JP6510764B2 - サーバ、制御方法、プログラム、および管理システム - Google Patents

サーバ、制御方法、プログラム、および管理システム Download PDF

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Description

本発明は、報知内容を決定するサーバ、当該サーバの制御方法、当該サーバのプログラム、当該サーバが報知内容を出力する報知端末を備えた管理システム、およびに当該報知端末に関する。
近年、店員が商品を配膳するフルサービス形態のレストランや、顧客が商品を取りに行くセルフサービス形態のレストランにおいて、店員の作業や顧客の座席などを管理する技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、セルフサービス形態のレストランにおいて、トレイに設けられたID発信装置を、レジ端末、座席監視装置、および返却棚監視装置で読み取ることによってお客様の移動履歴を管理し、当該移動履歴に基づいて係員端末に作業案内を出力するレストラン支援システムが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、席が空くのを待っている客の名および人数等のデータを入力し、飲食代の会計処理完了時に、入力された客の条件を満足する空席が検出されると、客の名等を表示する電子式キャッシュレジスタが開示されている。
また、例えば、特許文献3には、ユーザの保持する認証カードを読み取る認証カードリーダーを有する座席における着席および離席を識別し、座席一覧を生成するとともに、座席一覧を要求するアクセスに対して、座席一覧に関する情報を応答する座席管理システムが開示されている。
特開2006−39748号公報(2006年2月9日公開) 特開平5−89369号公報(1993年4月9日公開) 特開2013−196302号公報(2013年9月30日公開)
飲食店では、顧客の座席の確保から、顧客が食事を終えて退店するまで、最適なサービスを提供することが求められている。しかしながら、上述した特許文献1のように、商品受け渡し後の状態のみを管理する技術や、特許文献2および3のように、座席の状態のみを管理する技術では、座席および注文の状況に応じたサービスを提供するという点に課題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、座席および注文の状況に応じた報知内容を提供する技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るサーバは、顧客を特定するための顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を互いに関連付けて管理する管理手段と、上記管理手段が管理する上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを参照して報知内容を決定する決定手段と、上記決定手段が決定した上記報知内容を示す報知情報を出力する出力手段と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御方法は、顧客を特定するための顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を互いに関連付けて管理する管理工程と、上記管理工程において管理される上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報を参照して報知内容を決定する決定工程と、上記決定工程において決定された上記報知内容を示す報知情報を出力する出力工程と、を含む。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る管理システムは、通信端末、サーバ、および報知端末を備える管理システムであって、上記通信端末は、顧客を特定するための顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を出力する情報出力手段を備え、上記サーバは、上記通信端末から、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報を取得する情報取得手段と、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記座席管理情報、および上記注文管理情報を互いに関連付けて管理する管理手段と、上記管理手段が管理する上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報を参照して報知内容を決定する決定手段と、上記決定手段が決定した上記報知内容を示す報知情報を、上記報知端末に出力する出力手段と、を備え、上記報知端末は、上記報知情報を取得する報知情報取得手段と、上記報知情報取得手段が取得した上記報知情報が示す報知内容を報知する報知手段と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る報知端末は、顧客を特定するための顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を参照して決定された報知内容を示す報知情報を取得する報知情報取得手段と、上記報知情報取得手段が取得した上記報知情報が示す報知内容を報知する報知手段と、を備える。
本発明の一態様によれば、座席および注文の状況に応じた報知内容を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る管理システムを模式的に示す図である。 本発明の実施形態1におけるサーバの構成を示す図であり、(a)は、サーバの要部構成を示す機能ブロック図であり、(b)は、サーバ100のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1におけるサーバ記憶部に保存されているテーブルの例を示す図であり、(a)は、顧客情報テーブルを模式的に示した図であり、(b)は、座席情報テーブルを模式的に示した図であり、(c)は、注文情報テーブルを模式的に示した図であり、(d)は、商品情報テーブルを模式的に示した図である。 本発明の実施形態1における顧客端末の構成を示す図であり、(a)は、顧客端末要部構成を示す機能ブロック図であり、(b)は、顧客端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1におけるテーブルの構成を示す図であり、(a)は、テーブルの外観を示す図であり、(b)は、テーブル500の要部構成を示す機能ブロック図であり、(c)は、テーブルのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1における店員端末および店頭ディスプレイの構成を示す図であり、(a)は、店員端末の要部構成を示す機能ブロック図であり、(b)は、店頭ディスプレイの要部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態1におけるサーバが、報知内容を決定する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る管理システムにおいて、ステータスが変化する処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態1に係る管理システムにおいて、一時離席ステータスから退店ステータスに変化する処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態2に係る管理システムにおいて、離席タイムアウトした場合の処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態5におけるサーバが、来店情報を取得した後の処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。以下の特定の実施形態で説明する構成以外の構成については、必要に応じて説明を省略する場合があるが、他の実施形態で説明されている場合は、その構成と同じである。また、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
(管理システム1の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る管理システム1を模式的に示す図である。管理システム1は、図1に示すように、サーバ100、飲食店300における顧客端末(通信端末、報知端末)400、テーブル(報知端末)500、店員端末(報知端末)600、店頭ディスプレイ(報知端末)700、ビーコン機器800(800a〜800c)、およびルータ900によって構成されている。管理システム1では、サーバ100は、飲食店300における顧客、座席、および注文を管理し、状況に適した報知内容を顧客端末400、テーブル500、店員端末600、および店頭ディスプレイ700の少なくとも何れかに出力する。
なお、本明細書では、管理システム1を飲食店300に適用しているが、これは本発明を限定するものではなく、例えば、電車、飛行機、映画館、劇場、野球場、スタジアム、又は、ホテルなどの宿泊施設などに適用してもよい。
(サーバ100の構成)
図2は、本発明の実施形態1におけるサーバ100の構成を示す図であり、(a)は、サーバ100の要部構成を示す機能ブロック図である。サーバ100は、図2の(a)に示すように、サーバ通信部110、サーバ制御部120、およびサーバ記憶部130を備えている。
サーバ通信部110は、ネットワーク200を介して、飲食店300のルータ900とデータの送受信をすることができる機能を備えている。
サーバ記憶部130では、顧客を特定するための情報である顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す情報である座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す情報である注文管理情報が、互いに関連付けて保存されている。本実施形態では、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報はテーブル形式で管理されているが、これは本発明を限定するものではなく、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報はテーブル形式以外の形式で管理されていてもよい。サーバ記憶部130に保存されているテーブルの詳細については、後述する。
サーバ制御部120は、サーバ100の各構成を統括的に制御するものである。サーバ制御部120の詳細について、以下に説明する。
(サーバ制御部120)
サーバ制御部120は、図2の(a)に示すように、情報管理部(管理手段)121、更新情報取得部(更新情報取得手段、情報取得手段)122、判定部(判定手段)123、報知内容決定部(決定手段)124、および報知内容出力部(出力手段)125として機能する。
情報管理部121は、サーバ記憶部130に保存されている顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報を、互いに関連付けて管理する。
更新情報取得部122は、サーバ通信部110を制御し、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを更新するための更新情報を取得する。
判定部123は、更新情報取得部122が取得した更新情報が、情報管理部121が管理している顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報と整合しているか否かを判定する。
報知内容決定部124は、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを参照して、報知内容を決定する。
報知内容出力部125は、報知内容決定部124が決定した報知内容を示す報知情報を出力する。
(サーバ100のハードウェア構成)
図2の(b)は、サーバ100のハードウェア構成を示すブロック図である。図2の(b)に示すように、サーバ100は、通信部1100、制御部1200、および記憶部1300を備えている。
通信部1100は、ネットワーク200を介して飲食店300のルータ900との通信を可能にするためのインターフェースである。通信部1100は、上述したサーバ通信部110の機能を実現する。
記憶部1300は、主記憶部および補助記憶部を備えている。記憶部1300の主記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、半導体RAM(random access memory)を挙げることができる。また、記憶部1300の補助記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)を挙げることができ、補助記憶部には、サ―バ100として動作させるための制御プログラムが保存されている。制御プログラムは、サーバ制御部120の機能を実現するためのプログラムである。
制御部1200は、記憶部1300の主記憶上に制御プログラムを展開し、展開された制御プログラムに含まれる各種の命令を実行することによって、上述したサーバ制御部120の機能を実現する。制御部1200として利用可能なデバイスとしては、CPU(Central Processing Unit)を挙げることができる。
(サーバ記憶部130に保存されているテーブル)
図3は、本発明の実施形態1におけるサーバ記憶部130に保存されているテーブルの例を示す図であり、(a)は、顧客情報テーブルを模式的に示した図であり、(b)は、座席情報テーブルを模式的に示した図であり、(c)は、注文情報テーブルを模式的に示した図であり、(d)は、商品情報テーブルを模式的に示した図である。サーバ記憶部130に保存されているテーブルの詳細について、図3を用いて説明する。
サーバ記憶部130には、顧客情報テーブル、座席情報テーブル、注文情報テーブル、および商品情報テーブルが保存されている。
顧客情報テーブルは、図3の(a)に示すように、項目「ユーザID」および項目「ユーザ名」を含んでいる。
項目「ユーザID」は、上述したように、顧客を特定するための情報であり、上述した顧客情報に相当する。
項目「ユーザ名」は、ユーザIDによって特定される顧客の名前を示す情報である。
なお、顧客情報テーブルに含まれる項目はこれらに限定されず、例えば、項目「性別」、項目「年齢」、項目「電話番号」など、顧客に関する情報をさらに含む構成であってもよい。
座席情報テーブルは、図3の(b)に示すように、項目「No.」、項目「座席番号」、項目「ユーザID」、項目「着席状況」、項目「注文ID」を含んでいる。
項目「座席番号」は、座席を特定するための情報である。
項目「着席状況」は、「座席番号」が示す座席に顧客が着席しているか否かを示す情報であり、上述した座席管理情報に相当する。なお、項目「着席状況」は、座席管理情報の一例であり、座席管理情報は、座席の状態をより詳しく示す情報(例えば、「予約済み」、「空席」、「退席」など)であってもよい。
項目「注文ID」は、注文を特定するための情報であり、注文を受けるたびに新たに割り当てられる。
項目「No.」は、「座席番号」の順に付される通し番号と、「注文ID」の順に付される通し番号とを示しており、各行を互いに区別する情報である。例えば、「No.」が「1−2」の場合、「座席番号」が「1」の顧客が2つ目に注文した「注文ID」の行であり、「No.」が「3−1」は、「座席番号」が「3」の顧客が1つ目に注文した「注文ID」の行である。
なお、座席情報テーブルに含まれる項目はこれらに限定されず、例えば、項目「定員」、項目「喫煙区分(喫煙/禁煙)」、項目「位置情報」など、座席に関する情報をさらに含む構成であってもよい。
注文情報テーブルは、図3の(c)に示すように、項目「注文ID」、項目「商品ID」、項目「配膳状況」を含んでいる。
項目「商品ID」は、「注文ID」によって特定される注文の商品を示す情報である。
項目「配膳状況」は、「注文ID」によって特定される注文の注文状況を示す情報であり、上述した注文管理情報に相当する。
なお、注文情報テーブルに含まれる項目はこれらに限定されず、例えば、項目「量指定(大盛り/少なめ)」、項目「味指定(濃い味/薄味)」など、注文に関する情報をさらに含む構成であってもよい。
商品情報テーブルは、図3の(d)に示すように、項目「商品ID」、項目「商品名」、項目「金額」を含んでいる。
項目「商品名」は、「商品ID」によって特定される商品の名前を示す情報である。
項目「金額」は、「商品ID」によって特定される商品の値段を示す情報である。
なお、商品情報テーブルに含まれる項目はこれらに限定されず、例えば、項目「取扱区分(取扱可/不可)」、項目「調理時間」など、商品に関する情報をさらに含む構成であってもよい。
(顧客端末400の構成)
図4は、本発明の実施形態1における顧客端末400の構成を示す図であり、(a)は、顧客端末400要部構成を示す機能ブロック図である。顧客端末400は、図4の(a)に示すように、顧客端末通信部410、顧客端末制御部420、顧客端末記憶部430、タッチパネル式表示部440、BLE通信部450、バイブレーション部(報知手段)460、およびスピーカ部470(報知手段)を備えている。
顧客端末通信部410は、飲食店300のルータ900とデータの送受信をすることができる機能を備えている。
顧客端末記憶部430は、顧客端末400を使用している顧客の情報が保存されている。顧客端末記憶部430に保存されている顧客の情報の例として、顧客情報、名前を示す名前情報、連絡先の電話番号を示す電話番号情報などが挙げられるが、これに限定されない。
タッチパネル式表示部440は、表示部(報知手段)441および操作受付部442を備えている。
表示部441は、顧客端末制御部420から出力される画像信号を表示する表示デバイスである。
操作受付部442は、接触を検出するセンサを備えており、顧客から受け付けた操作を操作信号に変換し、出力する。
なお、顧客端末400は、タッチパネル式表示部440に替えて、表示部441と操作受付部442とを別々に備える構成であってもよい。
BLE通信部450は、テーブル500またはビーコン機器800との間でBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信をすることができる機能を備えている。
なお、顧客端末400は、BLE通信部450に替えて、NFC(Near Field Communication)通信をすることができる機能を備えるNFC通信部を備える構成であってもよく、また、BLE通信部450およびNFC通信部の両方を備える構成であってもよい。顧客端末400がBLE通信部450およびNFC通信部の両方を備える場合、通信する相手の機器に応じて、BLE通信部450またはNFC通信部を使い分けることが可能である。
バイブレーション部460は、顧客端末制御部420の制御によって、顧客端末400を振動させる機能を有している。
スピーカ部470は、顧客端末制御部420から出力される音声信号が示す音を出力する。
顧客端末制御部420は、顧客端末400の各構成を統括的に制御するものである。顧客端末制御部420の詳細について、以下に説明する。
(顧客端末制御部420)
顧客端末制御部420は、図4の(a)に示すように、報知情報取得部(報知情報取得手段)421、表示制御部422、注文処理部(情報出力手段、出力手段)423、顧客端末情報管理部424、座席予約部425、および位置情報生成部(情報出力手段、出力手段)426として機能する。
報知情報取得部421は、顧客端末通信部410を制御し、サーバ100が出力した報知情報を取得する。
表示制御部422は、表示部441に表示する画像信号を出力する。
注文処理部423は、操作受付部442から顧客が注文したことを示す操作信号を取得すると、操作信号が示す注文処理を実行する。注文処理の詳細については、後述する。なお、注文処理は、ネットワーク200を介して通信可能なウェブサーバ(不図示)におけるウェブアプリケーションによって実行されてもよく、または、顧客端末400にインストールされたアプリケーションによって実行されてもよい。
顧客端末情報管理部424は、顧客端末記憶部430に保存されている情報を管理する。
座席予約部425は、操作受付部442から顧客が座席を予約したことを示す操作信号を取得すると、操作信号が示す座席予約処理を実行する。座席予約処理の詳細については、後述する。なお、座席予約処理は、ネットワーク200を介して通信可能なウェブサーバ(不図示)におけるウェブアプリケーションによって実行されてもよく、または、顧客端末400にインストールされたアプリケーションによって実行されてもよい。
位置情報生成部426は、各ビーコン機器800から送信されるビーコン信号の受信強度と各ビーコン信号に含まれるAdvertisingフレームに含まれている参照RSSIとを参照し、各ビーコン機器800との間の距離を算出する。そして、位置情報生成部426は、算出した距離と、各ビーコン機器800の位置を示す位置データとを参照し、特定した顧客端末400の位置を示す位置情報を生成する。また、位置情報生成部426は、顧客端末400に最も近いビーコン機器800を示すビーコン機器識別情報を、位置情報としてもよい。この場合、位置情報生成部426が生成した位置情報は、上述した顧客端末400の位置を特定した位置情報と比べて大雑把な位置を示すが、顧客端末400を有する顧客が座った座席が特定できる程度に位置を特定できる位置情報であればよい。なお、顧客端末400は、ビーコン機器800から一定距離以上離れるとビーコン信号を受信できなくなる。そのため、顧客端末400がビーコン信号を受信できない場合、位置情報生成部426が生成する位置情報は、顧客端末400を有する顧客は座った座席から離れたことを示す情報であってもよい。
(顧客端末400のハードウェア構成)
図4の(b)は、顧客端末400のハードウェア構成を示すブロック図である。図4の(b)に示すように、顧客端末400は、通信部4100、制御部4200、記憶部4300、タッチパネル式表示部4400、BLE通信部4500、バイブレーション部4600、およびスピーカ部4700を備えている。
通信部4100は、飲食店300のルータ900との通信を可能にするためのインターフェースである。通信部4100は、上述した顧客端末通信部410の機能を実現する。
記憶部4300は、主記憶部および補助記憶部を備えている。記憶部4300の主記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、半導体RAMを挙げることができる。また、記憶部4300の補助記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、ハードディスクドライブを挙げることができ、補助記憶部には、顧客端末400として動作させるための制御プログラムが保存されている。制御プログラムは、顧客端末制御部420の機能を実現するためのプログラムである。
制御部4200は、記憶部4300の主記憶上に制御プログラムを展開し、展開された制御プログラムに含まれる各種の命令を実行することによって、上述した顧客端末制御部420の機能を実現する。制御部4200として利用可能なデバイスとしては、CPUを挙げることができる。
タッチパネル式表示部4400は、タッチパネル式表示部440として機能する表示デバイスであり、バックライトを有した透過型の液晶パネルによって実現できるが、これに限定されず、有機ELディスプレイなど、他の表示デバイスによって実現してもよい。
BLE通信部4500は、BLE通信を行うための通信モジュールである。
バイブレーション部4600は、振動モータ等によって実現できる、顧客端末400を振動させるデバイスである。
スピーカ部4700は、入力された音声信号が示す音を出力するデバイスである。
(テーブル500の外観)
図5は、本発明の実施形態1におけるテーブル500の構成を示す図である。テーブル500の詳細について、図5を用いて説明する。
図5の(a)は、テーブル500の外観を示す図である。テーブル500は、図5の(a)に示すように、テーブルディスプレイ540およびタグリーダ560を備えている。
テーブルディスプレイ540は、テーブル500と一体になるように構成されている。さらに、テーブル500がガラス製であって、ガラスの表面に画像が表示される構成が好ましい。なお、テーブルディスプレイ540の構成はこれに限定されず、携帯可能なテーブルディスプレイおよび充電台がテーブル500上に設けられている構成であってもよい。
タグリーダ560は、近距離通信を行うことにより、食器561に付されたタグ562に予め書き込まれた情報を読み取る機能を備えている。タグ562に予め書き込まれる情報には、食器561に盛られた商品の注文を識別するための注文識別情報が含まれており、その他に、当該商品を識別する商品情報が含まれていてもよい。なお、テーブル500に設けられるタグリーダ560の数は1つに限定されず、テーブル500は、複数のタグリーダ560を備えていてもよい。また、タグリーダ560は、テーブル500と一体、またはテーブル500の裏面に設けられている構成であってもよい。
また、タグリーダ560が読み取ったタグ562の情報に、商品を識別する商品情報が含まれている場合、テーブル500は、商品を管理する商品管理サーバ(不図示)に当該商品情報を出力し、商品管理サーバから当該商品情報が示す商品に関する情報を取得する構成であってもよい。また、テーブル500が取得した商品に関する情報のうち、当該商品の金額を示す金額情報が含まれる場合、テーブル500は、顧客が注文した商品の合計金額を表示する構成であってもよい。また、顧客が注文した商品の合計金額を示す合計金額情報を、他の端末(例えば、飲食店300のレジ端末)に出力する構成であってもよい。
(テーブル500の構成)
図5の(b)は、テーブル500の要部構成を示す機能ブロック図である。テーブル500は、図5の(b)に示すように、テーブル通信部510、テーブル制御部520、テーブル記憶部530、タッチパネル式表示部540、BLE通信部550、タグリーダ560、スピーカ部(報知手段)570、およびバイブレーション部(報知手段)580を備えている。
テーブル通信部510は、飲食店300のルータ900とデータの送受信をすることができる機能を備えている。
テーブル記憶部530は、飲食店300が提供する商品のメニューが保存されている。
タッチパネル式表示部540は、表示部(報知手段)541および操作受付部542を備えている。
表示部541は、テーブル制御部520から出力される画像信号を表示する表示デバイスである。
操作受付部542は、接触を検出するセンサを備えており、顧客から受け付けた操作を操作信号に変換し、出力する。
なお、テーブル500は、タッチパネル式表示部540に替えて、表示部541と操作受付部542とを別々に備える構成であってもよい。
BLE通信部550は、顧客端末400またはビーコン機器800との間でBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信をすることができる機能を備えている。BLE通信部550は、上述したタグリーダ560と同様、複数のBLE通信部550がテーブル500に設けられている構成であってよいし、テーブル500の裏面に設けられている構成であってもよい。
なお、テーブル500は、BLE通信部550に替えて、NFC(Near Field Communication)通信をすることができる機能を備えるNFC通信部を備える構成であってもよく、また、BLE通信部550およびNFC通信部の両方を備える構成であってもよい。テーブル500がBLE通信部550およびNFC通信部の両方を備える場合、通信する相手の機器に応じて、BLE通信部550またはNFC通信部を使い分けることが可能である。
スピーカ部570は、テーブル制御部520から出力される音声信号が示す音を出力する。
バイブレーション部580は、テーブル制御部520の制御によって、テーブル500を振動させる機能を有している。
テーブル制御部520は、テーブル500の各構成を統括的に制御するものである。テーブル制御部520の詳細について、以下に説明する。
(テーブル制御部520)
テーブル制御部520は、図5の(b)に示すように、報知情報取得部(報知情報取得手段)521、表示制御部522、注文処理部523、端末情報取得部524として機能する。
報知情報取得部521は、テーブル通信部510を制御し、サーバ100が出力した報知情報を取得する。
表示制御部522は、表示部541に表示する画像信号を出力する。
注文処理部523は、操作受付部542から顧客が注文したことを示す操作信号を取得すると、操作信号が示す注文処理を実行する。注文処理の詳細については、後述する。なお、注文処理は、ネットワーク200を介して通信可能なウェブサーバ(不図示)におけるウェブアプリケーションによって実行されてもよく、または、テーブル500にインストールされたアプリケーションによって実行されてもよい。
端末情報取得部524は、BLE通信部550を制御し、顧客端末400から出力される端末情報を取得する。
また、テーブル500は、端末情報取得部524が取得した端末情報に、例えば、顧客がアレルギーを起こす食物に関する情報が含まれている場合、テーブル記憶部530に保存されている商品のメニューを参照することにより、顧客に対して、商品の中に顧客がアレルギーを起こす食物が含まれていることを、報知することもできる。なお、サーバ100が商品のメニューおよび当該商品に関する情報を記憶したメニュー記憶部(不図示)を備え、サーバ記憶部130に保存されている顧客情報テーブルが、当該顧客がアレルギーを起こす食物を示す項目「アレルギー食物」を含む構成であってもよい。この場合、テーブル500は、端末情報取得部524が取得した端末情報に含まれる顧客情報を、サーバ100に出力する。サーバ100は、取得した顧客情報、メニュー記憶部、および顧客情報テーブルを参照する。そして、サーバ100は、メニューの商品の中に顧客がアレルギーを起こす食物が含まれている場合、テーブル500に対して、メニューの商品の中に顧客がアレルギーを起こす食物が含まれていることを示す情報を出力する構成であってもよい。
(テーブル500のハードウェア構成)
図5の(c)は、テーブル500のハードウェア構成を示すブロック図である。図5の(c)に示すように、テーブル500は、通信部5100、制御部5200、記憶部5300、タッチパネル式表示部5400、BLE通信部5500、タグリーダ5600、スピーカ部5700、およびバイブレーション部5800を備えている。
通信部5100は、飲食店300のルータ900との通信を可能にするためのインターフェースである。通信部5100は、上述したテーブル通信部510の機能を実現する。
記憶部5300は、主記憶部および補助記憶部を備えている。記憶部5300の主記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、半導体RAMを挙げることができる。また、記憶部5300の補助記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、ハードディスクドライブを挙げることができ、補助記憶部には、テーブル500として動作させるための制御プログラムが保存されている。制御プログラムは、テーブル制御部520の機能を実現するためのプログラムである。
制御部5200は、記憶部5300の主記憶上に制御プログラムを展開し、展開された制御プログラムに含まれる各種の命令を実行することによって、上述したテーブル制御部520の機能を実現する。制御部5200として利用可能なデバイスとしては、CPUを挙げることができる。
タッチパネル式表示部5400は、タッチパネル式表示部540として機能する表示デバイスであり、バックライトを有した透過型の液晶パネルによって実現できるが、これに限定されず、有機ELディスプレイなど、他の表示デバイスによって実現してもよい。
BLE通信部5500は、BLE通信を行うための通信モジュールである。
タグリーダ5600は、近距離通信を行うことによってタグに予め書き込まれている情報を読み出すものである。
スピーカ部5700は、入力された音声信号が示す音を出力するデバイスである。
バイブレーション部5800は、振動モータ等によって実現できる、テーブル500を振動させるデバイスである。
(店員端末600の構成)
図6は、本発明の実施形態1における店員端末600および店頭ディスプレイ700の構成を示す図であり、(a)は、店員端末600の要部構成を示す機能ブロック図である。店員端末600は、図6の(a)に示すように、店員端末通信部610、店員端末制御部620、タッチパネル式表示部640、バイブレーション部(報知手段)660、およびスピーカ部(報知手段)670を備えている。
店員端末通信部610は、飲食店300のルータ900とデータの送受信をすることができる機能を備えている。
タッチパネル式表示部640は、表示部(報知手段)641および操作受付部642を備えている。
表示部641は、店員端末制御部620から出力される画像信号を表示する表示デバイスである。
操作受付部642は、接触を検出するセンサを備えており、顧客から受け付けた操作を操作信号に変換し、出力する。
なお、店員端末600は、タッチパネル式表示部640に替えて、表示部641と操作受付部642とを別々に備える構成であってもよい。
バイブレーション部660は、店員端末制御部620の制御によって、店員端末600を振動させる機能を有している。
スピーカ部670は、店員端末制御部620から出力される音声信号が示す音を出力する。
店員端末制御部620は、店員端末600の各構成を統括的に制御するものである。店員端末制御部620の詳細について、以下に説明する。
(店員端末制御部620)
店員端末制御部620は、図6の(a)に示すように、報知情報取得部(報知情報取得手段)621、表示制御部622、注文処理部623、および座席予約部625として機能する。
報知情報取得部621は、店員端末通信部610を制御し、サーバ100が出力した報知情報を取得する。
表示制御部622は、表示部641に表示する画像信号を出力する。
注文処理部623は、操作受付部642から顧客が注文したことを示す操作信号を取得すると、操作信号が示す注文処理を実行する。注文処理の詳細については、後述する。なお、注文処理は、ネットワーク200を介して通信可能なウェブサーバ(不図示)におけるウェブアプリケーションによって実行されてもよく、または、店員端末600にインストールされたアプリケーションによって実行されてもよい。
座席予約部625は、操作受付部642から顧客が座席を予約したことを示す操作信号を取得すると、操作信号が示す座席予約処理を実行する。座席予約処理の詳細については、後述する。なお、座席予約処理は、ネットワーク200を介して通信可能なウェブサーバ(不図示)におけるウェブアプリケーションによって実行されてもよく、または、店員端末600にインストールされたアプリケーションによって実行されてもよい。
(店頭ディスプレイ700の構成)
図6の(b)は、店頭ディスプレイ700の要部構成を示す機能ブロック図である。店頭ディスプレイ700は、図6の(b)に示すように、店頭ディスプレイ通信部710、店頭ディスプレイ制御部720、タッチパネル式表示部740、BLE通信部750、バイブレーション部(報知手段)760、およびスピーカ部(報知手段)770を備えている。
店頭ディスプレイ通信部710は、飲食店300のルータ900とデータの送受信をすることができる機能を備えている。
タッチパネル式表示部740は、表示部(報知手段)741および操作受付部742を備えている。
表示部741は、店頭ディスプレイ制御部720から出力される画像信号を表示する表示デバイスである。
操作受付部742は、顧客の操作を受け付けるものであり、ハードキー、スイッチなどである。操作受付部742は、顧客から受け付けた操作を操作信号に変換し、出力する。
なお、店頭ディスプレイ700は、タッチパネル式表示部740に替えて、表示部741と操作受付部742とを別々に備える構成であってもよい。
BLE通信部750は、顧客端末400との間でBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信をすることができる機能を備えている。
なお、店頭ディスプレイ700は、BLE通信部750に替えて、NFC(Near Field Communication)通信をすることができる機能を備えるNFC通信部を備える構成であってもよく、また、BLE通信部750およびNFC通信部の両方を備える構成であってもよい。店頭ディスプレイ700がBLE通信部750およびNFC通信部の両方を備える場合、顧客端末400が通信する通信方式に応じて、BLE通信部550またはNFC通信部を使い分けることが可能である。
バイブレーション部760は、店頭ディスプレイ制御部720の制御によって、店頭ディスプレイ700を振動させる機能を有している。
スピーカ部770は、店頭ディスプレイ制御部720から出力される音声信号が示す音を出力する。
店頭ディスプレイ制御部720は、店頭ディスプレイ700の各構成を統括的に制御するものである。店頭ディスプレイ700の詳細について、以下に説明する。
(店頭ディスプレイ制御部720)
店頭ディスプレイ制御部720は、図6の(b)に示すように、報知情報取得部(報知情報取得手段)721、表示制御部722、端末情報取得部724、および座席予約部725として機能する。
報知情報取得部721は、店頭ディスプレイ通信部710を制御し、サーバ100が出力した報知情報を取得する。
表示制御部722は、表示部741に表示する画像信号を出力する。
端末情報取得部724は、BLE通信部750を制御し、顧客端末400から出力される端末情報を取得する。
座席予約部725は、操作受付部742から顧客が座席を予約したことを示す操作信号を取得すると、操作信号が示す座席予約処理を実行する。座席予約処理の詳細については、後述する。なお、座席予約処理は、ネットワーク200を介して通信可能なウェブサーバ(不図示)におけるウェブアプリケーションによって実行されてもよく、または、店頭ディスプレイ700にインストールされたアプリケーションによって実行されてもよい。
(ビーコン機器800)
ビーコン機器800は、BLE通信を用いてビーコン信号を発信する機器(ペリフェラル)である。なお、ビーコン機器800は、自機をペリフェラルとして機能させるためのプログラムがインストールされた汎用機器(スマートフォン、PC等)であるが、ビーコン機器800は、壁に固定するタイプの専用機器であってもよい。また、本明細書において、3つのビーコン機器800a〜800cを用いているが、4つ以上のビーコン機器800を用いる構成であってもよい。
(ルータ900)
ルータ900は、無線LANアクセスポイントとして機能する通信機器である。
(サーバ100が報知内容を決定する処理)
図7は、本発明の実施形態1におけるサーバ100が、報知内容を決定する処理の流れを示すフローチャートである。サーバ100が報知内容を決定する処理について、図7を用いて説明する。なお、ステップS1〜S3までの処理の詳細については、参照する図面を替えて後述する。また、ステップS5において決定する報知内容の例についても、後述する。
(ステップS1)
サーバ100の更新情報取得部122は、サーバ通信部110を介して、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを更新するための更新情報を取得する。更新情報取得部122は、取得した更新情報を、判定部123に出力する。
(ステップS2)
判定部123は、更新情報を取得すると、当該更新情報に関連する情報を、情報管理部121に出力するよう要求する。情報管理部121は、当該要求を受け付けると、サーバ記憶部130から、当該更新情報に関連する情報を取得し、判定部123に出力する。判定部123は、当該更新情報と、取得した情報とが整合するか否かを判定する。
(ステップS3)
ステップS2において、「整合する」と判定された場合(ステップS2:YES)、判定部123は、整合する旨を示す判定結果と取得した更新情報とを、情報管理部121に出力する。情報管理部121は、整合する旨を示す判定結果を取得すると、サーバ記憶部130に保存されている情報を、取得した更新情報が示す内容に更新する。
(ステップS4)
続いて、判定部123は、整合する旨を示す判定結果と取得した更新情報とを、報知内容決定部124に出力する。報知内容決定部124は、取得した判定結果と更新情報とを参照し、報知内容はあるか否かを判定する。
(ステップS5)
ステップS4において、「報知内容はある」と判定された場合、報知内容決定部124は、取得した更新情報に含まれる顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを参照して、報知内容を決定する。報知内容決定部124は、決定した報知内容を示す報知情報を、報知内容出力部125に出力する。
(ステップS6)
報知内容出力部125は、取得した報知情報を、サーバ通信部110を介して出力する。
一方、ステップS2において、「整合しない」と判定された場合(ステップS2:NO)、判定部123は、整合しない旨を示す判定結果と取得した更新情報とを、報知内容決定部124に出力し、ステップS4の処理に進む。
また、ステップS4において、「報知内容はない」と判定された場合(ステップS4:NO)、図7に示す処理は終了する。
(ステータス)
ここで、ステップS1〜S3の処理の詳細について説明する前に、座席および配膳の各状態を示すステータス名称の例を、以下に示す。
・顧客が座席を予約した状態を示す「予約済み」
・顧客が座席に座った状態を示す「着席済み」
・顧客が注文した状態を示す「注文済み」
・顧客が注文した商品の準備が完了した状態を示す「準備完了」
・店員が商品を顧客に配膳する形式の場合、注文した商品の配膳が終わった状態を示す「配膳」
・顧客が座席から離れたことを示す「一時離席」
・顧客が退店したことを示す「退店」
・座席が空席になったことを示す「空席」
サーバ100では、互いに関連付けて管理している顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報を参照することにより、これらのステータスの中の何れであるかを特定することができる。すなわち、上述したサーバ100が報知内容を決定する処理のステップS3において、情報管理部121が情報を更新する処理とは、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを更新する処理であるため、ステータスを変更する処理であるとも捉えることができる。また、同様に、サーバ100がステータスを参照する処理とは、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを参照する処理であるとも捉えることができる。
そこで、ステップS1〜S3の処理の詳細を、ステータスが変化する処理として、図8および図9を用いて詳しく説明する。図8は、本発明の実施形態1に係る管理システム1において、ステータスが変化する処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図8に示すシーケンス図では、上述したステップS2の判定処理において判定部123が「整合しない」と判定した場合はステータスが変化しないため、以下の説明では、上述したステップS2の判定処理において「整合する」と判定する場合について、説明する。
(ステップS11)
まず、顧客は、顧客端末400に対して、座席予約の操作を行う。顧客端末400の操作受付部442は、座席を予約する旨の操作を受け付けると、当該操作を示す操作信号と予約した座席の番号を示す座席番号情報とを、座席予約部425に出力する。座席予約部425は、座席を予約する旨を示す操作信号と座席番号情報とを取得すると、座席予約処理を実行する。具体的には、座席予約部425は、顧客端末情報管理部424に顧客情報を出力するよう要求する。顧客端末情報管理部424は、当該要求を受け付けると、顧客端末記憶部430から顧客情報を取得し、座席予約部425に出力する。座席予約部425は、取得した顧客情報と座席番号情報とを含む更新情報を、顧客端末通信部410を介して出力する。
(ステップS12)
サーバ100の更新情報取得部122は、サーバ通信部110を介して、更新情報を取得する。更新情報取得部122は、取得した更新情報を、判定部123に出力する。判定部123は、取得した更新情報に関連する情報を、情報管理部121に出力するよう要求する。この場合、情報管理部121は、サーバ記憶部130に保存されている座席情報テーブルに含まれる項目「座席番号」のうち、取得した座席番号情報と一致する行における項目「ユーザID」に格納されている顧客情報を、判定部123に出力する。判定部123は、顧客情報を取得すると、情報管理部121から取得した顧客情報が「NULL」であるか否かを判定する。すなわち、判定部123は、顧客が予約しようとしていた座席が空席であるか否かを判定する。判定部123は、「空席である」と判定した場合、判定部123は、判定結果と取得した更新情報を情報管理部121に出力する。
(ステップS13)
情報管理部121は、空席であることを示す判定結果と更新情報とを取得すると、「予約済み」ステータスに変更するため、管理する顧客情報を、取得した更新情報に含まれる顧客情報に更新する。具体的には、例えば、更新情報に含まれる顧客情報が「00004」であり、座席番号情報が「004」である場合、情報管理部121は、図3の(b)に示すように、項目「座席番号」が「004」である行(「No.」が「4−1」の行)における項目「ユーザID」を「00004」に更新する。ここで、顧客はまだ来店前のため、項目「着席状況」および「注文ID」は「NULL」である。
なお、上述したステップS11の処理は、店員端末600または店頭ディスプレイ700が実行してもよい。
ステップS11の処理を店員端末600が実行する場合、操作受付部642は、座席を予約する旨の操作を受け付けると、当該操作を示す操作信号と、予約した座席番号を示す座席番号情報と、当該座席を予約した顧客を示す顧客情報とを、座席予約部625に出力する。座席予約部625は、取得した顧客情報と座席番号情報とを含む更新情報を、店員端末通信部610を介して出力する。
また、ステップS11の処理を店頭ディスプレイ700が実行する場合、操作受付部742は、座席を予約する旨の操作を受け付けると、当該操作を示す操作信号と、予約した座席の番号を示す座席番号情報と、当該座席を予約した顧客を示す顧客情報とを、座席予約部725に出力する。座席予約部725は、取得した顧客情報と座席番号情報とを含む更新情報を、店頭ディスプレイ通信部710を介して出力する。なお、顧客情報は、操作受付部742が取得する構成に限定されない。例えば、顧客が顧客端末400を店頭ディスプレイ700に近付け、顧客端末400のBLE通信部450と店頭ディスプレイ700のBLE通信部750とが通信することにより、店頭ディスプレイ700の端末情報取得部724が、顧客情報を取得する構成であってもよい。
(ステップS14)
続いて、顧客が来店すると、顧客端末400の位置情報生成部426は、位置情報を生成する。そして、位置情報生成部426は、顧客端末情報管理部424に顧客情報を出力するよう要求する。顧客端末情報管理部424は、当該要求を受け付けると、顧客情報を位置情報生成部426に出力する。位置情報生成部426は、生成した位置情報と顧客情報とを含む更新情報を、顧客端末通信部410を介して出力する。
(ステップS15)
サーバ100の更新情報取得部122は、サーバ通信部110を介して、更新情報を取得する。更新情報取得部122は、取得した更新情報を、判定部123に出力する。判定部123は、取得した更新情報に関連する情報を、情報管理部121に出力するよう要求する。この場合、情報管理部121は、サーバ記憶部130に保存されている座席情報テーブルに含まれる項目「ユーザID」が、取得した顧客情報と一致する行における項目「座席番号」に格納されている座席番号情報を、判定部123に出力する。判定部123は、情報管理部121から座席番号情報を取得すると、情報管理部121から取得した座席番号情報が示す座席番号の座席の位置と、取得した更新情報に含まれる位置情報の位置とが、一致するか否かを判定する。すなわち、顧客端末400の位置が、予約した座席の位置と一致するか否かを判定する。判定部123は、「予約した座席の位置と顧客端末400の位置が一致する」と判定した場合、判定結果と取得した更新情報を情報管理部121に出力する。
(ステップS16)
情報管理部121は、判定部123から、予約した座席の位置と顧客端末400の位置が一致したことを示す判定結果と更新情報とを取得すると、「着席済み」ステータスに変更するため、取得した更新情報に含まれる顧客情報に関連付けられている座席管理情報を更新する。具体的には、例えば、更新情報に含まれる顧客情報が「00005」の場合、情報管理部121は、図3の(b)に示すように、項目「ユーザID」が「00005」である行(「No.」が「5−1」の行)における項目「着席状況」を「着席」に更新する。ここで、顧客はまだ注文前のため、項目「注文ID」は「NULL」である。
なお、上述したステップS14の処理は、テーブル500が実行してもよい。
ステップS14の処理をテーブル500が実行する場合、顧客は顧客端末400を、テーブル500の上に置くことにより、顧客端末400のBLE通信部450とテーブル500のBLE通信部550とが通信し、端末情報取得部524は、顧客情報を取得する。そして、端末情報取得部524は、テーブル500に割り当てられた座席番号を示す座席番号情報と、顧客情報とを含む更新情報を、テーブル通信部510を介して出力する。
また、本実施形態では、判定部123は、予約した座席と顧客が座った座席とが一致するか否かを判定したが、顧客が予約をしていない座席に座った場合、当該座席に他の顧客の予約が入っていない場合は、「着席済み」のステータスに変更してもよい。
(ステップS17)
続いて、顧客は、顧客端末400に対して、注文の操作を行う。顧客端末400の操作受付部442は、注文の操作を受け付けると、当該操作を示す操作信号と注文した商品を示す商品情報とを、注文処理部423に出力する。注文処理部423は、注文の操作を示す操作信号と商品情報とを取得すると、注文処理を実行する。具体的には、注文処理部423は、顧客端末情報管理部424に顧客情報を出力するよう要求する。顧客端末情報管理部424は、当該要求を受け付けると、顧客端末記憶部430から顧客情報を取得し、注文処理部423に出力する。注文処理部423は、商品情報と、取得した顧客情報とを含む更新情報を、顧客端末通信部410を介して出力する。なお、ステップS17において、注文処理部423は、顧客情報に替えて、座席番号情報を出力する構成であってもよい。
(ステップS18)
サーバ100の更新情報取得部122は、サーバ通信部110を介して、更新情報を取得する。更新情報取得部122は、取得した更新情報を、判定部123に出力する。判定部123は、取得した更新情報に関連する情報を、情報管理部121に出力するよう要求する。この場合、情報管理部121は、サーバ記憶部130に保存されている座席情報テーブルに含まれる項目「ユーザID」が、取得した顧客情報と一致する行における項目「着席状況」に格納されている座席管理情報を、判定部123に出力する。判定部123は、情報管理部121から座席管理情報を取得すると、取得した座席管理情報が「NULL」ではないか否かを判定する。すなわち、顧客が座席に座っているか、または一旦着席したか否かを判定する。判定部123は、「顧客は座席に座っている、または一旦着席した」と判定した場合、判定結果と取得した更新情報を、情報管理部121に出力する。
また、ステップS17において、注文処理部423が座席番号情報を出力した場合、情報管理部121は、サーバ記憶部130に保存されている座席情報テーブルに含まれる項目「座席番号」に格納されている座席番号情報が、取得した座席番号情報と一致する行における項目「着席状況」に格納されている座席管理情報を、判定部123に出力する。そして、判定部123は、取得した座席管理情報が「NULL」ではないか否かを判定する処理以降は、上述した処理と同じであるため、詳細は省略する。なお、ステップS17において、情報管理部121が取得した座席番号情報と一致する座席番号情報に関連付けられた項目「着席状況」に複数の座席管理情報が格納されている場合(例えば、図3の(b)における項目「座席番号」が「003」の行において、項目「着席状況」に格納されている座席管理情報は「離席」および「着席」である)、全ての行における項目「着席状況」に格納されている座席管理情報が「NULL」ではないか否かを判定する。すなわち、情報管理部121が取得した座席番号情報が示す座席が、複数の顧客が座ることのできる座席の場合、判定部123は、少なくとも一人の顧客が座っているか否かを判定し、当該座席管理情報が示す座席に少なくとも一人の顧客が座っている場合、「顧客は座席に座っている、または一旦着席した」と判定する。
(ステップS19)
情報管理部121は、判定部123から、顧客が座席に座っている、または一旦着席したことを示す判定結果と更新情報とを取得すると、「注文済み」ステータスに変更するため、取得した更新情報に含まれる顧客情報に関連付けられている注文管理情報を更新する。具体的には、例えば、更新情報に含まれる顧客情報が「00002」であり、更新情報に含まれる商品情報が「0050」であった場合、図3の(b)に示すように、項目「ユーザID」が「00002」である行(「No.」が「3−3」の行)における項目「注文ID」を、新たに割り当てられた「1015」に更新する。そして、情報管理部121は、図3の(c)に示すように、注文情報テーブルにおいて、「注文ID」が「1015」の行における項目「商品ID」を「0050」に更新し、項目「配膳状況」を「準備中」に更新する。
また、ステップS18において、更新情報取得部122が座席番号情報を含む更新情報を取得した場合、例えば、更新情報に含まれる座席番号情報が「003」であり、更新情報に含まれる商品情報が「0050」であった場合、図3の(b)に示すように、項目「座席番号」が「003」である行(「No.」が「3−1」、「3−2」および「3−3」の行)における項目「注文ID」を更新する。ここで、項目「座席番号」が「003」の行は複数あるため、この場合、例えば、図3の(b)に示すように、座席番号「003」に関連付けられている項目「着席状況」に「着席」が格納されている行(「No.」が「3−3」の行)における項目「注文ID」を、新たに割り当てられた「1015」に更新する構成であってもよい。また、座席番号「003」に関連付けられている項目「着席状況」の複数に「着席」が格納されている場合、ユーザIDが最小の行(「No.」が「3−3」の行)における項目「注文ID」を、新たに割り当てられた「1015」に更新する構成であってもよい。
なお、上述したステップS17の処理は、テーブル500が実行してもよい。
ステップS17の処理をテーブル500が実行する場合、操作受付部542は、注文の操作を受け付けると、当該操作を示す操作信号と注文した商品を示す商品情報とを、注文処理部523に出力する。注文処理部523は、注文の操作を示す操作信号と商品情報とを取得すると、取得した商品情報と、テーブル500に割り当てられた座席番号を示す座席番号情報または顧客情報とを含む更新情報を、テーブル通信部510を介して出力する。なお、更新情報に含まれる顧客情報は、上述したように、操作受付部542が取得する構成であっても、端末情報取得部524が取得する構成であってもよい。
(ステップS20)
続いて、店員は、店員端末600に対して、注文された商品の準備ができたことを示す操作を行う。店員端末600の操作受付部642は、準備が完了した旨の操作を受け付けると、当該操作を示す操作信号と注文を識別する注文識別情報とを注文処理部623に出力する。注文処理部623は、注文された商品の準備ができたことを示す操作と注文識別情報とを取得すると、店員端末通信部610を介して、取得した注文識別情報と「準備完了」であることを示す注文管理情報とを含む更新情報を、店員端末通信部610を介して出力する。
(ステップS21)
サーバ100の更新情報取得部122は、サーバ通信部110を介して、更新情報を取得する。更新情報取得部122は、取得した更新情報を、判定部123に出力する。判定部123は、取得した更新情報に関連する情報を、情報管理部121に出力するよう要求する。この場合、情報管理部121は、サーバ記憶部130に保存されている料理情報テーブルに含まれる項目「注文ID」が、取得した注文識別情報が示す情報と一致する行における項目「配膳状況」に格納されている注文管理情報を、判定部123に出力する。判定部123は、注文管理情報を取得すると、情報管理部121から取得した注文管理情報が「準備中」であるか否かを判定する。判定部123は、「注文管理情報が「準備中」である」と判定した場合、判定部123は、判定結果と取得した更新情報とを情報管理部121に出力する。
(ステップS22)
情報管理部121は、注文管理情報が準備中であることを示す判定結果と更新情報とを取得すると、「準備完了」ステータスに変更するため、管理する注文管理情報を、取得した注文管理情報に更新する。具体的には、例えば、更新情報に含まれる注文識別情報が「0005」であり、更新情報に含まれる注文管理情報が「準備完了」であることを示す場合、情報管理部121は、図3の(c)に示すように、項目「注文ID」が「0005」である行における項目「配膳状況」を「準備完了」に更新する。
(ステップS23)
続いて、店員が準備完了となった商品を、座席に届けると、テーブル500のタグリーダ560は、届けられた商品に付されたタグから注文識別情報を取得し、注文処理部523に出力する。注文処理部523は、テーブル500に割り当てられた座席番号を示す座席番号情報と、タグリーダ560から取得した注文識別情報とを含む更新情報を、テーブル通信部510を介して出力する。
(ステップS24)
サーバ100の更新情報取得部122は、サーバ通信部110を介して、更新情報を取得する。更新情報取得部122は、取得した更新情報を、判定部123に出力する。判定部123は、取得した更新情報に関連する情報を、情報管理部121に出力するよう要求する。この場合、情報管理部121は、サーバ記憶部130に保存されている座席情報テーブルに含まれる項目「座席番号」が、取得した座席番号情報が示す座席番号と一致する行における項目「注文ID」に格納されている注文識別情報を、判定部123に出力する。判定部123は、注文識別情報を取得すると、更新情報に含まれる注文識別情報と一致するか否かを判定する。すなわち、届けられた商品の注文が、テーブル500に座った顧客の注文であるか否かを判定する。判定部123は、「一致する」と判定した場合、判定部123は、判定結果と取得した更新情報を情報管理部121に出力する。
(ステップS25)
情報管理部121は、判定部123から、届けられた商品の注文とテーブル500に座った顧客の注文とが一致することを示す判定結果と更新情報とを取得すると、「配膳」ステータスに変更するため、管理する注文管理情報を更新する。具体的には、例えば、更新情報に含まれる座席番号情報が「001」であり、更新情報に含まれる注文識別情報が「0004」である場合、図3の(c)に示すように、注文情報テーブルにおいて、項目「注文ID」が「0004」である行における項目「配膳状況」を「配膳済み」に更新する。
(ステップS26)
続いて、顧客が座席を離れると、顧客端末400の位置情報生成部426は、位置情報を生成する。そして、位置情報生成部426は、顧客端末情報管理部424から顧客情報を取得し、取得した顧客情報と、生成した位置情報とを含む更新情報を、顧客端末通信部410を介して出力する。
(ステップS27)
サーバ100の更新情報取得部122は、サーバ通信部110を介して、更新情報を取得する。更新情報取得部122は、取得した更新情報を、判定部123に出力する。判定部123は、取得した更新情報に関連する情報を、情報管理部121に出力するよう要求する。この場合、情報管理部121は、サーバ記憶部130に保存されている座席情報テーブルに含まれる項目「ユーザID」が、取得した顧客情報と一致する行における項目「着席状況」に格納されている座席管理情報とを、判定部123に出力する。判定部123は、情報管理部121から取得した座席管理情報が「着席」であるか否かを判定する。すなわち、顧客が座席に着席しているか否かを判定する。判定部123は、顧客が座席に着席していると判定した場合、判定部123は、取得した更新情報に含まれている位置情報が、座席番号情報が示す座席番号の座席の位置と異なるか否かを判定する。すなわち、顧客端末400の位置が、顧客が座っていた座席の位置と異なるか否かを判定する。判定部123は、「顧客端末400の位置と顧客が座っていた座席の位置とは異なる」と判定した場合、判定結果と取得した更新情報を情報管理部121に出力する。なお、「顧客端末400の位置と顧客が座っていた座席の位置とは異なる」とは、更新情報に含まれている位置情報が、顧客端末400がビーコン信号を受信できず、顧客が座席から離れたことを示す場合も含む。
(ステップS28)
情報管理部121は、判定部123から、顧客端末400の位置と顧客が座っていた座席の位置とは異なることを示す判定結果と更新情報とを取得すると、「一時離席」ステータスに変更するため、取得した更新情報に含まれる顧客情報に関連付けられている座席管理情報を更新する。具体的には、例えば、更新情報に含まれる顧客情報が「00003」の場合、情報管理部121は、図3の(b)に示すように、項目「ユーザID」が「00003」である行(「No.」が「3−1」および「3−2」の行)における項目「着席状況」を「離席」に更新する。
なお、上述したステップS26の処理は、テーブル500が実行してもよい。
ステップS26の処理をテーブル500が実行する場合、顧客は顧客端末400を所持してテーブル500から離れることにより、顧客端末400のBLE通信部450とテーブル500のBLE通信部550とが通信できなくなり、テーブル500の端末情報取得部524は、端末情報取得部524から端末情報を取得できなくなる。この場合、端末情報取得部524は、テーブル500に割り当てられた座席番号を示す座席番号情報と、顧客情報と、離席したことを示す座席管理情報とを含む更新情報を、テーブル通信部510を介して出力する。
図9は、本発明の実施形態1に係る管理システム1において、一時離席ステータスから退店ステータスに変化する処理の流れを示すシーケンス図である。一時離席ステータスから退店ステータスに変化する処理の流れについて、図9を用いて説明する。
まず、一時離席ステータスに変更するまでの処理であるステップS26〜S28は、上述した説明と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS31)
ステップS28において、情報管理部121が情報を更新すると、判定部123は、離席タイマーをスタートさせる。離席タイマーとは、顧客が席を離れてから所定の時間(例えば、5分、10分、1時間など)を計測するものである。なお、離席タイマーが、所定の時間を計測し終えることを、離席タイムアウトと称する。
(ステップS32)
判定部123は、離席タイムアウトしたか否かを判定する。
(ステップS33)
ステップS32において、「離席タイムアウトしていない」と判定された場合、判定部123は、着席済みステータスに変更したか否かを判定する。
ステップS33において、「着席済みステータスに変更した」と判定された場合、顧客が離席タイムアウト前に席に戻ってきたので、図9に示す処理は終了する。
一方、ステップS33において、「着席済みステータスに変更していない」と判定された場合、再び離席タイムアウトしたか否かを判定するため、ステップS32の処理に戻る。
(ステップS34)
一方、ステップS32において、「離席タイムアウトした」と判定された場合、顧客が席を離れてから所定の時間が経過したので、顧客は退店したと判断し、判定部123は、判定結果と、ステップS27において取得した更新情報とを、情報管理部121に出力する。
情報管理部121は、判定部123から、顧客が退店したことを示す判定結果と更新情報とを取得すると、「退店」ステータスに変更するため、取得した更新情報に含まれる座席番号情報に関連付けられている各情報を更新する。具体的には、例えば、更新情報に含まれる座席番号情報が「002」の場合、情報管理部121は、図3の(b)に示すように、項目「座席番号」が「002」である行におけるユーザID、着席状況、注文IDを「NULL」に更新する。
(報知内容の例)
続いて、サーバ100の報知内容決定部124が、ステップS5において決定する報知内容の例について、説明する。
例えば、ステータスが「空席」から「着席済み」に変更された場合、報知内容決定部124は、ステップS5において、顧客情報および座席管理情報を参照して、顧客が座った席が予約した席であることを、報知内容として決定する。そして、報知内容出力部125は、報知内容を示す報知情報を出力する。この状態において、例えば、報知内容出力部125が、顧客端末400に報知情報を出力した場合、顧客端末400の報知情報取得部421は、顧客端末通信部410を介して、報知情報を取得する。報知情報取得部421は、取得した報知情報をバイブレーション部460、スピーカ部470、および表示制御部422の少なくとも何れかに出力する。バイブレーション部460は、顧客端末400を振動させることにより、報知内容があることを報知したり、予め振動する回数や振動の周波数と、報知内容とを顧客に周知したりすることにより、バイブレーション部460は、報知内容を報知する。また、スピーカ部470は、「いらっしゃいませ」を示す音声信号を取得し、人工音声「いらっしゃいませ」を出力し、報知内容を報知する。また、表示制御部422は、取得した報知情報を表示部441に出力すると、表示部441は、例えば、テキスト画像「いらっしゃいませ」を含む画像を表示し、顧客が座った席が予約した席であることを報知する。
なお、報知内容出力部125が報知情報を出力する機器は顧客端末400に限定されず、例えば、テーブル500に報知情報を出力してもよい。この場合、顧客がテーブル500の席に着くと、テーブル500のタッチパネル式表示部540は、テキスト画像「いらっしゃいませ」を含む画像を表示する構成であってもよい。
また、例えば、報知内容出力部125が報知情報を店頭ディスプレイ700に出力した場合、店頭ディスプレイ700の表示部741は、テキスト画像「いらっしゃいませ」を含む画像を表示し、報知内容を報知する構成であってもよい。また、店頭ディスプレイ700のバイブレーション部760が店頭ディスプレイ700を振動させ、当該振動を介して報知内容を報知する構成であってもよい。また、店頭ディスプレイ700のスピーカ部700が人工音声「いらっしゃいませ」を出力し、報知内容を報知する構成であってもよい。
また、例えば、サーバ100が、顧客の来店履歴を顧客情報に含めて管理している場合、着席した顧客が以前にも来店したことがある場合は、「またのご来店、誠にありがとうございます」を表示させるなど、顧客情報を参照して報知内容を決定してもよい。
また、例えば、ステータスが「注文済み」から「準備完了」に変更された場合、報知内容決定部124は、ステップS5において、注文管理情報を参照して、注文した商品の準備が完了したことを、報知内容として決定する。そして、報知内容出力部125は、報知内容を示す報知情報を出力する。この状態において、例えば、報知内容出力部125が、テーブル500に報知情報を出力した場合、テーブル500の報知情報取得部521は、テーブル通信部510を介して報知情報を取得する。報知情報取得部521は、取得した報知情報を、スピーカ部570、バイブレーション部580、および表示制御部522の少なくとも何れかに出力する。スピーカ部570は、「もうすぐ注文した料理が届きます」を示す音声信号を取得し、人工音声「もうすぐ注文した料理が届きます」を出力し、報知内容を報知する。また、バイブレーション部580は、テーブル500を振動させることにより、報知内容があることを報知したり、予め振動する回数や振動の周波数と、報知内容とを顧客に周知したりすることにより、バイブレーション部580は、報知内容を報知する。また、表示制御部522は、取得した報知情報を表示部541に出力すると表示部541は、例えば、テキスト画像「もうすぐ注文した料理が届きます」を含む画像を表示し、顧客に注文した商品の準備が完了したことを報知する。
なお、ステータスが「注文済み」から「準備完了」に変更された場合においても、報知内容出力部125が報知情報を出力する機器はテーブル500に限定されず、例えば、店員端末600に出力してもよい。この場合、注文した商品の準備が完了すると、店員端末600の表示部641は、テキスト画像「座席番号***のお客様が注文した料理ができました」を含む画像を表示する構成であってもよい。
また、上述したステップS2において、「更新情報と情報管理部121が管理する情報とは整合しない」と判定された場合に、その旨を報知内容として決定してもよい。例えば、上述したステップS15において、判定部123が、顧客端末400の位置が、予約した座席の位置と一致しないと判定した場合、報知内容決定部124は、座った座席は予約した座席ではないことを、報知内容として決定する。この場合、当該顧客が他の座席を予約している場合、報知内容決定部124は、正しい座席番号を案内することを報知内容として報知してもよい。また、報知内容決定部124は、当該顧客が座席を予約していない場合、座席予約可能な店頭ディスプレイ700までの案内図や、座席を予約するシステムへのリンク先を表示することを報知内容として決定してもよい。
また、上述したステップS24において、判定部123が、届けられた商品が顧客の注文した商品と異なると判定した場合、報知内容決定部124は、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報を参照し、商品の届け先が異なっていることを、報知内容として決定する。そして、報知内容出力部125は、報知内容を示す報知情報を出力する。この状態において、例えば、報知内容出力部125が、店員端末600に報知情報を出力した場合、店員端末600の報知情報取得部621は、店員端末通信部610を介して報知情報を取得する。報知情報取得部621は、取得した報知情報を表示制御部622に出力する。表示制御部622は、取得した報知情報を表示部641に出力すると、表示部641は、例えば、テキスト画像「配膳する座席が違います。配膳し直して下さい」を含む画像を表示する。また、この場合、報知内容決定部124は、正しい届け先の座席番号を報知内容に含めてもよい。その場合、表示部641には、例えば、テキスト画像「配膳する座席が違います。正しい座席***に配膳し直して下さい」を表示する。
また、ステータスが「一時離席」から「退店」に変更された場合、報知内容決定部124は、ステップS5において、座席管理情報を参照して、顧客が退店したことを、報知内容として決定する。そして、報知内容出力部125は、報知内容を示す報知情報を出力する。この状態において、例えば、報知内容出力部125が、店員端末600に報知情報を出力した場合、店員端末600の報知情報取得部621は、店員端末通信部610を介して、報知情報を取得する。報知情報取得部621は、取得した報知情報をバイブレーション部660、スピーカ部670、および表示制御部622の少なくとも何れかに出力する。バイブレーション部660は、店員端末600を振動させることにより、報知内容があることを報知したり、予め振動する回数や振動の周波数と、報知内容とを店員に周知したりすることにより、バイブレーション部660は、報知内容を報知する。また、スピーカ部670は、「座席***のお客様が退店しました。後片付けをして下さい」を示す音声信号を取得し、人工音声「座席***のお客様が退店しました。後片付けをして下さい」を出力し、報知内容を報知する。また、表示制御部622は、取得した報知情報を表示部641に出力すると、表示部641は、例えば、テキスト画像「座席***のお客様が退店しました。後片付けをして下さい」を含む画像を表示し、顧客が退店したことを報知する。
なお、上述したステップS35では、「退店」ステータスに変更すると、座席情報テーブルに含まれている項目「ユーザID」、「着席状況」、「注文ID」を「NULL」に更新したが、「退店ステータス」に変更後、店員が退店した座席の後片づけが終わってから、座席情報テーブルの情報を更新する構成であってもよい。この場合、例えば、店員は、店員端末600に対して、後片づけが終わったことを示す操作を行うと、店員端末600の操作受付部642は、当該操作を示す操作信号と、座席番号情報とを出力することにより、サーバ100に対して、当該座席番号情報が示す座席の後片付けが終わったこと通知することができる。
また、ステータスが「着席済み」から「注文済み」に変更された場合、報知内容決定部124は、ステップS5において、顧客に関する情報を報知してもよい。例えば、図3の(a)に示す顧客情報テーブルに、顧客の誕生日を示す情報が格納される項目「誕生日」が含まれる場合、報知内容決定部124は、取得した顧客情報に関連付けられている項目「誕生日」の情報を参照する。そして、報知内容決定部124は、今日が顧客の誕生日であった場合、今日が誕生日であること、報知内容として決定する。また、この場合、サーバ100は、誕生日プレゼントとして、飲食店300のクーポンをプレゼントする構成であってもよい。
このように、実施形態1に係る管理システム1では、サーバ100は、顧客を特定するための顧客情報を、項目「ユーザID」として管理し、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報を、項目「着席状況」として管理し、当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を、項目「配膳状況」として管理する。また、サーバ100は、項目「ユーザID」、項目「着席状況」、項目「配膳状況」を互いに関連付けて管理する。そして、サーバ100は、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを参照して報知内容を決定し、顧客端末400、テーブル500、店員端末600、および店頭ディスプレイ700の少なくとも何れかに、報知内容を示す報知情報を出力する。したがって、管理システム1では、座席および注文の状況に応じた報知内容を提供することができる。
また、管理システム1では、サーバ100は、顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを更新するための更新情報を取得し、更新情報を参照して顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを更新する。そして、サーバ100は、更新後の顧客情報、座席管理情報、および注文管理情報の少なくとも何れかを参照して報知内容を決定する。したがって、管理システム1では、座席および注文の状況が変化しても、変化に応じた報知内容を提供することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図10は、本発明の実施形態2に係る管理システム1において、離席タイムアウトした場合の処理の流れを示すシーケンス図である。実施形態1では、サーバ100は、離席タイムアウトした場合は「退店」ステータスに変更した。しかしながら、「一時離席」ステータスになる前のステータスを参照することにより、座席および注文の状況に応じた報知内容を提供することができる。
まず、「一時離席」ステータスに変更後、離席タイマーをスタートし、離席タイムアウトしたか否かを判定するステップS32までの処理は、上述した説明と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS41)
ステップS32において、「離席タイムアウトした」と判定された場合、判定部123は、判定結果と、ステップS27において取得した更新情報と、ステップS28において「一時離席ステータス」に変更する前のステータスを示すステータス情報とを、報知内容決定部124に出力する。
報知内容決定部124は、離席タイムアウトしたことを示す判定結果と、更新情報と、ステータス情報とを取得すると、報知内容を決定する。ステータス情報に応じた報知内容の例を、以下に挙げる。
・ステータス情報が「着席済み」を示す場合、顧客は座席に着いた後、注文する前に席を離れているため、報知内容決定部124は、顧客に注文を促すことを報知内容として決定し、報知内容出力部125は報知内容を示す報知情報を、顧客端末400に出力する。さらに、サーバ100が当該報知内容を出力した後、所定の時間(例えば5分、10分など)を経過しても顧客から注文がない場合、報知内容決定部124は、店員に顧客を確認することを報知内容として決定し、報知内容出力部125は報知内容を示す報知情報を、店員端末600に出力する。この場合、報知内容には、当該顧客が着席した座席番号、当該顧客の位置情報、当該顧客の電話番号などを含める構成であってもよい。
・ステータス情報が「注文済み」を示す場合、顧客は注文後、注文した商品が届く前に座席を離れているため、報知内容決定部124は、店員に顧客を確認することを報知内容として決定し、報知内容出力部125は報知内容を示す報知情報を、店員端末600に出力する。上述したように、この報知内容には、当該顧客が着席した座席番号、当該顧客の位置情報、当該顧客の電話番号などを含める構成であってもよい。
・ステータス情報が「準備完了」を示す場合、顧客は注文後、注文した商品が届く前に座席を離れているため、報知内容決定部124は、顧客に注文した商品の準備が完了したことを報知内容として決定し、報知内容出力部125は報知内容を示す報知情報を、顧客端末400に出力する。さらに、サーバ100が当該報知内容出力した後、所定の時間(例えば5分、10分など)を経過しても顧客が着席しない場合は、上述したステータス情報が「着席済み」を示す場合と同様、報知内容決定部124は、店員に顧客を確認することを報知内容として決定する。
・ステータス情報が「配膳」を示す場合、顧客は注文した商品が届いた後、座席を離れているため、報知内容決定部124は、顧客に退店したか否かを確認することを報知内容として決定し、報知内容出力部125は報知内容を示す報知情報を、顧客端末400に出力する。さらに、サーバ100が当該報知内容を出力した後、所定の時間(例えば5分、10分など)を経過しても顧客から応答がない場合、報知内容決定部124は、店員に顧客を確認することを報知内容として決定し、報知内容出力部125は報知内容を示す報知情報を、店員端末600に出力する。この場合、報知内容には、当該顧客が着席した座席番号、当該顧客の位置情報、当該顧客の電話番号などを含める構成であってもよい。
このように、実施形態2に係る管理システム1では、サーバ100は、離席タイムアウトした場合、「一時離席」ステータスに変更する前のステータスを参照することより、座席および注文の状況の変化に応じた報知内容を提供することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
上述した実施形態では、店員が商品を座席まで届ける形態であったが、本実施形態では、顧客が商品を取りにくるセルフサービス形態の飲食店における管理システム1について、説明する。
セルフサービス形態の飲食店の場合、本実施形態に係るサーバ100は、上述した実施形態における「準備完了」ステータスの後であり、かつ「配膳」ステータスの前に、顧客が商品を受け取った状態を示す「受渡し」ステータスを設定する。本実施形態に係るサーバ100が、「受渡し」ステータスに変更する処理(以下では当該処理をステップS22Aとも呼称する)について、上述したステップS20およびステップS21を用いて、説明する。
本実施形態に係るサーバ100は、ステップS22Aの処理を、図8におけるステップS22とステップS23との間のタイミングにおいて実行する。本実施形態に係るサーバ100によるステップS22A以外の処理は、実施形態1において図8を参照して説明した処理と同様である。また、本実施形態に係る店員端末600による処理として、図8に示したステップS20の後に、当該ステップS20と類似のステップS20Aが追加される。店員端末600に関するその他の処理は、実施形態1において図8を参照して説明した処理と同様である。
ステップ20Aの前提として、店員は、顧客に商品を受け渡すと、上述したステップS20と同様、店員端末600を操作する。ステップ20AとステップS20と異なる点としては、ステップ20Aではまず、店員端末600の操作受付部642は、商品を受け渡した旨の操作を受け付け、当該操作信号と当該商品の注文を識別する注文識別情報とを注文処理部623に出力する。注文識別情報は、取得した注文識別情報と「受渡し済み」であることを示す注文管理情報とを含む更新情報を、店員端末通信部610を介して出力する。
ステップ22Aにおいて、続いて、サーバ100は、上述したステップS21と同様、更新情報を取得する。ステップS21と異なる点としては、判定部123は、情報管理部121から取得した注文管理情報が「準備完了」であるか否かを判定する。
そして、情報管理部121は、注文管理情報が「準備完了」であることを示す判定結果と更新情報を取得すると、「受渡し」ステータスに変更するため、管理する注文管理情報を、取得した注文管理情報「受渡し済み」に更新する。
(報知内容の例)
続いて、セルフサービス形態の飲食店において、サーバ100の報知内容決定部124が、ステップS5において決定する報知内容の例について、説明する。
例えば、顧客が商品を受け取り、座席に座ると、上述したステップS23と同様、テーブル500は、タグリーダ560が取得した注文識別情報と、テーブル500に割り当てられた座席番号を示す座席番号情報とを含む更新情報を出力する。サーバ100は、上述したステップS24と同様、更新情報を取得し、判定部123は、受け取った商品の注文が、テーブル500に座った顧客の注文であるか否かを判定する。
判定部123が、「受け取った商品の注文が、テーブル500に座った顧客の注文ではない」と判定した場合、判定部123は、何れの情報が整合しないかを示す判定結果を出力する。
例えば、顧客が受け取る商品を間違え、顧客が予約した座席に座った場合、判定部123は、注文識別情報が整合しないことを示す判定結果を、報知内容決定部124に出力する。報知内容決定部124は、顧客が受け取った商品が間違っていることを、報知内容として決定し、報知内容出力部125は、報知内容を示す報知情報を顧客端末400またはテーブル500に出力する。
また、例えば、顧客が注文した商品を受け取り、予約していない座席に座った場合、判定部123は、座席番号情報が整合しないことを示す判定結果を、報知内容決定部124に出力する。報知内容決定部124は、顧客が予約していない座席に座っていることを、報知内容として決定し、報知内容出力部125は、報知内容を示す報知情報を顧客端末400またはテーブル500に出力する。この場合、上述したように、報知内容として、当該顧客が予約した座席番号を案内することや、店頭ディスプレイまでの案内図や、座席を予約するシステムへのリンク先を表示することを報知内容としてもよい。
また、実施形態2において説明したように、離席タイムアウトした場合に、「一時離席」ステータスに変更する前のステータスが、「受渡し」ステータスであった場合、顧客は商品を受け取った後、席に着くまでに時間が掛かっているため、報知内容決定部124は、顧客に座席までの案内図を表示することを、報知内容として決定し、報知内容決定部124は報知内容を示す報知情報を、顧客端末400に出力する。さらに、サーバ100が当該報知内容を出力した後、所定の時間(例えば5分、10分など)を経過しても顧客から応答がない場合(「配膳」ステータスに変更されない場合も含む)、報知内容決定部124は、店員に顧客を確認することを報知内容として決定し、報知内容出力部125は報知内容を示す報知情報を、店員端末600に出力する。この場合、報知内容には、当該顧客が着席した座席番号、当該顧客の位置情報、当該顧客の電話番号などを含める構成であってもよい。
また、ステータスが「準備完了」に変更され、顧客端末400に、注文した商品の準備が完了したことを報知した場合、サーバ100は、当該報知を示す報知情報を出力すると、受け取りタイマーをスタートさせる構成であってもよい。受け取りタイマーとは、サーバ100が、顧客が注文した商品の準備が完了したことを報知してから所定の時間(例えば、5分、10分など)を計測するものである。この場合、所定の時間の計測が終了し、受け取りタイムアウトになった場合、報知内容決定部124は、店員に顧客を確認することを報知内容として決定し、報知内容出力部125は報知内容を示す報知情報を、店員端末600に出力する。この場合、報知内容には、当該顧客が着席した座席番号、当該顧客の位置情報、当該顧客の電話番号などを含める構成であってもよい。
このように、実施形態3に係る管理システム1では、セルフサービス形態の飲食店においても、「受渡し」ステータスを設定することにより、上述した実施形態と同様、座席および注文の状況に応じた報知内容を提供することができる。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
サーバ100は、飲食店300の座席の状態を表示した座席状態図を、出力する構成であってもよい。座席状態図とは、各座席の状態が表示されており、例えば、「予約済み」、「注文済み」といった状態に加えて、当該座席が空くまでの目安の時間を含んでもよい。目安の時間は、例えば、「着席済み」ステータスの場合は、まだ注文前なので「40分」、「配膳」ステータスの場合は、すでに配膳まで終わっているので「20分」などと設定してもよい。また、目安時間は、飲食店300を利用する顧客の平均所要時間を算出し、平均所要時間から目安時間を算出してもよい。
このように、実施形態4に係る管理システム1では、サーバ100は、更新情報を取得しない場合においても、ステータスを参照することにより、座席および注文の状況に応じた報知内容を提供することができる。すなわち、管理システム1は、更新情報を取得し、ステータスを変更したタイミング以外でも、報知内容を決定し、提供することができる。
〔実施形態5〕
本発明の他の実施形態について、図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図11は、本発明の実施形態5におけるサーバ100が、来店情報を取得した後の処理の流れを示すフローチャートである。
上述した実施形態では、「予約済み」ステータスの後は、「着席済み」ステータスであったが、「来店」ステータスを設定してもよい。「来店」ステータスを設定した場合のサーバ100の処理について、図11を用いて説明する。
(ステップS51)
まず、サーバ100は、顧客が来店したことを示す来店情報と当該顧客を示す顧客情報とが含まれた更新情報を取得する。来店情報は、例えば、顧客が店頭ディスプレイ700に顧客端末400を近づけ、店頭ディスプレイ700の端末情報取得部724が、顧客端末400の端末情報を取得したことを来店情報として、サーバ100に出力する構成であってもよい。また、顧客端末400の位置情報生成部426が顧客端末400の位置情報を生成し、サーバ100に出力する構成であってもよい。
(ステップS52)
サーバ100の更新情報取得部122は、サーバ通信部110を介して、更新情報を取得する。更新情報取得部122は、取得した更新情報を、判定部123に出力する。判定部123は、来店情報を取得すると、着席タイマーをスタートさせる。着席タイマーとは、顧客が来店してから所定の時間(例えば、5分、10分など)を計測するものである。
(ステップS53)
判定部123は、着席タイマーが、所定の時間の計測を終了したか(以下、着席タイムアウトしたか)否かを判定する。
(ステップS54)
ステップS53において、「着席タイムアウトした」と判定された場合(ステップS53:YES)、判定部123は、判定結果を報知内容決定部124に出力する。報知内容決定部124は、着席を促すことを報知内容として決定する。また、報知内容には、顧客が座る座席を示す座席番号を含めてもよい。そして、報知内容出力部125は、報知内容を示す報知情報を、サーバ通信部110を介して、顧客端末400に出力する。
(ステップS55)
続いて、判定部123は、再び、着席タイマーをスタートさせる。なお、ステップS55において計測する所定の時間は、ステップS52において計測する所定の時間と異なる時間であってもよい。
(ステップS56)
判定部123は、着席タイムアウトしたか否かを判定する。
(ステップS57)
ステップS56において、「着席タイムアウトした」と判定された場合、判定部123は、判定結果を報知内容決定部124に出力する。報知内容決定部124は、着席を促すことを報知したにも関わらず、顧客は着席していないので、店員に顧客を確認することを報知内容として決定する。そして、報知内容出力部125は、報知内容を示す報知情報を、サーバ通信部110を介して、店員端末600に出力する。
(ステップS58)
また、ステップS53において、「着席タイムアウトしていない」と判定された場合(ステップS53:NO)、判定部123は、着席済みステータスに変更したか否かを判定する。
ステップS58において、「着席済みステータスに変更した」と判定された場合、顧客は着席したことになるので、図11の処理は終了する。
一方、S58において、「着席済みステータスに変更していない」と判定された場合、再び着席タイムアウトしたか否かを判定するため、ステップS53の処理に戻る。
(ステップS59)
また、ステップS56において、「着席タイムアウトしていない」と判定された場合(ステップS56:NO)、判定部123は、着席済みステータスに変更したか否かを判定する。
ステップS59において、「着席済みステータスに変更した」と判定された場合、顧客は着席したことになるので、図11の処理は終了する。
一方、S59において、「着席済みステータスに変更していない」と判定された場合、再び着席タイムアウトしたか否かを判定するため、ステップS56の処理に戻る。
このように、実施形態5に係る管理システム1では、サーバ100は、顧客が来店したか否かを管理することにより、報知内容を提供することができる。
〔実施形態6〕
サーバ100のサーバ制御部120および顧客端末400の顧客端末制御部420は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、サーバ100および顧客端末400は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るサーバ(100)は、顧客を特定するための顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を互いに関連付けて管理する管理手段(情報管理部121)と、上記管理手段が管理する上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを参照して報知内容を決定する決定手段(報知内容決定部124)と、上記決定手段が決定した上記報知内容を示す報知情報を出力する出力手段(報知内容出力部125)と、を備える。
上記の構成によれば、サーバは、顧客情報と座席管理情報と注文管理情報とを関連付けて管理し、顧客情報、座席管理情報および注文管理情報の何れかを参照して報知内容を決定し、報知する。したがって、サーバは、座席および注文の状況に応じた報知内容を提供することができる。
本発明の態様2に係るサーバは、上記態様1において、上記管理手段が管理する上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新するための更新情報を取得する更新情報取得手段(更新情報取得部122)をさらに備え、上記管理手段は、上記更新情報取得手段が取得した更新情報を参照して、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新してもよい。
上記の構成によれば、サーバは、顧客情報、座席管理情報および注文管理情報の何れかを更新する更新情報を取得し、更新情報を参照して報知内容を決定する。したがって、サーバは、顧客情報、座席管理情報および注文管理情報の何れかの状態が変化しても、変化後の座席および注文の状況に応じた報知内容を提供することができる。
また、サーバは、顧客情報、座席管理情報および注文管理情報の何れかの状態が変化したのかを参照することにより、座席および注文の状況の変化に応じた報知内容も提供することができる。
本発明の態様3に係るサーバは、上記態様2において、上記更新情報取得手段が取得した更新情報が、上記管理手段が管理している上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報と整合しているか否かを判定する判定手段(判定部123)をさらに備え、上記判定手段が、上記更新情報は、上記管理手段が管理している上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報と整合していないと判定した場合、上記決定手段は、上記更新情報が、上記管理手段が管理している上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報と整合していないことを報知内容として決定してもよい。
上記の構成によれば、サーバは、管理している顧客情報、座席管理情報および注文管理情報と、更新情報に含まれている顧客情報、座席管理情報および注文管理情報とが整合しない場合は、整合しないことを報知する。したがって、サーバは、顧客が間違った席に座ったり、店員が間違った商品を配膳したりといった、間違いがあったことを報知することができる。
本発明の態様4に係るサーバは、上記態様2または3において、上記座席管理情報は、上記顧客が来店したか否かを示す来店情報をさらに含み、上記顧客が来店したことを示す来店情報を含む更新情報を上記更新情報取得手段が取得してから所定の時間が経過しても、上記顧客が着席したことを示す更新情報を上記更新情報取得手段が取得しない場合、上記決定手段は、上記顧客が座る座席の位置を報知内容として決定してもよい。
上記の構成によれば、サーバは、顧客が来店した後、所定の時間が経過しても席に座らない場合は、当該顧客が座る席を報知する。したがって、サーバは、顧客の状態に応じた報知内容を提供することができる。
本発明の態様5に係るサーバは、上記態様1〜4において、上記注文管理情報が、上記顧客により注文された商品が準備完了であることを示す場合、上記決定手段は、上記顧客が注文した商品の準備が完了したことを報知内容として決定してもよい。
上記の構成によれば、サーバは、顧客が注文した商品の準備が完了したことを報知する。したがって、座席および注文の状況に応じた報知内容を提供することができる。
本発明の態様6に係るサーバは、上記態様1〜5において、上記座席管理情報が、上記顧客が退席したことを示す場合、上記決定手段は、上記顧客が退席したことを報知内容として決定してもよい。
上記の構成によれば、サーバは、顧客が退席したことを報知することができる。したがって、座席および注文の状況に応じた報知内容を提供することができる。
本発明の態様7に係る制御方法は、顧客を特定するための顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を互いに関連付けて管理する管理工程と、上記管理工程において管理される上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報を参照して報知内容を決定する決定工程と、上記決定工程において決定された上記報知内容を示す報知情報を出力する出力工程と、を含む。
上記の構成によれば、上記態様1と同様の効果を奏する。
本発明の態様8に係る管理システム(1)は、通信端末(顧客端末400)、サーバ(100)、および報知端末(顧客端末400)を備える管理システムであって、上記通信端末は、顧客を特定するための顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を出力する情報出力手段(位置情報生成部426、注文処理部423)を備え、上記サーバは、上記通信端末から、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報を取得する情報取得手段(更新情報取得部122)と、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記座席管理情報、および上記注文管理情報を互いに関連付けて管理する管理手段(情報管理部121)と、上記管理手段が管理する上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報を参照して報知内容を決定する決定手段(報知内容決定部124)と、上記決定手段が決定した上記報知内容を示す報知情報を、上記報知端末に出力する出力手段(報知内容出力部125)と、を備え、上記報知端末は、上記報知情報を取得する報知情報取得手段(報知情報取得部421)と、上記報知情報取得手段が取得した上記報知情報が示す報知内容を報知する報知手段(バイブレーション部460、表示部441)と、を備える。
上記の構成によれば、上記態様1と同様の効果を奏する。
本発明の態様9に係る報知端末(顧客端末400、テーブル500、店員端末600、店頭ディスプレイ700)は、顧客を特定するための顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を参照して決定された報知内容を示す報知情報を取得する報知情報取得手段(報知情報取得部421、521、621、721)と、上記報知情報取得手段が取得した上記報知情報が示す報知内容を報知する報知手段(バイブレーション部460、580、660、760、表示部441、541、641、741、スピーカ部470、570、670、770)と、を備える。
上記の構成によれば、上記態様1と同様の効果を奏する。
本発明の態様10に係る報知端末(顧客端末400)は、上記態様9において、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報を出力する出力手段(位置情報生成部426、注文処理部423)を備えてもよい。
上記の構成によれば、上記態様8に係る管理システムにおける通信端末および報知端末を、同じ端末において実現することができる。
本発明の各態様に係るサーバ(10)および報知端末(顧客端末400、テーブル500、店員端末600、店頭ディスプレイ700)は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記サーバおよび報知端末が備える各手段として動作させることにより上記サーバおよび報知端末をコンピュータにて実現させるサーバおよび報知端末のプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、飲食店、電車、飛行機、映画館、劇場、野球場、スタジアム、又は、ホテルなどの宿泊施設などにおいて、座席と注文とを管理する管理システムに利用することができる。
1 管理システム
100 サーバ
110 サーバ通信部
120 サーバ制御部
121 情報管理部(管理手段)
122 更新情報取得部(更新情報取得手段、情報取得手段)
123 判定部(判定手段)
124 報知内容決定部(決定手段)
125 報知内容出力部(出力手段)
130 サーバ記憶部
200 ネットワーク
400 顧客端末(通信端末、報知端末)
410 顧客端末通信部
420 顧客端末制御部
421 報知情報取得部(報知情報取得手段)
422 表示制御部
423 注文処理部(情報出力手段、出力手段)
424 顧客端末情報管理部
425 座席予約部
426 位置情報生成部(情報出力手段、出力手段)
430 顧客端末記憶部
440 タッチパネル式表示部
441 表示部(報知手段)
442 操作受付部
450 BLE通信部
460 バイブレーション部(報知手段)
470 スピーカ部(報知手段)
500 テーブル(報知端末)
510 テーブル通信部
520 テーブル制御部
521 報知情報取得部(報知情報取得手段)
522 表示制御部
523 注文処理部
524 端末情報取得部
530 テーブル記憶部
540 タッチパネル式表示部
541 表示部(報知手段)
542 操作受付部
550 BLE通信部
560 タグリーダ
561 食器
562 タグ
570 スピーカ部(報知手段)
580 バイブレーション部(報知手段)
600 店員端末(報知端末)
610 店員端末通信部
620 店員端末制御部
621 報知情報取得部(報知情報取得手段)
622 表示制御部
623 注文処理部
625 座席予約部
640 タッチパネル式表示部
641 表示部(報知手段)
642 操作受付部
660 バイブレーション部(報知手段)
670 スピーカ部(報知手段)
700 店頭ディスプレイ(報知端末)
710 店頭ディスプレイ通信部
720 店頭ディスプレイ制御部
721 報知情報取得部(報知情報取得手段)
722 表示制御部
724 端末情報取得部
725 座席予約部
740 タッチパネル式表示部
741 表示部(報知手段)
742 操作受付部
750 BLE通信部
760 バイブレーション部(報知手段)
770 スピーカ部(報知手段)
800a〜c ビーコン機器
900 ルータ

Claims (8)

  1. 顧客を特定するための顧客情報、及び当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報を互いに関連付けて管理する管理手段と、
    上記管理手段が管理する上記顧客情報、及び上記座席管理情報の少なくとも何れかを参照して報知内容を決定する決定手段と、
    上記決定手段が決定した上記報知内容を示す報知情報を出力する出力手段と、を備え、
    上記決定手段は、上記座席管理情報に含まれる情報であって、
    上記顧客が来店したか否かを示す来店情報と、
    上記顧客が着席したか否かを示す情報と
    を共に参照して上記報知内容を決定し、
    上記管理手段が管理する情報は、上記顧客の注文状況を示す注文管理情報をさらに含み、
    上記管理手段が管理する上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新するための更新情報を取得する更新情報取得手段をさらに備え、
    上記管理手段は、上記更新情報取得手段が取得した更新情報を参照して、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新し、
    上記顧客が来店したことを示す来店情報を含む更新情報を上記更新情報取得手段が取得してから所定の時間が経過しても、上記顧客が着席したことを示す更新情報を上記更新情報取得手段が取得しない場合、上記決定手段は、上記顧客が座る座席の位置を報知内容として決定する
    ことを特徴とするサーバ。
  2. 上記更新情報取得手段が取得した更新情報が、上記管理手段が管理している上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報と整合しているか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    上記判定手段が、上記更新情報は、上記管理手段が管理している上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報と整合していないと判定した場合、上記決定手段は、上記更新情報が、上記管理手段が管理している上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報と整合していないことを報知内容として決定することを特徴とする請求項に記載のサーバ。
  3. 上記注文管理情報が、上記顧客により注文された商品が準備完了であることを示す場合、上記決定手段は、上記顧客が注文した商品の準備が完了したことを報知内容として決定することを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ。
  4. 上記座席管理情報が、上記顧客が退席したことを示す場合、上記決定手段は、上記顧客が退席したことを報知内容として決定することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のサーバ。
  5. サーバにより実行される制御方法であって、
    顧客を特定するための顧客情報、及び当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報を互いに関連付けて管理する管理工程と、
    上記管理工程において管理される上記顧客情報、及び上記座席管理情報の少なくとも何れかを参照して報知内容を決定する決定工程と、
    上記決定工程において決定された上記報知内容を示す報知情報を出力する出力工程と、含み、
    上記決定工程において、上記座席管理情報に含まれる情報であって、
    上記顧客が来店したか否かを示す来店情報と、
    上記顧客が着席したか否かを示す情報と
    を共に参照して上記報知内容を決定し、
    上記管理工程において管理される情報は、上記顧客の注文状況を示す注文管理情報をさらに含み、
    上記管理工程において管理される上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新するための更新情報を取得する更新情報取得工程をさらに含み、
    上記管理工程において、上記更新情報取得工程にて取得した更新情報を参照して、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新し、
    上記顧客が来店したことを示す来店情報を含む更新情報を上記更新情報取得工程にて取得してから所定の時間が経過しても、上記顧客が着席したことを示す更新情報を上記更新情報取得工程にて取得しない場合、上記決定工程において、上記顧客が座る座席の位置を報知内容として決定する
    ことを特徴とする制御方法。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載のサーバが備える各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  7. 通信端末、サーバ、および報知端末を備える管理システムであって、
    上記通信端末は、顧客を特定するための顧客情報、及び当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報を出力する情報出力手段を備え、
    上記サーバは、
    上記通信端末から、上記顧客情報、及び上記座席管理情報を取得する情報取得手段と、
    上記顧客情報、及び上記座席管理情報を互いに関連付けて管理する管理手段と、
    上記管理手段が管理する上記顧客情報、及び上記座席管理情報を参照して報知内容を決定する決定手段と、
    上記決定手段が決定した上記報知内容を示す報知情報を、上記報知端末に出力する出力手段と、を備え、
    上記決定手段は、上記座席管理情報に含まれる情報であって、
    上記顧客が来店したか否かを示す来店情報と、
    上記顧客が着席したか否かを示す情報と
    を共に参照して上記報知内容を決定し、
    上記管理手段が管理する情報は、上記顧客の注文状況を示す注文管理情報をさらに含み、
    上記管理手段が管理する上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新するための更新情報を取得する更新情報取得手段をさらに備え、
    上記管理手段は、上記更新情報取得手段が取得した更新情報を参照して、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新し、
    上記顧客が来店したことを示す来店情報を含む更新情報を上記更新情報取得手段が取得してから所定の時間が経過しても、上記顧客が着席したことを示す更新情報を上記更新情報取得手段が取得しない場合、上記決定手段は、上記顧客が座る座席の位置を報知内容として決定し、
    上記報知端末は、
    上記報知情報を取得する報知情報取得手段と、
    上記報知情報取得手段が取得した上記報知情報が示す報知内容を報知する報知手段と、を備える
    ことを特徴とする管理システム。
  8. 顧客を特定するための顧客情報、当該顧客に関連付けられた座席の状態を示す座席管理情報、および当該顧客の注文状況を示す注文管理情報を互いに関連付けて管理する管理手段と、
    上記管理手段が管理する上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを参照して報知内容を決定する決定手段と、
    上記決定手段が決定した上記報知内容を示す報知情報を出力する出力手段と、を備え、
    上記管理手段が管理する上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新するための更新情報を取得する更新情報取得手段をさらに備え、
    上記管理手段は、上記更新情報取得手段が取得した更新情報を参照して、上記顧客情報、上記座席管理情報、および上記注文管理情報の少なくとも何れかを更新し、
    上記座席管理情報は、上記顧客が来店したか否かを示す来店情報をさらに含み、
    上記顧客が来店したことを示す来店情報を含む更新情報を上記更新情報取得手段が取得してから所定の時間が経過しても、上記顧客が着席したことを示す更新情報を上記更新情報取得手段が取得しない場合、上記決定手段は、上記顧客が座る座席の位置を報知内容として決定することを特徴とするサーバ。
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