JP2005319958A - 車両窓用ロールブラインド - Google Patents

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    • B60J1/2086Arrangement of blinds in vehicles specially adapted for openable windows, e.g. side window

Abstract

【課題】 破損しにくい構成でかつ破損した際に破損部品を容易に交換し得る車両窓用ロールブラインドを提供する。
【解決手段】 ブラインドシート2と巻取り軸3と展開手段とを有し、展開手段が操作線部材6と駆動装置50,51と案内部材52とを有し、窓開口部10bに繰出される側の操作線部材6の繰出し部60が窓開口部10bにてガイドレールなしに繰出されるロールブラインド1であって、操作線部材6は、窓開口部10bの外領域にて駆動装置によって動力を受ける側の動力受部61と、繰出し部60とを別々に有している。動力受部61と繰出し部60との間には、動力受部61によって押されることで案内部材52によって案内支持されながら移動して繰出し部60を窓開口部10bに向けて押す伝達部材62が設けられている。そして伝達部材62は、繰出し部60と動力受部61の間に離間する方向の力が働いた際に、繰出し部60と離れる構成になっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両窓用ロールブラインドに関する。
従来、様々な車両窓用ロールブラインドが知られており、例えば特許文献1の図4に記載の車両窓用ロールブラインドが知られている。
特許文献1の図4に記載の車両窓用ロールブラインドは、ブラインドシートと、ブラインドシートを巻取る巻取り軸と、巻取り軸に巻き取られたブラインドシートを窓開口部に展開する展開手段とを有している。展開手段は、ブラインドシートの先端縁と連結された長尺線状の操作線部材と、操作線部材を長尺方向に進退させる駆動装置と、窓開口部の外領域にて操作線部材を長尺方向に移動可能に支持する案内部材とを有している。そして窓開口部に繰出される側の操作線部材の繰出し部が、窓開口部にてガイドレールなしに繰出される構成になっている。そして操作線部材の繰出し部は、ブラインドシートを展開させるために十分な剛性を有している。
すなわち特許文献1の図4に記載の車両窓用ロールブラインドは、窓開口部側にガイドレールを有さないタイプの車両窓用ロールブラインドになっている。
特開2001−239829号公報
しかし操作線部材の繰出し部は、ガイドレールなしに窓開口部に繰出されるために、外力を受けることで破損される場合があった。例えば繰出し部を窓開口部に繰出し、その位置において乗員手前側に引き込まれることで繰出し部が変形して破損される場合があった。
また操作時において外力を受けることでロールブラインドの一部が破損してしまう場合もあった。例えば、ブラインドシートを巻き取っている際にブラインドシートの先端がつかまれた際には、駆動装置あるいは駆動装置によって力を受けていた操作線部材の一部が破損してしまう場合があった。ブラインドシートを窓開口部に展開させている際にブラインドシートの先端がつかまれた際には、ブラインドシートを繰出している操作線部材の繰出し部が変形して破損してしまう場合があった。
そこで本発明は、窓開口部側にガイドレールを有さないタイプの車両窓用ロールブラインドにおいて、外力によって破損しにくい構成で、かつ破損した際には破損部品を容易に交換し得る構成になっている車両窓用ロールブラインドを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える車両窓用ロールブラインドであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、操作線部材は、窓開口部の外領域にて駆動装置によって動力を受ける側の動力受部と、窓開口部に繰出される側の繰出し部とを別々に有している。動力受部と繰出し部との間には、動力受部によって押されることで案内部材によって案内支持されながら移動して繰出し部を窓開口部に向けて押す伝達部材が設けられている。そして伝達部材は、繰出し部と動力受部の間に離間する方向の力が働いた際に、繰出し部と動力受部の少なくとも一方と離れる構成になっている。
すなわち操作線部材は、動力受部と繰出し部を別々に有し、これらの間に伝達部材が設けられている。そして伝達部材は、これらの間に離間方向の力が加わった際に繰出し部と動力受部の少なくとも一方と離れる。
したがって車両窓用ロールブラインドは、外力を受けても破損しにくい構成になっている。例えば、ブラインドシートを巻き取っている際にブラインドシートの先端がつかまれた際には、ブラインドシート側の繰出し部と、駆動装置側の動力受部とが離れる。そのため駆動装置あるいは駆動装置によって動力を受けていた動力受部が破損してしまうことが防止される。
また繰出し部は、ガイドレールなしに窓開口部に繰出されるために破損されやすいものであるが、動力受部から離れる構成になっている。そのために繰出し部が破損した際には、繰出し部のみを新しいものと交換することができる。
かくして車両窓用ロールブラインドは、操作時の外力によって破損しにくい構成であるとともに、繰出し部が破損した際には繰出し部を容易に交換し得る構成になっている。
請求項2に記載の発明によると、ブラインドシートの先端縁には、先端縁を形状保持する縁部形状保持部材が取付けられている。縁部形状保持部材には、繰出し部の先端部が脱着可能に取付けられる取付部が形成されている。そしてブラインドシートの長さは、繰出し部の先端部を取付部に取付けたまま、繰出し部を案内部材側から完全に引出すことができる長さになっている。
したがって繰出し部を交換する際には、先ず繰出し部を案内部材側から完全に引出す。そしてその状態にて繰出し部を縁部形状保持部材から外すことができる。かくして繰出し部を容易に交換することができる。
(実施の形態1)
実施の形態1を図1〜8にしたがって説明する。
図1に示すようにロールブラインド1は、自動車(車両)の側面ドア10に取付けられている。側面ドア10は、上側領域に窓開口部10bを有しており、窓開口部10b周りに窓枠10aを有している。側面ドア10の下側領域には、トリム12が取付けられており、トリム12は、側面ドア10の下側領域の車両内側面を覆い、側面ドア10の下側領域に取付けられたロールブラインド1を覆い隠す。
ロールブラインド1は、ブラインドシート2と、ブラインドシート2を巻取る巻取り軸3と、ブラインドシート2を展開する展開手段5を有している。
ブラインドシート2は、網状のシートあるいは半透明状のシートから形成されている。ブラインドシート2は、窓開口部10bに展開されることで窓開口部10bを車両内側から覆う。これによりブラインドシート2は、ブラインド位置に配され、窓開口部10bから車室内へ差込む光の一部を遮る。あるいはブラインドシート2は、窓開口部10bを覆う窓ガラスを介して車室内に差込む光の一部を遮る。
ブラインドシート2の上端縁(先端縁)には、上端縁を形状保持する縁部形状保持部材4が取付けられている。
縁部形状保持部材4は、図1に示すようにブラインドシート2の上端縁に沿って延出しており、ブラインドシート2の上端縁を車両前後方向に張設する。
巻取り軸3は、窓開口部10bの外領域である側面ドア10の下側領域に取付けられている。巻取り軸3は、筒状であって、窓枠10aの下枠に沿って取付けられている。図6に示すように巻取り軸3には、ブラインドシート2の下端縁が取付けられている。また巻取り軸3には、ブラインドシート2を巻取る方向に付勢する付勢部材が設けられている。
展開手段5は、図1に示すように長尺線状の二本の操作線部材6と、駆動装置(50,51)と、二本の案内部材52を有している。
操作線部材6は、図2に示すように窓開口部10bに繰出される側の繰出し部60と、駆動装置(50,51)によって動力を受ける側の動力受部61とを別々に有している。
繰出し部60は、図6に示すように上端部(先端部)に取付部60aを有している。取付部60aは、縁部形状保持部材4に向けて張出しており、縁部形状保持部材4に形成された取付部40に脱着可能に取付けられている。
二本の繰出し部60は、窓開口部10bの領域に繰出されることで、縁部形状保持部材4を持上げる。そしてこの時の繰出し部60は、窓開口部10bの領域においてガイドレール等によって支持されることなく縁部形状保持部材4を持上げる。すなわち繰出し部60は、縁部形状保持部材4およびブラインドシート2を持上げるために十分な剛性を有しており、ガイドレールなしにブラインドシート2を展開する構成になっている。
動力受部61は、図2に示すように線部材61cと、線部材61cの外周に螺旋状に巻かれたコイル61dとを有している。したがってコイル61dによって係合山が形成され、コイル61d間に係合溝が形成されている。かくして動力受部61は、係合溝に駆動装置(50,51)の平歯車51aが噛み合わされ、駆動装置から動力を受ける構成になっている。
駆動装置は、モータ50とギヤボックス51を有している。
ギヤボックス51は、複数の歯車を内蔵している。その内の一つは、一方の動力受部61を進退させる平歯車51aであり、他の一つは、他方の動力受部61を進退させる平歯車である。そしてギヤボックス51内の他の歯車は、一つのモータ50からの動力を前記二つの平歯車の回転に変え、前記二つの平歯車を逆回転でかつ同じ速さで回転させるように組合されている。かくしてギヤボックス51は、二本の動力受部61を同じ速さでかつ逆方向に進退させる。
案内部材52は、図1に示すように窓開口部10bの外領域に取付けられている。案内部材52は、図2に示すように筒状であって、側面ドア10の下側領域とトリム12の間に取付けられている。案内部材52の筒内には、操作線部材6が挿通されている。したがって案内部材52は、図2〜4に示すように操作線部材6を長尺方向に移動可能に案内支持する。そして案内部材52内の操作線部材6は、案内部材52の途中に設けられたギヤボックス51から力を受けて進退する。
操作線部材6は、前記したように繰出し部60と動力受部61を有している。そして繰出し部60と動力受部61の間には、伝達部材62が設けられている。
伝達部材62は、案内部材52の筒内に設けられており、案内部材52に案内支持されながら案内部材52内を移動する。
案内部材52の一端側(上端側)には、図2に示すようにストッパ53が取付けられており、他端側(後端側)にはストッパ54が取付けられている。
ストッパ53は、伝達部材62の移動を規制することで伝達部材62が案内部材52から抜けることを防止している。ストッパ53には、図2に示すように挿通孔53aが形成されており、挿通孔53aに繰出し部60が挿通されている。かくして繰出し部60は、挿通孔53aを介して案内部材52から窓開口部10bに向けて繰出される。
ストッパ54は、図4に示すように動力受部61の後端部61bの移動を規制することで動力受部61を規制する。そして動力受部61の移動を規制することで繰出し部60の移動量を規制する。
伝達部材62は、図5に示すように一端側(上端側)に当接部62aを有しており、他端側(下端側)に取付部62bを有している。
当接部62aは、凹状に形成されており、繰出し部60の下端部(一端部)60bが差込まれている。そして繰出し部60の下端部60bが当接部62aの凹部底面中央に離脱可能に当接されている。
取付部62bは、凹部を有しており、その凹部に動力受部61の先端部61aが固定的に取付けられている。
図1に示すように窓枠10aの上枠部には、バタツキ防止部材11が取付けられている。バタツキ防止部材11には、図6に示すように縁部形状保持部材4が差込まれる凹部11aが形成されている。凹部11aには、ブラインドシート2を展開させた際に縁部形状保持部材4が差込まれる。かくしてバタツキ防止部材11は、縁部形状保持部材4を保持することで、展開時のブラインドシート2のバタツキを防止する構成になっている。
以下に、ブラインドシート2を展開させる方法について説明する。
先ず、駆動装置(50,51)を駆動させて、動力受部61を図3の位置から図2の位置に向けてスライド(進出)させる。これにより動力受部61が案内部材52に案内されながら案内部材52内を移動し、動力受部61が伝達部材62を介して繰出し部60を上方に押上げる。押上げられた繰出し部60は、窓開口部10bに繰出され、縁部形状保持部材4を持上げ、ブラインドシート2を展開させる。そして図6に示すように縁部形状保持部材4がバタツキ防止部材11の凹部11aに嵌り込むことで繰出し部60が上死点に達する。
繰出し部60が上死点に達した際には、モータ50への電流供給が大きくなる。この電流増加は、監視回路によって検知され、監視回路がモータ50への電流供給を遮断する。これによりブラインドシート2は、窓開口部を覆うブラインド位置にて停止する。
次に、ブラインドシート2を巻取る方法について説明する。
先ず、駆動装置(50,51)を駆動させて、動力受部61を図2の位置から図3の位置を介して図4の位置に向けてスライド(後退)させる。これにより伝達部材62も動力受部61とともに後退する。
ところで伝達部材62に当接している繰出し部60は、図3に示すように上端部が縁部形状保持部材4に連結されている。そして縁部形状保持部材4は、ブラインドシート2を介して巻取り軸3によって下方に付勢されている。したがって繰出し部60は、巻取り軸3によって下方に常に付勢されている。そのため繰出し部60は、下端部(一端部)60bが伝達部材62の当接部62aに当接した状態のまま、伝達部材62とともに下方に移動する。
繰出し部60と動力受部61は、図4に示すように案内部材52内を移動し、動力受部61の後端がストッパ54に到達する。これにより繰出し部60が下死点に到達する。
繰出し部60が下死点に達した際には、モータ50への電流供給が大きくなり、この電流増加が監視回路によって検知され、監視回路がモータ50への電流供給を遮断する。かくしてブラインドシート2は、窓開口部に張出していない状態にて位置決めされる。
次に、ブラインドシート2の長さと繰出し部60を交換する方法について説明する。
ブラインドシート2は、図7に示すように繰出し部60の長さ(L1+L2)よりもLaだけ長い。そしてブラインドシート2をブラインド位置にした際には、図6に示すように巻取り軸3によって巻き取られたブラインドシート2の長さが案内部材52内に収納された繰出し部60の長さ(L1)よりもLaだけ長い。
したがって繰出し部60を交換する際には、図7に示す方法で交換することができる。すなわち繰出し部60の先端部を縁部形状保持部材4に取付けた状態のまま、繰出し部60の下端側を案内部材52側から完全に引出すことができる。そしてその状態にて繰出し部60の取付部60aを縁部形状保持部材4の取付部40から取外すことで、繰出し部60を案内部材52側から取外すことができる。そしてその手順と逆の手順によって、新しい繰出し部60を案内部材52側に取付けることができる。
かくして繰出し部60を容易に交換することができる。
あるいは図8に示す方法によっても繰出し部60を交換することもできる。
すなわち先ず、繰出し部60の取付部60aを縁部形状保持部材4の取付部40から抜く。次に繰出し部60を曲げながら繰出し部60を案内部材52側から抜く。そしてその手順と逆の手順によって、新しい繰出し部60を案内部材52側に取付けることができる。かくして図8に示す方法によっても繰出し部60を交換することができる。
以上のようにしてロールブラインド1が構成されている。
すなわち操作線部材6は、図2に示すように動力受部61と繰出し部60を別々に有し、これらの間に伝達部材62が設けられている。そして伝達部材62は、これらの間に離間方向の力が加わった際に繰出し部60と離れる。
したがってロールブラインド1は、外力を受けても破損しにくい構成になっている。例えば、ブラインドシート2を巻き取っている際にブラインドシート2の先端がつかまれた際には、ブラインドシート2側の繰出し部60と、駆動装置(50,51)側の動力受部61とが離れる。そのため駆動装置あるいは駆動装置によって動力を受けていた動力受部61が破損してしまうことが防止される。
また繰出し部60は、ガイドレールなしに窓開口部10bに繰出されるために破損されやすいものであるが、動力受部61から離れる構成になっている。そのために繰出し部60が破損した際には、繰出し部60のみをに新しいものと交換することができる。
かくしてロールブラインド1は、操作時の外力によって破損しにくい構成であるとともに、繰出し部60が破損した際には繰出し部60を容易に交換し得る構成になっている。
巻取り軸3は、ブラインドシート2を巻取る方向に付勢し、ブラインドシート2を介して繰出し部60を下方に付勢している。したがって繰出し部60は、下端部60bが常に伝達部材62に当接している。かくして繰出し部60の上下方向へのガタ付きが巻取り軸3の付勢力によって防止されている。
また伝達部材62には、繰出し部60の下端部60bが離脱可能に当接される当接部62aが形成されている。
したがって繰出し部60を交換する場合は、繰出し部60を引張ることで繰出し部60を伝達部材62から引き離すことができる。かくして繰出し部60を容易に交換することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2を図9にしたがって説明する。
実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様に形成されているが、図5に示す伝達部材62に代えて図9に示す伝達部材63を有している点が実施の形態1と異なっている。
伝達部材63は、一端側(上端側)に当接部63aを有しており、他端側(下端側)に当接部63bを有している。
当接部63aは、凹状に形成されており、凹部底面に繰出し部60の下端部(一端部)60bが離脱可能に当接されている。当接部63bは、凹状に形成されており、凹部底面に動力受部61の上端部(一端部)61aが離脱可能に当接されている。
かくして実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様の効果を奏し得る構成になっている。
(実施の形態3)
実施の形態3を図10にしたがって説明する。
実施の形態3は、実施の形態1とほぼ同様に形成されているが、図5に示す伝達部材62に代えて図10に示す伝達部材64を有している点が実施の形態1と異なっている。
伝達部材64は、一端側(上端側)に取付部64aを有しており、他端側(下端側)に当接部64bを有している。
取付部64aは、凹部を有しており、凹部に繰出し部60の下端部(一端部)60bが固定的に取付けられている。
当接部64bは、凹状に形成されており、凹部底面に動力受部61の上端部(一端部)61aが離脱可能に当接されている。
かくして実施の形態3は、実施の形態1とほぼ同様の効果を奏し得る構成になっている。
(実施の形態4)
実施の形態4を図11にしたがって説明する。
実施の形態4は、実施の形態1とほぼ同様に形成されているが、図5に示す伝達部材62に代えて図11に示す第一の伝達部材65と第二の伝達部材66とを有している点が実施の形態1と異なっている。
第一の伝達部材65は、上端側(一端側)に取付部65aを有している。取付部65aには、凹部が形成されており、凹部には、繰出し部60の下端部(一端部)60bが固定的に取付けられている。
一方、第二の伝達部材66は、下端側(一端側)に取付部66aを有している。そして取付部66aに凹部が形成されており、凹部に動力受部61の上端部(一端部)61aが固定的に取付けられている。
第一の伝達部材65と第二の伝達部材66は、第一の伝達部材65の下側部(他端部)と第二の伝達部材66の上端部(他端部)とが面接しており、第一の伝達部材65と第二の伝達部材66とが離脱可能に当接する構成になっている。したがって繰出し部60と動力受部61の間に離間する方向の力が働いた際には、第一の伝達部材65が動力受部61と離れ、第二の伝達部材66が繰出し部60から離れる。
かくして実施の形態4は、実施の形態1とほぼ同様の効果を奏し得る構成になっている。
(実施の形態5)
実施の形態5を図12にしたがって説明する。
実施の形態5は、実施の形態1とほぼ同様に形成されているが、図5に示す伝達部材62に代えて図12に示す伝達部材67と伝達部材67に取付けられたスプリング68とを有している点が実施の形態1と異なっている。
伝達部材67は、一端側(上端側)に取付部67aを有しており、他端側(下端側)に取付部67bを有している。
取付部67aは、上端面から円柱状に突出しており、外周面にスプリング68が取付けられている。スプリング68は、上方ほど径が大きく、径の小さい下側部が取付部67aに取付けられている。一方、径の大きい上方部の内周側には繰出し部60の下端部(一端部)60bが脱着可能に差込まれている。
取付部67bには、凹部が形成されており、凹部に動力受部61の上端部(一端部)61aが固定的に取付けられている。
したがって繰出し部60と動力受部61の間に離間方法の力が生じた際には、スプリング68が所定量伸び、所定量伸びた状態にて繰出し部60がスプリング68から離間する。そのため繰出し部60が伝達部材67に対して離れる構成になっている。
かくして実施の形態5は、実施の形態1とほぼ同様の効果を奏し得る構成になっている。
(実施の形態6)
実施の形態6を図13にしたがって説明する。
実施の形態6は、実施の形態1とほぼ同様に形成されているが、図4に示すストッパ54に代えて図13に示すストッパ55を有している点が実施の形態1と異なっている。
ストッパ55は、筒状に構成されており、案内部材52内の所定位置にて固定されている。そしてストッパ55とストッパ53の間に伝達部材62が配設されている。したがって伝達部材62は、ストッパ55によって下方へ移動する移動量が規制され、ストッパ53によって案内部材52から抜けることが防止されている。またストッパ55には、挿通孔55aが形成されており、挿通孔55aに動力受部61が挿通されている。
かくして実施の形態6は、実施の形態1とほぼ同様の効果を奏し得る構成になっている。
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1〜5に限定されず、上記の形態をそれぞれ組合わせた形態などであってもよい。
実施の形態1に係るロールブラインドと自動車の側面ドアの車室内側からの一部破断正面図である。 実施の形態1に係るロールブラインドの一部断面拡大図である。 実施の形態1に係るロールブラインドの一部断面拡大図である。 実施の形態1に係るロールブラインドの一部断面拡大図である。 伝達部材近傍の実施の形態1に係るロールブラインドの一部断面拡大図である。 図1のA−A線方向からのロールブラインドの一部断面拡大図である。 実施の形態1に係る繰出し部を取外す手順を示すロールブラインドの一部断面拡大図である。 実施の形態1に係る繰出し部を取外す手順を示すロールブラインドの一部断面拡大図である。 伝達部材近傍の実施の形態2に係るロールブラインドの一部断面拡大図である。 伝達部材近傍の実施の形態3に係るロールブラインドの一部断面拡大図である。 伝達部材近傍の実施の形態4に係るロールブラインドの一部断面拡大図である。 伝達部材近傍の実施の形態5に係るロールブラインドの一部断面拡大図である。 実施の形態6に係るロールブラインドの一部断面拡大図である。
符号の説明
1…ロールブラインド
2…ブラインドシート
3…巻取り軸
4…縁部形状保持部材
5…展開手段
6…操作線部材
10…側面ドア
10b…窓開口部
11…バタツキ防止部材
40…取付部
50…モータ(駆動装置)
51…ギヤボックス(駆動装置)
52…案内部材
53,54,55…ストッパ
60…繰出し部
60a…取付部
61…動力受部
61a…先端部
62,63,64,65,66,67…伝達部材
62a,63a,63b,64b…当接部

Claims (2)

  1. 車両の窓開口部を覆うブラインドシートと、前記窓開口部の外領域にて前記ブラインドシートを巻取る巻取り軸と、前記巻取り軸に巻き取られた前記ブラインドシートを前記窓開口部に展開する展開手段とを有し、前記展開手段が、前記ブラインドシートの先端縁と連結された長尺線状の操作線部材と、その操作線部材を長尺方向に進退させる駆動装置と、前記窓開口部の外領域にて前記操作線部材を長尺方向に移動可能に支持する案内部材とを有し、前記窓開口部に繰出される側の前記操作線部材の繰出し部が、前記窓開口部にてガイドレールなしに繰出される車両窓用ロールブラインドであって、
    前記操作線部材は、前記窓開口部の外領域にて前記駆動装置によって動力を受ける側の動力受部と、前記繰出し部とを別々に有しており、
    前記動力受部と前記繰出し部との間には、前記動力受部によって押されることで前記案内部材によって案内支持されながら移動して前記繰出し部を前記窓開口部に向けて押す伝達部材が設けられており、
    前記伝達部材は、前記繰出し部と前記動力受部の間に離間する方向の力が働いた際に、前記繰出し部と前記動力受部の少なくとも一方と離れる構成になっていることを特徴とする車両窓用ロールブラインド。
  2. 請求項1に記載の車両窓用ロールブラインドであって、
    ブラインドシートの先端縁には、先端縁を形状保持する縁部形状保持部材が取付けられており、
    前記縁部形状保持部材には、繰出し部の先端部が脱着可能に取付けられる取付部が形成されており、
    前記ブラインドシートの長さは、前記繰出し部の先端部を前記取付部に取付けたまま、前記繰出し部を案内部材側から完全に引出すことができる長さになっていることを特徴とする車両窓用ロールブラインド。

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