JP2005328942A - 施療装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 体がひねられたようなストレッチの体感を利用者に満喫させることのできる施療装置を提供する。
【解決手段】 施療装置本体の中心線の左右に略対称かつ装置本体の中心線方向に沿って複数設けられるとともに膨縮により被施療部を押圧するエアバッグ6R〜10R,6L〜10Lと、エアバッグ6R〜10R,6L〜10Lを膨縮させる給排気装置とを備え、左側に位置する複数のエアバッグ6L〜10Lを施療装置本体の中心線に沿う方向の一端側から他端側に向けて順次膨張させるとともに、右側に位置する複数のエアバッグ6R〜10Rを施療装置本体の中心線に沿う方向の他端側から一端側に向けて順次膨張させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は施療装置に係り、特に、エアバッグに空気を給排気させることにより、エアバッグを膨縮させて施療を行う施療装置に関する。
施療装置として、例えば、椅子式施療装置がある。椅子式施療装置は、座部と、この座部の後部にリクライニング可能に取り付けられた背凭れとを備え、利用者は、この椅子式施療装置に腰掛けた状態で施療行為を受けることができる。
このような椅子式施療装置において、座部には、腿をマッサージする腿用エアバッグ、および尻をマッサージする尻用エアバッグが設けられ、また背凭れには、肩をマッサージする肩用エアバッグ、背中をマッサージする背中用エアバッグ、および腰をマッサージする腰用エアバッグが設けられ、これら各エアバッグを膨縮させて利用者の各部位に対してマッサージを行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−84020号公報
ところで、上記各エアバッグのうち、肩用エアバッグ、背中用エアバッグおよび腰用エアバッグは施療装置本体、つまり背凭れの中心線に対して左右2列に配列されている。
しかしながら、上記従来の施療装置では、2列に配列された上記各エアバッグを左右同時に膨縮させる機能しか備えていないため、体がひねられたようなストレッチの体感を利用者に満喫させることができなかった。
本発明の課題は、体がひねられたようなストレッチの体感を利用者に満喫させることのできる施療装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、施療装置本体の中心線の左右に略対称かつ前記装置本体の中心線方向に沿って複数設けられるとともに膨縮により被施療部を押圧するエアバッグと、前記エアバッグを膨縮させる給排気装置とを備え、左右どちらか一方側に位置する前記複数のエアバッグを前記中心線に沿う方向の一端側から他端側に向けて順次膨張させるとともに、左右どちらか他方側に位置する前記複数のエアバッグを前記中心線に沿う方向の他端側から一端側に向けて順次膨張させることを特徴としている。
上記構成によれば、例えば左側に位置する複数のエアバッグを施療装置本体の中心線に沿う方向の一端側から他端側に向かって順次膨張させ、このとき同時に、右側に位置する複数のエアバッグを施療装置本体の中心線に沿う方向の他端側から一端側に向かって順次膨張させる。引き続いて、左側に位置する複数のエアバッグを施療装置本体の中心線に沿う方向の他端側から一端側に向かって順次膨張させ、このとき同時に、右側に位置する複数のエアバッグを施療装置本体の中心線に沿う方向の一端側から他端側に向かって順次膨張させる。そして、このような動作を繰り返して行うことにより、利用者は体がひねられたようなストレッチの体感を満喫することができる。
また、本発明は、施療装置本体の中心線の左右に略対称にそれぞれ設けられた施療子と、該施療子を被施療部に対して進退方向に駆動する駆動手段と、該施療子を前記施療装置本体の中心線に沿う方向に移動させる移動手段とを備え、前記移動手段によって、左右どちらか一方側の前記施療子を被施療部に対して進出させた状態で前記中心線に沿う方向の一端側から他端側に向けて移動させるとともに、左右どちらか他方側の前記施療子を被施療部に対して進出させた状態で前記中心線に沿う方向の他端側から一端側に向けて移動させることを特徴としている。
上記構成によれば、例えば左側に設けられた施療子を被施療部に対して進出させた状態で施療装置本体の中心線に沿う方向の一端側から他端側に向けて移動させ、このとき同時に、右側に設けられた施療子を被施療部に対して進出させた状態で施療装置本体の中心線に沿う方向の他端側から一端側に向けて移動させる。引き続いて、左側に設けられた施療子を被施療部に対して進出させた状態で施療装置本体の中心線に沿う方向の他端側から一端側に向けて移動させ、このとき同時に、右側に設けられた施療子を被施療部に対して進出させた状態で施療装置本体の中心線に沿う方向の一端側から他端側に向けて移動させる。そして、このような動作を繰り返して行うことにより、利用者は体がひねられたようなストレッチの体感を満喫することができる。
本発明によれば、施療装置本体の中心線に沿ってエアバッグが複数配置され、それら複数のエアバッグがすべてねじれ動作するので、施療を希望する利用者のあらゆる部位に対して、ねじれ動作が加わった施療を施すことができる。また、左右のエアバッグがそれぞれの端部側から順次膨張していくので、利用者の体に負担をかけることがない。
また、本発明によれば、施療装置本体の中心線に沿って左右の施療子が互いに逆方向に移動してねじれ動作するので、施療を希望する利用者のあらゆる部位に対して、ねじれ動作が加わった施療を施すことができる。また、左右の施療子がそれぞれの端部側から移動していくので、利用者の体に負担をかけることがない。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1は、本発明に係る施療装置1の外観を示した斜視図である。この施療装置1は椅子式のもので、肘掛け兼用の脚2、脚2に支持された座部3、座部3の後部にリクライニング可能に装着された背凭れ4、および座部3の前側下部に装着された足載せ台5を備えている。
背凭れ4の上部には、肩用エアバッグ6R,6L(Rは右側の部品を、Lは左側の部品をそれぞれ示す。以下同じ。)が設けられている。肩用エアバッグ6R,6Lは空気が給排気されて膨縮動作を繰り返し、利用者の肩に対するマッサージを行う。
背凭れ4の高さ方向中央には、背中上用エアバッグ7R,7Lと、背中上用エアバッグ7R,7Lの下方に背中下用エアバッグ8R,8Lとが設けられている。これら背中上用エアバッグ7R,7Lおよび背中下用エアバッグ8R,8Lは空気が給排気されて膨縮動作を繰り返し、利用者の背中に対するマッサージを行う。
背凭れ4の下部には、腰上用エアバッグ9R,9Lと、腰上用エアバッグ9R,9Lの下方に腰下用エアバッグ10R,10Lとが設けられている。これら腰上用エアバッグ9R,9Lおよび腰下用エアバッグ10R,10Lも空気が給排気されて膨縮動作を繰り返し、利用者の腰に対するマッサージを行う。
足載せ台5の前側には左右に脚配設溝5R,5Lが形成され、このうち脚配設溝5Rの両側には脚用エアバッグ11R,11Rが、また脚配設溝5Lの両側には脚用エアバッグ11L,11Lがそれぞれ対向配置されている。
また、座部3の下側には上記各エアバッグの膨縮を制御する制御部12が設置されている。なお、図1において、符号13は、希望するマッサージを利用者が設定入力するためのリモコンである。
図2は、上記各エアバッグの動作を制御するための制御系統図である。
肩用エアバッグ6R,6Lには空気ホース14R,14Lが、背中上用エアバッグ7R,7Lには空気ホース15R,15Lが、背中下用エアバッグ8R,8Lには空気ホース16R,16Lが、腰上用エアバッグ9R,9Lには空気ホース17R,17Lが、腰下用エアバッグ10R,10Lには空気ホース18R,18Lがそれぞれ接続されている。上記各空気ホースの先端は1つに合流し、エアポンプ19の吐出側に接続されている。
空気ホース18Rの途中には電磁弁V1が、空気ホース17Rの途中には電磁弁V2が、空気ホース16Rの途中には電磁弁V3が、空気ホース15Rの途中には電磁弁V4が、空気ホース14Rの途中には電磁弁V5がそれぞれ設けられている。
また、空気ホース18Lの途中には電磁弁V6が、空気ホース17Lの途中には電磁弁V7が、空気ホース16Lの途中には電磁弁V8が、空気ホース15Lの途中には電磁弁V9が、空気ホース14Lの途中には電磁弁V10がそれぞれ設けられている。
電磁弁V1〜V10は三方弁で構成され、それらの切替動作によって、肩用エアバッグ6R,6L、背中上用エアバッグ7R,7L、背中下用エアバッグ8R,8L、腰上用エアバッグ9R,9L、または腰下用エアバッグ10R,10Lをエアポンプ19に連通させたり、外部(外気)に連通させたりすることができる。
また、制御回路20が設けられ、この制御回路20は、エアポンプ19、電磁弁V1〜V10にそれぞれ電気的に接続されている。制御回路20にはリモコン13も電気的に接続されている。
なお、電磁弁V1〜V10、エアポンプ19、および制御回路20は制御部12に内蔵されている。図示してないが、脚用エアバッグ11R,11Lも電磁弁を介してエアポンプ19に接続されている。また、電磁弁V1〜V10、エアポンプ19、および制御回路20は給排気装置を構成している。
次に、上記構成の施療装置1の動作について説明する。
利用者は施療装置1に腰掛け、リモコン13を操作して体がひねられたようなストレッチの体感できるモードを選択する。
前記モードが選択されると、制御回路20は、図3(a)に示すように、動作t1において、エアポンプ19を作動させるとともに、電磁弁V1(Valve1)と電磁弁V10(Valve10)を制御して、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の腰下用エアバッグ10Rおよび左側の肩用エアバッグ6Lに流入させて、腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6Lを膨らませる。図4(a)の左端の図は、腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6Lが網掛けになっており、膨らんでいる様子を示している。なお、図4において、網掛けになった他のエアバッグも膨らんでいることを示している。また、図3において、H(ハイ)レベルは、エアポンプ19が作動状態で、各エアバッグ6R〜10R,6L〜10Lが膨らんだ状態であることを示し、L(ロー)レベルは、エアポンプ19が非作動状態で、各エアバッグ6R〜10R,6L〜10Lが縮んだ状態であることを示している。
腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、図3(a)に示すように、電磁弁V1(Valve1)と電磁弁V10(Valve10)を制御して、腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6L内部の圧縮空気を外部に排気させ、腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6Lを縮ませる。
腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6Lを縮ませると同時に、動作t2に入り、制御回路20は、電磁弁V2(Valve2)と電磁弁V9(Valve9)を制御して、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の腰上用エアバッグ9Rおよび左側の背中上用エアバッグ7Lに流入させて、腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7Lを膨らませる(図4(a)参照)。
腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、電磁弁V2(Valve2)と電磁弁V9(Valve9)を制御して、腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7L内部の圧縮空気を外部に排気させ、腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7Lを縮ませる。
腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7Lを縮ませると同時に、動作t3に入り、制御回路20は、電磁弁V3(Valve3)と電磁弁V8(Valve8)を制御して、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の背中下用エアバッグ8Rおよび左側の背中下用エアバッグ8Lに流入させて、背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8Lを膨らませる(図4(a)参照)。
背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、電磁弁V3(Valve3)と電磁弁V8(Valve8)を制御して、背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8L内部の圧縮空気を外部に排気させ、背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8Lを縮ませる。
背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8Lを縮ませると同時に、動作t4に入り、制御回路20は、電磁弁V4(Valve4)と電磁弁V7(Valve7)を制御して、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の背中上用エアバッグ7Rおよび左側の腰上用エアバッグ9Lに流入させて、背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9Lを膨らませる(図4(a)参照)。
背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、電磁弁V4(Valve4)と電磁弁V7(Valve7)を制御して、背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9L内部の圧縮空気を外部に排気させ、背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9Lを縮ませる。
背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9Lを縮ませると同時に、動作t5に入り、制御回路20は、電磁弁V5(Valve5)と電磁弁V6(Valve6)を制御して、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の肩用エアバッグ6Rおよび左側の腰下用エアバッグ10Lに流入させて、肩用エアバッグ6Rおよび腰下用エアバッグ10Lを膨らませる(図4(a)参照)。
肩用エアバッグ6Rおよび腰下用エアバッグ10Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、電磁弁V5(Valve5)と電磁弁V6(Valve6)を制御して、肩用エアバッグ6Rおよび腰下用エアバッグ10L内部の圧縮空気を外部に排気させ、肩用エアバッグ6Rおよび腰下用エアバッグ10Lを縮ませる。このとき同時に、エアポンプ19の作動も停止させる。
引き続き、制御回路20は、ワンクッションおいてから動作t6〜t10を実行する。
制御回路20は、図3(b)に示すように、動作t6において、エアポンプ19を作動させるとともに、電磁弁V5(Valve5)と電磁弁V6(Valve6)を制御し、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の肩用エアバッグ6Rおよび左側の腰下用エアバッグ10Lに流入させて、肩用エアバッグ6Rおよび腰下用エアバッグ10Lを膨らませる。(図4(b)参照)。
肩用エアバッグ6Rおよび腰下用エアバッグ10Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、電磁弁V5(Valve5)と電磁弁V6(Valve6)を制御して、肩用エアバッグ6Rおよび腰下用エアバッグ10L内部の圧縮空気を外部に排気させ、肩用エアバッグ6Rおよび腰下用エアバッグ10Lを縮ませる。
肩用エアバッグ6Rおよび腰下用エアバッグ10Lを縮ませると同時に、動作t7に入り、制御回路20は、電磁弁V4(Valve4)と電磁弁V7(Valve7)を制御して、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の背中上用エアバッグ7Rおよび左側の腰上用エアバッグ9Lに流入させて、背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9Lを膨らませる(図4(b)参照)。
背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、電磁弁V4(Valve4)と電磁弁V7(Valve7)を制御して、背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9L内部の圧縮空気を外部に排気させ、背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9Lを縮ませる。
背中上用エアバッグ7Rおよび腰上用エアバッグ9Lを縮ませると同時に、動作t8に入り、制御回路20は、電磁弁V3(Valve3)と電磁弁V8(Valve8)を制御して、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の背中下用エアバッグ8Rおよび左側の背中下用エアバッグ8Lに流入させて、背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8Lを膨らませる(図4(b)参照)。
背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、電磁弁V3(Valve3)と電磁弁V8(Valve8)を制御して、背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8L内部の圧縮空気を外部に排気させ、背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8Lを縮ませる。
背中下用エアバッグ8Rおよび背中下用エアバッグ8Lを縮ませると同時に、動作t9に入り、制御回路20は、電磁弁V2(Valve2)と電磁弁V9(Valve9)を制御して、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の腰上用エアバッグ9Rおよび左側の背中上用エアバッグ7Lに流入させて、腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7Lを膨らませる(図4(b)参照)。
腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、電磁弁V2(Valve2)と電磁弁V9(Valve9)を制御して、腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7L内部の圧縮空気を外部に排気させ、腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7Lを縮ませる。
腰上用エアバッグ9Rおよび背中上用エアバッグ7Lを縮ませると同時に、動作t10に入り、制御回路20は、電磁弁V1(Valve1)と電磁弁V10(Valve10)を制御して、エアポンプ19で圧縮された空気を右側の腰下用エアバッグ10Rおよび左側の肩用エアバッグ6Lに流入させて、腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6Lを膨らませる(図4(b)参照)。
腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6Lを膨らませてから所定時間経過後、制御回路20は、電磁弁V1(Valve1)と電磁弁V10(Valve10)を制御して、腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6L内部の圧縮空気を外部に排気させ、腰下用エアバッグ10Rおよび肩用エアバッグ6Lを縮ませる。このとき同時に、エアポンプ19の作動も停止させる。
本実施例では、図4に示すように、動作t1〜t5のときは、右側に配列されたエアバッグに対しては最下段の腰下用エアバッグ10Rから上方向に順番に一つずつ膨縮させ、左側に配列されたエアバッグに対しては最上段の肩用エアバッグ6Lから下方向に順番に一つずつ膨縮させている。また、動作t6〜t10のときは、右側に配列されたエアバッグに対しては最上段の肩用エアバッグ6Rから下方向に順番に一つずつ膨縮させ、左側に配列されたエアバッグに対しては最下段の腰下用エアバッグ10Lから上方向に順番に一つずつ膨縮させている。このように膨縮させるエアバッグの順番を左右で逆方向にすると、利用者は体がひねられたようなストレッチの体感を満喫することができる。
本実施例では、あるエアバッグの収縮が完了してから、次のエアバッグを膨張させていたが、必ずしもこの膨縮方法に限定される必要はなく、収縮完了前に次のエアバッグの膨張を開始してもよい。このようにすれば、ねじり動作がより強力になる。
また、膨縮させるタイミングは、図3のように完全に同期させなくてもよく、左右のエアバッグで所定の関係を有してさえいれば(言い換えると、完全にランダムでさえなければ)、所定時間ずつずらして膨縮させるような場合(例えば、右側のエアバッグの膨張開始1秒後に、左側のエアバッグの膨張を開始し、以後そのような関係が続行するような場合)も含まれる。
なお、本発明は、エアバッグ式の施療装置だけでなく、被施療部を施療子で押圧する機械式の施療装置にも適用できる。例えば、施療装置本体の中心線の左右に略対称にそれぞれ設けられた施療子と、この施療子を被施療部に対して進退方向に駆動させる駆動手段と、施療子を施療装置本体の中心線に沿う方向に移動させる移動手段とを備えた施療装置において、前記移動手段によって、左右どちらか一方側の施療子を被施療部に対して進出させた状態で施療装置本体の中心線に沿う方向の一端側から他端側に向けて移動させるとともに、左右どちらか他方側の施療子を被施療部に対して進出させた状態で施療装置本体の中心線に沿う方向の他端側から一端側に向けて移動させるように構成する。
また、上記実施例では椅子式の施療装置について説明したが、本発明はマット式の施療装置にも適用できる。
本発明に係る施療装置の外観斜視図である。 エアバッグの動作を制御するための制御系統図である。 (a)は一方向へマッサージする場合のタイミング動作を示した図、(b)は(a)とは逆向きにマッサージする場合のタイミング動作を示した図である。 (a)は一方向へマッサージする場合のエアバッグの動作を示した図、(b)は(a)とは逆向きにマッサージする場合のエアバッグの動作を示した図である。
符号の説明
1 施療装置
4 背凭れ
6R,6L 肩用エアバッグ
7R,7L 背中上用エアバッグ
8R,8L 背中下用エアバッグ
9R,9L 腰上用エアバッグ
10R,10L 腰下用エアバッグ
12 制御部
13 リモコン
14R〜18R,14L〜18L 空気ホース
19 エアポンプ
20 制御回路
V1〜V10 電磁弁

Claims (3)

  1. 施療装置本体の中心線の左右に略対称かつ前記装置本体の中心線方向に沿って複数設けられるとともに膨縮により被施療部を押圧するエアバッグと、
    前記エアバッグを膨縮させる給排気装置とを備え、
    左右どちらか一方側に位置する前記複数のエアバッグを前記中心線に沿う方向の一端側から他端側に向けて順次膨張させるとともに、
    左右どちらか他方側に位置する前記複数のエアバッグを前記中心線に沿う方向の他端側から一端側に向けて順次膨張させることを特徴とする施療装置。
  2. 左右の一方側に位置する複数のエアバッグの膨張動作と、左右の他方側に位置する複数のエアバッグの膨張動作とを同期させることを特徴とする請求項1に記載の施療装置。
  3. 施療装置本体の中心線の左右に略対称にそれぞれ設けられた施療子と、
    該施療子を被施療部に対して進退方向に駆動する駆動手段と、
    該施療子を前記施療装置本体の中心線に沿う方向に移動させる移動手段とを備え、
    前記移動手段によって、左右どちらか一方側の前記施療子を被施療部に対して進出させた状態で前記中心線に沿う方向の一端側から他端側に向けて移動させるとともに、左右どちらか他方側の前記施療子を被施療部に対して進出させた状態で前記中心線に沿う方向の他端側から一端側に向けて移動させることを特徴とする施療装置。

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