JP2005338993A - 利用状況予測システムおよび方法ならびにデータ処理装置およびプロブラム - Google Patents

利用状況予測システムおよび方法ならびにデータ処理装置およびプロブラム Download PDF

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Abstract

【課題】 現在着席中の顧客の退店時刻を予測し且つ予約客の情報を加味してテーブルの利用状況を把握して予約できる利用状況予測システムおよび方法を提供する。
【解決手段】 データ処理装置2は、入力装置5から受け取った予約情報で滞在時間実績情報記憶部31を検索して平均滞在時間を算出してテーブル番号別予想退店時刻記憶部32に記憶される予想退店時刻を更新する。データ処理装置2は、オーダリングシステム12から受け取った情報でメニュー別提供時間飲食時間記憶部33を検索して予想滞在時間を算出してテーブル番号別予想退店時刻記憶部32に記憶される予想退店時刻を更新する。また、データ処理装置2は、POSシステム11から受け取った情報で滞在時間を算出し、滞在時間を前記滞在時間実績情報記憶部に登録する。さらに、データ処理装置2は、テーブル番号別予想退店時刻記憶部32に記憶する内容を出力装置4に出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、利用状況予測システムおよび方法ならびにデータ処理装置およびプロブラムに関し、特に飲食店等における顧客の予想滞在時間を利用した利用状況予測システムおよび方法ならびにデータ処理装置およびプロブラムに関する。
従来の予測待ち時間の算出方法の一例が以下に開示されている。
特許文献1の予測待ち時間出力装置では、客毎のテーブルNo.を示す「チェックNo.」と、食事を開始した「開始時刻」とを対応させてチェックテーブルとして格納している。また、朝、昼、夜それぞれの飲食時間帯における待ち時間の係数である「時間帯係数」と、平均的な食事時間である「基本設定値」を予め設定している。そして、この「時間帯係数」と「基本設定値」から朝、昼、夜それぞれの時間帯に応じた標準的な食事に係る時間を計算する。計算した標準的な食事に係る時間を客毎の食事を開始した「開始時刻」と比較することにより、客毎の食事終了までの予想残り時間を計算している。
また、特許文献2の待ち時間表示システムでは、客は空席を待つ際、待ち時間表示を確認し、入力端末より情報を入力する。その情報は表示装置に表示される。空席に客を案内すると、店員は携帯する店員入力端末から客の情報を入力する。これにより、表示装置に該当する席が「使用中」と表示される。また、空席待ちの客の数が1つ減少する。さらに客の着席から離席までの使用時間が計時され、計時データはデータベースに保存される。すでに蓄積されている計時データから平均使用時間が算出され、客の退席時間が予測される。予測退席時間に基づき、空席待ちの客に対して、待ち時間が表示される。
また、特許文献3の利用状況情報処理装置では、座席または部屋の利用されている状況である利用状況に関する情報を入力する入力部と入力された情報に基づいて利用状況を記憶する利用状況記憶部と利用状況に関する情報の出力の要求を受け付ける利用状況情報出力要求受付部と、その要求に基づいて記憶されている利用状況を送信する送信部とを備えている。この装置により、座席または部屋の利用状況が常に記憶され、現在の利用状況が送信されるようになり、現在の利用状況を知ることが可能となっている。希望する席が空いていなかった場合には、先客の占有時間の予測値を基に、そのテーブルを予約する。
特開2000−20832号公報 特開2002−311170号公報 特開2003−108839号公報
しかしながら、上述した背景技術では以下のような問題点がある。
すなわち、現在着席している顧客の滞在時間を算出して現着席顧客の退店時刻を予測しているが、予約客の滞在時間を予測して予約客の滞在時間を加味した退店時刻の予測を行っていないということである。
本発明の目的は、上記の問題点を解決し、現在テーブルに着きサービスを受けている顧客の退店時刻を予測し且つこれからサービスを受ける顧客(予約客)の情報を加味したテーブルの利用状況を把握して予約できる利用状況予測システムおよび方法ならびにデータ処理装置およびプロブラムを提供することにある。
本願第1の発明の利用状況予測システムは、顧客がテーブルの予約を入力する入力手段と、前記予約した顧客の滞在時間を予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を算出して記憶部に格納する第1の予想退店時刻算出手段と、前記予約した顧客のメニューオーダ時に前記予約した顧客の滞在時間を再予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出し前記第1の予想退店時刻算出手段が記憶部に格納した予想退店時刻を更新する第2の予想退店時刻算出手段と、前記予想退店時刻を表示する手段とを備える。
本願第2の発明の利用状況予測システムは、第1の発明において前記第1の予想退店時刻算出手段は、人数,客層および時間帯を基にした滞在時間実績情報を参照して前記予約した顧客の滞在時間を予測する手段と、前記予約した顧客の直前の顧客の予想退店時刻に前記予測した滞在時間を加えて前記予約した顧客の予想退店時刻を算出する手段とを有する。
本願第3の発明の利用状況予測システムは、第1または第2の発明において前記第2の予想退店時刻算出手段は、メニューを基にした提供時間・飲食時間情報を参照して前記予約した顧客の滞在時間を再予測する手段と、前記予約した顧客のメニューオーダ時刻に前記再予測した滞在時間を加えて前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出する手段とを有する。
本願第4の発明の利用状況予測システムは、第1,第2または第3の発明において前記予約した顧客の待ち時間に応じて前記予約した顧客に対する請求金額を割り引く手段を有する。
本願第5の発明の利用状況予測システムは、入力装置とオーダリングシステムとPOSシステムと記憶装置とデータ処理装置と出力装置とを備える利用状況予測システムであって、前記入力装置は、予約するテーブル番号,人数,客層および時間帯を入力して前記データ処理装置に送出する手段を有し、前記オーダリングシステムは、オーダのテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダ時刻および飲食メニューを入力して保持するとともに前記POSシステムおよび前記データ処理装置に送出する手段を有し、前記POSシステムは、会計処理を行い請求金額を算出する手段と、会計処理を行ったテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダ時刻,会計時刻および飲食メニューをデータ処理装置に送出する手段とを有し、前記記憶装置は、会計単位ごとの人数,客層,時間帯および滞在時間を記憶する滞在時間実績情報記憶部と、テーブル番号ごとに予想退店時刻を記憶するテーブル番号別予想退店時刻記憶部と、メニュー毎に店側のメニュー提供時間と顧客の予想飲食時間とを記憶するメニュー別提供時間飲食時間記憶部とを含み、前記データ処理装置は、前記入力装置から受け取った情報で前記滞在時間実績情報記憶部を検索して平均滞在時間を算出して前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶される予想退店時刻を更新する手段と、前記オーダリングシステムから受け取った情報で前記メニュー別提供時間飲食時間記憶部を検索して予想滞在時間を算出して前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶される予想退店時刻を更新する手段と、前記会計時刻と前記オーダ時刻との差から滞在時間を算出して前記人数,客層,時間帯および前記算出した滞在時間を前記滞在時間実績情報記憶部に登録する手段と、前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶する内容を前記出力装置に出力する手段とを有する。
本願第6の発明の利用状況予測システムは、第5の発明において前記記憶装置は、更に割引表を含み、前記POSシステムは、オーダ時刻と予約時刻との差から待ち時間を算出する手段と、前記待ち時間で前記割引表を検索して割引率を取得する手段と、請求金額を前記割引率で割り引く手段とを有する。
本願第7の発明の利用状況予測方法は、入力装置とオーダリングシステムとPOSシステムと記憶装置とデータ処理装置と出力装置とを備えるシステムの利用状況予測方法であって、前記記憶装置に、会計単位ごとの人数,客層,時間帯および滞在時間を記憶する滞在時間実績情報記憶部と、テーブル番号ごとに予想退店時刻を記憶するテーブル番号別予想退店時刻記憶部と、メニュー毎に店側のメニュー提供時間と顧客の予想飲食時間とを記憶するメニュー別提供時間飲食時間記憶部とを含み、前記入力装置は、予約するテーブル番号,人数,客層および時間帯を入力して前記データ処理装置に送出し、前記データ処理装置は、前記入力装置から受け取った情報で前記滞在時間実績情報記憶部を検索して平均滞在時間を算出して前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶される予想退店時刻を更新し、前記オーダリングシステムは、オーダのテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダ時刻および飲食メニューを入力して保持するとともに前記POSシステムおよび前記データ処理装置に送出し、前記データ処理装置は、前記オーダリングシステムから受け取った情報で前記メニュー別提供時間飲食時間記憶部を検索して予想滞在時間を算出して前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶される予想退店時刻を更新し、前記POSシステムは、会計処理を行い請求金額を算出し、会計処理を行ったテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダ時刻,会計時刻および飲食メニューを前記データ処理装置に送出し、前記データ処理装置は、前記会計時刻と前記オーダ時刻との差から滞在時間を算出し、前記人数,客層,時間帯および前記算出した滞在時間を前記滞在時間実績情報記憶部に登録し、前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶する内容を前記出力装置に出力する、ことを特徴とする。
本願第8の発明の利用状況予測方法は、第7の発明において前記記憶装置に、更に割引表を含み、前記POSシステムは、オーダ時刻と予約時刻との差から待ち時間を算出し、前記待ち時間で前記割引表を検索して割引率を取得し、請求金額を前記割引率で割り引く、ことを特徴とする。
本願第9の発明のデータ処理装置は、顧客がテーブルを予約した時に、前記予約した顧客の滞在時間を予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を算出して記憶部に格納する第1の予想退店時刻算出手段と、前記予約した顧客がメニューオーダした時に、前記予約した顧客の滞在時間を再予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出し前記第1の予想退店時刻算出手段が記憶部に格納した予想退店時刻を更新する第2の予想退店時刻算出手段とを備える。
本願第10の発明のデータ処理装置は、第9の発明において前記第1の予想退店時刻算出手段は、人数,客層および時間帯を基にした滞在時間実績情報を参照して前記予約した顧客の滞在時間を予測する手段と、前記予約した顧客の直前の顧客の予想退店時刻に前記予測した滞在時間を加えて前記予約した顧客の予想退店時刻を算出する手段とを有する。
本願第11の発明のデータ処理装置は、第9または第10の発明において前記第2の予想退店時刻算出手段は、メニューを基にした提供時間・飲食時間情報を参照して前記予約した顧客の滞在時間を再予測する手段と、前記予約した顧客のメニューオーダ時刻に前記再予測した滞在時間を加えて前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出する手段とを有する。
本願第12の発明のプログラムは、データ処理装置に、顧客がテーブルを予約した時に、前記予約した顧客の滞在時間を予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を算出して記憶部に格納する第1の予想退店時刻算出機能、前記予約した顧客がメニューオーダした時に、前記予約した顧客の滞在時間を再予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出し前記第1の予想退店時刻算出機能が記憶部に格納した予想退店時刻を更新する第2の予想退店時刻算出機能、を実現させる。
本発明の効果は、満席時に来店した顧客が、既に予約している顧客の予想退店時間を基にテーブルの予約をすることができるということである。
その理由は、予約客の滞在時間を予測して予約客の退店時刻を算出し、表示するようにしたからである。
本発明は、顧客が最初の注文をしてから退店するまでの座席での予想滞在時間を算出し、新規オーダ時刻と予想滞在時間から予想退店時刻を算出する。そして、飲食店の入り口などに設置した出力端末で、来店した顧客にテーブル利用状況やテーブルが空く時刻を提供するものである。更に、現在テーブルに着きサービスを受けている顧客の退店時刻を予測するだけでなく、これからサービスを受ける顧客(予約客)の情報を加味したテーブルの利用状況を把握して予約できることを特徴としている。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例の構成を示す図である。
図1を参照すると、本発明の一実施例は、連携他システム1と、データ処理装置2と、情報を記憶する記憶装置3と、情報を来店した顧客に表示する出力装置4と、入力装置5と、を備えている。
連携他システム1は、POS(point of sales)システム11と、オーダリングシステム12と、を含む。これらのシステムは既存のシステムを活用する。
POSシステム11は、プログラム制御で動作し、会計機能と売上管理機能を有している。また、POSシステム11は、販売したメニューの単品ごとの品目名、数量、客層などの情報を保持し、単品ごとの売上数値を計算し管理する。POSシステム11は、会計処理を行うと、会計処理を行ったテーブル番号,会計データの人数,客層,時間帯,新規オーダ時刻,会計時刻および飲食メニューをデータ処理装置2に送出する。
オーダリングシステム12は、OES(order entry system)ともいわれ、プログラム制御で動作する。オーダリングシステム12は、オーダを取ったその場で、ハンディターミナル端末(図示せず)等によってメニュー品目と数量を入力する。入力されたメニュー品目と数量が厨房に置いたプリンタから打ち出されて、オーダが通る仕組みになっている。オーダリングシステム12は、入力された情報をオーダリングコントローラ(図示せず)で保持し、会計時の情報としてPOSシステム11に送出する。また、オーダリングシステム12は、新規オーダを取ると、新規オーダのテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダリング時刻および飲食メニューをデータ処理装置2に送出する。また、追加メニューがあった場合には追加メニューをデータ処理装置2に送出する。
データ処理装置2は、プログラム制御で動作し、予想退店時刻算出手段21と、退店処理手段22と、出力手段23と、を含む。
予想退店時刻算出手段21は、以下の機能を有する。
(1)入力装置5からテーブル番号,人数,客層および時間帯を受け取る機能。
(2)上記(1)で受け取った人数,客層および時間帯を検索キーとして滞在時間実績情報記憶部31を参照し、滞在時間一覧を取得し、取得した滞在時間一覧から滞在時間の平均滞在時間(相加平均)を算出する機能。
(3)テーブル番号別予想退店時刻記憶部32に記憶されている予約するテーブル番号の予想退店時刻(空き予想時刻)に、上記(2)で算出した平均滞在時間を加算し、予約するテーブル番号の予想退店時刻を更新する機能。
(4)オーダリングシステム12から新規オーダのテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダリング時刻および飲食メニューを受け取る機能。
(5)上記(4)で受け取った新規オーダの飲食メニューを基にメニュー別提供時間飲食時間記憶部33を検索し、メニュー提供時間と予想飲食時間とを取得する。取得したメニュー提供時間をその時間に働いている従業員数を基にした係数をかけて補正する。取得した予想飲食時間を朝・昼・夜などの時間帯ごとの係数をかけて補正する。補正したメニュー提供時間と補正した予想飲食時間とを加算して予想滞在時間を算出する機能。働いている従業員数,従業員数を基にした係数を示す表および時間帯ごとの係数を示す表はデータ処理装置2内に保持されている。
(6)上記(4)で受け取った新規オーダのオーダリング時刻に、上記(5)で算出した予想滞在時間を加えて予想退店時刻を算出し、テーブル番号別予想退店時刻記憶部32の該テーブル番号の予想退店時刻を更新する機能。顧客から追加メニューが入った場合には予想退店時刻を算出しなおし、テーブル番号別予想退店時刻記憶部32を更新する。
退店処理手段22は、以下の機能を有する。
(1)POSシステム11から会計処理を行ったテーブル番号を受け取り、テーブル番号別予想退店時刻記憶部32の該当テーブル番号の退店時刻情報を消し込む機能。但し、消し込みは、該当テーブル番号に予約がない場合にのみ行う。
(2)POSシステム11から会計データの人数,客層,時間帯,新規オーダ時刻および会計時刻を受け取り、受け取った会計時刻と新規オーダ時刻の差を取って滞在時間を算出する機能。
(3)人数,客層,時間帯および上記(2)で算出した滞在時間を滞在時間実績情報記憶部31に登録する機能。
出力手段23は、テーブル番号別予想退店時刻記憶部32の内容を出力装置4に出力する。
記憶装置3は、メモリーあるいは磁気ディスク等の補助記憶装置である。記憶装置3は、滞在時間実績情報記憶部31と、テーブル番号別予想退店時刻記憶部32と、メニュー別提供時間飲食時間記憶部33と、を含む。
滞在時間実績情報記憶部31は、実績情報として会計単位ごとの人数,客層,時間帯および滞在時間を記憶する。滞在時間とは、新規オーダが取られた時刻とその伝票がPOSで会計された時刻との差をいう。
テーブル番号別予想退店時刻記憶部32は、現在飲食店に来店し各テーブルに着席しサービスを受けている顧客の予想退店時刻をテーブル番号ごとに記憶している。予想退店時刻の初期値および消し込みされたときの値は”0”である。現在着席してサービスを受けている顧客の次に予約客があれば、その予約客の平均滞在時間を加えた時刻を予想退店時刻とする。予約客が複数ある場合には、最後の予約客の予想退店時刻が記憶される。
メニュー別提供時間飲食時間記憶部33は、メニュー毎に、店側のメニュー提供時間と顧客の予想飲食時間とを記憶する。
出力装置4は、CRTや液晶ディスプレイなどの表示装置である。出力装置4は、出力手段23から受け取った各テーブルの空き予想時刻等を表示する。
入力装置5は、来店した顧客がデータを入力する装置で、キーボード等を含む。来店した顧客は入力装置5からテーブル番号,人数,客層および時間帯を入力して、予約する。また、予約者IDも入力するようにしてもよい。テーブル番号を入力する場合、表示される店内レイアウト図に示されたテーブル番号を指定して入力する。客層および時間帯を入力する場合、図3に示す客層、時間帯のメニューを表示し、顧客はメニューから選択して入力する。入力装置5は、入力したデータを予想退店時刻算出手段21に送出する。
次に、図1〜図6を参照しながら、本実施例の全体の動作について具体例を用いて詳細に説明する。
図2は滞在時間実績情報記憶プロセスの流れを示す図である。
図3は客層と時間帯の例を示す図である。
図4は滞在時間実績情報記憶部に格納される情報の一例を示す図である。
図5はオーダ時における予想退店時刻算出プロセスの流れを示す図である。
図6は予想退店時刻表示の例を示す図である。
図7は予約時における予想退店時刻更新プロセスの流れを示す図である。
図8は動作を説明する図である。
図9は予約管理ファイルの例を示す図である。
まず、人数客層時間帯別の滞在時間の実績値がどのように滞在時間実績情報記憶部31に記憶されていくかを、飲食店の接客の流れを通して説明する。
図2のフロー図を参照すると、顧客が飲食店に来店すると、テーブルに空席があれば接客係りによってテーブルへ案内される。その後、新規のオーダとして顧客の注文をオーダリングシステム12によって取る。このとき、オーダリングシステム12では顧客が注文したメニューだけでなく、テーブル番号や人数や客層やオーダ時刻といった情報をオーダリングシステム12で採取する(ステップ11)。客層とオーダ時刻の時間帯については、図3に例示するような区分けによる情報を採取する。
オーダリングシステム12によって、顧客の注文が伝票として出力され、その情報をもとに顧客が注文したメニューが厨房で調理されて接客係によって注文品を顧客に提供する。また、顧客が追加注文した場合は、追加のオーダとして顧客の注文をオーダリングシステム12によって取る。そのときは、テーブル番号や伝票番号などの情報と紐付けて新規のオーダに追加する。顧客が飲食を終了すると、伝票を会計場所にもっていき、飲食店の従業員がPOSシステム11で会計処理を行う。ここで、会計処理が終了すると、その伝票番号に紐付くオーダ情報は会計済データとなり、会計時刻が追加されてPOSシステム11に記憶される。このようにして、POSシステム11には会計済みのオーダ情報が蓄積される。
POSシステム11は会計処理をトリガーにして、会計処理を行った会計単位の人数,客層,時間帯,新規オーダ時刻および会計時刻等を退店処理手段22に送出する(ステップ12)。
退店処理手段22は、新規オーダ時刻と会計時刻から滞在時間を算出する(ステップ13)。
そして、退店処理手段22は、人数,客層,時間帯および滞在時間を滞在時間実績情報記憶部31に書き込む(ステップ14)。滞在時間実績情報記憶部31に記憶される情報の一例を図4に示す。
このように、実績情報が滞在時間実績情報記憶部31に蓄積され、データ量が増えれば増えるほど人数客層時間帯別の平均滞在時間の精度が向上する。
次に、顧客が飲食店に来店した場合に、その顧客の新規オーダを取ってからどのくらい飲食店に滞在するかを算出する動作について説明する。
図5のフロー図を参照すると、顧客が最初の注文を行うと、新規のオーダとしてオーダリングシステム12に入力される。この入力をトリガーとして、予想退店時刻算出手段21は、オーダリングシステム12から今取られた新規のオーダーのテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダリング時刻および飲食メニュー等を受け取る(ステップ21)。
オーダリングシステム12から受け取った飲食メニューを検索キーとしてメニュー別提供時間飲食時間記憶部33を参照し、検索キーに一致したメニューのメニュー提供時間と予想飲食時間とを取得する(ステップ22)。
取得したメニュー提供時間をその時間に働いている従業員数を基にした係数をかけて補正し、取得した予想飲食時間を朝・昼・夜などの時間帯ごとの係数をかけて補正する。補正したメニュー提供時間と補正した予想飲食時間とを加算して予想滞在時間を算出する(ステップ23)。
オーダリングシステム12から受け取った情報であるオーダリング時刻は新規のオーダーが取られた時刻である。そのオーダリング時刻に算出した予想滞在時間を足すことにより、予想退店時刻を算出する(ステップ24)。そして、算出した予想退店時刻とテーブル番号とをテーブル番号別予想退店時刻記憶部32に書き込む。
具体的な例で、さらに説明する。
ある飲食店に顧客が来店し、接客係りが新規のオーダをオーダリングシステム12に入力した。顧客は、1人で客層は会社員で時間帯はランチであった。また、この顧客の新規のオーダーが取られたオーダリング時刻が12時00分で、テーブル番号が”1”だとする。顧客が注文したメニューはカレーライスである。また、メニュー別提供時間飲食時間記憶部33には、カレーライスのメニュー提供時間として5分、顧客の予想飲食時間として10分が登録されているものとする。また、この時間帯におけるメニュー提供時間の補正係数が1.2、顧客の予想飲食時間の補正係数が1.2として登録されているものとする。
このとき、予想退店時刻算出手段21は、メニューのカレーライスでメニュー別提供時間飲食時間記憶部33を検索し、メニュー提供時間(5分)と予想飲食時間(10分)を取得する。
メニュー提供時間(5分)にメニュー提供時間の補正係数(1.2)を掛けて補正後のメニュー提供時間(6分)を算出する。
予想飲食時間(10分)に予想飲食時間の補正係数(1.2)を掛けて補正後の予想飲食時間(12分)を算出する。
補正後のメニュー提供時間と補正後の予想飲食時間とを加算して予想滞在時間を算出する。顧客の予想滞在時間は18分となる。
予想退店時刻算出手段21は、この顧客の予想退店時刻を12時18分と算出する(オーダリング時刻12時00分+平均滞在時間18分)。テーブル番号別予想退店時刻記憶部32にテーブル番号”1”の予想退店時刻を12時18分として格納する。
次に、算出した顧客退店予想時刻をどのように記憶し、表示するかの動作について説明する。
テーブル番号別予想退店時刻記憶部32は、予想退店時刻算出手段21からテーブル番号と予想退店時刻を受け取り、記憶している。
POSシステム11は、伝票の会計処理を行うと、会計処理を行った伝票のテーブル番号を退店処理手段22に渡す。
退店処理手段22は、POSシステム11からテーブル番号を受け取ると、テーブル番号別予想退店時刻記憶部32から受け取ったテーブル番号の予想退店時刻を消し込む。但し、消し込みは、該当テーブル番号に予約がない場合にのみ行う。
出力端末4は、テーブル番号別予想退店時刻記憶部32の情報をもとに、現在顧客が使用中のテーブルについて、各テーブルの空き予想時刻を予想退店時刻が早い順に表示する。来店した顧客は、出力端末4の表示を参照し、希望するテーブルが使用中の時に自分がどれぐらいの時刻に席に着席してサービスを受けられるかを知ることができる。出力端末4の表示の一例を図6に示す。
次に、予約時に予想退店時刻を更新する流れについて説明する。
図7を参照すると、満席時に来店した顧客は、空き予想時刻を出力装置4で確認する。そして、入力装置5から希望するテーブル番号,人数,客層および時間帯を入力する(ステップ31)。また、来店した顧客は、他のテーブルは空いているが、自分の希望するテーブルが使用中の場合に、希望するテーブルの空き予想時刻を出力装置4で確認する。そして、入力装置5から希望するテーブル番号,人数,客層および時間帯を入力して、予約する。
入力装置5は、入力したテーブル番号,人数,客層および時間帯を予想退店時刻算出手段21に引き渡す。予想退店時刻算出手段21は、引き渡された人数,客層および時間帯を検索キーとして滞在時間実績情報記憶部31を参照し、滞在時間一覧を取得する(ステップ32)。
滞在時間一覧を取得後、滞在時間の相加平均(平均滞在時間)を算出する(ステップ33)。
その後、テーブル番号でテーブル番号別予想退店時刻記憶部32を参照する(ステップ34)。
参照した結果、テーブル番号の予想退店時刻が登録されている場合は(ステップ34のYES)、その予想退店時刻にステップ33で算出した滞在時間の相加平均(平均滞在時間)を足し合わせる(ステップ35)。
予想退店時刻に平均滞在時間を足し合わせた値を、そのテーブル番号の予想退店時刻としてテーブル番号別予想退店時刻記憶部32に上書きする(ステップ36)。
参照した結果、テーブル番号の予想退店時刻がない場合は(ステップ34のNO)、ステップ33で算出した滞在時間の相加平均(平均滞在時間)をそのテーブル番号の予想退店時刻としてテーブル番号別予想退店時刻記憶部32に登録する(ステップ37)。
これにより、来店した顧客が、テーブル番号ごとの予想退店時刻(空き予想時刻)を参照し、かつテーブル番号を選んで予約することができる。予約されたテーブルの空き予想時刻は更新される。
これらの動作は、Webの予約システムなどと連携することにより、より幅の広い便利なシステムとなることが可能である。
また、算出された予想滞在時刻は、オーダリングシステム12で新規オーダが取られた時点で、予想退店時刻算出手段21が再度算出する予想滞在時間を基に更新される。
次に、具体的な例を用いて説明する。なお、テーブル番号”2”が一番眺望のよいテーブルであり、顧客の希望が多いテーブルであるとする。
ある顧客(A:2名)が満席時に来店したとする。そのとき、顧客は、店入り口付近にある出力装置4を参照して混雑具合と空き予想時刻を知ることができる。出力装置4に表示された内容が図6だったとし、現在の時刻は11時50分だとする。テーブル番号”2”は10分後の12時に空きそうだという情報から、この顧客はテーブル番号”2”を予約することにする。
この場合は、顧客は入力装置5からテーブル番号”2”と人数”2”と客層”家族”と時間帯”ランチ”および予約者ID”A”とを入力する。
予想退店時刻算出手段21は、この入力を受け付けると、滞在時間実績情報記憶部31の滞在時間実績情報を人数”2”と客層”家族”と時間帯”ランチ”で検索し、滞在時間一覧を取得する。滞在時間実績情報記憶部31の内容が図4の場合、滞在時間実績情報を人数”2”と客層”家族”と時間帯”ランチ”で検索した時の滞在時間は、45分および30分である。その相加平均(平均滞在時間)は38分となる。
予想退店時刻算出手段21は、テーブル番号”2”の予想退店時刻(空き予想時刻)を、12時に平均滞在時間の38分を加えた12時38分に更新する。
さらに、11時55分に来た次の顧客(B:2名、客層”家族”、時間帯”ランチ”)も、眺望のよいテーブル番号”2”を予約したとする。
予想退店時刻算出手段21は、平均滞在時間を38分と算出し、テーブル番号”2”の予想退店時刻(空き予想時刻)を、12時38分に平均滞在時間の38分を加えた13時16分に更新する(図8参照)。
なお、予想退店時刻算出手段21は、予約番号を割り付け、顧客の予約情報を予約管理ファイル(図1には図示せず)に記録する。予約管理ファイルの例を図9に示す。
また、予想退店時刻算出手段21は、予約番号、テーブル番号,人数,予約者IDおよび予想入店時刻等の情報(予約票)をプリンタ(図1には図示せず)に出力する。顧客は予約票を予約確証のために保持する。
また、予想退店時刻算出手段21は、現在使用中の顧客のオーダ時に再度算出する予想滞在時間を基に予想退店時刻を更新するのに伴って、予約管理ファイルに登録されている予約客の予想入店時刻および予想退店時刻を繰り上げ或いは繰り下げ更新する。
また、予想退店時刻算出手段21は、退店処理手段22からテーブル番号と会計時刻(退店時刻)とを受け取る。そして、受け取った会計時刻(退店時刻)基に予想退店時刻を更新するのに伴って、予約管理ファイルに登録されている予約客の予想入店時刻および予想退店時刻を繰り上げ或いは繰り下げ更新する。
また、出力手段23は、テーブル毎の予想退店時刻を出力するときに、予約管理ファイルを参照して、予約組数を付加するようにしてもよい。
以上説明したように、現在テーブルに着きサービスを受けている顧客の退店時刻を予測し且つこれからサービスを受ける顧客(予約客)の情報を加味したテーブルの利用状況を表示するので、満席時に来店した顧客が空き予想時刻を知るだけでなく、希望するテーブルの予約をすることができる。
また、予約時に人数・客層・時間帯という滞在時間に大きく影響がある要素を利用して滞在時間を計算して予想退店時間を算出し、オーダ時に飲食メニューに基づき滞在時間を計算して予想退店時間を再算出し更新するので、精度の高い予想滞在時間および予想退店時間を得ることができる。これにより、接客係が待ち時間を短めに知らせてしまい顧客を長く待たせてしまった場合のCS(顧客満足度)低下や、逆に待ち時間を長めに知らせてしまい顧客が帰ってしまう機会ロスの発生が抑えられるいう効果を得ることができる。
次に、本発明の他の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
図10は本発明の他の実施例の構成を示す図である。
図11は割引表の例を示す図である。
図10を参照すると、本発明の他の実施例は、連携他システム6と、プログラム制御により動作するデータ処理装置2と、情報を記憶する記憶装置3と、情報を来店した顧客に表示する出力装置4と、入力装置5と、を備えている。
ここでは、上述した実施例と異なる連携他システム6について説明する。
連携他システム6は、POSシステム61と、オーダリングシステム62と、を含む。
POSシステム61は、上述した実施例のPOSシステム11の機能に加えて、特別会計手段611を有する。
特別会計手段611は、以下の機能を有する。
(1)オーダリングシステム62から予約番号とオーダリング時刻とを受け取り記憶する機能。
(2)上記(1)で受け取った予約番号で予約管理ファイルを検索して予約時刻を取得して記憶する機能。
(3)上記(1)で受け取ったオーダリング時刻と上記(2)で取得した予約時刻との差から待ち時間を算出する機能。
(4)上記(3)で算出した待ち時間で割引表を検索して割引率を取得し、会計金額を取得した割引率で割り引く機能。割引表の例を図11に示す。割引表は、POSシステム61で保持してもよいし、記憶装置3で保持するようにしてもよい。
オーダリングシステム62は、上述した実施例のオーダリングシステム12の機能に加えて、予約番号入力手段621を有する。
予約番号入力手段621は、新規オーダを取るときに顧客から予約票を提示された場合に、予約票に記載されている予約番号を入力する。予約番号入力手段621は、入力した予約番号とオーダリング時刻とをPOSシステム61に送出する。
次に、本発明の他の実施例の動作について説明する。
来店した顧客は、自分が希望するテーブルが使用中の場合に、そのテーブルの空き予想時刻を出力装置4で確認する。そして、入力装置5から希望するテーブル番号や人数などを入力して予約し、予約票をプリンタに出力する。
入店時刻になった顧客は、予約した希望のテーブルに着席し、オーダを入れて伝票を受け取ると共に、予約票を提示する。
予約番号入力手段621は、提示された予約票に記載されている予約番号を入力し、予約番号とオーダリング時刻とを特別会計手段611に送出する。
顧客は、テーブルにてオーダした飲食を行う。
顧客は、飲食が終了すると、伝票をPOSシステム61に提示する。
特別会計手段611は、伝票に基づき会計処理を行い、合計金額を算出する。
また、特別会計手段611は、顧客の予約番号で予約管理ファイルを検索して予約時刻を取得し、オーダリング時刻と予約時刻との差から待ち時間を算出し、割引表を検索して割引率を取得する。
そして、特別会計手段611は、合計金額を割引率で割り引いて請求金額を算出する。
以上説明したように、予約して待ってもらった顧客に対して請求金額を割り引くことにより、顧客は待った分だけ安い料金で飲食できるという効果を得ることができる。また、店側はテーブルがうまっているときに来た顧客をつなぎとめるという効果を得る。
更に、本発明の別の他の実施例として、ガントチャートを作成して表示するようにしてもよい。
データ処理装置にガントチャート作成手段を設ける。ガントチャート作成手段は、テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶されている各テーブルごとの利用状況(空いているかどうか、何時に空くかなど)データからガントチャートを作成して表示する。
このように、ガントチャートで表示することにより、店舗の従業員はテーブル管理が視覚的に可能になるという効果を得る。
更に、本発明の別の他の実施例として、予想退店時刻が近づいた時(例えば5分前)に、自動で予想退店時刻を再計算するようにしてもよい。
データ処理装置に予想退店時刻再計算手段を備える。予想退店時刻再計算手段は、定期的(一定間隔毎)にテーブル番号別予想退店時刻記憶部を参照し、予想退店時刻の一定時間前(例えば約5分前)であれば、予想退店時刻の再計算を行う。再計算方法として、滞在時間に滞在時間の一定割合(例えば10%)を足して予想退店時刻を再計算するようにしてもよい。また、オーダリングシステムから追加オーダ情報を参照し、予想退店時刻の直前に追加オーダされていた場合には、滞在時間に追加オーダされたメニューから定まる滞在時間の一定割合(例えば5%)を足して予想退店時刻を再計算するようにしてもよい。また、予想退店時刻を手動で入力するようにしてもよい。再計算した予想退店時刻でテーブル番号別予想退店時刻記憶部を更新する。
このように、予想退店時刻再計算手段を設けることにより、予想退店時刻の精度を向上させるという効果を得る。
本発明による上述した実施の形態において、データ処理装置の処理動作を実行するためのプログラム等を、データとしてデータ処理装置の磁気ディスクや光ディスク等の記録媒体(図示せず)に記録するようにし、記録されたデータを読み出してデータ処理装置を動作させるために用いる。このように、本発明によるデータ処理装置を動作させるデータを記録媒体に記録させ、この記録媒体をインストールすることによりデータ処理装置の機能が実現できるようになる。
本発明の実施例の構成を示す図 滞在時間実績情報記憶プロセスの流れを示す図 客層と時間帯の例を示す図 滞在時間実績情報記憶部に格納される情報の一例を示す図 予想退店時刻算出プロセスの流れを示す図 予想退店時刻表示の例を示す図 予約時における予想退店時刻更新プロセスの流れを示す図 動作を説明する図 予約管理ファイルの例を示す図 本発明の他の実施例の構成を示す図 割引表の例を示す図
符号の説明
1 連携他システム
2 データ処理装置
3 記憶装置
4 出力装置
5 入力装置
6 連携他システム
11 POSシステム
12 オーダリングシステム
21 予想退店時刻算出手段
22 退店処理手段
23 出力手段
31 滞在時間実績情報記憶部
32 テーブル番号別予想退店時刻記憶部
33 メニュー別提供時間飲食時間記憶部
61 POSシステム
62 オーダリングシステム
611 特別会計手段
621 予約番号入力手段

Claims (12)

  1. 顧客がテーブルの予約を入力する入力手段と、
    前記予約した顧客の滞在時間を予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を算出して記憶部に格納する第1の予想退店時刻算出手段と、
    前記予約した顧客のメニューオーダ時に前記予約した顧客の滞在時間を再予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出し前記第1の予想退店時刻算出手段が記憶部に格納した予想退店時刻を更新する第2の予想退店時刻算出手段と、
    前記予想退店時刻を表示する手段とを備える、
    ことを特徴とする利用状況予測システム。
  2. 前記第1の予想退店時刻算出手段は、
    人数,客層および時間帯を基にした滞在時間実績情報を参照して前記予約した顧客の滞在時間を予測する手段と、
    前記予約した顧客の直前の顧客の予想退店時刻に前記予測した滞在時間を加えて前記予約した顧客の予想退店時刻を算出する手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の利用状況予測システム。
  3. 前記第2の予想退店時刻算出手段は、
    メニューを基にした提供時間・飲食時間情報を参照して前記予約した顧客の滞在時間を再予測する手段と、
    前記予約した顧客のメニューオーダ時刻に前記再予測した滞在時間を加えて前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出する手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の利用状況予測システム。
  4. 前記予約した顧客の待ち時間に応じて前記予約した顧客に対する請求金額を割り引く手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1,請求項2または請求項3記載の利用状況予測システム。
  5. 入力装置とオーダリングシステムとPOSシステムと記憶装置とデータ処理装置と出力装置とを備える利用状況予測システムであって、
    前記入力装置は、
    予約するテーブル番号,人数,客層および時間帯を入力して前記データ処理装置に送出する手段を有し、
    前記オーダリングシステムは、
    オーダのテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダ時刻および飲食メニューを入力して保持するとともに前記POSシステムおよび前記データ処理装置に送出する手段を有し、
    前記POSシステムは、
    会計処理を行い請求金額を算出する手段と、
    会計処理を行ったテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダ時刻,会計時刻および飲食メニューをデータ処理装置に送出する手段とを有し、
    前記記憶装置は、
    会計単位ごとの人数,客層,時間帯および滞在時間を記憶する滞在時間実績情報記憶部と、
    テーブル番号ごとに予想退店時刻を記憶するテーブル番号別予想退店時刻記憶部と、
    メニュー毎に店側のメニュー提供時間と顧客の予想飲食時間とを記憶するメニュー別提供時間飲食時間記憶部とを含み、
    前記データ処理装置は、
    前記入力装置から受け取った情報で前記滞在時間実績情報記憶部を検索して平均滞在時間を算出して前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶される予想退店時刻を更新する手段と、
    前記オーダリングシステムから受け取った情報で前記メニュー別提供時間飲食時間記憶部を検索して予想滞在時間を算出して前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶される予想退店時刻を更新する手段と、
    前記会計時刻と前記オーダ時刻との差から滞在時間を算出して前記人数,客層,時間帯および前記算出した滞在時間を前記滞在時間実績情報記憶部に登録する手段と、
    前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶する内容を前記出力装置に出力する手段とを有する、
    ことを特徴とする利用状況予測システム。
  6. 前記記憶装置は、更に割引表を含み、
    前記POSシステムは、
    オーダ時刻と予約時刻との差から待ち時間を算出する手段と、
    前記待ち時間で前記割引表を検索して割引率を取得する手段と、
    請求金額を前記割引率で割り引く手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項5記載の利用状況予測システム。
  7. 入力装置とオーダリングシステムとPOSシステムと記憶装置とデータ処理装置と出力装置とを備えるシステムの利用状況予測方法であって、
    前記記憶装置に、
    会計単位ごとの人数,客層,時間帯および滞在時間を記憶する滞在時間実績情報記憶部と、
    テーブル番号ごとに予想退店時刻を記憶するテーブル番号別予想退店時刻記憶部と、
    メニュー毎に店側のメニュー提供時間と顧客の予想飲食時間とを記憶するメニュー別提供時間飲食時間記憶部とを含み、
    前記入力装置は、
    予約するテーブル番号,人数,客層および時間帯を入力して前記データ処理装置に送出し、
    前記データ処理装置は、
    前記入力装置から受け取った情報で前記滞在時間実績情報記憶部を検索して平均滞在時間を算出して前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶される予想退店時刻を更新し、
    前記オーダリングシステムは、
    オーダのテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダ時刻および飲食メニューを入力して保持するとともに前記POSシステムおよび前記データ処理装置に送出し、
    前記データ処理装置は、
    前記オーダリングシステムから受け取った情報で前記メニュー別提供時間飲食時間記憶部を検索して予想滞在時間を算出して前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶される予想退店時刻を更新し、
    前記POSシステムは、
    会計処理を行い請求金額を算出し、
    会計処理を行ったテーブル番号,人数,客層,時間帯,オーダ時刻,会計時刻および飲食メニューを前記データ処理装置に送出し、
    前記データ処理装置は、
    前記会計時刻と前記オーダ時刻との差から滞在時間を算出し、
    前記人数,客層,時間帯および前記算出した滞在時間を前記滞在時間実績情報記憶部に登録し、
    前記テーブル番号別予想退店時刻記憶部に記憶する内容を前記出力装置に出力する、
    ことを特徴とする利用状況予測方法。
  8. 前記記憶装置に、更に割引表を含み、
    前記POSシステムは、
    オーダ時刻と予約時刻との差から待ち時間を算出し、
    前記待ち時間で前記割引表を検索して割引率を取得し、
    請求金額を前記割引率で割り引く、
    ことを特徴とする請求項7記載の利用状況予測方法。
  9. 顧客がテーブルを予約した時に、前記予約した顧客の滞在時間を予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を算出して記憶部に格納する第1の予想退店時刻算出手段と、
    前記予約した顧客がメニューオーダした時に、前記予約した顧客の滞在時間を再予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出し前記第1の予想退店時刻算出手段が記憶部に格納した予想退店時刻を更新する第2の予想退店時刻算出手段とを備える、
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  10. 前記第1の予想退店時刻算出手段は、
    人数,客層および時間帯を基にした滞在時間実績情報を参照して前記予約した顧客の滞在時間を予測する手段と、
    前記予約した顧客の直前の顧客の予想退店時刻に前記予測した滞在時間を加えて前記予約した顧客の予想退店時刻を算出する手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
  11. 前記第2の予想退店時刻算出手段は、
    メニューを基にした提供時間・飲食時間情報を参照して前記予約した顧客の滞在時間を再予測する手段と、
    前記予約した顧客のメニューオーダ時刻に前記再予測した滞在時間を加えて前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出する手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項9または請求項10記載のデータ処理装置。
  12. データ処理装置に、
    顧客がテーブルを予約した時に、前記予約した顧客の滞在時間を予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を算出して記憶部に格納する第1の予想退店時刻算出機能、
    前記予約した顧客がメニューオーダした時に、前記予約した顧客の滞在時間を再予測して前記予約した顧客の予想退店時刻を再算出し前記第1の予想退店時刻算出機能が記憶部に格納した予想退店時刻を更新する第2の予想退店時刻算出機能、
    を実現させるためのプログラム。
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