JP7428773B1 - 情報処理方法、プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不動産担保付き貸出債権への投資を好適に支援することができる情報処理方法等を提供する。【解決手段】情報処理方法は、不動産担保付きの貸出債権、又は貸出参加契約に基づく該貸出債権への参加権を一覧で示す第1画面を表示部に表示し、前記第1画面から取得申込の対象とする前記貸出債権又は参加権の選択を受け付け、選択された前記貸出債権又は参加権の詳細を示す第2画面を表示し、前記第2画面において前記貸出債権又は参加権の取得申込を受け付ける処理をコンピュータが実行する。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理方法、プログラム及び情報処理装置に関する。
不動産担保付き貸出債権への投資を支援する方法が提案されている。例えば特許文献1では、改修を施した不動産を販売し、販売額から改修費用を差し引いた額から債権者が債権を回収する不動産売却支援方法が開示されている。
特開2002-297735号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明は、多数の貸出債権に係る情報を投資家に提供し、投資を受け付けるに至っていない。
一つの側面では、不動産担保付き貸出債権への投資を好適に支援することができる情報処理方法等を提供することを目的とする。
一つの側面では、情報処理方法は、不動産担保付きの貸出債権、又は貸出参加契約に基づく該貸出債権への参加権を一覧で示す第1画面を表示部に表示し、前記第1画面から取得申込の対象とする前記貸出債権又は参加権の選択を受け付け、選択された前記貸出債権又は参加権の概要を表示する概要欄と、該貸出債権又は参加権に係る投資の募集情報を表示する募集情報表示欄と、該貸出債権又は参加権の取得申込を受け付けるための申込入力欄と、分配金額及び源泉所得税のシミュレーション計算を行うためのシミュレーション欄とを含む第2画面を表示し、前記シミュレーション欄において投資額の入力を受け付け、投資額の入力を受け付けた場合、分配金額及び源泉所得税のシミュレーション計算を行って計算結果を前記シミュレーション欄に表示し、前記申込入力欄において前記貸出債権又は参加権の取得申込を受け付ける処理をコンピュータが実行する情報処理方法であって、前記概要欄は、表示する情報を切り換えるためのタグを含み、前記タグへの操作入力に応じて、前記貸出債権又は参加権に係る投資募集概要、物件概要、投資スキーム及びリスク情報を切り換えて前記概要欄に表示する処理をコンピュータが実行する。
一つの側面では、不動産担保付き貸出債権への投資を好適に支援することができる。
投資システムの構成例を示す説明図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 ユーザDB、プロジェクトDB、物件DB、投資履歴DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 端末の構成例を示すブロック図である。 マイページ画面を示す説明図である。 ファンド一覧画面を示す説明図である。 ファンド画面を示す説明図である。 概要欄の表示例を示す説明図である。 概要欄の表示例を示す説明図である。 概要欄の表示例を示す説明図である。 概要欄の表示例を示す説明図である。 投資履歴一覧画面を示す説明図である。 投資分配状況一覧画面を示す説明図である。 為替確認画面を示す説明図である。 入出金一覧画面を示す説明図である。 帳票ダウンロード画面を示す説明図である。 端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、投資システムの構成例を示す説明図である。本実施の形態では、米国不動産担保付きの購入・改築・改修費用の貸出債権(Real Estate Transitional Loan。以下では「RTL」と称する)への、ローン・パーティシペーション契約(以下では貸出参加契約と称する)に基づく参加権を利用した投資を受け付ける投資システムについて説明する。
貸出参加契約とは、債権流動化の一手法であり、金融機関等の原債権者から貸出債権に係る権利義務関係を移転させずに、原貸出債権に係る経済的利益とリスクを原債権者から参加者に移転させる契約を言う。金融機関等の原債権者は、参加者に債権の利益とリスクを移転させることで、参加者から参加割合に相当する金額を対価として受け取ることができる。
なお、本実施の形態では貸出参加契約に基づく参加権が取扱商品であるものとして説明するが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、RTL自体を商品として取り扱ってもよい。すなわち、RTL、又はRTLへの貸出参加契約に基づく参加権の取得申込を受け付けることができればよい。
以下の説明では、本システムで取り扱う商品(参加権)を「ファンド」と呼ぶ。
投資システムは、サーバ1、及び端末2、2、2…を含む。各装置は、インターネット等のネットワークNに通信接続されている。
サーバ1は、種々の情報処理、情報の送受信が可能なサーバコンピュータである。なお、サーバ1に相当するコンピュータはパーソナルコンピュータ等であってもよい。後述するように、サーバ1は、ファンドの一覧をユーザに提示し(図6参照)、その中から選択されたファンドの情報をユーザに提示し(図7参照)、ユーザから投資を受け付ける。
端末2は、ユーザが使用する端末装置であり、例えばスマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等である。端末2は、サーバ1と通信を行って種々の画面を表示する(図5~図16参照)。
図2は、サーバ1の構成例を示すブロック図である。サーバ1は、制御部11、主記憶部12、通信部13、及び補助記憶部14を備える。
制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置を有し、補助記憶部14に記憶されたプログラムP1を読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部13は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。
補助記憶部14は、大容量メモリ、ハードディスク等の不揮発性記憶領域であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP1(プログラム製品)、その他のデータを記憶している。また、補助記憶部14は、ユーザDB141、プロジェクトDB142、物件DB143、投資履歴DB144を記憶している。ユーザDB141は、本システムのユーザ(投資者)の情報を格納するデータベースである。プロジェクトDB142は、各ファンド(プロジェクト)の情報を格納するデータベースである。物件DB143は、各不動産物件の情報を格納するデータベースである。投資履歴DB144は、ユーザによる投資履歴を記憶するデータベースである。
なお、補助記憶部14はサーバ1に接続された外部記憶装置であってもよい。また、サーバ1は複数のコンピュータからなるマルチコンピュータであっても良く、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。
また、本実施の形態においてサーバ1は上記の構成に限られず、例えば操作入力を受け付ける入力部、画像を表示する表示部等を含んでもよい。また、サーバ1は、CD(Compact Disk)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の可搬型記憶媒体1aを読み取る読取部を備え、可搬型記憶媒体1aからプログラムP1を読み取って実行するようにしても良い。あるいはサーバ1は、半導体メモリ1bからプログラムP1を読み込んでも良い。
図3は、ユーザDB141、プロジェクトDB142、物件DB143、投資履歴DB144のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
ユーザDB141は、ユーザID列、氏名列、入出金履歴列を含む。ユーザID列は、各ユーザを識別するためのユーザIDを記憶している。氏名列、及び入出金履歴列はそれぞれ、ユーザIDと対応付けて、ユーザの氏名、及び入出金履歴を記憶している。
プロジェクトDB142は、プロジェクトID列、対象物件列、募集情報列を含む。プロジェクトID列は、各投資プロジェクト(ファンド)を識別するためのプロジェクトIDを記憶している。対象物件列、及び募集情報列はそれぞれ、プロジェクトIDと対応付けて、プロジェクトにて対象とする不動産物件の物件ID、及び募集の詳細を記憶している。
物件DB143は、物件ID列、物件情報列を含む。物件ID列は、各不動産物件を識別するための物件IDを記憶している。物件情報列は、物件IDと対応付けて、物件の詳細を記憶している。
投資履歴DB144は、契約日時列、プロジェクト列、契約者列、申込口数列、投資金額列を含む。契約日時列は、ユーザが参加権取得(投資)の契約をした日時を記憶している。プロジェクト列、契約者列、申込口数列、及び投資金額列はそれぞれ、契約日時と対応付けて、契約をしたプロジェクトのプロジェクトID、契約者であるユーザのユーザID、申込口数、及び投資金額を記憶している。
図4は、端末2の構成例を示すブロック図である。制御部21、主記憶部22、通信部23、表示部24、入力部25、及び補助記憶部26を備える。
制御部21は、一又は複数のCPU等のプロセッサを有し、補助記憶部26に記憶されたプログラムP2を読み出して実行することにより、種々の情報処理を行う。主記憶部22は、RAM等の一時記憶領域であり、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部23は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。表示部24は、液晶ディスプレイ等の表示画面であり、画像を表示する。入力部25は、タッチパネル等の操作インターフェイスであり、ユーザから操作入力を受け付ける。補助記憶部26は、ハードディスク等の不揮発性記憶領域であり、制御部21が処理を実行するために必要なプログラムP2(プログラム製品)、その他のデータを記憶している。
なお、端末2は、CD-ROM等の可搬型記憶媒体2aを読み取る読取部を備え、可搬型記憶媒体2aからプログラムP2を読み取って実行するようにしても良い。
図5は、マイページ画面を示す説明図である。以下では、端末2が表示する画面例に沿って本実施の形態の概要を説明する。
マイページ画面は、本システムにログイン後、端末2が最初に表示する画面である。マイページ画面は、資産情報(資産総額、運用残高等)、ユーザへのメッセージ等を表示するほか、ファンド一覧ボタン51、投資履歴一覧ボタン52、メニューバー53を含む。ファンド一覧ボタン51、投資履歴一覧ボタン52、及びメニューバー53はそれぞれ、後述の画面に遷移するための操作オブジェクトである。
図6は、ファンド一覧画面を示す説明図である。マイページ画面のファンド一覧ボタン51、又はメニューバー53の「ファンド一覧」への操作入力に応じて、端末2は図6のファンド一覧画面(第1画面)を表示する。ファンド一覧画面は、複数のファンド(参加権)を一覧で示す画面である。図6に示すように、端末2は、ファンド毎に、予定分配率(年利)、運用期間、募集方式、現在の申込金額(募集金額)、募集開始日、残りの募集時間、及び募集状況を表示する。後述するように、これらの情報はファンド画面(図7)の募集情報表示欄72にて表示する募集情報の一部を抜粋した情報である。
端末2はファンド一覧画面において、取得対象とするファンドを選択する選択入力を受け付ける。
図7は、ファンド画面を示す説明図である。ファンドの選択入力を受け付けた場合、端末2は、図7に示すファンド画面(第2画面)を表示する。ファンド画面は、ファンドの詳細を示す画面である。図7に示すように、端末2は、ファンド画面において予定分配率、運用期間を表示すると共に、各種詳細情報を表示する。
ファンド画面は、概要欄71、募集情報表示欄72、申込入力欄73、シミュレーション欄74を含む。概要欄71は、ファンドの概要を示す表示欄である。端末2は、「プロジェクト概要」、「物件概要」等のタグへの操作入力に応じて、以下の情報を表示する。
図8~図11は、概要欄71の表示例を示す説明図である。「プロジェクト概要」への操作入力を受け付けた場合、端末2は、図8に示すように、投資募集の概要を概要欄71に表示する。具体的には、端末2は、プロジェクト(ファンド)の募集額、プロジェクト成立下限額、1口当たりの金額、最低購入口数、募集期間等を表示する。
「物件概要」への操作入力を受け付けた場合、端末2は、図9に示すように、物件の概要を概要欄71に表示する。具体的には、端末2は、住所、敷地面積、延床面積、現状鑑定評価額、改築改修後の鑑定評価額、改築改修工事の想定終了時期等の物件概要と、融資総額、融資金利等のRTLの概要とを表示する。
また、「投資スキーム」への操作入力を受け付けた場合、端末2は、図10に示すように、投資スキームを表す図を概要欄71に表示する。また、「リスク」への操作入力を受け付けた場合、端末2は、図11に示すように、投資のリスク情報(投資リスクを説明する説明文)を概要欄71に表示する。
図7に戻って説明を続ける。募集情報表示欄72は、投資の募集情報を表示する表示欄である。端末2は、募集情報表示欄72において、現在の申込金額、募集金額、募集方式、最低投資額、及び募集期間を表示する。図6及び図7を比較すればわかるように、端末2は、ファンド画面ではファンド一覧画面よりも詳細な募集情報を表示し、ファンド一覧画面ではそれを簡略化(抜粋)した情報を表示する。
申込入力欄73は、ファンド(参加権)の取得申込を受け付けるための入力欄である。端末2は申込入力欄73において、申込口数、及び投資金額の入力を受け付け、「投資する」のボタンへの操作入力を受け付けた場合、取得申込を受け付ける。
シミュレーション欄74は、投資に係るシミュレーション計算を行うための表示欄である。端末2は、投資額(投資金額)の入力を受け付けた場合、分配金額及び源泉所得税の計算を行い、シミュレーション欄74に表示する。なお、分配金額は投資額に分配率(年利)を乗算することで計算され、源泉所得税は分配金額に税率を乗算することで計算される。
上述の如く、端末2は、ファンド一覧画面において複数のファンドをユーザに提示し、その中から選択されたファンドに対応するファンド画面を表示して、ユーザから取得申込を受け付ける。更に本実施の形態では、以下で説明する画面を表示し、ユーザを支援する。
図12は、投資履歴一覧画面を示す説明図である。例えばマイページ画面において投資履歴一覧ボタン52への操作入力を受け付けた場合、又はメニューバー53において「投資履歴一覧」への操作入力を受け付けた場合、端末2は、図12に示す投資履歴一覧画面を表示する。投資履歴一覧画面は、ユーザによる投資履歴を一覧で示す画面である。具体的には、端末2は、ファンドの購入日及び約定日と対応付けて、ファンド名、現在のステータス(運用中であるか否か)、投資金額等を表示する。
また、端末2は当該画面において、「各種書類」として、「重要事項説明書」、「契約成立前交付書面」といったハイパーリンク付きのテキストを提示する。各書類は、契約成立の前後にユーザへ提示する書類であり、契約に係る情報を提示する書類である。「重要事項説明書」等のテキストへの操作入力を受け付けた場合、端末2は、該当する書類を表示する。
図13は、投資分配状況一覧画面を示す説明図である。投資分配状況一覧画面は、投資の分配状況を一覧で示す画面である。具体的には、端末2は投資分配状況一覧画面において、ファンド毎に、ファンドのステータス(運用中であるか否か)、ファンド名、投資金額、分配金額等を表示する。
図14は、為替確認画面を示す説明図である。為替確認画面は、現在の為替情報を示す画面である。具体的には、端末2は為替確認画面において、現在の預り金の残高の為替金額、及び現在の為替レートを表示する。
図15は、入出金一覧画面を示す説明図である。入出金一覧画面は、ユーザによる入出金履歴を示す画面である。具体的には、端末2は入出金一覧画面において、日付と対応付けて、入金又は出金の別、摘要、入出金対象であるファンド名、入金額、出金額を表示する。
図16は、帳票ダウンロード画面を示す説明図である。帳票ダウンロード画面は、投資に関連する帳票(取引残高報告書、支払調書)をダウンロードするための画面である。具体的には、端末2は、ボタン161にてダウンロード対象とする帳票の選択を受け付け、ダウンロードボタン162への操作入力に応じて、帳票をダウンロードする。
以上より、本実施の形態によれば、多数のファンド(RTLへの貸出参加契約に基づく参加権)をユーザに提示して取得申込を受け付けると共に、投資したファンドに関連する種々の情報をユーザに提供することができる。
図17及び図18は、端末2が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図17、図18に基づき、端末2が実行する処理内容について説明する。なお、以下の処理はユーザからログアウト操作を受け付けたタイミングで終了する。
端末2の制御部21は、ユーザからログイン操作を受け付けた場合、マイページ画面を表示する(ステップS11)。制御部21は、マイページ画面においてファンド一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。ファンド一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けていないと判定した場合(S12:NO)、制御部21は処理をステップS19に移行する。
ファンド一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けたと判定した場合(S12:YES)、制御部21は、ファンド一覧画面(第1画面)を表示する(ステップS13)。ファンド一覧画面は、RTLへの貸出参加契約に基づく参加権を一覧で示す画面である。制御部21は、ファンド一覧画面においていずれかのファンド(参加権)を選択する選択入力を受け付ける(ステップS14)。
制御部21は、選択されたファンドの詳細を示すファンド画面(第2画面)を表示する(ステップS15)。ファンド画面は、ファンドの概要を示す概要欄71、募集の概要を示す募集情報表示欄72、取得申込を受け付けるための申込入力欄73、シミュレーション計算を行うためのシミュレーション欄74を含む。制御部21は、ユーザからの操作入力に従い、概要欄71においてプロジェクトの概要、物件の概要、投資スキーム、及びリスク情報を切り換えて表示する(ステップS16)。また、制御部21は、シミュレーション欄74において投資金額の入力を受け付けた場合、分配金額及び源泉税のシミュレーション計算を行って表示する(ステップS17)。更に制御部21は、申込入力欄73において申込口数及び投資金額の入力を受け付ける(ステップS18)。
制御部21は、投資履歴一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS19)。投資履歴一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けていないと判定した場合(S19:NO)、制御部21は処理をステップS22に移行する。
投資履歴一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けたと判定した場合(S19:YES)、制御部21は、投資履歴一覧画面を表示する(ステップS20)。投資履歴一覧画面は、ユーザによる投資履歴を一覧で示す画面である。制御部21は、ユーザからの操作入力に応じて、各種書面を表示する(ステップS21)。
図18に移って、制御部21は、投資分配状況一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS22)。投資分配状況一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けていないと判定した場合(S22:NO)、制御部21は処理をステップS24に移行する。
投資分配状況一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けたと判定した場合(S22:YES)、制御部21は、投資分配状況一覧画面を表示する(ステップS23)。投資分配状況一覧画面は、ファンド毎に投資金額、分配金額等を表示する画面である。
制御部21は、為替取引確認画面を呼び出す操作入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS24)。為替取引確認画面を呼び出す操作入力を受け付けていないと判定した場合(S24:NO)、制御部21は処理をステップS26に移行する。
為替取引確認画面を呼び出す操作入力を受け付けたと判定した場合(S24:YES)、制御部21は、為替取引確認画面を表示する(ステップS25)。為替取引確認画面は、現在の為替情報を表示する画面である。
制御部21は、入出金一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS26)。入出金一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けていないと判定した場合(S26:NO)、制御部21は処理をステップS28に移行する。
入出金一覧画面を呼び出す操作入力を受け付けたと判定した場合(S26:YES)、制御部21は、入出金一覧画面を表示する(ステップS27)。入出金一覧画面は、ユーザによる入出金履歴を示す画面である。
制御部21は、帳票ダウンロード画面を呼び出す操作入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS28)。帳票ダウンロード画面を呼び出す操作入力を受け付けていないと判定した場合(S28:NO)、制御部21は処理をステップS12に戻す。
帳票ダウンロード画面を呼び出す操作入力を受け付けたと判定した場合(S28:YES)、制御部21は、帳票ダウンロード画面を表示する(ステップS29)。帳票ダウンロード画面は、投資に関連する帳票(取引残高報告書、支払調書)をダウンロードするための画面である。制御部21は、ユーザからの操作入力に応じて帳票をダウンロードする。制御部21は処理をステップS12に戻す。
以上より、本実施の形態によれば、不動産担保付き貸出債権への投資を好適に支援することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サーバ
11 制御部
12 主記憶部
13 通信部
14 補助記憶部
P1 プログラム
141 ユーザDB
142 プロジェクトDB
143 物件DB
144 投資履歴DB
2 端末
21 制御部
22 主記憶部
23 通信部
24 表示部
25 入力部
26 補助記憶部
P2 プログラム

Claims (7)

  1. 不動産担保付きの貸出債権、又は貸出参加契約に基づく該貸出債権への参加権を一覧で示す第1画面を表示部に表示し、
    前記第1画面から取得申込の対象とする前記貸出債権又は参加権の選択を受け付け、
    選択された前記貸出債権又は参加権の概要を表示する概要欄と、該貸出債権又は参加権に係る投資の募集情報を表示する募集情報表示欄と、該貸出債権又は参加権の取得申込を受け付けるための申込入力欄と、分配金額及び源泉所得税のシミュレーション計算を行うためのシミュレーション欄とを含む第2画面を表示し、
    前記シミュレーション欄において投資額の入力を受け付け、
    投資額の入力を受け付けた場合、分配金額及び源泉所得税のシミュレーション計算を行って計算結果を前記シミュレーション欄に表示し、
    前記申込入力欄において前記貸出債権又は参加権の取得申込を受け付ける
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法であって、
    前記概要欄は、表示する情報を切り換えるためのタグを含み、
    前記タグへの操作入力に応じて、前記貸出債権又は参加権に係る投資募集概要、物件概要、投資スキーム及びリスク情報を切り換えて前記概要欄に表示する
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  2. 記第1画面において、前記募集情報の一部を抜粋した情報を表示する
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記貸出債権又は参加権の取得による投資履歴の一覧を示す投資履歴一覧画面を表示する
    請求項1に記載の情報処理方法。
  4. 取得した前記貸出債権又は参加権毎に、投資分配状況の一覧を示す投資分配状況一覧画面を表示する
    請求項1に記載の情報処理方法。
  5. 前記貸出債権又は参加権に対する投資に関連する帳票をダウンロードするための帳票ダウンロード画面を表示し、
    前記帳票ダウンロード画面への操作入力に応じて、前記帳票をダウンロードする
    請求項1に記載の情報処理方法。
  6. 不動産担保付きの貸出債権、又は貸出参加契約に基づく該貸出債権への参加権を一覧で示す第1画面を表示部に表示し、
    前記第1画面から取得申込の対象とする前記貸出債権又は参加権の選択を受け付け、
    選択された前記貸出債権又は参加権の概要を表示する概要欄と、該貸出債権又は参加権に係る投資の募集情報を表示する募集情報表示欄と、該貸出債権又は参加権の取得申込を受け付けるための申込入力欄と、分配金額及び源泉所得税のシミュレーション計算を行うためのシミュレーション欄とを含む第2画面を表示し、
    前記シミュレーション欄において投資額の入力を受け付け、
    投資額の入力を受け付けた場合、分配金額及び源泉所得税のシミュレーション計算を行って計算結果を前記シミュレーション欄に表示し、
    前記申込入力欄において前記貸出債権又は参加権の取得申込を受け付ける
    処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記概要欄は、表示する情報を切り換えるためのタグを含み、
    前記タグへの操作入力に応じて、前記貸出債権又は参加権に係る投資募集概要、物件概要、投資スキーム及びリスク情報を切り換えて前記概要欄に表示する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 制御部を備える情報処理装置であって、
    前記制御部が、
    不動産担保付きの貸出債権、又は貸出参加契約に基づく該貸出債権への参加権を一覧で示す第1画面を表示部に表示し、
    前記第1画面から取得申込の対象とする前記貸出債権又は参加権の選択を受け付け、
    選択された前記貸出債権又は参加権の概要を表示する概要欄と、該貸出債権又は参加権に係る投資の募集情報を表示する募集情報表示欄と、該貸出債権又は参加権の取得申込を受け付けるための申込入力欄と、分配金額及び源泉所得税のシミュレーション計算を行うためのシミュレーション欄とを含む第2画面を表示し、
    前記シミュレーション欄において投資額の入力を受け付け、
    投資額の入力を受け付けた場合、分配金額及び源泉所得税のシミュレーション計算を行って計算結果を前記シミュレーション欄に表示し、
    前記申込入力欄において前記貸出債権又は参加権の取得申込を受け付ける
    情報処理装置であって、
    前記概要欄は、表示する情報を切り換えるためのタグを含み、
    前記タグへの操作入力に応じて、前記貸出債権又は参加権に係る投資募集概要、物件概要、投資スキーム及びリスク情報を切り換えて前記概要欄に表示する
    情報処理装置。
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