメモリ24から受け取る(ステップ#15)。このとき、上述の基本的なプリント動作の場合と同様に、作業者が個々の画像について補正処理条件を設定することもできる。
画像処理指定チェックボックス60にチェックマークが入っていないときは、このような画像補正処理を行わずに、直ちに書込み動作に移行する。
制御装置4は、出力先の記録媒体への書込み対象としてハードディスク装置に記録されている画像ファイルを、出力先の記録媒体に対応する外部入出力装置4aのドライブ(ここでは、CD−R/RWドライブ)へ送って書込み処理させる(ステップ#16)。
このとき、追記チェックボックス59にチェックマークが入っているときは、追記可能な状態で画像ファイルを書込ませ、追記チェックボックス59にチェックマークが入っていないときは、データの追加記録ができずデータの読取りのみが可能となる状態で書込ませる。
追記可能な状態で画像ファイルを書込ませたときは、空き容量に余裕があれば、上述の操作を行って、更に別の記録媒体の画像ファイルを書込ませることができる。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施の形態では、入力元の記録媒体の画像ファイルを出力先の記録媒体に書込む際に、ファイル名の衝突回避のためのファイル名の変更規則を入力元に記録媒体毎に設定して、同一の記録媒体の画像ファイルについてはその変更規則を一律に適用する場合を例示しているが、各画像ファイル毎にファイル名が衝突するか否かを判断して、ファイル名の変更が必要な画像ファイルのみについて新たにファイル名を設定するように構成しても良い。
(2)上記実施の形態では、ファイル名(拡張子の部分を除く)の後に文字及び記号を付加して新たなファイル名を生成する場合を例示しているが、文字あるいは記号のいずれか一方のみを付加するものでも良いし、付加する位置も適宜に変更可能である。
(3)上記実施の形態では、写真プリント装置EPとして、レーザビーム露光式の画像形成ヘッド13を備える場合を例示しているが、PLZT光シャッタ方式等の他の露光形式を採用するものでも良いし、インクジェットプリント方式等の露光によらないプリント形式を採用するものでも良い。
本発明の実施の形態にかかる要部ブロック構成図 本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムの概略ブロック構成図 本発明の実施の形態にかかるモニタの画面表示例 本発明の実施の形態にかかるモニタの画面表示例 本発明の実施の形態にかかるフローチャート
符号の説明
EP 写真プリント装置
OP 入力操作手段
RD 読取り装置
WC 書込み管理装置
WT 書込み装置
4b モニタ
5 画像処理装置

Claims (3)

  1. 記録媒体に記録保存された画像データを読取る読取り装置と、入力された画像データに基づいて写真プリントを作製する写真プリント装置と、画像データを記録媒体へ書込む書込み装置とが設けられた写真プリントシステムであって、
    前記読取り装置にて読取った画像データを前記書込み装置にて他の記録媒体へ書込む場合において、書込み対象の画像データ間で、あるいは、書込み対象の画像データと前記他の記録媒体に既に書込まれている画像データとの間で、同一ファイル名の画像データが存在するときに、前記書込み対象の画像データのファイル名を、元のファイル名に文字又は記号を付加して生成した新たなファイル名に変更して、前記他の記録媒体に書込ませる書込み管理装置が設けられている写真プリントシステム。
  2. 入力された画像データを補正処理する画像処理装置が設けられ、
    前記読取り装置にて読取られた画像データを、前記画像処理装置にて補正処理した後に、前記書込み装置にて前記他の記録媒体へ書込む補正付き書込み動作と、前記画像処理装置にて補正処理しないで、前記書込み装置にて前記他の記録媒体へ書込む補正無し書込み動作とに切り換え可能に構成されている請求項1記載の写真プリントシステム。
  3. 入力された画像データに基づく画像を表示するモニタと、前記画像処理装置による補正処理条件を入力する入力操作手段とが設けられ、
    前記画像処理装置は、前記入力操作手段から入力された補正処理条件に従って画像データの補正処理を実行するように構成されている請求項2記載の写真プリントシステム。
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