JP2010061342A - 店内状況管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】客席またはテーブルの状態に応じた作業を効率良く行うことができる店内状況管理システムを提供する。
【解決手段】管理サーバ4は、店内の各客席またはテーブルの位置情報を記憶する客席位置情報記憶手段24、各携帯情報端末2の位置情報を取得する端末位置情報取得手段59、各客席またはテーブルの離着席情報を取得する離着席情報取得手段54、離着席情報に基づいて、客席またはテーブル毎に店員の作業の要否を判別する作業要否判別手段58、作業が必要な客席またはテーブルがある場合、当該客席またはテーブルの位置情報と各携帯情報端末の位置情報とに基づいて、作業実行指令の送信対象となる携帯情報端末2を決定する送信対象決定手段60、および決定した携帯情報端末2に作業実行指令を送信する作業実行指令送信手段61を備え、携帯情報端末2は、作業実行指令の受信に伴って、その旨を報知する報知手段79を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、レストラン等の飲食店において、店内の客席またはテーブル毎に、空席/在席等の座席状態を管理することができる店内状況管理システムに関するものである。
従来、飲食店における各テーブル(客席)の状態を表示することで、各テーブルの現在の状態(空席、準備中、在席等)を確認することができる店内状況管理システムが知られている。このシステムは、店内のテーブルの状態に関する情報を管理するためのステーション(コンピュータ)と、各店員が所持するハンディターミナルと、会計を行うPOS端末とにより構成されている。ステーションにはモニタが接続されており、このモニタには店内の各テーブルの状態が表示される。そして、店員によりオーダ端末(ハンディターミナル)からの入力(「案内完了キー」、「配膳完了キー」、「片付け完了キー」等の操作)やPOS端末での会計処理が行われると、ステーションは、これら入力または会計処理に基づいて、対象となるテーブルの状態を変更してモニタに表示することで、リアルタイムにテーブルの状態を確認することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−250670号公報
ところで、飲食店等では、店員は、テーブル(客席)の状態に応じて様々な作業を行わなくてはならない。例えば、客が席に着いた場合、メニューや水等の配膳、あるいは注文を取る必要がある。また、客が帰った場合、その客が着いていたテーブルの片付けを行う必要がある。これらの作業を迅速に且つ効率的に行うことが、顧客の満足度向上や客席の回転率向上につながる。しかしながら、上記のシステムでは、各店員はテーブルの状態を把握することはできるが、そのテーブル(客席)に対して、どの店員が作業(例えば、食器の片付け等)するかは各店員が判断することができない。このため、必ずしも効率良く作業が行われるとは限らないという問題がる。
本発明は、上記の問題に鑑みたものであり、客席またはテーブルの状態に応じた作業を効率良く行うことができる店内状況管理システムを提供することを目的とする。
本発明の店内状況管理システムは、飲食店の店員が携帯する複数の携帯情報端末と、店内に配置された客席またはテーブル毎に、顧客の着席の有無を検出する複数の着席検出装置と、複数の携帯情報端末および複数の着席検出装置と接続された管理サーバと、から成る店内状況管理システムであって、管理サーバは、店内における各客席または各テーブルの位置を示す客席位置情報を記憶する客席位置情報記憶手段と、各携帯情報端末の現在位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、各着席検出装置から、各客席または各テーブルの着席の有無に関する離着席情報を取得する離着席情報取得手段と、取得した各客席または各テーブルの離着席情報に基づいて、客席またはテーブル毎に、店員の作業の要否を判別する作業要否判別手段と、作業要否判別手段により作業が必要な客席またはテーブルが存在すると判別された場合、客席位置情報記憶手段から読み出した当該客席または当該テーブルの客席位置情報および取得した各携帯情報端末の端末位置情報に基づいて、作業実行指令の送信対象となる携帯情報端末を決定する送信対象決定手段と、送信対象として決定した携帯情報端末に対し、作業実行指令を送信する作業実行指令送信手段と、を備え、携帯情報端末は、作業実行指令の受信に伴って、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、管理サーバは離着席情報に基づいて、客席またはテーブル毎に、店員の作業の要否を判別する。そして、作業が必要な客席またはテーブルが存在する場合、当該客席の位置情報および店員が携帯する携帯情報端末の位置情報に基づいて、作業実行指令の送信対象となる携帯情報端末を決定し、当該携帯情報端末に作業実行指令を送信する。この作業実行指令を受信した携帯情報端末は、その旨を報知する。
これにより、店員の作業(例えば、食器の片付作業や、注文受付作業等)が必要な客席またはテーブルが存在する場合、店員は、当該客席またはテーブルに対して、誰が作業を行えば良いのかを容易に認識することができる。また、対象となる客席またはテーブルの位置情報、および携帯情報端末の位置情報に基づいて、対象となる客席またはテーブルの位置に一番近い位置にある携帯情報端末に作業実行指令を送信することで、結果として対象となる客席またはテーブルの近くにいる店員に作業実行指令を出すことができ、迅速に、且つ効率良く作業を行うことができる。
なお、報知手段としては、電子音(音声も含む)によって報知しても良いし、携帯情報端末の画面に表示して報知しても良い。あるいは、これらを併用して報知するようにしても良い。
本発明の店内状況管理システムにおいて、管理サーバは、携帯情報端末に対し、各客席または各テーブルの離着席情報を送信する席情報送信手段、をさらに備え、携帯情報端末は、管理サーバから、離着席情報を受信する席情報受信手段と、受信した離着席情報に基づいて、各客席または各テーブルの着席状況を表示する表示手段と、をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、店員が携帯する携帯情報端末に、現在の客席またはテーブルの着席状況(空席、在席(使用中)等)を表示することができる。これにより、店員は店内の何処にいても常に最新の客席またはテーブルの状態を把握することができるため、利便性が良い。
本発明の店内状況管理システムにおいて、管理サーバは、客席またはテーブル毎に、「着席」を示す離着席情報を取得してからの経過時間を計測する計測手段をさらに備え、作業要否判別手段は、経過時間が所定の時間を超えた場合、当該客席または当該テーブルに対する作業が存在すると判別することが好ましい。
この構成によれば、客が着席してからの時間が、所定の時間を超えた場合に、当該客がいる客席またはテーブルに対して作業が存在すると判別する。例えば、飲食時間に制限を設けている場合(例えば、2時間制限等)、客が着席してから2時間を超えた時に、当該客の居る客席またはテーブルに対する作業(客に会計を促す作業)があると判別し、店員にその旨を報知することができる。これにより、店員に負担をかけずに、作業を確実且つ効率的に行うことができる。
本発明の店内状況管理システムにおいて、管理サーバは、客席またはテーブル毎に、最後に注文が行われた時刻を示す最終注文時刻を取得する最終注文時刻取得手段と、携帯情報端末に対して、取得した最終注文時刻を送信する最終注文時刻送信手段と、をさらに備え、携帯情報端末の表示手段は、各客席または各テーブルに関連付けて、最終注文時刻を表示することが好ましい。
この構成によれば、携帯情報端末に、客席またはテーブル毎の最終注文時刻を表示する。これにより、店員は、追加注文を聞きに行くタイミングや、食器を下げに行くタイミングを判断することができ、利便性が良い。
本発明の店内状況管理システムにおいて、管理サーバは、各テーブル上に所定の対象物が存在するか否かを検出する複数の対象物検出装置とさらに接続され、各対象物検出装置から、各テーブル上の所定の対象物の有無に関する対象物情報を取得する対象物情報取得手段をさらに備え、作業要否判別手段は、対象物情報を考慮して、客席または前記テーブル毎の作業の要否を判別することが好ましい。
この構成によれば、テーブル上の対象物(例えば、食器等)の有無に関する情報を考慮して、作業の要否を判別する。飲食店等では、客が帰った後でも、テーブルに食器が残っている場合が多く、このことが、次の客を待たせる原因になっている。これを解決するために、例えば、客の離席を検出したにもかかわらず、所定の時間を経過してもテーブル上に食器が有ることを検出した場合、作業(片付け作業)が必要と判別し、店員に対して当該テーブルの片付作業を報知することで、迅速に、且つ効率的に作業を行うことができる。
以下、添付の図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る店内状況管理システムについて説明する。図1は、店内状況管理システム1の制御ブロック図である。同図に示すように、店内状況管理システム1は、各店員が所持する複数のオーダ端末2(携帯情報端末)と、店内のテーブル毎に設置された複数の着席検出装置3と、オーダ端末2および着席検出装置3と接続(有線/無線を問わず)された管理サーバ4と、により構成されている。
着席検出装置3は、店内のテーブル毎に、顧客の着席の有無(在席しているか否か)を検出するものであり、記憶部12、通信部13、センサ14およびこれらを制御する制御部11から構成されている。
記憶部12は、検出対象となるテーブル(着席検出装置3が設置されているテーブル)を一意に特定するためのID(以下、「テーブルID」と称す。)を記憶する。通信部13は、管理サーバ4と通信を行うための通信手段として機能する。センサ14は、テーブルに備え付けられた各客席に取り付けられており、客席毎の顧客の着席または離席を検出する。つまり、1の着席検出装置3は、テーブルに備え付けられた客席数に対応する数のセンサ14を有する。なお、センサ14はジャイロセンサおよび重量センサから成る。
制御部11は、各センサ14により検出した客席の着席を示す信号(以下、「着席信号」と称す。)および離席を示す信号(以下、「離席信号」と称す。)に基づき、対象となるテーブルにおける顧客の着席の有無(つまり、テーブルが使用されているか否か)を検出する。そして、制御部11は、通信部13を介して、この顧客の着席の有無に関する情報(以下、「離着席情報」と称す。)、およびテーブルIDを管理サーバ4に送信する。
管理サーバ4は、オーダ端末2から入力された注文情報や、着席検出装置3からの離着席情報を一括管理するものである。管理サーバ4は、CPU21(Central Processing Unit)、ROM22(Read Only Memory)、RAM23(Random Access Memory)、HDD24(Hard Disk Drive、客席位置情報記憶手段)、通信部25、および計時部26の他、一般的なパーソナルコンピュータに搭載されるハードウェア構成を有している。
CPU21は、ROM22に記憶された制御プログラムを起動時にRAM23にコピーし、その制御プログラムに従ってRAM23内等に保存されたデータの処理を行う。計時部26は、現在の日時をカウントするものである。本実施形態では、後述する最終注文時刻を取得するために用いられる。
HDD24は、テーブルデータベース24aを有している。テーブルデータベース24aには、店内の全てのテーブル毎に、そのテーブルを特定するテーブルID、テーブル状態(着席(使用中)/離席(準備中)/空席)、店内におけるテーブルの位置情報(客席位置情報。以下、「テーブル位置情報」と称す。)、当該テーブルにおける注文情報、顧客がテーブル(客席)に着席してからの経過時間(以下、「在席時間」と称す。)、および当該テーブルにおいて、最後に注文を受けた時刻(以下、「最終注文時刻」と称す。)が関連付けられて記憶されている。なお、上述のテーブル状態において、着席(使用中)は、顧客がテーブルに着いている状態を示し、空席は、新たな顧客を案内できる状態に成ったことを示し、離席(準備中)は、顧客が帰った後のテーブルの片付作業が必要な状態(または、片付作業中の状態)を示す。
通信部25は、着席検出装置3と通信を行う通信手段として機能する。CPU21は、各着席検出装置3からテーブルIDおよび離着席情報を受信し、これらに基づいて対象となるテーブル状態を「着席(使用中)」または「離席(準備中)」に変更する。
また、通信部25は、後述するオーダ端末2と通信を行う通信手段としても機能する。CPU21は、各オーダ端末2から各テーブルにおける注文情報を受信する。また、オーダ端末2から、テーブル上の食器等の片付作業が完了したことを示す情報(以下、「片付完了情報」と称す。)と、当該テーブルのテーブルIDとを受信する。そして、この片付完了情報の受信に伴い、対象となるテーブルの状態を「空席」に変更する。
また、CPU21は、離着席情報または片付完了情報を取得した場合、これらの情報およびテーブルIDを全てのオーダ端末2に送信する。さらに、各テーブルからの注文情報を受信した場合、当該テーブルのテーブルIDと、当該注文情報を受信した時刻(最終注文時刻)とを全てのオーダ端末2に送信する。
また、CPU21は、全てのオーダ端末2に対して、オーダ端末2の位置情報(以下、「端末位置情報」と称す。)を取得する要求(以下、「位置情報取得要求」と称す。)を送信し、この結果として全てのオーダ端末2の端末位置情報を取得する。また、各テーブルに対する作業を指示するための作業実行指令を、所定のルールで決定されたオーダ端末2に送信する(詳細は後述する)。
オーダ端末2は、CPU31、ROM32、RAM33、通信部34、入力部35、表示部36、位置情報取得部37、および報知部38から構成されている。CPU31は、ROM32内に記憶された制御プログラムに従って、RAM33内のデータの処理を行う。
入力部35は、キー操作により、顧客のテーブルIDおよび人数等の顧客情報や、顧客からの注文情報の入力を行う。また、入力部35には、「片付完了」キーが設けられており、これを操作することでテーブル上の食器等の片付作業が完了した旨を通知することができる。位置情報取得部37は、GPS(Global Positioning System)を利用して、店内における自身の(オーダ端末2の)端末位置情報を取得する。
通信部34は、管理サーバ4と通信をする通信手段として機能する。CPU31は、通信部34を介して、入力部35により入力した顧客情報および注文情報を管理サーバ4に送信する。また、店員により、テーブルIDが入力された後、「片付完了」キーが押されると、CPU31は、当該テーブルIDおよび片付完了情報を管理サーバ4に送信する。
さらに、CPU31は、管理サーバ4から離着席情報または片付完了情報を受信し、この受信結果に基づいて後述する表示部36の表示内容を変更する。また、管理サーバ4からの位置情報取得要求に基づき、自身の(オーダ端末2の)端末位置情報を管理サーバ4に送信する。また、CPU31は、管理サーバ4からテーブルに対する作業実行指令を受信する。
報知部38は、所謂ブザーであり、管理サーバ4から送信された作業実行指令の受信に伴い、電子音を発生させてその旨を報知する。表示部36は、タッチパネルで形成されており、入力部35から入力された注文情報を表示する。また、表示部36は、店内に設置した全てのテーブルについて、それぞれのテーブルの状態が、着席(使用中)なのか、離席(準備中)なのか、あるいは空席なのかを識別できるように色分けして表示する。さらに、表示部36は、管理サーバ4から作業実行指令の内容(対象となるテーブルIDおよび作業内容等)を表示する。
ここで、図2を参照して、オーダ端末2に表示する各テーブルの状態の表示内容の一例を説明する。図2(a)に示すように、表示部36には、各テーブルを示すテーブル画像G(同図では、G1〜G6のみ図示している)が表示される。これら各テーブル画像Gは、そのテーブルの状態に応じて色分けして表示されており、テーブルの状態が「着席(使用中)」の場合は赤色で表示され(テーブル画像G1およびG6)、「離席(準備中)」の場合は、黄色で表示され(テーブル画像G3およびG4)、「空席」の場合は、青色で表示される(テーブル画像G2およびG5)。また、各テーブル画像Gには、テーブルIDおよび最終注文時刻(テーブルの状態が「着席(使用中)」の場合のみ)等が表示される。また、図2(b)に示すように、管理サーバ4から作業実行指令を受信した場合、対象となるテーブルIDおよび作業内容を記した作業指示画面39が表示される。この作業指示画面39は、確認ボタン39aを押すことで表示を消すことができる。この表示により、店員は店内の何処にいても常に最新のテーブルの状態を把握することができるため、利便性が良い。また、各テーブルの最終注文時刻を表示することで、店員は、追加注文を聞きに行くタイミングや、食器を下げに行くタイミングを判断することができ、利便性が良い。
なお、上述のテーブル状態の表示形式(色分け表示)は一例であり、例えば、そのテーブル状態を数字や記号等で区別して表示するようにしても良い。また、テーブル画像Gを実際の店内レイアウトと同じように配置して表示するようにしても良い。また、店内が複数のフロアで構成されている場合は、フロア単位で表示を切り替えるようにしても良い。
次に、図3の機能ブロック図を参照して、オーダ端末2、着席検出装置3および管理サーバ4の機能構成について説明する。図3に示すように、着席検出装置3は、離着席検出手段41、離着席情報生成手段42、および離着席情報送信手段43を備えている。
離着席検出手段41は、テーブルに備えられた客席毎に着席信号または離席信号を検出する。離着席情報生成手段42は、離着席検出手段41による検出結果に基づいて、対象となるテーブルの離着席情報を生成する。具体的には、テーブルに備えられた少なくとも1の客席から着席信号を検出した場合は、「着席」を示す離着席情報を生成する。一方、テーブルに備えられた全ての客席から離席信号を検出した場合は、「離席」を示す離着席情報を生成する。離着席情報送信手段43は、管理サーバ4に対して、離着席情報生成手段42により生成した離着席情報を送信する。
管理サーバ4は、注文情報取得手段51、最終注文時刻取得手段52、最終注文時刻送信手段53、離着席情報取得手段54、片付情報取得手段55、在席時間計測手段56(計測手段)、テーブル状態送信手段57(席情報送信手段)、作業要否判別手段58、端末位置情報取得手段59、送信対象決定手段60、および作業実行指令送信手段61を備えている。
注文情報取得手段51は、各オーダ端末2から各テーブルの注文情報を取得する。最終注文時刻取得手段52は、注文情報取得手段51により注文情報を受信した時刻(最終注文時刻)を取得する。そして、最終注文時刻送信手段53により、全てのオーダ端末2に対して、最終注文時刻取得手段52により取得した最終注文時刻および対応するテーブルのテーブルIDを送信する。
離着席情報取得手段54は、着席検出装置3から離着席情報を取得する。片付情報取得手段55は、オーダ端末2から片付完了情報を取得する。在席時間計測手段56は、離着席情報取得手段54により「着席」を示す離着席情報を受信してからの経過時間(在席時間)を、テーブル毎に計測する。そして、「離席」を示す離着席情報を受信した場合、対象となるテーブルの在席時間をクリアする。テーブル状態送信手段57は、全てのオーダ端末2に対して、離着席情報取得手段54により取得した離着席情報または片付情報取得手段55により取得した片付完了情報、および対応するテーブルのテーブルIDを送信する。
作業要否判別手段58は、取得した離着席情報に基づいて、該当するテーブルに対する店員の作業の要否を判別する。例えば、離着席情報が「離席」を示す情報である場合、店員による当該テーブルの片付作業が必要であると判別する。
また、作業要否判別手段58は、在席時間計測手段56により計測した在席時間が所定時間を越えた場合、該当するテーブルに対する店員の作業が必要であると判別する。例えば、飲食時間に制限を設けている場合(2時間制限)、在席時間が2時間を超えた時に、当該顧客のテーブル(当該顧客)に対して会計を促す作業があると判別する。
端末位置情報取得手段59は、全てのオーダ端末2に対して位置情報取得要求を送信し、その結果として店内における全てのオーダ端末2の端末位置情報を取得する。送信対象決定手段60は、上述の作業要否判別手段58により作業が必要なテーブルが存在すると判別した場合、その作業の実行指令(作業実行指令)を送信するオーダ端末2を決定する。具体的には、対象となるテーブルのテーブル位置情報と、端末位置情報取得手段59により取得した各オーダ端末2の端末位置情報とに基づいて、対象となるテーブルの一番近くに位置するオーダ端末2を特定し、このオーダ端末2を作業実行指令の送信対象とする。そして、作業実行指令送信手段61は、送信対象決定手段60により決定されたオーダ端末2に対して、作業実行指令を送信する。
オーダ端末2は、注文情報送信手段71、片付情報送信手段72、現在位置取得手段73、端末位置情報送信手段74、最終注文時刻受信手段75、テーブル状態受信手段76(席情報受信手段)、作業実行指令受信手段77、表示手段78(36)および報知手段79(38)を備えている。
注文情報送信手段71は、入力部35により入力された注文情報を管理サーバ4に送信する。片付情報送信手段72は、「片付完了」キーの操作に伴い、片付完了情報を管理サーバ4に送信する。現在位置取得手段73は、店内における自身の端末位置情報を取得する。端末位置情報送信手段74は、現在位置取得手段73により取得した端末位置情報を管理サーバ4に送信する。最終注文時刻受信手段75は、管理サーバ4からテーブルIDおよび最終注文時刻を受信する。テーブル状態受信手段76は、管理サーバ4からテーブルID、および離着席情報または片付完了情報を受信する。作業実行指令受信手段77は、管理サーバ4から作業実行指令を受信する。
表示手段78は、最終注文時刻受信手段75により受信した最終注文時刻を、対象となるテーブルのテーブル画像G上に表示する。また、表示手段78は、テーブル状態受信手段76により受信した離着席情報または片付完了情報に基づいて、対象となるテーブルのテーブル画像Gを色分けして表示する。報知手段79は、作業実行指令の受信に伴って、その旨(作業実行指令を受信した旨)を電子音により報知する。さらに、報知手段79は、作業実行指令受信手段77により受信した作業実行指令の作業内容を表示部36に表示して報知する。
ここで、図4のフローチャートを参照し、店員に対して、離着席情報に基づく作業指令を通知する手順について説明する。まず、着席検出装置3により、テーブルの着席または離席が検出されると、管理サーバ4は、着席検出装置3から当該テーブルのテーブルIDおよび離着席情報を受信する(S01)。次に、管理サーバ4は、受信した離着席情報に基づいて、当該テーブルに対する店員の作業が必要か否かを判別する(S02)。
店員による作業が不要である場合(S03;No)、管理サーバ4は処理を終了する。一方、店員による作業が必要である場合(S03;Yes)、管理サーバ4は、テーブルデータベース24aを検索し、対象となるテーブルのテーブル位置情報を取得する(S04)。続いて、管理サーバ4は、全てのオーダ端末2に対して位置情報取得要求を送信し、その結果として全てのオーダ端末2の端末位置情報を取得する(S05)。次に、管理サーバ4は、テーブル位置情報および端末位置情報に基づいて、当該テーブルに一番近い位置にあるオーダ端末2を特定し、特定したオーダ端末2を作業実行指令の送信対象とする(S06)。そして、管理サーバ4は、このオーダ端末2に対して、作業実行指令を送信する(S07)。
オーダ端末2は、管理サーバ4から作業実行指令を受信すると(S08)、当該作業実行指令を受信したことを、ブザーにより報知すると共に(S09)、表示部36に、当該作業実行指令の内容(対象となるテーブル名や作業内容等)を表示する(S10)。
以上のように、本実施形態によれば、管理サーバ4は、離着席情報に基づいて、テーブル毎に店員の作業の要否を判別する。そして、作業が必要なテーブルが存在する場合、当該テーブルのテーブル位置情報および各店員が携帯するオーダ端末2の端末位置情報に基づいて、当該テーブルに一番近い位置にあるオーダ端末2を特定し、このオーダ端末2に作業実行指令を送信する。そして、この作業実行指令を受信したオーダ端末2は、その旨をブザーおよび画面表示により報知する。
これにより、店員の作業(例えば、食器の片付作業や、注文受付作業等)が必要なテーブルが存在する場合、店員は、当該テーブルに対して、誰が作業を行えば良いのかを容易に認識することができる。また、対象となるテーブルに一番近い位置にあるオーダ端末2に作業実行指令を送信することで、結果として対象となるテーブルの近くにいる店員に作業実行指令を出すことができ、迅速に、且つ効率良く作業を行うことができる。
なお、本実施形態では、作業実行指令の受信をブザーにより報知するようにしているが、これに限らず、例えば、音声により報知しても良い。また、表示部36(例えば、対象となるテーブルのテーブル画像G等)を点滅させて報知しても良い。
また、オーダ端末2のみならず、管理サーバ4に表示部を設けて各テーブルの状態を表示しても良い。この場合、管理サーバ4に記憶したテーブルデータベース24aの情報に基づいて表示することが可能である。
また、本実施形態では、着席検出装置3を用いて、テーブルの離席を検出しているが、これに限らず、例えば、POS端末により会計処理が行われた時に、対象となるテーブルの離席を検出するようにしても良い。
また、本実施形態では、テーブル単位で離着席情報を検出し、テーブル毎の状態を判別しているが、これに限るものではなく、客席単位(客席毎)で離着席情報を検出し、客席毎の状態を判別するようにしても良い。
また、本実施形態では、テーブルに対する作業が必要と判別した時に各オーダ端末2の端末位置情報を取得しているが、これに限るものではなく、所定の時間間隔(例えば、1分毎や5分毎等)で端末位置情報を取得するようにしても良い。
また、店内状況管理システム1の構成要素として、テーブル毎に、テーブル上に食器(所定の対象物)が存在するか否かを検出する対象物検出装置を設置し、各対象物検出装置から、各テーブル上の食器の有無に関する対象物情報を取得し(対象物情報取得手段)、この情報を考慮して、テーブル毎の作業の要否を判別するようにしても良い。これにより、例えば、顧客の離席を検出したにもかかわらず、所定時間を経過してもテーブル上に食器が有ることを検出した場合、片付作業が必要と判別することができ、店員(オーダ端末2)に対して当該テーブルの片付作業を通知することができる。
また、上述した実施例によらず、店内状況管理システム1の装置構成や処理工程について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
本発明の一実施形態に係る店内状況管理システムの制御ブロック図である。 オーダ端末に表示する各テーブルの状態の表示内容の一例を説明する図である。 オーダ端末、着席検出装置および管理サーバの機能構成について説明するブロック図である。 離着席情報に基づく作業指令を通知する手順について説明するフローチャートである。
符号の説明
1…店内状況管理システム 2…オーダ端末 3…着席検出装置 4…管理サーバ 24…HDD 36…表示部 38…報知部 52…最終注文時刻取得手段 53…最終注文時刻送信手段 54…離着席情報取得手段 56…在席時間計測手段 57…テーブル状態送信手段 58…作業要否判別手段 59…端末位置情報取得手段 60…送信対象決定手段 61…作業実行指令送信手段 76…テーブル状態受信手段 78…表示手段 79…報知手段

Claims (5)

  1. 飲食店の店員が携帯する複数の携帯情報端末と、
    店内に配置された客席またはテーブル毎に、顧客の着席の有無を検出する複数の着席検出装置と、
    前記複数の携帯情報端末および前記複数の着席検出装置と接続された管理サーバと、から成る店内状況管理システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記店内における前記各客席または前記各テーブルの位置を示す客席位置情報を記憶する客席位置情報記憶手段と、
    前記各携帯情報端末の現在位置を示す端末位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、
    前記各着席検出装置から、前記各客席または前記各テーブルの着席の有無に関する離着席情報を取得する離着席情報取得手段と、
    取得した前記各客席または前記各テーブルの前記離着席情報に基づいて、前記客席または前記テーブル毎に、前記店員の作業の要否を判別する作業要否判別手段と、
    前記作業要否判別手段により作業が必要な前記客席または前記テーブルが存在すると判別された場合、前記客席位置情報記憶手段から読み出した当該客席または当該テーブルの前記客席位置情報および取得した前記各携帯情報端末の前記端末位置情報に基づいて、作業実行指令の送信対象となる前記携帯情報端末を決定する送信対象決定手段と、
    送信対象として決定した前記携帯情報端末に対し、前記作業実行指令を送信する作業実行指令送信手段と、を備え、
    前記携帯情報端末は、
    前記作業実行指令の受信に伴って、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする店内状況管理システム。
  2. 前記管理サーバは、
    前記携帯情報端末に対し、前記各客席または前記各テーブルの前記離着席情報を送信する席情報送信手段、をさらに備え、
    前記携帯情報端末は、
    前記管理サーバから、前記離着席情報を受信する席情報受信手段と、
    受信した前記離着席情報に基づいて、前記各客席または前記各テーブルの着席状況を表示する表示手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の店内状況管理システム。
  3. 前記管理サーバは、
    前記客席または前記テーブル毎に、「着席」を示す前記離着席情報を取得してからの経過時間を計測する計測手段をさらに備え、
    前記作業要否判別手段は、
    前記経過時間が所定の時間を超えた場合、当該客席または当該テーブルに対する作業が存在すると判別することを特徴とする請求項1または2に記載の店内状況管理システム。
  4. 前記管理サーバは、
    前記客席または前記テーブル毎に、最後に注文が行われた時刻を示す最終注文時刻を取得する最終注文時刻取得手段と、
    前記携帯情報端末に対して、取得した前記最終注文時刻を送信する最終注文時刻送信手段と、をさらに備え、
    前記携帯情報端末の前記表示手段は、前記各客席または前記各テーブルに関連付けて、前記最終注文時刻を表示することを特徴とする請求項2または3に記載の店内状況管理システム。
  5. 前記管理サーバは、
    前記各テーブル上に所定の対象物が存在するか否かを検出する複数の対象物検出装置とさらに接続され、
    前記各対象物検出装置から、前記各テーブル上の前記所定の対象物の有無に関する対象物情報を取得する対象物情報取得手段をさらに備え、
    前記作業要否判別手段は、前記対象物情報を考慮して、前記客席または前記テーブル毎の作業の要否を判別することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の店内状況管理システム。
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