JP2019008815A - 保険の加入に関する審査に用いられる装置、方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

保険の加入に関する審査に用いられる装置、方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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雅美 中澤
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隆俊 西野
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Abstract

【課題】相互に異なる複数の金融機関により提供される金融サービスに係る審査を少なくとも部分的に促進することが可能な装置、方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】審査システム1において、サーバ装置10は、ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用されるウェブサイトを介して、前記ユーザにより操作可能な端末装置と通信可能に設けられ、前記融資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により運用され、前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定に用いられる該ユーザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記端末装置から前記第1の金融機関により運用されるコンピュータを介することなく直接的に受信する受信手段を具備する。【選択図】図1

Description

本出願において開示される技術は、相互に異なる複数の金融機関により提供される金融
サービスに係る審査に用いられる装置、方法及びコンピュータプログラムに関する。
ユーザが第1の金融機関から金融サービス(融資等)を受けようとする際に、そのユー
ザは、第1の金融機関とは別の第2の金融機関により提供される金融サービス(保険等)
に加入することを求められる場合がある。例えば、非特許文献1に示されているように、
ユーザが第1の金融機関(銀行等)から融資(住宅ローン等)の提供を受けようとする際
に、そのユーザは、第2の金融機関(生命保険会社等)により提供される保険(団体信用
生命保険等)に加入することを要求される場合がある。団体信用生命保険とは、第1の金
融機関を保険契約者とし、第1の金融機関から融資を受けるユーザ(賦払債務者)を被保
険者とする保険であって、被保険者であるユーザが死亡又は所定の高度障害状態になった
場合に、第2の金融機関が、所定の保険金を保険契約者である第1の金融機関に支払い、
その保険金をもって当該債務の返済に充当することを目的とした保険である。
このように相互に異なる複数の金融機関により実行される金融サービスに係る審査に関
しては、まず第2の金融機関が、ユーザが第2の金融機関により提供される金融サービス
(保険等)に加入することができるか否かに関する審査を完了した後に、第1の金融機関
が、ユーザが第1の金融機関により提供される金融サービス(融資等)を受けることがで
きるか否かに関する審査を実行する。
株式会社新生銀行、"住宅ローン 団体信用生命保険"、[online]、[平成28年7月1日検索]、インターネット(URL:http://www.shinseibank.com/powerflex/housing/for_borrower/insurance.html)
相互に異なる複数の金融機関により実行される金融サービスに係る審査をより効率的に
実行することが求められている。そこで、様々な実施形態により、相互に異なる複数の金
融機関により提供される金融サービスに係る審査を少なくとも部分的に促進することが可
能な装置、方法及びコンピュータプログラムを提供する。
一態様に係るサーバ装置は、ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用
されるウェブサイトを介して、前記ユーザにより操作可能な端末装置と通信可能に設けら
れ、前記融資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により
運用されるサーバ装置であって、前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに
関する査定に用いられる該ユーザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記端末装置
から前記第1の金融機関により運用されるコンピュータを介することなく直接的に受信す
る受信手段を具備するものである。
一態様に係る端末装置は、ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用さ
れるウェブサイトを介して、前記融資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査す
る第2の金融機関により運用されるサーバ装置に接続可能に設けられた、前記ユーザによ
り操作可能な端末装置であって、前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに
関する査定に用いられる該ユーザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記第1の金
融機関により運用されるコンピュータを介することなく直接的に前記サーバ装置に送信す
る送信手段を具備するものである。
別の態様に係る端末装置は、ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用
されるウェブサイトを介して、前記ユーザにより操作可能な端末装置と通信可能に設けら
れ、前記融資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により
運用されるサーバ装置、に通信回線を介して接続可能に設けられた、前記第2の金融機関
により運用される端末装置であって、前記ユーザにより操作可能な端末装置により送信さ
れ前記第1の金融機関により運用されるコンピュータを介することなく前記サーバ装置に
より直接的に受信された前記ユーザに関するユーザ情報であって該ユーザが保険に加入す
ることができるか否かに関する査定において用いられたユーザ情報を、通信回線を介して
前記サーバ装置から受信する受信手段を具備するものである。
一態様に係る方法は、ユーザにより操作可能な端末装置と、前記ユーザに対する融資を
審査する第1の金融機関により運用されるウェブサイトを介して、前記端末装置と通信可
能に設けられ、前記融資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融
機関により運用されるサーバ装置と、の間においてなされる方法であって、前記端末装置
が、前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定に用いられる該ユ
ーザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記第1の金融機関により運用されるコン
ピュータを介することなく直接的に前記サーバ装置に送信する段階を含むものである。
一態様に係るコンピュータプログラムは、ユーザに対する融資を審査する第1の金融機
関により運用されるウェブサイトを介して、前記ユーザにより操作可能な端末装置と通信
可能に設けられ、前記融資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金
融機関により運用されるサーバ装置、にインストール可能なコンピュータプログラムであ
って、前記サーバ装置を、前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する
査定に用いられる該ユーザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記端末装置から前
記第1の金融機関により運用されるコンピュータを介することなく直接的に受信する受信
手段、として機能させるものである。
別の態様に係るコンピュータプログラムは、ユーザに対する融資を審査する第1の金融
機関により運用されるウェブサイトを介して、前記融資に関連した保険に対する前記ユー
ザの加入を審査する第2の金融機関により運用されるサーバ装置に接続可能に設けられた
、前記ユーザにより操作可能な端末装置、にインストールされるコンピュータプログラム
であって、前記端末装置を、前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関す
る査定に用いられる該ユーザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記第1の金融機
関により運用されるコンピュータを介することなく直接的に前記サーバ装置に送信する送
信手段、として機能させるものである。
さらに別の態様に係るコンピュータプログラムは、ユーザに対する融資を審査する第1
の金融機関により運用されるウェブサイトを介して、前記ユーザにより操作可能な端末装
置と通信可能に設けられ、前記融資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査する
第2の金融機関により運用されるサーバ装置、に通信回線を介して接続可能に設けられた
、前記第2の金融機関により運用される端末装置、にインストールされるコンピュータプ
ログラムであって、前記端末装置を、前記ユーザにより操作可能な端末装置により送信さ
れ前記第1の金融機関により運用されるコンピュータを介することなく前記サーバ装置に
より直接的に受信された前記ユーザに関するユーザ情報であって該ユーザが保険に加入す
ることができるか否かに関する査定において用いられたユーザ情報を、通信回線を介して
前記サーバ装置から受信する受信手段、として機能させるものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る審査システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、図1に示した審査システムに用いられるサーバ装置10の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、図1に示した審査システムに用いられる生命保険端末装置20(銀行端末装置50)の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、図1に示した審査システム1に用いられるユーザ端末装置30(銀行端末装置50)の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、図1に示した審査システム1に用いられるサーバ装置10が有する機能の一例を示したブロック図である。 図6は、図1に示した審査システム1に用いられる生命保険端末装置20が有する機能の一例を示したブロック図である。 図7は、図1に示した審査システム1に用いられるユーザ端末装置30が有する機能の一例を示したブロック図である。 図8は、図1に示した審査システム1に用いられる銀行端末装置50の機能の一例を示したブロック図である。 図9は、図1に示した審査システム1において行われる動作の第1例を示すフロー図である。 図9は、図1に示した審査システム1において行われる動作の第1例を示すフロー図である。 図9Aに示した第1例においてユーザ端末装置30の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。 図9Aに示した第1例においてユーザ端末装置30の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。 図9Aに示した第1例においてユーザ端末装置30の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。 図9Aに示した第1例においてユーザ端末装置30の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。 図9Aに示した第1例においてユーザ端末装置30の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。 図9Aに示した第1例においてユーザ端末装置30の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。 図9Aに示した第1例においてユーザ端末装置30の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。 図9Aに示した第1例においてユーザ端末装置30の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。 図11は、図1に示した審査システム1において行われる動作の第2例を示すフロー図である。
以下、添付図面を参照して本発明の様々な実施形態について説明する。なお、添付図面
において共通する構成要件には同一の参照符号が付されている。
以下、最も好ましい形態として、第1の金融機関である銀行により提供される金融サー
ビス(住宅ローン)に関して、第2の金融機関である生命保険会社が、ユーザがこの生命
保険会社により提供される金融サービス(団体信用生命保険)に加入することができるか
否かに関する審査を実行した後、銀行が、ユーザが住宅ローンの提供を受けることができ
るか否かに関する審査を実行する場合に着目して説明する。
1.一実施形態に係る審査システムの概要
図1は、本発明の一実施形態に係る審査システムの構成の一例を示すブロック図である
。図1に示すように、審査システム1は、主に、生命保険会社により運用されるサーバ装
置10と、生命保険会社により運用されサーバ装置10に対して専用の通信回線を介して
接続される複数の端末装置20−1、20−2、・・・、20−N(以下「生命保険端末
装置20」と総称することがある。)と、各ユーザにより操作可能であってサーバ装置1
0に対してインターネット等を含む通信網40を介して接続される複数の端末装置30−
1、30−2、・・・、30−N(以下「ユーザ端末装置30」と総称することがある。
)と、銀行により運用されサーバ装置10に対して通信網40を介して接続される複数の
端末装置50−1、50−2、・・・、50−N(以下「銀行端末装置50」と総称する
ことがある。)と、を含む。
なお、別の実施形態では、生命保険端末装置20は、サーバ装置10に対して通信網4
0を介して接続されるものであってもよく、銀行端末装置50は、サーバ装置10に対し
て専用の通信回線を介して接続されるものであってもよく、及び/又は、ユーザ端末装置
30は、サーバ装置10に対して専用の通信回線を介して接続されるものであってもよい
ユーザにより操作可能なユーザ端末装置30は、サーバ装置10に接続され、銀行によ
り提供される住宅ローンに関連した団体信用生命保険に対する加入を申込むための手続き
を実行する。ユーザ端末装置30は、例えば銀行により運用されるウェブサイトを介して
サーバ装置10に接続される。かかるウェブサイトは、通信網40に接続された図示しな
いウェブサーバにより提供される。
サーバ装置10は、ユーザにより操作可能なユーザ端末装置30及び/又はユーザによ
り操作可能な銀行端末装置50から申し込まれた団体信用生命保険に対する加入について
査定を実行し、その査定の結果をユーザ端末装置30及び/又は銀行端末装置50に送信
する。
サーバ装置10に接続される生命保険端末装置20は、サーバ装置10により自動的に
実行できなかった査定について、生命保険会社の社員等により行われた査定の結果を入力
してサーバ装置10に送信する。
銀行の店舗等においてユーザにより操作可能な銀行端末装置50は、サーバ装置10に
接続され、団体信用生命保険に対する加入を申込むための手続きを実行する。銀行端末装
置50は、例えば銀行により運用されるウェブサイトを介してサーバ装置10に接続され
る。かかるウェブサイトは、通信網40に接続された図示しないウェブサーバにより提供
される。
また、銀行の社員等により操作可能な銀行端末装置50は、サーバ装置10により自動
的に実行された査定の結果、及び/又は、生命保険会社の社員等により行われた査定の結
果であって生命保険端末装置20を介してサーバ装置10により受信された査定の結果を
、サーバ装置10から受信する。
なお、銀行端末装置50としては、ユーザにより操作可能な銀行端末装置及び銀行の社
員等により操作可能な銀行端末装置が、別々に設けられるようにしてもよい。
2.審査システム1を構成する各装置の構成
次に、上述した審査システム1を構成する各装置、すなわち、サーバ装置10、生命保
険端末装置20、ユーザ端末装置30及び銀行端末装置50のそれぞれの構成の一例を説
明する。
2−1.サーバ装置10の構成
図2は、図1に示した審査システムに用いられるサーバ装置10の構成の一例を示すブ
ロック図である。図2に示すように、サーバ装置10は、CPU11と、メインメモリ1
2と、ユーザインターフェイス(I/F)13と、通信インターフェイス(I/F)14
と、外部メモリ15と、ディスクドライブ16と、を含み、これらの各構成要素がバス1
7を介して互いに電気的に接続されている。
CPU11は、外部メモリ15からオペレーティングシステム、及び、様々な機能を実
現するためのプログラム等をメインメモリ12にロードし、ロードしたプログラムに含ま
れる命令を実行する。メインメモリ12は、CPU101が実行するプログラムを格納す
るために用いられ、例えばDRAMによって構成される。
CPU11は、ユーザ端末装置30、生命保険端末装置20及び銀行端末装置50の各
々から受信した情報に基づいて、様々な処理及び演算を実行する。また、CPU11は、
ユーザ端末装置30及び/又は銀行端末装置50から受信した情報に応じて、ウェブペー
ジを表示するためのHTMLデータを生成する。
ユーザI/F13は、例えば、オペレータの入力を受け付けるキーボードやマウス等の
情報入力装置と、CPU11の演算結果を出力する液晶ディスプレイ等の情報出力装置と
、を含む。通信I/F14は、ハードウェア、ファームウェア、TCP/IPドライバや
PPPドライバ等の通信用ソフトウェア、又は、これらの組み合わせとして実装される。
なお、サーバ装置10は、通信I/F14を用いて、ユーザ端末装置30、生命保険端末
装置20及び銀行端末装置50と通信可能に接続される。
外部メモリ15は、例えば磁気ディスクドライブで構成され、様々な機能を実現するた
めのプログラム等の様々なプログラムが記憶される。また、外部メモリ15には、これら
のプログラムにおいて用いられる各種データも記憶されうる。
ディスクドライブ16は、CD−ROM、DVD−ROM、DVD−R等の各種の記憶
メディアに格納されたデータを読み込み、又は、これらの記憶メディアにデータを書き込
む。
このような構成を有するサーバ装置10は、階層構造を有する複数のウェブページから
成るウェブサイトを管理するウェブサーバとして機能し、ユーザ端末装置30及び/又は
銀行端末装置50に対して、団体信用生命保険に対する加入の申込みのための手続きを実
行させることができる。ユーザ端末装置30及び/又は銀行端末装置50に備えられたブ
ラウザソフトウェアは、ウェブページを表示するためのHTMLデータをサーバ装置10
から取得し、取得したHTMLデータを解析して、当該ウェブページをユーザ端末装置3
0及び/又は銀行端末装置50に提示することができる。このウェブページを表示するた
めのHTMLデータも外部メモリ15に記憶されうる。HTMLデータは、HTML等の
マークアップ言語で記述されたHTML文書から成り、このHTML文書には、タグを利
用して様々な画像を関連付けることができる。また、HTML文書には、ActionS
criptやJavaScript(登録商標)等のスクリプト言語等で記述されたプロ
グラムを埋め込むことができる。
このように、サーバ装置10は、団体信用生命保険に対する加入の申込みのための手続
きに用いられるウェブサイトを管理し、このウェブサイトを構成するウェブページをユー
ザ端末装置30及び/又は銀行端末装置50からの要求に応じて配信することにより、ユ
ーザに団体信用生命保険に対する加入の申込みのための手続きを実行させることができる
2−2.生命保険端末装置20の構成
生命保険端末装置20は、一実施形態において、サーバ装置10と通信可能な任意の情
報処理装置であって、例えば、携帯電話機、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、
タッチパッドを含むが、これらには限られない。
図3は、図1に示した審査システムに用いられる生命保険端末装置20(銀行端末装置
50)の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、生命保険端末装置20
は、図3に示すように、CPU21、メインメモリ22と、ユーザインターフェイス(I
/F)23と、通信インターフェイス(I/F)24と、外部メモリ25と、を含み、こ
れらの各構成要素がバス26を介して互いに電気的に接続されている。
なお、後述するように、銀行端末装置50は、ここで説明する生命保険端末装置20と
同様の構成を有することが可能なものである。
CPU21は、外部メモリ25からオペレーティングシステム等の様々なプログラムを
メインメモリ22にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メイン
メモリ22は、CPU21が実行するプログラムを格納するために用いられ、例えばDR
AMによって構成される。
ユーザI/F23は、例えば、ユーザの入力を受け付けるタッチパネル、キーボード、
ボタンやマウス等の情報入力装置と、CPU21の演算結果を出力する液晶ディスプレイ
等の情報出力装置と、を含む。通信I/F24は、ハードウェア、ファームウェア、又は
、TCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わ
せとして実装され、専用の通信回線(通信網40であってもよい)を介してサーバ装置1
0と通信可能に構成される。
外部メモリ25は、例えば磁気ディスクドライブやフラッシュメモリ等により構成され
、オペレーティングシステム等の様々なプログラムを記憶する。
このような構成を有する生命保険端末装置20(銀行端末装置50)は、CPU21が
、外部メモリ25から専用のプログラムをメインメモリ22にロードし、ロードしたプロ
グラムに含まれる命令を実行することによって、生命保険端末装置20(銀行端末装置5
0)のオペレータが、ユーザI/F23及び通信I/F24を介して、サーバ装置10と
の間で様々な情報のやり取りを行うことができる。
なお、生命保険端末装置20がサーバ装置10により提供されるウェブサイトを介して
サーバ装置10と接続される場合には、生命保険端末装置20は、後述するユーザ端末装
置30と同様の構成を有するものであってよい。
2−3.ユーザ端末装置30の構成
ユーザ端末装置30は、一実施形態において、サーバ装置10から取得したウェブサイ
トのウェブページをウェブブラウザ上で表示することができる任意の情報処理装置であっ
て、例えば、携帯電話機、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タッチパッドを含
むが、これらには限られない。
図4を参照してユーザ端末装置30の構成を説明する。図4は、図1に示した審査シス
テム1に用いられるユーザ端末装置30(銀行端末装置50)の構成の一例を示すブロッ
ク図である。ユーザ端末装置30は、図4に示すように、CPU31、メインメモリ32
と、ユーザインターフェイス(I/F)33と、通信インターフェイス(I/F)34と
、外部メモリ35と、を含み、これらの各構成要素がバス36を介して互いに電気的に接
続されている。
なお、後述するように、銀行端末装置50は、ここで説明するユーザ端末装置30と同
様の構成を有することが可能なものである。
CPU31は、外部メモリ35からオペレーティングシステム等の様々なプログラムを
メインメモリ32にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メイン
メモリ32は、CPU31が実行するプログラムを格納するために用いられ、例えばDR
AMによって構成される。
ユーザI/F33は、例えば、ユーザの入力を受け付けるタッチパネル、キーボード、
ボタンやマウス等の情報入力装置と、CPU31の演算結果を出力する液晶ディスプレイ
等の情報出力装置と、を含む。通信I/F34は、ハードウェア、ファームウェア、又は
、TCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わ
せとして実装され、通信網40を介してサーバ装置10と通信可能に構成される。なお、
ユーザ端末装置30は、通信I/F34を介して、サーバ装置10と通信可能に接続され
る。
外部メモリ35は、例えば磁気ディスクドライブやフラッシュメモリ等により構成され
、オペレーティングシステム等の様々なプログラムを記憶する。
このような構成を有するユーザ端末装置30は、例えば、HTML形式のファイル(H
TMLデータ)を解釈して画面表示するためのブラウザソフトウェアを備えており、この
ブラウザソフトウェアの機能によりサーバ装置10から取得したHTMLデータを解釈し
て、受信したHTMLデータに対応するウェブページを表示することができる。また、ユ
ーザ端末装置30は、ブラウザソフトウェアに組み込まれるプラグインソフト(例えば、
アドビシステムズ社から提供されているFLASH Player)(FLASHは商標
)を備えており、HTMLデータに埋め込まれたSWF形式のファイルをサーバ装置10
から取得し、当該SWF形式のファイルをブラウザソフトウェア及びプラグインソフトを
用いて実行することができる。
ユーザ端末装置30においてHTML形式のファイル(HTMLデータ)が解釈される
と、例えば、このファイルにおいて指定されたアニメーションや操作用アイコンがユーザ
端末装置30の画面に表示される。ユーザは、ユーザ端末装置30の入力インターフェイ
ス(例えば、タッチスクリーンやボタン)を用いて、団体信用生命保険に対する加入を申
込むための手続きを進めるために必要な指示を入力することができる。ユーザから入力さ
れた指示は、ユーザ端末装置30のブラウザ等のプラットフォームの機能を通じてサーバ
装置10に伝達される。
2−4.銀行端末装置50の構成
銀行端末装置50は、一実施形態において、ユーザにより操作可能なユーザ端末装置3
0と同様の機能を有するものである。すなわち、銀行端末装置50は、一実施形態におい
て、サーバ装置10から取得したウェブサイトのウェブページをウェブブラウザ上で表示
することができる任意の情報処理装置であって、例えば、携帯電話機、スマートフォン、
パーソナルコンピュータ、タッチパッドを含むが、これらには限られない。
さらに、このような銀行端末装置50は、一実施形態において、銀行の社員等により操
作可能な端末装置であってサーバ装置と様々な情報のやり取りを行う端末装置として機能
することができるものである。
この意味において、銀行端末装置50は、上述したユーザ端末装置30(図4)及び生
命保険端末装置20(図3)と同様の構成を有するものとすることができる。
3.審査システム1を構成する各装置が有する機能
次に、上述した審査システム1を構成する各装置、すなわち、サーバ装置10、生命保
険端末装置20、ユーザ端末装置30及び銀行端末装置50のそれぞれが有する機能の一
例を説明する。
3−1.サーバ装置10の機能
図5は、図1に示した審査システム1に用いられるサーバ装置10が有する機能の一例
を示したブロック図である。図5に示すように、サーバ装置10は、主に、受信部110
と、査定部112と、送信部114と、制御・処理部116と、記憶部118と、を含む
受信部110は、通信網40を含む通信回線を介してユーザにより操作可能なユーザ端
末装置30及び/又はユーザにより操作可能な銀行端末装置50からユーザに関するユー
ザ情報を受信する。
査定部112は、ユーザが団体信用生命保険に加入することができるか否かに関する査
定をユーザ情報に基づいてコンピュータを用いて自動的に実行する。
送信部114は、通信網40を含む通信回線介して査定の結果に関する査定結果情報を
ユーザにより操作可能なユーザ端末装置30及び/又はユーザにより操作可能な銀行端末
装置50に送信する。
制御・処理部116は、上記各部を制御するとともに、様々な情報処理を行う。
記憶部118は、上記各部により処理される情報等を含む様々な情報を記憶する。
サーバ装置10が有する上記各部は、例えば図2を参照して説明したハードウェア構成
によって実現可能なものである。上記各部は、後に「4.審査システム1の動作」におい
て説明するサーバ装置10の動作を実現するために用いられるものである。
また、サーバ装置10が有する上記各部は、CPU11が、外部メモリ15にインスト
ールされた所定のプログラムをメインメモリ12にロードし、ロードしたプログラムに含
まれた命令を実行することによって、サーバ装置10により実現される機能である。
3−2.生命保険端末装置20の機能
図6は、図1に示した審査システム1に用いられる生命保険端末装置20が有する機能
の一例を示したブロック図である。図6に示すように、生命保険端末装置20は、主に、
受信部120と、入力部122と、送信部124と、制御・処理部126と、記憶部12
8と、を含む。
受信部120は、ユーザにより操作可能な端末装置30及び/又はユーザにより操作可
能な銀行端末装置50により送信されサーバ装置10により受信されたユーザ情報を、通
信回線(通信網40を含むものであってもよい)を介してサーバ装置10から受信する。
入力部122は、団体信用生命保険に加入することができるか否かに関する査定をユー
ザ情報に基づいてコンピュータを用いて自動的に実行することができないとサーバ装置1
0により判断されたユーザについて、生命保険会社により運用される生命保険端末装置2
0のオペレータから査定の結果に関する査定結果情報を入力する。
送信部124は、通信回線(通信網40を含むものであってもよい)を介して査定結果
情報をサーバ装置10に送信する。
制御・処理部126は、上記各部を制御するとともに、様々な情報処理を行う。
記憶部128は、上記各部により処理される情報等を含む様々な情報を記憶する。
生命保険端末装置20が有する上記各部は、例えば図3を参照して説明したハードウェ
ア構成によって実現可能なものである。上記各部は、後に「4.審査システム1の動作」
において説明する生命保険端末装置20の動作を実現するために用いられるものである。
また、生命保険端末装置20が有する上記各部は、CPU21が、外部メモリ25にイ
ンストールされた所定のプログラムをメインメモリ22にロードし、ロードしたプログラ
ムに含まれた命令を実行することによって、生命保険端末装置20により実現される機能
である。なお、所定のプログラムとしては、ウェブブラウザであってもよいし、生命保険
端末装置20のために特別に用意されたアプリケーションプログラムであってもよい。
3−3.ユーザ端末装置30の機能
図7は、図1に示した審査システム1に用いられるユーザ端末装置30が有する機能の
一例を示したブロック図である。図7に示すように、ユーザ端末装置30は、主に、送信
部130と、受信部132と、制御・処理部134と、記憶部136と、を含む。
送信部130は、通信網40を含む通信回線を介してユーザに関するユーザ情報をサー
バ装置10に送信する。受信部132は、ユーザが団体信用生命保険に加入することがで
きるか否かに関してユーザ情報に基づいてサーバ装置10によりコンピュータを用いて自
動的に実行された査定の結果に関する査定結果情報を、通信網40を含む通信回線を介し
てサーバ装置10から受信する。
制御・処理部134は、上記各部を制御するとともに、様々な情報処理を行う。
記憶部136は、上記各部により処理される情報等を含む様々な情報を記憶する。
ユーザ端末装置30が有する上記各部は、例えば図4を参照して説明したハードウェア
構成によって実現可能なものである。上記各部は、後に「4.審査システム1の動作」に
おいて説明するユーザ端末装置30の動作を実現するために用いられるものである。
また、ユーザ端末装置30が有する上記各部は、CPU31が、外部メモリ35にイン
ストールされた所定のプログラムをメインメモリ32にロードし、ロードしたプログラム
に含まれた命令を実行することによって、ユーザ端末装置30により実現される機能であ
る。なお、所定のプログラムとしては、ウェブブラウザであってもよいし、ユーザ端末装
置30のために特別に用意されたアプリケーションプログラムであってもよい。
3−4.銀行端末装置50の機能
図8は、図1に示した審査システム1に用いられる銀行端末装置50の機能の一例を示
したブロック図である。図8に示すように、銀行端末装置50は、主に、送信部150と
、受信部152と、制御・処理部154と、記憶部156と、を含む。
銀行端末装置50は、上述したとおり、ユーザにより操作可能なユーザ端末装置30と
同様の機能を有するものである。この意味において、送信部150は、通信網40を含む
通信回線を介してユーザに関するユーザ情報をサーバ装置10に送信する。受信部152
は、ユーザが団体信用生命保険に加入することができるか否かに関してユーザ情報に基づ
いてサーバ装置10によりコンピュータを用いて自動的に実行された査定の結果に関する
査定結果情報を、通信網40を含む通信回線を介してサーバ装置10から受信する。制御
・処理部154は、上記各部を制御するとともに、様々な情報処理を行う。記憶部156
は、上記各部により処理される情報等を含む様々な情報を記憶する。
さらに、銀行端末装置50は、上述したとおり、銀行の社員等により操作可能な端末装
置であってサーバ装置10と様々な情報のやり取りを行う端末装置として機能することが
できるものである。この意味において、受信部152は、ユーザに関するユーザ情報に基
づいてサーバ装置10によりコンピュータを用いてユーザが団体信用生命保険に加入する
ことができるか否かに関する査定が自動的に実行された旨を示す情報を、通信回線(通信
網40を含むものであってもよい)を介してサーバ装置10から受信する。さらに、受信
部152は、通信回線(通信網40を含むものであってもよい)を介してユーザについて
査定結果情報をサーバ装置10から受信する。また、送信部150は、ユーザについて査
定結果情報を要求する旨の信号を通信回線(通信網40を含むものであってもよい)を介
してサーバ装置10に送信する。制御・処理部154は、上記各部を制御するとともに、
様々な情報処理を行う。記憶部156は、上記各部により処理される情報等を含む様々な
情報を記憶する。
銀行端末装置50が有する上記各部は、例えば図3及び/又は図4を参照して説明した
ハードウェア構成によって実現可能なものである。上記各部は、後に「4.審査システム
1の動作」において説明する銀行端末装置50の動作を実現するために用いられるもので
ある。
また、銀行端末装置50が有する上記各部は、CPU21(CPU31)が、外部メモ
リ25(外部メモリ35)にインストールされた所定のプログラムをメインメモリ22(
メインメモリ32)にロードし、ロードしたプログラムに含まれた命令を実行することに
よって、銀行端末装置50により実現される機能である。なお、所定のプログラムとして
は、ウェブブラウザであってもよいし、銀行端末装置50のために特別に用意されたアプ
リケーションプログラムであってもよい。
4.審査システム1の動作
次に、上記構成を有する審査システム1において行われる動作について説明する。
4−1.自動査定が可能である場合
まず、ユーザが団体信用生命保険に加入することができるか否かについてサーバ装置1
0が自動的に査定することが可能である場合について説明する。図9A及び図9Bは、図
1に示した審査システム1において行われる動作の第1例を示すフロー図である。
まず、銀行等においてユーザに配布される団体信用生命保険への加入に関する多数の案
内状(パンフレット、書簡、ハガキ等)が事前に用意される。各案内状には、その案内状
に固有の認証コードが印刷されている。各認証コードは、生命保険会社に運用されるサー
バ装置10により、生成され、記憶部118において例えば認証コードテーブルとして(
その認証コードに固有の証券番号に対応付けて)記憶されている。後述するように、各認
証コードは、所定の期間(例えば1ヶ月〜3ヶ月等といった任意の期間)内のみにおいて
有効なものとすることができる。
さらにまた、そのような案内状には、その案内状が配布される銀行により運用されるウ
ェブサイトを識別する識別情報(URL等)が印刷されていてもよい。
このように用意された多数の案内状は、事前に銀行に配布される。
或るユーザ(ここでは「ユーザ甲」とする。)は、住宅ローンの借り入れを希望して、
銀行(ここでは「銀行A」とする。)の店舗等を訪問する。その店舗等において、ユーザ
甲は、住宅ローンに関連した団体信用生命保険に関する上記案内状を受領する(又は後日
銀行Aがユーザ甲に上記案内状を郵送する)。その案内状(又はその案内状に添付された
パンフレット等)には、銀行Aにより運用されるウェブサイトを識別する識別情報(UR
L等)が印刷されている。また、その案内状(又はその案内状に添付されたパンフレット
等)には、銀行Aにより発行されその案内状に固有の認証コードが印刷されている。
図9を参照すると、ステップ(以下「ST」という。)200において、ユーザ甲は、
ユーザ甲の所有するユーザ端末装置30を用いて、上記案内状(又はその案内状に添付さ
れたパンフレット等)に印刷されたURLにより特定されるウェブサイトであって銀行A
により運用されるウェブサイトにアクセスする。これにより、ステップST202におい
て、ユーザ甲は、銀行Aにより運用されるウェブサイトを閲覧する。このウェブサイトに
は、ユーザ甲が借り入れを希望する住宅ローンを説明したウェブサイトが含まれている。
このウェブサイトには、(この住宅ローンに関連した)団体信用生命保険に係るサービス
を提供する生命保険会社(ここでは「生命保険会社B」とする。)により運用されるウェ
ブサイトを識別する識別情報(URL等)が含まれている。
ユーザ甲は、そのURLをクリックすることによって、ST204において、生命保険
会社Bにより運用されるウェブサイトであって、団体信用生命保険への加入を申込むため
のウェブサイトのトップページにアクセスする。図10Aは、そのようなトップページの
一例を示す模式図である。ユーザ甲は、図10Aに示す画面に含まれた「利用を開始する
」というアイコン250をクリックすることによって、図10Bに示すようなログイン画
面に移行する。
ST206において、ユーザ甲は、図10Bに示す画面に含まれたフィールド250に
、上記案内状に記載された上記案内状に固有の認証コード(すなわち、ユーザ甲に固有の
認証コード)を入力することによって、ログインする(サーバ装置10との接続を確立す
る)ことができる。
ここで、認証コードを入力することに加えて、図10Bに例示するように、ユーザ甲が
、画面にランダムに表示された画像に含まれた文字(ここでは「1269」という文字)
を、フィールド251に入力することによって、ログインを行うことができるようになっ
ていてもよい。一実施形態では、ユーザ甲が適切な文字を入力しない限り、処理はST2
06を繰り返す(処理がST208に移行しない)ようにしてもよい。
ST208において、サーバ装置10は、ユーザ甲のユーザ端末装置30から受信した
認証コードが、記憶部118に記憶された認証コードテーブルに含まれている認証コード
と一致した場合には、認証手続きを完了してST210に移行する(両者が一致しない場
合には、処理はST206に戻る)。
一実施形態では、サーバ装置10は、ユーザ端末装置30から受信した認証コードが有
効期限を経過したものであるか否かを判定し、受信した認証コードが有効期限を経過して
いない場合にのみ、処理をST210に移行させることができるものとしてもよい。各認
証コードは上述したとおりサーバ装置10により生成されたものであるので、サーバ装置
10は、例えば、各認証コードを生成した際にその認証コードに対応付けて生成年月日を
記憶部118に記憶しておき、ST208においてユーザ端末装置30から認証コードを
受信した日とその認証コードの生成年月日とを比較することにより、ユーザ端末装置30
から受信した認証コードが有効期限を経過したものであるか否かを判断することができる
ST210において、ユーザ端末装置30の表示部には、ユーザ甲の基本情報を入力す
るための画面が図10Cに示すように表示される。図10Cに示すように、ユーザ甲は、
このユーザ甲に関する情報として、例えば、受付番号(後述するようにオプションとして
用いられ得る)、氏名漢字、氏名カナ、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、借
入予定日、借入予定額、借入予定期間等の入力を促される。ユーザ甲がこれらの情報をす
べて入力して「同意する」というアイコン252をクリックすると、これらの情報及び申
込日(申込日は自動的に入力される)は、ユーザ甲に関するユーザ情報(基本情報)とし
て、サーバ装置10に送信される。
ST212において、サーバ装置10は、ユーザ端末装置30から受信した受付番号が
、記憶部118に予め記憶されている受付番号と一致する場合には、ST208で用いて
ユーザ甲に固有の認証コードに対応付けて、これらの基本情報を記憶部118に(例えば
告知情報テーブルにおいて)記憶する(両者が一致しない場合には、処理はST210に
戻る)。なお、受付番号は、オプションとして用いられ得るものであり、銀行Aにより発
行されるものであって、生命保険会社Bのサーバ装置10は、銀行Aにより発行された受
付番号を受信して予め記憶部118に記憶することができるものである。この受付番号は
、ユーザ甲、銀行A及び生命保険会社Bの3者間において共通のキーとして使用すること
が可能なものである。
ST214において、ユーザ端末装置30の表示部には、団体信用生命保険に関する説
明、個人情報の取り扱いに関する説明、及び、重要事項に関する説明を確認するための画
面(図示せず)が表示される。ユーザ甲がこれらの説明を確認した旨を示すアイコンをク
リックする(例えばこれらの説明を記載したPDFにチェックを付す)と、その旨を示す
情報がサーバ装置10に送信される。
ST216において、サーバ装置10が上記情報を確認した場合には、処理はST21
8に移行する(サーバ装置10が上記情報を確認できない場合には、処理はST214に
戻る)。
ST218において、ユーザ端末装置30の表示部には、基本告知を行うための画面が
図10D及び図10Eに示すように表示される。ユーザ甲が図10D及び図10Eに例示
される質問事項1〜4において、該当する傷病又は障がい等がある場合には、対応する質
問事項において「はい」というアイコン253〜256をクリックして、該当する病気に
対応するアイコンを指定した後、図10Eに示す「次へ」というアイコン257をクリッ
クする。これにより、ユーザ端末装置30は、このようにユーザ甲に入力された情報をサ
ーバ装置10に送信する。
ST220において、サーバ装置10は、傷病・障がいに対応付けて記憶部118にお
いて傷病定義ファイルとして記憶されている所定の情報を用いて、各傷病・障がいに対応
する具体的な質問事項を含む画面情報を生成してユーザ端末装置30に送信する。
ST222において、ユーザ端末装置30の表示部には、傷病別告知を行うための画面
が図10Fに示すように表示される。図10Fに示す画面には、ユーザ甲がST218に
おいて告知した傷病・障がいについて、より詳細な回答を入力するためのアイコンが表示
されている。例えば、図10Fには、ユーザ甲がST218において「ぜんそく」、「高
血圧症」、「該当病名なし」及び「視力」という傷病を告知したことに応じて、各傷病に
対応して「詳細を入力」というアイコンが表示される。これらのアイコンをクリックする
ことにより、ユーザ甲は、詳細な質問に回答する。例えば、図10Gには、「ぜんそく」
について詳細な質問に回答するための画面の例が示されている。「高血圧症」、「該当病
名なし」及び「視力」という傷病・障がいについても、図示しないが、詳細な質問に回答
するための画面が表示される。
ユーザ甲が、すべての傷病・障がいについて質問に回答して、図10Gに示す「次へ」
というアイコンをクリックすると、ユーザ端末装置30の表示部には、図示は省略するが
、ST218及びST222においてユーザ甲が入力したすべての告知内容が、ユーザ甲
による最終確認又は訂正のために表示される。
ユーザ甲が、画面に表示されたすべての告知内容を最終的に確認した場合には、ST2
24において、所定のアイコン(例えば「告知内容を送信する」というアイコン(図示せ
ず)をクリックすることにより、ST222において回答した告知内容(告知情報)(S
T218において回答した告知内容を含むものであってもよい)をユーザ甲のユーザ情報
としてサーバ装置10に送信する。
一実施形態では、この所定のアイコンをクリックした後は、ユーザ甲は、告知内容の修
正ないし取消しを行うことができないものとすることができる。その旨をユーザ甲に通知
すべく、画面において例えば「『告知内容を送信する』というアイコンを押下しますと、
入力完了となり、当サイトでの告知内容の修正・取消しはできません。各被保険者様が、
告知内容をご確認のうえ、『告知内容を送信する』というアイコンを押下して下さい。」
といったメッセージが表示されるようにしてもよい。
ST226において、サーバ装置10は、ユーザ甲に関するユーザ情報、すなわち、記
憶部118の告知情報テーブルに記憶されたユーザ甲についての基本情報、及び、ST2
24においてユーザ端末装置30から受信したユーザ甲についての告知情報(この告知情
報も記憶部118の告知情報テーブルに記憶されるようにしてもよい)に基づいて、ユー
ザ甲が団体信用生命保険に加入することができるか否かに関する査定を、サーバ装置10
が有するルールエンジンを用いて自動的に実行することができる。
サーバ装置10が用いるルールエンジンは、複数の条件の各々に対応付けて判定結果(
引受可能、引受不可能、自動査定不可能等)を記憶しており、条件を入力した場合にその
条件に応じて判定結果を出力することができるように構成されている。例えば、ルールエ
ンジンは、「ユーザの告知情報にいずれの傷病ないし障がいが含まれていない」又は「ユ
ーザの告知情報にグループ1に属する傷病ないし障がい(軽度の傷病ないし障がい)しか
含まれていない」といった条件X1に対応付けて引受可能という判定結果Y1を記憶した
り、「ユーザの告知情報にグループ2〜5に属する傷病ないし障がい(中程度の傷病ない
し障がい)が含まれている」という条件X2に対応付けて、引受不可能という判定結果Y
2を記憶しており、条件X1を入力した場合には、引受可能という判定結果Y1を出力し
、条件X2を入力した場合には、引受不可能という判定結果Y2を出力することができる
。このような例は、極度に簡略化した例であり、実際には、複雑な条件X(各傷病・障が
いに関連した様々なパラメータを用いた条件等)に対応付けて判定結果Yを記憶すること
も可能である。
さらに別の実施形態では、ルールエンジンは、条件Xとして、ユーザの基本情報の告知
情報だけでなく、告知情報に代えて又は告知情報とともに、基本情報を用いて生成された
条件Xを用いてもよい。例えば、ルールエンジンは、基本情報に含まれた「借入予定額」
が所定の金額(告知扱限度)以下であるかどうかを条件Xとして用いることも可能である
サーバ装置10は、ユーザ甲が団体生命保険に加入することができるか否かに関する査
定の結果に関する査定結果情報(引受可能、引受不可能、自動査定不可能)を、例えば記
憶部118の告知情報テーブルにおいてユーザ甲に固有の認証コードに対応付けて記憶す
ることができる。
この後、サーバ装置10は、ユーザ甲についての査定結果情報を含む情報をユーザ端末
装置30に送信する。
なお、ST226においては、後述するように、サーバ装置10は、ユーザ甲について
の査定が完了した場合には、その査定の結果が「引受可能、引受不可能、自動査定不可能
」のいずれであっても、そのような査定が自動的に行われた旨を示す情報を銀行Aの銀行
端末装置50に送信することができる。これにより、銀行Aの社員等は、ユーザ甲につい
ての生命保険会社Bによる査定の進捗状況を認識することができる。サーバ装置10から
銀行端末装置50に送信される、査定が自動的に行われた旨を示す情報には、ユーザ甲に
関するユーザ情報(基本情報及び/又は告知情報を構成する任意の情報)、例えばユーザ
甲の認証コード、受付番号、被保険者番号、氏名等の情報を含む任意の情報が含まれてい
てもよい。一実施形態では、サーバ装置10(生命保険端末装置20であってもよい)は
、所定の周期ごとに(定期的に)、新たな査定がなされた案件が存在するか否かを判定し
、そのような案件が存在する場合には、そのような査定が行われた旨を示す情報を、その
案件を特定する情報(例えば、ユーザの認証コード、受付番号、氏名等)を含む情報とと
もに銀行Aの銀行端末装置50に通知することができる。
ST228において、ユーザ端末装置30の表示部には、査定の結果を示すための画面
が図10Hに示すように表示される。図10Hには、一例として、ユーザ甲が団体生命保
険に加入することができる(引受可能)という査定の結果が表示される画面が示されてい
る。
ST230において、ユーザ甲が「印刷する」というアイコンを押下すると、ユーザ端
末装置30は、申込書及び申告書を要求する旨の信号をサーバ装置10に送信する。これ
により、ST232において、サーバ装置10は、告知情報テーブルに記憶されたユーザ
情報(基本情報及び告知情報)を用いて、申込書及び告知書(申込書兼告知書)を例えば
PDFファイルとして生成してユーザ端末装置30に送信する。この結果、ST234に
おいて、ユーザ端末装置30は、受信した申込書及び告知書を印刷することができる。印
刷が完了した後、ユーザ端末装置30は、例えば自動的にログアウトしてサーバ装置10
との接続を切断するようになっている。よって、ユーザ甲は、ウェブブラウザをいかよう
に操作しても(例えばウェブブラウザの「戻る」ボタンをクリックしても)、再度申込書
及び告知書を印刷することができない。
なお、本実施形態では、ユーザ甲が自身が所有するユーザ端末装置30を用いてST2
00、206、210、214、218、222、224、228、230、234にお
いて説明した操作を行う場合について説明したが、ユーザ甲は、銀行Aの店舗等に設置さ
れた銀行端末装置50を用いてどうようの操作を行うことも可能である。
ST236において、銀行Aの社員等は、銀行Aにより運用される銀行端末装置50を
操作して、生命保険会社Bのサーバ装置10にアクセスして各ユーザについての査定結果
を検索することができる。具体的には、例えば、社員等は、銀行端末装置50を利用して
、ユーザ甲に固有の情報、例えば、ユーザ甲の認証コード、受付番号、被保険者番号、氏
名等の情報を検索キーとしてサーバ装置10に送信することができる。このようなユーザ
甲に関する情報は、ST226に関連して説明したように、例えば、サーバ装置10がユ
ーザ甲に関する査定を自動的に実行した際に、その旨を示す情報とともにサーバ装置10
により銀行端末装置50に送信されたものである。
ST238において、銀行端末装置50からユーザ甲についての査定結果を要求する信
号を受信したサーバ装置10は、受信した検索キーを用いて告知情報テーブルを検索する
ことによって、ユーザ甲についての査定結果(ここでは「引受可能」)を取得して銀行端
末装置50に送信する。一実施形態では、サーバ装置10は、銀行端末装置50に対して
、ユーザ甲のプライバシーを保護するために(銀行Aの社員がユーザ甲に住宅ローンを提
供するか否かを審査する際に、ユーザ甲の告知情報等は本来不要であるという事実に鑑み
)、ユーザ甲についての査定結果のみを送信し、ユーザ甲のユーザ情報(基本情報及び/
又は告知情報)を送信しないものとすることができ、別の実施形態では、サーバ装置10
は、銀行端末装置50に対して、ユーザ甲についての査定結果に加えて、ユーザ甲につい
てのユーザ情報(基本情報及び/又は告知情報)を送信することも可能である。
ST240において、銀行端末装置50は、サーバ装置10から受信した情報を用いて
、銀行Aの社員等にユーザ甲についての査定の結果をその表示部において提示することが
できる。一実施形態では、銀行端末装置50は、ユーザ甲のプライバシーを保護するため
に、ユーザ甲についての査定の結果を示す情報のみをデータとしてサーバ装置10から受
信(ダウンロード)することができる。別の実施形態では、銀行端末装置50は、ユーザ
甲についての査定の結果を示す情報だけでなく、この査定に関連する情報(例えば、ユー
ザ甲の基本情報及び/又は告知情報等)をデータとしてサーバ装置10から受信(ダウン
ロード)することができる。
この結果、ST242において、銀行Aの社員等は、ユーザ甲についての査定の結果を
考慮して、ユーザ甲に住宅ローンを提供するか否かについて審査を実行する。ここでは、
審査の結果が「引受可能」であるため、例えば、銀行Aの社員等は、ユーザ甲に住宅ロー
ンを提供する(融資を実行する)ことを決定し、ST244において本案件を銀行Aの融
資実行者に受け渡す。以後、融資実行者がユーザ甲との間で住宅ローンに関する手続きを
実行する。
上述したST210〜ST224において、ユーザ甲がユーザ端末装置30を用いて所
定の時間(例えば30分)以上の間、何らの操作をも行わない場合には、ユーザ甲がユー
ザ端末装置30を用いてそれまでに入力した情報はすべて消去されるものとすることがで
きる。これは、サーバ装置10が例えばユーザ端末装置30から何らかの情報を受信した
時点から所定の時間が経過しているかを監視することにより実現可能なものである。
4−2.自動査定が(傷病・障がいに起因して)不可能である場合
次に、ユーザが団体信用生命保険に加入することができるか否かについてサーバ装置1
0が自動的に査定することが(告知情報に含まれた傷病・障がいに起因して)不可能であ
る場合について説明する。図11は、図1に示した審査システム1において行われる動作
の第2例を示すフロー図である。ここでは、図9A及び図9Bを参照して説明したものと
異なる部分のみに着目して説明する。
図9Aに示したST226において、上述したように、サーバ装置10は、ユーザ端末
装置30から受信したユーザ甲についての告知情報に基づいて、ユーザ甲が団体信用生命
保険に加入することができるか否かに関する査定を、サーバ装置10が有するルールエン
ジンを用いて自動的に実行する。ここでは、サーバ装置10は、ユーザ甲についての査定
結果情報(告知情報に含まれた傷病・障がいに起因して自動査定不可能)を含む情報をユ
ーザ端末装置30に送信する。この後、図9A及び図9Bを参照して上述したものと同様
の処理が行われ、ST234においてユーザ甲の端末装置30は、上述したとおりログア
ウトする。
この後、図11を参照すると、生命保険会社Bの社員等は、ユーザ甲が団体生命保険に
加入することができるか否かについて査定するためには、ユーザ甲のユーザ情報(基本情
報及び/又は告知情報)を確認する必要がある。よって、社員等は、ST300において
、まず、生命保険端末装置20を操作して、ユーザ甲に固有の情報、例えば、ユーザ甲の
認証コード、受付番号、被保険者番号、氏名等を検索キーとして、ユーザ甲のユーザ情報
をサーバ装置10に要求する。
ST302において、サーバ装置10は、生命保険端末装置20から受信した検索キー
を用いて、告知情報テーブルを検索することによって、ユーザ甲についてサーバ装置10
によりなされた査定の結果(自動査定が不可能)に関する情報、並びに、ユーザ甲のユー
ザ情報(基本情報及び/又は告知情報)を取得して生命保険端末装置20に送信する。
ST304において、生命保険端末装置20の表示部には、サーバ装置10から受信し
たユーザ甲のユーザ情報及び査定の結果に関する情報が表示される。ST306において
、社員等は、生命保険端末装置20を操作して、ユーザ甲の申込書及び告知書(申込書兼
告知書)を印刷するように指示する。ST308において、サーバ装置10は、ユーザ甲
の申込書及び告知書を例えばPDFファイルとして生成して生命保険端末装置20に送信
する。これにより、生命保険端末装置20によりユーザ甲の申込書及び告知書が印刷され
る。
印刷されたユーザ甲の申込書及び告知書は、ST310において、生命保険会社の所定
の部署(例えば契約査定課等)に搬送される。この部署の社員等が、申込書及び告知書の
内容を精査して、ユーザ甲が団体信用生命保険に加入することができるか否かについて判
断する。この後、社員等が、生命保険端末装置20を操作して、ユーザ甲に関する査定(
後方査定)の結果を入力する。
ST312において、社員等は、生命保険端末装置20を操作して、ユーザ甲に関する
後方査定の結果(引受可能又は引受不可能)に関する情報をサーバ装置10に送信する。
これにより、ST314において、サーバ装置10は、ユーザ甲に関する後方査定の結果
を、ユーザ甲に固有の情報(例えば認証コード)に対応付けて告知情報テーブルに記憶す
る。これと並行して又はこの後に、生命保険端末装置20は、ユーザ甲について後方査定
が完了した旨を示す情報を銀行Aの銀行端末装置50に送信する。一実施形態では、生命
保険端末装置20(サーバ装置10であってもよい)は、所定の周期ごとに(定期的に)
、新たなユーザについて後方査定がなされた案件が存在するか否かを判定し、そのような
案件が存在する場合には、その案件を特定する情報(例えば、ユーザの認証コード、受付
番号、氏名等)を含む情報を銀行Aの銀行端末装置50に通知することができる。このよ
うにして、ST316において、銀行Aの銀行端末装置50は、新たにいずれのユーザに
ついて後方査定が実行されたのかを示す情報を受信することができる。
また、ST312において、生命保険会社Bの社員等が、ユーザ甲を含むユーザについ
て後方査定が完了した旨及び/又は後方査定の結果を電話や書簡等を用いて、銀行Aに通
知してもよい。これによりST318において、銀行Aの社員等は、ユーザ甲を含むユー
ザについて後方査定が実行された旨及び/又は後方査定の結果を認識することができる。
ST320において、銀行Aの社員等は、銀行端末装置50を操作して、後方査定がな
された案件についての一覧を要求することができる。ST322において、サーバ装置1
0は、後方査定がなされた案件の一覧を銀行端末装置50に送信する。ST324におい
て、この一覧を見た銀行Aの社員等は、銀行端末装置50を操作して、サーバ装置10に
対して所定のユーザ(例えばユーザ甲)についての後方査定の結果を要求する。これに応
答して、ST326において、銀行端末装置50の表示部には、サーバ装置10から受信
したユーザ甲についての後方査定の結果に関する情報が表示される。
一実施形態では、銀行端末装置50は、ユーザ甲のプライバシーを保護するために、ユ
ーザ甲についての後方査定の結果を示す情報のみをデータとしてサーバ装置10から受信
(ダウンロード)することができる。別の実施形態では、銀行端末装置50は、ユーザ甲
についての後方査定の結果を示す情報だけでなく、この査定に関連する情報(例えば、ユ
ーザ甲の基本情報及び/又は告知情報等)をデータとしてサーバ装置10から受信(ダウ
ンロード)することができる。
なお、ST326では、銀行端末装置50は、そのように受信したユーザ甲についての
後方査定の結果に関する情報を、(後方査定の結果を知らない)ユーザ甲のユーザ端末装
置30に送信することも可能である。これにより、ST328において、ユーザ甲は、ユ
ーザ端末装置30を操作することによって、後方査定の結果を認識することができる。
以後、図11には示されていないが、ST242及び244(図9B参照)に関連して
説明したものと同様の処理が行われる。
なお、ST312、316〜326に関する動作が後方査定に関連して行われる場合に
ついて説明したが、かかる動作は、後方査定のみに限定されるものではなく、サーバ装置
10により自動的に実行された査定にも同様に適用可能なものである。すなわち、ST3
12、316〜326に関する動作は、(矛盾が生じない限りにおいて)「後方査定」を
単に「サーバ装置により自動的に実行された査定」と読み替えることも可能である。これ
により、銀行Aの社員等は、銀行端末装置50を用いて、生命保険会社Bのサーバ装置1
0から各ユーザについて団体信用生命保険に係る査定が自動的に実行された旨を示す情報
を受け取ることができるため、各ユーザについて団体信用生命保険に係る査定の進捗状況
を簡単かつ迅速に認識することができる。
4−3.自動査定が(借入額に起因して)不可能である場合
次に、ユーザが団体信用生命保険に加入することができるか否かについてサーバ装置1
0が自動的に査定することが(基本情報に含まれた借入額に起因して)不可能である場合
について説明する。ここでは、図9A及び図9B並びに図11を参照して説明したものと
異なる部分のみに着目して説明する。
図9Aに示したST226において、上述したように、サーバ装置10は、ユーザ端末
装置30から受信したユーザ甲についての告知情報に基づいて、ユーザ甲が団体信用生命
保険に加入することができるか否かに関する査定を、サーバ装置10が有するルールエン
ジンを用いて自動的に実行する。ここでは、サーバ装置10は、ユーザ甲についての査定
結果情報(基本情報に含まれた借入額に起因して自動査定不可能)を含む情報をユーザ端
末装置30に送信する。この後、図9Aを参照して上述したとおり、ST228における
ものと同様の処理が行われる。
この場合、図9Aに示したSTST228の後(であって図9Bに示したST230の
前に)、新たなST400、402、404(図示しない)が実行される。ST400で
は、ユーザ甲は、ユーザ端末装置30を操作して、サーバ装置10に対して健康診断書(
健診書)を印刷する旨を要求する。ST402において、サーバ装置10は、例えば記憶
部118に記憶された健康診断書のフォームをPDFファイルとして生成してユーザ端末
装置30に送信する。これにより、ST404において、ユーザ甲は、医師に記入させる
健康診断書のフォームをユーザ端末装置30を用いて印刷することができる。この後は、
図9Bを参照して上述したとおり、ST230、232、234が実行される。
この後、ユーザ甲は、医師により所定の事項が記載された健康診断書を銀行Aに郵送す
る。これにより、この健康診断書は、銀行Aから生命保険会社Bの上記所定の部署(例え
ば契約査定課等)に郵送等により搬送される。或いはまた、銀行Aの社員等が、ユーザ甲
から受領した健康診断書を電子化して銀行端末装置50を用いて生命保険会社Bの生命保
険端末装置20に送信することも可能である。
この後、図11を参照して上述したとおり、ST300〜ST308におけるものと同
様の処理が行われる。次に、図11を参照して上述したST310において、この部署の
社員等が、申込書及び告知書の内容に加えて、医師により記入された健康診断書の内容を
も精査して、ユーザ甲が団体信用生命保険に加入することができるか否かについて判断す
る。この後、社員等が、生命保険端末装置20を操作して、ユーザ甲に関する査定(後方
査定)の結果を入力する。以後、図11を参照して上述したとおり、ST312〜ST2
38におけるものと同様の処理が行われた後、図9Bを参照して上述したとおり、STS
T242、244におけるものと同様の処理が行われる。
なお、上述した実施形態では、ユーザは、銀行Aにより運用されるウェブサイトを経由
して、生命保険会社Bにより運用されるウェブサイトにアクセスする場合について説明し
たが、ユーザは、銀行Aにより運用されるウェブサイトを経由することなく、直接、生命
保険会社Bにより運用されるウェブサイトにアクセスするようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、同一のユーザが、相互に異なる複数の認証コードを用い
て、生命保険会社Bの団体生命保険に係る審査を受ける可能性がある。この場合には、サ
ーバ装置10が、ST212においてユーザから基本情報を受信した際に、この基本情報
に含まれた氏名(漢字)、氏名(カナ)、生年月日、性別、郵便番号等のうちの複数を検
索キーとして、告知情報テーブルを検索することにより、同一のユーザが相互に異なる複
数の認証コードを用いて査定を受けているか否かを検出することができる。サーバ装置1
0は、このような事態を検出した場合には、任意のタイミング(例えばST234が完了
した後の時点等)において、生命保険端末装置20に対してその旨を示した警告メッセー
ジを送信することができる。
以上説明したように、上記実施形態では、各ユーザは、自身が端末装置を用いて、生命
保険会社Bにより運用されるウェブサイトを介して、(銀行Aの住宅ローンに関連した)
団体信用生命保険に対する加入に関して生命保険会社Bのサーバ装置によりコンピュータ
を用いて自動的に行われる審査を受け、その審査の結果を当該サーバ装置から迅速に受信
することができる。さらに、このような審査の結果を、銀行Aの銀行端末装置は、当該サ
ーバ装置から通信回線を介して迅速に受け取ることができる。したがって、銀行Aは、そ
のように迅速に受信した団体信用生命保険に係る審査の結果を利用して、そのユーザにつ
いて住宅ローンに係る査定を実行することができる。
これにより、団体信用生命保険の加入に関する申込書が、ユーザから銀行Aを介して生
命保険会社Bに郵送される(ことによって物流による時間及びコストが生ずる)場合に比
べて、生命保険会社B及び銀行Aは、それぞれ、団体信用生命保険の加入に係る審査及び
住宅ローンに係る審査を著しく早く実行することができる。
さらに、団体信用生命保険に係る申込みの際にユーザが申込書及び/又は告知書に入力
する必要のある事項(例えば基本情報及び告知情報)は、生命保険会社Bにより運用され
るウェブサイトを介して所定の書式に従ってユーザの端末装置から生命保険会社Bのサー
バ装置に送信される。これにより、申込書及び/又は告知書に入力すべき事項について、
記入漏れや記入間違いが生ずる可能性を効果的に抑えることができるため、ひいては、団
体信用生命保険に係る審査に必要とされる時間及びコストを抑えることができる(結果と
して、住宅ローンに係る審査に必要とされる時間及びコストをも抑えることができる)。
このように、上記実施形態によれば、相互に異なる複数の金融機関により提供される金
融サービスに係る審査を促進することが可能である。
さらにまた、銀行Aの銀行端末装置は、団体信用生命保険に係る生命保険会社による各
ユーザに関する審査の結果のみをサーバ装置から受信すること(すなわち、各ユーザの基
本情報及び/又は告知情報をサーバ装置から受信しないようにすること)が可能であるの
で、各ユーザは、住宅ローンに係る審査に不要な基本情報及び/又は告知情報を銀行Aに
知られることなく、団体信用生命保険に係る審査を生命保険会社Bから受けることができ
る。これにより、各ユーザは、自己の個人情報、機密情報を保護することが可能である。
上記実施形態では、最も好ましい形態として、第1の金融機関である銀行により提供さ
れる金融サービス(住宅ローン)に関して、第2の金融機関である生命保険会社が、ユー
ザがこの生命保険会社により提供される金融サービス(団体信用生命保険)に加入するこ
とができるか否かに関する審査を実行した後、銀行が、ユーザが住宅ローンの提供を受け
ることができるか否かに関する審査を実行する場合に着目して説明した。しかし、本件出
願において開示する技術的思想はこれに限定されるものではない。金融機関は、預金取扱
等金融機関(銀行、信用金庫、労働金庫等)、金融商品取扱業者及び保険会社等をこれら
に限定することなく含む。さらにまた、金融機関は、諸外国の法律等により定められた金
融機関を含む。また、金融サービスは、融資に係るサービス(住宅ローン、自動車ローン
、教育ローン、カードローン等、及び、本件出願の後に開発されたこれらに類似した又は
これらに等価なローン等)、並びに、このような融資に係る保険サービス(団体信用生命
保険、団体信用介護保障保険、特約付団体生命保険(介護保障、疾病保障等)、収入保障
保険、就業不能信用費用保険、失業信用費用保険等、及び、本件出願の後に開発されたこ
れらに類似した又はこれらに等価な保険等)等をこれらに限定することなく含む。
上述した様々な実施形態は、矛盾が生じない限りにおいて相互に組み合わせることが可
能なものである。
本明細書で説明される処理及び手順は、実施形態において明示的に説明されたものによ
ってのみならず、ソフトウェア、ハードウェア又はこれらの組み合わせによっても実現可
能なものである。具体的には、本明細書で説明された処理及び手順は、集積回路、揮発性
メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ストレージ等の媒体に、当該処理に相当する
ロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明される処理及び手順
は、それらの処理・手順をコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに
実行させることが可能である。
本明細書中で説明される処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、
モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理又は手順は、複
数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は、複数のモジュール
によって実行されるものとすることができる。また、本明細書中で説明されるデータ、テ
ーブル又はデータベースが単一のメモリに格納される旨説明されたとしても、そのような
データ、テーブル又はデータベースは、単一の装置に備えられた複数のメモリ又は複数の
装置に分散して配置された複数のメモリに分散して格納されるものとすることができる。
さらに、本明細書において説明されるソフトウェア及びハードウェアの要素は、それらを
より少ない構成要素に統合して、又は、より多い構成要素に分解することによって実現さ
れるものとすることができる。
1 審査システム
10 サーバ装置
20 生命保険端末装置
30 ユーザ端末装置
40 通信網
50 銀行端末装置

Claims (26)

  1. ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用されるウェブサイトを介して
    、前記ユーザにより操作可能な端末装置と通信可能に設けられ、前記融資に関連した保険
    に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により運用されるサーバ装置であっ
    て、
    前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定に用いられる該ユー
    ザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記端末装置から前記第1の金融機関により
    運用されるコンピュータを介することなく直接的に受信する受信手段を具備することを特
    徴とするサーバ装置。
  2. 前記ユーザ情報のうち、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する情報を含む告知情
    報は、前記端末装置から前記第1の金融機関により運用されるコンピュータには送信され
    ない、請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定を前記ユーザ情報に
    基づいてコンピュータを用いて自動的に実行する査定手段であって、複数の条件の各々に
    対応付けて判定結果を記憶し、前記複数の条件のうち前記ユーザ情報が満たす条件に対応
    する判定結果を出力する処理を用いて前記査定を実行する査定手段、をさらに具備する、
    請求項1又は請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定を前記ユーザ情報に
    基づいてコンピュータを用いて自動的に実行する査定手段であって、複数の条件の各々に
    対応付けて判定結果を記憶し、前記複数の条件のうち前記ユーザ情報が満たす条件に対応
    する判定結果を出力する処理を用いて前記査定を実行する査定手段と、
    通信回線を介して前記査定の結果に関する査定結果情報を前記ユーザにより操作可能な
    前記端末装置に送信する送信手段と、
    をさらに具備する、請求項1又は請求項2に記載のサーバ装置。
  5. 前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定を前記ユーザ情報に
    基づいてコンピュータを用いて自動的に実行する査定手段であって、複数の条件の各々に
    対応付けて判定結果を記憶し、前記複数の条件のうち前記ユーザ情報が満たす条件に対応
    する判定結果を出力する処理を用いて、前記査定を実行する査定手段と、
    前記受信手段が通信回線を介して前記ユーザについて前記査定の結果に関する査定結果
    情報を要求する旨の信号を前記第1の金融機関により運用される端末装置から受信した場
    合にのみ、通信回線を介して前記ユーザについて前記査定結果情報を前記第1の金融機関
    により運用される前記端末装置に送信する送信手段と、
    を具備する、請求項1又は請求項2に記載のサーバ装置。
  6. 当該サーバ装置は、前記ウェブサイトに含まれた識別情報により識別される特定ウェブ
    サイトを運用し、該特定ウェブサイトを介して前記ユーザにより操作可能な端末装置と通
    信することが可能である、請求項1から請求項5のいずれかに記載のサーバ装置。
  7. 前記受信手段は、前記ユーザ情報として、前記ユーザの氏名及び生年月日に関する情報
    を少なくとも含む基本情報、並びに、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する情報を
    少なくとも含む告知情報を受信する、請求項1から請求項6のいずれかに記載のサーバ装
    置。
  8. 前記受信手段は、前記ユーザによって最終的に確認された前記ユーザ情報を受信した後
    は、前記ユーザによって修正された前記ユーザ情報を受信しない、請求項1から請求項7
    のいずれかに記載のサーバ装置。
  9. ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用されるウェブサイトを介して
    、前記融資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により運
    用されるサーバ装置に接続可能に設けられた、前記ユーザにより操作可能な端末装置であ
    って、
    前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定に用いられる該ユー
    ザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記第1の金融機関により運用されるコンピ
    ュータを介することなく直接的に前記サーバ装置に送信する送信手段を具備することを特
    徴とする端末装置。
  10. 前記送信手段は、前記ユーザ情報のうち、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する
    情報を含む告知情報を、前記第1の金融機関により運用されるコンピュータには送信しな
    い、請求項9に記載の端末装置。
  11. 前記送信手段は、前記ユーザ情報として、前記ユーザの氏名及び生年月日に関する情報
    を少なくとも含む基本情報、並びに、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する情報を
    少なくとも含む告知情報を送信する、請求項9又は請求項10に記載の端末装置。
  12. ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用されるウェブサイトを介して
    、前記ユーザにより操作可能な端末装置と通信可能に設けられ、前記融資に関連した保険
    に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により運用されるサーバ装置、に通
    信回線を介して接続可能に設けられた、前記第2の金融機関により運用される端末装置で
    あって、
    前記ユーザにより操作可能な端末装置により送信され前記第1の金融機関により運用さ
    れるコンピュータを介することなく前記サーバ装置により直接的に受信された前記ユーザ
    に関するユーザ情報であって該ユーザが保険に加入することができるか否かに関する査定
    において用いられたユーザ情報を、通信回線を介して前記サーバ装置から受信する受信手
    段を具備することを特徴とする端末装置。
  13. 前記第2の金融機関により運用される当該端末装置のオペレータから前記査定の結果に
    関する査定結果情報を入力する入力手段をさらに具備する、請求項12に記載の端末装置
  14. 前記ユーザにより操作可能な端末装置により送信され前記サーバ装置により直接的に受
    信された前記ユーザ情報は、前記ユーザの氏名及び生年月日に関する情報を少なくとも含
    む基本情報、並びに、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する情報を少なくとも含む
    告知情報を含む、請求項12又は請求項13に記載の端末装置。
  15. ユーザにより操作可能な端末装置と、前記ユーザに対する融資を審査する第1の金融機
    関により運用されるウェブサイトを介して、前記端末装置と通信可能に設けられ、前記融
    資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により運用される
    サーバ装置と、の間においてなされる方法であって、
    前記端末装置が、前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定に
    用いられる該ユーザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記第1の金融機関により
    運用されるコンピュータを介することなく直接的に前記サーバ装置に送信する段階を含む
    ことを特徴とする方法。
  16. 前記サーバ装置が、前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定
    を前記ユーザ情報に基づいてコンピュータを用いて自動的に実行する段階であって、複数
    の条件の各々に対応付けて判定結果を記憶し、前記複数の条件のうち前記ユーザ情報が満
    たす条件に対応する判定結果を出力する処理を用いて前記査定を実行する段階、をさらに
    含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記ユーザ情報のうち、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する情報を含む告知情
    報は、前記端末装置から前記第1の金融機関により運用されるコンピュータには送信され
    ない、請求項15又は請求項16に記載の方法。
  18. ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用されるウェブサイトを介して
    、前記ユーザにより操作可能な端末装置と通信可能に設けられ、前記融資に関連した保険
    に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により運用されるサーバ装置、にイ
    ンストール可能なコンピュータプログラムであって、
    前記サーバ装置を、
    前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定に用いられる該ユー
    ザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記端末装置から前記第1の金融機関により
    運用されるコンピュータを介することなく直接的に受信する受信手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  19. 前記ユーザ情報のうち、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する情報を含む告知情
    報は、前記端末装置から前記第1の金融機関により運用されるコンピュータには送信され
    ない、請求項18に記載のコンピュータプログラム。
  20. 前記受信手段は、前記ユーザ情報として、前記ユーザの氏名及び生年月日に関する情報
    を少なくとも含む基本情報、並びに、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する情報を
    少なくとも含む告知情報を受信する、請求項18又は請求項19に記載のコンピュータプ
    ログラム。
  21. ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用されるウェブサイトを介して
    、前記融資に関連した保険に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により運
    用されるサーバ装置に接続可能に設けられた、前記ユーザにより操作可能な端末装置、に
    インストールされるコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置を、
    前記ユーザが前記保険に加入することができるか否かに関する査定に用いられる該ユー
    ザに関するユーザ情報を、通信回線を介して前記第1の金融機関により運用されるコンピ
    ュータを介することなく直接的に前記サーバ装置に送信する送信手段、
    として機能させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  22. 前記送信手段は、前記ユーザ情報のうち、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する
    情報を含む告知情報を、前記第1の金融機関により運用されるコンピュータには送信しな
    い、請求項21に記載のコンピュータプログラム。
  23. 前記送信手段は、前記ユーザ情報として、前記ユーザの氏名及び生年月日に関する情報
    を少なくとも含む基本情報、並びに、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する情報を
    少なくとも含む告知情報を送信する、請求項21又は請求項22に記載のコンピュータプ
    ログラム。
  24. ユーザに対する融資を審査する第1の金融機関により運用されるウェブサイトを介して
    、前記ユーザにより操作可能な端末装置と通信可能に設けられ、前記融資に関連した保険
    に対する前記ユーザの加入を審査する第2の金融機関により運用されるサーバ装置、に通
    信回線を介して接続可能に設けられた、前記第2の金融機関により運用される端末装置、
    にインストールされるコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置を、
    前記ユーザにより操作可能な端末装置により送信され前記第1の金融機関により運用さ
    れるコンピュータを介することなく前記サーバ装置により直接的に受信された前記ユーザ
    に関するユーザ情報であって該ユーザが保険に加入することができるか否かに関する査定
    において用いられたユーザ情報を、通信回線を介して前記サーバ装置から受信する受信手
    段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  25. 前記端末装置を、さらに、
    前記第2の金融機関により運用される当該端末装置のオペレータから前記査定の結果に
    関する査定結果情報を入力する入力手段、
    として機能させる、請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  26. 前記ユーザにより操作可能な端末装置により送信され前記サーバ装置により直接的に受
    信された前記ユーザ情報は、前記ユーザの氏名及び生年月日に関する情報を少なくとも含
    む基本情報、並びに、前記ユーザの傷病及び/又は障がいに関する情報を少なくとも含む
    告知情報を含む、請求項24又は請求項25に記載のコンピュータプログラム。
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