JP2005333027A - 半導体装置、ノイズ軽減方法、及び、シールドカバー - Google Patents

半導体装置、ノイズ軽減方法、及び、シールドカバー Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体モジュール、特に、メモリモジュールの動作周波数が高くなるにつれ、不要輻射による電磁気ノイズの問題が大きくなってきている。従来、メモリモジュール基板内部の信号線をグランド層、又は、配線で取り囲むといった対策、更に、金属カバーの接地による遮蔽法があったが、その効果は十分なものではなかった。
【解決手段】 メモリモジュールのプリント基板11上に配置された高周波数の信号線上、及び/又は信号線の終端部の延長線上に基準電位接続パターン15を設けると共に、半導体メモリチップを覆うシールドカバー12を前記基板上に設けて、基準電位接続パターン15と金属カバーコンタクト部品16を介してシールドカバー12を接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータ装置等に使用されるメモリモジュール、その他マルチチップモジュール等の半導体装置、半導体装置における不要輻射ノイズの軽減方法、及び、半導体装置に使用されるシールドカバーに関する。
近年コンピュータ産業の分野において、ノート型パソコン等の小型化に伴い、メインメモリとして用いられる半導体モジュールとしてのメモリモジュールも高密度化、小型化している。メモリモジュールは基板上に高速動作する半導体メモリチップを高密度実装したメモリ装置である。メモリモジュールはその限られた実装面積により多くのメモリチップを実装することが要求され、そのため、従来の薄型面実装パッケージ(TSOP)に代わり、より実装面積の小さいチップサイズパッケージ(以下CSPと略す)、または、よリ薄型のテープキャリアパッケージ(以下TCPと略す)等を搭載する製品もある。
一方、コンピュータの性能向上に伴い、メインメモリのバスの高速化が進み、メモリモジュールの動作周波数もより大きくなるにつれメモリモジュールから放射される不要輻射による電磁気ノイズの問題も大きくなってきている。これらCSP、TCPを搭載したメモリモジュールでは、薄い基板またはフィルムテープに半導体チップが封止されている。しかし、この構造を有する半導体チップは外部からの応力等に弱く、且つ、放熱性にも配慮が必要となるため、金属等、適当な素材でつくられたシールドカバーで半導体チップを覆う必要がある。
このような技術の代表的な例として、特開2000−251463号公報(特許文献1)に記載された技術がある。この例では少なくとも粘着シートとアルミニウムシートを積層したシールドシートを、メモリチップを覆って、メモリチップの上面及びプリント回路基板の上面に接着し、半導体メモリチップを電磁気的に遮蔽すると共にプリント回路基板に固定する技術が開示されている。この技術を用いれば、メモリチップから放射される電磁気ノイズは、アルミニウムシートによって遮蔽され、また、メモリチップは粘着シートによって固定されているため、振動による接続不良の発生が抑制され、さらに、アルミニウムシートを放熱板として作用させることによって得られる放熱効果も期待できるとしている。
特開2000−251463号公報
しかしながら、このように近年のコンピュータ技術に対応した高密度、高速のメモリモジュールに対して有効な強度補強、電磁気シールドを施すにはなお以下の問題点がある。
まず、特許文献1に見られるような粘着シートとアルミニウムシートを積層したシールドシートを、メモリチップを覆って、メモリチップの上面及びプリント回路基板の上面に接着し、半導体メモリチップを電磁気的に遮蔽すると共にプリント回路基板に固定する技術では、接着により、メモリモジュールとシールドシートとの間の熱膨張係数差の関係上、歪が生じやすく、放熱性の確保、及び、接着面の面積確保といった問題が生じやすいという欠点がある。これを回避するため、回路基板あるいはメモリチップとの接触面積がより少ないシールド方法が求められている。
また、機械的強度の観点からは、特許文献1のように、シールドカバー、即ち、金属カバーによりメモリチップを覆ったメモリモジュールは高い機械的強度を有し、シールドカバーによって覆わないメモリモジュールに比較して機械的強度の点では好ましい。
しかしながら、本発明者等の研究によれば、回路に対してフローティング状態にあるシールドカバーを設けた場合、高速勣作を行うメモリモジュールにおいてはシールドを行わない場合(即ち、シールドカバーで覆わない場合)より、多くの電磁気ノイズが発生するという知見が得られた。
これは、シールドカバー自体がパッチ型アンテナとして働いてしまうことに起因するもので、これを防止するためにはシールド全体を基準電位に固定してしまうことが好ましいものと推測される。即ち、シールドカバーからの電磁気ノイズの発生を軽減するには、メモリモジュールからの放射ノイズを遮蔽すれば良く、このために、シールドカバーが回路基板と接触する箇所全部を基準電位に接続すれば良い。しかし、このような接続は実際に製品に適用することは困難である。その理由は、接触面全面を接続するには回路基板上にその箇所に対応したグランドパターンを設ける必要があるが、基板には信号配線が通っており、グランドパターンをシールドカバーの全周に沿ってに設けることは出来ない。また、シールドカバーの構造上、全周にわたって基板に接触させるのも困難である。また、無理にシールドカバー全周に亘って基板に接触させることが実現したとしても、接触面積の増加に伴う熱膨張係数の差による歪が発生する。
更に、前述したことからも明らかな通り、メモリモジュールからの放射ノイズのメカニズムが不明確であり、効果的な設置方法が明らかになっていない。このため、任意の場所でシールドカバーを接地した状態で、例えば、133MHz以上の周波数でメモリモジュールを動作させた場合、その高調波成分である666MHz等の高周波領域で、フローティングの状態以上に電磁気ノイズが放出されることが判明した。
本発明の目的は半導体モジュール、特に、メモリモジュールからの放射ノイズのメカニズムを解明して、半導体モジュールからの放射ノイズを低減するノイズ低減方法を提供することである。
本発明の他の目的はCSPあるいはTCPの半導体メモリチップを搭載した半導体モジュールにおいて、熱的、機械的な強度を確保しつつ、高周波動作における不要輻射ノイズを低減させるノイズ低減方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、熱的、機械的な強度を維持できると共に、高周波動作における不要輻射ノイズを低減させることができる半導体モジュール、特に、メモリモジュールを提供することである。
本発明の別の目的は、半導体モジュール、特に、メモリモジュールにおける不要輻射ノイズを低減できるシールドカバーを提供することである。
本発明は、回路基板上に複数個の半導体チップを実装したメモリモジュール等の半導体モジュールであって、導電性を有するシールドカバーと、前記回路基板上に配置され、前記各半導体チップを接続している信号線と、前記回路基板上の各半導体チップ問に配置された信号線上乃至前記信号線の延長線上の位置に基準電位接続端子を備え、当該基準電位接続端子を複数個個所でシールドカバーと接続した構成を備えた半導体モジュールが得られる。
具体的には、回路基板上に複数個の半導体メモリチップを実装したメモリモジュールであって、シールドカバーを構成する金属カバーは上記半導体メモリチップを覆って上記回路基板の上面の基準電位(グランドまたは電源)パターンに複数箇所で点または面接触し、上記半導体メモリチップを電磁気的に遮蔽する。これによって、上記金属カバー内にLSI動作に伴う誘起電流が流れるが、この誘起電流を分散または打ち消しあう方向に向けるように、金属カバーを上記回路基板上に接触し固定する。
この構成によれば、信号経路に沿って効率的に基準電位への接続ポイントを設けているため、電流が帰還する帰還電流の距離(ループ)が小さく、信号と同一経路に近いところを流れ、それらが作る磁界は打ち消しあうので外部への電磁波の輻射は少なく、低EMIのモジュールが構成できる。
本発明では、金属製の保護カバー(即ち、シールドカバー)の電位を、より基準電位に近づけることが出来るので、シールドカバーとメモリモジュール基板がパッチ型アンテナとして働きにくく、不要電磁輻射を低減できる。更に、金属カバー内をLSI動作に伴う誘起電流が流れるが、この誘起電流を分散させることにより磁界を打ち消しあう制御系信号と同一方向に向けるようにカバーのグランド接地ポイントを取ることで、前記電流に起因する不要電磁輻射をより少なくできる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施の形態に係る半導体モジュールの一例として、メモリモジュールが示されている。図1(a)は回路基板11に導電性部材を含むシールドカバー12を装着した状態を示す本発明のメモリーモジュールの平面図であり、図1(b)は前記シールドカバー12を回路基板11から外した状態を示す本発明のメモリーモジュールの平面図である。また、図1(c)は本発明におけるシールドカバー12と回路基板11上の基準電位とを電気的に接続するコンタクト部品16の断面図であり、当該コンタクト部品16は金属カバー接続導体を構成している。
図1(a)及び(b)に示されているように、本発明のメモリモジュールは、回路基板11、当該回路基板11上に装着された複数個の半導体メモリチップ10、及び、半導体メモリチップ10を覆うように設けられた金属製のシールドカバー、即ち、保護カバー12とを備えている。
回路基板11は一般にメモリモジュールに使用されるものであればよく、例えば、ガラスエポキシ等の絶縁基板に銅等の配線パターンを形成したプリント基板を使用でき、更に、回路基板11内には、複数種類の配線(図示せず)が多層配線の形で形成されている。これら配線には、電源配線、グランド配線のほか、各種の信号配線が含まれている。これらの信号配線には、当該メモリモジュールの制御系信号用配線として、クロック信号配線、アドレス信号配線、及び、コントロール信号配線が含まれている。
多層配線を内蔵した回路基板11上には、複数個の半導体メモリチップ10が例えば、TCP等の実装法により実装されている。前述した制御系信号は基本的には回路基板11に実装された複数の半導体メモリチップ10に共通に配線されている。半導体メモリチップ10のパッケージ構造は特に限定されないが、例えば、DRAM等のメモリ素子を形成したシリコン基板をポリイミド等の絶縁テープにエポキシ樹脂によって封止した構造を有している。
また、図1(b)に示すように、回路基板11の左右両端下部には、シールドカバー12を固定するための固定穴13が開口されている。図示された固定穴13は基準電位への接続パターンとしても役立つ。
図1に示された回路基板11内の配線を図2を参照して具体的に説明する。図2には、スモール・アウトライン・ディム(以下、SODIMMとする)と呼ばれるメモリモジュール構造が半導体モジュールの一例として示されており、メモリモジュールでは、回路基板11の両面にそれぞれ複数個の半導体メモリチップ10が搭載されている。図2に示されたメモリモジュール(SODIMM)の各半導体メモリチップ10は各種配線を介して回路基板11の下端に設けられた接栓と呼ばれるコンタクトパッド17に電気的に接続され、当該コンタクトパッド17をソケットに挿入することにより、マザーボード(図示せず)と電気的に接続できる。コンタクトパッド17のピン配置は一義的に定義されており、回路基板11の中央部にメモリを制御するための制御系信号(クロック信号、アドレス信号、コントロール信号)用の配線20が集中的に配置され、当該配線20は回路基板11の中央部から左右に分岐して各半導体メモリチップ10に接続されている。換言すれば、これら制御系信号配線は複数の半導体メモリチップ10に共通に使用される。
図2に示されているように、メモリモジュール上にX軸及びY軸を設定すると、回路基板11上に配置された半導体メモリチップ10に流れる制御系信号に伴う電流は、まず、Y方向に流れ、その後、X方向に流れることになる。
ここで、本発明の理解を容易にするために、図3(a)及び(b)に示された従来のメモリモジュールを図4と共に参照して説明する。図3(a)に示されているように、従来のメモリモジュールは図1(a)と同様に、回路基板11及びシールドカバー12とを備え、更に、図3(b)に示すように、回路基板11の下端のコーナー部両側に、カバー固定穴13が設けられており、当該カバー固定穴13により、シールドカバー12を基準電位、例えば、接地電位(グランド電位)に接続している。このように、シールドカバー12を回路基板11のコーナー部だけで接続した場合、不要な電磁輻射が発生することが判明した。
ここで、不要電磁輻射の原因を検討した結果について説明する。まず、シールドカバー12が電気的にフローティングの場合について説明すると、この場合には、回路基板11とシールドカバー12の静電結合によりシールドカバー12に誘起によって不要電磁輻射が発生する。シールドカバー12と回路基板11のグランド導体板のような2枚の大きさの異なる導体板は効率の良い幅射源となるパッチ型アンテナを構成する。
一方、図3に示すように、シールドカバー12をコーナー部でのみ基準電位に接続すると、シールドカバー12を電気的にフローティングにした場合よりも、不要電磁輻射が多くなることが判明した。即ち、シールドカバー12を不適切に基準電位に接続した場合、不要電磁輻射が増大することが確認された。
シールドカバー12をコーナー部の固定穴13だけで、基準電位に接続した状態で、制御系信号電流が配線20に流れた場合、シールドカバー12には、図4に示すような電流が誘起される。即ち、制御系信号配線に流れる電流による誘起電流及び帰還電流が基準電位層(13)とシールドカバー12を形成する導体内を流れるが、基準電位を与える接地ポイントが少ないと、シールドカバー12の誘起電流が集中する部分が生じ、集中部分近傍に形成される磁場も強くなり、フローティングの場合よりも逆に不要輻射も強くなってしまうことが分った。
具体的に説明すると、図4に示された従来の場合の制御系信号の電流には、制御系信号の電流、シールドカバー12を流れる各半導体メモリチップ10の誘起電流、回路基板11の基準電位を流れる帰還電流が含まれる。図示された例の場合、シールドカバー12と回路基板11における基準電位接続ポイント13は、制御系信号配線20から外れたシールドカバー12のコーナー部に設けられている。このため、白抜き矢印で示された制御系信号配線20を流れる電流は、接続ポイント、即ち、固定穴13に対して、−Y方向に流れる電流をシールドカバー12に誘起する。図4では、図3に示された2つの半導体メモリチップ10による誘起電流の電流経路が21、22で示され、これらの帰還電流がそれぞれ23、24で示されている。また、2つの半導体メモリチップ10における制御系信号電流に対する帰還電流が25及び26で示されている。
図4からも明らかなとおり、接続ポイント13をコーナー部に設けた場合、電流のループが大きく、特に、シールドカバー12内を流れる誘起電流がY方向の電流成分を持っている。X軸方向の各電流は回路基板11の中央部から左右に分岐することにより、メモリモジュールの左右両側で磁界の方向が逆になる。これは遠方で見ると互いに打ち消しあう方向に働き、不要輻射には繋がり難い。一方、Y方向の誘起電流は、このような対称性がないため打ち消されることがなく、そのまま不要輻射の要因になる。このため、シールドカバー12の接続ポイント13が輻射に大きな影響を与えることが判明した。
即ち、シールドカバー12内の電流はX方向またはY方向に流れるが、メモリモジュールの長手方向であるX方向の各電流から発生するノイズは互いに遠方で打ち消しあうように働き、輻射源になりにくいが、Y方向の電流から発生するノイズは打ち消しあうことがなく、Y方向に流れる電流による電磁波の輻射源になり、強い輻射ノイズを発生させる。
本発明者等の実験によれば、回路基板11の基準電位にシールドカバー12を接続する位置を選択することにより、シールドカバー12と回路基板11の基準電位の導体の間との電位差(電場)は比較的弱く、不要電磁輻射が少なくなる部分があることが判明した。また、回路基板11との接続ポイントを増やすことによりシールドカバー12の電位を、より基準電位に近付ける事が出来るので、上記シールドカバー12と回路基板11がパッチ型アンテナとして働きにくく、不要電磁輻射をより低減できることも判明した。
上記した点を考慮して、本発明者等は、シールドカバー12と回路基板11の基準電位接続点を選択、増加させることにより、不要電磁輻射を大幅に軽減できることを見出した。
図1(b)及び(c)に戻ると、本発明の一実施の形態に係るメモリモジュールは、コーナー部の固定穴13に基準電位接続パターンを設けるだけでなく、4つの半導体メモリチップ10のうちの左右両端の半導体メモリチップ10a、10bの制御系信号配線10の真上に回路基板11の基準電位接続パターン15aを配置すると共に、半導体メモリチップ10aと10bとの間、10bと10cの間、10cと10dの間の制御系信号配線の延長線上にも、回路基板11の基準電位接続パターン15bを配置している。更に、回路基板11の中央部の制御系信号配線上にも、回路基板11の基準電位接続パターン15cが配置されている。
回路基板11の基準電位接続パターン15b内には、図1(c)に示すように、シールドカバー12と回路基板11上の基準電位とを電気的に接続するコンタクト部品16が挿入されている。
この構成では、実際に、制御系信号の同時切り替えノイズ等により半導体メモリチップ10自体の電位が変動し、シールドカバー12との静電容量を介してシールドカバー12に電流を誘起する。この電流はシールドカバー12が回路基板11上の基準電位に接続されていた場合、シールドカバー12を流れ(21)、接続位置15a及び15bに到達する。
図5を参照すると、図1に示されたメモリモジュールでは、シールドカバー12と回路基板11の接続ポイント15a、15b、15cが制御系信号の電流経路20に沿って設けられ、これによって、電磁輻射ノイズを減少させることができる。
換言すれば、図5に示すように、シールドカバー12の接続箇所を制御系信号の信号の流れに終端付近に設けた例では、シールドカバー12を流れる誘起電流20、21および回路基板11を流れる帰還電流27、28は信号配線に沿った経路を流れ、殆どX方向の成分のみになる。このため、帰還電流のループが大きくても輻射されるノイズは先に述べたようにお互いにキャンセルされる。すなわち、各半導体メモリチップ10a〜10dからカバーに誘起される電流経路21、22、その帰還電流27、28のY成分の電流およびループを出来るだけ減少させ、帰還電流も電流経路27、28にそって流れるようにしている。これにより、各電流はX方向に集中するため、そこから発生するノイズは互いに遠方で打ち消しあうように働き、結果的に不要電磁輻射を減少させることができる。
図6を参照して、本発明の一実施形態に使用されるシールドカバー12の接地形態について説明する。図6(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施形態に係わるメモリモジュールの構造の斜面図及び断面図である。また、図6(c)はメモリモジュールのシールドカバー12の一実施形態の斜面図であり、図6(d)はメモリモジュールのシールドカバー12の他の実施形態の斜面図である。
図6(a)において、固定穴13の内部は金属めっきされており、メモリモジュールの基準電位(グランドまたは電源)に導通している。従って、シールドカバー12をこの固定穴13に差し込むことにより、基板に固定され、かつ、その表面または断面の絶縁塗装がない部分と固定穴13のめっきが接触することによりシールドカバー12はメモリモジュールの基準電位と同電位になる。また、回路基板11上に設置したコンタクト部品16により回路基板11の接地位置15a、15b、15cのパターンとシールドカバー12とを電気的に接続することにより、基準電位接続ポイントを増加させている。
他方、図6(c)及び(d)に示されたシールドカバー12は金属によって構成された部材と、当該部材を覆う絶縁被覆とを有している。絶縁被覆のうち、半導体メモリチップ10と対向する内側のコンタクト部品16と接続される部分30の絶縁被覆は除去されると共に、回路基板11と接続させる左右両端部分29における絶縁被覆も除去されている。
図7(a)、(b)、(c)、及び、(d)を参照すると、本発明に係る金属カバーの一例が示されている。図示された金属カバーは、一枚のステンレス板を加工したものであり、当該金属カバーは回路基板11の両面に搭載された複数のメモリチップ全体を覆うように、回路基板11に固定される。また、回路基板11中央部でも金属カバーのたわみ防止のため、回路基板11上に実装されたコンタクト部品16と接触をとっている。本図の場合、この金属カバーは回路基板11への十分な固定強度を確保するため、バネ性を有し、回路基板11を内側に挟み込むようにして金属カバーを回路基板11の固定穴13に噛み合わせる事で回路基板11上に固定される。
図示された金属カバーはメモリチップを外部の機械的応力から保護し、電磁波ノイズを遮蔽し、さらには放熱板としての役割を果たし得るものであれば良く、特に材質および厚みは限定されない。ステンレスに変えて他の金属(例えば銅)でも使用し得る。また金属カバーは表面には絶縁塗装または絶縁材料の貼り付けがあり、且つ、内側にも短絡を防止するための塗装があるが、回路基板の基準電位に接続する部分はそれらが取り除かれていることは前述した通りである。
なお、本実施の形態において金属カバーが一枚のステンレス板から加工し、基板を挟み込む場合を例として示したが、本構造は1例であり、この構造に限定されるものではない。
例えば、図8のような構造で2枚の金属カバーを基板の表裏から固定してもよい。
次に、表1を参照して、本発明に係る接地による効果を説明する。表1には、実際に高速動作を行うシールドカバーを持つメモリモジュールに対して任意の位置で接地した場合における電磁気ノイズの放射エネルギーのシミュレーション結果を示している。シミュレーションではメモリモジュールを133MHzで動作させ、その時に発生する666MHz及び800MHzでの全方位放射エネルギー(W)を示している。ここで、数値はシールドカバーをフローティング状態にした時の放射エネルギーを1として規格化した値である。表1から明らかなように、シールドカバーをコーナー部で接地した場合、10.83及び283.49の放射エネルギーが放射される。他方、本発明のように、接地個所を表裏10個所及び16箇所に増加させることにより、放射エネルギーを極めて小さくできる。
表1からも明らかように、本発明によると電磁輻射ノイズは金属カバーと回路基板を接続した時の輻射がカバー内を流れる誘起電流、基準電位に流れる帰還電流のY成分によるものなので、接続場所により差が生じていることがわかる。
Figure 2005333027
[発明の他の実施の形態]
本発明の他の実施形態として、その基本的構成は上記の通りであるが前項にて述べた手法は基板上に実装されるメモリチップと金属カバーの間の静電容量を減少させてカバーの帰還電流を減らすことで問題を解決してきた。また、金属カバーをグランドに接地する場合、これまでは単純に接続することを前提としていた。しかし、電磁波の輻射が高周波での現象であることから単純な接続ではなく、高周波的な接続で対処も可能である。このためには、基準電位のパターンとシールドカバーの間に抵抗またはコンデンサを挟み、接点に抵抗又は容量を付加してもよい。この場合の全方位放射エネルギーの減少については発明者等によってシミュレーションで確認済みである。
また、メモリチップと金属カバーの間の静電容量を低減するため、カバーのZ方向の厚さを増して、チップとの距離を大きくする、すなわち、カバーとチップの間の距離を出来るだけ離す事も可能である。
以上説明したように、本発明はメモリモジュール等の半導体装置における不要輻射ノイズを軽減できる。更に、本発明では、低EMIを特徴とした半導体製品を得られる。また、輻射ノイズを抑えるだけではなく、周囲からの耐妨害ノイズ性も向上させることができる。
(a)、(b)、及び、(c)は本発明の―実施形態に係る半導体モジュールの説明する図であり、(a)は金属カバーを装着した状態を示す上面図、(b)はカバーを外した状態を示す上面図であり、(c)はカバーと基板とを接続するばね性を有するコンタクト部品の例である。 図1に示されたメモリモジュール内の制御系信号の電流経路を示す図である。 (a)及び(b)は従来の金属カバー付きメモリモジュールに用いられれる構造を説明する図であり、(a)は金属カバーを装着した状態を示す上面図であり、(b)はカバーを外した状態を示す上面図である。 従来の金属カバーと回路基板との接続箇所を回路基板のコーナー部に設けた場合における制御系信号による電流ループを説明する図である。 本発明における制御系信号による電流の流れを説明する図である。 (a)及び(b)はそれぞれ本発明のー実施の形態に係る半導体モジュールの構造を説明する斜視図及び断面図であり、(c)及び(d)は本発明に係る半導体モジュールに使用される金属カバーの例を示す斜視図である。 (a)、(b)、(c)、及び、(d)は本発明に係る半導体モジュールに使用されるカバー構造の一例を示す正面図、平面図、断面図、及び、背面図である。 (a)、(b)、(c)、及び、(d)は本発明に係る半導体モジュールに使用されるカバー構造の他の例を示す正面図、平面図、断面図、及び、背面図である。
符号の説明
10 メモリチップ
11 プリント回路基板
12 金属カバー
13 プリント回路基坂上のカバー固定穴兼基準電位への接続パターン
15 プリント回路基板上の基準電位接続パターン
16 金属カバー接続導体
17 メモリモジュールコンタクトパッド(接栓)
18 メモリチップ1
19 メモリチップ2
20 メモリモジュール内の制御系信号電流経路
21 メモリチップ1の誘起電流の電流経路
22 メモリチップ2の誘起電流の電流経路
23 21の帰還電流
24 22の帰還電流
25 メモリチップ1への制御系信号電流の帰還電流
26 メモリチップ2への制御系信号電流の帰還電流
27 メモリチップ1への制御系信号電流の帰還電流
28 メモリチップ2への制御系信号電流の帰還電流
29 端部基準電位接点
30 中央部基準電位接点

Claims (17)

  1. 複数種類の配線を含む回路基板、該回路基板上に実装された半導体装置、及び、前記半導体装置を覆う導電性のシールドカバーとを備えた半導体モジュールのノイズ軽減方法において、前記回路基板の前記配線のうち特定の配線と関連付けられた位置に、前記シールドカバーの基準電位接続位置を選択することにより、前記半導体モジュールから輻射されるノイズを軽減することを特徴とする半導体モジュールのノイズ軽減方法。
  2. 請求項1において、前記特定配線は他の配線と共に多層配線の形で前記回路基板内に内蔵されており、前記シールドカバーの基準電位接続位置は前記特定配線の上部表面層に設けられた基準電位パターンに接続することによって、前記ノイズを軽減できることを特徴とする半導体モジュールのノイズ軽減方法。
  3. 請求項1において、前記特定配線は他の配線と共に多層配線の形で前記回路基板内に内蔵されており、前記シールドカバーの基準電位接続位置は前記特定配線の終端部の延長線上に設けられた基準電位パターンに接続することによって、前記ノイズを軽減できることを特徴とする半導体モジュールのノイズ軽減方法。
  4. 請求項1において、前記配線は前記半導体モジュールに対する制御系信号用配線を含み、当該制御系信号用配線位置と関連した位置に前記シールドカバーの基準電位接続位置を選択することによって、前記ノイズを低減することを特徴とする半導体モジュールのノイズ軽減方法。
  5. 請求項4において、前記シールドカバーの基準電位接続位置は前記制御系信号用配線に沿って、前記制御系信号用配線に隣接し、当該制御系信号用配線の上部表面層又は前記制御系信号用配線の終端の延長線上部表面層上に複数設けることによって、ノイズの軽減を行なうことを特徴とする半導体モジュールのノイズ軽減方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記シールドカバーの基準電位接続位置には、グランド又は電源パターンが設けられることにより、ノイズの軽減を行なうことを特徴とする半導体モジュールのノイズ軽減方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記半導体装置はメモリチップであることを特徴とする半導体モジュールのノイズ軽減方法。
  8. 配線を含む回路基板上に複数個の半導体装置を実装すると共に、前記複数の半導体装置を覆う導電性のシールドカバーとを備えた半導体モジュールにおいて、前記シールドカバーの基準電位接続位置は前記回路基板の配線のうち、制御系信号配線に隣接し、前記制御系信号配線に関連した位置に設けられていることを特徴とする半導体モジュール。
  9. 請求項8において、前記制御系信号配線は前記回路基板内部に多層配線の形で、埋設されており、前記シールドカバーの基準電位接続位置は前記回路基板における前記制御系信号配線の上部表面層に設けられていることを特徴とする半導体モジュール。
  10. 請求項8において、前記制御系信号配線は前記回路基板内部に多層配線の形に埋設されており、前記シールドカバーの基準電位接続位置は前記制御系信号配線の終端の延長線の前記回路基板上に設けられていることを特徴とする半導体モジュール。
  11. 請求項9又は10において、前記シールドカバーの基準電位接続位置はそれぞれ前記制御系信号配線の真上又は延長線の真上に配置されていることを特徴とする半導体モジュール。
  12. 請求項8において、前記複数の半導体装置はそれぞれ前記回路基板に並列に一列に配列された複数のメモリチップであり、前記シールドカバーの基準電位接続位置が前記メモリチップの最外部に位置する2つのメモリチップの前記制御系信号配線の端部上にそれぞれ配置されたパターンを備えていることを特徴とする半導体モジュール。
  13. 請求項12において、前記シールドカバーの基準電位接続位置は、更に、前記複数のメモリチップで共有される前記制御系信号配線の回路基板上に、前記各メモリチップを挟むように配置されたパターンを有していることを特徴とする半導体モジュール。
  14. 請求項12又は13において、前記回路基板上の前記シールドカバーの基準電位接続位置の前記パターンは、グランド又は電源パターンであることを特徴とする半導体モジュール。
  15. 回路基板上に搭載された半導体装置をカバーするのに使用されるシールドカバーにおいて、前記半導体装置側に面した内側表面と、当該内側に対向した外側表面とを有し、導電性材料によって形成された部材と、前記部材の内側及び外側表面を被覆した絶縁材料層とを備え、前記絶縁材料層は、部分的に取り除かれ、前記導電性材料が露出し、当該導電性材料の露出部分で、前記回路基板上のグランド又は電源パターンに接続できることを特徴とするシールドカバー。
  16. 請求項15において、前記導電性材料の露出部分は前記内側表面に複数箇所設けられていることを特徴とするシールドカバー。
  17. 請求項15又は16において、前記導電性材料の露出部分は、抵抗または容量を介して、前記回路基板に接続されることを特徴とするシールドカバー。

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