JP5686232B1 - アンテナ装置および通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

空間を介して対向する位置に配置されている2つの導体面(11,12)と、2つの導体面(11,12)を1箇所で直流的に接続する第1の接続導体(21)と、第1の接続導体(21)に対して近接配置されたアンテナコイル(30)と、を備える。アンテナコイル(30)は、電磁誘導により第1の接続導体(21)に誘導電流が流れる位置に配置されている。2つの導体面(11,12)の周縁に互いに逆方向の電流が流れることにより、2つの導体面(11,12)が対向する空間から磁界が放射される。これにより、金属板にスリットや開口を設けることなく、金属板等の導体面を放射素子として利用できるようにして、機械的強度の低下の問題、意匠上の制約の問題、電界遮蔽効果の低下の問題を回避する。

Description

本発明はHF帯やUHF帯の通信システムに用いられるアンテナ装置および通信端末装置に関する。
携帯電話端末等の電子機器に備えられる、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)などのHF帯の通信を行う装置において、一般的に、RFICや整合素子は回路基板に実装され、アンテナは電子機器の筺体の内側に貼り付けられ、そしてRFICとアンテナとはスプリングピンなどを介して電気的に接続される。
一方、最近の携帯電話端末などの無線通信端末は薄型化が進められており、薄型化による強度不足を補うために、筐体にマグネシウムメッキ加工を施すなど「金属化」する場合が増えてきている。
しかし端末筐体を「金属化」した場合、端末に内蔵するアンテナ周囲の電磁界が金属によって遮蔽されるため、相手側アンテナとの通信ができなくなる、という問題が生じる。
そこで、特許文献1に示されているように、アンテナコイルよりも広い面積の金属板をアンテナコイルに近接(磁界結合)させて、金属板を放射体として利用する構造のアンテナ装置が提案されている。
特許第4993045号公報
特許文献1に示されているアンテナ構造を採ることによって、アンテナが金属で覆われているにもかかわらず相手側アンテナとの通信が可能となる。ところが、金属板にスリットや開口部を設けることに伴い、機械的強度の低下を考慮する必要があり、製造上の工数が増加する。また、特に金属筐体にスリットや開口を設ける場合、筐体の意匠に制約が生じる。さらには、スリットや開口部付近を回路のグランドに接続することができないので、金属板が部分的に電位変動することもあり、そのことで金属板による電界遮蔽効果が低下するという問題が生じたり、第1導体面および第2導体面が他の高周波回路と干渉するといった懸念も生じたりする。
本発明の目的は、金属板にスリットや開口を設けることなく、金属板等の導体面を放射素子として利用できるようにすることにより、機械的強度の低下の問題、意匠上の制約の問題、電界遮蔽効果の低下の問題を回避し、さらには必要に応じて他の高周波回路との干渉の問題等を抑制できるようにしたアンテナ装置およびそれを備えた通信端末装置を提供することにある。
(1)本発明のアンテナ装置は、空間を介して対向する位置に配置されている2つの導体面と、2つの導体面を1箇所で直流的に接続する第1の接続導体と、この第1の接続導体に対して近接配置されたアンテナコイルと、を備え、アンテナコイルは、電磁誘導により前記第1の接続導体に誘導電流が流れる位置に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、アンテナコイルが近接配置された接続導体に、アンテナコイルの電磁誘導による誘導電流が流れて、2つの導体面に互いに逆方向の電流が流れる。そのため、2つの導体面が対向する空間から磁界を放射するアンテナとして作用する。
(2)前記アンテナコイルは前記第1の接続導体よりも2つの導体面の中央寄りの位置に配置されていることが好ましい。この構成により、アンテナコイルによる磁界と、2つの導体面が対向する空間から放射される磁界との相殺が生じない。
(3)前記導体面は、電子機器の筐体の導体部を含むことが好ましい。この構成により、筐体を放射素子の一部として兼用できる。
(4)前記導体面は、回路基板に形成されたグランド電極を含むことが好ましい。この構成により、回路基板のグランド電極を放射素子の一部として兼用できる。
(5)前記導体面は、回路基板に形成されたグランド電極と電子機器の筐体の導体部とを含み、第1の接続導体は、グランド電極と筐体の導体部とを接続するグランド接続ピンであることが好ましい。この構成により、グランド接続ピンを第1の接続導体として兼用できる。
(6)前記2つの導体面に対してキャパシタを介して接続する第2の接続導体をさらに備え、通信信号のキャリア周波数はHF帯の周波数であり、前記キャパシタはUHF帯以上の周波数でロー・インピーダンスとなる素子であることが好ましい。このことにより、UHF帯のアンテナが同じ筐体内に配置されているときに、そのUHF帯のアンテナによる基板電流がアンテナコイルの影響を受け難くなって、UHF帯アンテナは所定のアンテナ特性が得られる。
(7)本発明の通信端末装置は、
アンテナ装置と、このアンテナ装置に接続された給電回路とを備え、
前記アンテナ装置は、
空間を介して対向する位置に配置されている2つの導体面と、前記2つの導体面を1箇所で直流的に接続する第1の接続導体と、前記第1の接続導体に対して近接配置されたアンテナコイルと、を備え、前記アンテナコイルは、電磁誘導により前記第1の接続導体に誘導電流が流れる位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、導体面にスリットや開口を設けることなく、2つの導体面を放射素子として利用できるので、機械的強度の低下の問題、意匠上の制約の問題、電界遮蔽効果の低下の問題を回避できる。
図1(A)は第1の実施形態に係るアンテナ装置101の斜視図、図1(B)はアンテナ装置101に設けられているアンテナコイル30の斜視図である。 図2はアンテナ装置101の正面図である。 図3は、第1導体面11、第2導体面12に誘導される電流の例を示す展開図である。 図4は第2の実施形態に係るアンテナ装置102の斜視図である。 図5は第3の実施形態に係る通信端末装置の筐体内部の構造を示す平面図である。 図6は第1の接続導体21および第2の接続導体22を通る位置での断面図である。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。
《第1の実施形態》
図1(A)は第1の実施形態に係るアンテナ装置101の斜視図、図1(B)はアンテナ装置101に設けられているアンテナコイル30の斜視図である。図2はアンテナ装置101の正面図である。このアンテナ装置101は、例えば13.56MHz等のHF帯で用い、通信相手のアンテナと近接型または近傍型で電磁界結合(主に磁界結合)するアンテナである。
アンテナ装置101は、互いに対向する第1導体面11および第2導体面12を備えている。第1導体面11と第2導体面12とは、第1の接続導体21で接続されている。(後の実施形態で示す第2の接続導体と区別するために、ここでは予め「第1の」接続導体という。)第1導体面11と第2導体面12との間で、且つ第1の接続導体21に近接する位置にアンテナコイル30が配置されている。第1の接続導体21およびアンテナコイル30を、何れかの視点から2つの導体面11,12の面内方向を見たとき、アンテナコイル30は第1の接続導体21よりも導体面11,12の中央寄りの位置に配置されている。すなわち、概略的に、第1の接続導体21の位置よりも内側にアンテナコイル30が配置されている。
図1(B)に表れているように、アンテナコイル30は、磁性体コア31とコイル導体32とで構成されていて、コイル導体32は磁性体コア31の周囲を巻回するようなパターンに形成されている。例えば、磁性体フェライトのフィラーを分散させた複数の樹脂シートにコイル導体パターンを形成し、それらを積層し熱圧着することで、矩形ヘリカル状のコイル導体を積層体内に内蔵させたチップ型アンテナである。このアンテナコイル30は、磁性フェライトセラミックを素体とするチップ型アンテナであってもよい。
アンテナコイル30が備えるコイル導体32のうち、第1の接続導体21に近接する部分が第1の接続導体21と平行関係となるように、このアンテナコイル30は第1の接続導体21の近傍に配置されている。
第1導体面11は例えば回路基板のグランド電極パターンである。第2導体面12は例えば筐体の金属部分である。第1の接続導体21はスプリングピン端子であり、第1導体面11と第2導体面12とを直流的に接続する。このピン端子は、本来、筐体の金属部分と回路基板のグランド電極とを同電位にするグランド接続ピンであるが、本実施形態では、後に示すように、第1導体面11および第2導体面12に電流を誘導させるための結合部として兼用する。
図2に示すように、アンテナコイル30のコイル導体32と第1の接続導体21との近接により、第1の接続導体21とこれに近接するコイル導体32の部分は誘導結合する。すなわち、アンテナコイル30のコイル導体32に流れる電流の方向とは逆方向に第1の接続導体21に誘導電流が流れる。
図3は、第1導体面11、第2導体面12に誘導される電流の例を示す展開図である。この図は、第1の接続導体21を介して接続された状態のまま、2つの導体面11,12を拡げて示した図である。アンテナコイル30のコイル導体32の誘導によって第1の接続導体21に誘導電流icが流れると、第1導体面11および第2導体面12には、それらの周縁部に、図中に矢印で示すように電流が流れる。
図3に示すように、2つの導体面11,12の対向する部分に流れる電流は互いに逆方向であるので、この2つの導体面11,12が対向する空間から磁界が放射する。図1の破線矢印は、この放射される磁界の方向を磁力線で表している。
なお、上述のとおり、第1の接続導体21の位置よりも内側にアンテナコイル30が配置されているので、2つの導体面11,12が対向する空間から放射される磁界とアンテナコイル30から放射される磁界とは同極性となる。すなわち相殺されることはない。
《第2の実施形態》
図4は第2の実施形態に係るアンテナ装置102の斜視図である。このアンテナ装置102は第1の接続導体21および複数の第2の接続導体22,23,24を備えている。これら接続導体21〜24は、第1導体面11および第2導体面12の縁に形成(配置)されている。第1の接続導体21はランド11Lと第2導体面12との間を導通させる。ランド11Lと第1導体面11との間にはチップインダクタ6が実装されている。すなわち、第1の接続導体21部分において、第1導体面11と第2導体面12はチップインダクタ6を介して接続されている。
第2の接続導体22はランド11Lと第2導体面12との間を導通させる。ランド11Lと第1導体面11との間にはチップキャパシタ5が実装されている。すなわち、第2の接続導体22部分においては、第1導体面11と第2導体面12はチップキャパシタ5を介して接続されている。第2の接続導体23,24部分についても同様に、第1導体面11と第2導体面12はチップキャパシタ5を介してそれぞれ接続されている。
上記チップキャパシタ5は、通信信号のキャリア周波数の周波数帯(HF帯)ではハイ・インピーダンスであるが、UHF帯以上の周波数ではロー・インピーダンスとなる素子である。そのため、HF帯において、接続導体22,23,24部分は直流的には開放状態であって、第1の実施形態で示したアンテナ装置101と同様に動作する。UHF帯以上の周波数においては、接続導体22,23,24部分は高周波的に接続された状態となって、これらの箇所で確実にグランド接続がなされる。そのため、2つの導体面11,12の全体が安定したグランド電位となる。
また、第1の接続導体21部分においては、第1導体面11と第2導体面12とがチップインダクタ6を介して接続されているので、HF帯においては、この第1の接続導体21部で高周波的に直接接続された状態となり、UHF帯においては電流が抑制される。そのため、UHF帯のアンテナによる基板電流は第1の接続導体21を通らず、UHF帯のアンテナによる基板電流はアンテナコイル30のフェライトにほとんど影響を及ぼさない。そのため、UHF帯のアンテナの特性を維持できる。
《第3の実施形態》
図5は第3の実施形態に係る通信端末装置の筐体内部の構造を示す平面図である。上部筐体91の内部には回路基板61,62、バッテリーパック90、カメラモジュール76等が収められている。回路基板61には通信回路を備えたRFIC60、共振用キャパシタC、アンテナコイル30等が実装されている。この回路基板61にはメインのUHF帯アンテナ82等も設けられている。また、回路基板62にはサブのUHF帯アンテナ83等が設けられている。回路基板61上の回路と回路基板62上の回路とはケーブルを介して接続されている。UHF帯アンテナ82,83はチップアンテナの搭載や線路パターンの形成等によって設けられている。
回路基板61には、ほぼ全域にグランド電極が形成されており、この形成されているグランド電極は第1導体面として作用する。下部筐体92は樹脂製であるが、その内面に金属膜による第2導体面12が形成されている。この金属膜はアルミ箔や銅箔を下部筐体92の内側に貼り付けたものであってもよいし、LDS技術等によって下部筐体92の内側に描画したものであってもよい。また、この金属膜は、回路基板61等に実装された各種部品のシールドを兼ねることを目的として、回路基板61の主面の半分以上のエリアを占めていることが好ましい。本例では、メインのアンテナ82、サブのアンテナ83が占める領域以外はほぼ全て金属膜でシールドしてある。下部筐体92には開口12Aが形成されている。この部分にカメラモジュール76のレンズが光学的に露出するように配置される。
第1の接続導体21は回路基板61のグランド電極に実装されている。接続導体22はランド11Lに実装されている。ランド11Lとグランド電極との間にはチップキャパシタ5が実装されている。
図5には、第1導体面(回路基板61に形成されているグランド電極)11、および第2導体面(筐体の金属部)12に流れる電流を太矢印で表している。
図6は上記第1の接続導体21および第2の接続導体22を通る位置での断面図である。第1の実施形態で図1(A)に示したアンテナ装置と同様に、第1導体面(回路基板61に形成されているグランド電極)11、第2導体面(筐体の金属部)12に電流が流れる。このようにして、2つの導体面11,12およびその対向する空間が放射素子として作用する。
なお、図5に表れているように、第1導体面(グランド電極)11および第2導体面(筐体の金属部)12は全面に亘って対向している必要はなく、部分的に対向していてもよい。
以上の各実施形態は例示であって、本発明はこれらの実施形態に限るものではない。アンテナコイル30とRFIC60とは一体化されてモジュール化されていてもよい。この構成により、RFICと給電コイルとの電気的な導通を回路基板などの基板の配線で行う必要がなく、また、実装スペースの自由度が高まる。
また、本発明に係る第1導体面と第2導体面は、その一方が回路基板に形成されたグランド電極であることに限らない。また、一方が筐体の金属部であることに限らない。例えば、シールドケース、シールド板、電池パック、LCDパネル等を第1導体面または第2導体面として利用してもよい。
また、図1(A)等には、平面状の第1導体面11および第2導体面12を示したが、第2導体面12の形状はこれに限らない。第2導体面は回路基板を収める側の筐体の金属部であってもよい。さらに、筐体の金属部は金属板の成型体であってもよい。
C…キャパシタ
5…チップキャパシタ
6…チップインダクタ
11…第1導体面
11L…ランド
12…第2導体面
12A…開口
21…第1の接続導体
22,23,24…第2の接続導体
30…アンテナコイル
31…磁性体コア
32…コイル導体
60…RFIC
61,62…回路基板
76…カメラモジュール
82,83…UHF帯アンテナ
90…バッテリーパック
91…上部筐体
92…下部筐体
101.102…アンテナ装置

Claims (7)

  1. 空間を介して対向する位置に配置されている2つの導体面と、
    前記2つの導体面を1箇所で直流的に接続する第1の接続導体と、
    前記第1の接続導体に対して近接配置されたアンテナコイルと、を備え、
    前記アンテナコイルは、電磁誘導により前記第1の接続導体に誘導電流が流れる位置に配置されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記アンテナコイルは前記第1の接続導体よりも前記2つの導体面の中央寄りの位置に配置されている、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記導体面は、電子機器の筐体の導体部を含む、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記導体面は、回路基板に形成されたグランド電極を含む、請求項1〜3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 前記導体面は、回路基板に形成されたグランド電極と電子機器の筐体の導体部とを含み、前記第1の接続導体は、前記グランド電極と前記筐体の導体部とを接続するグランド接続ピンである、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  6. 前記2つの導体面に対してキャパシタを介して接続する第2の接続導体をさらに備え、
    通信信号のキャリア周波数はHF帯の周波数であり、前記キャパシタはUHF帯以上の周波数でHF帯の周波数よりもロー・インピーダンスとなる素子である、請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. アンテナ装置と、このアンテナ装置に接続された給電回路とを備えた通信端末装置において、
    前記アンテナ装置は、
    空間を介して対向する位置に配置されている2つの導体面と、
    前記2つの導体面を1箇所で直流的に接続する第1の接続導体と、
    前記第1の接続導体に対して近接配置されたアンテナコイルと、を備え、
    前記アンテナコイルは、電磁誘導により前記第1の接続導体に誘導電流が流れる位置に配置されていることを特徴とする、通信端末装置。
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