JP2014170383A - 在席情報管理システムおよび在席情報管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フードコートなどの多数の客席を利用するエリアで、空席が放置されないようにする。
【解決手段】 利用者がIDタグ7を含む提供物を受取り、IDタグ7が客席3に置かれると、IDタグリーダ4がID情報を読み取り、情報送信手段5が情報処理装置9にID情報を送信する。情報処理装置9は当該IDタグ7に対する規定時間を設定し、在席時間を計測する。在席時間が規定時間に達すると提供者側情報伝達手段10が提供者に規定時間の到達を通知する。IDタグ7が客席から離れると情報処理装置9が保持するIDタグ7の情報をリセットし、情報処理装置が保持する当該客席の情報を空席に変更する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、在席情報管理システムおよび在席情報管理方法に関する。
ファーストフード店やフードコートなどでは、多数のテーブル席が設置され、多くの場合、利用者は自由に席を選ぶことが出来る。ここで利用者にとって問題となるのは席の確保である。第一の作業は空席を見つけることであるが、一目で全体が見渡せるとは限らず、席探しに苦労する場合も多い。このような問題を解決するための技術が、例えば特許文献1に開示されている。
本技術は、RFIDタグによる近距離無線通信を席の管理・運用に利用したものである。システムブロックを図13に示す。システムは大きく分けると、サービス利用者側システム101とサービス提供者側システム102からなる。利用者側システム101は、トレーや容器等の提供物に付加されたRFIDタグ103と、テーブル等に設置されたRFIDリーダ104およびRFID情報送信機105からなる。サービス提供者側システム102は、RFID情報処理装置106、提供者用入力装置107、提供者側システム108から構成される。
この技術の動作を、飲食店を例に取って説明する。飲食物を運ぶトレーにRFIDタグ103が埋め込まれ、テーブルにRFIDリーダ104とRFID情報送信機105が設置されている。
RFID103は固有のID番号を持ち、データ記憶部を有する。利用者がカウンターにおいて飲食物を注文すると、注文の内容等の情報が提供者用入力装置107からRFID103に記憶される。利用者が席に着くと、テーブルに備えられたRFIDリーダ104によってRFIDタグ103の情報が読み込まれる。次いで情報はRFID情報送信機105に送られ、そこから無線または有線通信によって、RFID情報処理装置106に送られる。データはRFID情報処理装置106で加工され、提供者側システム108に送られて種々の形で利用される。利用形態としては着席情報、配膳待ち提供品の把握などが挙げられる。
着席情報を利用すると、利用者に空席案内をするシステムを構築できる。図14は利用者用表示システム109に空席情報110を表示した画面を示す表示例である。この表示を見ることにより、利用者は注文カウンターのある1階にいながら、2階のテーブルNo.1、3、6が空席であることを把握できる。
特開2004−78779号公報
しかしながら、このようなシステムでは、実際は空席になっているにも関わらず着席と誤認識される可能性がある。そのまま放置されれば、利用者、提供者の双方に不利益となる。例えば、トレーが置かれたまま利用者が帰ってしまうと、テーブルは使用中と認識されたままになる。その結果、利用者は不必要に待たされ、提供者は本来得られるはずの売上を上げることが出来なくなってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、空席を正確に識別し、客席を効率良く運用する方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために本発明は、提供物に付随するIDタグであって自身の識別情報と前記提供物の提供時刻を保持する前記IDタグと、席近傍に設けられたIDタグ情報読取手段と、前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて規定時間を設定する規定時間設定手段と、前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて在席時間を計測する在席時間計測手段と、前記在席時間が前記規定時間に達したときに情報を発信する情報伝達手段を有する。
本発明によれば、空席が放置されないため、利用者の利便性と店の経営効率が向上する。
第1の実施の形態のシステムを示すブロック図である。 第1の実施の形態の情報処理装置を示すブロック図である。 第1の実施の形態の提供者側情報伝達画面の表示例である。 第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の一実施例を示す側面図である。 第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態のシステムを示すブロック図である。 第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における在席時間延長手段の一例を示す斜視図である。 第3の実施の形態における在席時間延長手段の別の一例を示す平面図である。 第4の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第5の実施の形態のシステムを示す平面図である。 特許文献1によるシステムを示すブロック図である。 特許文献1の利用者用表示装置を示す平面図である。
(第一の実施の形態)
次に、図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。本発明は複数の客席を有するエリアで、サービスを提供、利用する場合に使用される。そして、客席の利用時間を計測し、これを客席の運用に利用することに特徴がある。図1は第1の実施形態を示すブロック図である。大きな区分として、サービスを受ける側の利用者側システム1と、サービスを提供する側の提供者側システム2からなる。
利用者側システム1は客席3に備えられたIDタグリーダ4、情報送信手段5、利用者側情報伝達手段6を有する。なお客席3は例えばテーブル、イス、床などであり、これらに限らずエリアを特定できるものと定義する。また利用者側情報伝達手段6は必ずしも各客席3に備えられている必要はなく、例えば共用の大型モニターなどであってもよい。またID情報を有するIDタグ7を搭載したタグ搭載物8が情報の伝達手段として使用される。タグ搭載物8は、例えば飲食物の容器やトレーなどである。IDタグ7はRFIDタグが好適であるが、タグを端子に差し込むような有線形式のものであっても良い。なお図中の矢印は情報の流れを示している。
IDタグ7は固有のID番号を有する。また記憶部を備えて、提供品の情報などを保持するようにしておいても良い。
IDタグリーダ4はIDタグ7が近接するとその情報を読み取る機能と読み取った情報を情報送信手段5に転送する機能を有する。
情報送信手段5はIDタグリーダ4から受取った情報を情報処理装置9に送信する。方式は有線、無線いずれでも良く、店舗内のLANに接続していても良い。
利用者情報伝達手段6は利用者に規定時間の到達を伝える手段である。それとともに提供者側のフロア係がそれを認識する手段とすることも出来る。方式としては、ランプやディスプレイなど視覚で認識するものや、スピーカ、バイブレータなど聴覚、触覚で認識できるものなどを用いることが出来る。近年利用が盛んになっている店員呼び出しボタンと組み合わせても良い。
提供者側システム2は情報処理装置9と提供者側情報伝達手段10を備えている。
情報処理装置9はパソコンやサーバ、スマートテレビ、スマートフォンなどの情報処理機能を有する装置である。空席・在席情報の管理や、その他の演算および情報処理機能を有する。モニターやプリンタなどを備えていても良い。
図2は情報処理装置9の内部構成を示すブロック図である。情報処理装置9は情報受信部11、情報処理部12、I/Oインターフェイス13を有する。情報処理部12は、本実施の形態の特徴である規定時間設定部14と在席時間計測部15を有する。
情報受信部11は情報送信手段5から送信されたID情報を受信する。
情報処理部12は、ID情報に基づいて客席3の運用・管理を行うブロックである。IDタグ7のID番号と紐付けされた客席番号、着席時間、注文内容などの情報を保持し、運用に関わる処理も行う。IDタグ7に注文内容を保持する場合は、未届けの提供品の有無なども管理することができる。
規定時間設定部14はIDタグ7が客席3に在席可能な時間を規定する。所定の基準値を設定しておくことの他に、人数や注文内容などに応じて調整を行う機能を有していても良い。
在席時間計測部15は、利用者の在席時間をカウントする手段である。具体的にはIDタグリーダがIDタグ7のID情報を読み取った時刻からの経過時間を計測する。未届け品がある場合は、全ての提供品が揃ってからカウントを開始するなどの機能を備えていることが望ましい。また、未届品を示す番号札にタグを埋め込み、席を管理するIDタグ7と紐付けをしておけば、番号札の回収をもって、在席時間のカウントを開始することも可能である。
提供者側情報伝達部10は、提供者に情報を伝達する装置であり、ディスプレイやモニター、スピーカ、バイブレータなどである。規定時間を過ぎている客席3の存在を、提供者に知らせる機能を有する。画面の切り替えなどによって、他の情報を表示する機能を持つことも出来る。
提供者側伝達手段10として、ディスプレイを用いた場合の、具体的な表示例を図3に示す。ここでは、客席が1階から3階まであり、標準の規定時間を60分とした例を示している。フロア、客席番号、対応するIDタグ番号、未届品と札番号、着席時間、経過時間、規定時間、規定時間超過アラームの有無が表になっている。提供者はこの表を参照することによって、店内の在席状況を一目で把握できる。またアラームにより注意が喚起され、規定時間を超過している客席3の存在を認識できる。
次に本実施の形態の動作について説明する。図4は本実施の形態の動作例を示すフローチャートである。動作は次のようなステップで行われる。まず利用者が注文カウンター等でIDタグ7を含む提供物を受取る(s101)。次にIDタグ7が客席3(テーブル等)に置かれる(s102)。次にIDタグリーダ4がID情報を読み取る(s103)。続いて情報送信手段5が情報処理装置9にID情報を送信する(s104)。次に情報処理装置9が当該IDタグ7に対する規定時間を設定する(s105)。次に情報処理装置が在席時間を計測する(s106:)。次に在席時間が規定時間に達する(s107)。すると提供者側情報伝達手段10が提供者に規定時間の到達を通知する(s108)。さらに利用者側情報伝達手段5が利用者に在席時間が規定時間に到達した旨の情報を伝達しても良い(s109)。次いでIDタグ7が客席から離れる(=利用者または提供者によるIDタグ7の回収、s110)。次に情報処理装置9が保持するIDタグ7の情報をリセットし、情報処理装置が保持する当該客席の情報を空席に変更する(s111)。
次に、具体的な実施例を用いてシステムの動作を説明する。図5は本発明のシステムを適用した飲食店の一例を示す側面図である。店舗は注文カウンター16を境に、利用者側のエリアと、提供者側のエリアに分かれている。
1)まず利用者は注文カウンター16で飲食物を購入し、IDタグ7が埋め込まれたトレー17(=IDタグ搭載物8)と一緒に品物を受取る。この際、注文カウンター16の上方に設けられたモニター18(=利用者側情報伝達手段6)に空席情報が表示されているため、利用者は容易に空席を探すことができる。
2)次に利用者はイス20の置かれた客席3に着席し、テーブル19にトレー17を置く。トレー17を置くとテーブル19に設置されたIDタグリーダ4が、IDタグ7の情報を読み取り、情報送信手段5を介して情報を情報処理装置9に送信する。
3)情報処理装置9は、当該IDタグに紐付けされた規定時間を設定する。
4)次に情報処理装置9は在席時間のカウントを開始する。
5)在席時間が規定時間に達すると、提供者側情報伝達手段10が当該IDタグ7の在席時間が規定時間に達したことを提供者に伝達する。この情報伝達を受けて、提供者は当該IDタグ7が置かれた客席3のチェックを行うことが出来る。利用者がおらず、トレー17が放置された状態であれば、空き容器等を廃棄し、IDタグ7を含むトレー17回収する。トレー17が撤去されると、当該客席3は空席として開放され、空席情報に反映される。
また、このとき利用者側情報伝達手段6によって、利用者に規定時間が過ぎたことを伝達することも出来る。ここで、利用者が在席している場合は、この表示をみて。「あら、もうこんな時間。」というように、時間の経過を認識することができる。
以上のようにして、本実施の形態によれば、客席3が空席のまま放置されることがなくなり、客席を効率良く運用することが出来る。
(第2の実施の形態)
本実施の形態は、提供者側が客席3の利用時間に制限を設ける場合に適用される。すなわち利用時間が規定時間に達した場合に、利用者を退席させるために用いる。そのために、利用者に規定時間が近付いたことを知らせる警告を発するステップを設ける。
図6は本実施の形態を示すフローチャートである。まず在席時間が規定時間から所定時間だけ前の警告時間に到達する(s201)。警告時間は例えば規定時間の5分前、10分前など提供者の希望によって定めることができる。次いで利用者側情報伝達手段6が利用者に規定時間が近いことを伝達する(s202)。ここでIDタグ7が客席3から離れた場合は(s203_yes)、当該客席3は空席として開放される(s208)。利用が続けられた場合には、(s203_no)、所定時間経過後在席時間が規定時間に達する(s204)。ここで利用者側情報伝達手段6が利用者に規定時間が経過したことを知らせる(s205)。同時に提供者側にも提供者側情報伝達手段10は提供者に規定時間が経過したことを伝達する(s206)。本実施の形態では、利用者は規定時間を超えて客席3を利用することができないため、利用者が自主的に退席するか、提供者によって強制的に退席させられる。このため、ここでIDタグ7が客席から離れることになる(s207)。こうして客席3が空席として開放される(s208)。
なお、利用者側情報伝達手段6がディスプレイを備えている場合には、着席から在席時間を表示しておくこともできる。そして警告時間、規定時間(利用限界)などを分かりやすく表示することが可能である。例えば数字や画面の色を、通常は緑、警告時間に達したら黄色、規定時間に達したら赤としたり、イラストで、天使→汗→髑髏などと表示したりすると分かりやすい。
(第3の実施の形態)
第2の実施の形態では、利用時間が規定時間に到達したら利用者は客席3を退席しなければならない。しかしながら、このようなシステムでは利用者が気分を害しトラブルに発展する恐れもある。本実施の形態は、このような懸念に対応するために考案されたものである。本実施の形態では、利用者が望めば、規定時間を延長することができる。システムとしては、提供者側システム2に延長操作手段を持つ形態と、利用者側に延長操作手段を設ける形態のどちらも取り得る。
図7は本実施の形態のシステムを示すブロック図である。提供者側システム2に在席時間延長手段21、利用者側システムにも在席時間延長手段22を設けている。
まず、提供者側で延長操作を行う場合について説明する。提供者は、提供者側情報伝達手段から規定時間到達の通知を受けると、当該客席のチェックを行う。このとき利用者が在席していて、しばらく帰らないようであれば、情報処理装置9を操作して、規定時間を延長して新しい規定時間に更新することが出来る。
次に、利用者が延長操作を行う場合について説明する。利用者は、利用者側情報伝達手段から、規定時間到達の通知を受けた場合、客席に備えられた在席時間延長手段22を操作して、在席可能時間を延長する。
図8は延長操作を示すフローチャートである。以下、フローについて説明する。まず在席時間が規定時間に到達する(s301)。次いで提供者側情報伝達手段が提供者に規定時間の経過を伝達する(s302)。ここでIDタグ7が客席3から離れた場合は(s303_yes)、当該客席3は空席として開放される(s308)。IDタグ7が在席のままであれば(s303_no)、所定時間待機する(s304)。この時間を利用して、提供者は客席をチェックしに行くことが出来る。次に、利用者側情報伝達手段6が利用者に、規定時間の超過を伝達する(s305)。引き続き利用を継続する場合は、提供者あるいは利用者が延長操作を行う(s306_yes)。延長操作により、新しい規定時間が設定され(s309)、改めて在席時間のカウントが開始される(s310)。また延長操作が行われずに(s306_no)、IDタグ7が客席3から離れた場合は(s307)、客席3が空席として開放される(s308)。
次に、利用者側の在席時間延長手段22の具体的な例を図9に示す。これはテーブルに備えられる店員呼び出しスイッチ23に、利用者側在席時間延長手段22を組み込んだものである。店員呼び出しスイッチ23は呼び出しボタン24、在席時間の超過を知らせる時間超過警告ランプ25、規定時間を延長するための延長ボタン26を備える。在席時間が規定時間を超過すると警告ランプ25が点滅あるいは点灯する。ここで利用者が利用を続けたい場合は、延長ボタン26を押す。延長ボタン26が押されると、情報処理装置9に保持された規定時間が更新され、例えば30分延長される。なおこの例では、延長ボタンが誤打、乱打されないようにフタ27を開けなければ押せない構造としている。
図10は、利用者側の在席時間延長手段22の別の一例を示した平面図である。この装置は注文端末28であり、例えばタッチパネルを操作することにより、注文を行ったり、店員を呼んだりできるものである。在席時間が規定時間を超過した場合、この注文端末28に、経過時間超過情報を表示する。メッセージを点滅させるなど、注意を引きやすくしておくことが望ましい。利用者が延長を希望する場合は、表示されている延長アイコン29をタッチして手続を行う。
以上説明したように、本実施の形態によれば、在席可能時間を利用者のニーズに合わせて柔軟に調整することができる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態は利用者の人数に応じて規定時間を延長することを特徴とする。利用者が複数の場合、一人で利用する場合よりも在席時間が長くなる傾向にあることに鑑みて考案したものである。例えば利用者一人、すなわちIDタグ7が1つの場合の基準時間を30分として、IDタグ7が1つ増えるごとに10分追加するなどとすることができる。大人数の団体については必要以上の時間が加算されることも懸念されるが、客席ごとに人数が限られているので通常は問題にならない。
図11は、本実施の形態を示すフローチャートである。以下に流れを説明する。まず1つ目のIDタグ7がテーブルに置かれる(s401)。するとIDタグリーダ4が情報を読み取り情報送信手段5を介して情報処理装置9に送信する(s402)。ここで所定の時間(例えば2分)待機する(s403)。待機時間内にIDタグ7が追加されなかった場合は(s404_no)、在席時間のカウントを開始する(s406)。IDタグ7が追加された場合は(s404_yes)、規定時間に所定時間を追加し、規定時間を更新する(s405)。これをIDタグ7の追加が終わるまで繰り返す。所定時間待機しても、IDタグ7が追加されなかった場合は(s404_no)、在席時間のカウントを開始する(s406)。以降の流れ(s407からs412)は実施の形態1または2と同様なため、説明を省略する。以上のように、本実施の形態によれば人数に応じて在席可能時間を自動調整することが出来る。
(第5の実施の形態)
本実施の形態は、実施の形態1から4のシステムを用いて客席3の予約を行うための、席予約システム30である。
以下に使用方法を説明する。利用者は操作パネル31に表示された空席情報を見て、希望する席を選択し、発券ボタン32を押して予約券33を受取る。希望の席が空いていない場合には、整理券と同様優先順を示すものとすることもできる。予約券33を書換え可能な記録媒体にしておけば、希望する席を変更する場合に便利である。例えば、違う席に希望を変更したい場合には、席変更用投入口34から受領済みの予約券33を投入して手続を行うようにしておく。この場合、投入後、操作パネル31を操作して、希望する客席3を変更することができるようになっている。このようなシステムとすることにより、予約券33を同じ利用者へ重複して発行する事態を回避することが出来る。なお以上説明した使用方法はあくまで一例であり、提供者の運用ポリシーによって適宜変更可能である。
また、実施の形態1、2、3を用いれば、操作パネル31や予約券33に推定待ち時間を表示することが可能である。しかしながら、利用者とのトラブルになりやすい事項であるため、利用方法は提供者の運用ポリシーに応じて定めると良い。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、利用者がスムーズに席を選択、利用できるようになる。その結果、利用者の回転率が向上し、提供者の売上向上を図ることが出来る。
1 利用者側システム
2 提供者側システム
3 客席
4 IDタグリーダ
5 情報送信手段
6 利用者側情報伝達手段
7 IDタグ
8 IDタグ搭載物
9 情報処理装置
10 提供者側情報伝達手段
11 情報受信部
12 情報処理部
13 I/Oインターフェイス
14 規定時間設定部
15 在席時間計測部
16 注文カウンター
17 トレー
18 モニター
19 テーブル
20 イス
21 在席時間延長手段
22 在席時間延長手段
23 店員呼び出しスイッチ
24 呼び出しボタン
25 警告ランプ
26 延長ボタン
27 フタ
28 注文端末
29 延長アイコン
30 席予約システム
31 操作パネル
32 発券ボタン
33 予約券
34 席変更用投入口
101 サービス利用者側システム
102 サービス提供者側システム
103 RFIDタグ
104 RFIDリーダ
105 RFID情報送信機
106 RFID情報処理装置
107 提供者用入力装置
108 提供者側システム
109 利用者用表示システム
110 空席情報

Claims (10)

  1. 提供物に付随するIDタグであって自身の識別情報と前記提供物の提供時刻を保持する前記IDタグと、席近傍に設けられたIDタグ情報読取手段と、前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて規定時間を設定する規定時間設定手段と、前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて在席時間を計測する在席時間計測手段と、前記在席時間が前記規定時間に達したときに情報を発信する情報伝達手段を有することを特徴とする在席情報管理システム。
  2. 前記IDタグが前記IDタグ情報読取手段の読取可能範囲に入ったとき在席開始と判定し、前記読取可能範囲から離れたときに在席終了と判定する在席判定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の在席情報管理システム。
  3. 前記IDタグが前記IDタグ情報読取手段の前記読取可能範囲に入った後、所定時間内に別の前記IDタグが前記読取可能範囲入った場合には、前記IDタグの数に応じて前記規定時間を更新する規定時間更新手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の在席情報管理システム。
  4. 前記規定時間を手動により延長する規定時間延長手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか一項に記載の在席情報管理システム。
  5. 前記規定時間延長手段が前記席に備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか一項に記載の在席情報管理システム。
  6. 前記IDタグが、注文完了後未提供である未提供品に関する情報を保持することを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか一項に記載の在席情報管理システム。
  7. 前記在席時間計測手段が、前記未提供品が提供されるまで在席時間の計測を保留する機能を有することを特徴とする請求項6に記載の在席情報管理システム。
  8. 前記在席判定手段の判定結果を用いて空席情報を表示する空席情報表示手段を備えることを特徴とする請求項2乃至請求項7いずれか一項に記載の在席情報管理システム。
  9. 前記空席情報に基づいて客席予約を行う客席予約手段を有することを特徴とする請求項8に記載の在席情報管理システム。
  10. 自身の識別情報と提供物の提供時刻を保持するIDタグを前記提供物に付随させる工程と、席近傍に設けられたIDタグ情報読取手段によって前記識別情報と前記提供時刻を読み取る工程と、前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて規定時間を設定する工程と、前記読取手段によって読み取られた情報に基づいて在席時間を計測する工程と、前記在席時間が前記規定時間に達したときに情報を発信する工程を有することを特徴とする在席情報管理方法。
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