JP2005316921A - 生命保険担保融資システム - Google Patents
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Abstract
【課題】生命保険に加入して生命保険証券を担保として融資できるシステムの構築。
【解決手段】利用者側コンピュータが金融会社側コンピュータにアクセスして利用者データを送信して融資の申込を行い、金融会社側コンピュータは、当該利用者データに基づいて特定の生命保険会社を選択して前記利用者側データを生命保険会社側コンピュータに送信する。生命保険会社は、当該利用者側データに基づいて審査して生命保険プランを作成し、金融会社側コンピュータ又は利用者側コンピュータへ送信する。金融会社は当該生命保険プランに基づく生命保険証券を担保として融資を行う。
【選択図】図1
【解決手段】利用者側コンピュータが金融会社側コンピュータにアクセスして利用者データを送信して融資の申込を行い、金融会社側コンピュータは、当該利用者データに基づいて特定の生命保険会社を選択して前記利用者側データを生命保険会社側コンピュータに送信する。生命保険会社は、当該利用者側データに基づいて審査して生命保険プランを作成し、金融会社側コンピュータ又は利用者側コンピュータへ送信する。金融会社は当該生命保険プランに基づく生命保険証券を担保として融資を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、インターネット等の通信網に接続された利用者側コンピュータ・生命保険会社側コンピュータ・金融会社側コンピュータとの間で所定のデータを送受信し、各種のデータを連係させることにより、利用者に対する生命保険担保融資を行う生命保険担保融資システムに関する。
従来から行われている金銭融資の利用者向融資システムは、物的担保もしくは人的担保あるいは何れもの担保を得て直接的に行われるものである。しかし、このような従来の融資システムは、物的もしくは人的担保を有さない殊に高齢者に対しては融資できないものであり、多くは年金担保で融資を受けてなお生活するための資金が断絶されるという問題があった。
本発明は、このような実情を鑑みなされたものであって、物的・人的担保を有さず年金を担保に供さずとも生命保険に加入して同生命保険証券を担保として融資できるシステムを構築して、わが国の人々に対して等しく金融支援していくことを目的とするものである。
上記課題を解決するため、本発明はハードウェア資源として、インターネット(いわゆるiモードを含む)等の通信網に接続された利用者側コンピュータと、生命保険会社側コンピュータと、金融会社側コンピュータとを備える。最初に、利用者側コンピュータが金融会社側コンピュータにアクセスして融資の申込・過去の疾病歴・性別・年齢・収入額等利用者側データを送信する。金融会社側コンピュータは、当該利用者データに基づいて特定の生命保険会社を選択して前記利用者側データの一部又は全部を生命保険会社側コンピュータに送信する。選択された生命保険会社は、当該利用者側データに基づいて、これを審査して生命保険プランを作成し、金融会社側コンピュータ又は利用側コンピュータへと送信する。
利用者側コンピュータは、テレビカメラ、デジタルカメラ、CCDイメージリーダー等を備えていることが望ましい。また、利用者側及び生命保険会社側のコンピュータには、マイクロフォンやスピーカーを備えて、音声によるインタラクティブ(双方向性)な応対ができるようになっていることが望ましい。
さらに、タッチパネル、ファクシミリ装置などもあると有利である。
さらに、タッチパネル、ファクシミリ装置などもあると有利である。
本発明の生命保険担保融資システムによれば、物的・人的担保を持たずに年金をも担保に供することなく日本国民が等しく融資を受けられるシステムをインターネット上に構築することが可能になる。
好適には、本発明による金融会社側のコンピュータは、中央コンピュータ(計算手段を含む)、外部記憶装置、ターミナルアダプタ・ルータ・モデム等の通信制御装置を備える。以下、本発明の好適なアウトラインを述べる。
1.インターネット上に中央コンピュータによる金融会社を開設して利用者との間でネットワークを作り、利用者本人に係る性別・年齢・収入金額・職業・疾病歴・等の利用者データをデータベース化し、融資申込のアクセスのあった利用者へ申込融資の担保に該当する生命保険商品のデータを自動検索して送信し、受信した利用者はこのなかから希望する生命保険会社を選択して加入申込する。
1.インターネット上に中央コンピュータによる金融会社を開設して利用者との間でネットワークを作り、利用者本人に係る性別・年齢・収入金額・職業・疾病歴・等の利用者データをデータベース化し、融資申込のアクセスのあった利用者へ申込融資の担保に該当する生命保険商品のデータを自動検索して送信し、受信した利用者はこのなかから希望する生命保険会社を選択して加入申込する。
2.金融会社の中央コンピュータと融資を希望する利用者のコンピュータとの間でネットワークを作り、当該利用者の氏名・性別・収入額・既往歴・職業等のデータを金融会社の中央コンピュータに登録して生命保険会社の審査を受けることができる。
3.利用者はコンピュータ画面で融資申込の金額と返済期限、返済方法等を示すとともに同画面上において月額保険料と保険サービス内容等を示す生命保険会社のメニューのなかから該当する生命保険会社を示し、これを受信した金融会社の中央コンピュータは該当する生命保険会社を自動検索して選定する。
4.金融会社の中央コンピュータは登録した利用者から融資申込のアクセスがあった場合、上記1のデータベースに登録された生命保険会社データのなかから利用者の申込に該当する生命保険会社データを自動検索して利用者側コンピュータに送信し、これを受信した利用者は保険実績・セールスポイント・保険料等を勘案して希望する生命保険会社を指定して選ぶ。
5.金融会社の中央コンピュータは、利用者が画面上で指定して選んだ特定の生命保険会社のコンピュータを結び、生命保険会社と利用者の双方向で画像と音声で交信させて当該生命保険会社による審査をインターネット上で行う。
6.金融会社の中央コンピュータは、生命保険会社による審査結果をもとに自動作成した生命保険プランを当該利用者に送信して情報開示する。
7.金融会社の中央コンピュータと生命保険会社各営業所のコンピュータとをネットワークで結んで生命保険会社として予め登録をし、当該利用者の住所地に最短の登録生命保険会社営業所を自動検索するシステムにより、利用者の希望に応じて金融会社の中央コンピュータから当該生命保険会社による生命保険プランを自動検索された利用者の住所地に最短の生命保険会社営業所に送信し、本人確認のうえ生命保険プランを提供する。
8.利用者が生命保険会社の審査結果を受けて生命保険に加入したうえで融資の申込を画面上で表示して希望した場合には、この利用者の要望に該当する金融会社の中央コンピュータに予め登録した融資額・利息・返済期限・返済方法等データを利用者側コンピュータに送信し、受信した当該利用者はこれに諾否を示してこれを返送し金銭消費貸借契約を加入した生命保険証券を担保に締結し、利用者が指定した希望の金融機関に振り込んで実行する。
以下、本発明の好適な実施態様を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の基本的なシステムを表しており、ハードウェア資源として、インターネット(いわゆるiモードを含む)等の通信網40に接続された利用側コンピュータ20と、前記通信網に接続された生命保険会社側コンピュータ30と、前記通信網に接続された金融会社側コンピュータ10とを備えている。金融会社側コンピュータ10には、中央コンピュータ12、外部記憶装置14、通信制御装置16と、図示しない各種の付属機器を包含している。
利用側コンピュータ20は、テレビカメラ、デジタルカメラ、CCDイメージリーダー等を備えている。また、利用側及び生命保険会社側のコンピュータには、マイクロフォンやスピーカーを備え、音声や画像によるインタラクティブ(双方向性)な応対ができるようになっている。
1.利用者はコンピュータ20の画面を開いて自己のデータを入力する。
コンピュータの機種はデジタルカメラ内蔵のパソコン、デジタルテレビ、iモード対応機器等の何れもでも対応できる。
画面表示は画面と音声とによる入力方式とする。
画面は極力絵文字表示にして入力を簡易にする。
本人確認は、IDカード、指紋、声紋等による。
新たな利用者は基礎データ(氏名・住所・性別・勤務先・収入額・既往歴・家族構成・暗証番号等)を入力する。
コンピュータの機種はデジタルカメラ内蔵のパソコン、デジタルテレビ、iモード対応機器等の何れもでも対応できる。
画面表示は画面と音声とによる入力方式とする。
画面は極力絵文字表示にして入力を簡易にする。
本人確認は、IDカード、指紋、声紋等による。
新たな利用者は基礎データ(氏名・住所・性別・勤務先・収入額・既往歴・家族構成・暗証番号等)を入力する。
2.金融会社の中央コンピュータ12は利用者の情報をデータベース化する。
利用者から送信された情報をもとにデータベースとして自動入力する。
利用者から送信された情報をもとにデータベースとして自動入力する。
3.利用者は希望する融資申込額・生命保険内容を画面表示する。
利用者は画面表示された融資申込額・生命保険内容を指定して表示する。
利用者は画面表示された融資申込額・生命保険内容を指定して表示する。
4.利用者が生命保険会社を選ぶ。
以上の利用者側データから金融会社の中央コンピュータ12において該当する生命保険商品を自動検索する。
金融会社の中央コンピュータは選定された生命保険商品に該当する予め登録した生命保険会社の過去の保険実績・セールスポイント等データを自動検索して利用者側に送信し、利用者側は希望する生命保険会社をこの中から指定して選ぶ。
以上の利用者側データから金融会社の中央コンピュータ12において該当する生命保険商品を自動検索する。
金融会社の中央コンピュータは選定された生命保険商品に該当する予め登録した生命保険会社の過去の保険実績・セールスポイント等データを自動検索して利用者側に送信し、利用者側は希望する生命保険会社をこの中から指定して選ぶ。
5.生命保険会社はコンピュータ30の画像と音声等で審査する。
利用者に選ばれた生命保険会社は、コンピュータで送信される利用者に係るデータと利用者との会話で利用者のニーズについてインターネット上で利用者と対面し審査する。
生命保険会社は、審査結果をもとに生命保険プランを金融会社の中央コンピュータを通じてインターネットで利用者に送信し情報開示する。
審査結果等利用者データは金融会社の中央コンピュータに入力して蓄積する。
利用者に選ばれた生命保険会社は、コンピュータで送信される利用者に係るデータと利用者との会話で利用者のニーズについてインターネット上で利用者と対面し審査する。
生命保険会社は、審査結果をもとに生命保険プランを金融会社の中央コンピュータを通じてインターネットで利用者に送信し情報開示する。
審査結果等利用者データは金融会社の中央コンピュータに入力して蓄積する。
6.利用者は生命保険会社に対して生命保険に加入して保険契約を締結する。
生命保険会社が審査の結果、利用者の生命保険の加入を認めた場合には、生保権商品データをあらかじめ金融会社の外部記憶装置14に登録した中から利用者に送信し、これを受信した利用者が希望する生命保険会社と生命保険加入契約を締結する。
生命保険会社が審査の結果、利用者の生命保険の加入を認めた場合には、生保権商品データをあらかじめ金融会社の外部記憶装置14に登録した中から利用者に送信し、これを受信した利用者が希望する生命保険会社と生命保険加入契約を締結する。
7.利用者の生命保険証券を担保に金融会社が利用者に融資する。
利用者が生命保険に加入した生命保険証券を金融会社に対して差し入れ、これをもとに所要の審査のうえ金融会社が利用者に融資することを利用者に送信する。
利用者が生命保険に加入した生命保険証券を金融会社に対して差し入れ、これをもとに所要の審査のうえ金融会社が利用者に融資することを利用者に送信する。
Claims (6)
- インターネット等の通信網に接続された利用者側コンピュータと、前記通信網に接続された金融会社側コンピュータと、前記通信網に接続された生命保険会社側コンピュータとを備える。
前記利用者側コンピュータが前記金融会社側コンピュータにアクセスして希望する融資申込金額・金利・融資期間・支払方法など所定の利用者側データを送信し、当該利用者側データに基づいて金融会社側コンピュータが特定の生命保険会社を選択して前記利用者側データの一部又は全部を生命保険会社側コンピュータに送信し、当該利用者側データに基づいて当該生命保険会社が年齢・収入・家族構成・疾病歴等利用者に対応する生命保険商品に関する生命保険会社側データを前記金融会社側コンピュータ又は利用者側コンピュータへと送信するようになっていることを特徴とする生命保険担保融資システム。 - 請求項1記載の生命保険担保融資システムにおいて、前記金融会社側コンピュータは、生命保険会社の格付・過去の保険実績・セールスポイント・生命保険商品等情報をデータベース化し、この中から融資申込のアクセスのあった利用者の前記情報・ニーズに対して担保として効力のある生命保険商品を自動検索し、当該利用者側のコンピュータにニーズと合致する特定の生命保険会社と同生命保険商品のデータを送信する手段を有する生命保険担保融資システム。
- 請求項2記載の生命保険担保融資システムにおいて、前記生命保険会社データ送信手段で利用者に送信された生命保険会社と生命保険商品データの中から該利用者が選んだ希望の生命保険会社との間で交信し、該生命保険会社がこれを予め受信した該利用者データをもとに審査して相当と考える生命保険プランを作成しこれを当該利用者側のコンピュータに送信する手段を有する生命保険担保融資システム。
- 請求項3記載の生命保険担保融資システムにおいて、作成された生命保険プランを該利用者の希望に応じ、金融会社側コンピュータに地域別に登録された生命保険会社営業所のなかから該利用者に最も距離の近い同営業所を自動検索して送信し、生命保険プランに記載された該生命保険商品の該利用者の生命保険加入契約書を指示送信して生命保険加入契約を締結する手段を有する生命保険担保融資システム。
- 請求項1記載の生命保険担保融資システムにおいて、該生命保険会社が該利用者との間で該生命保険契約を締結した事実を金融会社側コンピュータに送信し、受信した金融会社が該生命保険契約内容を審査して担保の与信枠を金融会社側コンピュータで自動検索する手段を有する生命保険担保融資システム。
- 請求項1記載の生命保険担保融資システムにおいて、該金融会社が該利用者に対すして該生命保険を担保とする融資が可能と決定したことを該金融会社側コンピュータから該利用者側コンピュータに送信して同融資を実行する生命保険担保融資システム。
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