JP2005338065A - 検査冶具および検査装置 - Google Patents

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光彦 伊藤
Kazuhiko Morozumi
和彦 両角
Shinji Iino
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Abstract

【課題】 屈曲可能で弾性を有するプローブの撓みを利用して検査を行うための検査冶具において、プローブ交換を容易に行うことができるにも拘らず、簡単な構造とすることができる検査治具の新規な構成を実現すること。
【解決手段】 検査冶具10は、検査対象に向くプローブ案内方向を有する先端側挿通孔を備えた先端側支持体11と、先端側支持体11の後方に間隔を介して配置され、先端側挿通孔のプローブ案内方向に対して傾斜したプローブ案内方向を有する後端側挿通孔を備えた後端側支持体12と、その先端が検査対象側において出没可能となるように先端側挿通孔に挿通された先端側部分および後端側挿通孔に挿通された後端側部分を有する屈曲可能で弾性を備えたプローブ14と、後端側支持体12の後方に配置され、後端側部分に当接する電極16とを具備し、プローブ14の先端側部分は、後端側部分に対して後端側挿通孔のプローブ案内方向の傾斜した側にずれた位置に配置されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は検査冶具および検査装置にかかり、特に、回路基板や電子部品などの電気試験を行う場合に好適な検査冶具の構造に関する。
一般に、回路基板の配線パターンやICなどの集積回路の短絡や断線などの異常を発見するための電気的検査には、検査対象に導電接触する複数のプローブを備えた検査冶具を搭載した検査装置が用いられている。この場合、複数のプローブの先端部は検査対象に対して当接したときに弾性的に変形可能に構成することで、検査対象に対して全てのプローブが適度なコンタクト圧で同時に電気的に導通するようになっている。
近年、回路基板の配線パターンの複雑化や集積回路の高集積化などに伴って、検査冶具のプローブの配列ピッチが小さくなってきており、これによって個々のプローブ径も小さくする必要がある。そのため、旧来のばねを内蔵したプローブピンに代えて、屈曲可能な弾性を備えたワイヤ状のプローブを用いる検査冶具が多くなってきている。このような検査冶具においては、検査対象側に配置される先端側支持板と、この先端側支持板の後方に間隔を介して配置される後端側支持板とを設け、先端側支持板にはプローブの先端部を出没自在に挿通させるプローブ挿通孔を形成し、後端側支持板にはプローブの後端部を固定し、先端側支持板と後端側支持板との間にあるプローブの中間部分を適宜に屈曲させてなる構造が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、上記と同様の先端側支持板および屈曲可能で弾性を有するプローブを備え、先端側支持板の後方に間隔を介して配置された後端側支持板にもプローブ挿通孔を形成し、このプローブ挿通孔にプローブを挿通し、このプローブの後端部を後端側支持板のさらに背後に配置された電極に係止させることで、プローブと電極との間の導電接続の信頼性を向上させるとともに、プローブを容易に交換可能とした検査冶具も知られている(たとえば、特許文献2参照)。この検査冶具では、先端側支持板のプローブ挿通孔と、後端側支持板のプローブ挿通孔とが平面的に重なる位置に配置されるように両支持板を構成した状態でプローブを両支持板のプローブ挿通孔に挿通し、その後、先端側支持板と後端側支持板とを平面方向に相互にシフトさせることによって、先端側支持板と後端側支持板との間にてプローブの中間部分が屈曲するようにしている。
特開平9−274054号公報 特開2002−90419号公報
しかしながら、上述の屈曲可能で弾性を有するプローブを用いた検査冶具のうち、後端側支持板にプローブの後端部を固定した検査冶具では、一部のプローブに不具合があった場合にプローブを交換することが難しいため、メンテナンスに手間がかかり、あるいは、検査冶具全体を交換しなければならないという問題点がある。
また、プローブの後端部を後端側支持板の背後に配置された電極に係止する構造では、電極を取り外すことにより、不具合のあるプローブを後端側支持板の背面側から容易に交換できるという利点がある。しかしながら、プローブの交換を容易にするには、先端側支持板と後端側支持板とを平面方向にシフトさせる構造が必要となるため、検査冶具の構造が複雑になるという問題点がある。
そこで、本発明の課題は、屈曲可能で弾性を有するプローブの撓みを利用して検査を行うための検査冶具において、プローブ交換を容易に行うことができるにも拘らず、簡単な構造とすることができる検査治具の新規な構成を実現することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の検査冶具は、検査対象に向くプローブ案内方向を有する先端側挿通孔を備えた先端側支持体と、先端側支持体の後方に間隔を介して配置され、先端側挿通孔のプローブ案内方向に対して傾斜したプローブ案内方向を有する後端側挿通孔を備えた後端側支持体と、その先端が検査対象側において出没可能となるように先端側挿通孔に挿通された先端側部分および後端側挿通孔に挿通された後端側部分を有する屈曲可能で弾性を備えたプローブと、後端側支持体の後方に配置され、後端側部分に当接する電極と、を具備し、プローブの先端側部分は、後端側部分に対して後端側挿通孔のプローブ案内方向の傾斜した側にずれた位置に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、後端側支持孔のプローブ案内方向が先端側挿通孔のプローブ案内方向に対して傾斜していることにより、先端側支持体と後端側支持体の間においてプローブの中間部分を傾斜させることができるので、プローブの先端が検査対象に当接したときにスムーズにプローブを撓ませることができる。このとき、プローブの先端側部分が後端側部分に対して後端側挿通孔のプローブ案内方向の傾斜した側にずれた位置に配置されていることにより、後端側挿通孔のプローブ案内方向の傾斜の向きと、装着されているプローブあるいは装着すべきプローブの傾斜姿勢の向きとが一致するため、プローブを後端側支持体の後方から容易に抜き差しすることができる。したがって、従来のように先端側支持体と後端側支持体を平面方向にシフトするための機構などの複雑な構造を設けなくても、プローブの交換を容易に行うことが可能になる。
本発明において、先端側挿通孔の後端側の開口位置は、後端側挿通孔から見て後端側挿通孔のプローブ案内方向に配置されていることが好ましい。これによれば、先端側挿通孔の後端側の開口位置が後端側挿通孔から見てそのプローブ案内方向に配置されていることにより、後端側支持体の後方から後端側挿通孔に直線状のプローブを挿入したとき、後端側支持体を貫通して伸びるプローブの先端部が先端側支持体の先端側挿通孔の後端側の開口位置にそのまま到達するので、プローブの装着作業をさらに容易に行うことが可能になる。
本発明において、先端側挿通孔、後端側挿通孔およびプローブは複数設けられ、複数の後端側挿通孔のプローブ案内方向は、先端側挿通孔のプローブ案内方向に対して同じ方向に傾斜するように構成することができる。これによれば、複数の後端側挿通孔のプローブ案内方向が先端側挿通孔のプローブ案内方向に対して同じ方向に傾斜していることによって、先端側支持体と後端側支持体の間にある複数のプローブの中間部分も相互に同じ方向に傾斜することになるため、プローブの配列ピッチを小さく構成しても、検査時においてプローブが撓んだときにプローブの中間部分同士が相互に接触しにくくなるので、プローブのコンタクト圧の安定性や均一性を確保することができる。
本発明において、先端側挿通孔、後端側挿通孔およびプローブは複数設けられ、隣接する複数の後端側挿通孔のプローブ案内方向は、先端側挿通孔のプローブ案内方向に対して異なる方向に傾斜するように構成することができる。これによれば、プローブの先端側部分の配列ピッチを小さく構成しても、複数のプローブの後端側部分の相互間の距離を大きくとることができる。そのため、プローブの後端側部分が当接する電極の配置が容易になる。また、複数のプローブの後端側部分の相互間の距離を大きくとることができるため、電極を大きく形成することができる。したがって、プローブ径を小さく構成しても、プローブの後端側部分と電極とを確実に当接させることができる。
本発明において、隣接する複数の後端側挿通孔のプローブ案内方向は交互に、先端側挿通孔の配列方向に直交する一方向と、この一方向の反対方向である他方向との異なる方向に傾斜していることが好ましい。これによれば、後端側挿通孔に挿通されたプローブの後端側部分を規則正しく配列できる。そのため、プローブの後端側部分に当接する電極を効率よく配置することができる。
本発明において、複数の後端側挿通孔のプローブ案内方向が傾斜する角度として、複数の異なる傾斜角度が設定されていることが好ましい。これによれば、プローブの先端側部分の配列ピッチを小さく構成しても、複数のプローブの後端側部分の相互間の距離をより大きくとることができる。そのため、プローブの後端側部分が当接する電極の配置がより容易になる。また、電極を大きく形成することができため、プローブ径を小さく構成しても、プローブの後端側部分と電極とをより確実に当接させることができる。
本発明において、電極を支持する電極支持体を有し、後端側支持体と電極支持体とが着脱可能に構成されていることが好ましい。これによれば、電極を支持する電極支持体を設けることにより組立やメンテナンスが容易になるとともに、後端側支持体と電極支持体とが着脱可能に構成されていることにより、電極支持体を後端側支持体から取り外すだけでプローブを交換可能な状態とすることができる。特に複数のプローブおよび電極が設けられている場合には、電極支持体により複数の電極が一体に支持される構造とすることが効果的である。
本発明において、後端側支持体と電極との間には位置決め板が着脱可能に配置され、位置決め板には、後端側挿通孔に連通し、後端側挿通孔よりも小径に構成された位置決め孔が設けられていることが好ましい。これによれば、位置決め板において後端側挿通孔よりも小径に(小さな開口範囲を有するように)構成された位置決め孔によって後端側挿通孔に挿通されたプローブの後端側部分を位置決めすることができるので、電極に対する導電接触状態をより確実に得ることができる。また、位置決め板を設けることで、後端側挿通孔の孔径を、プローブを容易に抜き差しできる程度まで拡大することが可能になるため、プローブの交換をさらに容易に行うことができるように構成できる。ここで、上記の位置決め孔は、プローブの後端部位と電極との間の導電接触を阻害しない孔径(開口範囲)を備えていればよい。
また、上記の課題を解決するため、本発明の検査冶具は、所定のプローブ案内方向を有する先端側挿通孔と、検査対象に対向する対向面とを備えた先端側支持体と、先端側支持体の後方に間隔を介して配置され、所定のプローブ案内方向を有する後端側挿通孔を備えた後端側支持体と、その先端が検査対象側において出没可能となるように先端側挿通孔に挿通された先端側部分および後端側挿通孔に挿通された後端側部分を有する屈曲可能で弾性を備えたプローブと、後端側支持体の後方に配置され、後端側部分に当接する電極と、を具備し、先端側挿通孔および後端側挿通孔の少なくともいずれか一方は、そのプローブ案内方向が対向面の直交方向に対して傾斜する傾斜部を備え、プローブの先端側部分および後端側部分のいずれか一方は、先端側部分および後端側部分のいずれか他方に対して、傾斜部の傾斜した側にずれた位置に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、先端側挿通孔および後端側挿通孔の少なくともいずれか一方は、そのプローブ案内方向が対向面の直交方向に対して傾斜する傾斜部を備え、プローブの先端側部分および後端側部分のいずれか一方は、先端側部分および後端側部分のいずれか他方に対して、傾斜部の傾斜した側にずれた位置に配置されているため、先端側支持体と後端側支持体の間においてプローブの中間部分を傾斜させることができるので、プローブの先端が検査対象に当接したときにスムーズにプローブを撓ませることができる。また、プローブの先端側部分および後端側部分のいずれか一方は、先端側部分および後端側部分のいずれか他方に対して、傾斜部の傾斜した側にずれた位置に配置されているため、傾斜部の傾斜の方向と、装着されているプローブあるいは装着すべきプローブの傾斜姿勢の向きとが一致する。したがって、プローブを先端側支持体の前方または後端側支持体の後方から容易に抜き差しすることができる。その結果、従来のように先端側支持体と後端側支持体を平面方向にシフトするための機構などの複雑な構造を設けなくても、プローブの交換を容易に行うことが可能になる。
また、本発明の検査装置は、上記のいずれかに記載の検査冶具と、この検査冶具の複数の電極に導電接続された電気的検査手段とを有することを特徴とする。電気的検査手段としては、配線パターンや回路の短絡や断線を発見するオープンテストまたはショートテストを行うものが挙げられる。また、電気的検査の対象物としては、プリント配線基板や半導体集積回路などが挙げられる。
なお、上記各発明において、プローブは、少なくとも先端側支持体から検査対象に向けて突出する先端部位および電極に当接する後端部位以外の部分に電気絶縁被覆が施されていることが好ましい。これによれば、電気絶縁被覆によってプローブ間の短絡事故が生ずる危険性をなくすことができる。この場合に、プローブの先端側の電気絶縁被覆の端縁は、先端側挿通孔に対して検査対象側へ向けて係合可能に構成され、プローブの検査対象側への抜け止め部となっていることが好ましい。これによれば、プローブの電気絶縁被覆の端縁が先端側挿通孔に対して検査対象側に係合する抜け止め部となっているため、プローブが検査対象側へ抜け出ることが防止される。
また、先端側支持体のプローブ案内方向は、先端側支持体における検査対象側の表面と直交する方向であることが好ましい。この場合には、検査対象の表面に対して垂直にプローブを接触させることができるので、検査対象に損傷を与えにくく、また、安定したコンタクト抵抗を得ることができる。
本発明によれば、簡易な構造にも拘らず、プローブ交換を容易に行うことのできる検査冶具を提供できるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1にかかる検査冶具10の構造を示す概略斜視図である。図2は、図1に示す検査冶具10の縦断面図である。図3は、図1に示す先端側支持体11の断面構造を示す拡大部分断面図である。図4は、図1に示す後端側支持体12の断面構造を示す拡大部分断面図である。図5は、本発明の実施の形態1にかかるプローブ14の後端部位14vと電極16との導電接触状態を示す拡大部分斜視図である。図6は、図1に示す検査冶具10を搭載してなる検査装置100の概略構成を示す概略構成図である。図7は、図1に示す検査冶具10を所定の検査対象Wに適用した場合におけるコンタクト抵抗値とプローブ14の押し込み量との関係を示すグラフである。
本形態の検査冶具10は、先端側支持体11と、この先端側支持体11の後方に間隔を介して配置された後端側支持体12と、先端側支持体11と後端側支持体12とを連結固定するための支持柱13とを備えている。先端側支持体11および後端側支持体12はそれぞれ板状に構成され、それらの表面が相互に平行になるように配置されている。先端側支持体11と後端側支持体12にはプローブ14が挿通され、このプローブ14の先端は先端側支持体11の表面上において僅かに突出している。
後端側支持体12の後方には電極支持体15が取り付けられている。この電極支持体15は、図2に示すように、プローブ14に導電接触してなる複数の電極16を支持固定している。なお、図2において、プローブ14および電極16は一つのみ描いてあるが、実際には複数のプローブ14および電極16が平面方向(すなわち、先端側支持体11、後端側支持体12の表面に沿った方向)に配列されている。また、図2においては、先端側支持体11および後端側支持体12に形成される後述する先端側挿通孔11Xおよび後端側挿通孔12Xの図示も省略してある。
プローブ14は、タングステン、ハイス鋼(SKH)、ベリリウム銅(Be−Cu)などの金属その他の導電体で構成され、屈曲可能な弾性を有するワイヤ状に構成されている。本形態では、プローブ14は、上記のような導電体で構成される導電ワイヤ14aと、この導電ワイヤ14aの外面を覆う電気絶縁被覆14bとを備えている。電気絶縁被覆14bは合成樹脂などの絶縁体で構成され、特に絶縁塗装を施すことによって導電ワイヤ14aの表面にコーティングされたものであることが好ましい。図3および図4に示すように、プローブ14の先端側部分14sと後端側部分14uにおいては、電気絶縁被覆14bが形成されず、導電ワイヤ14aが露出した状態となっている。このプローブ14の先端部位14tや後端部位14vは図示例のように球面状に構成されていることが好ましく、また、これらの先端部位14tや後端部位14vの表面に導電接触特性(コンタクト性)を高めたり維持したりするための表面層をメッキなどによって形成することが好ましい。このような表面層としては、ニッケル層上に金、パラジウム、ロジウムなどの層を積層したメッキ層等が挙げられる。
先端側支持体11は、検査対象が配置される側(図示上側)から順に複数の支持板111、112、113が積層されることによって構成されている。図3に示すように、各支持板111、112、113にはそれぞれ貫通孔111a、112a、113aが形成されている。これらの貫通孔111a、112a、113aによって、プローブ14の先端側部分14sが挿通される1つの先端側挿通孔11Xが構成されている。この先端側挿通孔11Xは、先端側支持体11の検査対象に対向する対向面(図示上側の表面)11aと直交するプローブ14の案内方向(図示上下方向)を有している。また、この先端側挿通孔11Xは、検査冶具10に設けられたプローブ14の数だけ設けられている。
3つの貫通孔111a、112a、113aは同心状に形成されている。より具体的には、貫通孔111aは、小径孔111a1と小径孔111a1より大径の大径孔111a2とから構成され、貫通孔113aは、小径孔113a1と小径孔113a1より大径の大径孔113a2とから構成されている。また、小径孔111a1と小径孔113a1とはほぼ同じ径で、かつ、導電ワイヤ14aの外径よりも若干大きく、かつ、電気絶縁被覆14bの部分のプローブ14の外径よりも若干小さな内径で形成されている。なお、貫通孔112aは、小径孔111a1、113a1よりも大径でかつ大径孔111a2、113a2よりも小径に形成されている。
後端側支持体12は、先端側支持体11側から順に複数の支持板121、122、123が積層されることによって構成されている。図4に示すように、各支持板121、122、123にはそれぞれ貫通孔121a、122a、123aが形成されている。これらの貫通孔121a、122a、123aによって、プローブ14の後端側部分14uが挿通される1つの後端側挿通孔12Xが構成されている。この後端側挿通孔12Xは、先端側挿通孔11Xのプローブ案内方向(すなわち、対向面11aの直交方向)に対して傾斜したプローブ案内方向V1を有している。すなわち、3つの貫通孔121a、122a、123aは、それぞれの中心が少しずつずれた状態で形成されており、後端側挿通孔12Xの全体が対向面11aの直交方向に対して傾斜する傾斜部となっている。より具体的には、図4に示すように、貫通孔121a、122a、123aの順でその中心が図示右方向に少しずつずれた状態で、3つの貫通孔121a、122a、123aが形成されている。そのため、プローブ案内方向V1は、後端側支持体12の表面と直交する法線n1に対して図4で反時計方向に角度θ1だけ傾斜している。また、この後端側挿通孔12Xは、検査冶具10に設けられたプローブ14の数だけ設けられている。
また、貫通孔121aは、小径孔121a1と小径孔121a1より大径の大径孔121a2とから構成され、貫通孔122aは、小径孔122a1と小径孔122a1より大径の大径孔122a2とから構成され、貫通孔123aは、小径孔123a1と小径孔123a1より大径の大径孔123a2とから構成されている。小径孔123a1は、導電ワイヤ14aの外径よりも若干大きく、かつ、電気絶縁被覆14bの部分のプローブ14の外径よりも若干小さな内径で形成され、小径孔121a1と小径孔122a1とはほぼ同じ径で、かつ、絶縁被膜14bが形成された部分のプローブ14の外径よりも若干大きな内径で形成されている。
また、各プローブ14においては、先端側挿通孔11Xに挿通された先端側部分14sが後端側挿通孔12Xに挿通された後端側部分14uよりも後端側挿通孔12Xのプローブ案内方向V1の傾斜方向にずれた位置に配置されている。すなわち、あるプローブ14の先端側部分14sが導入される先端側挿通孔11Xの後端側の開口位置(すなわち、支持板113の貫通孔113aの開ロ位置)は、図4に示すように、そのプローブ14の後端側部分14uが導入される後端側挿通孔12Xから見て、その後端側挿通孔12Xのプローブ案内方向V1の傾斜側に配置されている。より詳細に述べると、本形態においては、あるプローブ14の先端側部分14sが導入される先端側挿通孔11Xの後端側の開口位置(すなわち、貫通孔113aの開口位置)は、そのプローブ14の後端側部分14uが導入される後端側挿通孔12Xから見て、その後端側挿通孔12Xのプローブ案内方向V1に配置されている。
プローブ14の先端側の電気絶縁被覆14bの端縁14bsは、図3に示すように、先端側挿通孔11Xの貫通孔113aの小径孔113a1よりも後方に配置されている。また、上述のように、貫通孔113aの小径孔113a1は、導電ワイヤ14aの外径よりも若干大きく、かつ、電気絶縁被覆14bの部分のプローブ14の外径よりも若干小さな内径で形成されている。そのため、電気絶縁被覆14bの端縁14bsは、先端側挿通孔11Xの貫通孔113aの小径孔113a1の開ロ縁113bに対して検査対象側(図示上方)に向けて係合可能に構成されている。このように、電気絶縁被覆14bの端縁14bsが先端側挿通孔11Xに係合する抜け止め部となっているため、プローブ14が検査対象側に抜け落ちることが防止されている。
図5は、プローブ14の後端部位14vと、電極16の表面16aとの当接状態を示す拡大斜視図である。後端部位14vは上述のように球面状に構成されているので、上述のように傾斜したプローブ案内方向V1を備えた後端側挿通孔12Xの内部に沿ってプローブ14の後端側部分14uが傾斜しても、後端部位14vと電極16の表面16aの導電接触状態には影響を及ぼさない。
電極支持体15は、図2に示すように、複数の電極16を埋設した支持板151、152と、電極16に導電接続される配線17を保持する支持板153とが積層された構造を有している。配線17は後述する検査装置100の制御部110に接続される。電極支持体15は後端側支持体12に対してボルトなどの固定手段によって着脱可能に固定されている。
図6は、検査冶具10を搭載した検査装置100の全体構成を模式的に示す概略構成図である。この検査装置100は、電気的な判定を行う検査回路を含む制御部110と、この制御部110に接続された駆動部120と、この駆動部120によって駆動される検査機構130とを備えている。検査機構130には、検査冶具10が取り付けられる第1支持盤131と、この第1支持盤131に対向配置される第2支持盤132と、第1支持盤131と第2支持盤132を相対的に接離可能に移動させる移動機構133とを有する。この移動機構133は、ボールネジ機構や油圧機構などによって構成され、駆動部120によって駆動される。
第1支持盤131に取付固定された検査冶具10の電極16は配線17を介して配線111に接続され、この配線111を介して制御部110に導電接続されている。また、第2支持盤132上には検査対象W(回路基板など)が位置決めされた状態で載置される。そして、制御部110の制御信号によって駆動部120が移動機構133を駆動し、第1支持盤131が第2支持盤132に向けて接近し、所定圧力で検査冶具10を検査対象Wに押し付ける。検査冶具10の各プローブ14が検査対象Wに導通すると、制御部110は配線111を介して検査冶具10に対して所定の信号を供給したり、検査冶具10で検出した電位などを受け取ったりすることにより、検査対象Wの電気的試験を行う。
次に、以上説明した実施の形態1の検査冶具10の作用効果について説明する。本形態の検査冶具10を組み立てる場合には、まず、複数のプローブ14を先端側支持体11と後端側支持体12とに挿通させた後に、支持柱13によって先端側支持体11と後端側支持体12を連結固定し、その後、電極支持体15を後端側支持体12に対して取付固定する。
また、プローブ14を交換する場合には、まず、電極支持体15を後端側支持体12から取り外し、その後、さらに支持板123を取り外して後端側支持体12(支持板121、122)の後端側挿通孔12Xからプローブ14を抜き取る。このとき、プローブ14の先端側部分14sは、後端側挿通孔12Xの傾斜方向にずれた位置(すなわち、傾斜部の傾斜した側にずれた位置)に配置されているので、傾斜したプローブ案内方向V1を有する後端側挿通孔12Xに沿ってプローブ14を容易に抜き取ることができる。また、新たなプローブ14を後端側支持体12(支持板121、122)の後端側挿通孔12Xに挿入し、そのまま先端側部分14sを、先端側支持体11の先端側挿通孔11Xに挿通する。このとき、先端側挿通孔11Xは、後端側挿通孔12Xに対してそのプローブ案内方向V1の傾斜側にずれた位置(すなわち、傾斜部の傾斜した側にずれた位置)にあるので、プローブ14を容易に先端側支持体11に挿通させることができる。その後、支持板123を固定し、完成した後端側支持体12とする。これによって、プローブ14は先端部位14t側からも後端部位14v側からも抜け出ることがなくなる。
特に、本形態において、あるプローブ14の先端側部分14sが導入される先端側挿通孔11Xの後端側の開口位置は、そのプローブ14の後端側部分14uが導入される後端側挿通孔12Xから見て、その後端側挿通孔12Xのプローブ案内方向V1に配置されている。そのため、後端側支持体12の後方からプローブ14を後端側挿通孔12Xに挿通したとき、プローブ14が直線状に構成されていれば、そのままプローブ14は後端側挿通孔12Xのプローブ案内方向V1に伸び、プローブ14の先端側部分14sは先端側支持体11の先端側挿通孔11Xの後端側の開口位置に到達するから、プローブ14の挿入作業をきわめて容易に行うことができる。
本形態では、先端側支持体11と後端側支持体12の間にあるプローブ14の中間部分は、後端側挿通孔12X内において後端側部分14uが傾斜した方向に傾斜して伸び、そのまま先端側挿通孔11Xに導入された状態となる。これによって、プローブ14の先端部位14tが検査対象に当接して押し込まれると、上記のように傾斜姿勢にあったプローブ14の中間部分は容易に撓み(屈曲し)、また、その中間部分の撓み方向(屈曲姿勢)がその傾斜方向に規制される。
後端側挿通孔12Xのプローブ案内方向V1の傾斜の向きは、複数の後端側挿通孔12Xにおいて相互に同一であることが好ましく、本形態では、そのように構成されている。そのため、複数のプローブ14の配列ピッチが小さくても、検査時においてプローブ14が撓んだときに、プローブ14の中間部分が相互に接触しにくくなるため、プローブ14と検査対象との間に生ずるコンタクト圧がプローブ14の撓み量に対して安定し、また、複数のプローブ14のコンタクト圧も均一化される。
図7は、本形態の構成を用いたときの、プローブ14と検査対象との間のコンタクト抵抗値と、プローブの押し込み量との関係を示すグラフである。ここで、プローブの抵抗値は300mΩ、配線の抵抗値は500mΩであった。このグラフに示すように、プローブの押し込み量がきわめて小さい領域(押し込み量が0.04mm以上0.1mm以下の領域)においても安定したコンタクト状態が得られている。また、プローブ間のコンタクト抵抗の特性差もきわめて小さいことがわかる。
[実施の形態2]
図8は、本発明の実施の形態2にかかる後端側支持体12の図4に示す断面とは異なる断面の構造を示す拡大部分断面図である。図9は、本発明の実施の形態2にかかる検査治具の一部の断面構造を示す縦断面図である。図10は、本発明の実施の形態2にかかるプローブ14の先端部位14tと後端部位14vとの配置関係を図9のZ方向から示す図である。
上述した実施の形態1では、後端側挿通孔12Xのプローブ案内方向V1の傾斜の方向は、複数の後端側挿通孔12Xにおいて先端側挿通孔11Xのプローブ案内方向に対して相互に同一であるように構成されている。一方、実施の形態2では、後端側挿通孔のプローブ案内方向の傾斜の方向は、隣接する複数の後端側挿通孔において先端側挿通孔11Xのプローブ案内方向に対して交互に異なるように構成されており、この点が実施の形態1の構成と実施の形態2の構成との主要な相違点となっている。したがって、以下では、この相違点を中心に本形態の構成を説明する。なお、本形態では、上記の構成を除く他の構成は実施の形態1の構成と共通するため、同一の構成に対しては同一の符号を付するとともに、共通する部分についての詳細な説明は省略する。あるいは、実施の形態1と共通する部分についての図示および説明は省略する。
実施の形態2では、後端側支持体12を構成する各支持板121、122、123の所定部位には、実施の形態1と同様、図4に示すように、それぞれ貫通孔121a、122a、123aが形成されている。これらの貫通孔121a、122a、123aによって、所定部位において、プローブ14の後端側部分14uが挿通される1つの後端側挿通孔12Xが構成されている。
また、各支持板121、122、123の図4に示す部位と異なる他の部位には、図8に示すように、それぞれ貫通孔121b、122b、123bが形成されている。これらの貫通孔121b、122b、123bによって、他の部位においてプローブ14の後端側部分14uが挿通される1つの後端側挿通孔12Yが構成されている。この後端側挿通孔12Yは、先端側挿通孔11Xのプローブ案内方向に対して傾斜したプローブ案内方向V2を有している。すなわち、3つの貫通孔121b、122b、123bは、それぞれの中心が少しずつずれた状態で形成されている。より具体的には、図8に示すように、貫通孔121b、122b、123bの順でその中心が図示左方向に少しずつずれた状態で、3つの貫通孔121b、122b、123bが形成されている。そのため、プローブ案内方向V2は、後端側支持体12の表面と直交する法線n1に対して図8で時計方向に角度θ1だけ傾斜している。
また、貫通孔121bは、貫通孔121aの小径孔121a1および大径孔121a2と同様の小径孔121b1および大径孔121b2とから構成され、貫通孔122bは、貫通孔122aの小径孔122a1および大径孔122a2と同様の小径孔122b1と大径孔122b2とから構成され、貫通孔123bは、貫通孔123aの小径孔123a1および大径孔123a2と同様の小径孔123b1と大径孔123b2とから構成されている。
後端側支持体12には、図9および図10に示すように、その表面と直交する法線n1に対してプローブ案内方向V1が反時計方向に角度θ1だけ傾斜した後端側挿通孔12X、法線n1に対してプローブ案内方向V2が時計方向に角度θ1だけ傾斜した後端側挿通孔12Y、法線n1に対してプローブ案内方向が反時計方向に角度θ1よりも大きい角度θ2だけ傾斜した後端側挿通孔12X1、および、法線n1に対してプローブ案内方向が時計方向に角度θ2だけ傾斜した後端側挿通孔12Y1がこの順番で、かつ、この順番を繰り返しながら、隣接するようにプローブ14の数に対応する数だけ形成されている。
すなわち、図9および図10に示すように、上述した4種類の隣接する後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1のプローブ案内方向は交互に、先端側挿通孔11Xの配列方向(図示上下方向)Aに直交する一方向(図示右方向)Bと、一方向Bと反対方向である他方向(図示左方向)Cとの互いに異なる方向に傾斜するようになっている。
このように、隣接する後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1は、後端側支持体12の表面と直交する法線n1に対して、プローブ案内方向が交互に異なる方向へ傾斜するように形成されている。また、後端側挿通孔12X、12Yの傾斜の角度θ1と、後端側挿通孔12X1、12Y1の傾斜の角度θ2とが異なるように、後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1が形成されている。すなわち、後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1のプローブ案内方向が傾斜する角度として、2つの異なる傾斜角度θ1、θ2が設定されている。
換言すると、本形態では、プローブ14の先端部位14tに対して後端部位14vが、図10の一方向Bおよび他方向C(左右方向)にオフセットされるとともに、先端側挿通孔11Xの配列方向A(上下方向)で隣接する後端部位14vのオフセット量が異なるようになっている。たとえば、本形態では、図10に示すように、後端側挿通孔12X、12Yに挿通される後端部位14vの先端部位14tに対するオフセット量L1は0.35mm、後端側挿通孔12X1、12Y1に挿通される後端部位14vの先端部位14tに対するオフセット量L2は0.75mmとなっている。
なお、本形態では、後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1に挿通される後端部位14vのオフセット量として2つのオフセット量が設定されているが、設定されるオフセット量は1つであっても良いし、3つ以上のオフセット量を設定しても良い。すなわち、本形態では、後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1のプローブ案内方向が傾斜する角度として2つの異なる傾斜角度θ1、θ2が設定されているが、設定されるプローブ案内方向の傾斜角度は1つであっても良いし、3つ以上の傾斜角度を設定しても良い。
以上説明したように、本形態では、隣接する複数の後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1のプローブ案内方向は、先端側挿通孔11Xのプローブ案内方向に対して異なる方向に傾斜するように構成されている。そのため、プローブ14の先端部位14tの配列ピッチを小さく構成しても、複数のプローブ14の後端部位14vの相互間の距離を大きくとることができる。たとえば、先端部位14tの配列ピッチを80μmとしても、後端部位14vの相互間の距離を大きくとることができる。したがって、プローブ14の後端部位14vが当接する電極の配置が容易になる。
また、複数のプローブ14の後端部位14vの相互間の距離を大きくとることができるため、電極16を大きく形成することができる。たとえば、50μmの径を有するプローブ14に対して300μm(0.3mm)径を有する電極部16を形成することができる。したがって、先端側挿通孔11Xや後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1の加工精度、あるいは、電極16の位置精度が低い場合であっても、プローブ14の後端部位14vと電極16とを確実に当接させることができる。
本形態では、隣接する複数の後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1のプローブ案内方向は交互に、先端側挿通孔11Xの配列方向Aに直交する一方向Bと、一方向Bの反対方向である他方向Cとの異なる方向に傾斜している。そのため、後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1に挿通されたプローブ14の後端部位14vを規則正しく配列できる。したがって、プローブ14の後端部位14vが当接する電極16を効率よく配置することができる。
本形態では、複数の後端側挿通孔12X、12Y、12X1、12Y1のプローブ案内方向が傾斜する角度として、2つの異なる傾斜角度θ1、θ2が設定されている。そのため、プローブ案内方向が傾斜する角度として1つの傾斜角度(たとえば、角度θ1)のみを設定する場合と比較して、複数のプローブ14の後端部位14vの相互間の距離をより大きくとることができる。したがって、プローブ14の後端部位14vが当接する電極16の配置がより容易になる。また、電極16を大きく形成することができため、プローブ14の径を小さく構成しても、プローブ14の後端部位14vと電極16とをより確実に当接させることができる。
[他の実施の形態]
上述した各形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形可能である。たとえば、上述した各形態の先端側支持体11に代え、図11に示すような先端側支持体11´を用いても良い。この先端側支持体11´は2枚の支持板111´および112´が積層されて構成されている。また、支持板111´に設けられた貫通孔111a´と、支持板112に設けられた貫通孔112a´とによって先端側挿通孔11X´が構成されている。
より具体的には、小径孔111a1´と小径孔111a1´より大径の大径孔111a2´とから構成される貫通孔111a´と、小径孔112a1´と小径孔112a1´より大径の大径孔112a2´とから構成される貫通孔112a´とが同心状に形成されている。この先端側挿通孔11X´には、プローブ14の電気絶縁被覆14bの端縁14bsが後方から係合するように構成されている。すなわち、プローブ14が先端側に移動しようとすると、電気絶縁被覆14bの端縁14bsが支持板112´における貫通孔112a´の開口縁112bに係止されるので、プローブ14が検査対象側に抜け落ちることが防止される。
この先端側支持体11´は、2枚の支持板111´および112´だけで構成されるが、先端側挿通孔11X´の最も先端側と後端側には、それぞれ小径の小径孔111a1´と小径孔112a1´とが設けられているので、充分な先端側挿通孔11X´の長さ、すなわち、プローブ案内長さを確保できる。
また、上述した各形態の後端側支持体12に代え、図12に示すような後端側支持体12´を用いるとともに、位置決め板18を用いても良い。これらの後端側支持体12´と位置決め板18とは積層状態で固定されるが、位置決め板18は後端側支持体12´から簡単に取り外しができるように構成されている。また、位置決め板18は、後端側支持体12´と電極支持体15の間に配置されている。
この後端側支持体12´は支持板121、122および123´が積層されることにより構成され、各支持板121、122、123´の貫通孔121a、122aおよび123a´によって後端側挿通孔12X´が構成される。なお、貫通孔123a´は、小径孔123a1´と小径孔123a1´より大径の大径孔123a2´とから構成されている。
また、位置決め板18にはプローブ14の後端部位14vを位置決めするための位置決め孔18aが形成されている。この位置決め孔18aは、後端側挿通孔12X´の内径、特に、後端側挿通孔12X´の最も後端側の貫通孔123a´の小径孔123a1´の内径よりも小さく構成されている。したがって、後端側挿通孔12X´に挿通されたプローブ14の後端側部分14uの位置にある程度余裕があっても、位置決め板18の位置決め孔18aによってプローブ14の後端部位14vはより正確に位置決めできるので、電極16に対する導電接触状態の信頼性を高めることができる。また、電極16に対する導電接触状態が位置決め板18によって保障されるので、後端側挿通孔12X´の内径をある程度大きくすることが可能になる。
ここで、プローブ14を交換する場合には、位置決め板18を取り外すことにより、プローブ14の後端部位14vが後端側支持体12´の後方に突出した状態となり、しかも、後端側挿通孔12X´は上述のように大きな内径に構成できるので、プローブ14を後方へ抜き取ったり、あるいは、新たなプローブ14を装着したりすることがきわめて容易になる。
さらに、隣接する後端側挿通孔のプローブ案内方向を、図13または図14に示すような方向としても良い。ここで、図13および図14では、図10と同様に、プローブ14の先端部位14tと後端部位14vとの配置関係を図9のZ方向から示している。すなわち、図13に示すように、隣接する後端側挿通孔のプローブ案内方向を、一方向Bから図示反時計方向に角度α1だけ傾いた方向で、かつ、一方向Bに向かって傾斜する方向と、他方向Cから図示時計方向に角度α2だけ傾いた方向で、かつ、他方向Cに向かって傾斜する方向との2つの方向としても良い。このとき、角度α1と角度α2とは同一であっても良いし、異なっていても良い。また、図14に示すように、隣接する後端側挿通孔のプローブ案内方向を、一方向Bから図示時計方向に角度β1だけ傾いた方向で、かつ、一方向Bに向かって傾斜する方向と、他方向Cから図示時計方向に角度β2だけ傾いた方向で、かつ、他方向Cに向かって傾斜する方向との2つの方向としても良い。このとき、角度β1と角度β2とは同一であっても良いし、異なっていても良い。
さらにまた、上述した各形態では、先端側支持体11、11´および後端側支持体12、12´をそれぞれ複数の支持板111等が積層された構造としているが、それぞれを単一の部材により構成しても構わない。また、上述した各形態の支持板111等には、小径孔111a1等と大径孔111a2等とから構成される貫通孔111a等が形成されているが、貫通孔は軸線方向に同じ開口断面を有する形状に構成されていてもよい。
また、上述した各形態では、先端側挿通孔11Xが、先端側支持体11の対向面11aに直交するとともに、後端側挿通孔12Xが、先端側支持体11の対向面11aの直交方向に対して傾斜する傾斜部となっている。また、プローブ14の先端側部分14sは、後端側挿通孔12Xの傾斜方向にずれた位置、すなわち、傾斜部の傾斜した側にずれた位置に配置されている。しかし、図15に示すように、後端側挿通孔52Xを先端側支持体51の対向面51aに対して直交するように形成するとともに、先端側挿通孔51Xが、対向面51aの直交方向に対して傾斜する傾斜部を備えるように構成し、プローブ14の後端側部分14uが、傾斜部の傾斜した側(傾斜方向)にずれた位置に配置されるようにしても良い。
より具体的には、以下のように構成しても良い。たとえば、先端側支持体51の検査対象に対向する対向面51aに直交する貫通孔211aを有する支持板211と、対向面51aの直交方向に対して傾斜する貫通孔212aを有する支持板212とを積層して先端側支持体51を構成する。先端側挿通孔51Xは、貫通孔211aと貫通孔212aとから構成され、貫通孔212aが形成された部分が、先端側挿通孔51Xの傾斜部となっている。また、後端側支持体52には、対向面51aに直交する方向に後端側挿通孔52Xが形成されている。さらに、プローブ14の後端側部分14uが、先端側部分14sに対して、先端側挿通孔51Xの傾斜部の傾斜した側(傾斜方向)にずれた位置に配置されている。
このように構成した場合には、先端側挿通孔51Xから図示上側へプローブ14を抜き取ったり、図示上側から先端側挿通孔51Xにプローブ14を挿通する。このように構成した場合であっても、上述した実施の形態1に記載した効果と同様の効果を得ることができる。たとえば、傾斜部の傾斜方向とプローブ14の傾斜姿勢の向きとがほぼ一致するため、容易にプローブ14を抜き取ることができる。また、後端側挿通孔52Xが、先端側挿通孔51Xの傾斜部の傾斜方向にずれた位置に配置されているので、プローブ14を容易に後端側支持体52に挿通させることができる。
また、図16に示すように、先端側挿通孔51Xの傾斜部に加え、後端側挿通孔62Xが対向面51aの直交方向に対して傾斜する傾斜部を備えるように構成するとともに、先端側挿通孔51Xの傾斜部の傾斜方向と、後端側挿通孔62Xの傾斜部の傾斜方向とが略一致するように、先端側挿通孔51Xと後端側挿通孔62Xとを配置しても良い。すなわち、プローブ14の先端側部分14sおよび後端側部分14uのいずれか一方は、先端側部分14sおよび後端側部分14uのいずれか他方に対して、傾斜部の傾斜した側にずれた位置に配置されるようにしても良い。
より具体的には、以下のように構成しても良い。たとえば、上述のように、対向面51aに直交する貫通孔211aを有する支持板211と、対向面51aの直交方向に対して傾斜する貫通孔212aを有する支持板212とを積層して先端側支持体51を構成する。また、対向面51aに直交する貫通孔222aを有する支持板222と、対向面51aの直交方向に対して傾斜する貫通孔221aを有する支持板221とを積層して後端側支持体62を構成する。先端側挿通孔51Xは、貫通孔211aと貫通孔212aとから構成され、貫通孔212aが形成された部分が、先端側挿通孔51Xの傾斜部となっている。また、後端側挿通孔62Xは、貫通孔221aと貫通孔222aとから構成され、貫通孔221aが形成された部分が、後端側挿通孔62Xの傾斜部となっている。さらに、先端側挿通孔51Xの傾斜部の傾斜方向と、後端側挿通孔62Xの傾斜部の傾斜方向とが略一致するように、先端側挿通孔51Xと後端側挿通孔62Xとが配置されるとともに、プローブ14の先端側部分14sおよび後端側部分14uのいずれか一方は、先端側部分14sおよび後端側部分uのいずれか他方に対して、傾斜部の傾斜した側にずれた位置に配置されている。
このように構成した場合には、先端側挿通孔51Xの上側へ、または後端側挿通孔62Xから下側へプローブ14を抜き取ったり、上側から先端側挿通孔51Xに、または下側から後端側挿通孔62Xにプローブ14を挿通する。このように構成した場合であっても、上述した実施の形態1に記載した効果と同様の効果を得ることができる。たとえば、傾斜部の傾斜方向とプローブ14の傾斜姿勢の向きとがほぼ一致するため、容易にプローブ14を抜き取ることができる。また、上側から先端側挿通孔51Xにプローブ14を挿通する場合には、後端側挿通孔62Xが、先端側挿通孔51Xの傾斜部の傾斜方向にずれた位置に配置されているので、プローブ14を容易に後端側支持体62に挿通させることができ、下側から後端側挿通孔62Xにプローブ14を挿通する場合には、先端側挿通孔51Xが、後端側挿通孔62Xの傾斜部の傾斜方向にずれた位置に配置されているので、プローブ14を容易に先端側支持体51に挿通させることができる。なお、先端側支持体や後端側支持体での支持板の積層数に2枚には限定されない。
本発明の実施の形態1にかかる検査冶具の構造を示す概略斜視図である。 図1に示す検査冶具の断面構造を示す縦断面図である。 図1に示す先端側支持体の断面構造を示す拡大部分断面図である。 図1に示す後端側支持体の断面構造を示す拡大部分断面図である。 本発明の実施の形態1にかかるプローブの後端部位と電極との導電接触状態を示す拡大部分斜視図である。 図1に示す検査冶具を搭載してなる検査装置の概略構成を示す概略構成図である。 図1に示す検査冶具を所定の検査対象に適用した場合におけるコンタクト抵抗値とプローブの押し込み量との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態2にかかる後端側支持体の図4に示す断面とは異なる断面の構造を示す拡大部分断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる検査治具の一部の断面構造を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2にかかるプローブの先端部位と後端部位との配置関係を図9のZ方向から示す図である。 本発明の他の形態にかかる先端側支持体の断面構造を示す拡大部分断面図である。 本発明の他の形態にかかる後端側支持体の断面構造を示す拡大部分断面図である。 本発明の他の形態にかかるプローブの先端部位と後端部位との配置関係を図9のZ方向から示す図である。 本発明の他の形態にかかるプローブの先端部位と後端部位との配置関係を図9のZ方向から示す図である。 本発明の他の形態かかる先端側支持体および後端側支持体の断面構造を示す拡大部分断面図である。 本発明の他の形態かかる先端側支持体および後端側支持体の断面構造を示す拡大部分断面図である。
符号の説明
10 検査冶具
11、11´、51 先端側支持体
11a、51a 対向面
11X、11X´51X 先端側挿通孔
12、12´52、62 後端側支持体
12X、12X´、12X1、12Y、12Y1、52X、62X 後端側挿通孔
14 プローブ
14s 先端側部分
14u 後端側部分
15 電極支持体
16 電極
18 位置決め板
18a 位置決め孔
100 検査装置
110 制御部(電気的検査手段)
A 先端側挿通孔の配列方向
B 一方向
C 他方向
V1 プローブ案内方向
V2 プローブ案内方向
W 検査対象
θ1、θ2 角度(傾斜角度)

Claims (10)

  1. 検査対象に向くプローブ案内方向を有する先端側挿通孔を備えた先端側支持体と、
    上記先端側支持体の後方に間隔を介して配置され、上記先端側挿通孔のプローブ案内方向に対して傾斜したプローブ案内方向を有する後端側挿通孔を備えた後端側支持体と、
    その先端が上記検査対象側において出没可能となるように上記先端側挿通孔に挿通された先端側部分および上記後端側挿通孔に挿通された後端側部分を有する屈曲可能で弾性を備えたプローブと、
    上記後端側支持体の後方に配置され、上記後端側部分に当接する電極と、
    を具備し、
    上記プローブの上記先端側部分は、上記後端側部分に対して上記後端側挿通孔のプローブ案内方向の傾斜した側にずれた位置に配置されていることを特徴とする検査冶具。
  2. 前記先端側挿通孔の後端側の開口位置は、前記後端側挿通孔から見て前記後端側挿通孔のプローブ案内方向に配置されていることを特徴とする請求項1記載の検査冶具。
  3. 前記先端側挿通孔、前記後端側挿通孔および前記プローブは複数設けられ、上記複数の後端側挿通孔のプローブ案内方向は、前記先端側挿通孔のプローブ案内方向に対して同じ方向に傾斜していることを特徴とする請求項1または2記載の検査冶具。
  4. 前記先端側挿通孔、前記後端側挿通孔および前記プローブは複数設けられ、隣接する上記複数の後端側挿通孔のプローブ案内方向は、前記先端側挿通孔のプローブ案内方向に対して異なる方向に傾斜していることを特徴とする請求項1または2記載の検査冶具。
  5. 前記隣接する複数の後端側挿通孔のプローブ案内方向は交互に、前記先端側挿通孔の配列方向に直交する一方向と、該一方向の反対方向である他方向との異なる方向に傾斜していることを特徴とする請求項4記載の検査冶具。
  6. 前記複数の後端側挿通孔のプローブ案内方向が傾斜する角度として、複数の異なる傾斜角度が設定されていることを特徴とする請求項4または5記載の検査治具。
  7. 前記電極を支持する電極支持体を有し、前記後端側支持体と上記電極支持体とが着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1から6いずれかに記載の検査冶具。
  8. 前記後端側支持体と前記電極との間には位置決め板が着脱可能に配置され、上記位置決め板には、前記後端側挿通孔に連通し、前記後端側挿通孔よりも小径に構成された位置決め孔が設けられていることを特徴とする請求項1から7いずれかに記載の検査冶具。
  9. 所定のプローブ案内方向を有する先端側挿通孔と、検査対象に対向する対向面とを備えた先端側支持体と、
    上記先端側支持体の後方に間隔を介して配置され、所定のプローブ案内方向を有する後端側挿通孔を備えた後端側支持体と、
    その先端が上記検査対象側において出没可能となるように上記先端側挿通孔に挿通された先端側部分および上記後端側挿通孔に挿通された後端側部分を有する屈曲可能で弾性を備えたプローブと、
    上記後端側支持体の後方に配置され、上記後端側部分に当接する電極と、
    を具備し、
    上記先端側挿通孔および上記後端側挿通孔の少なくともいずれか一方は、そのプローブ案内方向が上記対向面の直交方向に対して傾斜する傾斜部を備え、
    上記プローブの上記先端側部分および上記後端側部分のいずれか一方は、上記先端側部分および上記後端側部分のいずれか他方に対して、上記傾斜部の傾斜した側にずれた位置に配置されていることを特徴とする検査冶具。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の検査冶具と、該検査冶具の前記複数の電極に導電接続された電気的検査手段とを有することを特徴とする検査装置。
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