JP2005352773A - 写真プリントシステム及びプリント作製対象指定用プログラム - Google Patents

写真プリントシステム及びプリント作製対象指定用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体に記録保存された画像ファイルからプリント作製対象の画像ファイルを特定する作業を簡単に行えるようにする。
【解決手段】読取り装置RDにて記録媒体から読取った画像ファイルの画像データについて写真プリントを作製する写真プリント装置EPと、前記記録媒体に記録された画像ファイルの中からプリント作製対象を指示入力するためのプリント対象指示入力装置PIとが備えられた写真プリントシステムにおいて、前記プリント対象指示入力装置PIは、入力操作手段OPからの入力操作情報に基づいて特定される基準日付情報と、前記記録媒体に記録されている画像ファイルに対応する日付情報とが設定関係にあるときに、その画像ファイルを、前記プリント作製対象又はそれの候補として特定する。又、プリント作製対象指定用プログラムが、そのプリント作製対象を特定するための処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に記録された画像ファイルを読取る読取り装置と、その読取り装置にて読取った画像ファイルの画像データについて写真プリントを作製する写真プリント装置と、前記記録媒体に記録された画像ファイルのうちのいずれの画像ファイルを前記写真プリント装置のプリント作製対象とするかを指示入力するためのプリント対象指示入力装置とが備えられた写真プリントシステム、及び、プリント作製対象指定用プログラムに関する。
かかる写真プリントシステムは、下記特許文献1にも記載のように、近年のデジタルカメラの普及等により、例えばメモリーカード等の記録媒体に画像ファイルとして記録保存された画像データから写真プリントを作製する機能を有するものである。
このようなシステムでは、記録媒体中に個々の画像が画像ファイルとして記録保存されているため、個々の画像を夫々独立したデータとして扱い易いものとなっている。
このため、記録媒体に記録保存されている画像を一括して写真プリント装置のプリント作製対象とするのではなく、記録媒体に記録保存されている画像ファイルからプリント作製対象とする画像を選択できるようにしている。
記録媒体に記録保存されている画像ファイルからプリント作製対象の画像を選択する手法としては、従来、記録媒体に記録保存されている画像ファイルをリスト表示して、そのリストからプリント作製対象とする画像ファイルを個々に選択する操作を行うのが一般的である。
特開平11−331753号公報
しかしながら、近年の技術進歩により記録媒体の記録容量が飛躍的に増大し、1つの記録媒体に記録保存できる画像ファイル数(画像数)が飛躍的に増大している状況下では、1つの記録媒体に新旧の多数の画像ファイルが混在し、それらの画像ファイルのリスト表示から特定の画像ファイルを1つずつ指定するという作業は、その作業を行う者に多大な作業負担をかけてしまう不都合があった。
この傾向はデジタルカメラを搭載した携帯電話で特に顕著である。例えば小学校、中学校、高等学校の子女は、お気に入りの画像を残しておくことが多いので、直ぐに記憶容量を超えるぐらいになってしまう。そうした場合、プリントを作製することで一部を削除して容量を確保するしかないのであるが、記憶されている画像の中からプリント出力する画像を指示する際の選択が非常に煩わしいものとなっていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、記録媒体に記録保存された画像ファイルからプリント作製対象の画像ファイルを特定する作業を簡単に行えるようにする点にある。
本出願の第1の発明は、記録媒体に記録された画像ファイルを読取る読取り装置と、その読取り装置にて読取った画像ファイルの画像データについて写真プリントを作製する写真プリント装置と、前記記録媒体に記録された画像ファイルのうちのいずれの画像ファイルを前記写真プリント装置のプリント作製対象とするかを指示入力するためのプリント対象指示入力装置とが備えられた写真プリントシステムにおいて、前記プリント対象指示入力装置は、入力操作手段からの入力操作情報に基づいて特定される基準日付情報と、前記記録媒体に記録されている画像ファイルに対応する日付情報とが設定関係にあるときに、その画像ファイルを、前記プリント作製対象又はそれの候補として特定するように構成されている。
すなわち、顧客が写真プリントの作製注文を行う際、例えば同じ日に撮影された写真画像の画像ファイルを一括してプリント注文したい、というように、日付情報を基準にプリント注文を行うか否かを判断する場合が少なくない。
そこで、何らかの入力形態で日付情報(基準日付情報)を入力操作すれば、その日付情報と設定関係にある日付情報を有する画像ファイルについては、一括して、プリント作製対象として指示入力された画像ファイルとして取り扱うようにするのである。
又、本出願の第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、前記プリント対象指定装置は、前記記録媒体に記録されている各画像ファイルの日付情報を、各画像ファイルのデータ中に含まれる撮影日付データによって識別するように構成されている。
すなわち、記録媒体に記録保存した状態で、プリント作製対象の画像ファイルを供給する形態のものとして最も典型的なものは、デジタルカメラにて撮影された画像を画像ファイルとして記録保持したメモリーカード等の記録媒体や、その記録媒体の画像ファイルをそのまま他の記録媒体にコピーしたものでプリント注文を依頼される場合である。
デジタルカメラにて撮影された画像の画像ファイルには、そのファイルのデータ中に撮影日付の情報が書込まれる仕様が一般的に普及しており、その画像ファイルに対応する日付情報として、データ中の撮影日付データを取得することができる。
プリント注文を依頼する顧客は、何月何日の旅行先で撮影した写真をプリントしたい、というように、プリント作製対象としたい画像を実際の撮影日付と関連させて記憶している場合が多い。
このような場合、画像ファイルのタイムスタンプで撮影日付を推定することも可能であるが、タイムスタンプは、画像ファイルに何らかの処理を施す過程で書き換えられてしまう可能性もある。
そこで、実際の撮影日付そのものである画像ファイルのデータ中の撮影日付データによって画像ファイルに対応する日付情報を特定しているのである。
又、本出願の第3の発明は、上記第2の発明の構成に加えて、前記プリント対象指定装置は、画像ファイルのデータ中に撮影日付データが含まれないときに、その画像ファイルに対応する日付情報を、その画像ファイルのタイムスタンプによって識別するように構成されている。
すなわち、上述のように画像ファイルのデータ中に撮影日付のデータが存在するときは、その撮影日付データをその画像ファイルに対応する日付情報として取り扱うのが原則である。
ところが、画像ファイルに何らかの処理を施す過程でその撮影日付データが消去されてしまう場合や、そもそも撮影日付データを画像ファイルのデータ中に書込まない仕様のデジタルカメラで撮影された画像である場合もある。
このような場合に、対応する日付情報が存在しないものとして取り扱うのではなく、次善の策として、画像ファイルのタイムスタンプをその画像ファイルに対応する日付情報として取り扱う。
タイムスタンプは、必ずしも撮影日付に一致していない可能性があるが、少なくともその画像ファイルに対して何らかの処理操作を行った日付を表している。
従って、撮影日付ほどではないにしても、プリント注文を依頼する顧客の印象に残っている場合が少なくないものであり、プリント作製対象の画像ファイルを特定する上で有効な情報となり得るものである。
又、本出願の第4の発明は、上記第1〜第3のいずれかの発明の構成に加えて、前記プリント対象指定装置は、前記記録媒体に記録された画像ファイルのファイル名のリストを、その画像ファイルに対応する日付情報と共にモニタに表示させ、モニタにリスト表示された画像ファイルのいずれかが選択指定されたときに、その選択指定された画像ファイルに対応する日付情報を前記基準日付情報として取り扱うように構成されている。
すなわち、画像ファイルのファイル名をリスト表示したものの中から、いずれかのファイルを選択するという従前の入力操作形態をそのまま踏襲しながら、前記基準日付情報を入力操作することができる。
又、本出願の第5の発明は、上記第4の発明の構成に加えて、前記プリント対象指定装置は、画像ファイルのファイル名を前記モニタにリスト表示するときに、その画像ファイルのデータ中に撮影日付データが含まれる画像ファイルについてのみ前記対応する日付情報を表示し且つ前記対応する日付情報として前記撮影日付データを使用する第1表示状態と、その画像ファイルのデータ中に撮影日付データが含まれる画像ファイルについてはその撮影日付データを前記対応する日付情報として表示すると共に、その画像ファイルのデータ中に撮影日付データが含まれない画像ファイルについてはその画像ファイルのタイムスタンプを前記対応する日付情報として表示する第2表示状態とに切り換え可能に構成されている。
従って、前記第1表示状態と第2表示状態とを切り換えることによって、表示される日付情報がどのようにして取得されたものであるかを的確に把握することができる。
又、本出願の第6の発明は、上記第5の発明の構成に加えて、前記プリント対象指定装置は、画像ファイルのファイル名を前記モニタにリスト表示するときに、前記撮影日付データによって表示の並び順序を設定すると共に、前記第2表示状態においては、タイムスタンプを表示する画像ファイルについて、そのタイムスタンプを撮影日付データとみなして並び順序を設定するように構成されている。
従って、撮影日付の古い画像ファイルを優先的にプリントしたい場合や、撮影日付の新しい画像ファイルを優先的にプリントしたいような場合に、記録媒体に多量の画像ファイルが存在しているときでも簡便にアクセスすることができる。
しかも、撮像日付データのない画像ファイルについては、そのような表示並び順設定の対象とするか否かを任意に切り換えることができる。
又、本出願の第7の発明は、記録媒体に記録された画像ファイルのうちのいずれの画像ファイルをプリント作製対象とするかを指定するためのプリント作製対象指定用プログラムにおいて、入力操作手段からの入力操作情報に基づいて特定される基準日付情報と、前記記録媒体に記録されている画像ファイルに対応する日付情報とが設定関係にあるときに、その画像ファイルを、前記プリント作製対象又はそれの候補として特定するように構成されている。
従って、何らかの入力形態で日付情報(基準日付情報)を入力操作すれば、その日付情報と設定関係にある日付情報を有する画像ファイルについては、一括して、プリント作製対象として指示入力された画像ファイルとして取り扱うことができる。
上記第1の発明によれば、何らかの入力形態で日付情報(基準日付情報)を入力操作すれば、その日付情報と設定関係にある日付情報を有する画像ファイルについては、一括して、プリント作製対象として指示入力された画像ファイルとして取り扱われるので、記録媒体に記録保存された画像ファイルからプリント作製対象の画像ファイルを特定する作業を簡単に行えるものとなった。
又、上記第2の発明によれば、実際の撮影日付そのものである画像ファイルのデータ中の撮影日付データによって画像ファイルに対応する日付情報を特定するので、日付情報を利用したプリント作製対象の特定作業をより的確に行えるものとなった。
又、上記第3の発明によれば、画像ファイルのデータ中に撮影日付データが存在しない場合でも、プリント注文を依頼する顧客の印象に残っている場合が少なくないタイムスタンプのデータを利用して、日付情報によるプリント作製対象の特定作業を行えるようにすることで、写真プリントシステムを一層便利なものとすることができる。
又、上記第4の発明によれば、従前の入力操作形態をそのまま踏襲しながら、前記基準日付情報の入力操作を行えるので、オペレータが違和感無く操作することができ、写真プリントシステムを更に便利なものとすることができる。
又、上記第5の発明によれば、モニタに表示される日付情報の出所を簡単に把握できるので、写真プリントシステムをより一層便利なものとすることができる。
又、上記第6の発明によれば、撮影日付の最も古い側の画像ファイルあるいは撮影日付の最も新しい画像ファイルのように、アクセスの発生頻度が高いものに簡便にアクセスできるようにすると共に、撮像日付データのない画像ファイルについて取扱いを任意に切り換え可能とすることで、プリント作製対象の特定作業を一層簡単に行えるものとなる。
又、上記第7の発明によれば、日付情報をもとに、一括してプリント作製対象を指定できるので、記録媒体に記録保存された画像ファイルからプリント作製対象の画像ファイルを特定する作業を簡単に行えるものとなった。
以下、本発明の写真プリントシステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態で例示する写真プリントシステムDPは、ブロック構成図として示す図1及び店舗に設置した状態の外観を示す図2に示すように、プリント注文受付装置ORと、いわゆるデジタルミニラボ機として知られている写真プリント装置EPと、各種のソースから画像データを取込んで写真プリント装置EPへ送る画像データを生成する画像入力装置IRとを主要部として構成されている。
このシステムでは、顧客が写真フィルムやメモリーカードを店舗の従業者であるオペレータに渡して、写真プリント装置EPにて写真プリントを作製することができる他、顧客自身がプリント注文受付装置ORを操作してメモリーカード等の各種の記録媒体等の画像データから写真プリントの作製を注文することもできる。
〔画像入力装置IRの概略構成〕
画像入力装置IRには、図1に概略的に示すように、写真フィルムの駒画像を読み取るフィルムスキャナ3と、パーソナルコンピュータにて構成される主制御装置4と、フィルムスキャナ3等から入力された写真プリント作製用の画像データを補正処理する画像処理装置5とが備えられ、主制御装置4には、メモリーカードリーダ,光磁気ディスクドライブ及びCD−R/RWドライブ等の各種のドライブを備えた外部入出力装置4aと、仕上がりプリント画像をシミュレートしたシミュレート画像や各種の制御用の情報を表示するモニタ4bと、操作卓4cと、マウス4dとが接続されている。操作卓4c及びマウス4dは、画像処理装置5による補正処理条件その他の各種の指示を入力操作するのに利用され、入力操作手段OPとして機能する。
外部入出力装置4aは、メモリーカード等の記録媒体に記録された画像ファイルを読取る読取り装置RDとして機能し、読取り装置RDにて読取られた画像ファイルの画像データは、画像処理装置5にて補正処理した後に、写真プリント装置EPへ送られ、送った画像データについて写真プリントが作製される。外部入出力装置4aの各ドライブは、対応する記録媒体に画像データ等を記録できるようにもなっている。
〔プリント注文受付装置ORの概略構成〕
プリント注文受付装置ORは、図1示すように、画像入力装置IRの外部入出力装置4aと同等の機能を有する外部入出力装置51と、各種の案内表示等を表示する表示機能と各種の指示を入力操作するための入力機能とを兼ね備えたタッチパネル式のモニタ52と、パーソナルコンピュータにより構成される制御装置53と、入出金ユニット54とが備えられている。
外部入出力装置51は、外部入出力装置4aと同様に、記録媒体に記録された画像ファイルを読取る読取り装置RDとして機能し、外部入出力装置51にて読取られた画像ファイルは、制御装置53及び主制御装置4を経由して画像処理装置5へ送られる。画像処理装置5にて補正処理した画像データは写真プリント装置EPへ送られ、送った画像データについて写真プリントが作製される。
モニタ52に表示される各種の案内表示には、画像入力装置IRのモニタ4bと同様に、操作対象となるボタン表示等が表示されるが、画像入力装置IRのモニタ4bでは主にマウス4dの操作で指示入力を行うのに対して、プリント注文受付装置ORのモニタ52ではモニタ52の表示画面を指等で押し操作して指示入力を行うので、モニタ52自体が入力操作手段OPとして機能する。
入出金ユニット54は、プリント注文受付装置ORを利用して写真プリントの作製を注文する際の料金を徴収するための装置であり、写真プリントの作製を依頼する顧客は、この入出金ユニット54を利用して支払う方法と、店舗の従業者に直接支払う方法とを選択できる。
〔写真プリント装置EPの全体構成〕
写真プリント装置EPは、筐体内部に、画像形成装置EXと、画像形成装置EXにて画像が露光形成された印画紙2を現像処理する現像処理装置PPと、筐体上部側に設置された印画紙マガジン6から引き出された印画紙2を多数の搬送ローラ9等にて現像処理装置PPへ搬送する印画紙搬送系PTとが設けられている。
写真プリント装置EPの筐体外部には、図2に示すように、現像処理装置PPにて現像処理及び乾燥処理された印画紙2をオーダ毎に分類するためのソータ7と、現像処理装置PPから排出された印画紙2をソータ7へ搬送するコンベア8とが設けられている。
更に、印画紙搬送系PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン6から引き出された長尺の印画紙2を設定プリントサイズに切断するカッタ10が備えられている。
〔画像形成装置EXの構成〕
画像形成装置EXは、印画紙2上に露光画像を形成する画像形成ヘッド13と、画像形成ヘッド13を制御する露光制御装置14とを主要部として構成されている。
画像形成ヘッド13は、設定プリントサイズに切断された印画紙2の搬送経路の途中箇所を画像形成位置とするように取り付けられ、その画像形成位置において印画紙搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)でレーザビームを走査する。
画像形成ヘッド13から出射されるレーザビームは、露光制御装置14の制御によって、画像処理装置5から入力された画像データに基づいて強度変調されている。
印画紙搬送系PTにて搬送駆動される印画紙2に対して上述のように強度変調されたレーザビームが走査されることで、印画紙2上に画像が露光形成され、それが現像処理装置PPにて現像処理されると写真プリントとして仕上がる。
〔記録媒体からのプリント作製対象の特定作業〕
次に、画像入力装置IRの外部入出力装置4aあるいはプリント注文受付装置ORの外部入出力装置51から画像データを取込む際の処理について説明する。
画像入力装置IRの外部入出力装置4aから画像データを取込む際は、画像入力装置IRの主制御装置4が、図7乃至図11にフローチャートで示す「プリント作製対象指定用プログラム」を実行して、プリント作製対象の画像ファイルを特定する作業を行い、プリント注文受付装置ORの外部入出力装置51から画像データを取込む際は、プリント注文受付装置ORの制御装置53が、図7乃至図11にフローチャートで示す「プリント作製対象指定用プログラム」を実行して、プリント作製対象の画像ファイルを特定する作業を行う。
いずれにおいても、処理内容は全く共通であり、画像入力装置IRでは、主制御装置4、モニタ4b、操作卓4c及びマウス4dが、記録媒体に記録された画像ファイルのうちのいずれの画像ファイルをプリント作製対象とするかを指示入力するプリント対象指示入力装置PIを構成し、プリント注文受付装置ORでは、制御装置53及びタッチパネル式のモニタ52が前記プリント対象指示入力装置PIを構成する。
以下、図7乃至図11で示す「プリント作製対象指定用プログラム」の処理を具体的に説明する。
各種の作業処理項目を表示している初期メニュー画面から、読取る記録媒体の種類毎に設定されている読取り開始指示ボタン表示を押し操作すると、図7の処理を起動する。
図7の処理が開始されると、先ず、その記録媒体に記録されている画像ファイルのファイル情報を読み込む(ステップ#1)。ここで読み込むファイル情報には、画像ファイルのファイル名と、その画像ファイルのタイムスタンプのデータと、その画像ファイルのデータ中に撮影日付データが含まれる場合はその撮影日付データとがある。
画像ファイルのデータ中に含まれる撮影日付データには、例えばデジタルカメラの撮影画像フォーマットとして最もポピュラーなJPEGフォーマットにおけるEXIF情報がある。
本実施の形態では、デジタルカメラの撮影画像を記憶保持するメモリーカードあるいはメモリーカードと同等仕様の磁気ディスク装置に記憶されている画像ファイルを取込む場合を例示し、その画像ファイル中のEXIF情報を撮影日付データとして取り扱う場合を説明するものとし、以下において、「撮影日付データ」を、より具体的に「撮影日時データ」と表現する。
記録媒体から上記ファイル情報の読み込みが完了すると、モニタ4b(あるいは、モニタ52)に、図3に示すファイル選択画面をウィンドウ表示する(ステップ#2)。
図3のウィンドウ画面には、読み込み対象の記録媒体中の画像ファイルのファイル名とその画像ファイルの撮影日時データとをリスト表示する入力元ファイル表示欄21と、プリント作製対象の候補として選択された画像ファイルのファイル名とその画像ファイルの撮影日時データとをリスト表示するプリント候補表示欄22と、入力元ファイル表示欄21にリスト表示された画像ファイルからいずれかのファイルを選択してプリント作製対象の候補として指定するための選択ボタン表示23と、入力元ファイル表示欄21にリスト表示された画像ファイルの全てを一括してプリント作製対象の候補として指定するための全選択ボタン表示24と、プリント作製対象の候補を日付情報をもとに指定するように設定するための日付指定チェックボックス25と、日付情報の具体的な取扱い方を指定するための条件設定ラジオボタン表示26と、入力元ファイル表示欄21及びプリント候補表示欄22に画像ファイルの情報をリスト表示させる際にタイムスタンプのデータを撮影日時データと同様に扱うか否かを指定するためのタイムスタンプチェックボックス27と、プリント候補表示欄22に表示されているプリント作製対象の候補の画像ファイルをプリント作製対象として確定してプリント処理に移行させるためのOKボタン表示28とが表示されている。
この他、一度プリント作製対象の候補として指定した画像ファイルを候補から外すためのボタンやキャンセルボタン等が表示されるが、説明を省略する。
入力元ファイル表示欄21及びプリント候補表示欄22の上端で、「ファイル名」及び「撮影日時」としてコラム名を表示している部分は、入力元ファイル表示欄21及びプリント候補表示欄22において表示するファイル情報の並べ方を指定するボタン表示にもなっており、これらを夫々、ファイル名ボタン表示21a,22a、撮影日時ボタン表示21b,22bと称する。
入力元ファイル表示欄21及びプリント候補表示欄22での、ファイル情報の並べ方としては、ファイル名によって並び順を設定する並べ方(以下、「ファイル名ソート」と称する)と、撮影日時データによって並び順を設定する並べ方(以下、「日時ソート」と称する)とがあり、夫々昇順と降順とに切り換え設定できる。
本実施の形態では、入力元ファイル表示欄21とプリント候補表示欄22とで、ファイル情報の並べ方を一致させており、ファイル名ボタン表示21aを押し操作しても、ファイル名ボタン表示22aを押し操作しても全く同一の効果が得られ、同様に、撮影日時ボタン表示21bを押し操作しても、撮影日時ボタン表示22bを押し操作しても全く同一の効果が得られるが、入力元ファイル表示欄21とプリント候補表示欄22とで、独立に、ファイル情報の並べ方を指定できるようにしても良い。
更に、入力元ファイル表示欄21及びプリント候補表示欄22の右端には、表示しきれないファイル情報をスクロール表示させるためのスクロールボタン等が必要に応じて表示される。
図3の初期表示画面では、入力元ファイル表示欄21は、ファイル名ソートで昇順に並べる形でリスト表示するように初期設定されており、何らかの理由で撮影日時データを取得できなかった画像ファイルについては、それの撮影日時表示欄を空欄で表示している。
又、初期設定であるファイル情報をファイル名の昇順で並べる設定のときには、タイムスタンプチェックボックス27は入力操作が禁止される設定になっている。
図3の表示状態で、撮影日時ボタン表示21b(あるいは、撮影日時ボタン表示22b)を押し操作すると(ステップ#5)、図9のフローチャートに示す日時ソート処理が実行される(ステップ#6)。
タイムスタンプチェックボックス27にチェックマークが入れられているか否かを確認した後(ステップ#31)、その時点まで設定されていたファイル情報の並べ方が日時ソートであったか否かを確認する(ステップ#33)。
ここでは、ファイル名ソートになっていたので、タイムスタンプチェックボックス27を入力操作可能な状態に切り換えた後(ステップ#35)、入力元ファイル表示欄21のファイル情報の並び順を撮影日時データの降順で並び替えて(ステップ#36)、その並び替えた結果で、入力元ファイル表示欄21等の表示を更新する(ステップ#37)。
これによって、モニタ4b(あるいは、モニタ52)のウィンドウ表示が図3の表示から図4の表示に切り替わる。
図4の入力元ファイル表示欄21では、ファイル情報のリスト表示の末尾付近までスクロールさせた状態を示しており、撮影日時データの降順で並べられたファイル情報の後に、撮影日時データを取得できなかった画像ファイル(1点鎖線Aで囲んだもの)のファイル名が続いている。すなわち、画像ファイルのデータ中に撮影日時データが含まれる画像ファイルについてのみ対応する日付情報を表示し且つその対応する日付情報として撮影日時データを使用する第1表示状態となっている。
この表示状態で、もう一度撮影日時ボタン表示21bを押し操作すれば(ステップ#5)、日時ソートのままであるので(ステップ#33)、撮影日時データの降順から撮影日時データの昇順に並べ方が切り換えられ(ステップ#34)、それに伴って入力元ファイル表示欄21の表示も切り替わる(ステップ#37、表示画面の図示を省略)。
更に、図4の表示状態で、入力操作可能となったタイムスタンプチェックボックス27にチェックマークが入れられると、タイムスタンプチェックボックス27の状態変化を検出して(ステップ#7)、図10に示すタイムスタンプ処理が実行される(ステップ#8)。
ここでは、タイムスタンプチェックボックス27にチェックマークを入れた場合であるので(ステップ#41)、撮影日時データを取得できなかった画像ファイル(図4において1点鎖線Aで囲んだもの)のタイムスタンプ情報を撮影日時データと見なして(ステップ#42)、昇順又は降順を維持したまま撮影日時データ(厳密には、撮影日時データ及びタイムスタンプ情報)で並べ替えて(ステップ#43)、その並び替えた結果で入力元ファイル表示欄21の表示を更新する(ステップ#44)。
これによって、モニタ4b(あるいは、モニタ52)のウィンドウ表示が、図4の表示から図5の表示に切り替わる。
図5の入力元ファイル表示欄21では、ファイル情報のリスト表示の末尾付近までスクロールさせた状態を示しており、撮影日時データを取得できなかった画像ファイル(1点鎖線Bで囲んだもの)についても撮影日時(実際には、タイムスタンプ)が表示されて、撮影日時データが存在する画像ファイルと同じ条件で並び順が設定されている。すなわち、画像ファイルのデータ中に撮影日時データが含まれる画像ファイルについてはその撮影日時データを対応する日付情報として表示すると共に、画像ファイルのデータ中に撮影日時データが含まれない画像ファイルについてはその画像ファイルのタイムスタンプを対応する日付情報として表示する第2表示状態となっている。
この状態で、タイムスタンプチェックボックス27のチェックマークを外すと(ステップ#7)、タイムスタンプは撮影日時データと見なされないので(ステップ#41)、撮影日時で並べ替えると(ステップ#43)、図4の表示状態に戻る(ステップ#44)。
上記とは逆に、ファイル名ボタン表示21a又はファイル名ボタン表示22aが押し操作されたときは(ステップ#3)、図8のフローチャートに示すファイル名ソート処理が実行される(ステップ#4)。
日時ソートからファイル名ソートに移行する場合であるので(ステップ#21)、タイムスタンプチェックボックス27への入力操作を禁止する設定とする(ステップ#23)。但し、タイムスタンプチェックボックス27の設定状態自体は保持される。
次に、入力元ファイル表示欄21のファイル情報のリスト表示をファイル名の昇順で並べ替えて(ステップ#24)、その並べ替えた結果で入力元ファイル表示欄21のリスト表示を更新する(ステップ#25)。これによって、図3に示す表示状態に戻る。
図3の表示状態で、再度ファイル名ボタン表示21aを押し操作すると(ステップ#3)、並び順序を昇順から降順に切り換えて(ステップ#22)、入力元ファイル表示欄21のリスト表示を更新する(ステップ#25、表示画面の図示を省略)。
以上のような操作を適宜に行って、入力元ファイル表示欄21のファイル情報のリスト表示の並び順を変更操作して、プリント作製対象としたい画像ファイルを見つけると、その画像ファイルをプリント作製対象の候補として選択する操作を行う。
入力元ファイル表示欄21にリスト表示されている画像ファイルの中からいずれかの画像ファイルを選び出す操作は、個々の画像ファイルをマウス4d等にて選択して、その選択された画像ファイルのみをプリント作製対象の候補とする操作方法と、日付情報をもとに画像ファイルを一括してプリント作製対象候補とする操作手法とが用意されている。
日付情報をもとに画像ファイルを一括してプリント作製対象の候補と特定する操作手法は、入力された基準日付情報と、入力元ファイル表示欄21に表示された記録媒体(ここでは、メモリーカード又は同等品)中の画像ファイルに対応する日付情報とが設定関係にあるときに、その画像ファイルをプリント作製対象の候補として特定する。
本実施の形態では、各画像ファイルに対応する日付情報として、原則としてその画像ファイルの撮影日時データを使用し、画像ファイルのデータ中に撮影日時データが含まれないときは、もし必要であれば、タイムスタンプチェックボックス27にチェックマークを入れることで、その画像ファイルのタイムスタンプによって対応する日付情報を特定する。
又、プリント作製対象の候補を特定するための上記設定関係としては、本実施の形態では、第1の設定関係として、各画像ファイルに対応する日付情報が前記基準日付情報と同日であるか否か、第2の設定関係として、各画像ファイルに対応する日付情報が前記基準日付情報以降の日付であるか否か、更に第3の設定関係として、各画像ファイルに対応する日付情報が前記基準日付情報以前の日付であるか否か、の3つのパターンを設定しており、これらのうちのいずれかを選択できる。
これらのうちのいずれを選択するかを指定するのが、条件設定ラジオボタン表示26であり、上記3つのパターンの設定関係が、「選択ファイルと同日」,「選択ファイル以降」及び「選択ファイル以前」の各項目と夫々対応している。
従って、「選択ファイルと同日」を選択したときは、入力された基準日付情報と同日の撮影日時データを有する画像ファイルを一括してプリント作製対象の候補として特定し、「選択ファイル以降」を選択したときは、入力された基準日付情報以降(基準日付情報と同日を含む)の撮影日時データを有する画像ファイルを一括してプリント作製対象の候補として特定し、「選択ファイル以前」を選択したときは、入力された基準日付情報以前(基準日付情報と同日を含む)の撮影日時データを有する画像ファイルを一括してプリント作製対象の候補として特定する。
上記の処理判断のために必要となる基準日付情報は入力操作手段OPにて入力操作されるのであるが、個々のファイルを選択する操作をそのまま踏襲して入力操作できるようにしており、日付指定チェックボックス25にチェックマークを入れた状態で、入力元ファイル表示欄21のリスト表示中から1つの画像ファイルを選択すると、そのファイルを選択するという入力操作情報から、その選択された画像ファイルの撮影日時データ(タイムスタンプチェックボックス27にチェックマークが入っているときは、タイムスタンプのデータも含む)のうちの日付の部分を前記基準日付情報として特定する。
例えば、図4の表示状態で、日付指定チェックボックス25にチェックマークが入れられると共に、条件設定ラジオボタン表示26のうちの「選択ファイルと同日」が選択され、更に、入力元ファイル表示欄21の表示中の画像ファイル「IMG_0006.JPG」が選択された状態で、選択ボタン表示23が押し操作されると(ステップ#9)、図11のフローチャートに示す指定ファイル登録処理が実行される(ステップ#10)。
ここでは、日付指定チェックボックス25にチェックマークが入っているので(ステップ#51)、選択されている画像ファイルの撮影日時データ(タイムスタンプチェックボックス27にチェックマークが入っているときは、タイムスタンプのデータも含む)から基準日付情報(2004/04/29)を特定し、その特定した基準日付情報と同日の撮影日時データ(タイムスタンプチェックボックス27にチェックマークが入っているときは、タイムスタンプのデータも含む)を有する画像ファイルを抽出する(ステップ#53)。もし「選択ファイル以降」あるいは「選択ファイル以前」が選択された状態であれば、夫々の条件に適合する画像ファイルが基準日付情報に基づいて抽出される。
このように抽出した画像ファイルは、一括してプリント作製対象の候補して記憶保持され(ステップ#54)、更に、図6に示すように、そのプリント作製対象の候補として登録されている画像ファイルのファイル情報をプリント候補表示欄22に表示するように、ウィンドウ表示を更新する(ステップ#55)。
図5のウィンドウ表示では、入力元ファイル表示欄21において選択された画像ファイル(「IMG_0006.JPG」)を反転表示で示している。
尚、日付指定チェックボックス25にチェックマークを入れずに、選択ボタン表示23を押し操作したときは(ステップ#9)、入力元ファイル表示欄21で選択されている画像ファイルだけがプリント作製対象の候補として登録されて(ステップ#52)、プリント候補表示欄22に表示される(ステップ#55)。
選択ボタン表示23ではなく、全選択ボタン表示24を押し操作したときは(ステップ#11)、入力元ファイル表示欄21でのファイルの選択状態に拘らず、入力元ファイル表示欄21に表示されている全ての画像ファイルをプリント作製対象の候補として特定して登録すると共に(ステップ#12)、プリント候補表示欄22にそれらのファイル情報を表示する(ステップ#13)。
以上のような作業を適宜に繰り返し、プリント作製対象の候補とする画像ファイルの指定作業が全て完了して、OKボタン表示28が押し操作されると(ステップ#14)、プリント候補表示欄22に表示されているプリント作製対象の候補として登録された画像ファイルを記録媒体(ここでは、メモリーカード又はそれの同等品)から読み出して、読み出した画像ファイルを順次に画像処理装置5へ送る(ステップ#15)。
これらの画像ファイルを受け取った画像処理装置5は、予め設定されている補正処理条件で補正処理を行う。この際、モニタ4bにシミュレート画像を表示させて、個々の画像で補正処理条件を修正操作できるようにも設定できる。
画像処理装置5にて補正処理を完了した画像データは、写真プリント装置EPの露光制御装置14へ送られ、上述のようにして印画紙2へプリント処理される。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施の形態では、前記基準日付情報と画像ファイルに対応する日付情報とが設定関係にあるときに、その画像ファイルをプリント作製対象の候補として特定しているが、上記設定関係を満たす時に、直ちにプリント作製対象と特定して、プリント処理へ移行するように構成しても良い。
(2)上記実施の形態では、前記基準日付情報の入力操作をファイルの選択により行っているが、日付データを直接入力して前記基準日付情報を特定するように構成しても良い。
(3)上記実施の形態では、写真プリント装置EPの具体構成として、レーザビーム露光式の写真プリント装置EPを例示しているが、PLZT等による光シャッタアレイ方式等の他の露光形式を採用するものでも良いし、インクジェットプリント方式等の露光によらないプリント形式を採用するものでも良い。
本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムの概略ブロック構成図 本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムの店舗での配置例を示す図 本発明の実施の形態にかかるモニタの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態にかかるモニタの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態にかかるモニタの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態にかかるモニタの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート
符号の説明
EP 写真プリント装置
PI プリント対象指示入力装置
RD 読取り装置
4b,52 モニタ

Claims (7)

  1. 記録媒体に記録された画像ファイルを読取る読取り装置と、その読取り装置にて読取った画像ファイルの画像データについて写真プリントを作製する写真プリント装置と、前記記録媒体に記録された画像ファイルのうちのいずれの画像ファイルを前記写真プリント装置のプリント作製対象とするかを指示入力するためのプリント対象指示入力装置とが備えられた写真プリントシステムであって、
    前記プリント対象指示入力装置は、入力操作手段からの入力操作情報に基づいて特定される基準日付情報と、前記記録媒体に記録されている画像ファイルに対応する日付情報とが設定関係にあるときに、その画像ファイルを、前記プリント作製対象又はそれの候補として特定するように構成されている写真プリントシステム。
  2. 前記プリント対象指定装置は、前記記録媒体に記録されている各画像ファイルの日付情報を、各画像ファイルのデータ中に含まれる撮影日付データによって識別するように構成されている請求項1記載の写真プリントシステム。
  3. 前記プリント対象指定装置は、画像ファイルのデータ中に撮影日付データが含まれないときに、その画像ファイルに対応する日付情報を、その画像ファイルのタイムスタンプによって識別するように構成されている請求項2記載の写真プリントシステム。
  4. 前記プリント対象指定装置は、前記記録媒体に記録された画像ファイルのファイル名のリストを、その画像ファイルに対応する日付情報と共にモニタに表示させ、モニタにリスト表示された画像ファイルのいずれかが選択指定されたときに、その選択指定された画像ファイルに対応する日付情報を前記基準日付情報として取り扱うように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の写真プリントシステム。
  5. 前記プリント対象指定装置は、画像ファイルのファイル名を前記モニタにリスト表示するときに、
    その画像ファイルのデータ中に撮影日付データが含まれる画像ファイルについてのみ前記対応する日付情報を表示し且つ前記対応する日付情報として前記撮影日付データを使用する第1表示状態と、
    その画像ファイルのデータ中に撮影日付データが含まれる画像ファイルについてはその撮影日付データを前記対応する日付情報として表示すると共に、その画像ファイルのデータ中に撮影日付データが含まれない画像ファイルについてはその画像ファイルのタイムスタンプを前記対応する日付情報として表示する第2表示状態とに切り換え可能に構成されている請求項4記載の写真プリントシステム。
  6. 前記プリント対象指定装置は、画像ファイルのファイル名を前記モニタにリスト表示するときに、前記撮影日付データによって表示の並び順序を設定すると共に、
    前記第2表示状態においては、タイムスタンプを表示する画像ファイルについて、そのタイムスタンプを撮影日付データとみなして並び順序を設定するように構成されている請求項5記載の写真プリントシステム。
  7. 記録媒体に記録された画像ファイルのうちのいずれの画像ファイルをプリント作製対象とするかを指定するためのプリント作製対象指定用プログラムであって、
    入力操作手段からの入力操作情報に基づいて特定される基準日付情報と、前記記録媒体に記録されている画像ファイルに対応する日付情報とが設定関係にあるときに、その画像ファイルを、前記プリント作製対象又はそれの候補として特定するように構成されているプリント作製対象指定用プログラム。
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