JP2003331130A - 不動産投資システムおよび投資方法 - Google Patents

不動産投資システムおよび投資方法

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JP2003331130A JP2002137169A JP2002137169A JP2003331130A JP 2003331130 A JP2003331130 A JP 2003331130A JP 2002137169 A JP2002137169 A JP 2002137169A JP 2002137169 A JP2002137169 A JP 2002137169A JP 2003331130 A JP2003331130 A JP 2003331130A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投資者の持分に応じて抵当権を設定しながら
金銭消費貸借契約による不動産の投資システムを提供す
るものである。 【解決手段】 特定の不動産に関する情報を表示する不
動産情報表示部1と、前記不動産を担保として投資者が
投資を行う際の投資情報を表示する投資情報表示部2
と、個人の投資履歴等を表示する会員個人情報表示部3
とを含む運用機関のサーバSと、前記運用機関のサーバ
とインターネット介して接続可能な投資者の端末Tとか
らなり、前記投資者は、前記運用機関のサーバの不動産
情報表示部1、投資情報表示部2に基づいて、不動産投
資を行う不動産投資システムであり、前記投資情報には
募集口数および口当りの配当年率が投資情報として含ま
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不動産投資シス
テムおよび投資方法に関するものであり、より詳しく述
べると、投資者が所定の不動産を担保として所定の利回
りで投資を行うための不動産投資システムおよび投資方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、預金金利の低下やペイオフの解禁
等により個人や企業等の投資者は、種々の投資方法また
は投資先に関する関心が高まっている。これらの投資方
法や投資先は、一般に非常に複雑な情報や規約に基づく
ものであり投資者が理解するのが困難であったり、また
投資者が投資するための手続きが煩雑であったりすると
いう問題点を有していた。
【0003】例えば、工場やマンション等に投資する場
合に、これらの不動産の購入手続きが煩雑であったり、
またこれらの不動産を全部購入するためには多大な費用
がかかるとともに、管理に多大な手間がかかるために投
資者が限定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このような不
動産に対して複数の投資者を募り、共同で運用する方法
が考えられる。しかしながら、このような方法の場合、
賃貸契約の更新・賃貸者の変更に伴う賃貸契約等におい
て共同で保有する全ての不動産所有者(すなわち、応募
して投資した応募者)の印鑑が必要であったり、所有者
の移転手続きが煩雑であったり、応募者が不動産の価値
が下落した際に高いリスクを負ったりという手続き上の
煩雑さや高いリスクを伴うという問題がある。
【0005】この発明は、かかる現況に鑑みてなされた
もので、手続き上の煩雑さを最小限とし、かつ投資者に
とってリスクの低い不動産投資システムおよび投資方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するこの
発明の不動産投資システムは、特定の不動産に関する情
報を表示する不動産情報表示部と、前記不動産を担保と
して投資者が投資を行う際の投資情報を表示する投資情
報表示部と、登録した会員の個人情報を表示する会員個
人情報表示部とを含む運用機関のサーバと、前記運用機
関のサーバとインターネットを介して接続可能な投資者
の端末とからなり、前記投資者は、前記運用機関のサー
バの不動産情報表示部、投資情報表示部に基づいて不動
産投資を行う不動産投資システムであって、前記投資情
報表示部には、少なくとも募集口数および一口当りの配
当年率が投資情報として含まれていることを特徴とする
ものである(請求項1)。
【0007】このように構成すると、投資者は、不動産
を担保として予め定められた利率で投資することが可能
となり、一方運用機関は、例えばこれらの投資者からの
投資に基づいて不動産を購入し、運用を行うことが可能
となる。したがって、この発明の不動産投資システム
は、運用機関側から見ると、不動産資金調達システムと
同義である。
【0008】この発明の不動産投資システムにおいて、
前記不動産情報表示部に、収益還元法により評価された
不動産の評価額が運用見込み情報として含むことを特徴
とするものである(請求項2)。収益還元法とは、年平
均賃貸履歴/4%で計算される金額であり、不動産の公
示価格や基本価格が変動しても対称不動産から得られる
収益が一定であれば評価額の変動がないという利点を有
している。
【0009】上記課題を解決するこの発明の不動産投資
方法は、運用機関のサーバからインターネットを介して
表示された所定の不動産に関する情報に基づいて、投資
者が前記投資者の端末を介して投資する不動産投資方法
であって、前記投資者が端末を介して運用機関のサーバ
にアクセスする段階、前記投資者が前記サーバに掲載さ
れた投資情報であって、募集口数および一口当りの配当
年率を含む不動産投資情報を閲覧する段階、前記投資者
が前記運用機関のサーバに掲載された不動産に関する情
報を閲覧する段階、前記投資者が閲覧した投資情報およ
び不動産に関する情報に基づいて前記運用機関のサーバ
に前記投資者に関する情報、申込口数を送信する段階、
を含むことを特徴とするものである(請求項3)。
【0010】このように構成すると、投資者は、不動産
を担保として予め定められた利率で投資することが可能
となり、一方運用機関は、例えばこれらの投資者からの
投資に基づいて不動産を購入し、運用を行うことが可能
となる。したがって、この発明の不動産投資方法は、運
用機関側から見ると、不動産資金調達方法と同義であ
る。
【0011】この発明の不動産投資方法は、前記サーバ
は投資者から申込みがあった際に、不動産投資情報をリ
アルタイムで更新することを特徴とするものである(請
求項4)。このように構成すると、投資申込みより減少
または応募締め切りとなった投資口数等がリアルタイム
に表示することが可能となる。
【0012】この発明の不動産投資方法は、投資者と運
用機関とは、金銭消費貸借契約書を締結し、持分に対し
て抵当権を設定する段階を含むことを特徴とするもので
ある(請求項5)。このように構成すると、満期までの
年平均賃貸利益が一定以上であれば元本が補償され、投
資者のリスクを最小限に押さえることができる。
【0013】この発明の不動産に基づく投資方法は、投
資者は予め運営期間のサーバに登録されパスワードを付
与された会員であることを特徴とするものである(請求
項6)。このように構成すると、運用機関は、投資者の
投資適格の審査を繰返し行う手間が省け、また投資者
は、会員登録することによって自己の投資した不動産の
運用状況を閲覧することが可能となる。
【0014】この発明の不動産投資方法は、前記投資者
から所定の口数の投資申込みがあった後に、前記運用機
関は、投資者からの入金を確認した後に、金銭消費貸借
契約書および持分に応じた抵当権を設定した不動産の登
記簿謄本を前記投資者に送付する段階を含むことを特徴
とするものである(請求項7)。このように構成する
と、運用機関と投資者との間で公正な手続き(賃貸契約
手続き)が行うことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明の不動産投資シ
ステムを示す概略図であり、図2および図3は、各々こ
の不動産投資システムで表示される表示情報を示す図面
である。
【0016】まず、この発明に係る不動産投資システム
を図1を用いて説明する。図1に示すとおり、この発明
の不動産投資システムは、運用機関Mが保有するサーバ
Sと利用者Uである投資者の端末Tから主として構成さ
れる。これらの運用機関のサーバSと利用者Uの端末T
は、インターネットINTを介して接続可能である。な
お、投資者は、個人であることも法人であることもでき
る。
【0017】運用機関のサーバSには、投資案件概要デ
ータベースDB1、募集要項データベースDB2、会員
個人情報管理データベースDB3,会員管理データベー
スDB4等を格納している。これらのデータベースに基
づいて、後述する図2に示す不動産の物件概要、後述す
る図3に示す投資者が投資を行う際の投資情報を表示す
る投資情報、及び図4に基づいて会員の担保設定状況や
投資総額等の個人情報を表示する構成となっている。運
用機関のサーバSのデータベースDB1〜DB3は、特
定の不動産に関する情報を表示する不動産情報表示部
1、前記不動産を担保として投資者が投資を行う際の投
資情報を表示する投資情報表示部2、及び投資会員とな
った個人情報を表示する個人情報表示部3とを構成す
る。
【0018】投資案件概要データベースDB1は、投資
案件すなわち、運用機関Mが保有する不動産物件の情報
を管理するためのデータベースであり、例えば以下の表
1に示すように不動産の所在地、不動産の所有者名義、
不動産の現況、不動産の運用状況、不動産の評価額等が
保存されている。
【0019】
【表1】
【0020】なお、この発明において評価額は、不動産
鑑定士等の資格を有するものが査定した収益還元法によ
り評価した評価額であることが好ましい。収益還元法と
は、年平均賃貸利履歴/4%で計算される金額である。
すなわち、収益還元法は、不動産の運用益を基準にして
その不動産の評価額を決める方法であり、不動産の公示
価格や基本価格が変動しても対象不動産から得られる収
益が一定であれば評価額の変動がないという利点を有し
ている。これらの不動産の所在地、不動産の所有者名
義、不動産の現況は、運用機関による商品化、すなわ
ち、投資口数、投資期間等が決定された後に、後述の図
2に示す不動産情報表示部1に表示される。
【0021】募集要項データベースDB2は、表1に示
すDB1に基づいて、投資期間、投資口数を決定し、決
定した情報に基づいて投資者への投資商品を管理するた
めのデータベースであって、例えば、表1に示す物件番
号1番の不動産に対して、一口100万円で30口、所
定期間に売り出す場合、表2に示すような情報を管理す
る。
【0022】
【表2】
【0023】この募集要項データベースDB2は、投資
者の応募状況を管理するとともに、募集終了後、投資者
への借用書や登記簿謄本等の有無等を管理する機能も有
していることが好ましい。なお、この募集要項データベ
ースDB2は、DB1とは物件番号により、また会員管
理データベースDB4とは会員番号等により関連付けを
行うことが好ましい(利用者=会員管理DB4における
会員番号)。このように構成された募集要項データベー
スDB2に基づいて、後述の図3に示す投資情報を表示
する。
【0024】会員個人情報管理データベースDB3は、
登録会員となった投資者の個人情報を管理するデータベ
ースであって、会員個人のみが閲覧できる。例えば、利
用者Uである投資者の会員番号(例えばA,B,C)住
所(または本店所在地)、氏名(または名称)、申込口
数、申込金額、担保設定日、投資物件の運用状況、投資
総額、配当利率、次回配当予定部、次回契約更新日等の
個人情報、パスワード等を一元管理するものである。こ
れらの個人情報には、投資者個人のみがIDとパスワー
ドで閲覧できるようになっている。
【0025】一方、会員管理データベースDB4は、会
員個人のID、パスワード、投資申込日、入金状況、登
録日、契約日、金銭消費貸借契約書の発送日等を一元管
理するものである。
【0026】以下、この発明の不動産情報の表示部1に
ついて図2を用いて説明する。不動産情報表示部1と
は、利用者Uである投資者に対して、投資対象となる物
件の情報を表示するための表示部であり、情報表示部1
は、表1に示すDB1から商品化された物件の情報をH
TML等のインターネットで閲覧可能にしたデータであ
る。すなわち、例えば図2(a)に示す通り投資対象物
件の一覧表および図2(b)に示す通りの個別の物件に
関する詳細情報から構成することが可能である。
【0027】次に、この発明の投資情報の表示部2につ
いて図3を用いて説明する。投資情報とは、利用者Uで
ある投資者に対して、投資金額(1口当たりの投資金
額)、投資利回り、運用収支見込計算書、その他投資に
関するリスクや注意事項を表示する情報である。例え
ば、図3に示す通り、この発明の不動産投資システムに
おいては、表2に示す情報に基づいてHTML形式等の
インターネットで閲覧可能な形式で生成された投資案件
毎の募集口数、一口当たりの投資金額、利回り(利率)
等に加えて、違約金、返金、解約金についての取り決
め、その他案内事項を予め表示する構成とすることが可
能である。
【0028】次に、この発明の会員個人情報管理データ
ベースDB3について説明する。個人情報とは、投資会
員のすべての個人に対して、その個人のデータを表示す
る情報であって、図4に示すとおり、会員のみがIDと
パスワードで閲覧できる会員専用の情報である。例え
ば、各個人の契約日、申込口数、投資総額、配当利率、
その他を表示する構成とすることができる。
【0029】この発明において、運用機関MのサーバS
には上述した図2に示す不動産の物件概要および図3に
示す投資情報の他に、利用者Uに知らせるために必要な
情報を表示するその他の情報表示部を有する。
【0030】例えば、(1)この発明の不動産投資シス
テムの概要を利用者Uに理解してもらうための[システ
ム紹介]に関する情報、(2)利用者Uがこの発明の不
動産投資システムを利用するに当たって遵守すべき規約
を掲載した[会員規約]、(3)この発明の不動産投資
システムを用いて利用者Uが投資を行った際の利回り保
全について記載した[リスク情報]、(4)この発明の
不動産投資システムを用いた投資の申込みから契約完了
までの流れを説明する[フロー図]、(5)解約・返金
等の場合の条件を記載した[解約・返金情報]、(6)
投資した利用者Uに対して該当する不動産物件の運用状
況を説明するための[運用情報]、(7)その他、この
発明の不動産投資システムに関する質問事項等を記載し
た[FAQ]等の情報を利用者Uの端末を介して表示可
能な構成とすることができる。
【0031】この発明の不動産投資システムは、不動産
の証券化とは異なる。一般的な不動産の証券化は、運用
機関の名義のまま事業運営を行い、投資者には共有持分
の抵当権等は設定されない。一方、、この発明の不動産
投資システムは、運用機関と投資者との1対1の金銭消
費貸借契約書を締結し、区分に対しての持分に抵当権を
設定するというものである。
【0032】従って、この発明の不動産投資システム
は、投資者と運用機関との間で口数に応じて抵当権を設
定するとともに、金銭消費貸借契約書を締結するところ
に特徴の1つがある。前記抵当権の設定は、すべての投
資者が順位第1番となるように行われる。通常、抵当権
の設定は登録順番に行われるが、このシステムではすべ
ての投資者が平等なるようにする。このために、前記金
銭消費貸借契約書には、すべての契約者(投資者)が順
位第1番となることに同意する旨の条項を入れておき、
この条項に同意することを契約の条件とする。
【0033】このような構成を有するこの発明の不動産
投資システムは、利用者Uである投資者は、対象となる
不動産に関する情報および予め定められた利率、運用状
況を確認して極めて安全かつ迅速に投資申込みを行うこ
とが可能となる。一方、運用機関は、不動産を担保とし
て利用者からの資金調達が可能となるので、例えば新た
な不動産の運用への投資等を図ることが可能となる。
【0034】以上説明した、この発明の不動産投資シス
テムのオペレーション並びに不動産投資方法を図5に基
づいて説明する。図5は、この発明による不動産投資方
法のフローを示すフローチャートである。
【0035】この発明による不動産投資方法は、図1に
示すような利用者Uの端末Tから運用機関Mのサーバに
インターネットを介してアクセスし、サーバS上に記載
の不動産情報に基づき投資を行う投資方法である。
【0036】まず、利用者は、端末を介して運用機関M
のサーバにアクセスし(S1)、情報インデックスを表示
する(S2)。この際に、所望に応じて運用機関は、初
めてアクセスされた利用者に対して利用者登録を行うよ
うに指示する構成としてもよい。すなわち、利用者はサ
ーバに対して住所、氏名または名称、電話番号、ファク
シミリ番号、E−メールアドレス等の個人情報をサーバ
に送信して会員登録を申し込む(S3)。
【0037】会員の申込があると、運用機関は、サーバ
から申込を行った利用者の端末にHTML等または他の
手段(郵送、ファクシミリまたは電話等)により申込情
報を送信する(S4)。申込情報には金銭消費貸借契約
書が含まれている。申込情報を受けた取った投資者は、
契約に必要な書類(身分証明書、印鑑証明書等)と署名
捺印した前記金銭消費貸借契約書を運用機関に送付(S
5)するとともに、、運用機関から通知された情報に基
づいて運用機関に送金する(S6)。
【0038】運用機関は、所定期間内に投資者からの入
金と契約に必要な書類(身分証明書、印鑑証明書等)と
署名捺印した前記金銭消費貸借契約書の受領を確認する
(S7)。投資者からの入金がなかったり、契約に必要
な書類(身分証明書、印鑑証明書等)と署名捺印した前
記金銭消費貸借契約書の受領が確認されない場合(N
o)には、再度入金と必要な書類の送付を催促する。最
終的に入金等が確認されない場合には、登録は行われな
い。
【0039】ステップ8で投資者からの入金と契約に必
要な書類(身分証明書、印鑑証明書等)と署名捺印した
前記金銭消費貸借契約書の受領が確認された場合は、契
約手続き、すなわち、抵当権の設定手続きをすると共
に、金銭消費貸借契約書に署名、捺印をする。そして、
署名した金銭消費貸借契約書と抵当権設定済みの登記簿
謄本を投資者に送付する(S8)。同時に、登録された
会員には、IDとパスワードが発行される。これらの会
員情報は、図1に示す会員管理データベースDB4に登
録される。
【0040】また、利用者または会員から端末を介して
運用機関Mのサーバにアクセスし(S1)、情報インデッ
クスを表示して(S2)、各種情報にアクセスすること
ができる。利用者の端末を介してアクセスを受けると、
サーバは前記の各種情報が掲載されたメニュー、すなわ
ち、[不動産の物件概要]、[投資情報]、[システム
紹介]、[会員規約]、[リスク情報]、[フロー
図]、[解約・返金情報]、[運用情報]、[FAQ]
等のインデックスを表示する(S10,S11)。
【0041】利用者または会員は、これらの情報のう
ち、[投資情報](S10)、[不動産の物件概要]
(S11)、を含む情報を閲覧して、所定の不動産物件
を担保として投資するか否か、投資する場合の投資口数
等を判断する(S12)。すなわち、まず利用者または
会員は、この発明の不動産投資方法について理解するこ
とを前提として([会員規約]、[リスク情報]、[フ
ロー図]、[解約・返金情報]、[運用情報]、[FA
Q]等の閲覧)、例えば、図2に示す投資情報および図
3に示す対象となる不動産の物件概要を閲覧することに
よって、投資判断を行う。
【0042】投資判断の結果、投資しない(No)の場
合、サーバからログアウトして終了する。一方、所定口
数投資する場合、個人情報、対象物件、投資口数等を端
末を介してサーバへ送信する(S13)。
【0043】利用者または会員から投資申込みがあった
際に、サーバは、会員か非会員かの判断をして非会員で
ある場合には、会員の申込があったと見なしてステップ
3に戻り会員登録手続きを行う。また、会員の場合に
は、例えば、表2に示すような募集要領データベースD
B2に投資者名(例えば投資者B)を書込み、データの
更新を行う(S14)。すなわち、表2で示す例におい
て、申込み口数が28口であった物件1に対する情報に
おける申し申込み口数が27口に変化したので、次回の
表示において、物件1の申込み口数を27と更新する。
【0044】さらに、会員から投資申込みに対しては、
ステップ4に戻り投資者に対して申込情報を送信し、投
資者は、契約に必要な書類を運用機関に送付(S5)す
るとともに、運用機関から通知された情報に基づいて運
用機関に送金する(S7)。所定期間内に投資者からの
入金と契約に必要な書類の受領を確認し(S8)。デー
タの更新を行う(S14)。投資者からの入金がなかっ
たり、契約に必要な書類の受領が確認されない場合(N
o)には、データ更新は行われず終了する。
【0045】一方、登録された会員は、端末を介して運
用機関Mのサーバにアクセスし(S1)、IDとパスワー
ドによる認証を受けた後(S15)、図4に示す会員個
人情報管理データベースDB3に基づく個人情報を表示
する(S16)。この個人情報を閲覧して、自己の投資
履歴、すなわち、契約日、申込口数、投資物件の運用状
況等を確認することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1によると、投資者は、不動産を
担保として予め定められた利率で投資することが可能と
なり、一方運用機関は、例えばこれらの投資者からの投
資に基づいて新たに対象となる不動産を購入し、投資を
行うことが可能となる。請求項2によると、収益還元法
とは、年平均賃貸利履歴/4%で計算される金額であ
り、不動産の公示価格や基本価格が変動しても対称不動
産から得られる収益が一定であれば評価額の変動がない
という利点を有している。
【0047】請求項3によると、投資者は、不動産を担
保として予め定められた利率で投資することが可能とな
り、一方運用機関は、例えばこれらの投資者からの投資
に基づいて新たに対象となる不動産を購入し、投資を行
うことが可能となる。さらに、運用機関は、第三者が所
有する不動産を代行して運用することが可能になる。請
求項4によると、投資申込みより減少または応募締め切
りとなった投資口数等がリアルタイムに表示することが
可能となる。請求項5によると、投資金額は一定限度で
担保されることになり、投資者のリスクを最小限に押さ
えることができる。請求項6によると、運用機関は、投
資者の投資適格の審査を繰返し行う手間が省け、また投
資者は、会員登録することによって自己の投資した不動
産の運用状況を閲覧することが可能となる。請求項7に
よると、運用機関と投資者との間で公正な手続き(金銭
消費賃貸契約手続き)を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の不動産投資システムを示す概略図で
ある。
【図2】この不動産投資システムで表示される表示情報
の一例を示す図面である。
【図3】この不動産投資システムで表示される表示情報
の別の例を示す図面である。
【図4】この不動産投資システムで表示される表示情報
のさらに別の例を示す図面である。
【図5】この発明による不動産投資方法のフローを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
S サーバ T 端末 DB1〜3 データベース 1 不動産情報表示部 2 投資情報表示部 3 個人情報表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の不動産に関する情報を表示する不
    動産情報表示部と、前記不動産を担保として投資者が投
    資を行う際の投資情報を表示する投資情報表示部と、登
    録した会員の個人情報を表示する会員個人情報表示部と
    を含む運用機関のサーバと、前記運用機関のサーバとイ
    ンターネットを介して接続可能な投資者の端末とからな
    り、前記投資者は、前記運用機関のサーバの不動産情報
    表示部、投資情報表示部に基づいて、不動産投資を行う
    不動産投資システムであって、前記投資情報表示部に
    は、少なくとも募集口数および一口当りの配当年率が投
    資情報として含まれていることを特徴とする、不動産投
    資システム。
  2. 【請求項2】 不動産情報表示部には、収益還元法によ
    り評価された不動産の評価額が運用見込み情報として含
    むことを特徴とする請求項1に記載の不動産投資システ
    ム。
  3. 【請求項3】 運用機関のサーバからインターネットを
    介して表示された所定の不動産に関する情報に基づい
    て、投資者が前記投資者の端末を介して投資する不動産
    投資方法であって、 前記投資者は端末を介して運用機関のサーバにアクセス
    する段階、 前記投資者は前記サーバに掲載された投資情報であっ
    て、募集口数および一口当りの配当年率を含む不動産投
    資情報を閲覧する段階、 前記投資者が、前記運用機関のサーバに掲載された不動
    産に関する情報を閲覧する段階、 前記投資者が、閲覧した投資情報および不動産に関する
    情報に基づいて前記運用機関のサーバに前記投資者に関
    する情報、申込口数を送信する段階を含むことを特徴と
    する不動産投資方法。
  4. 【請求項4】 運用機関のサーバは投資者から申込みが
    あった際に、不動産投資情報をリアルタイムで更新する
    ことを特徴とする請求項3に記載の不動産投資方法。
  5. 【請求項5】 投資者と運用機関とは、金銭消費貸借契
    約書を締結し、持分に対して抵当権を設定する段階を含
    むことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の不
    動産投資方法。
  6. 【請求項6】 運用機関が、予め登録された投資者に対
    してIDとパスワードを付与する段階を含むことを特徴
    とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の不動産投資
    方法。
  7. 【請求項7】 前記投資者から所定の口数の投資申込み
    があり、前記運用機関が、投資者からの入金を確認した
    後に、金銭消費貸借契約書および持分に応じた抵当権を
    設定した不動産の登記簿謄本を前記投資者に送付する段
    階を含むことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項
    に記載の不動産投資方法。
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