JP2005335570A - 車両装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の車両装置では、運転中の前後走行、加速及び減速、左右操舵等の走行状態若しくはそれに関連した走行関連状態を周囲の者にアピールする手段がなかったことから、危険回避や交通安全対策が十分ではない。
【解決手段】 この車両装置は、2つの車輪64L,64Rを回転自在に支持するステップベース62と、2つの車輪を回転駆動する2つの車輪駆動ユニット63L,63Rと、車体の走行状態又は走行に関連した状態を検出する姿勢検出センサ9と、この姿勢検出センサ9により検出される車体の走行状態又は走行関連状態を表示する補助前照灯、後進灯等を設ける。車体の走行状態又は走行関連状態に応じて、補助前照灯76L,76R、後進灯71L,71R等の表示手段を、点灯し、点滅し若しくは光を強弱させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1つ又は2つの車輪で走行する車両装置に関し、特に、車両の走行状態又は走行関連状態を表示して周囲に知らせるようにした車両装置及び車体の傾きのいかんに拘らず前照灯の光軸の方向を一定方向に保持し若しくはその光軸の方向を任意の角度に設定するようにした車両装置に関するものである。
従来の、この種の車両装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、同軸二輪車における姿勢制御方法に関するものが記載されている。この特許文献1に記載された同軸二輪車における姿勢制御方法は、「一対の車輪と、両車輪間に架設された車軸と、車軸上に回動可能に支持された車体と、車体に装着された車輪駆動用モータと、車輪駆動用モータに作動指令を送る制御コンピュータと、車体の傾きを検出する角度検出手段とからなる同軸二輪車において、前記角度検出手段により検出される車体の傾斜角度を短時間間隔にてサンプリングし、車体のサンプリング傾斜角度を状態変数、フィードバックゲインを係数として制御コンピュータ内に予め入力設定された制御入力算出式に前記サンプリング値を代入して演算し、この演算に基づいて車輪駆動用モータの制御トルクを算出し、この算出された制御トルク相当の作動を制御コンピュータから車輪駆動用モータに指令する」ことを特徴としている。
このような構成を有する同軸二輪車における姿勢制御方法によれば、「車体の傾きを検出する角度検出手段により検出される車体の傾斜角度を短時間間隔にてサンプリングし、車体のサンプリング傾斜角度及びフィードバックゲインを係数として制御コンピュータ内に予め入力設定された制御入力算出式にサンプリング値を代入して演算し、この演算に基づいて車輪駆動用モータの制御トルクを算出すると共に、この算出された制御トルク相当の作動を制御コンピュータから車輪駆動用モータに指令して同軸二輪車における姿勢を制御するようにしたので、前記算出結果に基づいて車輪駆動用モータのフィードバック制御が行われ、車体が傾動すれば車輪が車体の傾動方向へ直ちに移動して車体の復元が確実に行われる」等の効果が期待される。
また、従来のこの種の車両装置の他の例としては、例えば、特許文献2に記載されているようなものもある。特許文献2には、不安定車両の走行制御装置に関するものが記載されている。この特許文献2に記載された不安定車両の走行制御装置は、「少なくとも点接触を含み、一直線上に接地点を有する断面円形の回転体とその上方に配置される座席とからなり、該回転体の回転軸線の上方に重心位置を備えてなる不安定車両の走行を制御する装置であって、前記回転軸線と重心位置とを結ぶ線の重力方向に対する傾斜角度及び/又は傾斜角速度を検出する検出手段と、前記回転体に接続され、それを駆動する駆動手段、及び前記検出値を減少させるべく該駆動手段の制御値を決定する制御値決定手段、を備えた」ことを特徴としている。
このような構成を有する不安定車両の走行制御装置によれば、「運転者が車両を所望の方向に傾斜させることによってその方向に走行させることができ、接地面積も少なくて小回りが効き、よって狭隘な個所でも支障なく走行することができる」という効果が期待される。
特開昭63−305082号公報 特開平4−201793号公報
しかしながら、特許文献1に記載された車両装置及び特許文献2に記載された車両装置のいずれの場合においても、運転中の前後走行、加速及び減速、左右操舵、旋回走行、制動動作、人や車等の異常接近を運転者や周囲の者が認識し得る手段、即ち、車体の走行状態又は走行関連状態を表示する表示手段が存在しなかった。そのため、運転者自身或いは周囲の者に対しての危険回避や交通安全対策が十分ではないという課題があった。
また、従来の車両装置においては、車体に前照灯が設置されていないことから、建物内の暗い場所における走行や、夕方から夜にかけての夜間走行等に支障を生じていた。この場合の対策としては、例えば、車体に立設されたハンドルポストに前照灯を取り付けることが考えられる。
ところが、ハンドルポストに前照灯を固定すると、前照灯の光軸の方向が一方向に固定されてしまうため、車体の姿勢変化によってその光軸の方向が簡単に変動してしまい、前照灯の役割が十分には達成されないという問題が生ずることになる。特に、1つ又は2つの車輪で走行する本願発明のような車両装置の場合には、車体の姿勢が頻繁に、しかも四輪車等のように車両姿勢が安定している車両に比べて大きく傾くことがある。その結果、車体の姿勢変動に応じて前照灯の光軸方向が上下方向に頻繁に変動することになり、本来の照射位置を外れてしまうという課題があった。更に、運転者が車体に乗った乗車状態で、走行環境に応じて前照灯の角度を直接手で調整しようとすると、車両装置のバランスを崩すことになって簡単には調節できないという課題もあった。
解決しようとする問題点は、運転中の前後走行、左右操舵、その場旋回、加速及び減速、制動等の走行状態若しくはそれに関連した走行関連状態、及び人や自動車等の接近危険状態に際し、人や自動車等の他者に対してその状態をアピールする手段がなかったことから、危険回避や交通安全対策が十分ではないという点である。
更に、前照灯が車体に一体的に固定されている場合には、車体の傾きに応じて前照灯の光軸が上下方向に変動してしまうために、前照灯の光軸方向が上下方向に頻繁に変動することになり、本来の照射位置を外れてしまうという点である。
本出願の請求項1に記載の車両装置は、1つ又は2つの車輪を回転自在に支持する車体と、1つ又は2つの車輪を回転駆動する1つ又は2つの車輪駆動手段と、車体の走行状態又は走行に関連した状態を検出する状態検出手段と、この状態検出手段により検出される車体の走行状態又は走行関連状態を表示する表示手段と、を設けたことを主要な特徴とする。
本出願の請求項2に記載の車両装置は、状態検出手段は、車体に作用する速度又は加速度に基づき車体の姿勢を検出する加速度センサ又はジャイロセンサからなることを特徴とする。
本出願の請求項3に記載の車両装置は、状態検出手段は、車体に異常接近する物を検出する距離センサからなり、表示手段は警笛であって、距離センサの検出信号に基づき警笛を鳴らすようにしたことを特徴とする。
本出願の請求項4に記載の車両装置は、状態検出手段は、車体に搭乗した運転者の体重移動を検出する荷重センサからなることを特徴とする。
本出願の請求項5に記載の車両装置は、表示手段は、前進走行の速度若しくは加速度に応じて作動される補助前照灯若しくは制動灯と、旋回走行の速度若しくは加速度に応じて作動される車幅灯と、後進走行の速度若しくは加速度に応じて作動される後進灯との少なくとも1つであることを特徴とする。
本出願の請求項6に記載の車両装置は、表示手段は、前進走行、後進走行又は旋回走行の速度若しくは加速度に応じて補助前照灯、制動灯、車幅灯又は後進灯を点灯し、点滅し若しくは光を強弱させることを特徴とする。
本出願の請求項7に記載の車両装置は、1つ又は2つの車輪を回転自在に支持する車体と、1つ又は2つの車輪を回転駆動する1つ又は2つの車輪駆動手段と、車体の姿勢変化を検出してその検出信号を出力する姿勢検出手段と、車体又は車体に固定されたハンドルポストに姿勢変更可能に支持されると共に前方を照明可能な前照灯と、姿勢検出手段からの検出信号に基づき前照灯の照明の光軸方向を制御する光軸制御手段と、を設け、車体の姿勢変動に拘わりなく光軸方向を一定方向に保持するようにしたことを主要な特徴とする。
本出願の請求項8に記載の車両装置は、光軸制御手段は、車体の姿勢変動に拘わりなく前照灯の光軸方向を任意の方向に設定可能としたことを特徴とする。
本出願の請求項9に記載の車両装置は、光軸制御手段は、電動モータと、この電動モータの回転力を前照灯に伝達して前照灯を上下方向に回動させるギア列と、を有することを特徴とする。
本出願の請求項10に記載の車両装置は、光軸制御手段は、前照灯に設けられた錘からなり、この錘の自重によって前照灯の光軸方向を一定方向に保持するようにしたことを特徴とする。
本出願の請求項11に記載の車両装置は、姿勢検出手段は、車体に作用する速度又は加速度に基づき車体の姿勢を検出する加速度センサ又はジャイロセンサからなることを特徴とする。
本出願の請求項1に記載の車両装置によれば、1つ又は2つの車輪を支持する車体と1つ又は2つの車輪駆動手段と状態制御手段と表示手段とを設ける構成としたことにより、
車両の走行状態や走行関連状態を表示手段で表示して、それらの状態を運転者自身が認識し或いは歩行者等に知らせることができる。
本出願の請求項2に記載の車両装置によれば、状態検出手段を加速度センサ又はジャイロセンサで構成することにより、比較的簡単な構造でありながら車両の走行状態や走行関連状態を確実に検出することができる。
本出願の請求項3に記載の車両装置によれば、状態検出手段を荷重センサで構成することにより、運転者の体重移動による車両の走行状態の変化を確実に検出することができる。
本出願の請求項4に記載の車両装置によれば、状態検出手段を距離センサで構成することにより、歩行者や対向車等が異常に接近するような走行関連状態を確実に検出することができる。
本出願の請求項5に記載の車両装置によれば、表示手段を補助前照灯、制動灯、車幅灯又は後進灯の少なくとも1つで構成することにより、前進走行、後退走行又は旋回走行等の車両の走行状態を、各種のランプにより表示して運転者や周囲の者に知らせることができる。
本出願の請求項6に記載の車両装置によれば、表示手段の補助前照灯、制動灯、車幅灯又は後進灯を走行状態に応じて点灯し、点滅し若しくは光の強弱として表示することにより、点灯の有無や光の強弱等によって車両の走行状態を、運転者や周囲の者に知らせることができると共に、搭乗者が行動・変更を起こす際にマニュアル操作をしなくても、自動的に車体の傾斜や荷重の偏りなどを姿勢検出センサにて検知し、方向指示及び行動表示をするために、搭乗者のスキルを必要とせず、方向指示及び行動表示を忘れることがない。
本出願の請求項7に記載の車両装置によれば、1つ又は2つの車輪を支持する車体と1つ又は2つの車輪駆動手段と姿勢検出手段と前照灯と光軸制御手段とを設ける構成としたことにより、車体の姿勢変動に拘わりなく前照灯の光軸方向を一定方向に保持することができる。そのため、走行状態や路面状態に拘らず、前照灯の光軸方向を常に一定方向に向けて照らすことができ、走行の安全を確保できると共に、歩行者等に対しても、歩行者を直接照らして眩しい思いをさせることがない。
本出願の請求項8に記載の車両装置によれば、光軸制御手段によって前照灯の光軸方向を任意の方向に設定可能な構成としたことにより、前照灯の角度を所望の角度に簡単に変更することができ、希望する範囲を容易に照らすことができる。
本出願の請求9に記載の車両装置によれば、光軸制御手段を電動モータとギア列とで構成することにより、構造が簡単であって安価に製造できる機構によって前照灯を確実に回動動作させることができる。
本出願の請求項10に記載の車両装置によれば、光軸制御手段を錘で構成することにより、構造が極めて簡単であって安価に製造できる機構によって前照灯を確実に一定方向に向けさせることができる。
本出願の請求項11に記載の車両装置によれば、姿勢検出手段を加速度センサ又はジャイロセンサで構成することにより、比較的簡単な構造でありながら車体の姿勢変化を確実に検出することができる。
車体の傾きのいかんに拘らず前照灯の光軸を一定方向に保持し若しくは任意の角度に設定できるようにすると共に、運転中の前後走行、加速及び減速、左右操舵等の走行状態若しくは挙動等を周囲の者にアピールできる車両装置を、簡単な構造によって実現した。
図1〜図15は、本発明の実施の形態を示すものである。即ち、図1は本発明の車両装置の第1実施例を正面側から見た斜視図、図2は図1の車両装置に人が搭乗した状態を正面側から見た斜視図、図3は同じく背面側から見た斜視図、図4は車両の前進走行の説明図、図5は同じく制動時の説明図、図6は左旋回時の説明図、図7は右旋回時の説明図、図8は後進走行の説明図、図9は前方に障害物があるときの説明図である。
また、図10A,Bは本発明の車両装置の第2実施例を示す背面図及び側面図、図11A,Bは図10の車両装置の姿勢変化を示す説明図、図12A,B,Cは図10に示す前照灯の第1実施例の側面図,正面図,断面図、図13A,B,Cは図10に示す前照灯の第2実施例の側面図,正面図,断面図、図14は図10の車両装置の構成を示すブロック図、図15は同じく前照灯光軸の自動補正の制御ブロック図である。
まず、図1乃至図9を参照して、本発明の車両装置の第1実施例を説明する。図1〜図3は、本発明の車両装置を二輪車に適用したものである。この第1実施例で示す二輪車61は、車両自体の走行状態やその走行に関連した周囲の状態等の走行関連状態を表示手段によって表示可能に構成されている。この二輪車61の目的は、運転中の前後走行、左右操舵、その場における旋回、加速減速及び制動、並びに人や自動車等の接近状態に際し、人や自動車等の他者に対しての危険回避及び交通安全手段としての認知をさせることである。そして、この二輪車61の走行又は運転中の走行状態又は走行に関連した状態を周辺の他者へアピールして認知させることにより、事故災害の発生を未然に防止することにある。
この二輪車61は、後述する第2実施例の二輪車1と比べて各部の形状が若干異なるが、その基本的構成は異なるものではない。即ち、二輪車61は、人が搭乗可能な車体としてのステップベース62と、このステップベース62の左右両側に配置された2つの車輪駆動ユニット63L,63Rと、それぞれの車輪駆動ユニット63L,63Rに個別に回転駆動自在に支持された2つの車輪64L,64Rと、ステップベース62に固定されたハンドルポスト66と、このハンドルポスト65の上部に取り付けられたマニュアル操作部66及び表示装置67等を備えて構成されている。
ステップベース62は、人を乗せることができる扁平な筐体又は板体から構成されている。図1及び図2に示すように、ステップベース62の前面の左右両側には左右の方向指示器70L,70Rが設けられている。また、図3に示すように、ステップベース62の後面には、左右両側に配置された制動灯(ブレーキランプ)71L,71Rと、中央部に配置された後進灯(バックランプ)72が設けられている。一般的に、左右の方向指示器70L,70Rはオレンジ色の表示灯であり、左右の制動灯71L,71Rは赤色の表示灯であって、後進灯72は白色の表示灯であるが、これに限定されるものではない。
ハンドルポスト66は、コ字状に折り曲げ形成されたパイプ状の部材からなり、ステップベース62に対して少々前傾状態となるように取り付けられている。このハンドルポスト66の左右両側の高さ方向中途部には、左右の車幅灯(サイドランプ)73L,73Rがそれぞれ側方に向けて取り付けられている。
また、ハンドルポスト66の上部に取り付けられた表示装置67は、側面形状がL字状に形成された筐体から構成されている。この表示装置67の内側には、図3に示すように、走行に関する各種の情報を表示する液晶ディスプレイ等の表示器74が取り付けられている。この表示器74では、例えば、スピードメータ、ナビゲーション等を表示するようにする。
表示装置67の外面である正面には、図1及び図2に示すように、前照灯75と左右の補助前照灯76L,76Rと警報器77とが設けられている。一般的に、前照灯75及び左右の補助前照灯76L,76Rは白色の表示灯であり、警報器77は、音によって危険な状態を周囲の者に知らせるものである。
マニュアル操作部66は、二輪車61を運転者が走行・操舵するために用いられるもので、例えば、車両を加速させるアクセル装置、車両を減速させるブレーキ装置、左右方向に旋回させる操舵装置等から構成されている。更に、ステップベース62には、図示しないが、車輪駆動用モータに駆動信号を出力する制御装置と、車体の傾きを検出する姿勢検出センサが設けられている。
このような構成を有する二輪車61では、姿勢検出センサにより検出される車体の傾斜角度を短時間間隔にてサンプリングし、車体のサンプリング傾斜角度を状態変数、フィードバックゲインを係数として制御装置により、その制御コンピュータ内に予め入力設定された制御入力算出式にサンプリング値を代入して演算する。この演算に基づいて車輪駆動用モータの制御トルクを算出し、この算出された制御トルクに相当する作動に対応した制御信号を、制御コンピュータから車輪駆動用モータに出力する。そして、運転者が前記危険回避・事故災害回避を行うために、例えば、道路交通法においては3秒前にマニュアル操作部66をマニュアル操作して、制動灯71L,71Rと方向指示器70L,70Rと車幅灯73L,73Rと補助前照灯76L,76Rと警報器77等を適宜に表示又は動作させ、人や自動車等の他者に対してアピールして認知させるようにする。
この二輪車61によれば、車体を前方に傾けると、その角度変化を加速度センサやジャイロセンサ等の姿勢検出センサが検出してその検出信号を制御装置に供給し、この検出信号を受けた制御装置が車体の角度変化に応じた駆動信号を車輪駆動用モータに出力することにより、二輪車61が前進走行される。同様に、車体を後方に傾けると、その角度変化を姿勢検出センサが検出してその検出信号を制御装置に供給し、この検出信号を受けた制御装置が車体の角度変化に応じた駆動信号を車輪駆動用モータに出力することにより、二輪車61が後進走行される。
この際、二輪車61の前進走行における加速度や速度レベルに応じて、補助前照灯76L,76R等を点灯し、点滅し、若しくは光を強弱させて自動表示させるようにする。後進走行の場合も同様であり、後進走行における加速度や速度レベルに応じて、後進灯72を点灯し、点滅し、若しくは光を強弱させて自動表示させるようにする。また、前進走行と後進走行の動作を組み合わせ、前進中に車体を徐々に後方へ傾斜させることによって制動作用を生じさせることができるが、この角度変化を姿勢検出センサで検出し、その検出信号を制御装置に供給して車体の角度変化に応じて車輪駆動用モータを制御すると共に、これを制動灯71L,71Rの点灯等によって自動表示させるようにする。
二輪車61の旋回時においては、マニュアル操作部66のマニュアル操作によって、左右の方向指示器70L,70Rや車幅灯73L,73Rを点灯し、点滅し、若しくは光を強弱させて自動表示させるようにする。また、例えば、ステップベース62上に一対の荷重センサを設け、運転者の左右方向への体重移動によって旋回動作を検出する構成とし、これによって左右の方向指示器70L,70Rや車幅灯73L,73Rを点灯等してもよい。また、人や障害物が異常に近づく等の接近危険状態においては、車体に距離センサを設け、この距離センサで障害物等との距離を検出して、警報器77を鳴らすようにする。なお、走行中は相互安全のために、前照灯75や車幅灯73L,73R等を点灯するとよい。
これらにおける運転者の行動と表示手段の関係を、図4乃至図9を用いて詳細に説明する。図4は、二輪車61の前進走行中の行動・状態を示す図である。車体62を前方に傾ける(運転者の重心位置を前方に移動する。)と、二輪車61を前進走行させることができるが、この車体62の前方傾斜及び運転者の挙動を姿勢検出センサによって加速度若しくは速度として検出する。これにより、運転者が自分で操作することなく、自動的に車体の傾斜及び運転者の挙動に対応する表示方法である補助前照灯76L,76R等を点灯し、点滅し、若しくは光を強弱させる。この表示により、二輪車61の前進走行速度を公知させ、走行中であることを自動表示して知らせることができる。
図5は、二輪車61の前進走行中における制動動作を示す図である。車体62を後方に傾ける(運転者の重心位置を後方に移動する。)ことで制動させることができるが、この車体62の後方傾斜及び運転者の挙動を姿勢検出センサによって加速度若しくは速度として検出する。これにより、運転者が自分で操作することなく、自動的に車体の傾斜及び運転者の挙動に対応する表示方法である制動灯71L,71R等を点灯し、点滅し、若しくは光を強弱させる。この表示により、二輪車61の制動動作を公知させ、後方の追尾者に対して警告を行い、速度を落とすことを公知させ、停車中であることを自動表示して知らせることができる。
図6は、二輪車61の左旋回における行動・状態を示す図である。二輪車61の左旋回においては、荷重センサを用いて運転者の左右方向への体重移動を検知することにより、自動的に左側の方向指示を発動し、これに対応した左側方向指示器71Lを自動的に点灯表示させる。これにより、後方の追従者や指示方向側にいる周辺者に警告し、それを認知させることができる。
図7は、二輪車61の右旋回における行動・状態を示す図である。同様に、二輪車61の右旋回においては、荷重センサを用いて運転者の左右方向への体重移動を検知することにより、自動的に右側の方向指示を発動し、これに対応した右側方向指示器71Rを自動的に点灯表示させる。これにより、後方の追従者や指示方向側にいる周辺者に警告し、それを認知させることができる。
図8は、二輪車61の後進走行中における行動・状態を示す図である。前進中に車体62を徐々に後方に傾けることで制動作用(効果)を得られるが、この車体62の後方傾斜及び運転者の挙動を姿勢検出センサによって加速度若しくは速度として検出する。これにより、運転者が自分で操作することなく、自動的に車両の後進走行に対応する表示方法である後進灯72を点灯し、点滅し、若しくは光を強弱させる。この表示により、二輪車61の後進走行を公知させ、後方の視界を確保すると共に後方の追尾者に対して警告を行い、速度を落とすことを公知させることを自動表示して知らせることができる。
図9は、二輪車61の前進走行中における接近危険状態を示す図である。前進走行中に、人や障害物が近づいてきた接近危険状態においては、距離センサによって障害物との距離を検出する。そして、障害物が所定距離以上に近づいたとき(例えば、半径3m等)に、警報器77を鳴らすようにする。これにより、運転者が自分で操作することなく、自動的に障害物が近づいたことに対応する表示方法である警報器77を鳴らして、障害物等が所定の領域内に侵入したことを公知させ、周囲の者に対して警告を行い、危険であることを知らせることができる。
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例では、二輪車に適用した例について説明したが、1個の車輪に台車を搭載した一輪車である車両装置に用いることができる。この一輪車の場合、左右方向への旋回走行を考慮すると、1個の車輪の形状は球体或いは樽形状とするのが好ましい。
次に、図10乃至図15を参照して、本発明の車両装置の第2実施例を説明する。図10A,Bは、本実施例の車両装置を二輪車に適用したものである。この二輪車1は、運転者が車体2に搭乗した状態において、立った状態でアクセルを操作して左右の車輪駆動ユニット3L,3Rを駆動して左右の車輪4L,4Rを回転することにより、その車両を前進走行、後進走行及びこれらに関連する左右方向への旋回走行を行うことができる。
図10A,Bに示すように、二輪車1は、人が搭乗可能な車体の一具体例を示すステップベース2と、このステップベース2の左右両側に配置された2つの車輪駆動ユニット3L,3Rと、それぞれの車輪駆動ユニット3L,3Rに個別に回転駆動自在に支持された2つの車輪4L,4Rと、ステップベース2の前側中央部に設けられた本体ベース5と、この本体ベース5に固定されたハンドルポスト6と、このハンドルポスト6の上部に取り付けられたハンドル7及び前照灯8等を備えて構成されている。
ステップベース2は、人を乗せることができる平板状の部材からなり、その左右両側の略中央部には、上方に立ち上げられたブラケットがそれぞれ設けられている。各ブラケットには、左右の車輪駆動ユニット3L,3Rがそれぞれ個別に取り付けられている。各車輪駆動ユニット3L,3Rは、それぞれ車輪駆動モータを備えており、それぞれの回転軸部の外面に左右の車輪4L,4Rがボルト及びナットからなる固着手段によってそれぞれ着脱可能に固定されている。
左右の車輪4L,4Rは、適当な強さを備えた柔軟性のあるもの、例えば、空気入りタイヤが用いられている。即ち、各車輪4L,4Rは、車輪駆動モータの出力軸に固定される円盤状のホイールベースと、このホイールベースの外周面に装着されたゴム製のタイヤとから構成され、タイヤに適当な圧力の空気が充填されている。更に、各車輪駆動ユニット3L,3Rには、図14に示すように、車輪駆動モータの回転軸の回転角度を検出するための角度検出器13L,13Rが設けられている。
本体ベース5は、ステップベース2の上面を左右方向に仕切るように設けられた箱状の部材からなる。この本体ベース5内に、車体2の姿勢変化を検出してその検出信号を出力する姿勢検出手段である姿勢検出センサ9と、この姿勢検出センサ9からの検出信号に基づき前照灯8の照明の光軸方向を上下方向に制御する光軸制御手段10とが収納されている。姿勢検出センサ9としては、例えば、車体2に作用する速度又は加速度を検出し、この速度又は加速度に基づいて車体の姿勢(前傾状態、後傾状態、左右に傾いた状態、或いはこれらが組み合わされた傾いた状態)を検出することができる加速度センサ又はジャイロセンサその他の車体の傾きを検出できる装置を用いることができる。
図14に示すように、光軸制御手段10としては、例えばマイクロコンピュータによって構成される制御装置を用いることができる。制御装置10は、A/D変換回路11と演算回路12とROMやRAM等の記憶装置(メモリー)14等を備えて構成されている。このような構成を有する制御装置10に、右用の駆動回路15Rを介して右側の車輪駆動ユニット3Rが接続され、左用の駆動回路15Lを介して左側の車輪駆動ユニット3Lが接続されている。更に、制御装置10には、電源の一具体例を示すバッテリー16が接続されている。このバッテリー16は、非常停止用スイッチ17を介して左右の駆動回路15L,15Rに接続されている。
制御装置10のA/D変換回路11には姿勢検出センサ9が接続されており、この姿勢検出センサ9で検出された車体2の姿勢の変化である、ピッチング(2つの車輪4L,4Rの軸方向と直交する前後方向に傾くように動く振動)、ローリング(2つの車輪4L,4Rの軸方向と直交する前後方向を中心として左右方向に傾くように動く振動)、ヨーイング(車体と垂直をなす上下方向を中心として時計方向及び反時計方向に回転するように動く振動)等の情報が入力される。これらの検出信号に基づいて制御装置10は、所定の走行状態を維持するための制御信号を左右の駆動回路15L,15Rに出力し、左右の車輪4L,4Rを駆動制御する。
ハンドルポスト6は、ステップベース2の上面に略垂直に立設されていて、その上端には、この二輪車1を起動するための電源スイッチ20が設けられている。ハンドル7は、ハンドルポスト6の上端に固定される固定部7aと、この固定部7aの上端に固定されて横方向に延在された把持部7bとから構成されている。ハンドル7の把持部7bの一端には、左右の車輪駆動ユニット3L,3Rの回転速度を増減変化させて前進方向及び後進方向への加速及び減速を行うアクセルグリップ21が設けられている。
また、ハンドルポスト6の上部の前面には、前照灯8が上下方向へ角度変更自在に取り付けられている。この前照灯8は、図12A、B及びCに示すような構成を有している。即ち、前照灯8は、所定の配線パターンが設けられ且つ円盤状に形成された回路基板22と、この回路基板22の前面に実装された光源の一具体例を示す複数個の発光ダイオード(LED)23と、これら複数個の発光ダイオード23と回路基板22との間に介在された反射板24と、回路基板22を保持するレンズハウジング25等から構成されている。光源としては、この実施例で示すLEDに限定されるものではなく、例えば、白熱灯その他各種の発光装置を用いることができる。
反射板24は、複数個の発光ダイオード(LED)23を位置決めしたり、光源背面に向かう漏れ光を前面に反射させるものである。この反射板の材質としては、例えば、光を良く反射する白色の合成樹脂や、その合成樹脂の表面にクロムメッキ等を施して反射効率を高めたものを用いることが好ましい。しかしながら、反射板の材質は、合成樹脂に限られるものではなく、アルミニウム合金その他の金属を用いることもできる。
レンズハウジング25は、回路基板22の一部と共に複数個の発光ダイオード23が挿入される円形の光源収納部26を有する一面が閉じられた円筒状の部材からなる。この光源収納部26の閉じ側の外面には、球面状に膨出されたレンズ部25aが発光ダイオード23の数と同じ数だけ設けられている。このレンズ部25aは、光源から放射された光を目的の照射位置に集光するためのものである。このレンズ部25aと反対側の光源収納部26の開口側端縁には、回路基板22を保持するための複数本の係止爪28が円周方向に略等間隔に設けられている。これら複数本の係止爪28で回路基板22を係止することにより、回路基板22を介して発光ダイオード23の脱落が防止されている。
レンズハウジング25の外周面には、半径方向外側に突出する一対の回動軸部27a,27bが設けられている。この一対の回動軸部27a,27bを介してレンズハウジング25が、ハンドルポスト6に固定されるフレーム30に回動自在に支持されている。フレーム30は、一対の回動軸部27a,27bをそれぞれ支持する第1及び第2の軸支持片31,32と、第1の軸支持片31に一体に設けられたブラケット片33とを有している。第2の軸支持片32は、第1の軸支持片31に対して固定ネジ34によって着脱可能に締付固定されている。これにより第2の軸支持片32が第1の軸支持片31に対向され、その重なり合う位置に軸受穴31a,32aがそれぞれ設けられている。
第1及び第2の軸支持片31,32の各軸受穴31a,32aには、環状をなす軸受リング35がそれぞれ装着されている。軸受リング35は、潤滑材が添加された無給油軸受であり、この軸受リング35を介してレンズハウジング25の一対の回動軸部27a,27bがフレーム30に回動自在に支持されている。更に、第1の回動軸部27aには従動ギア37が回転方向へ一体となるよう圧入等の固着手段によって嵌合固定されている。
従動ギア37は第1の軸支持片31の内側に配置されていて、その歯数よりも少ない歯数の原動ギア38が噛合されている。原動ギア38は、前照灯用の駆動モータ40の回転軸40aに一体的に固定されている。そして、駆動モータ40がブラケット片33に固定されている。この駆動モータ40は、図14に示すように、駆動回路41を介して制御装置10に接続されている。この制御装置10から出力される制御信号で駆動回路41を介して駆動モータ40を回転駆動することにより、前照灯8を上下方向に回動させて、その照明の光軸角度を上下方向に調整することができる。
この前照灯8の光軸は、車体2の姿勢変動に拘わりなく常に一定方向(例えば、水平方向)に向くように設定しておくことができ、また、その場その場に応じて任意の角度に設定することもできる。前照灯8の光軸の方向を一定方向に保持する場合は、前述した姿勢検出センサ9で車体の姿勢を常に検出し、その検出信号を制御装置10に入力して左右の車輪駆動ユニット3L,3Rを制御することによって実行することができる。また、図14に示すように、光軸調整器44を設けて制御装置10に接続し、光軸調整器44で制御装置10の出力を調整可能とすることにより、前照灯8の光軸の方向を任意の角度に設定することができる。
このような光軸調整器44としては、例えば、可変抵抗器からなるボリュウムであってもよく、また、オン・オフスイッチであってもよい。光軸調整器44として可変抵抗器を用いる場合には、その操作量に応じて前照灯8の光軸の角度調整を行うことができる。一方、光軸調整器44としてオン・オフスイッチを用いる場合には、1回のスイッチ操作によって予め設定された所定角度を一度に調整することができる。図10A,B及び図11A,Bに示す符号39は、二輪車1を手に提げて持ち運ぶための取手である。
図15は、このような構成を有する前照灯光軸自動補正の制御ブロックを示すものである。この制御を行う制御装置10に、まず、姿勢検出センサ9で検出された車体2のピッチングに対応したピッチ角に関する情報と、前照灯8の光軸方向を一定(例えば、水平面と平行をなす角度、或いは運転者によって予め設定された角度)に保持する基準値(設定角度)に対応した情報が入力される。これらの情報を制御装置10が比較演算し、その差に応じた制御信号を駆動回路41に出力する。これにより、前照灯8の光軸を一定方向に復帰させるように前照灯用駆動モータ40が回転駆動され、その光軸が所定方向に復帰される。
なお、前記基準値は、運転者が光軸調整器44を操作することによって変更することができる。かかる場合には、光軸調整器44によって新たに設定された基準値を基準にして、その設定位置に光軸を復帰させるように前照灯8の光軸角度が制御される。
図11A,Bは、前述したように角度調整される前照灯8の、実際の動作を説明するものである。図11Aに示すように、車両が後方にピッチングすることによって車体2が後方に傾くと、ステップベース2上の本体ベース5に内蔵された姿勢検出センサ9によってそのピッチ角が検出される。これに対して、検出されたピッチ角と予め設定された基準値(ここでは、水平面と平行をなす角度)とが制御装置10によって比較演算され、その演算結果に基づき検出値が基準値と等しくなるように制御装置10が制御信号を出力する。
これにより、制御装置10から出力された制御信号が駆動回路41を介して駆動モータ40に供給され、この駆動モータ40が所定方向に回転駆動される。そして、駆動モータ40の回転力が原動ギア38及び従動ギア37を介してレンズハウジング25に伝達され、このレンズハウジング25が光軸を水平方向へ向けるように回転される。その結果、前照灯8の光軸が水平方向に向けられ、その水平方向に光が照射される。
図11Bは、車両が前方にピッチングすることによって車体2が前方に傾いた状態を示すものである。この状態においても、前述した図11Aの場合と同様の制御が行われ、同じく前照灯8の光軸が水平方向に向けられて、その水平方向に光が照射されることになる。なお、前照灯8は、ハンドル7に取り付けるようにしてもよく、また、ステップベース2や本体ベース5に取り付けるようにしてもよい。
図13A,B及びCは、本発明に係る前照灯の第2実施例を示すものである。この第2実施例として示す前照灯50は、前述した前照灯光軸自動補正機構を簡略化したもので、駆動モータ40のような動力装置を用いることなく、構成部品の自重によって常に光軸が水平方向に向くように構成したものである。この実施例で示す前照灯50が、前述した実施例の前照灯8と異なるところは、レンズハウジングに錘が設けられている点と、回転ダンパを設けた点である。そこで、図13A〜Cにおいて、図12A〜Cに示した前照灯8と同一部分には同一符号を付して、重複した説明を省略する。
レンズハウジング51には、前照灯50の光軸を常に重力に対して直角となるように自重によって矯正する錘52が設けられている。錘52は、レンズハウジング51の外周面であって、一対の回動軸部27a,27bを結ぶ軸心線と直交する方向の一側に固定されている。錘52の材質は、例えば鉛等のように比重の十分に大きな金属が好適である。この錘52によるレンズハウジング51の回転速度を減少させて緩やかに回転駆動させるために、一方の回動軸部27aには、回転ダンパ53が設けられている。
回転ダンパ53は、回動軸部27aに固定された複数枚の回転羽根54と、これらの回転羽根54を回転可能に覆う羽根ケース55と、この羽根ケース55内に充填されたオイル等の液体とから構成されている。この回転ダンパ53は、密閉された羽根ケース55内を回転羽根54が回転する際に、回転羽根54と液体との間に生ずる摩擦抵抗によってレンズハウジング51の回転速度を減少させるようにしたものである。羽根ケース55は、フレーム30に固定されている。なお、羽根ケース55内に充填される液体に代えて、回動軸部27a又は回転羽根54に摩擦部材を接触させて摩擦力を生じさせる構成としてもよい。
フレーム56は、一対の軸支持片56a,56bと、これらと一体に形成された固定部56cとからなり、駆動モータが固定されるブラケット片は設けられていない。その他の構成は、前記実施例と同様である。
このような構成を有する前照灯50を用いることによっても、車両のピッチ軸回転振動に対して、常に前照灯50の光軸を水平方向に向けておくように制御することができる。しかも、前照灯50には回転ダンパ53が設けられているため、レンズハウジング51の回転振動を抑制することができる。なお、この実施例に係る前照灯50によれば、前記実施例の駆動モータ40を用いた前照灯8に比べて、車両ピッチに対する制御の追従性は若干劣るが、安価に製造することができ、低コストで実現可能である。
本発明の車両装置の第1実施例を正面側から見た斜視図である。 本発明の車両装置の第1実施例を示すもので、人が搭乗した状態を前側から見た斜視図である。 本発明の車両装置の第1実施例を示すもので、人が搭乗した状態を後側から見た斜視図である。 本発明の車両装置の第1実施例の動作を説明するもので、前進走行時において前照灯等を点灯・点滅等させた状態の説明図である。 本発明の車両装置の第1実施例の動作を説明するもので、制動・停止時において制動灯等を点灯・点滅等させた状態の説明図である。 本発明の車両装置の第1実施例の動作を説明するもので、左旋回時において左方向指示灯等を点灯・点滅等させた状態の説明図である。 本発明の車両装置の第1実施例の動作を説明するもので、右旋回時において右方向指示灯等を点灯・点滅等させた状態の説明図である。 本発明の車両装置の第1実施例の動作を説明するもので、後進走行時において後進灯等を点灯・点滅等させた状態の説明図である。 本発明の車両装置の第1実施例の動作を説明するもので、人等が異常接近したことにより警笛等を鳴らす等させた状態の説明図である。 本発明の車両装置の第2実施例を示すもので、同図Aは背面図、同図Bは側面図である。 本発明の車両装置の第2実施例の動作を説明するもので、同図Aは車両後方に車体が傾いた状態の側面図、同図Bは車両前方に車体が傾いた状態の側面図である。 図10の車両装置の前照灯の第1実施例を示すもので、同図Aは側面図、同図Bは正面図、同図Cは同図BのX−X線断面図である。 図10の車両装置の前照灯の第2実施例を示すもので、同図Aは側面図、同図Bは正面図、同図Cは同図BのY−Y線断面図である。 本発明の車両装置の第2実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の車両装置の第2実施例の前照灯光軸の自動補正の制御ブロック図である。
符号の説明
1,61…二輪車(車両装置)、 2,62…ステップベース(車体)、 3L,3R,63L,63R…車輪駆動ユニット、 4L,4R,64L,64R…車輪、 5…本体ベース、 6,65…ハンドルポスト、 8,50,75…前照灯(表示手段)、 9…姿勢検出センサ(姿勢検出手段)、 10…制御装置、 22…回路基板、 23…発光ダイオード(光源)、 25,51…レンズハウジング、 30,56…フレーム、 40…駆動モータ(光軸制御手段)、 52…錘(光軸制御手段)、 53…回転ダンパ、 67…表示装置、 70L,70R…方向指示器(表示手段)、 71L,71R…制動灯(表示手段)、 72…後進灯(表示手段)、 73L,73R…車幅灯(表示手段)、 76L,76R…補助前照灯(表示手段)、77…警報器(表示手段)

Claims (11)

  1. 1つ又は2つの車輪を回転自在に支持する車体と、
    前記1つ又は2つの車輪を回転駆動する1つ又は2つの車輪駆動手段と、
    前記車体の走行状態又は走行に関連した状態を検出する状態検出手段と、
    前記状態検出手段により検出される前記車体の走行状態又は走行関連状態を表示する表示手段と、を設けたことを特徴とする車両装置。
  2. 前記状態検出手段は、前記車体に作用する速度又は加速度に基づき当該車体の姿勢を検出する加速度センサ又はジャイロセンサからなることを特徴とする請求項1に記載の車両装置。
  3. 前記状態検出手段は、前記車体に搭乗した運転者の体重移動を検出する荷重センサからなることを特徴とする請求項1に記載の車両装置。
  4. 前記状態検出手段は、前記車体に異常接近する物を検出する距離センサからなり、前記表示手段は警笛であって、前記距離センサの検出信号に基づき前記警笛を鳴らすようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車両装置。
  5. 前記表示手段は、前進走行の速度若しくは加速度に応じて作動される補助前照灯若しくは制動灯と、旋回走行の速度若しくは加速度に応じて作動される車幅灯と、後進走行の速度若しくは加速度に応じて作動される後進灯との少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の車両装置。
  6. 前記表示手段は、前進走行、後進走行又は旋回走行の速度若しくは加速度に応じて前記補助前照灯、制動灯、車幅灯又は後進灯を点灯し、点滅し若しくは光を強弱させることを特徴とする請求項1に記載の車両装置。
  7. 1つ又は2つの車輪を回転自在に支持する車体と、
    前記1つ又は2つの車輪を回転駆動する1つ又は2つの車輪駆動手段と、
    前記車体の姿勢変化を検出してその検出信号を出力する姿勢検出手段と、
    前記車体又は当該車体に固定されたハンドルポストに姿勢変更可能に支持されると共に前方を照明可能な前照灯と、
    前記姿勢検出手段からの検出信号に基づき前記前照灯の照明の光軸方向を制御する光軸制御手段と、を設け、
    前記車体の姿勢変動に拘わりなく前記光軸方向を一定方向に保持するようにしたことを特徴とする車両装置。
  8. 前記光軸制御手段は、前記車体の姿勢変動に拘わりなく前記前照灯の光軸方向を任意の方向に設定可能としたことを特徴とする請求項7に記載の車両装置。
  9. 前記光軸制御手段は、電動モータと、前記電動モータの回転力を前記前照灯に伝達して当該前照灯を上下方向に回動させるギア列と、を有することを特徴とする請求項7に記載の車両装置。
  10. 前記光軸制御手段は、前記前照灯に設けられた錘からなり、当該錘の自重によって前記前照灯の光軸方向を一定方向に保持するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の車両装置。
  11. 前記姿勢検出手段は、前記車体に作用する速度又は加速度に基づき当該車体の姿勢を検出する加速度センサ又はジャイロセンサからなることを特徴とする請求項7に記載の車両装置。
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