JP2005327982A - フレキシブルプリント配線板の製造方法及びそれを用いて製造されたフレキシブルプリント配線板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のフレキシブルプリント配線板の製造方法は、第1のフィルム送り工程と、カバーレイフィルムを位置決めする位置決め工程と、カバーレイフィルムを順次仮接着する仮接着工程と、第2のフィルム送り工程と、カバーレイフィルムを順次熱圧着する熱圧着工程と、熱処理し接着層を硬化させる接着層硬化工程と、を備えた構成を有する。本発明のフレキシブルプリント配線板は、電子機器への内蔵時に屈曲される部分における導電パターン4の上面側と下面側の接着層の厚みが略同一である構成を有する。
【選択図】図1
Description
という課題を有していた。
(1)各製造工程をロールツーロール法により連続的に行うので、品質のばらつきを防止し品質の安定性に優れたフレキシブルプリント配線板の製造方法を提供することができ
る。
(1)離型フィルムをカバーレイフィルムに沿って送ることで、離型フィルムを介してカバーレイフィルムを熱圧着することができるので、カバーレイフィルムが熱板等に貼り付くことを防止でき、強い押圧力で確実に熱圧着できるフレキシブルプリント配線板の製造方法を提供することができる。
(1)平坦化工程により導電パターンの上面側と下面側の接着層の厚み差を小さくすることができる耐屈曲性に優れたフレキシブルプリント配線板の製造方法を提供することができる。
(1)ロールツーロール法により連続的に、露出した導体パターンの表面にめっき被膜を形成することができる品質の安定性に優れたフレキシブルプリント配線板の製造方法を提供することができる。
(1)導電パターンの上面側と下面側の接着層の厚みを略同一とすることで耐屈曲性を著しく向上できるフレキシブルプリント配線板を提供することができる。
対して、片面に熱硬化性の接着層を有する所定形状のカバーレイフィルムを位置決めする位置決め工程と、位置決めした導体パターンを覆うようにカバーレイフィルムをベースフィルムに順次仮接着する仮接着工程と、カバーレイフィルムが仮接着されたベースフィルムを一方のリールから送り出しながら他方のリールで巻き取る第2のフィルム送り工程と、仮接着されたカバーレイフィルムをベースフィルムに順次熱圧着する熱圧着工程と、カバーレイフィルムが熱圧着されたベースフィルムをリールに巻着された状態で熱処理し接着層を硬化させる接着層硬化工程と、を備えることにより実現した。
以下、本発明の実施の形態について、各図に基づいて説明する。
、上部熱板7と下部熱板9を互いに接近させベースフィルム3の位置決め孔5に位置決めピン8を挿入し、ベースフィルム3の位置を固定する(位置決め工程)。さらに上部熱板7と下部熱板9を接近させ、カバーレイフィルム6とベースフィルム3を挟圧する。これにより、カバーレイフィルム6がベースフィルム3の導体パターン4上に仮接着される(仮接着工程)。この仮接着工程をベースフィルム3上の各々の導体パターン4に対して順次繰り返し、カバーレイフィルム6が仮接着される。カバーレイフィルム6が仮接着されたベースフィルム3はリール2に巻き取られる。なお、本実施の形態1においては、位置決めピン8と位置決め孔5,10を用いて位置決めを行っているが、画像処理による位置決め等の他の位置決め手段を用いても良い。
図2は本発明の実施の形態2におけるフレキシブルプリント配線板の製造方法の平坦化工程を示す模式図である。
説明したものと同様のものは同一の符号を付けて説明を省略する。
質が均一で且つ耐屈曲性に優れたフレキシブルプリント配線板を煩雑な作業なく製造できる生産性及び品質の安定性に優れたフレキシブルプリント配線板の製造方法を提供することができる。
3 ベースフィルム
4 導体パターン
5 位置決め孔
6 カバーレイフィルム
6a 接着層
7 上部熱板
8 位置決めピン
9 下部熱板
10 位置決め孔
11,12 リール
13 離型フィルム
14 巻き取りリール
15 フィルム配線板
16 オーブン
17 押圧部材
18 リール
19 フレキシブルプリント配線板
20 開口部
21 屈曲部
22 ベースフィルム側接着層
23 カバーレイフィルム側接着層
X 平坦部
Claims (5)
- ロールツーロール法を用いたフレキシブルプリント配線板の製造方法であって、
少なくとも片面に複数の導体パターンが形成された帯状のベースフィルムを一方のリールから送り出しながら他方のリールで巻き取る第1のフィルム送り工程と、
送り出された前記ベースフィルムの前記導体パターンに対して、片面に熱硬化性の接着層を有する所定形状のカバーレイフィルムを位置決めする位置決め工程と、
位置決めした導体パターンを覆うように前記カバーレイフィルムを前記ベースフィルムに順次仮接着する仮接着工程と、
前記カバーレイフィルムが仮接着された前記ベースフィルムを一方のリールから送り出しながら他方のリールで巻き取る第2のフィルム送り工程と、
仮接着された前記カバーレイフィルムを前記ベースフィルムに順次熱圧着する熱圧着工程と、
前記カバーレイフィルムが熱圧着された前記ベースフィルムをリールに巻着された状態で熱処理し前記接着層を硬化させる接着層硬化工程と、
を備えていることを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法。 - 前記熱圧着工程の前に、帯状の離型フィルムが巻着された一方のリールから前記カバーレイフィルムに沿って前記離型フィルムを送り出しながら他方のリールで巻き取る離型フィルム送り工程を備えていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板の製造方法。
- 前記接着層硬化工程の前に、
前記カバーレイフィルムが熱圧着された前記ベースフィルムを一方のリールから送り出しながら他方のリールで巻き取る第3のフィルム送り工程と、
送り出された前記ベースフィルム上の前記カバーレイフィルムの表面の一部を加熱された押圧部材で順次押圧し平坦化する平坦化工程と、
を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブルプリント配線板の製造方法。 - 前記接着層硬化工程の後に、
熱処理されたベースフィルムを一方のリールから送り出しながら他方のリールで巻き取る第4のフィルム送り工程と、
送り出された前記ベースフィルム上の前記カバーレイフィルムの開口部から露出した前記導体パターンの表面に、前記ベースフィルムに予め形成された給電パターンを用いて順次電解めっき処理を行うめっき工程と、
を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板の製造方法。 - 請求項1乃至4の内いずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板の製造方法を用いて製造されたフレキシブルプリント配線板であって、前記フレキシブルプリント配線板の電子機器への内蔵時に屈曲される部分における前記導電パターンの上面側と下面側の接着層の厚みが略同一であることを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
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