JP2023082912A - ネットワークシステム、サーバ、および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】よりスムーズに賃貸契約を進めていくことが可能なネットワークシステム、サーバ及び情報処理方法を提供する。【解決手段】賃貸契約サポートシステム1において、不動産オーナー又は不動産管理会社から賃貸物件の情報の入力を受け付けるための賃貸端末300Aと、入居希望者から賃借希望条件の入力を受け付けるための賃借端末300Bと、条件にマッチする物件を抽出して賃借端末300Aに提示し、入居希望者からの申し込みに応じて入居希望者に関する年収を含む情報に基づいて保証料を計算して賃借端末300Bに提示するためのサーバ100と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、不動産の賃貸契約のために利用される情報処理の技術に関する。
従前より、インターネットやコンピュータを利用した、賃貸契約のために利用される情報処理サービスが知られている。たとえば、特開2001-344329号公報(特許文献1)には、賃貸マッチングシステムが開示されている。特許文献1によると、多数の不動産業者のネットワークと賃貸物件探しを行う人との間で情報をデータベースと電子メールを組み合わせて効率的に流通させる事により,効率的な賃貸物件探しを提供する.実際に賃貸物件探しを申し込む前に,探す場所や間取りをホームページ上で選択して,データベースに蓄えられている情報を元に標準的な価格を把握できようにし,非現実的な条件を出して希望条件の物件が見つからないと言う状況が起こりにくくする.従って,賃貸物件探しを行う人と,賃貸物件を探す不動産業者の両方が時間を無駄にする事を少なくして,効率的に賃貸物件探しを行うことを可能とする.
特開2001-344329号公報
本発明の目的は、よりスムーズに賃貸契約を進めていくことが可能なネットワークシステムを提供することにある。
本発明の一態様に従うと、不動産オーナーまたは不動産管理会社から賃貸物件の情報の入力を受け付けるための賃貸端末と、入居希望者から賃借希望条件の入力を受け付けるための賃借端末と、条件にマッチする物件を抽出して賃借端末に提示し、入居希望者からの申し込みに応じて入居希望者に関する年収を含む情報に基づいて保証料を計算して賃借端末に提示するためのサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。
以上のように、本発明によれば、よりスムーズに賃貸契約を進めていくことが可能なネットワークシステムを提供することにある。
第1の実施の形態にかかる賃貸契約サポートシステムの全体構成を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる賃貸契約サポートシステムの動作概要を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるサーバの主な構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかる賃貸不動産物件データを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる賃貸させるための希望条件データを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる入居希望者データを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるサーバの制御処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる保証料の算出の仕組みを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる保証料の例示を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる保証料の算出方法を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる通信端末の主な構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末の登録画面の一部を示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかるサーバの制御処理を示すフローチャートである。 第5の実施の形態にかかるサーバの制御処理を示すフローチャートである。 第6の実施の形態にかかる保証料の算出方法を示すフローチャートである。 第7の実施の形態にかかるサーバの制御処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<賃貸契約サポートシステムの全体構成>
まず図1を参照して、本実施の形態にかかる賃貸契約サポートシステム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかる賃貸契約サポートシステム1は、主に、賃貸不動産のオーナーや不動産管理会社の社員などが利用するパーソナルコンピュータやスマートフォンなどの通信端末300Aと、賃貸不動産の入居希望者が利用するパーソナルコンピュータやスマートフォンなどの通信端末300Bと、インターネットを介してそれらと通信することによって賃貸契約サポートサービスを提供するためのサーバ100とを含む。
<賃貸契約サポートシステムの動作概要>
図1および図2を参照して、本実施の形態にかかる賃貸契約サポートサービスの概要および賃貸契約サポートシステム1の動作概要について説明する。まず、不動産オーナーが、自身の通信端末300Aを利用して、マンションの部屋や戸建て住宅などを貸し出すための賃貸不動産の情報や家賃や入居者の属性などのような賃貸の希望条件などをサーバ100に登録する(ステップS002)。
入居希望者が、自身の通信端末300Bを利用して、マンションの部屋や戸建て住宅などを借りるための賃借希望条件をサーバ100に登録すると(ステップS004)、サーバ100が、両者の希望条件をマッチングさせて、条件が合致する不動産を抽出する(ステップS006)。
なお、サーバ100は、AIチャットによって、入居希望者による問い合わせや相談に対して回答する(ステップS008)。あるいは、サーバ100を介して、入居希望者による問い合わせや相談に対して、不動産オーナーや不動産会社の社員が回答する(ステップS008)。
入居希望者は、自身の通信端末300を利用して、条件がマッチした物件に関する内見の希望日時をサーバ100に入力する(ステップS010)。サーバ100は、内見の日時を不動産オーナーに通知する。なお、管理会社が物件を掲載した場合は、管理会社に通知される。これに対して、不動産オーナーや管理会社は、内見の「承諾」「非承諾」する。不動産オーナーや管理会社は、手動で承諾してもよいし、事前に自動承認登録をしておくことによって自動的に承諾することもできる。不動産オーナーは、内見の日時に部屋の鍵を開けておいたり、管理会社のスタッフが部屋の内見に付き合ったりする。
入居希望者が、内見に基づいて、物件の評価を行う(ステップS012)。
入居希望者が、自身の通信端末300を利用して、契約の申し込みをする(ステップS014)。なお、本実施の形態においては、入居者は、ステップS014において、入居希望者の属性情報として、たとえば、年齢、性別、住所、年収、他の借入金、保証人情報などもサーバ100に登録する。サーバ100は、不動産の賃貸のための審査を行う。特に、本実施の形態においては、サーバ100は、入居希望者の属性に基づいて、家賃滞納リスクなどの貸し出しのリスクや保証料率などを計算する。
サーバ100は、入居希望者の属性などの各種情報を不動産オーナーに提示して、不動産オーナーに賃貸契約の許可をもらうと、入居希望者と不動産オーナーとの間で不動産賃貸契約を締結する。たとえば、入居希望者は、契約書をサーバ100から通信端末300Bにダウンロードして、当該契約書をプリントアウトして、当該契約書に署名・捺印して不動産オーナーに送付する。不動産オーナーは、当該契約書に署名捺印して、入居希望者に返送する。または、契約締結する双方の当事者がサーバ100上で契約に合意し、電子署名を付すことで契約を締結してもよい。その後、不動産オーナーや管理会社は、賃貸不動産の鍵を入居希望者に受け渡す。
入居者が、家賃や保証料の振り込みや入金を行う(ステップS016)。この入金は、口座振替、クレジットカード払い、電子マネーによる支払いなど、特に限定するものではない。
入居者が、サーバ100に問い合わせを行うと、サーバ100は、問い合わせ内容を不動産オーナーに送信したり、不動産オーナーからの回答を入居希望者に送信したりする(ステップS018)。
サーバ100は、入居者からの不動産自体や不動産オーナーや賃貸契約サポートサービスの評価を受け付ける(ステップS020)。
サーバ100は、入居者からの更新やその他の要求を不動産オーナーに伝達したり、不動産オーナーからの要望を入居者に伝達したりする(ステップS022)。
入居者が、サーバ100に契約の終了を要求すると、サーバ100は、当該要求を不動産オーナーに送信する(ステップS024)。入居者は、不動産オーナーや管理会社に、不動産の鍵を返却する。
以下では、このようなサービスを実現するための賃貸契約サポートシステム1の各装置の構成について詳述する。
<サーバ100の構成>
次に、図3を参照して、サーバ100の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかるサーバ100は、主たる構成要素として、CPU110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、サーバ100に内包されているものであってもよいし、サーバ100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、賃貸不動産物件データ、賃貸希望条件データ、入居希望者属性データ、その他賃貸契約サポートサービスに必要な各種のデータを記憶する。
図4を参照して、賃貸不動産物件データ121は、賃貸物件毎の、物件ID、オーナーID,物件住所、間取り、広さ、向き、基本家賃、その他の物件に関する情報などの対応関係を格納する。
図5を参照して、賃貸希望条件データ122は、賃貸物件毎に、物件のエリア、年齢、性別、職業、年収、趣味、その他の物件を貸し出す入居者に対して希望することの情報などの対応関係を格納する。
図6を参照して、入居希望者データ123は、入居希望者毎に、入居希望者の識別情報、氏名、住所、年齢、性別、職種、勤務先、年収、現在の資産や借入、趣味や嗜好、保証人の各種情報、その他の入居者に関する情報などの対応関係を格納する。
図3に戻って、操作部140は、賃貸契約サポートサービスの管理者などからの操作を受け付けて、各種の命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して不動産オーナーの通信端末300Aや入居希望者の通信端末300Bなどの他の装置と、各種データをやり取りする。
<サーバ100の情報処理>
次に、本実施の形態におけるサーバ100の情報処理について説明する。サーバ100のCPU110は、メモリ120に格納されている制御プログラムに従って以下のような処理を実行する。
図7を参照して、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、不動産オーナーの通信端末300Aから、物件に関する情報の入力を受け付けて、当該データを賃貸不動産物件データ121に追加したり、更新したりする(ステップS102)。このとき、入居者に対して希望する条件も受け付けて、賃貸希望条件データ122に追加したり、更新したりする。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bから、希望する賃貸物件に関する情報の入力を受け付けて、当該データを入居希望者データ123に追加したり、更新したりする(ステップS104)。
CPU110は、賃貸不動産物件データ121を参照して、入居希望条件に合致する物件を検索する(ステップS106)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bからの問い合わせ受け付けたり、AIチャットによって回答したり、不動産オーナーに問い合わせを転送したり、不動産オーナーからの返答を入居希望者に送信したりする(ステップS108)。
CPU110は、入居希望者の通信端末300から、内見の要求を受け付けると(ステップS110)、不動産オーナーや不動産会社との間で、内見の日時の調整を行う(ステップS112)。より詳細には、CPU110は、入居希望者の通信端末300Bから内見の希望日時を受信して、不動産オーナーの通信端末300Aに送信し、不動産オーナーからの許可を受信して、入居希望者の通信端末300Bに送信する。許可を得られない場合は、不動産オーナーから、内見の希望日時を受信して、入居希望者の通信端末300Bに送信して、入居希望者の通信端末300Bからの許可を受信して、不動産オーナーの通信端末300Aに送信する。
CPU110は、内見の日時が経過すると、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bから内見の結果を受信する(ステップS114)。入居希望者の通信端末300から別の物件の提示を求められると(ステップS116にてNOである場合)、CPU110は、ステップS104からの処理を繰り返す。
CPU110は、入居希望者の通信端末300から契約の申し込みを希望されると(ステップS116にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bに入居希望者の年収などの各種の属性情報の入力画面を提示する(ステップS118)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300から属性情報を取得すると(ステップS118)、当該属性情報に基づいて、保証会社による、家賃の保証料率を計算する(ステップS120)。家賃の保証料率の計算方法についは、特に限定するものではないが、詳細は後述する。なお、保証会社は、本システムの運営者であってもよいし、別の会社であってもよい。
CPU110は、保証会社からの保証が得られると判断した場合は(ステップS122にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、入居者に関する各種の情報を不動産オーナーの通信端末300Aに送信する(ステップS124)。不動産オーナーからの契約の許可が下りない場合は(ステップS126にてNOである場合)、CPU110は、ステップS104からの処理を繰り返す。なお、審査終了前に、申込があったことを不動産オーナーまたは管理会社に通知することが好ましい。
CPU110は、不動産オーナーからの契約の許可が下りた場合(ステップS126にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、契約可能通知として、保証料などの各種情報を入居希望者の通信端末300Bに送信する(ステップS128)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、不動産賃貸契約の書面を入居希望者の通信端末300Bに送信する(ステップS130)。入居希望者は、契約書を印刷して、署名・捺印して、不動産オーナーや、不動産会社に送付する。不動産オーナーは、当該契約書に署名・捺印して、入居希望者に返送する。なお、契約締結する双方の当事者がサーバ100上で契約に合意し、電子署名を付すことで契約を締結してもよい。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、不動産オーナーの通信端末300Aから、賃貸契約の締結完了の情報を受信する(ステップS140)。不動産オーナーは、家賃や保証料を入居者から、直接的または間接的に、受け取る。家賃等は、口座振替、クレジットカード払、電子マネーによる支払いにて間接的に受け取ることが好ましい。
その後も、本実施の形態にかかるCPU110は、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bから、賃貸物件に関する問い合わせ受け付けて、AIチャットによって回答したり、不動産オーナーに問い合わせを転送したり、不動産オーナーからの返答を入居希望者に送信したりする(ステップS142)。
また、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bから、賃貸物件に関する評価や、賃貸契約サポートサービスに関する評価を受け付けてメモリ120に格納する(ステップS144)。
また、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bから、賃貸契約の更新の要求を受け付けると、その旨を不動産オーナーの通信端末300Aに通知したり、不動産オーナーの通信端末300Aから契約の更新の許可を受け付けたりする(ステップS146)。
また、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bから、賃貸物件からの退去の要求を受け付けると、その旨を不動産オーナーの通信端末300Aに通知する(ステップS148)。
ここで、保証料の自動査定方法について説明する。本実施の形態においては、図8に示すように、サーバ100において、申込内容や、勤務先情報や、嗜好情報や、外部サービス利用情報や、資産情報などに基づいて、入居者毎の初期保証料や継続保証料を計算するものである。これによって、たとえば、図9に示すように、入居者毎のリスクに応じた保証料が計算される。
より詳細には、たとえば、サーバ100のCPU110は、メモリ120に格納されている制御プログラムに従って、図10に示すような処理を実行する。
CPU110は、入居希望者の属性情報に基づいて、入居者が正社員か公務員であって、かつ勤務期間が2年以上であるか否かを判断する(ステップS152)。
ステップS152にてYESである場合、CPU110は、年間家賃と年間借入返済額との合計額から年間家賃補助額を減じた額が、入居希望者の年収の1/5よりも低いか否かを判断する(ステップS154)。
ステップS154にてYESである場合、CPU110は、家賃の30%を保証料に設定する(ステップS156)。
ステップS154にてNOである場合、CPU110は、ステップS162の処理に進む。
ステップS152にてNOである場合、CPU110は、年間家賃と年間借入返済額との合計額から年間家賃補助額を減じた額が、入居希望者の年収の1/3よりも低いか否かを判断する(ステップS162)。
ステップS162にてYESである場合、CPU110は、家賃の40%を保証料に設定する(ステップS164)。
ステップS162にてNOである場合、CPU110は、年間家賃と年間借入返済額との合計額から年間家賃補助額を減じた額が、入居希望者の年収と保証人の年収の合計の1/3よりも低いか否かを判断する(ステップS166)。
ステップS166にてYESである場合、CPU110は、家賃の50%を保証料に設定する(ステップS168)。
ステップS166にてNOである場合、CPU110は、入居希望者の金融資産が家賃の24倍以上であるか否かを判断する(ステップS170)。
ステップS170にてYESである場合、CPU110は、家賃の60%を保証料に設定する(ステップS172)。
ステップS170にてNOである場合、CPU110は、家賃保証が不可能であると判断する(ステップS174)。
なお、このような、形態に限らず、CPU110は、入居希望者の嗜好データなども参考にして、保証料を決定することが好ましい。たとえば、CPU110は、年収を含む勤務先情報や金融情報や嗜好情報や行動データを基に家賃滞納リスクの高い属性データを抽出したり、リスク度に応じて引き受けの可否の判断をしたり、引き受け可の場合に保証率のパーソナライズ化を行うことが好ましい。
<通信端末300Aの構成>
図11を参照して、賃貸用不動産のオーナーが利用する通信端末300Aの構成の一態様について説明する。たとえば通信端末300Aは、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、ディスプレイ330と、操作部340と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、マイク380とを含む。
CPU310は、メモリ320に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末300Aの各部を制御する。
メモリ320は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、各種サービスのためのアプリケーションプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ100から受信したデータ、操作部340を介して入力されたデータ、通信端末300Aのユーザを特定するための情報などを記憶する。
ディスプレイ330は、CPU310からのデータに基づいて、画像や動画やテキストを表示する。操作部340は、ポインティングデバイスやスイッチなどから構成され、ユーザからの各種の命令をCPU310に入力する。なお、通信端末300Aは、ディスプレイ330と操作部340とを含むタッチパネル350を有してもよい。
通信インターフェイス360は、インターネットやキャリア網やルータなどを介して、サーバ100などの他の装置との間でデータを送受信する。たとえば、CPU310は、WEBブラウザのアプリケーションプログラムや不動産賃貸サービス専用のアプリケーションプログラムに従って、通信インターフェイス360を介してサーバ100などの他の装置と各種の情報をやりとりする。
スピーカ370は、CPU310からの信号に基づいて、各種の音声を出力する。CPU310は、ディスプレイ330に限らず、サーバ100から受け付けた回答を音声出力してもよい。
マイク380は、音声を受け付けて、音声データをCPU310に入力する。CPU310は、操作部340に限らず、ユーザからの音声メッセージを受け付けて、当該音声メッセージをサーバ100に送信してもよい。
たとえば、通信端末300AのCPU310は、メモリ320のWEBブラウザや専用のアプリケーションプログラムに従って、操作部340を介してユーザが所有する不動産物件の賃貸に必要な情報を受け付ける。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、入力された情報をサーバ100に提供する。
<通信端末300Bの構成>
賃貸不動産の入居希望者が利用する通信端末300Bの構成も、上述した通信端末300Bと同じであるため、ここでは説明を繰り返さない。なお、通信端末300BのCPU310は、たとえば、メモリ320のWEBブラウザや専用のアプリケーションプログラムに従って、ディスプレイ330に、たとえば図12に示す画面を表示することによって、入居希望者の賃貸したい物件の希望や自身の属性情報などを受け付ける。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、入力された情報をサーバ100に提供する。
<第2の実施の形態>
上記の実施の形態においては、賃貸契約の申込時に、入居希望者の属性、たとえば、年齢、性別、住所、年収、資産、借入などをサーバ100に登録するものであった。しかしながら、図2のステップS004や、図7のステップS104において、賃借希望条件の入力の前後に、入居者は、入居希望者の属性、たとえば、年齢、性別、住所、年収、借入などもサーバ100に登録してもよい。
<第3の実施の形態>
上記の実施の形態においては、賃貸物件の内見に関して、物件の鍵を貸し出して、入居希望者に内見させたり、不動産会社の社員や不動産オーナーが内見に同行したりするものであった。しかしながら、入居希望者が内見を希望する場合に、サーバ100が、賃貸物件のVR動画などを入居希望者の通信端末300Bに閲覧可能に提供しても良い。
<第4の実施の形態>
上記の実施の形態においては、不動産賃貸契約書を入居者がプリントアウトして郵送するものであった。しかしながら、不動産賃貸契約は、入居希望者と不動産オーナーが、不動産会社やその他の場所において対面で締結してもよい。
より詳細には、図13に示すように、CPU110は、不動産オーナーからの契約の許可が下りた場合(ステップS126にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、入居希望者と不動産オーナーとの間で契約締結日時の調整を行う(ステップS132)。たとえば、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bから契約の希望日時や場所を取得する。CPU110は、不動産オーナーの通信端末300Aに通知して、不動産オーナーからの許可を得る。不動産オーナーからの許可を得られない場合は、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、不動産オーナーから、契約の希望日時や場所を受信して、入居希望者の通信端末300Bに送信する。CPU110は、入居希望者の通信端末300Bからの許可を受信して、不動産オーナーの通信端末300Aに送信する。
<第5の実施の形態>
あるいは、不動産賃貸契約もオンライン上で締結できることが好ましい。より詳細には、図14に示すように、CPU110は、不動産オーナーからの契約の許可が下りた場合(ステップS126にてYESである場合)、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bと、不動産オーナーの通信端末300Aとに、不動産賃貸契約書を提示する(ステップS134)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、入居希望者の通信端末300Bと、不動産オーナーの通信端末300Aとから、不動産賃貸契約書に対する電子署名またはオンライン署名を取得することによって、不動産賃貸契約が契約されたものとする(ステップS136)。
<第6の実施の形態>
上記の実施の形態では、入居希望者毎にリスクに応じた保証料を計算したのちに、するものであった。しかしながら、保証会社が保証できるか否かの判断に留めてもよい。より詳細には、図15に示すように、サーバ100のCPU110は、所定の条件を満たした場合に、保証会社の保証が可能であると判断し、条件を満たさない場合に、保証ができないと判断してもよい。その後、CPU110は、図14などのステップS124からの処理を進めていく。
<第7の実施の形態>
上記の実施の形態では、保証料の計算の後で、あるいは保証会社の保証が可能か否かの判断の後で、不動産オーナーに賃貸契約の可否を問い合わせるものであった(ステップS124)。しかしながら、図16に示すように、CPU110は、保証会社の保証が可能な場合には(ステップS122にてYESである場合)、自動的に、賃貸契約の締結処理へと進んでも良い(ステップS134)。
<第8の実施の形態>
上記の実施の形態に加えて、不動産オーナーや管理会社が入居希望者に関する条件を事前登録し、入居希望者は希望物件情報や年収、嗜好情報など登録して保存しておくものである。そして、サーバ100のCPU110は、不動産オーナーや管理会社が希望する条件に部分的または全体的に一致した入居希望者を候補として抽出し、通信インターフェイス160を介して、不動産オーナーや管理会社の通信端末300にリコメンドする。そして、不動産オーナーや管理会社からの要求を受けると、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、不動産オーナーや管理会社の賃貸物件情報を入居希望者の通信端末300Aに送信して提示する。
たとえば、サーバ100は、不動産オーナーから、入居希望者に関する条件として、出身地や、出身大学や、出身高校や、スポーツや、趣味や、会社名などを受け付ける。サーバ100は、入居希望者からも、出身地や、出身大学や、出身高校や、スポーツや、趣味や、会社名などを受け付ける。CPU110は、いずれか1つ、またはいずれか2つの条件が一致する入居希望者に関する情報を不動産オーナーの通信端末300Aに送信する。CPU110は、不動産オーナーからの情報、たとえば割引情報や不動産オーナーの出身地や、出身大学や、出身高校や、スポーツや、趣味や、出身会社名など、を受け付けて、賃貸物件の情報とともに入居希望者の通信端末300Bに送信する。
これによって、不動産オーナーが安心して物件を貸し出したり、入居希望者が安心して物件を借りたり、安い値段で物件を借りたりすることができる。
<第9の実施の形態>
上記の実施の形態の賃貸契約サポートシステム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、サーバ100や通信端末300の各々の役割の一部または全部を別の装置が担ったり、それらの装置の1つ1つの役割の一部または全部を、複数の装置で分担したりしてもよい。たとえば、サーバ100の役割が、クラウド上の複数の装置で実現されてもよいし、通信端末300のアプリケーションプログラムの役割の一部がサーバ100で実現されてもよいし、サーバ100の役割の一部が通信端末300のアプリケーションプログラムによって実現されてもよい。
<まとめ>
上記の実施の形態においては、不動産オーナーまたは不動産管理会社から賃貸物件の情報の入力を受け付けるための賃貸端末と、入居希望者から賃借希望条件の入力を受け付けるための賃借端末と、条件にマッチする物件を抽出して賃借端末に提示し、入居希望者からの申し込みに応じて入居希望者に関する年収を含む情報に基づいて保証料を計算して賃借端末に提示するためのサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。
好ましくは、サーバは、保証料の提示後に、賃貸端末と賃借端末とに不動産賃貸契約書を提示する。
好ましくは、サーバは、賃貸端末から入居希望者に関する条件を受け付けて、賃借端末から入居希望者に関する各種情報を受け付けて、条件にマッチする入居希望者を賃貸端末を介して推薦する。
好ましくは、サーバは、条件がマッチする物件に関する内見希望日時を賃貸端末から受け付ける。
上記の実施の形態においては、賃貸端末と賃借端末と通信するための通信インターフェイスと、賃貸端末からの賃貸希望条件と、賃借端末からの賃借希望条件と、を記憶するためのメモリと、条件がマッチする物件を抽出して賃借端末に提示し、入居希望者からの申し込みに応じて入居希望者に関する年収を含む情報に基づいて保証料を計算して賃借端末に提示するためのプロセッサと、を備えるサーバが提供される。
上記の実施の形態においては、不動産オーナーまたは不動産管理会社の賃貸端末から賃貸希望条件を受け付けるステップと、入居希望者の賃借端末から賃借希望条件を受け付けるステップと、条件がマッチする物件を抽出して賃借端末に提示するステップと、入居希望者からの賃貸の申し込みを受け付けるステップと、入居希望者に関する年収を含む情報に基づいて保証料を計算して賃借端末に提示するステップと、を備えるサーバによる情報処理方法が提供される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :賃貸契約サポートシステム
100 :サーバ
110 :CPU
120 :メモリ
121 :賃貸不動産物件データ
122 :賃借希望条件データ
123 :入居希望者データ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
300 :通信端末
300A :通信端末
300B :通信端末
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
370 :スピーカ
380 :マイク

Claims (6)

  1. 不動産オーナーまたは不動産管理会社から賃貸物件の情報の入力を受け付けるための賃貸端末と、
    入居希望者から賃借希望条件の入力を受け付けるための賃借端末と、
    条件にマッチする賃貸物件を抽出して前記賃借端末に提示し、前記入居希望者からの申し込みに応じて前記入居希望者に関する年収を含む情報に基づいて保証料を計算して前記賃借端末に提示するためのサーバと、を備えるネットワークシステム。
  2. 前記サーバは、前記保証料の提示後に、前記賃貸端末と前記賃借端末とに不動産賃貸契約書を提示する、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記サーバは、前記賃貸端末から入居希望者に関する条件を受け付けて、前記賃借端末から入居希望者に関する各種情報を受け付けて、前記条件にマッチする入居希望者を前記賃貸端末を介して推薦する、請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記サーバは、前記条件がマッチする賃貸物件に関する内見希望日時を前記賃貸端末から受け付ける、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  5. 賃貸端末と賃借端末と通信するための通信インターフェイスと、
    前記賃貸端末からの賃貸希望条件と、前記賃借端末からの賃借希望条件と、を記憶するためのメモリと、
    前記条件にマッチする物件を抽出して前記賃借端末に提示し、前記入居希望者からの申し込みに応じて前記入居希望者に関する年収を含む情報に基づいて保証料を計算して前記賃借端末に提示するためのプロセッサと、を備えるサーバ。
  6. 不動産オーナーまたは不動産管理会社の賃貸端末から賃貸希望条件を受け付けるステップと、
    入居希望者の賃借端末から賃借希望条件を受け付けるステップと、
    前記条件にマッチする物件を抽出して前記賃借端末に提示するステップと、
    前記入居希望者からの賃貸の申し込みを受け付けるステップと、
    前記入居希望者に関する年収を含む情報に基づいて保証料を計算して前記賃借端末に提示するステップと、を備えるサーバによる情報処理方法。
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